JPH0844944A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JPH0844944A JPH0844944A JP17527394A JP17527394A JPH0844944A JP H0844944 A JPH0844944 A JP H0844944A JP 17527394 A JP17527394 A JP 17527394A JP 17527394 A JP17527394 A JP 17527394A JP H0844944 A JPH0844944 A JP H0844944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive chain
- product
- vending machine
- drive
- support block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 奥行き寸法を短くしてその設置スペースを節
約することができる自動販売機を提供する。 【構成】 前後2列にたばこを積み重ねて収容するコラ
ム34と、コラム34の下部に配置されたケーシング3
2と、ケーシング内の後部に配置された駆動スプロケッ
ト40と、駆動スプロケットに駆動される駆動チェーン
44と、ケーシング内に同一鉛直面内を前後に折り返え
すようにして形成され、駆動チェーンの走行を案内する
ガイド溝46と、駆動チェーンの外側に先端から後端に
わたって突設された複数の支持ブロック部材45とを備
えて構成されており、先端の支持ブロック部材がコラム
34からたばこを押し出して排出するプッシャとなって
おり、各支持ブロック部材の連続した上面部により、押
し出された後の下降するたばこを支える連続した支持面
が形成される。
約することができる自動販売機を提供する。 【構成】 前後2列にたばこを積み重ねて収容するコラ
ム34と、コラム34の下部に配置されたケーシング3
2と、ケーシング内の後部に配置された駆動スプロケッ
ト40と、駆動スプロケットに駆動される駆動チェーン
44と、ケーシング内に同一鉛直面内を前後に折り返え
すようにして形成され、駆動チェーンの走行を案内する
ガイド溝46と、駆動チェーンの外側に先端から後端に
わたって突設された複数の支持ブロック部材45とを備
えて構成されており、先端の支持ブロック部材がコラム
34からたばこを押し出して排出するプッシャとなって
おり、各支持ブロック部材の連続した上面部により、押
し出された後の下降するたばこを支える連続した支持面
が形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機に関し、
たとえば、商品として、箱詰めされた紙巻きたばこに好
適な自動販売機に関する。
たとえば、商品として、箱詰めされた紙巻きたばこに好
適な自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機には、商品収
容枠に箱詰めされたたばこ(以下、単にたばこと称す
る)を前後2列に積み重ね、そして、各列の最下位にあ
るたばこをプッシャプレートにより順次商品収容枠の前
から押し出して排出するようにしたものがある。
容枠に箱詰めされたたばこ(以下、単にたばこと称す
る)を前後2列に積み重ね、そして、各列の最下位にあ
るたばこをプッシャプレートにより順次商品収容枠の前
から押し出して排出するようにしたものがある。
【0003】このプッシャプレートは、商品収容枠内の
前後に並ぶたばこ2個分の大きさを有しており、商品収
容枠の下部を前方に往動して、商品収容枠内のたばこを
排出するが、最下位のたばこを排出した後、後方に復動
して待避位置まで移動する。このとき、プッシャプレー
トは、商品収容枠から後方にその全体が飛び出すことに
なる。そのため、自動販売機の奥行きが長くなるといっ
た不具合が生じていた。
前後に並ぶたばこ2個分の大きさを有しており、商品収
容枠の下部を前方に往動して、商品収容枠内のたばこを
排出するが、最下位のたばこを排出した後、後方に復動
して待避位置まで移動する。このとき、プッシャプレー
トは、商品収容枠から後方にその全体が飛び出すことに
なる。そのため、自動販売機の奥行きが長くなるといっ
た不具合が生じていた。
【0004】この不具合を解決するために考案された自
動販売機として、特開平5−182071号公報に開示
されたものが知られている。この自動販売機は、前部プ
レートと後部プレートとに前後に2分割され、連結され
て折れ曲がるように構成されたプッシャプレートを有し
ている。このプッシャプレートは、同様に前方に往動し
て、前部プレートがたばこ列の最下位にあるたばこを押
し出して排出した後、後方に復動して待機位置まで移動
する。このとき、後部プレートが前部プレートに対し上
方に折り曲げられ、プッシャプレートは、この状態で商
品収容枠の後方に収容される。このため、商品収容枠後
方のプッシャプレートの収容スペースを小さくすること
ができ、自動販売機の奥行き寸法を短くすることができ
る。
動販売機として、特開平5−182071号公報に開示
されたものが知られている。この自動販売機は、前部プ
レートと後部プレートとに前後に2分割され、連結され
て折れ曲がるように構成されたプッシャプレートを有し
ている。このプッシャプレートは、同様に前方に往動し
て、前部プレートがたばこ列の最下位にあるたばこを押
し出して排出した後、後方に復動して待機位置まで移動
する。このとき、後部プレートが前部プレートに対し上
方に折り曲げられ、プッシャプレートは、この状態で商
品収容枠の後方に収容される。このため、商品収容枠後
方のプッシャプレートの収容スペースを小さくすること
ができ、自動販売機の奥行き寸法を短くすることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動販売機
は、その奥行き寸法をさらに縮小することが望まれてい
る。しかしながら、上述したような2つに分割されたプ
ッシャプレートでは、前部プレートが商品収容枠内より
後退するとき、後部プレートは回動しながら上方に折り
曲げられるため、商品収容枠の後側に後部プレートの回
動スペースを大きく必要とする。この回動スペースを小
