JPH0766554B2 - 記録情報読取装置 - Google Patents

記録情報読取装置

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JPH0766554B2
JPH0766554B2 JP2109125A JP10912590A JPH0766554B2 JP H0766554 B2 JPH0766554 B2 JP H0766554B2 JP 2109125 A JP2109125 A JP 2109125A JP 10912590 A JP10912590 A JP 10912590A JP H0766554 B2 JPH0766554 B2 JP H0766554B2
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light emitting
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JP2109125A
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斉 金丸
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は光学式記録情報読取装置に関し、特に記録情報
読取用光ビームの光軸と記録媒体の記録面との直交関係
を維持するサーボ系を有する光学式記録情報読取装置に
関する。
背景技術 記録情報読取用光ビームの光軸と記録媒体である記録デ
ィスクとの間のなす角が直角からずれると、隣接記録ト
ラックからの情報が漏洩していわゆるクロストーク現象
が生じる。このように両者のなす角が直交関係からずれ
る原因としては種々あるが、例えば記録ディスクが経時
変化により傘型となること、再生装置のデッキ部の形状
変化にディスク回転軸が傾斜すること等に起因するもの
であり、製品出荷後の問題であるところからクロストー
クの発生は不可避となる。
そこで、当該クロストークを電気的に検出して光ビーム
光軸と記録ディスクとの直交関係を常に正確に維持して
クロストークを軽減するサーボ系が設けられる。かかる
技術が特開昭57−186237号公報に詳細に開示されてい
る。本例は、CLV(定線速度)方式により記録された記
録ディスクの再生装置に適用されるものであって、CAV
(定角速度)方式の記録ディスクにおいては同期信号記
録区間が全記録トラックに亘って同一半径線上に整列し
て配列されるのに対し、CLV方式のものては同一半径線
上に整列されないという事実を利用してクロストークを
検出している。すなわち、CLV方式における隣接トラッ
クの同期信号情報の漏洩成分を検出してクロストーク量
を検知し、この量がなくなるように読取用光ビームの光
軸を傾斜させるように構成されている。
かかる方式では、クロストークの検出のための電気回路
が複雑で高価となること、またCLV方式のものに限定さ
れCAV方式については適用できないこと等の欠点があ
る。
発明の概要 本発明は上記従来のものの欠点をなくすべくなされたも
のであって、記録媒体の記録方式に無関係に、また記録
面とピックアップとの離間距離や記録媒体の記録トラッ
ク接線方向の傾きに何等影響されず正確にピックアップ
光ビームと記録面との相対角度を検出し得る機能を有す
る記録情報読取装置を提供することを目的とする。
本発明による記録情報読取装置における相対角度検出手
段は、記録情報検出用光ビームとは異なる拡散光が記録
面へ向けて照射された発光手段と、この拡散光の光軸に
垂直な平面上において、記録トラックに直交する方向の
所定線上で発光手段を基準にして互いに対称な位置に配
置されて拡散光の記録面による拡散光を受光する一対の
受光手段とを有する構成である。
実 施 例 以下に図面を用いて本発明の実施例において説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図であり記録ディスク
11は変形によって水平線に対し傾いているものとして示
されている。この記録ディスクの記録情報を光学的に読
取るための光学ヘッドユニット12が設けられており、こ
れは支持部材13によって回動軸14をして回動自在に軸支
されている。この支持部材はスライダ15に固定されてお
り、このスライダ15はヘッドユニット12をディスク11の
半径方向へ移動させるためのものである。例えば、スラ
イダ15の一部に形成されているラック部16にピニオンギ
ヤ17が係合するようになっており、スライダモータ18に
よるピニオンギヤ17の駆動によってスライダ15がディス
ク半径方向に移動制御されるのである。
図示せぬトラッキングエラー信号発生器からのエラー信
