JP3517025B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3517025B2
JP3517025B2 JP11216095A JP11216095A JP3517025B2 JP 3517025 B2 JP3517025 B2 JP 3517025B2 JP 11216095 A JP11216095 A JP 11216095A JP 11216095 A JP11216095 A JP 11216095A JP 3517025 B2 JP3517025 B2 JP 3517025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機に係わ
り、特にシガレットバックの販売に好適した自動販売機
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平5−189653号公報に
開示されているように自動販売機は、その機体内に上下
左右に配列された多数の収容枠を備えており、個々の収
容枠に商品としてのシガレットパックが積み重ねて収容
されている。各収容枠の下部には商品取出し装置がそれ
ぞれ配設されており、各商品取出し装置は対応する収容
枠内にて最下位となったシガレットパックをその収容枠
から順次取出し可能となっている。なお、収容枠から取
り出されたシガレットパックはシュートに受け取られ、
このシュートを介して自動販売機正面の販売口に導かれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】商品としてのシガレッ
トパックはその銘柄数が多いことから、シガレットパッ
クの自動販売機にはその機体内に多数の収容枠を配列す
ることが望まれるが、これら収容枠の個数を増加させる
と、その商品取出し装置の数も必然的に増加させねばな
らず、機体内の構造が複雑化することになる。
【0004】また、前述したシュート方式の自動販売機
にあっては、収容枠の配列個数を増加させるため、その
販売口が自動販売機の下部に配置されているが、この場
合、消費者は販売口からのシガレットパックを受け取る
際に屈まなければならず、その受け取りが容易ではな
い。なお、消費者の腰あたりのレベルに販売口を配置す
ると、機体内において販売口よりも下側の部分がデッド
スペースとなり、収容枠の配置スペースが減少すること
になる。
【0005】この発明は上述した事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、収容枠の配置スペ
ースを減少させることなく、販売口からの商品の受け取
りを容易に行え、且つ、個々の収容枠からの商品の取出
しに要する機構が複雑化することのない自動販売機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動販売機
は、収容枠の配列面に沿い、そのヘッド台を上下左右に
移動させる移送手段と、ヘッド台に設けられ、以下の構
成を有した1個の取出しヘッドとを備えており、この取
出しヘッドは対象となる収容枠に対して所定の取出し位
置に位置付けられたとき、前記対象収容枠内から最下位
にある商品を取り出し、販売口に排出可能となってい
る。
【0007】取出しヘッドはそのヘッドフレームに格納
された伸縮アームを備えており、この伸縮アームは対象
収容枠に向けて伸張自在であって、伸張されたときには
その先端側部分が対象収容枠内の最下位にある商品の直
下を通過して延びることができる。そして、取出しヘッ
ドは、駆動モータを一方向に回転させて、伸縮アームを
1ストローク毎に伸縮させる駆動手段と、伸縮アームの
先端に設けられ、伸縮アームが収縮されるときに対象収
容枠内の最下位にある商品を押し出すプッシャと、ヘッ
ドフレーム内に設けられ、収容枠から押し出された商品
を受け取るトレイと、受け取った商品をトレイ上から排
除する排除手段とを備えている。
【0008】請求項2の自動販売機は、その伸縮アーム
が基端側の内側アーム部分と、この内側アーム部分に上
方から覆うようにしてスライド自在に嵌合された外側ア
ーム部分とからなっており、そして、その駆動手段はヘ
ッドフレームに基端が回動自在に支持されるとともにそ
の先端が前記外側アーム部分に連結され、その往復回動
に伴い、伸縮アームを伸縮させる回動レバーと、駆動モ
ータの一方向の回転を回動レバーの往復回動に変換する
クランク機構とを備えている。
【0009】請求項3の自動販売機の場合、そのクラン
ク機構は駆動モータより一方向に回転されるディスク
と、このディスクの外周縁部から側方に突出されたクラ
ンクピンと、回動レバーに形成され、クランクピンを摺
動自在に案内するガイドとにより実現されており、この
場合、その駆動手段は、ディスクの外周面の一部を変形
