JPH0660386A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JPH0660386A JPH0660386A JP21040392A JP21040392A JPH0660386A JP H0660386 A JPH0660386 A JP H0660386A JP 21040392 A JP21040392 A JP 21040392A JP 21040392 A JP21040392 A JP 21040392A JP H0660386 A JPH0660386 A JP H0660386A
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- JP
- Japan
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- optical system
- optical
- optical disc
- moving
- objective lens
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- Pending
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、対物レンズ21のフォーカス方向
への引き込み動作を確実に行うことができることを目的
とする。 【構成】この発明は、摺動型の対物レンズ21のアクチ
ュエータ22を用い、対物レンズ21のフォーカス方向
の移動位置を検知する位置検知部49を設け、対物レン
ズ21のフォーカス方向の引き込みを行う際に、上記位
置検知部49により対物レンズ21の移動位置を補正し
ながら引き込み動作を行うようにしたものである。
への引き込み動作を確実に行うことができることを目的
とする。 【構成】この発明は、摺動型の対物レンズ21のアクチ
ュエータ22を用い、対物レンズ21のフォーカス方向
の移動位置を検知する位置検知部49を設け、対物レン
ズ21のフォーカス方向の引き込みを行う際に、上記位
置検知部49により対物レンズ21の移動位置を補正し
ながら引き込み動作を行うようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば移動光学系
と固定光学系からなる光学ヘッドを用いて、情報を光デ
ィスクに記録し、この情報が記録されている光ディスク
から情報を再生する光ディスク装置に関する。
と固定光学系からなる光学ヘッドを用いて、情報を光デ
ィスクに記録し、この情報が記録されている光ディスク
から情報を再生する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置では、レーザ光を直径約
1μm程度の微小光点に絞り込み、記録すべき情報にし
たがってレーザ光を変調することによって、熱的に光デ
ィスクの表面の記録膜の状態を変化させて記録がなされ
る。情報の再生は、記録されたピット(pit;状態変
化部)からの反射光変化を光学的に読取ることによって
なされる。
1μm程度の微小光点に絞り込み、記録すべき情報にし
たがってレーザ光を変調することによって、熱的に光デ
ィスクの表面の記録膜の状態を変化させて記録がなされ
る。情報の再生は、記録されたピット(pit;状態変
化部)からの反射光変化を光学的に読取ることによって
なされる。
【0003】この場合、光学ヘッドを用いて光ディスク
に対する情報の記録、あるいは光ディスクからの情報の
再生がなされる。この光学ヘッドは、レーザビームを発
生する半導体レーザ発振器、半導体レーザ発振器からの
レーザビームを立ち上げることにより光路を変更する立
ち上げミラー、この立ち上げミラーにより反射されるレ
ーザビームを光ディスクに導く対物レンズ、この対物レ
ンズによって導かれる光ディスク上のピットからの反射
光変化を電気信号(アナログ信号)に変換する変換器な
どから構成されている。対物レンズの光ディスクに対す
る相対位置を調整することにより、フォーカッシング制
御やトラッキング制御がなされている。
に対する情報の記録、あるいは光ディスクからの情報の
再生がなされる。この光学ヘッドは、レーザビームを発
生する半導体レーザ発振器、半導体レーザ発振器からの
レーザビームを立ち上げることにより光路を変更する立
ち上げミラー、この立ち上げミラーにより反射されるレ
ーザビームを光ディスクに導く対物レンズ、この対物レ
ンズによって導かれる光ディスク上のピットからの反射
光変化を電気信号(アナログ信号)に変換する変換器な
どから構成されている。対物レンズの光ディスクに対す
る相対位置を調整することにより、フォーカッシング制
御やトラッキング制御がなされている。
【0004】上記光学ヘッドは、レーザダイオードやコ
リメータレンズや光検出用光学系や光検出器からなる固
定光学系と立ち上げミラーや対物レンズなどからなる移
動光学系とにより構成され、この移動光学系は、例えば
リニアモータ等によって構成される移動機構により光デ
ィスクの半径方向に移動可能に配設されている。光学ヘ
ッドの移動光学系は制御回路からの指示に従って記録あ
るいは再生の対象となる目標トラックへ移動される。
リメータレンズや光検出用光学系や光検出器からなる固
定光学系と立ち上げミラーや対物レンズなどからなる移
動光学系とにより構成され、この移動光学系は、例えば
リニアモータ等によって構成される移動機構により光デ
ィスクの半径方向に移動可能に配設されている。光学ヘ
ッドの移動光学系は制御回路からの指示に従って記録あ
るいは再生の対象となる目標トラックへ移動される。
【0005】このような光ディスク装置では、光ディス
ク上の任意の位置に、情報を記録する際や、光ディスク
上の任意の位置に記録された情報を再生する際に、光学
ヘッドの移動光学系が光ディスクの半径方向に高速に移
動されることが要求されている。
ク上の任意の位置に、情報を記録する際や、光ディスク
上の任意の位置に記録された情報を再生する際に、光学
ヘッドの移動光学系が光ディスクの半径方向に高速に移
動されることが要求されている。
【0006】上記移動光学系としては、高速に移動した
際の停止時に、対物レンズの振動が防止できるものとし
て、対物レンズホルダをゴムダンパにより支持し、対物
