JPH10143894A - 光ディスクの偏心量測定装置 - Google Patents

光ディスクの偏心量測定装置

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JPH10143894A
JPH10143894A JP30067796A JP30067796A JPH10143894A JP H10143894 A JPH10143894 A JP H10143894A JP 30067796 A JP30067796 A JP 30067796A JP 30067796 A JP30067796 A JP 30067796A JP H10143894 A JPH10143894 A JP H10143894A
Authority
JP
Japan
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signal
error signal
disk
circuit
eccentricity
Prior art date
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Pending
Application number
JP30067796A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Masahiro Nishikawa
正洋 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトディスクが持つ偏心量を測定す
る。 【解決手段】 回転駆動装置3上に装着されたディスク
2の信号面をトラッキングサーボをかけない状態の光デ
ィスク装置で再生し、得られたトラッキングエラー信号
Steを波形成形し、回転駆動装置3のFG信号と合わせ
てディスク2の偏心データを取り出し、偏心量を計算し
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの偏心
量測定装置に関し、特に、コンパクトディスク等の光デ
ィスクが個々に持つ偏心成分の大きさを計測するコンパ
クトディスク偏心量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(以下では、CDと
略称する。)は光ピックアップ装置を備えた光ディスク
装置によって、再生される読み出し専用の光ディスクで
ある。光ディスク装置は、スピンドルモータからなる回
転駆動装置に光ディスクを装着して回転させ、光ピック
アップ装置によって光ディスクに書き込まれた信号を読
み取り、読み取られた信号は信号再生のほか、フォーカ
スサーボやトラッキングサーボのためのエラー信号の再
生に利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクには、ディ
スクのクランプ部の中心とディスクに同心円状に記録さ
れている信号の中心に若干のズレがあり、これは一般的
に偏心と呼ばれている。偏心は個々の光ディスクによっ
て大小の差はあるものの、どのディスクにも存在するも
のである。光ディスク再生装置では、ディスクを再生す
る際に、光ピックアップ内の分割されたディテクターよ
り得られる誤差信号をもとに、光ピックアップが常にデ
ィスク上のトラックをトレースするように制御する(ト
ラッキングサーボ)が偏心が大きくなると、このトラッ
キングサーボ追従性を悪くして光ピックアップによるデ
ィスク上の正確な信号の読み取りに悪影響を及ぼす。
【0004】ディスクに認められている偏心の大きさは
CDの諸基準を規定したRED BOOK規格上±70
μm以内と定められているが、市場にはこの規格内で様
々な偏心量を持つディスクが多数存在している。CDプ
レーヤーやCD−ROMドライブなどの光ディスク再生
装置は、このような偏心成分を持ったディスクに対して
も安定にトラッキングサーボをかけ、ディスク上の信号
を正確に読み出すことが要求される。
【0005】しかしながら、光ディスク再生装置を設
計、評価する段階で、規格上認められている範囲とはい
え、偏心量の異なる様々のディスクを使用することは、
ディスクを交換する度に偏心量の違いが原因となって、
ディスクが一回転する毎に周期的に変化するトラッキン
グエラー量が変化する結果、全体的なトラッキング精度
と再生精度の変化を招きやすくなる。あるディスクを再
生したときの再生性能の悪化がディスクの偏心に起因す
るものか、または別の要因によるものなのか解らず、光
ディスク再生装置の評価において不確定な要素として偏
心が存在している。再生しているディスク偏心量を明確
にしておくことにより、光ディスク再生装置の再生性能
の悪化を生じた場合、再生性能の悪化の要因が、ディス
クの偏心量によるものなのか、別の要因によるものなの
かを区別することができる。
【0006】特に、近年、CD−ROMドライブにおい
てはディスクからの信号読み出しの高速化が進んでお
り、通常のオーディオCD再生時の回転速度の数倍でデ
ィスクを回転させ読み出しを行うと、ディスクの偏心量
が規格以内であっても、トラッキングサーボ回路による
補正の能力が低下し、再生性能に与える悪影響が増して
いる。
【0007】したがって、本発明の目的は、簡単な構成
でコンパクトディスクなど光ディスクの偏心量を測定す
ることができる偏心量測定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
