JP3517687B2 - 自動車の屈曲式テールゲート装置 - Google Patents

自動車の屈曲式テールゲート装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の屈曲式テー
ルゲート装置に関するもので、より詳しくは、車体のル
ーフパネル上又はルーフパネル付近に位置するヒンジの
ヒンジ回動軸からルーフ上方に回動し開放されるリフト
アップタイプのテールゲートの中間部が屈曲可能に中折
し、天井部の低い場所でもテールゲートが自由に開放で
きるようにした自動車の屈曲式テールゲート装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の車体には、乗客の乗車
/下車、又は荷物の上げ下ろしのために開閉されるドア
が設けられている。このようなドアのうち、上方又は下
方に回動しながら開閉がなされる、いわゆるリフト−ア
ップタイプ(lift−uptype)のテールゲート
は主としてハッチバック(hatch back)形態
の車両の後方ドアとして広く採択されている。
【0003】すなわち、従来のテールゲート10は、図
1に示すように、自動車のルーフパネル12と連結され
る部位に第1ヒンジのヒンジ回動軸Hを有し、ヒンジ回
動軸Hを中心にテールゲート10の閉状態で車体バンパ
付近の下方に固定されるテールゲート10の下端(自由
端)部がルーフパネル12の上方に回動しながら開放さ
れる。このテールゲート10の開放時、自動車のクォー
ターパネル14とテールゲート10とに両端が固定さ
れ、クォーターパネル14とテールゲート10の間に設
けられたガスリフター16が伸張して、開放状態のテー
ルゲート10を確実に支持することになる。
【0004】一方、このように、車体上下方向の回動に
より開閉が行われる従来のテールゲート10は天井部C
の高さが低い場所で開放される場合、ルーフパネルの上
方にまで回動するテールゲート10において、ヒンジ回
動軸H側とテールゲート10の長さ方向(テールゲート
10の閉状態における車体上下方向)反対側の端部であ
るテールゲート10下端部の車体外側面が、天井部Cに
突き当たり接触する問題が発生する。このテールゲート
10の開放時、テールゲート10の下端部外側面が低い
天井部Cと突き当たる場合は、天井部Cに接触するテー
ルゲート10が損傷することもあり得るという欠点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
上記のような問題点に鑑みてなされたもので、テールゲ
ートの中間部位において必要に応じて折り曲げられるよ
う屈曲可能に構成して、天井部の低い場所でのテールゲ
ートの開放時、テールゲートの下端部外側面と天井部間
の接触を避けるようにすることにより、狭小な空間でも
テールゲートの効率的な使用を図ることにその目的があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明による自動車の屈曲式テールゲート装
置は、ルーフパネル(12)と隣接する部位に車体の幅
方向に向くように配設される第1ヒンジのヒンジ回動軸
(H)を支点として車体の上下方向に回動可能に設けら
れる上側ゲート部材(10a)と、第1ヒンジのヒンジ
回動軸(H)に平行な第2ヒンジのヒンジ回動軸
(H′)支点として上側ゲート部材(10a)と相対
回動可能に連結される下側ゲート部材(10b)とに分
割され、長さ方向断面形状として第2ヒンジのヒンジ回
動軸(H′)を中心に上側ゲート部材(10a)と下側
ゲート部材(10b)とが車体外側に向けて凸の鈍角を
なす中折状態に屈曲可能なテールゲート(10)と;テ
ールゲート(10)中折状態に回動して屈曲される
曲部に設けられ、テールゲート(10)の屈曲作動を制
御する操作部(18)と;操作部(18)の作動によ
り、上下に分割されたテールゲート(10)前記上側
ゲート部材と下側ゲート部材との相対回動を拘束状態な
いし解除状態に転換させるロック部(20)とを含んで
なる自動車の屈曲式テールゲート装置であって;テール
ゲート(10)が非屈曲の拘束状態でルーフパネル(1
2)の上方に解放された場合に、上側ゲート部材(10
a)と下側ゲート部材(10b)とに分割される側の両
ゲート部材(10a、10b)のそれぞれの分割側端面
は、テールゲート(10)の上面側に位置する第2ヒン
ジのヒンジ回動軸(H′)を頂点とする断面略三角形状