レンズホルダが軸を中心に回動するとともに軸方向に移
動し、対物レンズホルダ内によう揺動用のカウンタウエ
イトを設けた構成としたものが提案されている。すなわ
ち、対物レンズホルダが軸方向に摺動するアクチュエー
タとなっている。
際の停止時に、対物レンズの振動が防止できるものとし
て、対物レンズホルダをゴムダンパにより支持し、対物
レンズホルダが軸を中心に回動するとともに軸方向に移
動し、対物レンズホルダ内によう揺動用のカウンタウエ
イトを設けた構成としたものが提案されている。すなわ
ち、対物レンズホルダが軸方向に摺動するアクチュエー
タとなっている。
【0007】しかし、このような移動光学系では、対物
レンズの引き込みを行う(対物レンズを初期位置から光
ディスクへ近付けることにより合焦点位置への設定を行
う)際、直流駆動感度が大きいため、対物レンズの動き
が急すぎて、フォーカス乗り込み(合焦点位置への設
定)に失敗するという欠点があった。
レンズの引き込みを行う(対物レンズを初期位置から光
ディスクへ近付けることにより合焦点位置への設定を行
う)際、直流駆動感度が大きいため、対物レンズの動き
が急すぎて、フォーカス乗り込み(合焦点位置への設
定)に失敗するという欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、光学ヘッドの移動光学系における対物レンズの
フォーカス方向への引き込み動作を失敗するという欠点
を除去するもので、光学ヘッドの移動光学系における対
物レンズのフォーカス方向への引き込み動作を確実に行
うことができる光ディスク装置を提供することを目的と
する。
ように、光学ヘッドの移動光学系における対物レンズの
フォーカス方向への引き込み動作を失敗するという欠点
を除去するもので、光学ヘッドの移動光学系における対
物レンズのフォーカス方向への引き込み動作を確実に行
うことができる光ディスク装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、光ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行
うものにおいて、発光する発光手段、この発光手段から
の光を光ディスクに集光させる光学系、この光学系を上
記光ディスクの半径方向に直交する方向に移動する移動
手段、上記光ディスクからの光を受光し、上記光ディス
クと光学系との距離に応じた信号を出力する出力手段、
上記光ディスクからの光を受光し、上記光ディスクに記
録されている情報を再生する再生手段、上記光ディスク
の半径方向に直交する方向に対する上記光学系の移動位
置を検知する検知手段、上記光学系を上記光ディスクの
半径方向に直交する方向の初期位置から上記光ディスク
に近付く方向へ、上記移動手段により移動する移動制御
手段、この移動制御手段による上記光学系の移動位置を
上記検知手段の検知信号により補正する補正手段、上記
移動制御手段により上記光学系が移動している際に、上
記出力手段からの出力信号により合焦点位置であるか否
かを判定する判定手段、およびこの判定手段により合焦
点位置が判定された際に、上記移動制御手段による上記
光学系の移動を停止する停止手段から構成されている。
置は、光ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行
うものにおいて、発光する発光手段、この発光手段から
の光を光ディスクに集光させる光学系、この光学系を上
記光ディスクの半径方向に直交する方向に移動する移動
手段、上記光ディスクからの光を受光し、上記光ディス
クと光学系との距離に応じた信号を出力する出力手段、
上記光ディスクからの光を受光し、上記光ディスクに記
録されている情報を再生する再生手段、上記光ディスク
の半径方向に直交する方向に対する上記光学系の移動位
置を検知する検知手段、上記光学系を上記光ディスクの
半径方向に直交する方向の初期位置から上記光ディスク
に近付く方向へ、上記移動手段により移動する移動制御
手段、この移動制御手段による上記光学系の移動位置を
上記検知手段の検知信号により補正する補正手段、上記
移動制御手段により上記光学系が移動している際に、上
記出力手段からの出力信号により合焦点位置であるか否
かを判定する判定手段、およびこの判定手段により合焦
点位置が判定された際に、上記移動制御手段による上記
光学系の移動を停止する停止手段から構成されている。
【0010】この発明の光学系移動装置は、発光する発
光手段、この発光手段からの光を光ディスクに集光させ
る光学系、この光学系を上記光ディスクの半径方向に直
交する方向に移動する移動手段、上記光ディスクからの
光を受光し、上記光ディスクと光学系との距離に応じた
信号を出力する出力手段、上記光ディスクの半径方向に
直交する方向に対する上記光学系の移動位置を検知する
検知手段、上記光学系を上記光ディスクの半径方向に直
交する方向の初期位置から上記光ディスクに近付く方向
へ、上記移動手段により移動する移動制御手段、この移
動制御手段による上記光学系の移動位置を上記検知手段
の検知信号により補正する補正手段、上記移動制御手段
により上記光学系が移動している際に、上記出力手段か
らの出力信号により合焦点位置であるか否かを判定する
判定手段、およびこの判定手段により合焦点位置が判定
された際に、上記移動制御手段による上記光学系の移動
を停止する停止手段から構成されている。
光手段、この発光手段からの光を光ディスクに集光させ
る光学系、この光学系を上記光ディスクの半径方向に直
交する方向に移動する移動手段、上記光ディスクからの
光を受光し、上記光ディスクと光学系との距離に応じた
信号を出力する出力手段、上記光ディスクの半径方向に
直交する方向に対する上記光学系の移動位置を検知する
検知手段、上記光学系を上記光ディスクの半径方向に直
交する方向の初期位置から上記光ディスクに近付く方向
へ、上記移動手段により移動する移動制御手段、この移
動制御手段による上記光学系の移動位置を上記検知手段
の検知信号により補正する補正手段、上記移動制御手段
により上記光学系が移動している際に、上記出力手段か
らの出力信号により合焦点位置であるか否かを判定する
判定手段、およびこの判定手段により合焦点位置が判定
