JPH08255355A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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Publication number
JPH08255355A
JPH08255355A JP6063295A JP6063295A JPH08255355A JP H08255355 A JPH08255355 A JP H08255355A JP 6063295 A JP6063295 A JP 6063295A JP 6063295 A JP6063295 A JP 6063295A JP H08255355 A JPH08255355 A JP H08255355A
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JP
Japan
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moving
holding
recording medium
recording
holding means
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Application number
JP6063295A
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English (en)
Inventor
Kozo Ono
光三 大野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、シーク速度が高く、かつ、
コストの低い光ディスク装置を提供することにある。 【構成】光ディスク装置10は、リニアモータ50と一
体に組み立てられたキャリッジ47に移動可能に支持さ
れている対物レンズ41の位置を検知するための位置検
出器51を、リニアモータの近傍に、ただ1組のみ有し
ている。キャリッジの位置は、位置検出器のホール素子
51aがキャリッジの所定の位置に配置された磁力発生
マーカ47aを検知することでキャリブレーションされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、記録媒体
に対して情報を記録するとともに、記録媒体から情報を
再生する情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録再生装置たとえば光ディスク装
置は、記録媒体としての光ディスクに対し、記録用の光
強度を有する記録レーザビームおよび再生用の光強度を
有する再生レーザビームを照射する光源すなわちレーザ
素子、レーザ素子からのレーザビームを光ディスクの記
録面に集光する対物レンズ、対物レンズと光ディスクの
記録面の間の距離を所定の間隔で維持するよう対物レン
ズを移動可能に保持するアクチェータ、及び、アクチェ
ータを光ディスクの径方向に移動可能に支持するキャリ
ッジを有している。なお、キャリッジは、アクチェータ
を移動させるためのリニアモータの一部として形成され
ている。
【0003】キャリッジが移動可能な領域すなわち光デ
ィスクの記録可能領域の最外周を示す所定の位置と、光
ディスクの中心の近傍の所定の位置には、光ディスクの
記録面に沿ってキャリッジが移動可能な最内周と最外周
とを制限する内周リミッタと外周リミッタとが配置され
ている。
【0004】内周リミッタおよび外周リミッタは、たと
えば、ホール素子により形成され、キャリッジまたはリ
ニアモータの一部である磁力発生機構の所定の箇所ある
いはキャリッジまたはリニアモータの所定の位置に配置
されている磁力発生マーカにより提供される磁力線を検
知することで、キャリッジの現在位置を検知する。
【0005】この種の光ディスク装置では、光ディスク
装置の電源が投入されることによりイニシャルシークが
開始され、キャリッジが、内周リミッタに向かって移動
される。
【0006】キャリッジが内周リミッタまで移動される
と、アクチェータにより保持されている対物レンズが光
ディスクのコントロールトラックにフォーカスロックさ
れ、光ディスクに記録されている情報の記録時間および
トラック数などが読み取られる。続いて、記録あるいは
再生のために、制御装置により指示されたトラックまで
キャリッジが移動される。
【0007】この場合、指示されたトラックが見当たら
なかったり、あるいは、トラック数の読み取りエラーな
どが生じた場合であっても、キャリッジは、外周リミッ
タまで移動されて停止されることから、キャリッジおよ
びアクチェータが光ディスク装置の構造物と衝突したり
不所望な損傷を受けることが防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホール素子
からの出力信号に基づいてキャリッジの位置を検知する
位置検出回路は、内周リミッタに利用されるホール素子
と外周リミッタに利用されるホール素子のそれぞれに1
組ずつ、しかも、ホール素子に近接して配置されなけれ
ばならないことから、キャリッジの周囲の構造物の構造
が複雑かつ大型化されることが知られている。
【0009】このことは、キャリッジの重量すなわちリ
ニアモータの慣性重量を増大することから、キャリッジ
の移動速度すなわちシーク速度が低下される問題があ
る。また、ホール素子は、非常に高価であることから、
2組のホール素子が利用された場合には、光ディスク装
置のコストが増大される問題がある。この発明の目的
は、シーク速度が高く、かつ、コストの低い光ディスク
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、記録媒体に対して光を照射す
