JPH05325267A - 光ディスク検査方法及び装置 - Google Patents

光ディスク検査方法及び装置

Info

Publication number
JPH05325267A
JPH05325267A JP15130192A JP15130192A JPH05325267A JP H05325267 A JPH05325267 A JP H05325267A JP 15130192 A JP15130192 A JP 15130192A JP 15130192 A JP15130192 A JP 15130192A JP H05325267 A JPH05325267 A JP H05325267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
crosstalk
header
position information
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15130192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenta Watase
賢太 渡瀬
Akihiko Shimizu
明彦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP15130192A priority Critical patent/JPH05325267A/ja
Publication of JPH05325267A publication Critical patent/JPH05325267A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロストークの大きさ及びクロストークによ
る影響を検査できる光ディスク検査装置を提供するこ
と。 【構成】 光ディスク検査装置は、位置情報検出手段
(角度検出回路11、半径位置検出回路13)と、ヘッ
ダ検出部15と、タイミング発生部19と、データ処理
回路21とを備えている。ここで、位置情報検出手段
は、現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部の位置情
報を検出する。前記ヘッダ検出部15は、光ディスクか
らの再生信号Saから特定信号Sdを検出する。データ
処理回路21は、回転角度信号Sh、位置信号Sf、特
定信号Sdを基に、クロストーク発生タイミングSi、
So、クロストーク発生時間Slを得る。タイミング発
生部19では、タイミングSi、So、発生時間Sl
と、特定信号Sd、WE信号Scとを基に再生信号から
クロストーク成分を除去する信号SGを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを検査・評
価できる光ディスク検査方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光ディスクは、周知のとおり、
記憶容量が大きく、かつアクセス速度が磁気テープより
も4桁も速く、しかも単位面積当たりの記憶容量もIC
メモリの数十倍もあることから、音楽、映像、各種デー
タ等の記憶媒体として使用されている。この光ディスク
には、コンパクトディスク(CD)のようなリードオン
リー型、一度だけ書込み可能なライト・ワンス型、及び
再書込みができるリライタブル型の3種類があることも
周知のとおりである。
【0003】これらの型式の光ディスクの内のいずれの
ものであっても、当該光ディスクを回転させながら、直
径が数ミクロンに集光されたレーザ光スポットをデータ
等に基づいて当該光ディスクに照射することによりデー
タ等を記録し、また、当該光ディスクを回転させなが
ら、レーザ光スポットを照射し、その反射光から再生信
号(データ等)を得ている。このような再生信号の中に
は、通常の書込み領域の反射光量の他に、プリフォーマ
ットのヘッダ部信号、欠陥信号、クロストーク信号等に
よる反射光量が含まれている。
【0004】ところで、上記光ディスクを製造等する場
合、光ディスクの性能の検査を行っている。このような
検査行う理由は、光ディスクの特徴である高感度性、高
SN比、長期保存性という特性が得られ、かつ確実に記
録でき、再生時にエラー等が発生しないという特性を備
えているかを確認するためである。かかる検査について
は、従来、光ディスクからの反射光を基に反射光量や反
射率を測定する方法や、あるいはクロストーク信号の大
きさを測定する方法等が提案されている。
【0005】上述した反射光量や反射率を測定する方法
の場合、通常の書込み領域の反射光量以外のプリフォー
マットのヘッダ部信号、欠陥信号、クロストーク信号等
による反射光量を除去する必要がある。このような通常
の書込み領域の反射光量以外の光量を除去する従来技術
としては、再生信号をサンプリングし、その平均値より
も大きなサンプリング値を除いて、反射率を測定するよ
うにしたものがある(特開昭60−219651)。一
方、クロストーク信号の大きさを測定する従来技術とし
ては、上記再生信号をオシロスコープの入力端子に入力
し、オシロスコープのCRT上に表示された波形からク
ロストーク信号の大きさを観察するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き、通常の書込み領域の反射光量以外の信号による光
量を除去する従来技術の場合、再生信号をサンプリング
して、その平均する母集団に問題がある。例えば、光デ
ィスクのような円盤型の場合、内周部の反射率と外周部
の反射率とは、数パーセント異なることは製造上の常識
であるため、サンプリング位置によって内周部または外
周部のすべての再生信号が欠落することがある。そこ
で、このような再生信号の欠落という欠陥をなくすため
に、平均値が大きくなる条件を考察すると、サンプリン
グ値をかなり分散しなければならないことになる。この
条件のためには、再生信号の中では、プリフォーマット
のヘッダ部信号、欠陥信号、クロストーク信号の割合が
多くなければならない。しかし、前記各信号の全部を合