された際に、上記移動制御手段による上記光学系の移動
を停止する停止手段から構成されている。
【0011】
【作用】この発明は、上記のような構成において、光学
ヘッドの対物レンズのアクチュエータとして摺動型を用
い、対物レンズのフォーカス方向の移動位置を検知する
検知手段を設け、対物レンズのフォーカス方向の引き込
みを行う際に、上記検知手段により対物レンズの移動位
置を補正しながら引き込み動作を行うようにしたもので
ある。
ヘッドの対物レンズのアクチュエータとして摺動型を用
い、対物レンズのフォーカス方向の移動位置を検知する
検知手段を設け、対物レンズのフォーカス方向の引き込
みを行う際に、上記検知手段により対物レンズの移動位
置を補正しながら引き込み動作を行うようにしたもので
ある。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0013】図1は、この発明の光ディスク装置の概略
構成を示すものである。この光ディスク装置は光ディス
ク、光磁気ディスクなどで構成される光ディスク1に対
し集束光を用いてデータを記録、再生、あるいは消去動
作を行うものである。
構成を示すものである。この光ディスク装置は光ディス
ク、光磁気ディスクなどで構成される光ディスク1に対
し集束光を用いてデータを記録、再生、あるいは消去動
作を行うものである。
【0014】上記光ディスク1の表面には、スパイラル
状に溝(記録トラック)が形成されており、この光ディ
スク1は、固定部としてのベース(図示しない)上に固
定されているモータ3によって例えば一定の速度で回転
される。このモータ3は、モータ制御回路4によって制
御されている。
状に溝(記録トラック)が形成されており、この光ディ
スク1は、固定部としてのベース(図示しない)上に固
定されているモータ3によって例えば一定の速度で回転
される。このモータ3は、モータ制御回路4によって制
御されている。
【0015】なお、上記光ディスク1では穴開きにより
ピットを形成する記録膜が用いられているものである
が、相変化を利用している記録膜や多層記録膜や磁化方
向等の材質を変更する記録膜のものを用いても良い。
ピットを形成する記録膜が用いられているものである
が、相変化を利用している記録膜や多層記録膜や磁化方
向等の材質を変更する記録膜のものを用いても良い。
【0016】上記光ディスク1に対する情報の記録、再
生、消去は、上記光ディスク1の下部に設けられている
光学ヘッド5によって行われる。この光学ヘッド5は、
移動光学系6と上記ベース上に固定されている固定光学
系7によって構成されている。上記移動光学系6は、リ
ニアモータ8の可動部となっており、リニアモータ制御
回路9によって移動制御されている。移動光学系6は光
ディスク1の半径方向に移動自在に設けられている。
生、消去は、上記光ディスク1の下部に設けられている
光学ヘッド5によって行われる。この光学ヘッド5は、
移動光学系6と上記ベース上に固定されている固定光学
系7によって構成されている。上記移動光学系6は、リ
ニアモータ8の可動部となっており、リニアモータ制御
回路9によって移動制御されている。移動光学系6は光
ディスク1の半径方向に移動自在に設けられている。
【0017】上記リニアモータ制御回路9には、位置検
出器10が接続されている。このリニアモータ位置検出
器10は、光学ヘッド5の位置に対応した位置信号を出
力するものである。
出器10が接続されている。このリニアモータ位置検出
器10は、光学ヘッド5の位置に対応した位置信号を出
力するものである。
【0018】これにより、リニアモータ制御回路9は、
位置検出器10からの位置信号と後述するCPU54か
らの目的の移動位置とに応じた電流をリニアモータ8に
通電することにより、光学ヘッド5の移動光学系6つま
り対物レンズ21をX方向に移動する。
位置検出器10からの位置信号と後述するCPU54か
らの目的の移動位置とに応じた電流をリニアモータ8に
通電することにより、光学ヘッド5の移動光学系6つま
り対物レンズ21をX方向に移動する。
【0019】上記光学ヘッド5の固定光学系7は、図1
に示すように、レ―ザビームを発生する半導体レ―ザ発
振器としてのレーザダイオード13、レ―ザダイオード
13からのレ―ザビームがコリメ―トされるコリメ―タ
レンズ14、コリメ―タレンズ14により平行光とされ
たレーザビームを移動光学系6へ導き、移動光学系6か
らのレーザビームを反射するビームスプリッタ15、ビ
ームスプリッタ15で反射されたレーザビームを導く集
光レンズ等で構成される光検出光学系16、光検出光学
系16により集光されたレーザビームにより検出信号を
出力する光検出器17、後述するミラー部37に対して
光を照射するLEDで構成される光源18、この光源1
8からの光に対するミラー部37から反射光を受光し電
気信号に変換して出力するフォトディテクタで構成され
る位置センサ19a、19b、および上記位置センサ1
9a、19bからの検知信号の差に応じた信号を後述す
る対物レンズホルダ22の上下方向(Y方向;フォーカ
ス方向)の検知位置信号として出力する対物レンズ位置
検知回路20によって構成されている。位置センサ19
a、19bは、対物レンズホルダ22の上下方向(Y方
向)に対して、それぞれ上下に配置されている。
に示すように、レ―ザビームを発生する半導体レ―ザ発
振器としてのレーザダイオード13、レ―ザダイオード
13からのレ―ザビームがコリメ―トされるコリメ―タ
レンズ14、コリメ―タレンズ14により平行光とされ
たレーザビームを移動光学系6へ導き、移動光学系6か
らのレーザビームを反射するビームスプリッタ15、ビ
ームスプリッタ15で反射されたレーザビームを導く集
光レンズ等で構成される光検出光学系16、光検出光学
系16により集光されたレーザビームにより検出信号を
出力する光検出器17、後述するミラー部37に対して
光を照射するLEDで構成される光源18、この光源1
8からの光に対するミラー部37から反射光を受光し電
気信号に変換して出力するフォトディテクタで構成され
る位置センサ19a、19b、および上記位置センサ1
9a、19bからの検知信号の差に応じた信号を後述す
る対物レンズホルダ22の上下方向(Y方向;フォーカ