る光照射手段と、この光照射手段を前記記録媒体の記録
面と平行に移動可能に保持する保持手段と、この保持手
段を前記記録面に沿って移動する移動手段と、この移動
手段が前記記録面に沿って移動される際の基準となる基
準位置を、前記記録面の記録可能領域の最も内側と最も
外側との間の領域で検知する位置検出手段とを有する情
報記録再生装置を提供するものである。
【0011】また、この発明によれば、回転可能かつ板
状に形成された記録媒体に対して所定の波長の光を照射
する光照射手段と、この光照射手段を前記記録媒体の面
方向に移動可能に保持する保持手段と、この保持手段を
前記記録媒体の面方向に移動する移動手段と、この移動
手段が前記記録媒体の記録面に沿って移動される際の基
準となる基準位置を、前記記録面の記録可能領域の最も
内側と最も外側との間のおおむね中央付近の領域で検知
する位置検出手段とを有する情報記録再生装置が提供さ
れる。
【0012】さらに、この発明によれば、回転可能かつ
板状に形成された記録媒体に対して所定の波長の光を照
射する光照射手段と、この光照射手段を前記記録媒体の
面方向に移動可能に保持する保持手段と、この保持手段
を前記記録媒体の面方向に移動する移動手段と、この移
動手段が前記記録媒体の記録面に沿って移動される際の
基準となる基準位置を、前記記録面の記録可能領域の最
も内側と最も外側との間のおおむね中央付近の領域で検
知する位置検出手段と、前記保持手段を前記記録可能領
域の最も内側に移動する際に、前記位置検出手段が位置
されている位置と前記移動手段により前記保持手段に提
供される移動速度を参照して前記保持手段が前記最も内
側よりも前記記録媒体の内側に向かうことを阻止すると
ともに、前記保持手段を前記記録可能領域の最も外側に
移動する際に、前記位置検出手段が位置されている位置
と前記移動手段により前記保持手段に提供される移動速
度を参照して前記保持手段が前記最も外側よりも前記記
録媒体の外側に向かうことを阻止する移動範囲制御手段
とを有する情報記録再生装置が提供される。
【0013】またさらに、この発明によれば、回転可能
かつ板状に形成された記録媒体に対して所定の波長の光
を照射する光照射手段と、この光照射手段を前記記録媒
体の面方向に移動可能に保持する保持手段と、この保持
手段を前記記録媒体の面方向に移動する移動手段と、こ
の移動手段が前記記録媒体の記録面に沿って移動される
際の基準となる基準位置を、前記記録面の記録可能領域
の最も内側と最も外側との間のおおむね中央付近の領域
で検知する位置検出手段と、前記記録媒体を所定の速度
で回転させる駆動手段と、この駆動手段を、前記移動手
段により前記保持手段が移動される際に前記移動手段に
より前記保持手段に提供される移動速度を参照して、前
記保持手段が移動される位置に対応する速度で制御する
制御手段とを有する情報記録再生装置が提供される。
【0014】さらにまた、この発明によれば、回転可能
かつ板状に形成された記録媒体に対して所定の波長の光
を照射する光照射手段と、この光照射手段を前記記録媒
体の面方向に移動可能に保持する保持手段と、この保持
手段を前記記録媒体の面方向に移動する移動手段と、こ
の移動手段が前記記録媒体の記録面に沿って移動される
際の基準となる基準位置を、前記記録面の記録可能領域
の最も内側と最も外側との間のおおむね中央付近の領域
で検知する位置検出手段と、前記保持手段を前記記録可
能領域の最も内側に移動する際に、前記位置検出手段が
位置されている位置と前記移動手段により前記保持手段
に提供される移動速度を参照して前記保持手段が前記最
も内側よりも前記記録媒体の内側に向かうことを阻止す
るとともに、前記保持手段を前記記録可能領域の最も外
側に移動する際に、前記位置検出手段が位置されている
位置と前記移動手段により前記保持手段に提供される移
動速度を参照して前記保持手段が前記最も外側よりも前
記記録媒体の外側に向かうことを阻止する移動範囲制御
手段と、前記記録媒体を所定の速度で回転させる駆動手
段と、この駆動手段を、前記移動手段により前記保持手
段が移動される際に前記移動手段により前記保持手段に
提供される移動速度を参照して、前記保持手段が移動さ
れる位置に対応する速度で制御する制御手段とを有する
情報記録再生装置が提供される。
【0015】
【作用】以上説明したように、この発明の情報記録再生
装置は、光照射手段を記録媒体の記録面と平行に移動可
能に保持する保持手段が記録面に沿って移動される際の
基準となる基準位置を、記録面の記録可能領域の最も内
側と最も外側との間の領域で検知する。これにより、位
置検出手段により占有される装置の大きさが低減され
る。
【0016】また、この発明の情報記録再生装置は、保
持手段が記録面に沿って移動される際の基準となる基準
位置を、記録面の記録可能領域の最も内側と最も外側と
の間のおおむね中央付近の領域で検知する。従って、位
置検出手段は、ただ1組のみ配置される。
【0017】さらに、この発明の情報記録再生装置は、
保持手段を記録媒体の記録可能領域の最も内側に移動す
る際には、位置検出手段が位置されている位置と移動手
段により保持手段に提供される移動速度を参照して保持
手段が最も内側よりも記録媒体の内側に向かうことを阻
止するとともに、保持手段を記録媒体の記録可能領域の
最も外側に移動する際には、位置検出手段が位置されて
いる位置と移動手段により保持手段に提供される移動速
度を参照して保持手段が最も外側よりも記録媒体の外側
に向かうことを阻止する。これにより、ただ1組の位置
検出手段により保持手段の移動を確実に制御できる。
【0018】
【実施例】図1を参照すれば、光ディスク装置10は、
記録媒体としての光ディスクDを所定の速度で回転させ