さくするには限界があり、自動販売機の奥行き寸法をこ
れ以上短くすることが困難となっていた。
は、その奥行き寸法をさらに縮小することが望まれてい
る。しかしながら、上述したような2つに分割されたプ
ッシャプレートでは、前部プレートが商品収容枠内より
後退するとき、後部プレートは回動しながら上方に折り
曲げられるため、商品収容枠の後側に後部プレートの回
動スペースを大きく必要とする。この回動スペースを小
さくするには限界があり、自動販売機の奥行き寸法をこ
れ以上短くすることが困難となっていた。
【0006】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、その目的とするところは、さらに奥行き寸
法を短くして設置スペースを節約することができる自動
販売機を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、さらに奥行き寸
法を短くして設置スペースを節約することができる自動
販売機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明の自動販売機は、商品収容枠内に商品排出
口を前側にしてその前後方向に複数列に商品を積み重
ね、各商品列の最下位にある商品を商品収容枠の前側か
ら順次排出するようにした自動販売機において、前記商
品収容枠の底壁を兼ね、前記商品が載置されるベースプ
レートと、前記ベースプレートの下方において、同一鉛
直面内と平行に前記商品収容枠の前部から後部にわたっ
て延びる上段部と、前記後部を越えた後、下側に折り返
す折り返し部と、この折り返し部に連続し再び前記前部
に向けて延びる下段部とからなる案内経路と、前記案内
経路の折り返し部に配置された駆動スプロケットと、前
記駆動スプロケットに駆動され、前記商品収容枠の前後
方向の奥行き幅よりも長い長さを有し、前記案内経路に
沿って往復動可能な有端状の駆動チェーンと、上記案内
経路の両端側に配置され、前記案内経路上を移動する駆
動チェーンの始端および終端が当接することにより、前
記駆動チェーンの往復動を切り換えを行うリミットスイ
ッチとを備えて構成されている。そして、前記駆動チェ
ーンは、前記案内経路の下段部から上段部に移動すると
き、前記商品収容枠内の下部領域を後方から前方に向け
て進入し、商品収容枠内の最下位にある前後の商品を押
し出し、これら商品を商品収容枠から順次排出するプッ
シャと、商品収容枠内の前後の商品を支持する支持面と
を有している。
めにこの発明の自動販売機は、商品収容枠内に商品排出
口を前側にしてその前後方向に複数列に商品を積み重
ね、各商品列の最下位にある商品を商品収容枠の前側か
ら順次排出するようにした自動販売機において、前記商
品収容枠の底壁を兼ね、前記商品が載置されるベースプ
レートと、前記ベースプレートの下方において、同一鉛
直面内と平行に前記商品収容枠の前部から後部にわたっ
て延びる上段部と、前記後部を越えた後、下側に折り返
す折り返し部と、この折り返し部に連続し再び前記前部
に向けて延びる下段部とからなる案内経路と、前記案内
経路の折り返し部に配置された駆動スプロケットと、前
記駆動スプロケットに駆動され、前記商品収容枠の前後
方向の奥行き幅よりも長い長さを有し、前記案内経路に
沿って往復動可能な有端状の駆動チェーンと、上記案内
経路の両端側に配置され、前記案内経路上を移動する駆
動チェーンの始端および終端が当接することにより、前
記駆動チェーンの往復動を切り換えを行うリミットスイ
ッチとを備えて構成されている。そして、前記駆動チェ
ーンは、前記案内経路の下段部から上段部に移動すると
き、前記商品収容枠内の下部領域を後方から前方に向け
て進入し、商品収容枠内の最下位にある前後の商品を押
し出し、これら商品を商品収容枠から順次排出するプッ
シャと、商品収容枠内の前後の商品を支持する支持面と
を有している。
【0008】具体的には、この発明の自動販売機は、前
記案内経路としてのガイド溝と、前記駆動チェーンの軸
方向に延びて前記ガイド溝と係合し、駆動チェーンを前
記ガイド溝に沿って移動させる係合部材と、前記駆動チ
ェーンの始端から終端にわたって連なるようにして、外
側にそれぞれ突設された複数の支持ブロック部材とを備
えて構成されている。そして、前記駆動チェーンが往動
するとき、先端に位置する前記支持ブロック部材が前記
プッシャとなっており、各支持ブロック部材の外表面に
より前記支持面が形成されている。
記案内経路としてのガイド溝と、前記駆動チェーンの軸
方向に延びて前記ガイド溝と係合し、駆動チェーンを前
記ガイド溝に沿って移動させる係合部材と、前記駆動チ
ェーンの始端から終端にわたって連なるようにして、外
側にそれぞれ突設された複数の支持ブロック部材とを備
えて構成されている。そして、前記駆動チェーンが往動
するとき、先端に位置する前記支持ブロック部材が前記
プッシャとなっており、各支持ブロック部材の外表面に
より前記支持面が形成されている。
【0009】
【作用】この発明の自動販売機によれば、駆動チェーン
は案内経路であるガイド溝に沿って往復動されるように
なっている。前記駆動チェーンが前記案内経路に沿って
下段部から上段部に往動し、商品収容枠の後方から商品
収容枠内に進入すると、駆動チェーンの先端のプッシャ
は、後側商品列の最下位にある商品と当接し、この後列
の商品を介して、前側商品列の最下位にある商品が押し
出され、そして、商品収容枠の前方に排出される。この
とき、後側商品列の最下位にあった商品は、前側商品列
の下側に潜り込む。この後、後側商品列が下降しようと
しても、その後側商品列の最下位となった商品は、駆動
チェーンの支持面に支えられる。したがって、後側商品
列は、駆動チェーンの支持面により水平姿勢でベースプ
レート上方に保持される。
は案内経路であるガイド溝に沿って往復動されるように
なっている。前記駆動チェーンが前記案内経路に沿って
下段部から上段部に往動し、商品収容枠の後方から商品
収容枠内に進入すると、駆動チェーンの先端のプッシャ
は、後側商品列の最下位にある商品と当接し、この後列
の商品を介して、前側商品列の最下位にある商品が押し
出され、そして、商品収容枠の前方に排出される。この
とき、後側商品列の最下位にあった商品は、前側商品列
の下側に潜り込む。この後、後側商品列が下降しようと