わせても、長さで10パーセント未満であるために、平
均値が大きくなる条件とは言いがたい。このため、上記
従来技術のような平均値以上のサンプリング値を単に除
去する方式では、再生信号が欠落する場合が多くなる欠
点がある。
【0007】一方、クロストーク信号の大きさをオシロ
スコープで測定する従来技術にあっては、クロストーク
信号の大きさや、クロストークが発生する位置を正確に
特定できないという欠点があった。本発明は、上述した
欠点を解消し、確実に反射光量・反射率を得て確実に再
生を可能にし、クロストークの大きさ及びクロストーク
による影響を検査できる光ディスク検査方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る光ディスク検査方法では、光ディスクの検査方法にお
いて、現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部の位置
情報を基に隣接するプリフォーマットのヘッダ部の位置
情報を求め、当該求めた位置情報を基に再生信号からセ
クタを構成するプリフォーマットのヘッダ部及び隣接す
るプリフォーマットのヘッダ部の部分を除去して、その
除去後の再生信号から反射光量を測定して前記目的を達
成する。また、請求項2記載の発明による光ディスク検
査方法は、隣接するプリフォーマットのヘッダ部の位置
情報は、現在自分の走行するプリフォーマットのヘッダ
部の半径位置とセクタ長さより演算することにより前記
目的を達成する。
【0009】請求項3記載の発明による光ディスク検査
装置は、光ディスクの性能を検査する光ディスク検査装
置において、現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部
の位置情報を検出する位置情報検出手段と、前記光ディ
スクからの再生信号から特定信号を検出するヘッダ検出
部と、前記位置情報検出手段からの位置情報及びヘッダ
検出部からの特定信号を基に内周側クロストーク発生タ
イミング、外周側クロストーク発生タイミング、クロス
トーク発生時間を得るデータ処理回路と、前記データ処
理回路からの内周側クロストーク発生タイミング、外周
側クロストーク発生タイミング、クロストーク発生時間
と、ヘッダ検出部からの特定信号、書込み可信号とを基
に再生信号からクロストーク成分を除去するサンプリン
グゲート信号を形成するタイミング発生部とを備えて前
記目的を達成する。
【0010】請求項4記載の発明による光ディスク検査
方法は、光ディスクの検査方法において、現在走行中の
プリフォーマットのヘッダ部の位置情報を基に隣接する
プリフォーマットのヘッダ部の位置情報を求め、当該求
めた位置情報を基に再生信号の波高値を求め、この位置
情報及び前記波高値を基にクロストーク信号の位置と割
合とを求めることにより前記目的を達成する。請求項5
記載の発明による光ディスク検査方法は、光ディスクの
検査方法において、現在走行中のプリフォーマットのヘ
ッダ部の位置情報を基に隣接するプリフォーマットのヘ
ッダ部の位置情報を求め、当該求めた位置情報を基にト
ラッキングエラー信号の波高値を求めことにより前記目
的を達成する。
【0011】請求項6記載の発明による光ディスク検査
装置は、光ディスクの性能を検査する光ディスク検査装
置において、現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部
の位置情報を検出する位置情報検出手段と、前記光ディ
スクからの再生信号から特定信号を検出するヘッダ検出
部と、前記位置情報検出手段からの位置情報及びヘッダ
検出部からの特定信号を基に内周側クロストーク発生タ
イミング、外周側クロストーク発生タイミング、クロス
トーク発生時間を得るデータ処理回路と、前記データ処
理回路からの内周側クロストーク発生タイミング、外周
側クロストーク発生タイミング、クロストーク発生時間
を基に再生信号からクロストーク成分を除去するサンプ
リングゲート信号を形成するタイミング発生部と、前記
データ処理回路からの内周側クロストーク発生タイミン
グ、外周側クロストーク発生タイミング、クロストーク
発生時間と、ヘッダ検出部からの特定信号、書込み可信
号とを基に再生信号からクロストーク成分を除去するサ
ンプリングゲート信号、クロストーク信号及びトラッキ
ングエラー信号をサンプリングさせるためのクロストー
ク信号を形成するタイミング発生部とを備えて前記目的
を達成する。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、現在走行中のプ
リフォーマットのヘッダ部の位置情報から隣接するプリ
フォーマットのヘッダ部の位置情報が分かるから、その
位置情報を基に再生信号からセクタを構成するプリフォ
ーマットのヘッダ部及び隣接するプリフォーマットのヘ
ッダ部の部分を除去する。これにより、各ヘッダ部の影
響のない再生信号を得ることができる。また、請求項2
記載の発明によれば、隣接するプリフォーマットのヘッ
ダ部の位置情報が、現在自分の走行するプリフォーマッ
トのヘッダ部の半径位置とセクタ長さから分かっている
ので、これを基に演算して当該隣接プリフォーマットの
ヘッダ部の位置を演算して求めている。
【0013】請求項3記載の発明によれば、現在走行中
のプリフォーマットのヘッダ部の位置情報が位置情報検
出手段で得られる。また、前記再生信号から特定信号が
ヘッダ検出部で得られる。データ処理回路は、前記位置
情報及び特定信号から、隣接するプリフォーマットのヘ
ッダ部の位置を求め、必要な信号を形成する。この信号
を基にタイミング発生部でヘッダ部を除去するための信
号を作り、これで再生信号をサンプリングするため、ヘ
ッダ部の影響が除去できる。
【0014】請求項4記載の発明よれば、現在走行中の
プリフォーマットのヘッダ部の位置情報から隣接するプ
リフォーマットのヘッダ部の位置情報が求められるか
ら、当該求めた位置情報のときの再生信号の波高値を求
めるようにする。これにより、クロストーク信号の位置
と割合とを求めることができる。請求項5記載の発明に
