JPH09274683A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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Publication number
JPH09274683A
JPH09274683A JP8083984A JP8398496A JPH09274683A JP H09274683 A JPH09274683 A JP H09274683A JP 8083984 A JP8083984 A JP 8083984A JP 8398496 A JP8398496 A JP 8398496A JP H09274683 A JPH09274683 A JP H09274683A
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JP
Japan
Prior art keywords
product
casing
storage frame
vending machine
claw
Prior art date
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Pending
Application number
JP8083984A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Sato
俊行 佐藤
Koji Anada
幸治 穴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Publication of JPH09274683A publication Critical patent/JPH09274683A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄型自動販売機1台当たりの商品収納個数を可
能な限り増加するために、商品搬出装置の高さを可能な
限り低くした自動販売機を提供する。 【解決手段】自動販売機内の商品収納枠32の下部に商
品搬出装置33を設ける。商品搬出装置33の本体枠を
ケーシング6とし、ケーシング6の上板63に商品搬出
方向に上側タイミングベルト通過路63aを形成する。
上側タイミングベルト通過路63a内に、押出爪78を
取り付けたタイミングベルト77を配設する。ケーシン
グ6内に配設した電動モータ、ギア列を収納し、タイミ
ングベルト77を巻回した駆動輪を電動モータおよびギ
ア列で回転して押出爪78を移動する。上板63上に積
層された商品の最下部の商品を押出爪78で押して搬出
する。ケーシング6の高さを内部の電動モータの高さと
略等しくしてケーシング6の高さを小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置全体をコンパ
クト化した自動販売機の商品搬出装置に関し、特に自動
販売機の奥行きを薄くした薄型自動販売機に適した自動
販売機の商品搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品収納枠内に前後2列で収容された商
品を、最下部にある商品から押出爪により一つづつ送り
だす自動販売機が、特開平5−186051に記載され
ている。特開平5−186051記載の自動販売機の各
商品収納枠には、それぞれ商品搬出装置が設けられてい
る。この商品搬出装置は、一対の駆動スプロケットと従
動スプロケットと、この各スプケットに掛け回された無
端状の駆動チェーンとから構成されており、駆動チェー
ンには所定の間隔を空けて押出爪が設けられている。そ
して、電動モータからの駆動力により駆動スプロケット
が回転すると、この駆動スプロケットと従動スプロケッ
トとに掛け回された駆動チェーンも回転し、押出爪が商
品を商品送出口へ向けて押し出す。
【0003】具体的には、各商品収納枠内には前後2列
に商品が積み上げられた状態で収容されており、押出爪
は後側から前側へ移動しつつ、最下部の商品の後側の商
品を前方へ押し出す。後側の商品が押し出されると、前
後2列に積み上げられた商品の前側最下部の商品が後側
最下部の商品に押し出され、前側最下部の商品は商品送
出口からシュートを経て自動販売機の前面パネルに設け
られた商品取出口へ送り出される。ここで、押出爪によ
り押し出された後側最下部の商品は、商品取出口へ送り
出された前側最下部の商品の押し出される前の収容位置
に位置づけられ、この状態で電動モータの駆動が停止
し、押出爪の移動も停止する。
【0004】そして、後側最下部の商品が押し出される
前の収容位置には、その商品の上部に積み上げられてい
た商品が、商品1個分だけ下降し、新たに後側最下部に
位置づけられる。次に電動モータが駆動すると、押出爪
は前側最下部の商品を商品送出口へ向けて押し出し、シ
ュートを経て前面パネルに設けられた商品取出口へこの
商品を送り出す。そして、前側最下部の商品が押し出さ
れる前の収容位置には、その商品の上部に積み上げられ
ていた商品が、商品1個分だけ下降し、新たに前側最下