号に含まれる直流成分を検出してスライダの通常送り信
号を発生する通常送り信号発生部20が設けられていると
共に、記録情報のアドレス検索やいわゆるスキャン動作
時等におけるスライダの高速送り信号を発生する高速送
り信号発生部21が設けられている。これら両信号発生部
の出力が加算器22を介してドライバ19へ供給されスライ
ダモータ18の回転駆動を行うようになっている。
ディスク11の傾きを検出すべく発光素子23と受光素子24
a,24bがヘッドユニット12上に取付けられており、受光
素子24a,24bの受光出力a,bが差動アンプ25に入力されて
差出力cがドライバ26を介してチルトモータ27を駆動す
る。このチルトモータ27の回転軸に結合された雄ねじ部
28と光学ヘッドユニット12の一部に設けられている雌ね
じ部とが互いに螺合しており、モータ27の回動に伴って
光学ヘッドユニット12が任意の傾斜角をもって傾斜する
ようになっている。この時の傾斜中心をなす回動軸が支
持部材13の軸14となるのである。尚、雄ねじ部28の周囲
に巻設されているスプリングSはバックラッシュを防止
するためのものである。
第2図は光学ヘッドユニット12の斜視図であり、29は対
物レンズである。ユニット12の内部にあるレーザ光源よ
り発せられた記録情報読取用光ビームはこの対物レンズ
によって記録ディスク11の記録面上に収束せしめられ
る。この対物レンズ29の中心は、光ビームの光軸31と回
動軸14とが交差する点に配置されている。光ビームが常
に記録面上にて収束するように対物レンズ29を光軸31に
平行な方向へ移動制御するために、いわゆるフォーカス
アクチュエータ30が設けられており、これは磁気回路や
コイル等よりなる。
対物レンズ29の中心と発光素子23の中心とを通る直線
は、再生中の記録トラックの接線方向に略平行となって
おり、好ましくは、記録情報読取時に光ビームの収束点
すなわち情報検出点よりも先行する記録面を照射する位
置に当該発光素子23が取付けられており、この発光素子
の発射光及びその反射光はいずれも対物レンズ29を経な
いようになっている。
また、記録情報読取用光ビームの光軸31と発光素子23か
らの発射光軸とは互いに平行であり、同一として取扱っ
ても問題はない。
第3図はディスク傾斜を検出する発光素子23及び受光素
子24a,24bの構造の詳細を示す図である。発光素子24は
拡散光を発する。そこで、この発光素子24から受光素子
24a,24bへ直接光が入射しないようにするために、図
(a)では、基台32上に発光素子23を載置する構成とし
て光源位置より高くすることによって、受光素子24a,24
bへの直接入射をなくすようにしている。また、図
(b)では、各素子を同一平面上に取付け発光素子23の
周囲に円筒状光遮蔽部材33を設けるようにし、受光素子
への直接入射を防止している。これら図(a),(b)
のいずれの構成を用いても良い。
第4図は同じく発光素子23及び受光素子24a,24bの位置
関係を示す平面図である。第2図に示した如く、ピック
アップ用光ビームの光軸31に垂直な平面(ユニット12の
上面)において、図示せぬ記録トラックと直交する方向
(記録ディスクの半径方向)に平行な直線32上で発光素
子23を基準に互いに対称な位置関係を有する様に、両受
光素子24a,24bは配置されている。
以上の構成による本発明の作用を第5図乃至第7図を用
いて説明する。第5図(a)〜(c)は発光素子23より
発射された光束の反射状態をディスクの傾斜に応じて示
した図であり、第6図(a)〜(c)はこの反射状態を
夫々ディスク側から見た図である。また、第7図は各受
光素子24a,24bの出力a,b及び差動アンプ25の出力cを夫
々ディスクの傾斜に応じて示した図であり、第7図
(a),(b)が受光素子24a,24bの各出力をまた同図
(c)が差動アンプ25の出力を示すものである。第5図
及び第6図おける各(a),(b)及び(c)の状態に
夫々対応するものが第7図の点A,B及びCであり、点B
はディスクが水平であってディスクと光軸31とが垂直の
場合である。
かかる垂直関係にある時、発光素子23からの発射光は発
散しつつディスク11の記録面にて反射されて受光素子24
a,24bに均等に照射される。よって、両素子の出力レベ
ルは相等しく差動アンプ25の出力レベルは零となる。
一方、第5図(a),(c)の如くディスク11が傘型に
変形すると、ディスクと光軸31との直交関係がずれる。
例えば、第5図(a)の場合には、受光素子24aのみに
反射光が入射されており、その出力レベルは第7図A点
に示すように最大となり、受光素子24bの出力レベルは
略零となる。よって、差動アンプ25の出力レベルは正極