よれば、隣接するプリフォーマットのヘッダ部の位置情
報が請求項4で求められるから、その求めた位置情報で
発生しているトラッキングエラー信号の波高値を求める
ことで、トラッキングエラー信号の影響を知ることが可
能になる。
【0015】請求項6記載の発明によれば、現在走行中
のプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を位置情報検
出手段で検出する。また、ヘッダ検出部で再生信号から
特定信号を検出する。前記位置情報検出手段からの位置
情報及びヘッダ検出部からの特定信号をデータ処理回路
に与え、データ処理回路でクロストーク発生タイミン
グ、クロストーク発生時間を得る。そして、クロストー
ク発生タイミング、クロストーク発生時間から得たサン
プリングゲートにより、再生信号からクロストーク成分
を除去する。また、クロストーク発生タイミングにおけ
る再生信号のクロストーク信号の波高値を求める。さら
に、クロストーク発生タイミングにおけるトラッキング
エラー信号の波高値を求める。これにより、クロストー
ク信号の大きさ、トラッキングエラー信号の影響を求め
ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例に基づい
て説明する。図1〜図8を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の光ディスク検査方法を実現す
る光ディスク検査装置の実施例を示すブロック図であ
る。図2は、上記検査装置で使用するピックアップ内の
フォトダイオードの説明図である。図1において、スピ
ンドルモータ1は、光ディスク3を、例えば線速度一定
方式(CLV)で回転駆動できる。この光ディスク3に
は、ピックアップ5からレーザ光スポットが照射される
ようになっている。
【0017】また、前記ピックアップ5は、横送り機構
7によって光ディスク3の径方向に例えばCLVで移動
できるようにしてある。このピックアップ5は、図示し
ない光学系及び図2に示すような2分割フォトダイオー
ドPDを備えており、光ディスク3からの反射光を光学
系でもって光ビーム(Light beam)としてフォトダイオ
ードPDに照射し、当該フォトダイオードPDからの2
つの電流I1 、I2 を基に再生信号Saも出力できるよ
うな回路構成となっている。
【0018】前記スピンドルモータ1にはエンコーダ9
が取付けられている。このエンコーダ9は、スピンドル
モータ1の回転速度を検出して原点信号Sjと回転信号
Sgを出力できる。このエンコーダ9の出力端子は、角
度検出回路11の入力端子に接続されており、エンコー
ダ9からの原点信号Sjと回転信号Sgを角度検出回路
11に供給できる。角度検出回路11は、前記原点信号
Sj及び回転信号Sgを基に回転角度信号Shを形成す
るような回路構成となっている。また、上記横送り機構
7は半径位置検出回路13に接続されており、横送り機
構7からの出力信号を半径位置検出回路13に供給でき
る。半径位置検出回路13は、前記横送り機構7からの
出力信号を基にピックアップ5からのレーザ光スポット
の焦点位置が光ディスク3のどの半径位置にあるかを検
出して半径位置信号Sfを形成するような回路構成とな
っている。
【0019】上記ピックアップ5からの再生信号Sa
は、1セクタ当たり図3で示すようなフォーマット(詳
細は後述する)をしている。そして、フォトダイオード
PD(図2参照)からの検出信号(詳細は後述する)
は、図4に示すように、各信号において各々所定の電流
値を持つ波形となる。また、例えば図4に示すセクタマ
ーク(Sector Mark )は、図5に示すような構造を有し
ている。ピックアップ5の出力は、ヘッダ検出部15及
びA/Dコンバータ17の入力端子にそれぞれ接続され
ており、ピックアップ5からの再生信号Saをヘッダ検
出部15及びA/Dコンバータ17に供給できる。
【0020】このヘッダ検出部15は、前記再生信号S
aを基に、アドレス(ID)信号Sb、ヘッダ部以外の
書込み領域であることを示すライトイネーブル(WE)
信号Sc、及び特定パターン(この実施例では、セクタ
マーク(SM)とする)を検出時に出力するSM信号S
dを、それぞれ形成できるようになっている。ヘッダ検
出部15はタイミング発生部19及びデータ処理回路2
1に接続されており、ヘッダ検出部15からのWE信号
Sc及びSM信号Sdをタイミング発生部19に、ヘッ
ダ検出部15からのID信号Sb及びSM信号Sdをデ
ータ処理回路21に、それぞれ供給できる。
【0021】また、A/Dコンバータ17は、サンプル
信号Smを受けたときにのみ、再生信号Saをデジタル
化してデジタルサンプリング信号Snとし、このデジタ
ルサンプリング信号Snをデータ処理回路21に供給で
きるようになっている。上記タイミング発生部19はA
/Dコンバータ17及びデータ処理回路21に接続され
ている。このタイミング発生部19には、データ処理回
路21からの内周側クロストーク発生タイミングSi、
外周側クロストーク発生タイミングSk、クロストーク
発生時間Slとが導入されるようにしてある。また、前
記タイミング発生部19は、前記内周側クロストーク発
生タイミングSiとクロストーク発生時間Slとで内周
クロストーク信号XIを、前記外周側クロストーク発生
タイミングSkとクロストーク発生時間Slとで外周ク
ロストーク信号XOを、それぞれ形成する。
【0022】また、このタイミング発生部19は、前記
内周クロストーク信号XI及び外周クロストーク信号X
Oの論理和をとり、その論理和結果からサンプリングゲ
ート信号SGを形成し、かつサンプリングゲート信号S
Gとサンプリング間隔信号との論理積をとってサンプル
信号Smを形成できるようになっている。当該タイミン
グ発生部19からのサンプル信号Smは、A/Dコンバ
ータ17及びデータ処理回路21に供給できるようにし
てある。
【0023】上記データ処理回路21には、ID信号S
b、SM信号Sd、位置信号Sf、回転角度信号Sh、