部に位置づけられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の自動販売機の商品搬出装置は、商品収納枠内に前後2
列で収容された商品を、最下部にある商品から1つづ
つ、押出爪により送り出す構造である。したがって、自
動販売機の奥行き方向の幅は前後2列に収容された商品
の長さ分だけ少なくとも必要となる。ところで、設置ス
ペースが限られている店舗において、自動販売機の設置
を可能とするために、自動販売機の奥行き方向の幅を狭
くした構造の、いわゆる薄型自動販売機に対する要望が
近年強くなっている。このような薄型自動販売機では、
従来各商品収納枠内に前後2列で収容していた商品を、
1列に積み上げて収容することとすれば自動販売機の奥
行き方向の幅を狭くすることができる。
【0006】一方、このような薄型自動販売機を採用し
た場合には、自動販売機1台当たりの商品収納個数は、
例えば、従来前後2列で収容されていた商品を、1列で
収容することとすれば、自動販売機の奥行き方向の幅が
狭くなった分だけ全体として低下する。また、各商品収
納枠には商品搬出装置が各々設けられているが、商品搬
出装置の設置スペースには商品を収容することができ
ず、商品搬出装置自体が各商品収納枠内でいわゆるデッ
ドスペースとなっている。ここで、商品搬出装置自体
を、例えば高さを低くすることで装置全体のコンパクト
化を図ることができれば、コンパクト化した分だけ商品
収納枠内に商品を多く収容することができる。
【0007】例えば、図14に示すように、電動モータ
Mと、この電動モータMから複数のギヤを介して第1押
出爪91と第2押出爪92へ回転を伝達するように構成
された商品搬出装置9が知られている。このような商品
搬出装置9では、商品Tは先ず第1押出爪91により商
品Tの幅の約半分の半工程分だけ送り出され、次いで第
2押出爪92により商品排出口へ向けて排出される。
【0008】しかしながら、第1押出爪91と第2押出
爪92は電動モータMの上部に設けられており、第1押
出爪91および第2押出爪92と電動モータMとの間は
デッドスペースとなっている。しかも、第1押出爪91
と第2押出爪92を駆動するために複数のギヤを必要と
するので商品搬出装置9全体の高さが大きくなり、装置
全体の大型化を招き、商品収納枠内に収容できる商品数
にも制限があった。
【0009】本発明はこのような従来技術の課題を解決
するためになされたもので、薄型自動販売機1台当たり
の商品収納個数を可能な限り増加するために、商品搬出
装置の高さを可能な限り低くした自動販売機を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる自動販売機の商品搬出装置は、複数
の商品を積み重ねて収納する商品収納枠の底部に設けら
れ、該商品収納枠の商品のうち最下部の商品を該商品収
納枠に設けられた開口部へ向けて送り出す自動販売機の
商品搬出装置であって、当該商品搬出装置の本体枠をな
すとともに上面に前記商品を載置するケーシングと、上
記ケーシング内に配設された電動モータと、前記電動モ
ータの回転軸に設けられたギアと噛み合い上記ケーシン
グ内に配設されたギア列と、駆動軸線に設けられたギア
を前記ギア列に噛み合わせるとともに該駆動軸線を前記
商品の送出し方向と交差する方向に向けて前記ケーシン
グ上面の下部に配設された駆動輪と、従動軸線が前記駆
動軸線と平行となるように前記ケーシング上面の下部に
配設された従動輪と、前記駆動輪と前記従動輪とに巻き
掛けられた無端状の巻掛部材と、前記巻掛部材の外周面
に、前記商品の送出し方向の幅より大きな間隔を空けて
前記ケーシング上面より突出するように設けられ、該ケ
ーシング上面の上に積み重ねられた商品のうち最下部の
商品を押し出すための押出爪と、前記ケーシング上を通
過した押出爪が折り返し、押し出し方向と逆方向に移動
するための、該ケーシング内の下方に設けられた通過路
とを備え、前記電動モータの高さと前記ケーシングの高
さとを略等しくしたことを特徴とする。
【0011】本発明にかかる自動販売機の商品搬出装置
において、押出爪は駆動輪と従動輪とに巻き掛けられた
巻掛部材に設けられており、この駆動輪へはギア列を介
して電動モータからの回転力が伝達される。したがっ
て、ケーシング上面より突出して開口部へ向けて移動す
る押出爪により、このケーシング上面の上に積み上げら
れた商品のうち最下部の商品が開口部へ向けて押し出さ
れる。これらの電動モータ、ギア列、駆動輪などはケー
シング内に収容されており、電動モータの高さとケーシ
ングの高さとを略等しくしたので、商品搬出装置全体を
コンパクトにすることができ、その分商品収納枠内に多
くの商品を収納することができる。
【0012】請求項2の発明にあっては、前記巻掛部材
が薄板状のタイミングベルトであり、前記駆動輪と前記
従動輪とが該タイミングベルトと噛み合うタイミングプ
ーリであることを特徴とする。したがって、タイミング
ベルトを薄板状としたので、巻掛部材の高さを低くする
ことができ、この巻掛部材を収容するケーシングの高さ
も低くすることで商品搬出装置全体をコンパクトにする