の空間を成すように所定の傾斜角で切断されたような形
状の傾斜面(10c)を有して形成されており;操作部
(18)は;テールゲート(10)の厚さ方向外側面を
貫通しテールゲート(10)の厚さ方向に移動可能に設
けられる可動ロッド(24)と;テールゲート(10)
の厚さ方向中間位置で第2ヒンジのヒンジ回動軸
(H′)と平行に配設される第3ヒンジのヒンジ回動軸
(H″)に長さ方向中間位置が固定され第3ヒンジのヒ
ンジ回動軸(H″)を支点としてテールゲート(10)
の厚さ方向に回動可能に上側ゲート部材(10a)と下
側ゲート部材(10b)に跨って設けられる係止ロッド
(26)と;可動ロッド(24)と同一の軸心を有する
ように係止ロッド(26)を間に挟んで設置され、係止
ロッド(26)の一方側の端部付近を 弾支するとともに
可動ロッド(24)を弾支するコイル状の第1復元スプ
リング(28)が外周面に嵌挿された固定ロッド(28
a)とを含んで構成され;ロック部(20)は、係止ロ
ッド(26)の他方側の先端角部分に形成された鋭角に
突出する形状の突起部(26a)に噛合して係止ロッド
(26)を係止するようにテールゲートの分割側端面に
向けて鋭角に傾く係止歯(30a)を有し上側ゲート部
材(10a)の内部に固定されたラッチロッド(30)
からなることを特徴とするこのような自動車の屈曲式
テールゲート装置において、テールゲート(10)の屈
曲部には;下側ゲート部材(10b)上に一方側の先端
部が固定されるとともに他方側の先端部が上側ゲート部
材(10a)の内部に弾力的に収容される支持ロッド
(32)と;支持ロッド(32)の外周面に嵌挿され、
上側ゲート部材(10a)と下側ゲート部材(10b)
間に介在されるコイル状の第2復元スプリング(34)
と;支持ロッド(32)を内部に収容し得るように、上
側ゲート部材(10a)上に形成された収容空間部(1
0d)と;からなる案内部(22)が設けられているこ
とが好適であり、また、支持ロッド(32)と収容空間
部(10d)は;下側ゲート部材(10b)が第2ヒン
ジのヒンジ回動軸(H′)を中心とする同心円の一部に
相当する円弧により湾曲する湾曲断面を有する形状に形
成されていることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動車の屈曲
式テールゲート装置について、一実施の形態を添付図面
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図2は本実施の形態によるテールゲートが
閉じられた場合の断面形状を維持して(従来のテールゲ
ートの場合と同様に)テールゲートの長さ方向直線的に
非屈曲状態で開放された状態を部分的に示す車体長さ方
向側面からの正面図であり、図3は本実施の形態による
テールゲートが屈曲状態で開放された状態を部分的に示
す正面図である。なお、ここで図1に示した従来のテー
ルゲートと同様の部分については、同一の名称と同一の
符号を付した。
【0009】図2及び図3に示すように、車体に対して
上下方向の回動により開閉がなされるテールゲート10
がルーフパネル12と隣接する部位の第1ヒンジのヒン
ジ回動軸Hを中心に回動可能に設けられ、テールゲート
10は、開放時、車体のクォーターパネル14とガスリ
フター16を介して支持される。
【0010】そして、テールゲート10は、テールゲー
ト10の長さ方向のおよそ中間部位に設けられた第2ヒ
ンジのヒンジ回動軸H′を中心に回動可能な上側ゲート
部材10aと下側ゲート部材10bとからなり、上側ゲ
ート部材10aはルーフパネル12上に位置する第1ヒ
ンジのヒンジ回動軸Hを中心に回動可能に設けられるも
のであり、下側ゲート部材10bは上側ゲート部材10
aに第2ヒンジのヒンジ回動軸H′を中心に回動可能に
設けられるものである。
【0011】ここで、下側ゲート部材10bの上端面
は、第2ヒンジのヒンジ回動軸H′を中心に下側ゲート
部材10bが上側ゲート部材10aに対して相対的に回
動するとき、上側ゲート部材10aと干渉を避けるよう
に、従来のテールゲート10が上側ゲート部材と分割さ
れ、分断された形状の下側ゲート部材10bの上端部の
一部が所定の傾斜角で切断されたような形状に傾斜面1
0cが形成されている。
【0012】また、第2ヒンジのヒンジ回動軸H′を中
心に相対回動できる上側ゲート部材10aと下側ゲート