るスピンドルモータ11を有している。スピンドルモー
タ11の所定の位置には、光ディスクDの詳述しないハ
ブを保持するディスクマウント12が配置されている。
【0019】スピンドルモータ11により回転可能に支
持された光ディスクDの記録面に対向する位置には、光
ディスクDに対して情報を記録するとともに、光ディス
クDに既に記録されている情報を光ディスクから読み出
す記録/再生ヘッド20が配置されている。
【0020】記録/再生ヘッド20は、後述するレーザ
素子ならびにフォトディテクタなどを含むレーザ発生/
検出部30と、レーザ素子により発生されたレーザビー
ムを光ディスクDの記録面に照射するとともに光ディス
クDの記録面で反射されたレーザビームを取り出すアク
チェータユニット40とを有している。
【0021】レーザ発生/検出部30は、所定の波長
(この実施例では830nmとする)および記録用あるい
は再生用の光強度に調整されたレーザビームを出射する
レーザ素子31、レーザ素子31から光ディスクDに向
かうレーザビームと光ディスクDで反射された反射レー
ザビームとを分離するビームスプリッタ32、ビームス
プリッタ32によりレーザ素子31から光ディスクDに
向かうレーザビームと分離された反射レーザビームをさ
らに2つのレーザビームに分離するハーフミラー33、
ハーフミラー33により分割された反射レーザビーム
を、それぞれ、電気信号に変換する第1および第2のフ
ォトディテクタ34および35を有している。
【0022】レーザ素子31とビームスプリッタ32と
の間には、レーザ素子31から出射されたレーザビーム
のビーム断面形状をコリメートするコリメートレンズ3
6が配置されている。また、ハーフミラー33と第1の
フォトディテクタ34の間およびハーフミラー33と第
2のフォトディテクタ35との間には、それぞれ、ビー
ムスプリッタ32を通過された光ディスクDからの反射
レーザビームをフォトディテクタ34および35の図示
しない受光面に結像させる結像レンズ37および38が
配置されている。なお、第1のフォトディテクタ34と
結像レンズ37との間には、第1のフォトディテクタ3
4に案内される反射レーザビームに、フォーカスずれ検
出のための非点収差などに代表される所定の光学特性を
与える光学部材、たとえば、シリンドリカルレンズ39
が配置されている。
【0023】第1のフォトディテクタ34は、結像レン
ズ37を通過されて所定の集束性が与えられた反射レー
ザビームを受光したのち光強度に対応する電気信号を出
力するための所定の形状および面積が与えられた図示し
ない検出面を有する複数のフォトダイオードが一体に組
み立てられた光電変換素子であって、それぞれのフォト
ダイオードのカソードは、後述する増幅回路に接続され
ている。
【0024】第2のフォトディテクタ35は、結像レン
ズ38を通過されて所定の集束性が与えられた反射レー
ザビームを受光したのち光強度に対応する電気信号を出
力するための所定の形状および面積が与えられた図示し
ない検出面を有する複数のフォトダイオードが一体に組
み立てられた光電変換素子であって、それぞれのフォト
ダイオードのアノードは、後述するフォーカス制御回路
およびトラック制御回路に接続されている。
【0025】アクチェータユニット40は、レーザ素子
31により発生されたレーザビームを光ディスクDの記
録面に照射するとともに光ディスクDの記録面で反射さ
れたレーザビームを取り出す対物レンズ41を有してい
る。対物レンズ41は、レンズホルダ42により、光デ
ィスクDの記録面と直交する方向すなわちフォーカス方
向に移動可能に支持されている。レンズホルダ42に
は、対物レンズ41をフォーカス方向に移動するための
駆動力を発生するフォーカスコイル43が配置されてい
る。なお、レンズホルダ42は、図示しないワイヤスプ
リングあるいはリーフスプリングなどにより、後述する
キャリッジに保持されている。
【0026】対物レンズ41とレーザ素子31との間の
光路は、立上げミラー44により光学的に接続されてい
る。立上げミラー44は、レーザ素子31からのレーザ
ビームを対物レンズ41に向けて折り曲げるとともに対
物レンズ41により取り出された光ディスクDからの反
射レーザビームを光ディスクDの記録面におおむね平行
な方向に折り曲げる。
【0027】立上げミラー44 (対物レンズ41) とコ
リメートレンズ36 (レーザ素子31) との間には、レ
ーザ素子31から対物レンズ41に向かうレーザビーム
の光路を折り曲げるとともに、対物レンズ41に入射さ
れるレーザビームの角度を僅かに変化させることで、対
物レンズ41を通過されたレーザ素子31からのレーザ
ビームの中心と光ディスクDの記録面に予め形成されて
いるトラック (グルーブ) の中心とを整合するための後
述するトラッキングを制御するガルバノミラー45が配
置されている。なお、ガルバノミラー45は、ミラーモ
ータ46を介して所定の方向に、回動される。
【0028】アクチェータユニット40は、キャリッジ
47により、光ディスクDの記録面の径方向に沿って移
動可能に保持されている。キャリッジ47は、リニアモ
ータ50により、光ディスクDの記録面の径方向に沿っ
て所定の速度で移動される。
【0029】リニアモータ50の所定の位置、たとえ
ば、記録/再生ヘッド20が光ディスクDの半径方向に
沿って移動する移動領域内のおおむね中央には、キャリ
ッジ47すなわち記録/再生ヘッド20の位置を検知す
る位置検出器51が配置されている。
【0030】位置検出器51は、キャリッジ47の所定
の位置に配置された磁力発生マーカ47aの位置を検知
するホール素子51aにより構成される。リニアモータ
50は、詳細には、後述する図3に示すように、キャリ
ッジ47を移動可能に支持する一対のガイドレール5