ス方向)の検知位置信号として出力する対物レンズ位置
検知回路20によって構成されている。位置センサ19
a、19bは、対物レンズホルダ22の上下方向(Y方
向)に対して、それぞれ上下に配置されている。
【0020】上記位置センサ19a、19bに対して、
対物レンズホルダ22が中立点に位置している場合、位
置センサ19a、19bに入射される光量は等しいもの
となっている。対物レンズホルダ22が中立点より上に
位置している場合、位置センサ19aに入射される光量
が位置センサ19bに入射される光量より多くなる。ま
た、対物レンズホルダ22が中立点より下に位置してい
る場合、位置センサ19bに入射される光量が位置セン
サ19aに入射される光量より多くなる。
対物レンズホルダ22が中立点に位置している場合、位
置センサ19a、19bに入射される光量は等しいもの
となっている。対物レンズホルダ22が中立点より上に
位置している場合、位置センサ19aに入射される光量
が位置センサ19bに入射される光量より多くなる。ま
た、対物レンズホルダ22が中立点より下に位置してい
る場合、位置センサ19bに入射される光量が位置セン
サ19aに入射される光量より多くなる。
【0021】ここに、上記光源18、位置センサ19
a、19b、対物レンズ位置検知回路20、およびミラ
ー部37により、対物レンズホルダ22つまり対物レン
ズ21のフォーカス方向の位置が検知される位置検知部
49が形成されている。
a、19b、対物レンズ位置検知回路20、およびミラ
ー部37により、対物レンズホルダ22つまり対物レン
ズ21のフォーカス方向の位置が検知される位置検知部
49が形成されている。
【0022】対物レンズ位置検知回路20は、位置セン
サ19a、19bからの光電流を電流−電圧変換し、位
置センサ19aの出力から位置センサ19bの出力の差
をとった電圧値を得るものであり、この電圧値が、対物
レンズ21の変異に比例している。
サ19a、19bからの光電流を電流−電圧変換し、位
置センサ19aの出力から位置センサ19bの出力の差
をとった電圧値を得るものであり、この電圧値が、対物
レンズ21の変異に比例している。
【0023】対物レンズ位置検知回路20は、図2に示
すように、位置センサ19aからの電気信号を電流値か
ら電圧値に変換増幅する変換増幅器41と、位置センサ
19bからの電気信号を電流値から電圧値に変換増幅す
る変換増幅器42と、変換増幅器41からの電圧値と変
換増幅器42からの電圧値の差を出力する差動増幅器4
3とにより構成されている。上記光学ヘッド5の移動光
学系6は、図1、図3、図4、図5に示すように、構成
されている。すなわち、上記移動光学系6の上部には、
対物レンズ21が設けられている。この対物レンズ21
は、上記レーザダイオード13からのレーザビームを光
ディスク1に照射したり、光ディスク1からの反射光を
下部へ導くものである。
すように、位置センサ19aからの電気信号を電流値か
ら電圧値に変換増幅する変換増幅器41と、位置センサ
19bからの電気信号を電流値から電圧値に変換増幅す
る変換増幅器42と、変換増幅器41からの電圧値と変
換増幅器42からの電圧値の差を出力する差動増幅器4
3とにより構成されている。上記光学ヘッド5の移動光
学系6は、図1、図3、図4、図5に示すように、構成
されている。すなわち、上記移動光学系6の上部には、
対物レンズ21が設けられている。この対物レンズ21
は、上記レーザダイオード13からのレーザビームを光
ディスク1に照射したり、光ディスク1からの反射光を
下部へ導くものである。
【0024】上記対物レンズ21は、摺動型のアクチュ
エータとしての対物レンズホルダ22内に収容されてい
る。この対物レンズホルダ22は、軸23を中心に回動
自在に、かつ軸方向に移動自在に取り付けられている。
対物レンズホルダ22は、図示しないキャリッジに取り
付けられているベース24にゴムダンパ25、25、2
5、25を介して取り付けられている。上記軸23は軸
受け26を介してベース24に取り付けられている。
エータとしての対物レンズホルダ22内に収容されてい
る。この対物レンズホルダ22は、軸23を中心に回動
自在に、かつ軸方向に移動自在に取り付けられている。
対物レンズホルダ22は、図示しないキャリッジに取り
付けられているベース24にゴムダンパ25、25、2
5、25を介して取り付けられている。上記軸23は軸
受け26を介してベース24に取り付けられている。
【0025】対物レンズホルダ22には、上記軸23を
中心とする対象位置にカウンタウエイト27が取り付け
られている。このカウンタウエイト27は、粗アクセス
時の停止直後の対物レンズ21の振動を揺動作用により
吸収し、振動の発生を防止するものである。
中心とする対象位置にカウンタウエイト27が取り付け
られている。このカウンタウエイト27は、粗アクセス
時の停止直後の対物レンズ21の振動を揺動作用により
吸収し、振動の発生を防止するものである。
【0026】対物レンズホルダ22の内部には、マグネ
ット(永久磁石)28、28、および各マグネット2
8、28にそれぞれ巻装されているフォーカッシングコ
イル29、29が設けられている。対物レンズホルダ2
2の外側側面部には、トラッキングコイル30、30が
設けられている。
ット(永久磁石)28、28、および各マグネット2
8、28にそれぞれ巻装されているフォーカッシングコ
イル29、29が設けられている。対物レンズホルダ2
2の外側側面部には、トラッキングコイル30、30が
設けられている。
【0027】上記トラッキングコイル30、30の対向
位置で、かつ上記ベース24上には、それぞれヨーク3
1とマグネット(永久磁石)32とからなる磁気回路3
3、33が設けられている。
位置で、かつ上記ベース24上には、それぞれヨーク3
1とマグネット(永久磁石)32とからなる磁気回路3
3、33が設けられている。
【0028】上記ベース24上には、対物レンズホルダ
22を最下端位置に停止するストッパ34、および上記
フォーカッシングコイル29、29、トラッキングコイ
ル30、30とリード線35を介して電気的に接続さ
れ、後述するフォーカッシング制御回路50、トラッキ
ング制御回路51と図示しないリード線を介して電気的
に接続されているプリント基板36が設けられている。