させた変形部と、ヘッドフレーム側に固定して配置さ
れ、ディスクの変形部を検出する検出スイッチとを更に
備えている。
【0010】請求項4の自動販売機の場合、ヘッドフレ
ームは伸縮アームの内側アーム部分をその伸縮方向に摺
動可能に支持するアーム台を有しており、そして、その
駆動手段は回動レバーの先端と外側アーム部分の基端部
とを連結する連結ピンと、内側アーム部分に形成され、
連結ピンを伸縮アームの伸縮方向に摺動自在に案内する
所定長さのガイドとを更に備えている。
【0011】
【作用】請求項1の自動販売機によれば、販売指令を受
け取る、移送手段はそのヘッド台上の取出しヘッドを対
象となる収容枠に対し、所定の取出し位置に位置付け
る。この状態で、伸縮アームが対象収容枠に向けて伸張
され、その先端が対象収容枠内で最下位にある商品の下
側を通過した後に伸縮アームが収縮されると、その先端
のプッシャは最下位の商品を対象収容枠から押し出し、
押し出された商品は取出しヘッドのトレイ上に受け取ら
れる。この後、取出しヘッドは移送手段により販売口ま
で移送され、そのトレイ上の商品は排除手段により販売
口に向けて排除される。
【0012】請求項2の自動販売機によれば、駆動モー
タが一方向に回転されると、クランク機構は駆動モータ
の回転を回動レバーの往復回動に変換し、この往復回動
により、伸縮アームの外側アーム部分が1ストローク毎
に伸縮される。請求項3の自動販売機によれば、駆動モ
ータによりディスクが一方向に回転されると、ディスク
のクランクピンが回動レバーのガイドに案内されること
により、回動レバーはその基端を中心として往復回動さ
れる。この際、ヘッドフレーム側の検出スイッチはディ
スク外周面の変形部を検出し、この検出信号に基づき、
駆動モータの駆動が制御されることで、伸縮アームは1
ストローク伸縮される。
【0013】請求項4の自動販売機によれば、回動レバ
ーが往動方向に回動されると、その先端の連結ピンは伸
縮アームにおける内側アーム部分のガイドに案内されな
がら、その外側アーム部分を押し出すようにして伸張さ
せ、連結ピンがそのガイドの一方の終端に達した後にあ
ってはその内側アーム部分をアーム台上で摺動させる結
果、伸縮アームの全体が対象収容枠に向けて移動する。
逆に、回動レバーが復動方向に回動されると、連結ピン
は内側アーム部分のガイドに案内されながら外側アーム
部分を内側アーム部分に向けて収縮させ、そして、連結
ピンがガイドの他方の終端に達した後にあっては内側ア
ーム部分をアーム台上で逆向きに摺動させる結果、伸縮
アームの全体が押し戻される。
【0014】
【実施例】図1を参照すると、シガレットパックの自動
販売機は機体2を備えており、この機体2はその前面に
扉4を有している。扉4の前面上部にはシガレットバッ
クの陳列窓6が上下5段にして設けられており、各陳列
窓6内には複数のシガレットパックの見本が配置されて
いる。各陳列窓6の下側には、その内部の個々のシガレ
ットパックの見本に対応して販売ボタン8が配置されて
いる。
【0015】また、扉4の前面にはその右側部分のパネ
ル10に上側から表示窓12、紙幣挿入口14が設けら
れ、この紙幣挿入口14の下側には硬貨の投入スロット
16及び返却レバー18が並列にして配置されている。
更に、パネル10の下側には、シガレットパックの販売
口20が配設されており、この販売口20は消費者の腰
あたりのレベルに位置付けられ、釣り銭の払い戻し口を
も兼用している。
【0016】図2,3に概略的に示されているように機
体2内には、多数の収容枠が配置されており、これら収
容枠は機体2の内奥壁と扉4の裏面とにそれぞれ取り付
けられている。内奥壁側の収容枠22は上下3段にして
且つ各段に複数列ずつ隣接して配列されている。また、
扉4の収容枠24もまた収容枠22と同様にして上下方
向及び水平方向に配列され、個々の収容枠24は対応す
る収容枠22と対向した状態にある。図3から明らかな
ように各段の収容枠24は、その列数が収容枠22の列
数よりも少なく、これにより、機体2内には扉4側に位
置してシュート26の設置スペースが確保されている。
なお、シュート26の下端は前述した販売口20に接続
されている。
【0017】図4及び図5を参照すると、一方の収容枠
22が具体的に示されている。この収容枠22はその横
断面がコ字形をなし且つその開口側が機体2の内方に向
けられた状態で上下方向に延びている。収容枠22の下
部には棚28が取り付けられており、この棚28は、そ
の前端縁が上向きとなるように所定の角度を存して傾斜
されている。図5に示されているように棚28はその中
央部が端縁から後端縁まで切り欠かれた開口部30とな
っており、従って、棚28は左右に分割されている。更
に、収容枠22の奥壁には、開口部30に連なる通過口
32が形成されており、この通過口32はその幅が開口