性で最大となる。他方、第5図(c)の如くなった場合
には、受光素子24bのみに反射光が入射されるから第7
図C点に示すように差動アンプ25の出力は負極性の最大
レベルとなる。
従って、光軸31に対するディスクの記録面の角度が第5
図(a)から第5図(c)まで変化した場合、第7図c
に示すように、差動アンプ25の出力cには、ディスクと
光軸31との直交関係からのずれ量及びその方向に応じて
レベル及び極性が変化する信号が導出される。この差動
出力cが零となる様に閉ループのリルトサーボを行え
ば、常にディスク11に対して光ビームの光軸31を直角と
することができクロストークの除去が可能となるもので
ある。尚、発光素子23の発射光がガウス分布等の強度分
布を有すれば、差動アンプの出力特性の傾きが大となっ
て検出感度が大となるから、受光素子24a,24bの大きさ
や配置の選定が容易となる。
この差動アンプ25の差動出力により、チルトモータ27が
駆動されて光学ヘッドユニット12が回動軸14を中心に回
動されるから、チルトサーボがなされるのである。
更に第8図を参照しつつ本発明の利点を述べるに、これ
ら発光及び受光素子の取付面(ピックアップ光ビームの
光軸に対し垂直な平面であり、基準面と称す)に対して
ディスク面は、その半径方向の傾きと円周方向の傾きが
あり、またディスク面と基準面との距離も常に変動して
一定ではない。そこで、当該半径方向の角度変化のみに
応答し、ディスクとの距離や円周方向の角度変化には応
答しなことが必要となる。第8図(a)は、ディスクが
基準面に対して円周方向に傾いた場合におけるディスク
反射光(点線)と受光素子24a,24bとの関係を示してお
り、一点鎖線はディスク面と基準面とが平行の場合のデ
ィスク反射光である。この場合、反射光は一点鎖線から
点線の如く変化するが、受光素子24a,24bの受光量の変
化は共に等しいので、両受光出力の差動アンプ25の出力
は変化しない。
第8図(b)は、ディスク面と基準面とが平行のまま距
離が変化した場合のものであり、点線で示す反射光は一
点鎖線で示すように変化するが、この場合も両受光素子
24a,24bの受光両の変化は共に等しいので、差動アンプ2
5の出力は変化しないことになる。
すなわち、一対の受光素子24a,24bに受光量の差が生ず
るのは、ディスク面がディスク半径方向に傾いた場合の
みであり、よってクロストークの検出が常に正確になさ
れ得ることになる。
発明の効果 本発明によれば、クロストークに影響する方向のみの角
度変動を検出可能であり、他方向の角度変化や距離の変
化等に対しては何等影響されないので、正確なクロスト
ークの検出及び除去が可能となる。また、記録情報検出
用光ビームとは異なる拡散光を用いて光ビームの光軸と
記録面との相対角度を検出する構成を採っているので、
光ビームの光軸に対する垂直方向から記録面が僅かにず
れた場合においてもそのずれを正確に安定に検出するこ
とができる。また、CAV方式及びCLV方式や他の記録方式
のディスクすべてに対し適用可能であり、更にはピック
アップユニットに取付けることができるので小型化が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の概略図、第2図は第1図のピ
ックアップユニット部の斜視図、第3図はチルト検出器
の態様を示す側面図、第4図は同じくその平面図、第5
図〜第8図は第1図の装置のチルト検出部の検出動作を
説明する図である。主要部分の符号の説明 11……ディスク 23……発光素子 24a,24b……受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録情報検出用光ビームの光軸と記録媒体
    の記録面とのなす相対角度を検出する角度検出手段を有
    する記録情報読取装置であって、前記角度検出手段は、
    前記記録情報検出用光ビームとは異なる拡散光を前記記
    録面へ向けて照射する発光手段と、前記拡散光の光軸に
    垂直な平面上において前記記録媒体の記録トラックに直
    交する方向の所定線上で前記発光手段を基準にして互い
    に対称な位置に配置されて前記拡散光の前記記録面によ
    る反射光を受光する一対の受光手段とを有し、前記一対
    の受光手段の出力差に応じて前記相対角度の制御をなす
    ようにしたことを特徴とする記録情報読取装置。
JP2109125A 1990-04-25 1990-04-25 記録情報読取装置 Expired - Lifetime JPH0766554B2 (ja)

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