上記ベース24には、レーザビームが通過する穴24a
が設けられている。上記対物レンズホルダ22の側面に
は、図1、図4、図5に示すように、ミラー37が設け
られている。このミラー37は、上記固定光学系7の光
源18からの光を反射して、位置センサ19a、19b
に導くものである。上記対物レンズホルダ22の下部に
は、図1に示すように、反射ミラー38が設けられてい
る。
22を最下端位置に停止するストッパ34、および上記
フォーカッシングコイル29、29、トラッキングコイ
ル30、30とリード線35を介して電気的に接続さ
れ、後述するフォーカッシング制御回路50、トラッキ
ング制御回路51と図示しないリード線を介して電気的
に接続されているプリント基板36が設けられている。
上記ベース24には、レーザビームが通過する穴24a
が設けられている。上記対物レンズホルダ22の側面に
は、図1、図4、図5に示すように、ミラー37が設け
られている。このミラー37は、上記固定光学系7の光
源18からの光を反射して、位置センサ19a、19b
に導くものである。上記対物レンズホルダ22の下部に
は、図1に示すように、反射ミラー38が設けられてい
る。
【0029】この反射ミラー38は、表面側に鏡面部材
が設けられた構成となっており、この反射ミラー38
で、レ―ザダイオード13からコリメ―タレンズ14お
よびビームスプリッタ15を介して導かれるレ―ザビー
ムを反射して立ち上げることにより、そのレ―ザビーム
を対物レンズ21へ導き、光ディスク1から対物レンズ
21を介して導かれるレ―ザビームを反射してビームス
プリッタ15へ導いている。上記光検出器17の検出信
号は、図1に示すように、フォーカッシング制御回路5
0、トラッキング制御回路51、ビデオ信号処理回路5
2に出力される。
が設けられた構成となっており、この反射ミラー38
で、レ―ザダイオード13からコリメ―タレンズ14お
よびビームスプリッタ15を介して導かれるレ―ザビー
ムを反射して立ち上げることにより、そのレ―ザビーム
を対物レンズ21へ導き、光ディスク1から対物レンズ
21を介して導かれるレ―ザビームを反射してビームス
プリッタ15へ導いている。上記光検出器17の検出信
号は、図1に示すように、フォーカッシング制御回路5
0、トラッキング制御回路51、ビデオ信号処理回路5
2に出力される。
【0030】フォーカッシング制御回路50は、光検出
器17からの検出信号により、レ―ザビームのフォ―カ
ス点に関する信号つまりフォーカッシング信号(フォー
カス差信号)を生成し、このフォーカッシング信号に対
応した出力信号(電流)を、フォ―カシングコイル2
9、29に供給するものである。
器17からの検出信号により、レ―ザビームのフォ―カ
ス点に関する信号つまりフォーカッシング信号(フォー
カス差信号)を生成し、このフォーカッシング信号に対
応した出力信号(電流)を、フォ―カシングコイル2
9、29に供給するものである。
【0031】これにより、対物レンズホルダ22つまり
対物レンズ21をY方向に移動し、対物レンズ21が形
成するレ―ザビームのスポットが光ディスク1上で常時
ジャストフォ―カスとなるように制御される。
対物レンズ21をY方向に移動し、対物レンズ21が形
成するレ―ザビームのスポットが光ディスク1上で常時
ジャストフォ―カスとなるように制御される。
【0032】また、フォーカッシング制御回路50は、
対物レンズ21の位置に対する位置ロックサーボをかけ
ながら、フォーカス引き込み動作を行うものである。す
なわち、引き込み信号から位置ロックサーボ信号との差
をとった信号に対応した出力信号(電流)を、フォ―カ
シングコイル29、29に供給するものである。
対物レンズ21の位置に対する位置ロックサーボをかけ
ながら、フォーカス引き込み動作を行うものである。す
なわち、引き込み信号から位置ロックサーボ信号との差
をとった信号に対応した出力信号(電流)を、フォ―カ
シングコイル29、29に供給するものである。
【0033】フォーカッシング制御回路50は、図6に
示すように、フォーカス検知部61、減算器62、切換
スイッチ63、位相補償回路64、およびドライブ回路
65によって構成されている。
示すように、フォーカス検知部61、減算器62、切換
スイッチ63、位相補償回路64、およびドライブ回路
65によって構成されている。
【0034】フォーカス検知部61は、光検出器17か
らの検出信号に応じてフォーカス差信号としてのフォー
カス検知信号を出力するものである。このフォーカス検
知部61からのフォーカス検知信号は後述するA/D変
換器60と切換スイッチ63に供給される。
らの検出信号に応じてフォーカス差信号としてのフォー
カス検知信号を出力するものである。このフォーカス検
知部61からのフォーカス検知信号は後述するA/D変
換器60と切換スイッチ63に供給される。
【0035】減算器62は、CPU54からD/A変換
器59を介して供給される引き込み信号を対物レンズ位
置検知回路20からの検知信号で差し引いた信号を出力
するものである。
器59を介して供給される引き込み信号を対物レンズ位
置検知回路20からの検知信号で差し引いた信号を出力
するものである。
【0036】切換スイッチ63は、CPU54からの切
換信号に応じて切換わるものであり、引き込み動作時、
減算器62からの信号を位相補償回路64へ出力し、フ
ォーカッシング動作時、フォーカス検知部61からのフ
ォーカス検知信号を位相補償回路64へ出力するように
なっている。位相補償回路64は、切換スイッチ63か
ら供給される信号の位相を補償する回路であり、この出
力はドライブ回路65に供給される。
換信号に応じて切換わるものであり、引き込み動作時、
減算器62からの信号を位相補償回路64へ出力し、フ
ォーカッシング動作時、フォーカス検知部61からのフ
ォーカス検知信号を位相補償回路64へ出力するように
なっている。位相補償回路64は、切換スイッチ63か
ら供給される信号の位相を補償する回路であり、この出
力はドライブ回路65に供給される。
【0037】ドライブ回路65は、位相補償回路64か
ら供給される電圧値に応じてフォーカッシングコイル2
9、29を励磁することにより、対物レンズホルダ22
