JPH08216793A - 自動車用コンソールにおけるドア開閉機構 - Google Patents

自動車用コンソールにおけるドア開閉機構

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JPH08216793A
JPH08216793A JP2277995A JP2277995A JPH08216793A JP H08216793 A JPH08216793 A JP H08216793A JP 2277995 A JP2277995 A JP 2277995A JP 2277995 A JP2277995 A JP 2277995A JP H08216793 A JPH08216793 A JP H08216793A
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JP
Japan
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door
console
link
closing mechanism
console box
Prior art date
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Pending
Application number
JP2277995A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Niikura
昇 新倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた操作性及び使用利便性等を実現する自
動車用コンソールにおけるドア開閉機構を提供する。 【構成】 コンソールボックス本体11の上面に取り付
けた2分割構成の移動ドア12及び回転ドア13を備
え、移動ドア12をコンソールボックス本体11の上面
に沿って移動させて折り畳み式に開閉する。コンソール
ボックス本体11の上部に沿って設けたガイドレール1
6と、移動ドア12の端部12aに横架した回転軸18
に固着したリンク19と、ガイドレール16と係合する
ようにしたリンク19に植設した連結ピン20と、リン
ク19の作動を規制し得るようにリンク19に植設され
たガイドピン21とを備える。回転軸18を所定の回転
方向に付勢する弾機手段22と、回転軸18をロックさ
せるロック手段23,24と、を更に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両に装備
されるコンソールにおけるドア開閉機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の車両に装備されるリヤコンソー
ルでは、従来例えば図5に示したように、折り畳み式に
開閉するドアを備えている。このリヤコンソールは、コ
ンソールボックス本体1の上面に、2分割構成の移動ド
ア2及び回転ドア3が取り付けられている。移動ドア2
及び回転ドア3は、ヒンジ等で成る連結部4を介して結
合される。また回転ドア3は、支軸5のまわりに回転し
得るようにコンソールボックス本体1に支持されてい
る。
【0003】移動ドア2を矢印のようにコンソールボッ
クス本体1の上面に沿って移動させると、移動ドア2及
び回転ドア3が連結部4で折り畳まれるように移動し、
2点鎖線のように開く。また、移動ドア2及び回転ドア
3を閉める場合には上記とは逆に動作させるが、このよ
うに折り畳み式に開閉するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動ド
ア2がコンソールボックス本体1の上面に沿って移動す
る際、移動ドア2の端部が該上面を擦りながら移動する
ため、磨損し易い素材もしくは材料を用いることができ
ず、材料の選択が制約されていた。また移動ドア2の移
動時に生じるコンソールボックス本体1との摩擦のため
開閉操作の円滑性を確保するのが難しかった。更に、移
動ドア2及び回転ドア3を閉めた際、連結部4の中央部
付近が浮き上がってしまい、見栄えの点で問題があっ
た。
【0005】本発明は以上の点に鑑み、優れた操作性及
び使用性等を実現する自動車用コンソールにおけるドア
開閉機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による自動車用コ
ンソールにおけるドア開閉機構は、コンソールボックス
本体の上面に取り付けられた2分割構成の移動ドア及び
回転ドアを備え、移動ドアをこのコンソールボックス本
体の上面に沿って移動させることにより折り畳み式に開
閉するようになっているが、特に前記コンソールボック
ス本体の上部に沿って設けたガイドレールと、前記移動
ドアの端部に横架した回転軸に固着されたリンクと、前
記ガイドレールと係合するようにした前記リンクに植設
された連結ピンと、前記リンクの作動を規制し得るよう
に該リンクに植設されたガイドピンと、を備えたもので
ある。
【0007】また、本発明の自動車用コンソールにおけ
るドア開閉機構では、前記回転軸を所定の回転方向に付
勢する弾機手段と、前記回転軸をロックさせるロック手
段とが更に備えられている。
【0008】
【作用】本発明によれば、ドアを開く場合、移動ドアが
移動する際にリンクが一旦、連結ピンのまわりに回転し
て、これにより移動ドアの端部がコンソールボックス本
体の上面から一定距離だけ浮上する。このときのリンク
の作動はガイドピンによって規制される。そして、連結
ピンがガイドレールに沿ってスライドすることにより、
移動ドアの端部はコンソールボックス本体の上面から浮
上した状態で移動し、移動ドア及び回転ドアはそれらの