部30の幅と同一となっている。
【0018】収容枠22内にはその棚28上に同一銘柄
のシガレットパックTが積み重ねて収容されており、個
々のシガレットパックTは棚28の傾斜に従って傾斜し
た状態にある。機体2内において、収容枠22の配列面
と収容枠24の配列面との間には、移送空間34が確保
されており、この移送空間34は所定の奥行き幅を有
し、機体2の上下左右方向に広がっている。
【0019】空間34内には移送装置36が配設されて
いる。この移送装置36は移送空間34内を水平方向に
延びる昇降テーブル38と、この昇降テーブル38上に
配置されたヘッド台40とを備えており、昇降テーブル
38は機体2内を昇降可能であり、また、ヘッド台40
は昇降テーブル38上を移動可能となっている。図6に
概略的に示されているように、移送装置36の昇降テー
ブル38の両端は、一対の支柱42にそれぞれ昇降自在
に案内されており、各支柱42には昇降テーブル38を
昇降させる無端状の昇降ベルト44が内蔵されている。
各昇降ベルト44は、その支柱42内の上下にてプーリ
46,48に掛け回されて昇降テーブル38の対応する
端部に適切に接続されている。プーリ46,48のう
ち、その下側のプーリ48は共通の駆動軸50に取り付
けられており、この駆動軸50は機体2の底壁に配設さ
れたモータ52の出力軸にギヤ列を介して接続されてい
る。従って、モータ52の正逆回転により、一対の昇降
ベルト44は同期し且つ同一方向に走行され、これら昇
降ベルト44の走行に伴い、昇降テーブル38が昇降す
ることになる。
【0020】ヘッド台40は昇降テーブル38上を移動
自在に支持されており、その移動は昇降テーブル38に
内蔵された無端状の水平ベルト54によって可能となっ
ている。つまり、水平ベルト54は昇降テーブル38の
両端にてプーリ56,58に掛け回されてヘッド台40
に適切に接続されており、一方のプーリ58がモータ6
0の出力軸に連結されている。
【0021】従って、ヘッド台40は、昇降テーブル3
8の昇降と、この昇降テーブル38上での自身の水平方
向の移動により、機体2の移送空間34内を上下左右に
移動することができる。なお、図2及び図3には昇降ベ
ルト44及び水平ベルト54の掛け回しが明瞭に示され
ている。ヘッド台40上には取出しヘッド62が旋回機
構63を介して取り付けられており、この旋回機構は図
7に示されている。即ち、取出しヘッド62はヘッドフ
レーム64を備えており、このヘッドフレーム64の底
壁65はその中央にて旋回軸66に支持されている。こ
の旋回軸66はヘッド台40の上面から回転自在に突出
されており、旋回軸66にはヘッドフレーム64とヘッ
ド台40との間に位置して旋回ギヤ68が取り付けられ
ている。一方、ヘッド台40には旋回モータ70が内蔵
されており、旋回モータ70はヘッド台40の上面から
回転自在に突出した出力軸を有している。この出力軸に
は出力ギヤ72が取り付けられており、この出力ギヤ7
2が旋回ギヤ68に噛み合わされている。従って、旋回
モータ70が回転されると、取出しヘッド62は水平面
内で一方向に旋回する。
【0022】図8及び図9に取出しヘッド62が詳しく
示されているように、そのヘッドフレーム64は底壁6
5の両側縁に一体にして側板74をそれぞれ有してお
り、これら側板74は互いに対向し、上方に向けて延び
ている。一対の側板74はヘッドフレーム64内に前後
に開口した空所を形成しており、それらの上端縁は後部
を残し、その後部から前方に向けて下方に傾斜されてい
る。
【0023】一対の側板74の上部にはアームホルダ7
6が備えられている。このアームホルダ76はプレート
状をなしたアーム台78を有し、このアーム台78の両
側は下方に折曲されて、対応する側板74の内面に固定
されている。アーム台78の上面は側板74における上
端縁と面一にして延び、アーム台78の前縁は側板74
の前端縁から所定の間隔だけ引き込められている。
【0024】アーム台78の後端縁からは後端壁80が
一体にして形成されており、この後端壁80は、アーム
台78の上面に対して垂直に突出されている。後端壁8
0の両側縁中央からは一対のサイドプレート82が互い
に平行にして前方に延びており、これらサイドプレート
82とアーム台78との間には所定の間隔が確保されて
いる。
【0025】アーム台78における後端壁80の上部に
はトレイ軸84が取り付けられており、このトレイ軸8
4は一対のサイドプレート82間に跨るようにして延び
ている。一対のサイドプレート82間にはシート状をな
したトレイ86が配置されており、このトレイ86の基
端はトレイ軸84に回動自在に支持されている。トレイ
86の途中は下方に向けて湾曲し、そして真直ぐに延び
ているトレイ86の上部にはトレイ86を覆うようなカ
バー88が設けられ、このカバー88の下面に検知スイ