しても、その後側商品列の最下位となった商品は、駆動
チェーンの支持面に支えられる。したがって、後側商品
列は、駆動チェーンの支持面により水平姿勢でベースプ
レート上方に保持される。
【0010】上述の状態から、駆動チェーンがさらに前
方に移動したときには、後列側の最下位から前列の最下
位に潜り込むようにして移動した商品がプッシャ端によ
り押し出されて商品収容枠から排出されることになる。
このとき、前側商品列が下降しようとしても、その前側
商品列の最下位となった商品は駆動チェーンの支持面に
支えられる。したがって、前側商品列は、駆動チェーン
の支持面により水平姿勢でベースプレートの上方に保持
される。
方に移動したときには、後列側の最下位から前列の最下
位に潜り込むようにして移動した商品がプッシャ端によ
り押し出されて商品収容枠から排出されることになる。
このとき、前側商品列が下降しようとしても、その前側
商品列の最下位となった商品は駆動チェーンの支持面に
支えられる。したがって、前側商品列は、駆動チェーン
の支持面により水平姿勢でベースプレートの上方に保持
される。
【0011】駆動チェーンが案内経路の終端まで往動し
たとき、その先端がリミットスイッチに作用し、リミッ
トスイッチは駆動チェーンの駆動を復動に切り換える。
駆動チェーンが後方に向けて復動すると、前側商品列お
よび後側商品列は、駆動チェーンの支持面による支持が
解除されて、ベースプレート上にそれぞれ下降すること
になる。
たとき、その先端がリミットスイッチに作用し、リミッ
トスイッチは駆動チェーンの駆動を復動に切り換える。
駆動チェーンが後方に向けて復動すると、前側商品列お
よび後側商品列は、駆動チェーンの支持面による支持が
解除されて、ベースプレート上にそれぞれ下降すること
になる。
【0012】そして、復動する駆動チェーンは、案内経
路の上段部から下段部に沿って移動することで、ベース
プレートの下方に格納されることになる。
路の上段部から下段部に沿って移動することで、ベース
プレートの下方に格納されることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1は、本発明を適用したたばこの自動販
売機を示し、この自動販売機は、ハウジング10を備え
ている。このハウジング10の正面には、開閉扉12が
図示しないヒンジを介して取り付けられており、この開
閉扉12を開くことで、商品としてのたばこの補給や料
金の回収を実施することができる。
て詳述する。図1は、本発明を適用したたばこの自動販
売機を示し、この自動販売機は、ハウジング10を備え
ている。このハウジング10の正面には、開閉扉12が
図示しないヒンジを介して取り付けられており、この開
閉扉12を開くことで、商品としてのたばこの補給や料
金の回収を実施することができる。
【0014】開閉扉12には、その上部から広告灯14
や3段のたばこ見本の陳列棚16が設けられており、各
陳列棚16の下部には、たばこ見本に対応して選択ボタ
ン18がそれぞれ配置されている。また、開閉扉12に
おいて、最下段の陳列棚16の下方には、コインの投入
口20、紙幣の挿入口22、また、払い戻しボタンや連
続買いボタン等の各種の機能ボタン24が設けられてお
り、そして、投入口20および挿入口22から投入また
は挿入された金額は、表示窓26にデジタル表示される
ものとなっている。
や3段のたばこ見本の陳列棚16が設けられており、各
陳列棚16の下部には、たばこ見本に対応して選択ボタ
ン18がそれぞれ配置されている。また、開閉扉12に
おいて、最下段の陳列棚16の下方には、コインの投入
口20、紙幣の挿入口22、また、払い戻しボタンや連
続買いボタン等の各種の機能ボタン24が設けられてお
り、そして、投入口20および挿入口22から投入また
は挿入された金額は、表示窓26にデジタル表示される
ものとなっている。
【0015】さらに、開閉扉12の下部には、たばこの
取り出し口28と、この取り出し口28の近傍に位置す
る釣り銭の払い戻し口30とがそれぞれ設けられてい
る。上述した自動販売機によれば、コインの投入口20
または紙幣の挿入口22から所定の金額を投入または挿
入し、そして、選択ボタン18を押すことで、所望のた
ばこを取り出し口28から受け取ることができ、また、
釣り銭がある場合には、その釣り銭を払い戻し口30か
ら受け取ることができる。
取り出し口28と、この取り出し口28の近傍に位置す
る釣り銭の払い戻し口30とがそれぞれ設けられてい
る。上述した自動販売機によれば、コインの投入口20
または紙幣の挿入口22から所定の金額を投入または挿
入し、そして、選択ボタン18を押すことで、所望のた
ばこを取り出し口28から受け取ることができ、また、
釣り銭がある場合には、その釣り銭を払い戻し口30か
ら受け取ることができる。
【0016】図2は、ハウジング10内の一部を示して
いる。このハウジング10内には、前記取り出し口28
よりも所定距離だけ上方に配置されたケーシング32
と、各ケーシング32に対応して設けられ、当該ケーシ
ング32上に立設された商品収容枠、いわゆるコラム3
4等が収納されている。そして、これらケーシング32
およびコラム34は、自動販売機内の上下左右方向に多
数並んで収納されている。
いる。このハウジング10内には、前記取り出し口28
よりも所定距離だけ上方に配置されたケーシング32
と、各ケーシング32に対応して設けられ、当該ケーシ
ング32上に立設された商品収容枠、いわゆるコラム3
4等が収納されている。そして、これらケーシング32
およびコラム34は、自動販売機内の上下左右方向に多
数並んで収納されている。
【0017】各ケーシング32は、自動販売機の前後方
向に長く延びており、後述するたばこ排出装置35をそ
れぞれ収納している。各ケーシング32の上壁32a
は、その前側半部が後方に向けて水平に延びた後、勾配
32bを介して斜め下方に延び、さらに、その後側半部
が水平に延びている。そして、上壁32aに連続するケ
ーシング32の前端部は下方に傾斜している。
向に長く延びており、後述するたばこ排出装置35をそ
れぞれ収納している。各ケーシング32の上壁32a
は、その前側半部が後方に向けて水平に延びた後、勾配
32bを介して斜め下方に延び、さらに、その後側半部