サンプル信号Sm、デジタルサンプリング信号Snが取
り込んでいる。このデータ処理回路21は、これらの信
号から所定の演算をし、内周側クロストーク発生タイミ
ングSi、外周側クロストーク発生タイミングSk、ク
ロストーク発生時間Slを形成し、タイミング発生部1
9に与えるようになっている。上述したように構成され
た検査装置の動作を図1及び図2を基に、図3〜図8を
参照しながら以下に説明する。まず、図3以降の図面の
内容を説明した後に、上記装置の動作を説明することに
する。
【0024】図3は、再生信号Saのフォーマットを示
す説明図である。再生信号Saの1セクタは、例えば1
360(バイト(B))からなる。1セクタの再生信号
Saは、主に、52Bのプリフォーマット部と、127
4Bのデータ部と、他の信号部とからなる。また、図3
に示す再生信号Saのフォーマットにおいて、SMはセ
クタ・マーク、VFO1 〜VFO3 はPLLロック用の
連続データパターン、AMはアドレス・マーク、SYN
Cはデータ部の同期信号、IDはアドレス、CRCはI
D部の誤り検出用コード、PAはポスト・アンプル、O
DFはプシュプル法を使用するトラックキグエラー検出
におけるオフセット検出用マーク、Gapはギャップ、
FLAGは書込みの行われたことを示すフラッグ、AL
PCはレーザのパワー・レベルを制御するためのテスト
部、DATAはユーザー・データを書く領域、Buff
erはディスク回転変動のマージン用の領域、をそれぞ
れ示す。
【0025】また、IDは、トラックナンバー(Track
No. )、セクターナンバー(SectorNo.)、及びCRC
からなる。なお、各エリアに示される数字は、各エリア
のバイト数を示している。図4は、図2に示すフォトダ
イオードPDで検出した検出信号の内、プリフォーマッ
トのヘッダ部の信号波形を示すものである。図4の縦軸
には、前記信号波形の電流値が示されており、かつ図4
の横軸には、時刻tに従ってセクター・マーク領域(Se
ctor Mark Area) 、VFO領域(VFO Area)、アドレ
ス・マーク等の領域(AM,ID,PAArea) 、オフセット検出
用マーク(ODF)が順次示されている。
【0026】そして、トラックの記録がないときのビー
ム(Beam on unrecorded track)時には0レベルから出
力電流値はIot、セクター・マーク領域では出力電流値
はIsm、VFO領域では出力電流値はIvfo 、ODFで
は出力電流値はIo となる。図5は、セクタ・マークの
構造を示す説明図である。図5において、セクタ・マー
クは、ノーマーク(no mark )、マーク( mark )が所
定の時間で繰り返される信号からなる。また、図中の数
字(単位T)は、ノーマーク(no mark )、マーク( m
ark )の構成時間を示している。
【0027】図6は、光ディスク3の案内溝によってト
ラッキングされた光ピックアップ5のビームの軌跡を示
している。内周側よりトラッキングし、今、図中(イ)
から(ニ)までトラッキングするとき、隣接トラックの
プリフォーマットのヘッダ部位置は、内周側に(ロ)と
して存在し、外周側に(ハ)として存在することにな
る。そして、図中(ロ)及び(ハ)において、クロスト
ークが発生することになる。図7は、図6の点(イ)か
ら点(ニ)の手前までの1セクタの割合を1とし、半径
位置と内周側の点(ロ)と、外周側の点(ハ)の位置の
関係を算出して求めたものである。
【0028】図8は、上記検査装置の動作を説明するた
めのタイムチャートである。図8において、横軸には時
刻tを、縦軸には、再生信号Sa、WE信号Sc、内周
クロストーク信号XI、外周クロストーク信号XO、サ
ンプリングゲート信号SG、サンプル信号Smを、それ
ぞれ示したものである。次に、上記装置により反射光量
等を測定する動作について説明する。
【0029】光ディスク3がスピンドルモータ1に固定
され、光ディスク3がスピンドルモータ1によりCLV
駆動される。また、ピックアップ5は、横送り機構7に
よりCLVで径方向に内側から外側に向かって移動す
る。これにより、ピックアップ5からのレーザ光スポッ
トの焦点位置がCLV移動する。このとき、ピックアッ
プ5によって再生信号Saが光ディスク3から読みださ
れている。ところで、図6に示すように、点(イ)から
点(ニ)までトラッキングすると、図8に示すように、
点(イ)においてプリフォーマット部のヘッダ部の信号
があり(時刻t0 〜t1 )、次いで主にデータ部が存在
する(時刻t1 〜t12)。このとき、内側の点(ロ)で
内側のプリフォーマットのヘッダ部が存在することによ
るクロストークが発生し(時刻t3 〜t4 )、外側の点
(ハ)で外側のプリフォーマットのヘッダ部が存在する
ことによるクロストークが発生する(時刻t7
8 )。
【0030】この再生信号Saは、ヘッダ検出部15に
供給される。ヘッダ検出部15は、再生信号SaからI
D信号Sbを形成するとともに、プリフォーマット部の
ヘッダ部の信号があるときWE信号Scをオフとし(時
刻t0 〜t1 )、ヘッダ部以外の書込み領域であるとき
にWE信号Scをオンとする(時刻t1 〜t12)。ま
た、ヘッダ検出部15は、再生信号Saに特定パターン
(ここでは、SM)を検出したときにSM信号Sdを形
成し、タイミング発生部19とデータ処理回路21に供
給する。
【0031】また、横送り機構7からの移動信号を受け
た半径位置検出回路13は、ピックアップ5のレーザ光
スポットの焦点位置が光ディスク3のどの半径位置にあ
るかを検出し、その位置信号Sfを形成する。この位置
信号Sfは、データ処理回路21に供給される。上記ス
ピンドルモータ1に取り付けたエンコーダ9からの原点
信号Sj及び回転信号Sgは、角度検出回路11に入力
される。角度検出回路11では、その原点信号Sj及び
回転信号Sgを基に回転角度信号Shを生成して出力す
る。この回転角度信号Shは、データ処理回路21に供
給される。
【0032】前記データ処理回路21は、特定パターン
であるSM信号Sdを受けたとき、当該トラッキング時