連結部で折り畳まれるように開く。また、ドアを閉める
場合も、移動ドアの端部はコンソールボックス本体の上
面から浮上した状態で移動する。このようにコンソール
ボックス本体の上面を擦らずにドアを開閉することがで
きる。
【0009】また、本発明によれば上記のようにドアを
開閉する場合、ロック手段を操作して回転軸のロックを
解除すると、弾機手段の弾力によってその回転軸を所定
の回転方向に付勢する。これによりリンクが連結ピンの
まわりに回転して、移動ドアの端部がコンソールボック
ス本体の上面から自動的に浮上する。また、ドアを閉め
る場合ロック手段が回転軸をロックすることにより、移
動ドア及び回転ドアを完全な水平状態で閉めることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図4に基づき、本発明による
自動車用コンソールにおけるドア開閉機構の好適な実施
例を説明する。
【0011】図1及び図2は、本実施例における折り畳
み式開閉ドアを備えたリヤコンソールに適用したドア開
閉機構10の構成例を示している。このリヤコンソール
において、コンソールボックス本体11の上面に、2分
割構成の移動ドア12及び回転ドア13が取り付けられ
ている。移動ドア12及び回転ドア13は、ヒンジ等で
成る連結部14を介して結合される。また回転ドア13
は、支軸15のまわりに回転し得るようにコンソールボ
ックス本体11に支持されている。移動ドア12及び回
転ドア13は、概ね矢印A,Bのような軌跡で作動する
が、これらの作動については後述するものとする。
【0012】コンソールボックス本体11の上部に沿っ
て、且つその全長に亘ってガイドレール16が設けられ
ている。このガイドレール16は、コンソールボックス
本体11における一方の内側部に固定されており、好適
にはコ字状の断面を有している。移動ドア12の端部1
2aに埋設されたブラケット17により回転軸18が横
架される。回転軸18の一端には、リンク19が固着さ
れており、両者は一体に回転する。このリンク19には
図3にも示したように、ガイドレール16と係合するよ
うにした連結ピン20と該リンク19の作動を規制し得
るようにしたガイドピン21が植設されている。
【0013】また、回転軸18のまわりには弾機手段と
しての例えば捩じりコイルスプリング22が装着されて
おり、この捩じりコイルスプリング22は、回転軸18
を所定の回転方向(図2、矢印C参照)に付勢するよう
になっている。従って、後述のように捩じりコイルスプ
リング22の弾力によってリンク19が矢印C方向に回
転する。回転軸18にはまた、ロック歯車23が設けら
れている。このロック歯車23に対してロックボタン2
4の先端部24aが係合し、該ロックボタン24の操作
によって回転軸18の回転をロックし得るようになって
いる。
【0014】ここで図3を参照すると、ガイドレール1
6の端部16aは、図示のように鍵状に形成されてい
る。端部16aにおいて、連結ピン20及びガイドピン
21は図2に示すように、ガイドピン21が該端部16
aの隅部もしくは角部に配置されるように係合する。
【0015】また、図4は、移動ドア12及び回転ドア
13の連結部14の構成例を示している。この例のよう
に可撓性を有する帯片14aを移動ドア12及び回転ド
ア13間に敷設し、ビス14b等によって該帯片14a
が固定される。これにより移動ドア12及び回転ドア1
3は、連結部14にて自由に折り畳み可能である。
【0016】上記のように構成されたドア開閉機構10
において、ドアを開く場合ロック手段のロックボタン2
4を押し下げると、その先端部24aによるロック歯車
23に対するロックが解除される。すると回転軸18が
捩じりコイルスプリング22の弾力によってリンク19
が矢印C方向(図2)に回転する結果、リンク19が連
結ピン20のまわりに回転して、移動ドア12の端部1
2aがコンソールボックス本体11の上面から自動的に
浮上する(図2の一点鎖線参照)。なお、このときのリ
ンク19の回転作動は、ガイドピン21がガイドレール
16の上面に当接することにより停止する。
【0017】そして、連結ピン20がガイドレール16
に沿ってスライドすることにより、移動ドア12の端部
12aはコンソールボックス本体11の上面から浮上し
た状態で移動し、移動ドア12及び回転ドア13はそれ
らの連結部14で折り畳まれるように開く(図2の二点
鎖線参照)。このようにコンソールボックス本体11の
上面を擦らずにドアを開閉することができるので、仮に
磨損し易い素材でも何ら制約を受けずに用いることがで
きる。また、上記のようにロックボタン24の操作によ
り移動ドア12の端部12aを浮上させてから移動する
ため、開閉操作性が良く、使用性を向上することができ
る。
【0018】ドアを閉める場合、移動ドアの端部12a
はコンソールボックス本体11の上面から浮上した状態
で上記とは逆方向に移動し、この場合にもコンソールボ
ックス本体11の上面を擦らずにドアを閉めることがで
きる。連結ピン20が図2に示した位置までスライド
し、このとき図2の一点鎖線の状態にある移動ドア12
及び回転ドア13を押し下げると、リンク19が捩じり
コイルスプリング22の弾力に抗して、連結ピン20の
まわりに回転(矢印Cの反対方向)すると共に、ロック
歯車23が回転する。そして、ロックボタン24の先端
部24aが該ロック歯車23に係合することにより、回
転軸18が固定される。このようにドアを閉める場合に
は、ロック手段が回転軸18をロックすることにより、
移動ドア12及び回転ドア13を完全な水平状態で閉ま