2、キャリッジ47とアクチェータユニット40とを接
続するとともに後述するリニアモータ駆動回路から供給
される駆動パルスに対応する推進力を発生する一対のコ
イル53、コイル53の内側の空間を貫通されるととも
にガイドレール52をヨークとして磁気回路形成してコ
イル53に向けて所定の磁界を提供するマグネット54
を有している。なお、キャリッジ47とガイドレール5
2とは、たとえば、ベアリングなどに代表される摩擦低
減部材55を介して連結されている。
【0031】光ディスク装置10は、主制御装置として
のCPU60を有している。CPU60には、光ディス
クDの記録面のトラックを、記録/再生ヘッド20によ
り提供される書き込み/読み出し位置に対して一定の速
度で移動させるためのスピンドルモータ11の速度情
報、記録/再生ヘッド20を目標のトラックに移動させ
るためのリニアモータ50の制御情報、リニアモータ5
0の位置検出器51のホール素子51aの絶対位置情報
と対応するトラックでの光ディスクDの回転数、及び、
光ディスク装置10の動作のルーチンなどが記憶されて
いるROM (リード・オンリ・メモリ) 61、図示しな
い制御パネルあるいは入力装置により入力された書き込
みあるいは検索などの作業および目標トラックの位置な
どが一時的に記憶されるRAM (ランダム・アクセス・
メモリ) 62などが接続されている。
【0032】また、CPU60には、基本クロックを発
生する水晶発振器63、及び、水晶発振器63により発
生されたクロックパルスをCPU60の制御のもとで所
定の幅のパルスに変換する可変分周器64が接続されて
いる。
【0033】CPU60には、さらに、スピンドルモー
タ11を所定の速度で回転するためのモータ駆動パルス
を発生するモータ駆動回路70およびリニアモータ50
を所定の距離だけ移動させるためのモータ駆動電流を提
供するリニアモータ駆動回路71が接続されている。
【0034】また、CPU60には、位置検出器51の
ホール素子51aからの出力を所定の大きさまで増幅し
たのち波形整形してリニアモータ駆動回路71に供給す
るホームポジション信号発生回路72、第1のフォトデ
ィテクタ34により検出されたフォーカスずれ量に基づ
いて、対物レンズ41を通過されたレーザビームが収束
される距離と光ディスクDの記録面と対物レンズ41と
の間の距離を一致させるためにフォーカスコイル43に
所定の方向かつ大きさのフォーカス電流を供給するフォ
ーカス制御回路73、及び、第2のフォトディテクタ3
5により検出されたトラックずれ量に基づいて、対物レ
ンズ41を通過されたレーザビームが収束される点と光
ディスクDの記録面のトラックの中心とを一致させるた
めにミラーモータ46を所定の方向かつ所定の角度だけ
回転させるためのトラック電流を供給するトラック制御
回路74も、接続されている。
【0035】またさらに、CPU60には、レーザ素子
31を、光ディスクDに情報を記録するための記録レー
ザビームおよび既に情報が記録されている光ディスクか
ら情報を読み出すための再生レーザビームのいづれかに
対応する光強度を有するレーザビームのいづれかを提供
可能に動作させるレーザ駆動回路75、レーザ素子31
から出射されるレーザビームの光強度をモニタするとと
もに基準値からの変動量が所定値を越えた場合にレーザ
駆動回路75の出力を制御する図示しない出力モニタ回
路、及び、光ディスクDに記録されている情報を取り出
すために、第1のフォトディテクタ34のそれぞれのフ
ォトダイオードのカソードからの出力を図示しない加算
器で加算したのち所定の大きさまで増幅する増幅回路7
6などが接続されている。
【0036】また、CPU60には、増幅回路76によ
り得られた光ディスクDに記録されている情報の再生出
力を所定のスレショルドレベルでスレショルドするスレ
ショルド回路77およびスレショルド回路77により2
値化された信号を光ディスクDに記録されている情報と
して再生するための読み出し信号復号回路78が接続さ
れている。
【0037】なお、リニアモータ駆動回路71には、モ
ード切り換え回路79が接続され、後述するトラッキン
グモードと、アクチェータユニット40すなわちキャリ
ッジ47を目標トラックに向けてシークするためのシー
クモードと、光ディスク装置10が通電された際のイニ
シャル動作において、記録/再生ヘッド20を光ディス
クDの基準位置すなわちホームポジションに位置させる
ためのホームポジションロックモードとによりモード切
り換え回路79が切り換えられることで、それぞれの動
作モードに対応する所定の駆動パルスが供給される。
【0038】図2は、図1に示した光ディスク装置に利
用される位置検出器とホームポジション信号発生回路の
一例を示す回路図である。図2を参照すれば、位置検出
器51のホール素子51aとしては、たとえば、THS
117 (東芝製) などが利用可能である。
【0039】ホール素子51aの出力は、たとえば、キ
ャリッジ47の磁力発生マーカ47aがホール素子51
aに、おおむね、トラック100本分の距離まで接近し
た場合に、所定の検知電圧を増幅器に出力するととも
に、おおむね、トラック10本分の距離に接近している
間、所定のピーク電圧を増幅器に出力するよう出力電圧
特性が規定されている。なお、ホール素子51aの駆動
電圧は、12ボルトであって、たとえば、ピーク電圧が
2.5ボルトに、及び、検知電圧が1.25ボルトに、
それぞれ、設定される。
【0040】図3は、図1に示した光ディスク装置に利
用されるアクチェータユニットおよびリニアモータの周
辺部を示す概略図である。図3から明らかなように、ホ
ール素子51aを含む位置検出器51の大きさが内周リ
ミッタおよび外周リミッタの双方が利用されている従来
