JPS61246938A

JPS61246938A - トラツキング制御装置

Info

Publication number: JPS61246938A
Application number: JP8711085A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Koide; 博小出
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-04-23
Filing date: 1985-04-23
Publication date: 1986-11-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明はトラッキング制御装置に関し、より詳細には光
ディスクドライブ装置に適用し得るトラッキング制御装
置に関するものである。

（従来技術）光ディスク記録再生装置として、ディスクの情報トラッ
ク方向と直交するトラック制御方向に前後動自在のキャ
リッジと、このキャリッジ上に装着されていてディスク
より情報を授受するための光ピックアップを有するもの
が知られている。

ディスクは、その中心部に形成された取付穴を駆動モー
タの回転軸に装着されて回転させられ。

かかる回転と連動して光ピックアップ椿こより情報の授
受が行なわれる。

ところで、ディスクの上記回転軸に対する取付状態によ
っては、光ピックアップに対してディスク面が所定の取
付態位に対して傾くことがあり、このような面傾斜があ
ると情報を正しく読み書きすることができなくなるおそ
れがある。

その対策として、従来、例えば第１θ図に示す如く、キ
ャリッジ全体をディスク面の傾斜に合わせて傾け、補正
する方法が採られている。

すなわち、第１０図において、ユニット１の一端を軸２
で枢支し、他端に矢印３で示す駆動力を与えて光ピック
アップ４の傾きをディスク面の傾斜に合わせるのである
。

一方、データファイル或いは画像ファイルとして使用さ
れる光ディスクは高速アクセスという要求があり、面傾
斜補正を行なうとすれば、シーク動作時間が終了するま
での短時間の間に行なわれねばならない。

この点上記従来技術では、大きなユニット全体を傾斜さ
せなければならないので、高速補正に対応できないとい
う問題がある。

なお、第１Ｏ図中、符号５は光ピックアップを載置して
いるキャリッジを示し、ガイド６にそってトラック制御
方向Ｔに前後動自在である。このキャリッジの前後動は
、コイル７、ヨーク９、永久磁石８等からなるリニアモ
ータによって行なわれるものとする。

（目　　的）従って、本発明の目的は、高速補正に対応できる改良さ
れたトラッキング制御装置を提供することにある。

（構　　成）本発明は上記の目的を達成させるため、キャリッジ上に
て光ピックアップをトラック制御方向に揺動自在に支持
している板ばねの傾きを検出する相対位置検出器の出力
と、光ピックアップに対するディスク面の傾きを検出す
るディスク面傾斜検出器の出力に基づいて、キャリッジ
駆動用のシークモータを駆動してディスク面に対する光
ピックアップの傾きを調整することを特徴としたもので
ある。

以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図において、トラック制御方向Ｔに前後動自在のキ
ャリッジ５０上には、板ばね５１にて片持ち支持された
光ピックアップ５２がある。この板ばね５１はトラック
制御方向Ｔに揺動自在であり、従って、光ピックアップ
５２も同方向に揺動自在である。

光ピックアップ５２の一端にはトラッキング制御用のり
ニアモータＭ□が組付けである。

このリニアモータＭ１は第２図に示す如く、光ピックア
ップ５２と一体のコイルＣ１と、キャリッジ５０と一体
の永久磁石５３及びヨーク５４等から成り、板ばね５１
の揺動範囲内で光ピックアップ５２をトラック制御方向
Ｔに移動させ、トラッキング制御を行なう。

又、光ピックアップ５２の他端には遮光板５５が一体的
に取付けられている。この遮光板５５の先端部はキャリ
ッジ５０上に直立した台５６の切欠５７中に位置するよ
うに設定しである。

そして、切欠５７の上下には、この遮光板５５を間にし
て発光素子Ｓ工及び受光素子ｓ２の組からなる相対位置
検出器５８が配置しである。

この相対位置検出器５８は、遮光板５５の位置に応じて
受光素子Ｓ２が受光する光量が変化することを利用して
板ばね５１の傾きの度合を検出するためのものである。

本例では、第３図に示す如く、ディスク５９が傾いた際
に、光ピックアップ５２も傾けて、相対的な傾きを補正
する。その際、光ピックアップ５２の傾きは板ばね５１
の撓みを利用して行なう。

その際、板ばね５１の適正な傾きを設定するにはディス
ク５９の傾きを検出しなければならない。

その検出は、次にように行なう。

つまり、第４図に示す如く、光ピックアップ５２上に発
光素子Ｓ、及び２つの（或いは２分割の）受光素子Ａ、
Ｂからなるディスク面傾斜検出器６２を配置する。そし
て、光ピックアップ５２とディスク５９との間に相対的
な傾きがない状態のときには、発光素子Ｓ□から出射し
た光は、ディスク５９で反射されて等分に受光素子Ａ、
Ｂに入射されるように設定しておく。

従って、受光素子Ａ、Ｂの出力を差分すれば、ディスク
５９の傾き角θに応じた信号を得ることができる。

第５図は上記信号を得るための回路の一例を示したもの
で、ディスク５９の傾きがないときの端子６０の出力が
零となるように可変抵抗器ＶＲを調整しておけば、ディ
スクの傾きに応じた出力を検出できる。