部材10bとを含むテールゲート10は、第2ヒンジの
ヒンジ回動軸H′を中心に鈍角に中折れする屈曲状態と
なるように回動される屈曲部(中折部分)でテールゲー
ト10の屈曲を制御する操作部18と、この操作部18
の作動によって、上下に分割されたテールゲート10の
相対回動を拘束状態又は解除状態に適切に転換させるロ
ック部20とを含んで構成される。
【0013】一方、上下に分割されたテールゲート10
の屈曲部には、上側ゲート部材10aに対して下側ゲー
ト部材10bが回動して屈曲状態となる場合、これを案
内する案内部22が更に設けられている。この案内部2
2は、下側ゲート部材10bが上側ゲート部材10aに
対して第2ヒンジのヒンジ回動軸H′を基準に回動する
場合、これを適切に案内して、上側ゲート部材10aに
対する下側ゲート部材10bの回動状態を正常に維持さ
せることになる。
【0014】ここで、操作部18は、下側ゲート部材1
0bの内部でテールゲート10の厚さ方向(下側ゲート
部材10bの車体内側⇔外側方向)に下側ゲート部材1
0bを貫通するよう移動可能に設けられるとともに車体
外側の一側が外部に突出された形態の可動ロッド24
と、この可動ロッド24により加圧されて第3ヒンジの
ヒンジ回動軸H″を中心に回動する係止ロッド26と、
この係止ロッド26の一側で係止ロッド26を弾支する
とともに可動ロッド24を弾支するコイルスプリングで
ある第1復元スプリング28が外周面に嵌挿された固定
ロッド28aとを含んで構成される。また、固定ロッド
28aは、可動ロッド24と同一の軸心を有するように
係止ロッド26を間に挟んで設置されている。
【0015】そして、ロック部20は、操作部18の係
止ロッド26と噛合し係止ロッド26を係止する係止歯
30aを有し上側ゲート部材10aの内部に固定された
ラッチロッド30からなる。また、係止ロッド26の上
側ゲート部材10a内部に挿入される側端部である一方
側の側端先端角部には、ラッチロッド30の係止歯30
aと噛合するため鋭角に突出する形状の突起部26aが
一体的に形成され、係止ロッド26の他方側の側端付近
には、固定ロッド28aの一方側の側端の一部が嵌挿さ
れ固定ロッド28aと結合するための凹溝26bが形成
されている。この凹溝26bは、係止ロッド26の回動
時、固定ロッド28aの外周面に嵌挿された第1復元ス
プリング28を圧縮するようになっている。
【0016】また、案内部22は、下側ゲート10bの
傾斜面10c上に一方側の先端部分が固定されるととも
に他方側先端が上側ゲート部材10aの内部に収容され
第2ヒンジのヒンジ回動軸H′を中心とする同心円の一
部に相当する円弧により湾曲する湾曲断面を有する形状
に形成される支持ロッド32と;この支持ロッド32の
外周面に嵌挿され、上側ゲート部材10aと下側ゲート
部材10bとに両端が支持されて支持ロッド32の回動
に弾発力を与えるコイルスプリングである第2復元スプ
リング34と;を含んで構成される。このため、上側ゲ
ート部材10aには、支持ロッド32を収容することが
可能な所定の形状の収容空間部10dが形成されてお
り、この収容空間部10dは、第2ヒンジのヒンジ回動
軸H′を中心に下側ゲート部材10bが上側ゲート部材
10aに対して回動して中折状態に屈曲する場合、支持
ロッド32を収容する。
【0017】これにより、案内部22は、下側ゲート部
材10bが上側ゲート部材10aに対して第2ヒンジの
ヒンジ回動軸H′を基準に回動する場合、これを適宜案
内して、上側ゲート部材10aに対する下側ゲート部材
10bの回動軌道を正確に維持させると共に、下側ゲー
ト部材10bの回動時、その回動速度を第2復元スプリ
ング34の弾性力で適切に遅らせて、上側ゲート部材1
0aとの急激な接触を防止する一種のダンパーの役割も
果たすことになる。
【0018】そして、支持ロッド32と収容空間部10
dはそれぞれ湾曲した形態、すなわち第2ヒンジのヒン
ジ回動軸H′を中心とする同心円の一部に相当する円弧
により湾曲する湾曲断面を有する形状に形成される。こ
れは、下側ゲート部材10bがヒンジ回動軸(H′)を
中心に回動して上側ゲート部材10aと下側ゲート部材
10bとが中折状態に屈曲する場合、支持ロッド32と
収容空間部10dとの円滑な結合を考慮したものであ
る。
【0019】したがって、テールゲート10を有する自
動車が天井部の低い場所に駐車され、テールゲート10