の例に比較して、低減される。
【0041】次に、図1および図3に示した光ディスク
装置の動作について説明する。光ディスク装置10の図
示しない電源スイッチが投入されることで、CPU60
の制御によりROM61からイニシャルプログラムが読
み出され、装置10がイニシャライズされる。
【0042】続いて、リニアモータ50に組み込まれて
いる位置検出器51のホール素子51aの絶対位置情報
に対応する光ディスクDの回転数すなわち目標トラック
の線速度を提供するためにスピンドルモータ11を回転
する速度を達成するためのクロック数がROM61から
読み出される。
【0043】この読み出されたクロック数に基づいて、
水晶発振器63により発生された基準クロックが可変分
周器64で所定のパルス数に変化され、モータ駆動回路
70に供給される。これにより、スピンドルモータ11
(および光ディスク) が、たとえば、1060アール・
ピー・エム (回転/毎分、以下、 [rpm] と示す)で
回転される。なお、図1および図3に示した光ディスク
装置および対応する光ディスクにおいて、一般に、コン
トロールトラックすなわち最内周のトラックに対応する
光ディスクの回転数は1800 [rpm] に、また、最
外周のトラックの径が120ミリメートルであるディス
クの場合には対応する光ディスクの回転数は750 [r
pm] に、それぞれ、規格化されている。
【0044】次に、CPU60の制御により、リニアモ
ータ駆動回路71が付勢され、リニアモータ50に一体
に組み込まれているキャリッジ47に搭載されているア
クチェータユニット40の対物レンズ41が、おおむ
ね、光ディスクDの全てのトラックの中央付近に位置さ
れるよう、リニアモータ50が駆動される。なお、リニ
アモータ駆動回路71に入力される駆動パルス数は、ス
ピンドルモータ11が付勢される場合と同様に、ROM
61から読み出されることはいうまでもない。なお、リ
ニアモータ50は、ここでは、CPU60の制御により
切り換えられた切り換え回路79により、ホームポジシ
ョンロックモードで付勢される。
【0045】続いて、キャリッジ47の所定の位置に配
置されている磁力発生マーカ47aの位置と位置検出器
51のホール素子51aとによりホームポジションが検
知され、対物レンズ41 (アクチェータユニット40お
よびキャリッジ47) が光ディスクDのおおむね中央す
なわち中周トラックの近傍に位置される。
【0046】こののち、ROM61に記憶されているイ
ニシャル制御情報に基づいてレーザ駆動回路75から供
給される所定のレーザ駆動電流に応じてレーザ素子31
がフォーカスロックのための予備発光される。なお、予
備発光において、レーザ素子31から発生されるレーザ
ビームの光強度は、通常、再生レーザビームと同一に規
定される。
【0047】レーザ素子31からの再生ビームは、コリ
メートレンズ36でコリメートされたのちビームスプリ
ッタ32で反射され、ガルバノミラー45で折りまげら
れ、さらに、立上げミラー44で反射されて、対物レン
ズ41に入射される。
【0048】対物レンズ41に入射された再生レーザビ
ームは、対物レンズ41により所定の収束性が与えられ
て、光ディスクDの記録面の所定のトラックに、微小ス
ポットを提供する。光ディスクDからの反射レーザビー
ムは、対物レンズ41、立上げミラー44、ガルバノミ
ラー45を順に戻され、ビームスプリッタ32に導かれ
る。
【0049】ビームスプリッタ32に戻された反射レー
ザビームは、ビームスプリッタ32を通過されたのちハ
ーフミラー33により2つのレーザビームに分割され、
それぞれ、第1および第2のフォトディテクタ34およ
び35に案内される。
【0050】第1のフォトディテクタ34に向かうレー
ザビームは、結像レンズ37により所定の集束特性が与
えられ、シリンドリカルレンズ39により、さらに、周
知のフォーカシングのための結像特性が与えられて、第
1のフォトディテクタ34の図示しない複数のフォトダ
イオードに照射される。
【0051】第1のフォトディテクタ34に案内された
反射レーザビームは、図示しない複数のフォトダイオー
ドでそれぞれ光電変換される。ここで、それぞれのアノ
ードから取り出された電流は、CPU60を介して、周
知のフォーカシングのために対物レンズ41を移動すべ
き量に対応する制御量に変換される。すなわち、CPU
60からフォーカス制御回路73に対して対物レンズ4
1を所定の位置に移動させるための指示が出力されたの
ちフォーカス制御回路73により出力されるフォーカス
コイル43を駆動するためのフォーカスコイル駆動電流
により、フォーカシンスコイル43が所定の方向に移動
されて、対物レンズ41と光ディスクDの記録面とのフ
ォーカシングが整合 (フォーカスロック) される。
【0052】同様に、第2のフォトディテクタ35に案
内された反射レーザビームは、図示しない複数のフォト
ダイオードでそれぞれ光電変換される。ここで、それぞ
れのアノードから取り出された電流は、CPU60を介
して、周知のトラッキングのためにガルバノミラー45
を回動すべき量に対応する制御量に変換される。すなわ
ち、CPU60からトラック制御回路74に対してガル
バノミラー45を所定の角度だけ回転させるための指示
が出力されたのちトラック制御回路74により出力され
るミラーモータ46を駆動するためのモータ駆動電流に
より、ガルバノミラー45が所定量回転され、結果とし
て、対物レンズ41を通過されたレーザビームの中心と
光ディスクDの記録面のトラックの中心とが整合され
る。
【0053】このイニシャル時のフォーカシングおよび
トラッキングにより、光ディスクDの記録面に複数形成
されているトラックの最内周と最外周のおおむね中央に