つまり対物レンズ21をフォーカス方向へ移動するもの
である。
ら供給される電圧値に応じてフォーカッシングコイル2
9、29を励磁することにより、対物レンズホルダ22
つまり対物レンズ21をフォーカス方向へ移動するもの
である。
【0038】次に、図1に示す、トラッキング制御回路
51は、光検出器17からの検出信号により、レ―ザビ
ームのトラッキング点に関する信号つまりトラッキング
信号(トラック差信号)を生成し、このトラッキング信
号に対応した出力信号(電流)を、トラッキングコイル
30、30に供給するものである。これにより、移動光
学系6つまり対物レンズ21をX方向に移動し、対物レ
ンズ21が形成するレ―ザビームのスポットが光ディス
ク1上でトラッキングされるように制御される。
51は、光検出器17からの検出信号により、レ―ザビ
ームのトラッキング点に関する信号つまりトラッキング
信号(トラック差信号)を生成し、このトラッキング信
号に対応した出力信号(電流)を、トラッキングコイル
30、30に供給するものである。これにより、移動光
学系6つまり対物レンズ21をX方向に移動し、対物レ
ンズ21が形成するレ―ザビームのスポットが光ディス
ク1上でトラッキングされるように制御される。
【0039】また、ビデオ信号処理回路52は、光検出
器17からの検出信号により、データ信号、つまり光デ
ィスク1に記録されているピット(記録データ)の凹凸
が反映されている信号を生成し、このビデオ信号から画
像データに復調処理されて再生される。上記レーザダイ
オード13は、レーザ制御回路53により制御されてい
る。
器17からの検出信号により、データ信号、つまり光デ
ィスク1に記録されているピット(記録データ)の凹凸
が反映されている信号を生成し、このビデオ信号から画
像データに復調処理されて再生される。上記レーザダイ
オード13は、レーザ制御回路53により制御されてい
る。
【0040】レーザ制御回路53は、CPU54からの
切換信号に応じて再生光量に対応したレーザビームをレ
ーザダイオード13より発生させ、この再生光量のレー
ザビームが発生されている状態において、光ディスク制
御回路55からインターフェース回路56、およびバス
57を介して供給される記録パルス(原信号)を変調し
たデータに応じてレーザダイオード13を駆動して記録
光量のレーザビームを発生させるものである。
切換信号に応じて再生光量に対応したレーザビームをレ
ーザダイオード13より発生させ、この再生光量のレー
ザビームが発生されている状態において、光ディスク制
御回路55からインターフェース回路56、およびバス
57を介して供給される記録パルス(原信号)を変調し
たデータに応じてレーザダイオード13を駆動して記録
光量のレーザビームを発生させるものである。
【0041】上記ビデオ信号処理回路52で処理された
ビデオ信号(復調信号)はインターフェース回路56で
エラー訂正処理等が行われた後、光ディスク制御装置5
5に出力されるようになっている。
ビデオ信号(復調信号)はインターフェース回路56で
エラー訂正処理等が行われた後、光ディスク制御装置5
5に出力されるようになっている。
【0042】上記フォーカッシング制御回路50、トラ
ッキング制御回路51、ビデオ信号処理回路52、レー
ザ制御回路53、リニアモータ制御回路9、モータ制御
回路4等は、バス57を介してCPU54によって制御
されるようになっており、このCPU54はメモリ58
に記憶されたプログラムによって所定の動作を行うよう
になされている。
ッキング制御回路51、ビデオ信号処理回路52、レー
ザ制御回路53、リニアモータ制御回路9、モータ制御
回路4等は、バス57を介してCPU54によって制御
されるようになっており、このCPU54はメモリ58
に記憶されたプログラムによって所定の動作を行うよう
になされている。
【0043】なお、フォーカッシング制御回路50、ト
ラッキング制御回路51とCPU54との間で情報の授
受を行うために用いられるD/A変換器59とA/D変
換器60とが設けられている。次に、このような構成に
おいて、対物レンズ21のフォーカス方向の引き込み動
作について、図7に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
ラッキング制御回路51とCPU54との間で情報の授
受を行うために用いられるD/A変換器59とA/D変
換器60とが設けられている。次に、このような構成に
おいて、対物レンズ21のフォーカス方向の引き込み動
作について、図7に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0044】まず、光ディスク1がこの光ディスク装置
に装填された際、CPU54は光学ヘッド5の移動光学
系6を移動し、対物レンズ21によるレーザビームの照
射位置を、光ディスク1の最内周のミラー部(無記録領
域)に位置させる。
に装填された際、CPU54は光学ヘッド5の移動光学
系6を移動し、対物レンズ21によるレーザビームの照
射位置を、光ディスク1の最内周のミラー部(無記録領
域)に位置させる。
【0045】次に、CPU54からのフォーカス引き込
み時の切換信号をバス57を介してフォーカッシング制
御回路50内の切換スイッチ63に供給する。これによ
り、切換スイッチ63は減算器62の出力を位相補償回
路64へ導くようになる。
み時の切換信号をバス57を介してフォーカッシング制
御回路50内の切換スイッチ63に供給する。これによ
り、切換スイッチ63は減算器62の出力を位相補償回
路64へ導くようになる。
【0046】また、対物レンズ21のフォーカス方向の
移動位置、つまり対物レンズホルダ22のフォーカス方
向の移動位置に応じた位置検知信号が対物レンズ位置検
知回路20から出力され、フォーカッシング制御回路5
0内の減算器62の一方の入力端に供給される。
移動位置、つまり対物レンズホルダ22のフォーカス方
向の移動位置に応じた位置検知信号が対物レンズ位置検
知回路20から出力され、フォーカッシング制御回路5
0内の減算器62の一方の入力端に供給される。
【0047】これにより、位置検知信号に応じた電圧値
が減算器62、切換スイッチ63および位相補償回路6
4を介してドライブ回路65に出力される。ドライブ回