例えば、第６図に示す如き曲線６１に従う特性を得る。

ここで、仮に前記相対位置検出器５８の出力と光ピック
アップ５２に対するディスク５９の傾き角の特性も上記
第６図の如き曲線６１に従うものとすれば、相対位置検
出器５８の出力とディスク面傾斜検出器６２の出力とが
等しくなるようにシークモータを駆動してキャリッジ５
０を移動すれば、ディスクの傾きに応じた分だけ板ばね
も撓んで光ピックアップを傾けることになり１両者間の
相対的な傾きを常に零に維持することができる。

制御系を説明した第７図において、ディスク面傾斜検出
器６２の出力は比較器６３及びローパスフィルタ６４を
経て比較器６５に導かれる。

又、相対位置検出器５８の出力はセンサアンプ６６を経
て比較器６５に導かれる。

この比較器６５にて面出力は比較され１位相補償器６７
、パワーアンプ６８を経て、上記面出力を等しくさせ得
るところの駆動電流がシークモータ６９に印加され、キ
ャリッジ５０が移動させられる。

ローパスフィルタ６４は感光材のむらや傷などに起因す
るディスク面上での反射率のばらつき（或いは変動）の
影響を少なくする機能を有する。従って、必要に応じて
設けることとする。

トラッキング誤差は、光ピックアップ５２内のセンサＳ
４で検出される。そして、その出力は、センサアンプ７
０、位相補償器７１、パワーアンプ７２などを経てリニ
アモータＭ□に入力され、該モータを駆動して光ピック
アップを所定のトラックにトラッキング制御する。

相対位置検出器５８の出力特性とディスク面傾斜検出器
６２の出力特性が等しい場合には、上記の如く、面出力
が等しくなるようにシークモータ６９を駆動するが、面
出力特性が異なる場合には、予め把握されている各々の
出力特性に基づいて適切なシークモータ作動量が算出さ
れて、その結果に基づき、制御が行なわれる。

光ピックアップ５２は、上記例では板ばね５１により片
持ち支持としたが、これに限らず、第８図に示す如く板
ばね５１０．５２０で両持ち支持としてもよい。

又、第９図に示す如き、レンズ移動型の光ピックアップ
に対しても適用できる。

図において、フレーム７３は図示を省略したキャリッジ
に支えられてトラック制御方向Ｔに前後動自在である。

このフレーム７３に、板ばね７４で上下方向（フォーカ
シング制御方向）揺動自在に支持部材７５が支持されて
いる。支持部材７５はヨーク７６゜コイル７７、永久磁
石７８などからなるフォーカシングモータにより移動さ
れるようになっている。

支持部材５７には板ばね７９に支持された対物レンズ８
０があり、前記リニアモータＭ工に準じたトラッキング
制御用のりニアモータＭ２が装着されている。

このような型式のものにあっては、対物レンズ８０が本
発明にいう光ピックアップに相当し、これにディスク面
傾斜検出器が設けられることになる。

又、相対位置検出器は、符号５８０で示す如く対物レン
ズ８０に対向した支持部材７５の壁部に取付けられる。

その型式は反射型、静電容量型、うず電流型など適宜の
ギャップセンサを用いる。

（効　　果）例えば、ディスクの基板をインジェクション法によって
製作する場合、ディスクの許容面傾斜量を小さく抑える
とディスクの歩留りが低下し、コスト高となる。又、環
境等の影響によってディスクが変形し面傾斜量が増し、
許容値を越えるとトラッキング精度が目標範囲に入らな
くなる。

本発明では光ピックアップを支持する板ばねの変形を利
用して傾き制御するので高速な補正が可能であり、又、
ディスクの面傾斜の許容値を大きくできるのでコスト的
にも有利な光ディスクドライブシステムを実現すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を説明したトラッキング制御
装置の正面図、第２図はトラッキング制御用のりニアモ
ータの構成図、第３図はディスクと光ピックアップの相
対的な傾きの関係を説明した図、第４図はディスク面傾
斜検出器の配置を説明した図、第５図はディスク面傾斜
検出器の出力信号を得るための回路図、第６図はディス
ク面傾斜検出器の出力特性図、第７図はトラッキング制
御系の回路図１．第８図、第９図は各々本発明を適用し
つる光ピックアップの他の形式を説明した図、第１０図
は従来技術による補正方法の説明図である。５０・・・キャリッジ、５１，７６．５１０，５２０・
・・板ばね、５２・・・光ピックアップ、５８，５８０
・・・相対位置検出器、５９・・・ディスク、６２・・
・ディスク面傾斜検出器、６９・・・シークモータ、Ｔ
・・・トラック制御方向。俤１図第２図第４図ｙｔ爛５図俤Ｇ図硼７図、へ０俤δ図、Ｖ

Claims

【特許請求の範囲】　ディスクの情報トラック方向と直交するトラック制御
方向に前後動自在のキャリッジと、このキャリッジ上に
装着されていてディスクより情報を授受するための光ピ
ックアップを有する光ディスク記録再生装置において、キャリッジ上にて光ピックアップを上記トラック制御方
向に揺動自在に支持している板ばねの傾きを検出する相
対位置検出器の出力と、光ピックアップに対するディスク面の傾きを検出するデ
ィスク面傾斜検出器の出力に基づいて、キャリッジ駆動
用のシークモータを駆動してディスク面に対する光ピッ
クアップの傾きを調整するトラッキング制御装置。