ことができる。また、駆動輪と従動輪とをこのタイミン
グベルトと噛み合うタイミングプーリとしたので、巻掛
部材の伸びや滑りを確実に防止することができる。
【0013】請求項3の発明にあっては、前記ケーシン
グ上面が奥行側から開口部側へ向けて上方に傾斜して設
けられていることを特徴とする。したがって、商品搬出
装置の上面に降下してくる商品の底面後側の角が、商品
搬出装置の上面と接触すると、この底面後側の角は、商
品搬出装置の上面上を滑りながら移動するので、商品の
背面が上面上に位置づけられるようなことがない。
【0014】請求項4の発明にあっては、前記ケーシン
グ内には、前記駆動輪または前記従動輪のいずれか一方
と連動するカム面を有するホイールカムと、前記カム面
に沿って移動するカムフォロアを有し前記ホイールカム
の回動に伴って昇降するように設けられたリフターとが
収容され、 最下部の商品が前記押出爪により押し出さ
れ、該最下部の商品の上に積み上げられた商品が前記ケ
ーシング上面の上に落下する際に、該押し出し動作に連
動して、前記リフターを、前記搬送面より突出させて該
商品の底部を支えながら下降させるようにしたことを特
徴とする。したがって、押出爪により押し出された最下
部の商品の上に積み上げられた商品がケーシング上面の
上に落下する際に、この落下する商品をできるだけ平行
状態に保つことができるので、商品の載置が確実にな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係
る自動販売機のドアを開いた状態を示す概略図である。
図2は商品収納枠列の外観を示す斜視図である。図3は
商品収納枠に商品を収納した状態を示す側面図である。
【0016】図1に示すように、自動販売機1は、その
機体2の前面にドア4を備えており、このドア4は、機
体2に上下一対のヒンジ4aを介して開閉自在に取り付
けられている。ドア4の表側には、商品見本を展示した
展示棚、この展示棚に展示された商品見本に対応して設
けられた選択ボタン、硬貨投入口、紙幣投入口、釣り銭
返却用のレバー、釣り銭返却口および商品取出口などが
設けられている。
【0017】機体2内には、多数の商品収納枠列が形成
されており、これらの商品収納枠列は機体2内に上下複
数段に形成された第1種商品収納枠列3a、3b、3
c、3dと、左側隅部に形成された第2種商品収納枠列
3e,3fとからなる。各商品収納枠列3a〜3fは、
前面に開口部31(図2参照)を備えた個々の商品収納
枠32を水平方向に隣接させ、その底面を商品搬出装置
33の上面によって構成している。商品搬出装置33の
上面には、たばこ、箱詰めされた菓子などの商品Tが1
列に積み上げられて収納されており、商品収納枠32の
奥行きは商品Tを1列に収納可能なだけの大きさに形成
されている。
【0018】第2種商品収納枠列3e,3fの各商品収
納枠32には、この商品収納枠32の開口部31を開閉
するガイドロッド34が設けられている。このガイドロ
ッド34は、商品収納枠32の開口部31の中央を上下
方向に延びて配置されており、その上下端は水平方向に
一旦屈曲された後、商品収納枠32に回動自在に支持さ
れている。従って、ガイドロッド34をその上下端を中
心として、図1において右向きに回動させれば、商品収
納枠32の開口部31を大きく開くことができる。そし
て、開口部31を開けた状態で、商品収納枠32内への
商品Tの装填又は補充を行うことができる。
【0019】一方、機体2とドア4との間には、中ドア
5が機体2に一対の図示しないヒンジを介して回動自在
に支持されている。中ドア5のドア4側には、紙幣識別
装置、コイン識別装置などが設けられている。中ドア5
の機体2側には、第1種商品収納枠列3a、3b、3
c、3dにそれぞれ対応して、ガイドプレート51が設
けられている。このガイドプレート51は、対応する商
品収納枠列の各商品収納枠32内に収納された商品T
が、開口部31から脱落するのを防止している。また、
中ドア5の機体2側には、第1種商品収納枠列3a、3
b、3cにそれぞれ対応して、払出シュート52、5
3、54が設けられている。
【0020】なお、第1種商品収納枠列3d、第2種商
品収納枠列3e、3f内の商品は、機体2に設けられた
払出シュート35により、ドア4の表側に設けられた商
品取出口へ払い出される。
【0021】ここで、消費者が、ドア4の表側に設けら
れた、商品見本に対応した選択ボタンを押すと、選択さ
れた商品Tを収容した商品収納枠32の商品搬出装置3
3が、商品Tの払出しを実行する。商品収納枠32から
排出された商品Tは、中ドア5に設けられた払出シュー
ト52、53、54または機体2に設けられた払出シュ
ート35を介して、ドア3の表側に設けられた図示しな
い商品取出口へと払い出される。
【0022】第1種商品収納枠列3a、3b、3c、3
d、第2種商品収納枠列3e、3fは、基本的に同様な
構成を有しており、以下には商品収納枠列3aのみを図
2および図3に従って説明する。
【0023】商品収納枠列3aは、仕切板36により区
画された複数の商品収納枠32とベース板37により構
成されている。仕切板36は、ベース板37に所定の間