が水平に延びている。そして、上壁32aに連続するケ
ーシング32の前端部は下方に傾斜している。
【0018】また、この上壁32aには、図3に示すよ
うに、スリット56が設けられている。このスリット5
6は、後述する支持ブロック部材45の幅に比べ若干幅
広に設定されており、前後方向に延びている。つまり、
スリット56は、上壁32aの幅方向略中央位置を、ケ
ーシング32を縦断するようにして延びている。一方、
各コラム34は、上下方向に延びる矩形のフレーム枠3
6と、ケーシング32の上面との間で規定されている。
したがって、コラム34の底面は、ケーシング32の上
壁32aの一部で構成されるものとなっている。
うに、スリット56が設けられている。このスリット5
6は、後述する支持ブロック部材45の幅に比べ若干幅
広に設定されており、前後方向に延びている。つまり、
スリット56は、上壁32aの幅方向略中央位置を、ケ
ーシング32を縦断するようにして延びている。一方、
各コラム34は、上下方向に延びる矩形のフレーム枠3
6と、ケーシング32の上面との間で規定されている。
したがって、コラム34の底面は、ケーシング32の上
壁32aの一部で構成されるものとなっている。
【0019】このフレーム枠36の後壁には、図2に示
すように、その下部に位置して進入口62が設けられて
いる。この進入口62は、支持ブロック部材45よりも
大きな矩形状をなしている。また、フレーム枠36の前
壁には、その下部に位置してたばこ排出口65が設けら
れている。このたばこ排出口65は、進入口62よりも
大きくたばこ一個が通れる程度の大きさを有した切欠部
と、この切欠部に配設されたストッパプレート64とで
規定されている。
すように、その下部に位置して進入口62が設けられて
いる。この進入口62は、支持ブロック部材45よりも
大きな矩形状をなしている。また、フレーム枠36の前
壁には、その下部に位置してたばこ排出口65が設けら
れている。このたばこ排出口65は、進入口62よりも
大きくたばこ一個が通れる程度の大きさを有した切欠部
と、この切欠部に配設されたストッパプレート64とで
規定されている。
【0020】このコラム34内には、前後2列にして同
一銘柄のたばこTが積み重ねて収納されている。各たば
こTは、紙巻きたばこを20本毎に箱詰めしたものであ
る。図2に示すように、前側たばこ列は、たばこT1
,T3 ,T5 ・・・からなり、前記上壁32aの前
側半部に積み重ねられている。一方、後側たばこ列は、
たばこT2 ,T4 ,T6 ・・・からなり、上壁32
aの後側半部に積み重ねられている。前述したように、
上壁32aの後側半部は、前側半部に比べて低い位置で
延びているので、前側たばこ列は、後側たばこ列に対し
てわずかに持ち上げられた状態で収納されている。
一銘柄のたばこTが積み重ねて収納されている。各たば
こTは、紙巻きたばこを20本毎に箱詰めしたものであ
る。図2に示すように、前側たばこ列は、たばこT1
,T3 ,T5 ・・・からなり、前記上壁32aの前
側半部に積み重ねられている。一方、後側たばこ列は、
たばこT2 ,T4 ,T6 ・・・からなり、上壁32
aの後側半部に積み重ねられている。前述したように、
上壁32aの後側半部は、前側半部に比べて低い位置で
延びているので、前側たばこ列は、後側たばこ列に対し
てわずかに持ち上げられた状態で収納されている。
【0021】たばこ排出装置35は、コラム34の後方
に位置して、鉛直面内で回転可能な一個の駆動スプロケ
ット40を備えている。この駆動スプロケット40に
は、有端状の駆動チェーン44が噛み合わされている。
この駆動チェーン44は、前記スリット56の下方に配
置されている。なお、図2中、駆動スプロケット40は
一点鎖線で示されている。
に位置して、鉛直面内で回転可能な一個の駆動スプロケ
ット40を備えている。この駆動スプロケット40に
は、有端状の駆動チェーン44が噛み合わされている。
この駆動チェーン44は、前記スリット56の下方に配
置されている。なお、図2中、駆動スプロケット40は
一点鎖線で示されている。
【0022】具体的には、駆動スプロケット40は、後
側たばこ列の下方でかつそのたばこ列の後側部分に位置
して配置されている。駆動スプロケット40の軸は、ギ
ア列(図示省略)を介して駆動モータ(図示省略)に接
続されており、したがって、駆動モータが駆動される
と、駆動スプロケット40は正転または逆転され、これ
により、駆動チェーン44もまた両方向に走行されるこ
とになる。
側たばこ列の下方でかつそのたばこ列の後側部分に位置
して配置されている。駆動スプロケット40の軸は、ギ
ア列(図示省略)を介して駆動モータ(図示省略)に接
続されており、したがって、駆動モータが駆動される
と、駆動スプロケット40は正転または逆転され、これ
により、駆動チェーン44もまた両方向に走行されるこ
とになる。
【0023】ケーシング32には、図2および図3に示
すように、スリット56内の両側に互いに対向して一対
のガイド溝46が形成されている。これらガイド溝46
は、駆動チェーン44の走行を案内する案内経路となっ
ており、鉛直面内をケーシング32の前部からケーシン
グ32の上壁32aに沿って後部に向けて延び、折り返
して再び前記前部に向けて延びている。すなわち、ガイ
ド溝46は、ケーシング32の上壁32aに沿って延び
る上段経路46aと、上段経路46aの下方を前後に延
びる下段経路46bからなっている。そして、上段経路
46aと下段経路46bは、コラム34の後部を越えた
位置にて上下に折り返し経路で接続されている。また、
折り返し経路は、駆動スプロケット40の外周に沿った
ものとなっている。
すように、スリット56内の両側に互いに対向して一対
のガイド溝46が形成されている。これらガイド溝46
は、駆動チェーン44の走行を案内する案内経路となっ
ており、鉛直面内をケーシング32の前部からケーシン
グ32の上壁32aに沿って後部に向けて延び、折り返
して再び前記前部に向けて延びている。すなわち、ガイ
ド溝46は、ケーシング32の上壁32aに沿って延び
る上段経路46aと、上段経路46aの下方を前後に延
びる下段経路46bからなっている。そして、上段経路
46aと下段経路46bは、コラム34の後部を越えた
位置にて上下に折り返し経路で接続されている。また、