位置される中周のトラックにおいて、フォーカスロック
およびキャリッジ47の現在位置のキャリブレーション
が、1組の位置検出器51により正確に検出される。ま
た、光ディスクDの偏心およびスピンドルモータ11に
よる支持位置のずれなどにともなって生じるトラックエ
ラー成分に対するトラッキング補正量が求められる。
【0054】次に、光ディスク装置10により光ディス
クDに情報を記録する方法について説明する。スピンド
ルモータ11に光ディスクDがセットされたのち電源が
投入されることで、既に説明したイニシャルプログラム
に基づいて装置10がイニシャライズされる。
【0055】続いて、図示しないインタフェースを経由
して、外部装置、たとえば、ホストコンピュータから符
号化された状態で入力された記録すべき情報がRAM6
2に記憶される。
【0056】次に、CPU60の制御によるリニアモー
タ駆動回路71の制御によりリニアモータ50が付勢さ
れ、キャリッジ47すなわち対物レンズ41がホール素
子51aにより検知されたホームポジションから、光デ
ィスクDの最内周のトラックまで移動され、入力された
情報の大きさに対応する記録可能領域の有無がチェック
される。なお、記録可能領域の有無のチェックの際に
は、CPU60からの指示により、リニアモータ50が
通常のシーク速度よりも低い記録領域検索速度で移動さ
れるとともに、リニアモータ50が付勢された時間とリ
ニアモータ50に供給された駆動パルス数から、対物レ
ンズ41が位置されている現在位置が、CPU60によ
り算出される。これにより、1組のみ配置されている位
置検出器51の位置を基準としてアクチェータユニット
40 (キャリッジ47) が光ディスクDの最内周トラッ
クよりも内側にシークされることが防止される。なお、
リニアモータ50は、ここでは、CPU60の制御によ
り切り換えられた切り換え回路79により、シークモー
ドで付勢される。
【0057】ホームポジションと最内周トラックとの間
に記録可能領域が存在した場合、対物レンズ41と光デ
ィスクDとのフォーカスロックおよびトラッキングのの
ち、スピンドルモータ11の回転数が、CPU60によ
り算出された現在位置に対応してROM61から読み出
された対応するトラックでの所定の回転数に低下され
る。
【0058】こののち、モード切り換え回路79がCP
U60の制御により、トラッキングモードに切り換えら
れ、トラッキング工程が繰り返され、記録/再生ヘッド
20の対物レンズ41を介して光ディスクDに照射され
るレーザビームの集束位置と情報を記録すべきトラック
の中心とが整合される。なお、光ディスクDに形成され
ているトラックとしては、最内周から最外周に向かって
1本に規定されたスパイラストラックと、同心円が複数
配置された同心トラックとが知られているが、いづれの
トラックが利用されている場合であっても、光ディスク
Dが1回転 (1周) された時点で、トラッキングエラー
信号の残留誤差の直流分による偏位が生じることから、
周知の2重ループトラッキングにより直流分をミラーモ
ータ46すなわちトラック制御回路75に入力すること
で、連続してトラッキングが補償される (記録すべきデ
ータがトラック1周分を越える場合であっても、既にデ
ータが記録されたトラックにデータを重ねて記録するこ
とが防止される) 。
【0059】続いて、CPU60の制御により、図示し
ない記録情報供給部から供給された光ディスクDに記録
すべき情報が図示しない記録信号処理回路 (符号化回
路) を介して、記録用の光強度が与えられた記録レーザ
ビームに対応する符号データに変換され、レーザ駆動回
路75に出力される。これにより、レーザ素子31から
所定の光強度を有する記録レーザビームが光ディスクD
に照射される。
【0060】一方、ホームポジションと最内周トラック
との間に記録可能領域が存在しない場合、リニアモータ
50が付勢された時間とリニアモータ50に供給された
駆動パルス数から最内周トラックと対物レンズ41との
整合が検知された時点で、CPU60の制御によりリニ
アモータ駆動回路71に逆方向の駆動パルスが供給さ
れ、キャリッジ47がホームポジションに向けて移動さ
れる。なお、リニアモータ50は、ここでは、CPU6
0の制御により切り換えられた切り換え回路79によ
り、シークモードで付勢される。
【0061】続いて、ホール素子51aにより、キャリ
ッジ47の磁力発生マーカ47aのホームポジションの
通過が検知され、対物レンズ41の現在位置が再びチェ
ックされたのち、ホームポジションと光ディスクDの最
外周との間の記録面に沿ってキャリッジ47が、記録領
域検索速度で移動される。このとき、既に説明したよう
に、リニアモータ50が付勢された時間とリニアモータ
50に供給された駆動パルス数から、対物レンズ41が
位置されている現在位置が、CPU60により算出され
る。従って、1組のみ配置されている位置検出器51の
位置を基準としてアクチェータユニット40 (キャリッ
ジ47) が光ディスクDの最外周トラックよりも外側に
シークされることが防止される。
【0062】以下、リニアモータ50がCPU60の制
御により切り換えられた切り換え回路79によりトラッ
キングモードで付勢され、既に説明した記録工程が繰り
返される。
【0063】次に、光ディスク装置10により光ディス
クDから情報を再生する方法について説明する。既に、
記録について説明したと同様に、スピンドルモータ11
に光ディスクDがセットされたのち電源が投入されるこ
とで、既に説明したイニシャルプログラムに基づいて装
置10がイニシャライズされる。
【0064】次に、CPU60の制御によるリニアモー
タ駆動回路71の制御によりリニアモータ50が付勢さ
れ、キャリッジ47すなわち対物レンズ41がホール素