が開放される際には、テールゲート10が天井部に突き
当たることがなく操作者の手が操作部18に届く程度の
位置まで開放させた後、下側ゲート部材10bの外部に
突出した操作部18の可動ロッド24が押し込まれる
と、第3ヒンジのヒンジ回動軸H″を中心に係止ロッド
26が回動しながらロック部20のラッチロッド30と
の係止状態を解除させる。
【0020】その後、下側ゲート部材10bは、自重に
より、第2ヒンジのヒンジ回動軸H′を中心に上側ゲー
ト部材10aに対して回動して所定の角度だけ中折状態
に屈曲し、この屈曲動作中に操作部18の可動ロッド2
4に加えられている操作力を解除させると、可動ロッド
24は第1復元スプリング28の復元力により上昇して
下側ゲート部材10bの外側面から突出する。これによ
り、係止ロッド26も第3ヒンジのヒンジ回動軸H″を
中心に反対方向に回動してロック部20のラッチロッド
30と噛み合うことにより、上側ゲート部材10aに対
する下側ゲート部材10bの屈曲状態をそのまま維持さ
せることになる。
【0021】一方、このように、下側ゲート部材10b
が第2ヒンジのヒンジ回動軸H′を中心に上側ゲート部
材10aに対して回動して屈曲状態となるときには、下
側ゲート部材10bに固定された案内部22の支持ロッ
ド32が上側ゲート部材10aに形成された収容空間1
0d内に収容されることにより、下側ゲート部材10b
が一定の軌跡にしたがって正確に回動できるように案内
ないし拘束することになる。この際に、案内部22は、
上側ゲート部材10aに対して第2ヒンジのヒンジ回動
軸H′を中心に回動する下側ゲート部材10bに第2復
元スプリング34の弾性で回動に対し抵抗するような弾
発力を付与することになるので、下側ゲート部材10b
は自重による急激な回動が緩衝される。
【0022】また、テールゲート10の下側ゲート部材
10bを再度元の非屈曲状態に復元させようとうする場
合は、屈曲状態に中折させる場合と同様に、下側ゲート
部材10bの外側面から突出している操作部18の可動
ロッド24が押し込まれる。同時に下側ゲート部材10
bが軽く持ち上げられることによって非屈曲状態に復元
される。この際に、案内部22の支持ロッド32に嵌挿
された第2復元スプリング34は、上側ゲート部材10
aと下側ゲート部材10bとの間で圧縮された状態から
元の状態に復元しながら弾発し下側ゲート部材10bに
復元力を付与するので、下側ゲート部材10bが第2ヒ
ンジのヒンジ回動軸H′を中心に元の非屈曲状態に円滑
且つ正確に復元できることになる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による自動
車の屈曲式テールゲート装置によると、車体に対して上
下方向の回動で開閉されるテールゲートが、テールゲー
トの長さ方向に2分割される上側ゲート部材と下側ゲー
ト部材とを連結するヒンジのヒンジ回動軸を中心に中折
する屈曲可能な構造となる。したがって、天井部の低い
場所でテールゲートを開放する場合にも、テールゲート
を屈曲状態とすることにより、天井部とテールゲートの
外側下端部との干渉を避けることができるので、テール
ゲートの損傷を防止し得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自動車のテールゲートが開放された状態
を部分的に示す車体側面からの正面図である。
【図2】本発明によるテールゲートが非屈曲状態で開放
された状態を部分的に示す車体側面からの正面図であ
る。
【図3】本発明によるテールゲートが屈曲状態で開放さ
れた状態を部分的に示す正面図である。
【符号の説明】
10 テールゲート 10a 上側ゲート部材 10b 下側ゲート部材 10c 傾斜面 10d 収容空間部 16 ガスリフター 18 操作部 20 ロック部 22 案内部 24 可動ロッド 26 係止ロッド 28 第1復元スプリング 30 ラッチロッド 32 支持ロッド 34 第2復元スプリング C 天井部 H、H′、H″ ヒンジ回動軸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネル(12)と隣接する部位に
    車体の幅方向に向くように配設される第1ヒンジのヒン
    ジ回動軸(H)を支点として車体の上下方向に回動可能
    に設けられる上側ゲート部材(10a)と、前記第1ヒ