ッチ90が取り付けられている。検知スイッチ90は下
方に向けて突出したスイッチレバーを有し、このスイッ
チレバーが上方に向けて回動されたとき、検知スイッチ
90はオン信号を出力する。
【0026】アーム台78上には伸縮アーム92が配設
されており、この伸縮アーム92は図8及び図9から明
らかなように前述したトレイ86のレストとしても機能
している。即ち、トレイ86が自由状態にあるとき、ト
レイ86は自重により下方に向けて回動し、その先端が
伸縮アーム92上に当接されている。なお、図8に示さ
れているようにトレイ86の先端縁にはその中央に矩形
の切欠87が形成されている。
【0027】伸縮アーム92は、内側アーム部分94と
外側アーム部分95から構成されており、その内側アー
ム部分94は、プレートの両側を下方に向けてそれぞれ
折曲し、そして、それらの下縁を更に内方に折り返した
形状を有している。従って、内側アーム部分94の下面
の中央部分が開口した扁平な箱形状をなしている。更
に、内側アーム部分94の上面中央は図10から明らか
なようにその前端縁から後端縁に向けて矩形状に切り欠
かれ、これにより、内側アーム部分94の前部は上下に
貫通する開口領域96を有した二股状をなしている。
【0028】一方、アーム台78の両側部分にはその前
後方向に延びるガイドスロット98がそれぞれ形成され
ており、各ガイドスロット98には内側アーム部分94
の下面から突出された一対のガイドピン100が摺動自
在に挿通されている。従って、これらガイドピン100
がそのガイドスロット98内を案内されることにより、
内側アーム部分94はアーム台78上をその前後方向に
摺動自在となっている。更に、アーム台78の中央部分
にもその前端縁から後端に向けて切り欠かれた開口領域
97が形成されている。内側アーム部分94がアーム台
78の後端壁80に当接するまで引き込まれた状態にあ
るとき、その開口領域96はアーム台78の開口領域9
7とオーバラップする。
【0029】伸縮アーム92の外側アーム部分95はプ
レートの両側を下方に折曲した形状を有し、内側アーム
部分94に上方から摺動自在に嵌め合わされている(図
11参照)。外側アーム部分95の後端部には連結ロッ
ド102が取り付けられている。この連結ロッド102
は外側アーム部分95の幅方向に延び、その両端が内側
アーム部分94の両側壁を貫通して側方に突出されてい
る。即ち、図9から明らかなにように内側アーム部分9
4の両側壁には、連結ロッド102を摺動自在に貫通さ
せるガイドスロット104がそれぞれ形成されており、
これらガイドスロット104は内側アーム部分94の前
後方向に延びている。従って、図9の状態から外側アー
ム部分95が内側アーム部分94上をその後端縁に向け
て摺動すると、その連結ロッド102は内側アーム部分
94のガイドスロット104に案内され、連結ロッド1
02がガイドスロット104の一方の終端に到達したと
き、外側アーム部分95は内側アーム部分94を完全に
覆う収縮位置に位置付けられる。
【0030】更に、図10に示されているように外側ア
ーム部分95の上面にはその上部に一対の開口106が
形成されており、これら開口106は互いに平行にして
延びている。なお、外側アーム部分95が上述した収縮
位置にあるとき、一対の開口106は内側アーム部分9
4の開口領域96とオーバラップする。外側アーム部分
95の前端にはプッシャ108が回動軸110を介して
取り付けられており、このプッシャ108は外側アーム
部分95の上面から起立し、外側アーム部分95の後端
縁に向けてのみ倒れ込み可能となっている。そして、プ
ッシャ108と外側アーム部分95との間には図示しな
い捻りコイルばねが設けられており、この捻りコイルば
ねはプッシャ108を起立状態に回動付勢している。
【0031】図8に示されているように外側アーム部分
95の連結ロッド102はその両端がヘッドフレーム6
4の対応する側板74よりも側方に突出している。一
方、各側板74の外面には回動レバー112がそれぞれ
備えられている。各回動レバー112の基端は、側板7
4の後端縁の下部に共通のレバー軸114を介して回動
自在に支持されており、その先端側部分は前述した伸縮
アーム92に向けて延びている。なお、レバー軸114
は一対の側板74間に跨って水平に延び、これら側板7
4に支持されている。
【0032】各回動レバー112にはガイドスロット1
16が形成されており、このガイドスロット116はそ
の回動レバー112の先端部から基端に向けて延びてい
る。各回動レバー112のガイドスロット116には連
結ロッド102の対応する側の端部が挿通されており、
その端部はガイドスロット116内を相対的に摺動自在
となっている。
【0033】更に、各側板74の外面にはディスク11
8がそれぞれ設けられており、各ディスク118は対応