折り返し経路は、駆動スプロケット40の外周に沿った
ものとなっている。
【0024】図4に示すように、駆動チェーン44の両
側には、チェーンブロック毎にガイドローラ44aが装
着されており、各ガイドローラ44aは前記一対のガイ
ド溝46内に延びている。したがって、駆動スプロケッ
ト40に駆動される駆動チェーン44は、ガイドローラ
44aがガイド溝46に案内されながら、ガイド溝46
に沿って往復移動されることになる。
側には、チェーンブロック毎にガイドローラ44aが装
着されており、各ガイドローラ44aは前記一対のガイ
ド溝46内に延びている。したがって、駆動スプロケッ
ト40に駆動される駆動チェーン44は、ガイドローラ
44aがガイド溝46に案内されながら、ガイド溝46
に沿って往復移動されることになる。
【0025】図4に示すように、駆動チェーン44のチ
ェーンを構成する一対の外リンクは外側に向けて延びて
支持ブロック部材45と一体になっている。図5に示す
ように、各支持ブロック部材45には、一対の支持ブロ
ック45aがピンで接続されている。支持ブロック部材
45は、駆動チェーン44と共に移動され、駆動チェー
ン44が上部経路46aを往復動するとき、ケーシング
32の上壁32aより上方に突出して、コラム34内の
下部を前後に移動する。
ェーンを構成する一対の外リンクは外側に向けて延びて
支持ブロック部材45と一体になっている。図5に示す
ように、各支持ブロック部材45には、一対の支持ブロ
ック45aがピンで接続されている。支持ブロック部材
45は、駆動チェーン44と共に移動され、駆動チェー
ン44が上部経路46aを往復動するとき、ケーシング
32の上壁32aより上方に突出して、コラム34内の
下部を前後に移動する。
【0026】駆動チェーン44の機能として、先端部に
取り付けられた支持ブロック部材45がいわゆるプッシ
ャ(以下、先端の支持ブロック部材をプッシャと称す
る)となっている。このプッシャはコラム34の下部を
後方から前方に往動するとき、コラム34内のたばこT
に当接して、たばこTをコラム34内から排出する。ま
た、各支持ブロック部材45は、コラム34内に突出し
たとき、その連続した上端部により支持面が形成され、
プッシャが前後のたばこ列の最下位にあるたばこを押し
出したとき、この支持面により、下降するたばこTが支
えられる。
取り付けられた支持ブロック部材45がいわゆるプッシ
ャ(以下、先端の支持ブロック部材をプッシャと称す
る)となっている。このプッシャはコラム34の下部を
後方から前方に往動するとき、コラム34内のたばこT
に当接して、たばこTをコラム34内から排出する。ま
た、各支持ブロック部材45は、コラム34内に突出し
たとき、その連続した上端部により支持面が形成され、
プッシャが前後のたばこ列の最下位にあるたばこを押し
出したとき、この支持面により、下降するたばこTが支
えられる。
【0027】駆動チェーン44の内側には、前述した電
動モータの駆動を制御するための第1および第2リミッ
トスイッチ80,82が設けられている。第1リミット
スイッチ80は、前側たばこ列後部の下方に配置されて
おり、そのスイッチ片80aが駆動チェーン44の先端
の下部に取り付けられた押圧片44bに押し込まれるよ
うになっている。スイッチ片80aが押し込まれること
で、電動モータの駆動が停止されると共に、駆動チェー
ン44の走行が停止される。
動モータの駆動を制御するための第1および第2リミッ
トスイッチ80,82が設けられている。第1リミット
スイッチ80は、前側たばこ列後部の下方に配置されて
おり、そのスイッチ片80aが駆動チェーン44の先端
の下部に取り付けられた押圧片44bに押し込まれるよ
うになっている。スイッチ片80aが押し込まれること
で、電動モータの駆動が停止されると共に、駆動チェー
ン44の走行が停止される。
【0028】第2リミットスイッチ82は、前側たばこ
列前部の下方に配置されており、そのスイッチ片82a
は、回動可能なカム体84のカム面84aに摺接されて
いる。カム体84のカム面84aには縮径部84bが形
成されており、スイッチ片82aは、カム体84が回転
されることで、縮径部84bから外れて押し込まれるよ
うになっている。カム体84の軸には2等辺三角形状の
回動レバー85が一体に取り付けられている。回動レバ
ー85は、前記案内経路であるガイド溝46を移動する
駆動チェーン44の始端と終端とが当接することで回動
されるようになっている。
列前部の下方に配置されており、そのスイッチ片82a
は、回動可能なカム体84のカム面84aに摺接されて
いる。カム体84のカム面84aには縮径部84bが形
成されており、スイッチ片82aは、カム体84が回転
されることで、縮径部84bから外れて押し込まれるよ
うになっている。カム体84の軸には2等辺三角形状の
回動レバー85が一体に取り付けられている。回動レバ
ー85は、前記案内経路であるガイド溝46を移動する
駆動チェーン44の始端と終端とが当接することで回動
されるようになっている。
【0029】したがって、図8に示すように、駆動チェ
ーン44の始端が回動レバー85の端部に当接して回動
レバー85が回動されると、カム体84が回転して第2
リミットスイッチ82のスイッチ片82aがカム面84
aに押し込まれる。これにより、電動モータの駆動が停
止され、この後、電動モータは逆方向に駆動される。し
たがって、駆動チェーン44は復動する。
ーン44の始端が回動レバー85の端部に当接して回動
レバー85が回動されると、カム体84が回転して第2
リミットスイッチ82のスイッチ片82aがカム面84
aに押し込まれる。これにより、電動モータの駆動が停
止され、この後、電動モータは逆方向に駆動される。し
たがって、駆動チェーン44は復動する。
【0030】また、図9に示すように、駆動チェーン4
4の終端が回動レバー85の端部に当接して回動レバー
85が回動されると、カム体84が逆方向に回転して第
2リミットスイッチ82のスイッチ片82aがカム面8
4aに押し込まれる。これにより、電動モータの駆動が
停止され、駆動チェーンの復動が停止される。なお、前
述したコラム34の前壁およびケーシング32の正面か
らは、シュート72が延びており、このシュート72
は、開閉扉12が閉じられた状態で、前述した取り出し