子51aにより検知されたホームポジションから、光デ
ィスクDの最内周のトラックまで、ROM61に記憶さ
れている所定のシークパターンに対応するシーク速度で
移動される。
【0065】続いて、対物レンズ41が、キャリブレー
ションエリアの外側のリードインエリア (目次記録領
域) に移動されて、再生すべき情報が記録されているト
ラックの情報が読み取られ、引き続いて、読み取られた
トラック情報に基づいて、対物レンズ41がプログラム
エリアの対象トラックの近傍にシークされたのち、対象
トラックに関して、フォーカシングおよびトラッキング
が制御される。
【0066】これにより、レーザ駆動回路75により再
生用の光強度が指示されたレーザ素子31からの再生レ
ーザビームが光ディスクDに照射される。なお、再生ビ
ームの光強度は、たとえば、第1の記録ビームの光強度
に比較して、おおむね、1/10ないし1/5に規定さ
れる。
【0067】レーザ素子31から光ディスクDに照射さ
れた再生レーザビームは、光ディスクDの記録面に記録
されている情報の有無に応じて光強度が変化されて対物
レンズ41に戻される。対物レンズ41に戻された再生
レーザビームは、ビームスプリッタ32に戻されたの
ち、ハーフミラー33を介して第1および第2のフォト
ディテクタ34および35の受光面の図示しない複数の
フォトダイオードに照射される。
【0068】それぞれのフォトダイオードのアノードか
らの出力は、周知の出力取り出し方法に基づいて図示し
ない加算器および増幅器で加算・増幅されたのち、フォ
ーカス制御回路73およびトラック制御回路74に供給
される。これにより、記録/再生ヘッド20すなわち対
物レンズ41の位置が光ディスクDに対してフォーカス
ロックされるとともに、ガルバノミラー45の傾きによ
り対物レンズ41の中心とトラックの中心とが正確にト
レースされる。
【0069】第1のフォトディテクタ34の各フォトダ
イオードのカソードからの出力は、図示しない加算器で
加算されたのち増幅回路76で所定のレベルまで増幅さ
れ、スレショルド回路77に入力される。
【0070】スレショルド回路77に入力されたフォト
ディテクタ36のすべてのフォトダイオードのカソード
からの出力は、読み出し信号復号回路78を介して、光
ディスクDに記録されている情報すなわち数字列として
復号され、後段の図示しない情報再生回路に供給され
て、ビデオ信号として再生される。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光ディ
スク装置によれば、対物レンズを光ディスクの記録面と
平行に移動可能に保持するキャリッジが記録面に沿って
移動される際の基準となる基準位置は、記録面の記録可
能領域の最も内側と最も外側との間の領域で、位置検出
器により検知される。また、キャリッジが記録面に沿っ
て移動される際の基準となる基準位置は、記録面の記録
可能領域の最も内側と最も外側との間のおおむね中央付
近の領域で検知される。さらに、キャリッジを光ディス
クの記録可能領域の最も内側に移動する際には、位置検
出器が位置されている位置とリニアモータによりキャリ
ッジに提供される移動速度を参照することで、キャリッ
ジが記録可能領域の最も内側よりも光ディスクの内側に
向かうことおよびキャリッジが記録可能領域の最も外側
よりも光ディスクの外側に向かうことが阻止される。
【0072】これにより、位置検出器により占有される
装置の大きさが低減される。また、位置検知器の個数
は、ただ1組のみで可能となる。さらに、ただ1組の位
置検出器によりキャリッジの移動を確実に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例が適用される光ディスク装置
の概略ブロック図。
【図2】図1に示した光ディスク装置に利用される位置
検出器とホームポジション信号発生回路の一例を示す回
路図。
【図3】図2に示した位置検出器とホームポジション信
号発生回路が光ディスク装置に占める大きさを示す概略
図。
【符号の説明】
10 …光ディスク装置、 11 …スピンド
ルモータ、12 …ディスクマウント、 20
…記録/再生ヘッド、30 …レーザ発生/検出部、
31 …レーザ素子、32 …ビームスプリッタ、
33 …ハーフミラー、34 …第1のフォト
ディテクタ、 35 …第2のフォトディテクタ、36
…コリメートレンズ、 37 …結像レンズ、
38 …結像レンズ、 39 …シリンド
リカルレンズ、40 …アクチェータユニット、 4
1 …対物レンズ、42 …レンズホルダ、
43 …フォーカスコイル、44 …立上げミラー、
45 …ガルバノミラー、46 …ミラー
モータ、 47 …キャリッジ、47a…磁
力発生マーカ、 50 …リニアモータ、51
…位置検出器、 51a…ホール素子5
2 …ガイドレール、 53 …コイル、5
4 …マグネット、 55 …摩擦低減部
材、60 …CPU、 61 …RO
M、62 …RAM、 63 …水晶
発振器、64 …可変分周器、 70 …
モータ駆動回路、71 …リニアモータ駆動回路、
72 …ホームポジション信号発生回路、73 …フォ
ーカス制御回路、 74 …トラック制御回路、7
5 …レーザ駆動回路、 76 …増幅回路、
77 …スレショルド回路、 78 …読み出し
信号復号回路、79 …モード切り換え回路、
D …光ディスク。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に対して光を照射する光照射手段
    と、 この光照射手段を前記記録媒体の記録面と平行に移動可
    能に保持する保持手段と、 この保持手段を前記記録面に沿って移動する移動手段
    と、 この移動手段が前記記録面に沿って移動される際の基準