する側の側板74と回動レバー112との間に位置し
て、共通のディスク軸120に取り付けられている。こ
のディスク軸120は一対の側板74間を水平に延び、
その両端は対応する側板74を回転自在に貫通してい
る。
【0034】各ディスク118の外周縁部からはクラン
クピン122が突出され、これらクランクピン122は
対応する回動レバー112のガイドスロット116内に
摺動自在に嵌合されている。一方のディスク118の外
周面にはノッチ121が形成されており、そして、ノッ
チ121を有するディスク118の下側にはリミットス
イッチ124が配置されている(図9参照)。リミット
スイッチ124は側板74の外面下部に固定され、ディ
スク118の外周面に向けて突出するスイッチレバー1
26を有している。
【0035】スイッチレバー126がノッチ121以外
のディスク外周面により押し付けられているとき、リミ
ットスイッチ124はオン信号を出力しており、これに
対し、スイッチレバー126がディスク118のノッチ
121に進入したとき、リミットスイッチ124はオフ
動作し、そのオフ信号を出力する。ヘッドフレーム64
内にはディスクモータ128が配置されており、このデ
ィスクモータ128は一方の側板74の内面にホルダ1
30を介して取り付けられている。ディスクモータ12
8の出力軸と前述したディスク軸120との間はギヤ列
を介して接続されており、このギヤ列は図9に概略的に
示されている。
【0036】ギヤ列は、ディスクモータ128の出力軸
に出力ギヤ132を取り付けて、この出力ギヤ132を
2段ギヤ134の大径ギヤに噛み合わせる一方、この2
段ギヤ134の小径ギヤを別の2段ギヤ136の大径ギ
ヤに噛み合わせ、そして、2段ギヤ136の小径ギヤを
ディスク軸120に取り付けたディスクギヤ138に噛
み合わせて構成されている。なお、2段ギヤ134,1
36はそのギヤ軸がヘッドフレーム64の側板74に回
転自在に支持されている。従って、ディスクモータ12
8が一方向に回転されると、ギヤ列を介してディスク軸
120、即ち、一対のディスク118が回転されること
になる。
【0037】更に、図9に示されているようにヘッドフ
レーム64内には、トレイ跳ね上げ装置140が配置さ
れており、このトレイ跳ね上げ装置140は、側板74
にピン142を介して回動自在に支持された跳ね上げプ
レート144を備えている。この跳ね上げプレート14
4はヘッドフレーム64内を前方に向けて水平に延びて
アーム台78の前述した開口領域97に進入し、この
後、下方に折曲されることによりアーム台78の上面と
平行にして延びている。図10から明らかなように跳ね
上げプレート144の前側部分は、外側アーム部分95
の一対の開口106に対応した二股状に形成されてい
る。
【0038】一方、図9に示されているようにヘッドフ
レーム64内にはその後部に位置して、電磁作動型のア
クチュエータ146が配置されており、このアクチュエ
ータ146は上方に向けて伸縮可能な駆動ロッド148
を有している。この駆動ロッド148の上端には跳ね上
げプレート144の基端が連結されており、跳ね上げプ
レート144は駆動ロッド148が図9の状態から収縮
されたとき、そのピン142を中心とし上方に向けて跳
ね上げられる。
【0039】次に上述した自動販売機の販売動作につい
て、図12ないし図18を追加して説明する。自動販売
機内に貨幣が投入され、その前面の1つの販売スイッチ
8が押されると、機体2内の移送装置36が駆動され、
この移送装置36は所定の待機位置にある取出しヘッド
62をそのヘッド台を介して上下左右に移動させ、取出
しヘッド62は図12に示されているように販売の対象
となる収容枠と対向する所定の取出し位置まで移送され
る。この場合、対象収容枠は収容枠22となっている。
【0040】取出し位置において、取出しヘッド62の
伸縮アーム92の上面、つまり、トレイ86の先端は、
収容枠22の棚28の延長線上よりも若干下方に位置付
けられている。このとき、取出しヘッド62の回動レバ
ー112は垂直状態にあって、回動レバー112に対
し、ディスク118におけるディスク軸120とクラン
クピン122とのを結ぶ線分は直交している。この場
合、伸縮アーム92の外側アーム部分95は完全に収縮
しており、そして、伸縮アーム92の全体はアーム台7
8に完全に引き込まれた状態にある。また、ノッチ12
1を有するディスク118はそのノッチ121が下方に
位置し、リミットスイッチ124はそのスイッチレバー
126がノッチ121に進入したオフ状態となってい
る。
【0041】図12の状態からディスクモータ128が
一方向に回転されると、ディスク118は図13中の矢
印方向に回転され、これらディスク118の回転に伴
い、そのクランクピン122は対応する回動レバー11