口28に接続されるものとなっている。
4の終端が回動レバー85の端部に当接して回動レバー
85が回動されると、カム体84が逆方向に回転して第
2リミットスイッチ82のスイッチ片82aがカム面8
4aに押し込まれる。これにより、電動モータの駆動が
停止され、駆動チェーンの復動が停止される。なお、前
述したコラム34の前壁およびケーシング32の正面か
らは、シュート72が延びており、このシュート72
は、開閉扉12が閉じられた状態で、前述した取り出し
口28に接続されるものとなっている。
【0031】図3および図4において、符号50で示さ
れているのは、たばこの売り切れ検出スイッチである。
この売り切れ検出スイッチによりコラム内のたばこの売
り切れが検出されると、対応した選択ボタン18に売り
切れサインが点灯されると共にそのたばこの販売が停止
される。次に、上述した自動販売機の作用を、さらに図
10ないし図14を追加して説明する。
れているのは、たばこの売り切れ検出スイッチである。
この売り切れ検出スイッチによりコラム内のたばこの売
り切れが検出されると、対応した選択ボタン18に売り
切れサインが点灯されると共にそのたばこの販売が停止
される。次に、上述した自動販売機の作用を、さらに図
10ないし図14を追加して説明する。
【0032】図2および図10に示した状態から、購買
者によって所定の選択スイッチが押されると、販売指令
信号が電動モータに伝達される。したがって、この時点
で、電動モータが駆動され、駆動チェーン44の走行が
開始される。駆動チェーン44が案内経路のガイド溝4
6に沿って案内されながら走行されることで、ケーシン
グ32のスリット56から上方に向けて突出した状態に
あるプッシャ(支持ブロック部材45)がコラム34に
向けて移動する。したがって、この後、プッシャがコラ
ムの34の進入口62を通じてコラム34内に進入す
る。
者によって所定の選択スイッチが押されると、販売指令
信号が電動モータに伝達される。したがって、この時点
で、電動モータが駆動され、駆動チェーン44の走行が
開始される。駆動チェーン44が案内経路のガイド溝4
6に沿って案内されながら走行されることで、ケーシン
グ32のスリット56から上方に向けて突出した状態に
あるプッシャ(支持ブロック部材45)がコラム34に
向けて移動する。したがって、この後、プッシャがコラ
ムの34の進入口62を通じてコラム34内に進入す
る。
【0033】このようにして、プッシャがコラム34内
に進入すると、このプッシャは、後側たばこ列の最下位
にあるたばこT2に当接し、このたばこT2を介して、
図11に示されているように、前側たばこ列の最下位の
あるたばこT1が前方に押し出される。したがって、こ
の後、たばこT1は図12に示されているようにコラム
34の排出口65からシュート72に排出され、このシ
ュート72を通じて取り出し口28に導かれることとな
る。
に進入すると、このプッシャは、後側たばこ列の最下位
にあるたばこT2に当接し、このたばこT2を介して、
図11に示されているように、前側たばこ列の最下位の
あるたばこT1が前方に押し出される。したがって、こ
の後、たばこT1は図12に示されているようにコラム
34の排出口65からシュート72に排出され、このシ
ュート72を通じて取り出し口28に導かれることとな
る。
【0034】ここで、プッシャに直接押し出されるたば
こT2は、コラム34の底壁にある勾配32bに乗り上
げるようにして、前側たばこ列の下側に潜り込むことか
ら、たばこT2の前方への押し出しは円滑に実施され
る。そして、プッシャが図12に示されているように、
前側たばこ列の領域まで移動すると、第1リミットスイ
ッチ80は、プッシャに取り付けられた押圧片44bに
そスイッチ片80aが押し込まれる。この時点で、第1
リミットスイッチ80からの信号に基づき電動モータの
駆動つまり駆動チェーン44の走行が停止される。それ
故、たばこT2の押し出しも停止されて、たばこT2
は、後側たばこ列から前側たばこ列の最下位に移動した
位置に保持され、この状態は、次の販売指令信号が出力
されるまで維持される。
こT2は、コラム34の底壁にある勾配32bに乗り上
げるようにして、前側たばこ列の下側に潜り込むことか
ら、たばこT2の前方への押し出しは円滑に実施され
る。そして、プッシャが図12に示されているように、
前側たばこ列の領域まで移動すると、第1リミットスイ
ッチ80は、プッシャに取り付けられた押圧片44bに
そスイッチ片80aが押し込まれる。この時点で、第1
リミットスイッチ80からの信号に基づき電動モータの
駆動つまり駆動チェーン44の走行が停止される。それ
故、たばこT2の押し出しも停止されて、たばこT2
は、後側たばこ列から前側たばこ列の最下位に移動した
位置に保持され、この状態は、次の販売指令信号が出力
されるまで維持される。
【0035】一方、たばこT2が前側たばこ列の最下位
に移動したとき、後に残った後側たばこ列は、図12に
示されるように、各支持ブロック部材の上端で形成され
る支持面上に支えられることになり、後側たばこ列はそ
の全体が水平の状態でケーシング32の上壁32aの上
方に保持されることになる。次に、図12に示されてい
る状態から、販売指令信号が再び出力されると、同様に
して駆動チェーン44が往動され、これにより、コラム
34内にあるプッシャは、図13に示されているよう
に、たばこT2を直接に押し出し、そして、図14に示
すように、たばこT2をコラム34から排出させる。こ
のようにして排出されたたばこT2もまた、シュート7
2を通じて取り出し口28に導かれるものとなる。
に移動したとき、後に残った後側たばこ列は、図12に
示されるように、各支持ブロック部材の上端で形成され
る支持面上に支えられることになり、後側たばこ列はそ
の全体が水平の状態でケーシング32の上壁32aの上
方に保持されることになる。次に、図12に示されてい
る状態から、販売指令信号が再び出力されると、同様に
して駆動チェーン44が往動され、これにより、コラム
34内にあるプッシャは、図13に示されているよう
に、たばこT2を直接に押し出し、そして、図14に示
すように、たばこT2をコラム34から排出させる。こ
のようにして排出されたたばこT2もまた、シュート7