路65はその電圧値に応じてフォーカッシングコイル2
9、29を励磁することにより、対物レンズホルダ22
をフォーカス方向へ移動する。これにより、検知センサ
19a、19bから同じ電気信号が出力される位置(光
量が等しくなる位置)に対物レンズホルダ22のミラー
部37が対向した際、対物レンズホルダ22がフォーカ
ス方向のほぼ中間位置(中間点)に位置した状態とな
る。
が減算器62、切換スイッチ63および位相補償回路6
4を介してドライブ回路65に出力される。ドライブ回
路65はその電圧値に応じてフォーカッシングコイル2
9、29を励磁することにより、対物レンズホルダ22
をフォーカス方向へ移動する。これにより、検知センサ
19a、19bから同じ電気信号が出力される位置(光
量が等しくなる位置)に対物レンズホルダ22のミラー
部37が対向した際、対物レンズホルダ22がフォーカ
ス方向のほぼ中間位置(中間点)に位置した状態とな
る。
【0048】このような状態において、CPU54はあ
らかじめメモリ58に記憶されている引き込みデータを
読出し、D/A変換器59に出力する。D/A変換器5
9は供給される引き込みデータをアナログデータに変換
してフォーカッシング制御回路50内の減算器62の他
方の入力端に出力する。また、レーザ制御回路53を制
御してレーザダイオード53からレーザビームを発生さ
せる。
らかじめメモリ58に記憶されている引き込みデータを
読出し、D/A変換器59に出力する。D/A変換器5
9は供給される引き込みデータをアナログデータに変換
してフォーカッシング制御回路50内の減算器62の他
方の入力端に出力する。また、レーザ制御回路53を制
御してレーザダイオード53からレーザビームを発生さ
せる。
【0049】これにより、減算器62は、引き込みデー
タから位置検知信号を差し引いた電圧値を切換スイッチ
63および位相補償回路64を介してドライブ回路65
に出力する。ドライブ回路65はその電圧値に応じてフ
ォーカッシングコイル29、29を励磁することによ
り、引き込み動作を行う。
タから位置検知信号を差し引いた電圧値を切換スイッチ
63および位相補償回路64を介してドライブ回路65
に出力する。ドライブ回路65はその電圧値に応じてフ
ォーカッシングコイル29、29を励磁することによ
り、引き込み動作を行う。
【0050】この結果、対物レンズホルダ22がまず、
下方へ移動し、その後最下部近傍に位置した位置から徐
々に上昇することにより、対物レンズホルダ22が光デ
ィスク1に近付いていく。
下方へ移動し、その後最下部近傍に位置した位置から徐
々に上昇することにより、対物レンズホルダ22が光デ
ィスク1に近付いていく。
【0051】また、光ディスク1からの反射光は光検出
器17に導かれ、その検知信号はフォーカッシング制御
回路50内のフォーカス検知部61に供給されている。
このフォーカス検知部61からのフォーカス検知信号は
A/D変換器60でディジタル信号に変換されてCPU
57に出力される。
器17に導かれ、その検知信号はフォーカッシング制御
回路50内のフォーカス検知部61に供給されている。
このフォーカス検知部61からのフォーカス検知信号は
A/D変換器60でディジタル信号に変換されてCPU
57に出力される。
【0052】これにより、CPU57はA/D変換器6
0から供給されるフォーカス検知信号により、合焦点位
置か否かを判断し、この判断の結果、合焦点位置を判断
した際、引き込み動作終了に対応する切換信号をバス5
7を介してフォーカッシング制御回路50内の切換スイ
ッチ63に供給する。これにより、切換スイッチ63は
フォーカス検知部61からのフォーカス検知信号を位相
補償回路64へ導くようになる。
0から供給されるフォーカス検知信号により、合焦点位
置か否かを判断し、この判断の結果、合焦点位置を判断
した際、引き込み動作終了に対応する切換信号をバス5
7を介してフォーカッシング制御回路50内の切換スイ
ッチ63に供給する。これにより、切換スイッチ63は
フォーカス検知部61からのフォーカス検知信号を位相
補償回路64へ導くようになる。
【0053】これにより、フォーカス検知部61からの
フォーカス検知信号に応じた電圧値が切換スイッチ63
および位相補償回路64を介してドライブ回路65に出
力される。ドライブ回路65はその電圧値に応じてフォ
ーカッシングコイル29、29を励磁することにより、
対物レンズホルダ22をフォーカス方向へ移動する。こ
の結果、光ディスク1の面ぶれ等に追従して対物レンズ
ホルダ22がフォーカス方向へ移動することにより、常
にフォーカス状態が合焦点状態となる。
フォーカス検知信号に応じた電圧値が切換スイッチ63
および位相補償回路64を介してドライブ回路65に出
力される。ドライブ回路65はその電圧値に応じてフォ
ーカッシングコイル29、29を励磁することにより、
対物レンズホルダ22をフォーカス方向へ移動する。こ
の結果、光ディスク1の面ぶれ等に追従して対物レンズ
ホルダ22がフォーカス方向へ移動することにより、常
にフォーカス状態が合焦点状態となる。
【0054】また、フォーカス引き込み動作時に、所定
時間経過してもフォーカス状態が合焦点状態とならない
場合、CPU54は、再びフォーカス引き込み動作を最
初からやり直す。
時間経過してもフォーカス状態が合焦点状態とならない
場合、CPU54は、再びフォーカス引き込み動作を最
初からやり直す。
【0055】上記したように、対物レンズのフォーカス
方向の移動位置を、対物レンズホルダの側面に設けたミ
ラーに固定光学系内からの光源の光を照射し、その反射
光を固定光学系内に上下に設けた位置センサの検知出力
により、判断し、この判断結果で位置ロックサーボをか
けながらフォーカス引き込み動作を行うようにしたもの
である。これにより、スムースかつ高速なフォーカス引
き込み動作を行うことができ、その引き込み動作を確実
に行うことができる。なお、前記実施例では、が設けら
れている場合について説明したが、これに限らず、構成
されていても良い。
方向の移動位置を、対物レンズホルダの側面に設けたミ
ラーに固定光学系内からの光源の光を照射し、その反射
光を固定光学系内に上下に設けた位置センサの検知出力
により、判断し、この判断結果で位置ロックサーボをか