2を対象収容枠22に向けて回動させる。この際、クラ
ンクピン122は対応する側の回動レバー112のガイ
ドスロット116内を摺動する。
【0042】また、一対の回動レバー112の回動に伴
い、回動レバー112は伸縮アーム92側の連結ロッド
102を対象収容枠22に向けて押し出すことから、図
13に示されるように伸縮アーム92は内側アーム部分
94に対し、その外側アーム部分95が伸張される。こ
の際、連結ロッド102は回動レバー112のガイドス
ロット116内を摺動する一方、伸縮アーム92におけ
る内側アーム部分94のガイドスロット104内を案内
される。
【0043】図12の状態からディスク118が回転さ
れ、そのノッチ121からリミットスイッチ124のス
イッチレバー126が抜け出すると、リミットスイッチ
124はそのスイッチレバー126がディスク118の
外周面に押され、オン操作される。ディスク118の回
転が継続されて、外側アーム部分95が更に伸張し、そ
の先端のプッシャ108が図13に示されているように
対象収容枠22内の最下位にあるシガレットパックT1
に当接すると、プッシャ108はその捻りコイルばねの
付勢力に抗して倒れ込み、この後、外側アーム部分95
の伸張とともにプッシャ108は、図14に示されてい
るようにシガレットパックT1の下面に摺接しながら対
象収容枠22における棚28の開口部30内を進む。
【0044】内側アーム部分94から外側アーム部分9
5が所定の長さだけ伸張されると、外側アーム部分95
の連結ロッド102は内側アーム部分94のガイドスロ
ット104内にてその前側の終端に到達する。それ故、
この後にあっては、回動レバー112の回動に伴い、外
側アーム部分95が伸張すると同時に、内側アーム部分
94は図15に示されているようにアーム台78上を対
象収容枠22に向けて摺動する。即ち、伸縮アーム92
の全体が対象収容枠22に向けて押し出されることにな
る。
【0045】外側アーム部分95のプッシャ108が対
象収容枠22を通過し、そのシガレットパックT1から
外れると、プッシャ108はその捻りコイルばねの付勢
力を受けて起立する。この時点で、垂直状態からの回動
レバー112の回動角、つまり、外側アーム部分95の
伸張が最大となり、回動レバー112のガイドスロット
116に対しディスク118のディスク軸120とクラ
ンクピン122とを結ぶ線分が直交した状態となる。こ
のときにも、取出しヘッド62のトレイ86はその先端
が外側アーム部分95の後端縁上に載置された状態にあ
る。
【0046】この後、ディスク118が更に一方向に回
転されると、回動レバー112は逆向きに回動され始
め、図16に示されているように外側アーム部分95は
内側アーム部分94に向けて収縮する。この収縮に伴
い、そのプッシャ108は対象収容枠22の通過口32
を通過してシガレットパックT1に当接し、シガレット
パックT1を対象収容枠22から押し出し、シガレット
パックT1はその前部から取出しヘッド62のトレイ8
6上に受け取られる。この際、トレイ86は傾斜されて
いるので、受け取られたシガレットパックT1はトレイ
86上をずり上がっていく。
【0047】内側アーム部分94に対し外側アーム部分
95が完全に収縮されると、外側アーム部分95の連結
ロッド102は内側アーム部分94のガイドスロット1
04内にてその後端側の終端に到達する。従って、この
後にあっては、回動レバー112の逆向きの回動に伴
い、内側アーム部分94がアーム台78上をその後端壁
80に向けて摺動し、伸縮アーム92の全体がヘッドフ
レーム64内に引き戻されていく。
【0048】図17に示されているように回動レバー1
12が図12の状態と同様に垂直姿勢になると、ヘッド
フレーム64内に伸縮アーム92が完全に引き戻され、
このとき、トレイ86上に受け取られたシガレットパッ
クT1はその前部が検知スイッチ90のスイッチレバー
を押し上げて、検知スイッチ90をオン操作し、これに
より、対象収容枠22からトレイ86上へのシガレット
パックT1の受け取りが確認される。なお、この場合、
伸縮アーム92のプッシャ108はトレイ86の先端縁
に形成した切欠87内に位置付けられる。
【0049】また、図17の状態にあるディスク118
は図12の状態から1回転しており、ディスク118の
ノッチ121内にはリミットスイッチ124のスイッチ
レバー126が進入し、リミットスイッチ124はオフ
操作されている。従って、図17に示すようにヘッドフ
レーム62内に伸縮アーム92が完全に引き戻された時
点で、リミットスイッチ124からのオフ信号を受けて
ディスクモータ128の回転が停止される。
【0050】シガレットバックT1を保持した取出しヘ
ッド62は、移送装置36により前述したシュート26
の直上まで移送され、そして、トレイ跳ね上げ装置14