2を通じて取り出し口28に導かれるものとなる。
【0036】たばこT2がコラム34内から押し出さ
れ、これにより、後に残った前側のたばこ列は、図14
に示されるように、各支持ブロック部材45の上端で形
成される支持面上に支えられることとなり、前側たばこ
列はその全体が水平の状態でケーシング32の上壁32
aの上方に保持されることになる。そして、プッシャが
たばこT2を押し出した後、駆動チェーン44の始端が
前記案内経路の始端付近まで到達すると、回動レバー8
5およびカム体84を介して第2リミットスイッチ82
のスイッチ片82aが押し込まれる。この時点で、第2
リミットスイッチ82からの信号に基づき、電動モータ
の駆動が一旦停止され、この後逆回転される。これによ
り、駆動チェーン44が復動される。
れ、これにより、後に残った前側のたばこ列は、図14
に示されるように、各支持ブロック部材45の上端で形
成される支持面上に支えられることとなり、前側たばこ
列はその全体が水平の状態でケーシング32の上壁32
aの上方に保持されることになる。そして、プッシャが
たばこT2を押し出した後、駆動チェーン44の始端が
前記案内経路の始端付近まで到達すると、回動レバー8
5およびカム体84を介して第2リミットスイッチ82
のスイッチ片82aが押し込まれる。この時点で、第2
リミットスイッチ82からの信号に基づき、電動モータ
の駆動が一旦停止され、この後逆回転される。これによ
り、駆動チェーン44が復動される。
【0037】図14に示されている状態から駆動チェー
ン44が復動されることで、各支持ブロック部材の上端
部により上方に支持されていた前後のたばこ列がケーシ
ング32の上壁32a上に降下されることになる。駆動
チェーン44が復動して、駆動チェーン44の終端が案
内経路の終端付近まで到達すると、駆動チェーン44の
終端が再び回動レバー85に当接する。そして、回動レ
バー85およびカム体84を介して第2リミットスイッ
チ82のスイッチ片82aが再び押し込まれる。この時
点で、第2リミットスイッチ82からの信号に基づき、
電動モータの駆動が停止され、駆動チェーン44の復動
も停止される。これにより、前述した図2および図10
の状態と同様な状態が再現されることになる。
ン44が復動されることで、各支持ブロック部材の上端
部により上方に支持されていた前後のたばこ列がケーシ
ング32の上壁32a上に降下されることになる。駆動
チェーン44が復動して、駆動チェーン44の終端が案
内経路の終端付近まで到達すると、駆動チェーン44の
終端が再び回動レバー85に当接する。そして、回動レ
バー85およびカム体84を介して第2リミットスイッ
チ82のスイッチ片82aが再び押し込まれる。この時
点で、第2リミットスイッチ82からの信号に基づき、
電動モータの駆動が停止され、駆動チェーン44の復動
も停止される。これにより、前述した図2および図10
の状態と同様な状態が再現されることになる。
【0038】したがって、上述した自動販売機の動作が
繰り返し実施されることにより、前後のたばこ列におい
て、その最下位にあるたばこTが順次、そのコラム34
から排出されることになる。以上説明した自動販売機に
よれば、駆動チェーン44と駆動チェーン44に取り付
けられた支持ブロック部材45とで構成されるプッシャ
を兼ねた可撓性帯部材は、移動経路46に沿うようにし
て往復動され、コラム34内から後退したとき、回り込
むようにしてケーシング32内に収納される。そのた
め、コラム34の後側にプッシャの収納スペースを設け
なくて済み、駆動スプロケット40がケーシング32の
後側のみに設けられているため、自動販売機の奥行き寸
法を短くすることができて、その設置スペースを節約す
ることができる。
繰り返し実施されることにより、前後のたばこ列におい
て、その最下位にあるたばこTが順次、そのコラム34
から排出されることになる。以上説明した自動販売機に
よれば、駆動チェーン44と駆動チェーン44に取り付
けられた支持ブロック部材45とで構成されるプッシャ
を兼ねた可撓性帯部材は、移動経路46に沿うようにし
て往復動され、コラム34内から後退したとき、回り込
むようにしてケーシング32内に収納される。そのた
め、コラム34の後側にプッシャの収納スペースを設け
なくて済み、駆動スプロケット40がケーシング32の
後側のみに設けられているため、自動販売機の奥行き寸
法を短くすることができて、その設置スペースを節約す
ることができる。
【0039】この発明は、上述した一実施例に制約され
るものではなく、種々の変形が可能である。たとえば、
駆動チェーン44に代えて駆動ベルトとしてもよく、駆
動ベルトにした場合、この場合、駆動スプロケット40
は駆動プーリに変更し、各支持ブロック部材は駆動ベル
トと一体に成形しても構わない。
るものではなく、種々の変形が可能である。たとえば、
駆動チェーン44に代えて駆動ベルトとしてもよく、駆
動ベルトにした場合、この場合、駆動スプロケット40
は駆動プーリに変更し、各支持ブロック部材は駆動ベル
トと一体に成形しても構わない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の自動販売
機によれば、前記プッシャを有した駆動チェーンを前記
案内経路に沿って往復移動させるようにして、プッシャ
が商品収容枠内から後退したとき、ベースプレートの下
側に駆動チェーンが収容されるようにしたので、商品収
容枠の後側にプッシャや駆動チェーンなどの収容スペー
スを設けなくて済み、自動販売機の奥行きを短くするこ
とができる。また、駆動チェーンを駆動するための駆動
スプロケットが商品収容枠の後部側に1個で済むため、
自動販売機の奥行き寸法をさらに短くすることができ
て、その設置に要するスペースを節約することができる
などの優れた効果を奏する。
機によれば、前記プッシャを有した駆動チェーンを前記
案内経路に沿って往復移動させるようにして、プッシャ
が商品収容枠内から後退したとき、ベースプレートの下
側に駆動チェーンが収容されるようにしたので、商品収
容枠の後側にプッシャや駆動チェーンなどの収容スペー
スを設けなくて済み、自動販売機の奥行きを短くするこ
とができる。また、駆動チェーンを駆動するための駆動
スプロケットが商品収容枠の後部側に1個で済むため、