の偏心量測定装置は、光ディスクを回転駆動し前記光デ
ィスクの回転周期を示す回転パルス信号を出力する回転
駆動装置と、前記光ディスクの信号記録面に光を照射し
て反射光からフォーカスエラー信号成形用の誤差信号を
出力する光ピックアップ装置と、前記光ピックアップ装
置から前記トラッキングエラー信号成形用の誤差信号を
受けてトラッキングエラー信号を出力する信号処理装置
と、前記信号処理装置から前記トラッキングエラー信号
を受けて矩形パルスを出力する波形成形回路と、前記波
形成形回路から出力される矩形パルスの数をカウントす
る計数回路と、前記回転駆動装置から前記回転パルス信
号を受け、前記計数回路からカウント数を受け、偏心量
を計算する演算回路とを備えることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の上記及びその他の
目的をより明瞭にするために、図面を参照しながら、本
発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態の偏心量測定
装置を示す回路構成図であり、図2は実際のトラッキン
グエラー信号の波形とトラッキングエラー信号が波形成
形された矩形バルスである。
【0011】本実施の形態の偏心量測定装置1は、回転
駆動装置3、光ピックアップ装置8、信号処理装置9、
波形成形回路10、計数回路11、演算回路12及び表
示素子13を備えている。
【0012】回転駆動装置3は、例えば、ターンテーブ
ル4、ディスククランパ6及びスピンドルモータ5から
構成されており、ターンテーブル4とディスクランパ6
との間にディスク2をクランプした状態で、電圧を与え
てスピンドルモータ5を回転させることにより、ターン
テーブル4及びディスク2を回転させることができる。
さらに、回転駆動装置3は、回転数を検出するためのF
G出力端子7を持っている。このFG出力端子7から出
力されるFG信号とは、ディスクが一回転する毎に、あ
る決められた数の矩形波が出力される信号である。具体
的には、フォトカプラが出力する。この矩形波をカウン
トすることにより、回転駆動装置3及びディスク2の回
転数や回転周期を検出することができる。
【0013】光ピックアップ装置8は、ディスク2の信
号記録面にレーザー光を照射して反射光からフォーカス
エラー信号及びトラッキングエラー信号を生成し出力す
る。ビームディテクタを有しており、このビームディテ
クタからトラッキングエラー信号成形用の誤差信号を出
力する。
【0014】信号処理装置9は、光ピックアップ装置8
からトラッキングエラー信号成形用の誤差信号を受け
て、トラックに対してのレンズ位置のずれ量を示すトラ
ッキングエラー信号Steを出力する。波形成形回路10
は、信号処理装置9からトラッキングエラー信号Steを
受けて2値化した矩形パルスSkを出力する。
【0015】計数回路11は、波形成形回路10から出
力される矩形パルスSkの数をカウントする。演算回路
12は、回転駆動装置3からの回転パルス信号Sfg及び
計数回路11のカウント数を受け、偏心量を計算する。
回転駆動装置3のFG出力端子7からのFG回転パルス
信号Sfgよりディスク2の回転周期が分かる。トラッキ
ングエラー信号Steの振幅の数が光ピックアップ装置8
から照射されるレーザーを横切ったディスク2のトラッ
ク数であり、ディスク2が持つ偏心成分が大きいほどこ
のトラック数は多くなる。CDにおけるディスクの信号
面の隣り合ったトラックの間隔(トラックピッチ)は前
述のRED BOOK規格上1.6μmと決められてい
る。偏心量は演算回路12にて、前述のトラック数と
1.6μmの積を1/2することにより計算される。表
示素子13は、演算回路12が計算したディスク2の偏
心量を表示する。
【0016】次に本実施の形態の偏心量測定装置を用い
た偏心量測定について説明する。先ず偏心量を測定しよ
うとするディスク2を、図1に示す偏心量測定装置1の
回転駆動装置3のターンテーブル4に装着する。次に、
この回転駆動装置3に一定の電圧を加えることによりデ
ィスク2を回転させる。
【0017】この状態で、信号記録面に光ピックアップ
装置8の信号を読み取るためのレーザーをオンして、光
ピックアップ装置8のレンズを上下に動かす。このよう
にすると、フォーカスエラー信号に“S”の形をした誤
差信号が現われる。この“S”のフォーカスエラー信号
のゼロクロスを見てフォーカスサーボループをオンして
やればフォーカスサーボがかかり、ディスク2の信号記
録面とレンズの位置の距離を信号読み取り可能な距離に
保つことができる。
【0018】この時、光ピックアップ装置8内に設けら
れ、トラッキングエラー信号成形用の分割されたビーム
ディテクタから出力される誤差信号は、信号処理回路9
を経てトラックに対してのレンズ位置のずれ量を示すト
ラッキングエラー信号Steとなる。このトラッキングエ
ラー信号Steはディスク2上の一つのトラックが光ピッ
クアップ装置8から照射されるレーザー上を横切るたび
に一周期の“S”波形を成形する。
【0019】ここで、この装置ではディスクのトラック
を追従するためのサーボ、つまりトラッキングサーボは
かけていない。この状態とすることにより、光ピックア
ップ装置8から照射されるレーザー上をディスクの偏心
成分内のある一定数のトラックが横切ることとなり、図
2に示すようなトラッキングエラー信号Steが生成され