0のアクチュエータ146のソレノイドが励磁され、そ
の伸縮ロッド148が自身の復帰ばねに抗して収縮され
る。従って、図18に示されているように跳ね上げプレ
ート144はその先端が上方に向けて回動され、トレイ
86をシガレットバックT1とともに上方に向けて跳ね
上げる。この結果、トレイ86の先端縁が伸縮ロッド9
2のプッシャ108よりも上方に位置し、シガレットパ
ックT1はプッシャ108の存在に拘わりなくトレイ8
6上を滑り降ち、そして、トレイ86からシュート26
を介し販売口20に導かれることで、その販売動作が完
了する。
【0051】なお、伸縮アーム92がヘッドフレーム6
4内に完全に引き込まれた状態にあるとき、その内側ア
ーム部分94の開口領域96に対し外側アーム部分95
の一対の開口106がオーバラップした状態にあり、跳
ね上げプレート144の先端側部分は開口領域96及び
一対の開口106を通過して伸縮アーム92の上方に突
出することができる。なお、アクチュエータ146のソ
レノイドが消磁されると、その伸縮ロッド148が復帰
力を受けて収縮し、跳ね上げプレート144は元の位置
まで下方に回動する。
【0052】上述の販売動作は、個々の収容枠24に対
しても同様にして実施可能であり、この場合、取出しヘ
ッド62をその対象収容枠24やシュート26に対して
対向させるため、ヘッド台40上にて180゜旋回され
ることになる。上述した一実施例ではディスク118に
形成したノッチ121をリミットスイッチ124により
検出することで、ディスクモータ128の回転を制御す
るようにしたが、これに限らず、例えば図10に2鎖線
で示されているように伸縮アーム92の外側アーム部分
95の後端縁から突出片150を側方に突出させてお
き、この突出片150をアーム台78の後端縁側に配置
したリミットスイッチ151により検出するようにして
もよい。
【0053】また、上述の実施例では、機体2内に互い
に対向するようにして収容枠22,24を配列したが、
これら収容枠の配列は一方のみであってもよく、この場
合、取出しヘッド62はそのヘッド台40上で旋回可能
である必要はない。
【0054】
【発明の効果】請求項1の自動販売機によれば、機体内
の取出しヘッドが移送手段より上下左右に移動可能であ
るから、取出しヘッドにて、機体内に配列した任意の収
容枠から商品を取り出し、そして、取り出した商品を所
望の位置に配置した販売口から排出することができる。
それ故、販売口の配置に制約を受けることがないので、
販売口を消費者の腰あたりに配置しても機体内に多数の
収容枠を配置可能となり、商品の収容個数が大幅に増加
する。また、多数の収容枠に対しても取出しヘッドが1
個で済むことから、収容枠からの商品の取り出しに要す
る機構の簡略化が図れる。更に、伸縮アームの伸縮動作
が駆動モータの一方向の回転により連続して行われるの
で、収容枠からの商品の取り出しが迅速に行えるばかり
でなく、駆動モータの制御が容易となる。
【0055】請求項2の自動販売機によれば、駆動モー
タの一方向の回転をクランク機構により回動レバーの往
復回動に変換したので、この回動レバーの往復回動によ
り伸縮アームを簡単にして伸縮させることができ、ま
た、その伸縮ストロークを任意に設定することができ
る。請求項3の自動販売機によれば、クランク機構がデ
ィスクのクランクピンと回動レバーのガイドとによって
簡単に実現されており、また、伸縮アームの伸縮状態を
ディスク外周面の変形部の回転位置から容易に検出する
ことができる。
【0056】請求項4の自動販売機によれば、伸縮アー
ムの全体がヘッドフレームから引出し可能であるので、
伸縮アームはその収縮時の長さが短くても、ヘッドアー
ムからの十分な伸張長さを確保でき、取出しヘッド全体
の小型化に大きく寄与する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機を示した前面図である。
【図2】自動販売機内を概略的に示した縦断面図であ
る。
【図3】自動販売機内を概略的に示した横断面図であ
る。
【図4】1つの収容枠を示した縦断面図である。
【図5】図4の収容枠の下部を示した正面図である。
【図6】移送装置の構成を概略的に示した図である。
【図7】移送装置のヘッド台と取出しヘッドとの取り付
け関係を示した図である。
【図8】取出しヘッドを示した拡大斜視図である。
【図9】取出しヘッドの縦断面図である。
【図10】取出しヘッドの一部を示した平面図である。
【図11】伸縮アームを示した断面図である。
【図12】取出しヘッドが対象収容枠に対向した状態を
示す図である。
【図13】図12の状態から伸縮アームの外側アーム部
分が伸張し始めた状態を示す図である。
【図14】図13の状態から外側アーム部分が更に伸張
した状態を示す図である。
【図15】図14の状態から伸縮アームの全体が引き出