る。従って、見栄え良くドアを閉めることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンソールボックス本体の上面を擦らずにドアを開閉する
ことができるため、例えばファブリクや本皮仕様のドア
を用いることが可能になり、耐久性を向上させることが
できる。また、ロックボタンの操作でロックを解除する
ことにより、移動ドアの端部を浮上させてから移動する
ため、開閉操作性を向上することができる。さらに、リ
ンク部品を用いることにより、移動ドア及び回転ドアの
連結部を任意位置に設定することができ、設計の自由度
を増すと共に、その連結部における浮き上がりを防止す
ることにより優れた見栄えを実現することができる等の
利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用コンソールにおけるドア
開閉機構の実施例の構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明による自動車用コンソールにおけるドア
開閉機構の実施例の作動を説明する側面図である。
【図3】本発明に係るガイドレールとリンクの結合構造
を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る移動ドア及び回転ドアの連結部の
構成例を示す図である。
【図5】従来の自動車用コンソールにおけるドア開閉機
構の斜視図である。
【符号の説明】
10 ドア開閉機構 11 コンソールボックス本体 12 移動ドア 13 回転ドア 14 連結部 15 支軸 16 ガイドレール 17 ブラケット 18 回転軸 19 リンク 20 連結ピン 21 ガイドピン 22 捩じりコイルスプリング 23 ロック歯車 24 ロックボタン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンソールボックス本体の上面に取り付
    けられた2分割構成の移動ドア及び回転ドアを備え、移
    動ドアを前記コンソールボックス本体の上面に沿って移
    動させることにより折り畳み式に開閉するようにした自
    動車用コンソールにおけるドア開閉機構において、 前記コンソールボックス本体の上部に沿って設けたガイ
    ドレールと、前記移動ドアの端部に横架した回転軸に固
    着されたリンクと、前記ガイドレールと係合するように
    した前記リンクに植設された連結ピンと、前記リンクの
    作動を規制し得るように該リンクに植設されたガイドピ
    ンと、を備えたことを特徴とする自動車用コンソールに
    おけるドア開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記回転軸を所定の回転方向に付勢する
    弾機手段と、前記回転軸をロックさせるロック手段と、
    を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の自
    動車用コンソールにおけるドア開閉機構。
JP2277995A 1995-02-10 1995-02-10 自動車用コンソールにおけるドア開閉機構 Pending JPH08216793A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2277995A JPH08216793A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 自動車用コンソールにおけるドア開閉機構

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JP2277995A JPH08216793A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 自動車用コンソールにおけるドア開閉機構

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JPH08216793A true JPH08216793A (ja) 1996-08-27

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ID=12092163

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JP2277995A Pending JPH08216793A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 自動車用コンソールにおけるドア開閉機構

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JP (1) JPH08216793A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007137210A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Nifco Inc リッド装置
JP2009096334A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Kojima Press Co Ltd コンソールボックス
DE10023069B4 (de) * 2000-05-11 2009-07-30 Volkswagen Ag Ablagebehälter, insbesondere zum Einbau im Cockpitbereich eines Fahrzeugs

Cited By (4)

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