    ンジのヒンジ回動軸(H)に平行な第2ヒンジのヒンジ
    回動軸(H′)を支点として前記上側ゲート部材(10
    a)と相対回動可能に連結される下側ゲート部材(10
    b)とに分割され、長さ方向断面形状として前記第2ヒ
    ンジのヒンジ回動軸(H′)を中心に前記上側ゲート部
    材(10a)と下側ゲート部材(10b)とが車体外側
    に向けて凸の鈍角をなす中折状態に屈曲可能なテールゲ
    ート(10)と、 前記テールゲート(10)の中折状態に回動して屈曲さ
    れる屈曲部に設けられ、テールゲート(10)の屈曲作
    動を制御する操作部(18)と、 前記操作部(18)の作動により、上下に分割されたテ
    ールゲート(10)の前記上側ゲート部材と下側ゲート
    部材との相対回動を拘束状態ないし解除状態に転換させ
    るロック部(20)とを含んでなる自動車の屈曲式テー
    ルゲート装置であって、 前記テールゲート(10)が非屈曲の拘束状態でルーフ
    パネル(12)の上方に解放された場合に、前記上側ゲ
    ート部材(10a)と下側ゲート部材(10b)とに分
    割される側の両ゲート部材(10a、10b)のそれぞ
    れの分割側端面は、前記テールゲート(10)の上面側
    に位置する前記第2ヒンジのヒンジ回動軸(H′)を頂
    点とする断面略三角形状の空間を成すように所定の傾斜
    角で切断されたような形状の傾斜面(10c)を有して
    形成されており、 前記操作部(18)は、 前記テールゲート(10)の厚さ方向外側面を貫通しテ
    ールゲート(10)の厚さ方向に移動可能に設けられる
    可動ロッド(24)と、 前記テールゲート(10)の厚さ方向中間位置で前記第
    2ヒンジのヒンジ回動軸(H′)と平行に配設される第
    3ヒンジのヒンジ回動軸(H″)に長さ方向中間位置が
    固定され前記第3ヒンジのヒンジ回動軸(H″)を支点
    としてテールゲート(10)の厚さ方向に回動可能に前
    記上側ゲート部材(10a)と下側ゲート部材(10
    b)に跨って設けられる係止ロッド(26)と、 前記可動ロッド(24)と同一の軸心を有するように前
    記係止ロッド(26)を間に挟んで設置され、係止ロッ
    ド(26)の一方側の端部付近を弾支するとともに前記
    可動ロッド(24)を弾支するコイル状の第1復元スプ
    リング(28)が外周面に嵌挿された固定ロッド(28
    a)とを含んで構成され、 前記ロック部(20)は、係止ロッド(26)の他方側
    の先端角部分に形成された鋭角に突出する形状の突起部
    (26a)に噛合して係止ロッド(26)を係止するよ
    うにテールゲートの分割側端面に向けて鋭角に傾く係止
    歯(30a)を有し前記上側ゲート部材(10a)の内
    部に固定されたラッチロッド(30)からな ることを特
    徴とする自動車の屈曲式テールゲート装置。
  2. 【請求項2】 前記テールゲート(10)の屈曲部に
    は、 前記下側ゲート部材(10b)上に一先端が固
    定されるとともに他先端が前記上側ゲート部材
    10aの内部に弾力的に収容される支持ロッド(3
    2)と、 前記支持ロッド(32)の外周面に嵌挿され、前記上側
    ゲート部材(10a)と下側ゲート部材(10b)間に
    介在されるコイル状の第2復元スプリング(34)と、 前記支持ロッド(32)を内部に収容し得るように、前
    記上側ゲート部材(10a)上に形成された収容空間部
    (10d)と、からなる案内部(22)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の自動車の屈曲式テー
    ルゲート装置。
  3. 【請求項3】 前記支持ロッド(32)と収容空間部
    (10d)は、 前記下側ゲート部材(10b)が第2ヒンジのヒンジ回
    動軸(H′)を中心とする同心円の一部に相当する円弧
    により湾曲する湾曲断面を有する形状に形成されてい
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の自動車の屈曲式
    テールゲート装置。
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