され、外側アーム部分のプッシャが対象収容枠を貫通し
た状態を示す図である。
【図16】図15の状態から外側アーム部分が収縮し、
プッシャによりシガレットパックが押し出された状態を
示す図である。
【図17】図16の状態から外側アーム部分が完全に収
縮するとともに伸縮アームの全体が完全に引き戻され、
トレイ上にシガレットパックが受け取られた状態を示す
図である。
【図18】トレイ上のシガレットパックが排除される状
態を示した図である。
【符号の説明】
2 機体 20 販売口 22,24 収容枠 28 棚 36 移送装置 62 取出しヘッド 63 旋回機構 64 ヘッドフレーム 92 伸縮アーム 94 内側アーム部分 95 外側アーム部分 102 連結ロッド 104 ガイドスロット 108 プッシャ 112 回動レバー 116 ガイドスロット 118 ディスク 120 ディスク軸 121 ノッチ 122 クランクピン 128 ディスクモータ(駆動モータ) 146 トレイ跳ね上げ装置(排除手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/00 - 11/72

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体内に上下左右に配列され、個々に商
    品を積み重ねて収容する複数の収容枠と、ヘッド台を有
    し、このヘッド台を前記収容枠の配列面に沿い上下左右
    に移動させる移送手段と、前記ヘッド台に設けられ、対
    象となる収容枠に対して所定の取出し位置に位置付けら
    れたとき、前記対象収容枠内から最下位にある商品を取
    り出し、販売口に排出する1個の取出しヘッドとを備え
    ており、 前記取出しヘッドは、ヘッドフレームと、 前記ヘッドフレームに格納され、前記対象収容枠に向け
    て伸張自在であって、伸張されたときには先端側部分が
    前記対象収容枠内の最下位にある商品の下側を通過して
    延びる伸縮アームと、 駆動モータを有し、この駆動モータの一方向の回転によ
    り、前記伸縮アームを1ストローク毎に伸縮させる駆動
    手段と、 前記伸縮アームの先端に設けられ、この先端が前記対象
    収容枠を通過したときに起立状態となり、この後、前記
    伸縮アームの収縮に伴い、前記最下位の商品を前記対象
    収容枠からヘッドフレームに向けて押し出すプッシャ
    と、 前記ヘッドフレーム内に前記伸縮アームよりも上方に位
    置して設けられ、前記プッシャにより押し出された前記
    商品を受け取るトレイと、 前記受け取った商品を前記トレイ上から排除し、前記販
    売口に供給する排除手段とを具備したことを特徴とする
    自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記伸縮アームは基端側の内側アーム部
    分と、この内側アーム部分に上方から覆うようにしてス
    ライド自在に嵌合された外側アーム部分とからなり、 前記駆動手段は、前記ヘッドフレームに基端が回動自在
    に支持されるとともに先端が前記外側アーム部分に連結
    され、往復回動に伴い前記内側アーム部分に対して前記
    外側アーム部分を伸縮させる回動レバーと、 前記駆動モータの一方向の回転を前記回動レバーの往復
    回動に変換するクランク機構とを備えていることを特徴
    とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記クランク機構は、前記駆動モータよ
    り一方向に回転されるディスクと、このディスクの外周
    縁部から側方に突出されたクランクピンと、前記回動レ
    バーに形成され、前記クランクピンを摺動自在に案内す
    るガイドとを備えており、 前記駆動手段は、前記ディスクの外周面の一部を変形さ
    せた変形部と、前記ヘッドフレーム側に固定して配置さ
    れ、前記変形部を検出して前記駆動モータの駆動を制御
    する検出スイッチとを更に備えていることを特徴とする
    請求項2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドフレームは前記内側アーム部
    分を前記伸縮アームの伸縮方向に摺動可能に支持するア
    ーム台を有しており、 前記駆動手段は、前記回動レバーの先端と前記外側アー
    ム部分の基端部とを連結する連結ピンと、前記内側アー
    ム部分に形成され、前記連結ピンを前記伸縮方向に摺動
    自在に案内する所定長さのガイドとを更に備えているこ
    とを特徴とする請求項2記載の自動販売機。
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