のプリフォーマットのヘッダ部の位置信号Sf及びプリ
フォーマットのヘッダ部の長さにより、下記式1及び当
該式1から算出した図6の関係を基に、前述の内周側ク
ロストーク発生タイミングSi、外周側クロストーク発
生タイミングSk、クロストーク発生時間Slを算出
し、タイミング発生部19に供給する。なお、クロスト
ークの発生する位置関係の算出式は、
【0033】
【式1】 内周側割合=1−〔セクタ数−(セクタの整数値)〕 外周側割合=〔セクタ数−(セクタの整数値)〕 セクタ数=(2π×半径)/セクタ長さ となる。ここで、半径は位置信号Sfで分かっており、
またセクタ長さは固定で分かっている。タイミング発生
部19では、内周側クロストーク発生タイミングSi及
びクロストーク発生時間Slから内周クロストーク信号
XIを形成し、また外周側クロストーク発生タイミング
Sk及びクロストーク発生時間Slとから外周クロスト
ーク信号XOが掲載する。
【0034】また、タイミング発生部19では、上述の
ように取り込んだWE信号Scと、内周クロストーク信
号XIと、外周クロストーク信号XOとを論理和し、そ
の論理和結果であるサンプリングゲート信号SGを形成
する(図8の時刻t0 〜t1、t3 〜t4 、t7 〜t8
でオフとなる信号)。そして、タイミング発生部19
は、サンプリングゲート信号SGとサンプリング間隔信
号との論理積をとり、時刻t2 ,t5 ,t6 ,t9 ,t
10,t11で“1”となるサンプル信号Smを形成する。
【0035】このサンプル信号Smは、A/Dコンバー
タ17とデータ処理回路21に供給される。A/Dコン
バータ17は、サンプル信号Smを受けたとき、再生信
号Saをデジタルサンプリング信号Snとして出力す
る。また、上述したように時刻t2 ,t5 ,t6
9 ,t10,t11で“1”となるサンプル信号Smが入
力されたデータ処理回路21では、ID信号Sb、位置
信号Sf、回転角度信号Sh、デジタルサンプリング信
号Snをそれぞれ記憶する。
【0036】要するに、本実施例では、再生信号Saの
内部に、ピックアップ5のレーザ光スポットがトラッキ
ングしている現在場所にプリフォーマットのヘッダ部の
信号が存在するか(例えば図8の期間t0 〜t1 )、隣
接するトラックのプリフォーマットのヘッダ部の信号が
クロストークしているときに(例えば図8の期間t3
4 、t7 〜t8 )、図8の時刻t0 〜t1 、t3 〜t
4 、t7 〜t8 でオフとなるサンプリングゲート信号S
Gを形成し、このサンプリングゲート信号SGを基に形
成したサンプル信号Smでデータ処理回路21に所定の
信号を記憶させるようにしたものである。したがって、
本実施例では、現在の再生信号Saでのプリフォーマッ
トのヘッダ部、隣接するプリフォーマットのヘッダ部の
影響がなく、正常な信号のみの取り込み、記憶が可能に
なる。
【0037】そして、検出動作が終了した後、データ処
理回路21では、位置信号Sf、回転角度信号Sh、デ
ジタルサンプリング信号Snによって反射光量の集計を
行うことができる。また、データ処理回路21では、反
射光量のうち、欠陥信号の除去については、通常、円周
方向、半径方向とも近隣部分で数パーセントも変化する
ことはないので、位置信号Sf、回転角度信号Shを利
用して除去することができる。例えば、80パーセント
以下のデータを除けばよいと考える。
【0038】このように本実施例では、当該トラッキン
グ部分のプリフォーマットのヘッダ部の影響と、隣接の
プリフォーマットのヘッダ部の影響を、当該トラッキン
グ部分の位置とセクタ位置から算出して得たサンプル信
号Smにより取り除いているので、正確に反射光量を測
定することができる。また、上記サンプル信号Smは、
自分の走行しているプリフォーマットのヘッダ部の半径
位置とセクタ長さから、隣接するプリフォーマットのヘ
ッダ部の位置と長さを演算するため、隣接するプリフォ
ーマットのヘッダ部の位置と長さを正確に特定すること
ができる。
【0039】特に、上記実施例では、ヘッダ部の中で特
定パターン(SM信号Sd)を検出することにより、上
記ヘッダ部の位置を判定しているので、正確な検出とな
ることが分かる。なお、上記式1では簡易式を使用して
隣接するプリフォーマットのヘッダ部を演算している
が、隣接するプリフォーマットまでの半径距離(トラッ
クピッチ)を加減して演算するようにすれば、隣接する
プリフォーマットをより正確に検出ができることにな
る。図9及び図10は本発明の光ディスク検査方法及び
装置の第2の実施例を説明するためのものであり、図9
が本発明の光ディスク検査方法を実現する検査装置の第
2の実施例を示すブロック図、図10が同実施例の検査
動作を説明するためのタイムチャートである。
【0040】図9に示す第2の実施例は、図1に示す第
1の実施例に対して、クロストークピークトウピーク
(CTPP)検出回路23と、トラッキングエラーピー
クトウピーク(TEPP)検出回路25と、トラッキン
グ制御回路27とを追加し、かつタイミング発生部19
aで内周クロストーク信号TE1 ,CE1 、外周クロス
トーク信号TE2 ,CE2 、重複クロストーク発生信号
TE3 ,CE3 、トラッキング制御を保持するトラッキ
ング保持信号Pをも形成できるようにした点が異なる。
【0041】上記CTPP検出回路23は、タイミング
発生部19aからクロストーク信号CE1 、外周クロス
トーク信号CE2 、あるいは重複クロストーク発生信号
CE3 の入力が(それら信号がオンで)あるときに、そ
のときの再生信号Saのピークトウピーク値を検出し、
クロストーク信号CE1 ,CE2 ,CE3 がオフする
(立ち下がる)ときに、デジタルサンプリング信号Sq
を発生する。上記TEPP検出回路25は、タイミング
発生部19aからクロストーク信号TE1 、外周クロス
トーク信号TE2 、あるいは重複クロストーク発生信号
TE3 の入力が(それら信号がオンで)あるときに、そ
のときのトラッキングエラー信号Srのピークトウピー
ク値を検出し、クロストーク信号TE1 ,TE2 ,TE
3 がオフする(立ち下がる)ときに、デジタルサンプリ