けながらフォーカス引き込み動作を行うようにしたもの
である。これにより、スムースかつ高速なフォーカス引
き込み動作を行うことができ、その引き込み動作を確実
に行うことができる。なお、前記実施例では、が設けら
れている場合について説明したが、これに限らず、構成
されていても良い。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
光学ヘッドの移動光学系における対物レンズのフォーカ
ス方向への引き込み動作を確実に行うことができる光デ
ィスク装置を提供できる。
光学ヘッドの移動光学系における対物レンズのフォーカ
ス方向への引き込み動作を確実に行うことができる光デ
ィスク装置を提供できる。
【図1】この発明の一実施例における光ディスク装置の
全体の構成を示すブロック図。
全体の構成を示すブロック図。
【図2】図1の対物レンズ位置検知回路の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図3】図1の移動光学系の構成を概略的に示す上面
図。
図。
【図4】図1の移動光学系の構成を概略的に示す断面
図。
図。
【図5】図1の移動光学系の対物レンズホルダの構成を
概略的に示す斜視図。
概略的に示す斜視図。
【図6】図1のフォーカッシング制御回路の構成を概略
的に示すブロック図。
的に示すブロック図。
【図7】図1の対物レンズの引き込み動作を説明するた
めのフローチャート。
めのフローチャート。
1…光ディスク、5…光学ヘッド、6…移動光学系、7
…固定光学系、8…リニアモータ、9…リニアモータ制
御回路、10…位置検出器、13…レーザダイオード、
17…光検出器、18…光源、19a、19b…位置セ
ンサ、20…対物レンズ位置検知回路、21…対物レン
ズ、22…対物レンズホルダ、29、29…フォ―カシ
ングコイル、30、30…トラッキングコイル、37…
ミラー、50…フォーカッシング制御回路、54…CP
U、59…D/A変換器、60…A/D変換器。
…固定光学系、8…リニアモータ、9…リニアモータ制
御回路、10…位置検出器、13…レーザダイオード、
17…光検出器、18…光源、19a、19b…位置セ
ンサ、20…対物レンズ位置検知回路、21…対物レン
ズ、22…対物レンズホルダ、29、29…フォ―カシ
ングコイル、30、30…トラッキングコイル、37…
ミラー、50…フォーカッシング制御回路、54…CP
U、59…D/A変換器、60…A/D変換器。
Claims (2)
- 【請求項1】 光ディスクに対して情報の記録あるいは
再生を行う光ディスク装置において、 発光する発光手段と、 この発光手段からの光を光ディスクに集光させる光学系
と、 この光学系を上記光ディスクの半径方向に直交する方向
に移動する移動手段と、 上記光ディスクからの光を受光し、上記光ディスクと光
学系との距離に応じた信号を出力する出力手段と、 上記光ディスクからの光を受光し、上記光ディスクに記
録されている情報を再生する再生手段と、 上記光ディスクの半径方向に直交する方向に対する上記
光学系の移動位置を検知する検知手段と、 上記光学系を上記光ディスクの半径方向に直交する方向
の初期位置から上記光ディスクに近付く方向へ、上記移
動手段により移動する移動制御手段と、 この移動制御手段による上記光学系の移動位置を上記検
知手段の検知信号により補正する補正手段と、 上記移動制御手段により上記光学系が移動している際
に、上記出力手段からの出力信号により合焦点位置であ
るか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により合焦点位置が判定された際に、上記
移動制御手段による上記光学系の移動を停止する停止手
段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 発光する発光手段と、 この発光手段からの光を光ディスクに集光させる光学系
と、 この光学系を上記光ディスクの半径方向に直交する方向
に移動する移動手段と、 上記光ディスクからの光を受光し、上記光ディスクと光
学系との距離に応じた信号を出力する出力手段と、 上記光ディスクの半径方向に直交する方向に対する上記
光学系の移動位置を検知する検知手段と、 上記光学系を上記光ディスクの半径方向に直交する方向
の初期位置から上記光ディスクに近付く方向へ、上記移
動手段により移動する移動制御手段と、 この移動制御手段による上記光学系の移動位置を上記検
知手段の検知信号により補正する補正手段と、 上記移動制御手段により上記光学系が移動している際
に、上記出力手段からの出力信号により合焦点位置であ
るか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により合焦点位置が判定された際に、上記
移動制御手段による上記光学系の移動を停止する停止手
段と、 を具備したことを特徴とする光学系移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21040392A JPH0660386A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21040392A JPH0660386A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660386A true JPH0660386A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16588742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21040392A Pending JPH0660386A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660386A (ja) |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21040392A patent/JPH0660386A/ja active Pending
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