自動販売機の奥行き寸法をさらに短くすることができ
て、その設置に要するスペースを節約することができる
などの優れた効果を奏する。
【図1】自動販売機を示した斜視図である。
【図2】図1の自動販売機内の一部の断面図である
【図3】コラムの底面となるケーシングの上部を示した
図である。
図である。
【図4】図3中IV−IV線に沿う断面図である。
【図5】支持ブロック部材の上部を示した図である。
【図6】第1リミットスイッチと押圧片を示す図であ
る。
る。
【図7】第2リミットスイッチと回動レバーとの関係を
示す図である。
示す図である。
【図8】往動した駆動チェーンが第2リミットスイッチ
の回動レバーに作用した状態を示す図である。
の回動レバーに作用した状態を示す図である。
【図9】復動した駆動チェーンが第2リミットスイッチ
の回動レバーに作用した状態を示す図である。
の回動レバーに作用した状態を示す図である。
【図10】図2の自動販売機の作動前の状態を示した概
略図である。
略図である。
【図11】図10の状態から次の段階に作動した状態を
示した概略図である。
示した概略図である。
【図12】図11の状態から次の段階に作動した状態を
示した概略図である。
示した概略図である。
【図13】図12の状態から次の段階に作動した状態を
示した概略図である。
示した概略図である。
【図14】図13の状態から次の段階に作動した状態を
示した概略図である。
示した概略図である。
32 ケーシング 34 コラム(商品収容枠) 40 駆動スプロケット 44 駆動チェーン 44a ガイドローラ 45 支持ブロック部材 45a 支持ブロック 46 ガイド溝 T たばこ
Claims (2)
- 【請求項1】 商品収容枠内に商品排出口を前側にして
その前後方向に複数列に商品を積み重ね、各商品列の最
下位にある商品を商品収容枠の前側から順次排出するよ
うにした自動販売機において、 前記商品収容枠の底壁を兼ね、前記商品が載置されるベ
ースプレートと、 前記ベースプレートの下方において、同一鉛直面内と平
行に前記商品収容枠の前部から後部にわたって延びる上
段部と、前記後部を越えた後、下側に折り返す折り返し
部と、この折り返し部に連続し再び前記前部に向けて延
びる下段部とからなる案内経路と、 前記案内経路の折り返し部に配置された駆動スプロケッ
トと、 前記駆動スプロケットに駆動され、前記商品収容枠の前
後方向の奥行き幅よりも長い長さを有し、前記案内経路
に沿って往復動可能な有端状の駆動チェーンと、 上記案内経路の両端側に配置され、前記案内経路上を移
動する駆動チェーンの始端および終端が当接することに
より、前記駆動チェーンの往復動を切り換えを行うリミ
ットスイッチとを備え、 前記駆動チェーンは、前記案内経路の下段部から上段部
に移動するとき、前記商品収容枠内の下部領域を後方か
ら前方に向けて進入し、商品収容枠内の最下位にある前
後の商品を押し出し、これら商品を商品収容枠から順次
排出するプッシャと、商品収容枠内の前後の商品を支持
する支持面とを有し、駆動チェーンの始端が前記リミッ
トスイッチを作動させることにより、前記駆動チェーン
が上段部から下段部に移動するとを特徴とする自動販売
機。 - 【請求項2】 前記案内経路としてのガイド溝と、 前記駆動チェーンの軸方向に延びて前記ガイド溝と係合
し、駆動チェーンを前記ガイド溝に沿って移動させる係
合部材と、 前記駆動チェーンの始端から終端にわたって連なるよう
にして、外側にそれぞれ突設された複数の支持ブロック
部材とを備え、 前記駆動チェーンが往動するとき、先端に位置する前記
支持ブロック部材が前記プッシャとなっており、各支持
ブロック部材の外表面により前記支持面が形成されたこ
とを特徴とする請求項1の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17527394A JPH0844944A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17527394A JPH0844944A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0844944A true JPH0844944A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=15993263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17527394A Pending JPH0844944A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0844944A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108038972A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-15 | 湖南金码智能设备制造有限公司 | 自动售货机出货机构 |
CN109243069A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-01-18 | 广州暨嘉智能设备有限公司 | 一种推货装置 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP17527394A patent/JPH0844944A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108038972A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-15 | 湖南金码智能设备制造有限公司 | 自动售货机出货机构 |
CN109243069A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-01-18 | 广州暨嘉智能设备有限公司 | 一种推货装置 |
CN109243069B (zh) * | 2018-09-27 | 2024-05-10 | 广州暨嘉智能设备有限公司 | 一种推货装置 |
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