ング信号Ssを発生する。
【0042】トラッキング制御回路27は、トラッキン
グ保持信号Pを受ける。トラッキング制御回路27は、
トラッキングを制御し、その制御信号をピックアップ5
に与える。また、トラッキング制御回路27は、ピック
アップ5がトラッキングエラーを起こすと、トラッキン
グエラー信号Srを出力する。上述した構成の他の実施
例の作用を図9及び図10を基に、図2〜図7を参照し
て以下に説明する。光ディスク3がスピンドルモータ1
に固定され、光ディスク3がスピンドルモータ1により
CLV駆動され、また、ピックアップ5が横送り機構7
によりCLVで径方向に内側から外側に向かって移動す
ることは上記第1の実施例と同様である。このとき、ピ
ックアップ5によって再生信号Saが光ディスク3から
読みだされている。
【0043】ところで、図6に示すように、点(イ)か
ら点(ニ)までトラッキングすると、図8に示すよう
に、点(イ)においてプリフォーマット部のヘッダ部の
信号があり(時刻t20〜t21)、次いで主にデータ部が
存在する(時刻t21〜t29)。このとき、内側の点
(ロ)で内側のプリフォーマットのヘッダ部が存在する
ことによるクロストークが発生し(時刻t24〜t25)、
外側の点(ハ)で外側のプリフォーマットのヘッダ部が
存在することによるクロストークが発生する(時刻t 26
〜t27)。
【0044】この再生信号Saは、ヘッダ検出部15に
供給される。ヘッダ検出部15は、再生信号SaからI
D信号Sbを形成するとともに、プリフォーマット部の
ヘッダ部の信号があるときWE信号Scをオフとし(時
刻t20〜t21)、ヘッダ部以外の書込み領域であるとき
にWE信号Scをオンとする(時刻t21〜t29)。ま
た、ヘッダ検出部15は、再生信号Saに特定パターン
(SM信号)を検出したときにSM信号Sdを形成し、
タイミング発生部19とデータ処理回路21に供給す
る。また、半径位置検出回路13は、ピックアップ5の
レーザ光スポットの焦点位置が光ディスク3のどの半径
位置にあるかを検出し、その位置信号Sfを形成し、こ
れをデータ処理回路21に供給する。
【0045】上記角度検出回路11では、エンコーダ9
からの原点信号Sj及び回転信号Sgを基に回転角度信
号Shを生成し、これをデータ処理回路21に供給す
る。前記データ処理回路21は、特定パターンであるS
M信号Sdを受けたとき、当該トラッキング時のプリフ
ォーマットのヘッダ部の位置信号Sf及びプリフォーマ
ットのヘッダ部の長さにより、下記式1及び当該式1か
ら算出した図6の関係を基に、前述の内周側クロストー
ク発生タイミングSi、外周側クロストーク発生タイミ
ングSk、クロストーク発生時間Slを算出し、タイミ
ング発生部19に供給する。タイミング発生部19で、
内周クロストーク信号XIと、外周クロストーク信号X
Oと、WE信号Scとを論理和してサンプリングゲート
信号SGをえる(時刻t20〜t21、t24〜t25、t26
27でオフとなる信号)。
【0046】そして、タイミング発生部19では、この
サンプリングゲート信号SGとサンプリング間隔信号と
の論理積をとり、時刻t22,t23,t28で“1”となる
サンプル信号Smを形成する。このサンプル信号Sm
は、A/Dコンバータ17とデータ処理回路21に供給
する。A/Dコンバータ17は、サンプル信号Smを受
けたとき、再生信号Saをデジタルサンプリング信号S
nとして出力する。
【0047】また、データ処理回路21は、デジタルサ
ンプリング信号Ss,デジタルサンプリング信号Sqを
受けたとき、ID信号Sb、位置信号Sf、回転角度信
号Sh、デジタルサンプリング信号Snを記憶する。そ
して、光ディスク3をトラッキング動作が終了した後
に、データ処理回路21は、デジタルサンプリング信号
Sn,Ss,Sqによってクロストークの影響をなくし
ている。要するに、本実施例では、再生信号Saの内部
に、ピックアップ5のレーザ光スポットがトラッキング
している現在場所にプリフォーマットのヘッダ部の信号
が存在するか(例えば図10の期間t20〜t21)、隣接
するトラックのプリフォーマットのヘッダ部の信号がク
ロストークしているときに(例えば図10の期間t24
25、t26〜t27)、このサンプリングゲート信号SG
を基に形成したサンプル信号Smでデータ処理回路21
に所定の信号を記憶させるようにし、かつクロストーク
信号CE1 ,CE2 ,CE3 があるときにトラッキング
エラー信号Srの最大値を、及びクロストーク信号TE
1 ,TE2 ,TE3 があるときに再生信号Saの最大値
を記憶させるようにしている。
【0048】したがって、本実施例では、現在の再生信
号Saでのプリフォーマットのヘッダ部、隣接するプリ
フォーマットのヘッダ部の影響がなく、正常な信号のみ
の取り込み、記憶が可能になる。また、クロストーク信
号CE1 ,CE2 ,CE3 及びクロストーク信号T
1,TE2 ,TE3 があるときに、CTPP検出回路
23、TEPP検出回路25からのデジタルサンプリン
グ信号Ss、Sqをデータ処理回路21に与えることが
てきる。
【0049】本実施例は、自分の走行しているプリフォ
ーマットのヘッダ部の半径位置とセクタ長さから、隣接
プリフォーマットのヘッダ部の位置と長さをと求めてい
るので、隣接プリフォーマットのヘッダ部の位置や長さ
を正確に特定することが可能となる。
【0050】また、本実施例では、データの再生エラー
を求める場合、クロストークの発生状況、特に左右のク
ロストークが合わさった場合に最悪になるが、そのとき
の位置と、そのときの信号レベルを測定できる。さら
に、クロストークが発生すると、トラッキング制御に影
響を与え、特に左右のクロストークが連続状態になると
大きな影響を与えることになるが、本実施例では、当該
状態の特定と、その時の信号レベルを測定できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
ロストークの影響を除去して反射光量を測定しているの
で、正確に反射光量を測定できる効果がある。また、請