    となる基準位置を、前記記録面の記録可能領域の最も内
    側と最も外側との間の領域で検知する位置検出手段と、
    を、有する情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】回転可能かつ板状に形成された記録媒体に
    対して所定の波長の光を照射する光照射手段と、 この光照射手段を前記記録媒体の面方向に移動可能に保
    持する保持手段と、 この保持手段を前記記録媒体の面方向に移動する移動手
    段と、 この移動手段が前記記録媒体の記録面に沿って移動され
    る際の基準となる基準位置を、前記記録面の記録可能領
    域の最も内側と最も外側との間のおおむね中央付近の領
    域で検知する位置検出手段と、を、有する情報記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】回転可能かつ板状に形成された記録媒体に
    対して所定の波長の光を照射する光照射手段と、 この光照射手段を前記記録媒体の面方向に移動可能に保
    持する保持手段と、 この保持手段を前記記録媒体の面方向に移動する移動手
    段と、 この移動手段が前記記録媒体の記録面に沿って移動され
    る際の基準となる基準位置を、前記記録面の記録可能領
    域の最も内側と最も外側との間のおおむね中央付近の領
    域で検知する位置検出手段と、 前記保持手段を前記記録可能領域の最も内側に移動する
    際に、前記位置検出手段が位置されている位置と前記移
    動手段により前記保持手段に提供される移動速度を参照
    して前記保持手段が前記最も内側よりも前記記録媒体の
    内側に向かうことを阻止するとともに、前記保持手段を
    前記記録可能領域の最も外側に移動する際に、前記位置
    検出手段が位置されている位置と前記移動手段により前
    記保持手段に提供される移動速度を参照して前記保持手
    段が前記最も外側よりも前記記録媒体の外側に向かうこ
    とを阻止する移動範囲制御手段と、を、有する情報記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】回転可能かつ板状に形成された記録媒体に
    対して所定の波長の光を照射する光照射手段と、 この光照射手段を前記記録媒体の面方向に移動可能に保
    持する保持手段と、 この保持手段を前記記録媒体の面方向に移動する移動手
    段と、 この移動手段が前記記録媒体の記録面に沿って移動され
    る際の基準となる基準位置を、前記記録面の記録可能領
    域の最も内側と最も外側との間のおおむね中央付近の領
    域で検知する位置検出手段と、 前記記録媒体を所定の速度で回転させる駆動手段と、 この駆動手段を、前記移動手段により前記保持手段が移
    動される際に前記移動手段により前記保持手段に提供さ
    れる移動速度を参照して、前記保持手段が移動される位
    置に対応する速度で制御する制御手段と、を、有する情
    報記録再生装置。
  5. 【請求項5】回転可能かつ板状に形成された記録媒体に
    対して所定の波長の光を照射する光照射手段と、 この光照射手段を前記記録媒体の面方向に移動可能に保
    持する保持手段と、 この保持手段を前記記録媒体の面方向に移動する移動手
    段と、 この移動手段が前記記録媒体の記録面に沿って移動され
    る際の基準となる基準位置を、前記記録面の記録可能領
    域の最も内側と最も外側との間のおおむね中央付近の領
    域で検知する位置検出手段と、 前記保持手段を前記記録可能領域の最も内側に移動する
    際に、前記位置検出手段が位置されている位置と前記移
    動手段により前記保持手段に提供される移動速度を参照
    して前記保持手段が前記最も内側よりも前記記録媒体の
    内側に向かうことを阻止するとともに、前記保持手段を
    前記記録可能領域の最も外側に移動する際に、前記位置
    検出手段が位置されている位置と前記移動手段により前
    記保持手段に提供される移動速度を参照して前記保持手
    段が前記最も外側よりも前記記録媒体の外側に向かうこ
    とを阻止する移動範囲制御手段と、 前記記録媒体を所定の速度で回転させる駆動手段と、 この駆動手段を、前記移動手段により前記保持手段が移
    動される際に前記移動手段により前記保持手段に提供さ
    れる移動速度を参照して、前記保持手段が移動される位
    置に対応する速度で制御する制御手段と、を、有する情
    報記録再生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6803681B2 (en) 1998-02-26 2004-10-12 Anorad Corporation Path module for a linear motor, modular linear motor system and method to control same
US6876105B1 (en) 1998-02-26 2005-04-05 Anorad Corporation Wireless encoder
US6963148B1 (en) 1998-02-26 2005-11-08 Anorad Corporation Wireless encoder
US7262523B1 (en) 1998-02-26 2007-08-28 Anorad Corporation Wireless encoder

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