る。このトラッキングエラー信号Steの振幅の数が光ピ
ックアップ装置8から照射されるレーザーを横切ったデ
ィスク2のトラック数である。このトラッキングエラー
信号Steは、2値化するための波形成形回路10により
図2に示すような矩形パルスSkに成形される。
【0020】前述の回転駆動装置3のFG出力端子7か
らのFG回転パルス信号Sfgよりディスク2の回転周期
が分かるので、偏心量は、演算回路12にて、前述のト
ラック数とCDにおけるディスクの信号面の隣り合った
トラックの間隔(トラックピッチ)である1.6μmと
の積を1/2することにより計算され、表示素子13を
介して表示される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の偏心量測
定装置によれば、簡単な構成でディスクの偏心量を測定
することができる。個々のディスクにおける偏心量を明
確にすることにより、光ディスク再生装置の設計、評価
において、トラッキングサーボにおけるディスク偏心成
分の追従性能及び再生性能を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の偏心量測定装置を示す
回路構成図である。
【図2】偏心データの元となるトラッキングエラー信号
とこれを波形成形した後得られた矩形パルス信号を示す
波形図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 ディスク 3 回転駆動装置 4 ターンテーブル 5 スピンドルモータ 6 ディスククランパ 7 FG出力端子 8 光ピックアップ装置 9 信号処理装置 10 波形成形回路 11 計数回路 12 演算回路 13 表示素子 21 波形成形後の矩形パルス 22 トラッキングエラー信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを回転駆動し前記光ディスク
    の回転周期を示す回転パルス信号を出力する回転駆動装
    置と、前記光ディスクの信号記録面に光を照射して反射
    光からフォーカスエラー信号成形用の誤差信号を出力す
    る光ピックアップ装置と、前記光ピックアップ装置から
    前記トラッキングエラー信号成形用の誤差信号を受けて
    トラッキングエラー信号を出力する信号処理装置と、前
    記信号処理装置から前記トラッキングエラー信号を受け
    て矩形パルスを出力する波形成形回路と、前記波形成形
    回路から出力される矩形パルスの数をカウントする計数
    回路と、前記回転駆動装置から前記回転パルス信号を受
    け、前記計数回路からカウント数を受け、偏心量を計算
    する演算回路とを備える光ディスクの偏心量測定装置。
  2. 【請求項2】 前記演算回路が前記光ディスクのトラッ
    クピッチと前記カウント数から偏心量を算出することを
    特徴とする請求項1記載の光ディスクの偏心量測定装
    置。
JP30067796A 1996-11-12 1996-11-12 光ディスクの偏心量測定装置 Pending JPH10143894A (ja)

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JP30067796A JPH10143894A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 光ディスクの偏心量測定装置

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JP30067796A JPH10143894A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 光ディスクの偏心量測定装置

Publications (1)

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JPH10143894A true JPH10143894A (ja) 1998-05-29

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ID=17887753

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30067796A Pending JPH10143894A (ja) 1996-11-12 1996-11-12 光ディスクの偏心量測定装置

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JP (1) JPH10143894A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546571B1 (ko) * 1998-10-23 2006-03-23 엘지전자 주식회사 틸트 검출 방법
KR100829012B1 (ko) * 2001-10-12 2008-05-14 엘지전자 주식회사 광디스크의 트랙킹 제어장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546571B1 (ko) * 1998-10-23 2006-03-23 엘지전자 주식회사 틸트 검출 방법
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