求項2記載の発明によれば、自分の走行しているプリフ
ォーマットのヘッダ部の位置情報から、隣接するプリフ
ォーマットのヘッダ部の位置情報等を演算して求めるこ
とができるため、正確にプリフォーマットを特定できる
効果がある。さらに、請求項3記載の発明によれば、ク
ロストークの影響を除去して反射光量を測定しているの
で、正確に反射光量を測定できる測定装置を得ることが
できる。加えて、請求項4記載の発明によれば、現在走
行中のプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を基に隣
接するプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を求め、
当該求めた位置情報を基に再生信号の波高値を求めてい
るため、クロストーク信号の位置と割合とを正確に求め
ることができる効果がある。また、請求項5記載の発明
によれば、請求項4で求めた隣接するプリフォーマット
のヘッダ部の位置情報を基にトラッキングエラー信号の
波高値を求めているため、正確にトラッキングエラーの
影響を検査できる。請求項6記載の発明によれば、デー
タ処理回路からのクロストーク発生タイミング、クロス
トーク発生時間を基に再生信号からクロストーク成分を
除去し、かつそのクロストーク発生タイミングでクロス
トーク信号の波高値、トラッキングエラーの波高値を測
定できるようにしたので、クロストーク信号、トラッキ
ングエラー信号の影響を正確に測定できる測定装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク検査方法及び装置の実施例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例で使用する光ビームとフォトダ
イオードの関係の説明図である。
【図3】本発明の実施例で使用する再生信号のフォーマ
ットの説明図である。
【図4】本発明の実施例における再生信号の一部波形図
である。
【図5】本発明の実施例における再生信号の一部波形図
である。
【図6】本発明の実施例におけるクロストーク発生の説
明図である。
【図7】本発明の実施例におけるクロストーク発生の位
置関係の説明図である。
【図8】本発明の実施例の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図9】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図10】同他の実施例の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 3 光ディスク 5 ピックアップ 7 横送り機構 9 エンコーダ 11 角度検出回路 13 半径位置検出回路 15 ヘッダ検出部 15a ヘッダ検出部 17 A/Dコンバータ 19 タイミング発生部 19a タイミング発生部 21 データ処理回路 23 CTPP検出回路 25 TEPP検出回路 27 トラッキング制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの検査方法において、 現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を
    基に隣接するプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を
    求め、当該求めた位置情報を基に再生信号からセクタを
    構成するプリフォーマットのヘッダ部及び隣接するプリ
    フォーマットのヘッダ部の部分を除去して、その除去後
    の再生信号から反射光量を測定することを特徴とする光
    ディスク検査方法。
  2. 【請求項2】 隣接するプリフォーマットのヘッダ部の
    位置情報は、現在自分の走行するプリフォーマットのヘ
    ッダ部の半径位置とセクタ長さより演算することを特徴
    とする請求項1記載の光ディスク検査方法。
  3. 【請求項3】 光ディスクの性能を検査する光ディスク
    検査装置において、 現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を
    検出する位置情報検出手段と、 前記光ディスクからの再生信号から特定信号を検出する
    ヘッダ検出部と、 前記位置情報検出手段からの位置情報及びヘッダ検出部
    からの特定信号を基に内周側クロストーク発生タイミン
    グ、外周側クロストーク発生タイミング、クロストーク
    発生時間を得るデータ処理回路と、 前記データ処理回路からの内周側クロストーク発生タイ
    ミング、外周側クロストーク発生タイミング、クロスト
    ーク発生時間と、ヘッダ検出部からの特定信号、書込み
    可信号とを基に再生信号からクロストーク成分を除去す
    るサンプリングゲート信号を形成するタイミング発生部
    とを備えたことを特徴とする光ディスク検査装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクの検査方法において、 現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を
    基に隣接するプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を
    求め、当該求めた位置情報を基に再生信号の波高値を求
    め、この位置情報及び前記波高値を基にクロストーク信
    号の位置と割合とを求めることを特徴とする光ディスク
    検査方法。
  5. 【請求項5】 光ディスクの検査方法において、 現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を
    基に隣接するプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を
    求め、当該求めた位置情報を基にトラッキングエラー信
    号の波高値を求めことを特徴とする光ディスク検査方
    法。
  6. 【請求項6】 光ディスクの性能を検査する光ディスク
    検査装置において、 現在走行中のプリフォーマットのヘッダ部の位置情報を
    検出する位置情報検出手段と、 前記光ディスクからの再生信号から特定信号を検出する
    ヘッダ検出部と、 前記位置情報検出手段からの位置情報及びヘッダ検出部
    からの特定信号を基に内周側クロストーク発生タイミン
    グ、外周側クロストーク発生タイミング、クロストーク
    発生時間を得るデータ処理回路と、 前記データ処理回路からの内周側クロストーク発生タイ
    ミング、外周側クロストーク発生タイミング、クロスト
    ーク発生時間を基に再生信号からクロストーク成分を除
    去するサンプリングゲート信号を形成するタイミング発
    生部と、 前記データ処理回路からの内周側クロストーク発生タイ
    ミング、外周側クロストーク発生タイミング、クロスト
    ーク発生時間と、ヘッダ検出部からの特定信号、書込み
    可信号とを基に再生信号からクロストーク成分を除去す
    るサンプリングゲート信号、クロストーク信号及びトラ
    ッキングエラー信号をサンプリングさせるためのクロス
    トーク信号を形成するタイミング発生部とを備えたこと
    を特徴とする光ディスク検査装置。
JP15130192A 1992-05-19 1992-05-19 光ディスク検査方法及び装置 Pending JPH05325267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15130192A JPH05325267A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 光ディスク検査方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15130192A JPH05325267A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 光ディスク検査方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05325267A true JPH05325267A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15515691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15130192A Pending JPH05325267A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 光ディスク検査方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05325267A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3063596B2 (ja) 光ディスク装置および光ディスク
US5914920A (en) Constant angular velocity type optical disk, double density recording method therefor, and reproducing method for such recorded optical disk
JPH03116540A (ja) ディスク装置
US4821251A (en) Method and apparatus for recording or reproducing information in or from only a sector of an optical disk track without any defect by shifting a light beam to an adjacent track before a defective sector
JP3560410B2 (ja) 光ディスク装置および光ディスク
JP2000195058A (ja) プリピット検出装置
US6381201B1 (en) Optical disk apparatus with address polarity determination and confirmation
US20050117483A1 (en) Optical disk apparatus and information reproducing method
JPH05325267A (ja) 光ディスク検査方法及び装置
KR101103008B1 (ko) 광 기록 매체의 재생 또는 기록을 위한 방법
JPH0154778B2 (ja)
JP2563458B2 (ja) 円盤状光学記録媒体の欠陥検査装置
US7016285B2 (en) Linking gap detecting device and method of optical recording medium
US7050386B2 (en) Optical recording medium and misalignment measuring instrument
JPH05342638A (ja) 光ディスクの検査装置及びその検査方法
JP3091198B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスクトラッキング方法
JP3073744B2 (ja) 光ディスク媒体
JP3090925B2 (ja) 光ディスク装置
JP2962526B2 (ja) 光ディスク装置
JPH01130326A (ja) 光デイスクの記録状況検出装置
JPS62183065A (ja) デイスク再生装置
JP2886841B2 (ja) 光記録再生装置
JPH07176143A (ja) 光情報記録再生装置
JPH03205667A (ja) シーク速度生成回路
JPH03198236A (ja) 光ディスク検査装置