隔にて形成された孔に嵌め込まれ固定されており、仕切
板36の奥行側は、略直角に折り曲げられた屈曲部36
aを形成している。そして、各商品収納枠32は、略平
行に配置された一対の仕切板36、各仕切板36の屈曲
部36aおよびベース板37により構成されている。各
商品収納枠32内には、ベース板37上に商品搬出装置
33が固定されており、図3に示したように商品搬出装
置33上には商品Tが1列に積み上げられている。
【0024】図4は本発明の実施例に係る自動販売機の
商品搬出装置33の内部平面図である。図5は同装置の
正面図である。図6は同装置の一部破砕側面図である。
図7は同装置の図4のA−A線における断面図である。
図8は同装置の図4のB−B線における断面図である。
図9は同装置の図4のC−C線における断面図である。
【0025】商品搬出装置33は、ケーシング6を本体
枠として備えており、このケーシング6は、ベース板3
7上に固定される底板61、一対の側面板62a、62
b、商品Tが積み上げられる上板63、前面板64aお
よび背面板64bとから構成されている。そして、ケー
シング6内は、一対の仕切板65a、65bにより区画
されている。ケーシング6の底板61上には、側面板6
2aに設けられた切欠部62cと、仕切板65aに形成
された切欠部65cとに挟まれるように電動モータMが
固定されている。そして、このケーシング6の高さは、
電動モータMの高さに略等しく構成されている。この電
動モータMは、ドア4の表側に設けられた選択ボタンの
ON動作と連動して、この電動モータMから突設した回
転軸66を回転させる。
【0026】回転軸66の端部には、この回転軸66と
ともに回転可能なウォームギア67が設けられており、
このウォームギア67は、両端を回転自在に支持された
軸68aに設けられた小ギア68bと噛み合っている。
なお、軸68aの一端は仕切板65aに設けられた穴6
5dに回転可能に嵌め込まれており、他端は側面板62
aの内面より突出して設けられた、穴62dを備えた軸
受け62eに回転可能に嵌め込まれている。この小ギア
68bは、大ギア70と噛み合っており、この大ギア7
0は両端を回転自在に支持された駆動軸69の一端に、
この駆動軸69とともに回転可能に設けられている。
【0027】一方、駆動軸69の他端には駆動プーリ7
1が、この駆動軸69とともに回転可能に設けられてい
る。なお、駆動軸69の一端は、側面板62aの内面よ
り突出して設けられた、穴72aを備えた軸受け72b
に回転可能に嵌め込まれており、他端は仕切板65bに
設けられた孔73aに回転可能に嵌め込まれている。な
お、駆動軸69の駆動プーリ71と大ギア70との間の
部分は、仕切板65aに設けられた孔73bに回転可能
に挿通されている。
【0028】従動軸74は、駆動軸69と平行に所定の
間隔をあけて配置されており、この従動軸74の一端は
側面板62bの内面より突出して設けられた、穴75a
を備えた軸受け75bに回転可能に嵌め込まれている。
一方、従動軸74の他端は仕切板65aに形成された孔
75cに回転可能に挿通されている。従動軸74の一端
には従動プーリ76が、この従動軸74とともに回転自
在に設けられており、従動軸74の他端にはギア76b
が、この従動軸74とともに回転自在に設けられてい
る。なお、従動軸74の従動プーリ76とギア76bと
の間の部分は、仕切板65bに設けられた孔76aに回
転可能に挿通されている。
【0029】駆動プーリ71および従動プーリ76はタ
イミングプーリであって、その外周面には所定のピッチ
にて凹凸状の歯が形成されており、駆動プーリ71およ
び従動プーリ76には、この歯と噛み合う同じく凹凸状
の歯が内周面に形成された薄板状のタイミングベルト7
7が巻き掛けられている。したがって、電動モータMか
らの回転は、ウォームギア67と噛み合う小ギア68
b、大ギア70および駆動プーリ71へ伝達される。そ
して、駆動プーリ71の回転は、タイミングベルト77
を介して従動プーリ76へ伝達され、駆動プーリ71と
従動プーリ76とは、それぞれ一対の仕切板65a、6
5bの間に挟まれた状態で回転する。
【0030】タイミングベルト77の外周面には所定の
間隔を空けて押出爪78が設けられており、具体的に
は、押出爪78の底部に形成された二股部78aが、タ
イミングベルト77の外周面より突出して設けられた押
出爪支持片77aを挟み込むように配置されており、二
股部78aと押出爪支持片77aには、これらを互いに
連結するためのピン79が挿入されている。したがっ
て、駆動プーリ71と従動プーリ76とが回転すると、
タイミングベルト77はケーシング6の上板63に形成
された上側タイミングベルト通過路63aに沿って、図
3に示すように矢印方向に移動する。
【0031】そして、商品収納枠32内に積み重ねられ
た商品のうち、最下部の商品Tがその背面Trを押出爪
78に押されながら、商品収納枠32の開口部31へと
搬送される。押出爪78の商品Tと接触する側には、商
品Tの背面Trに沿った方向に張り出して爪部80a、
80bが形成されている。本実施例においては、上側タ
イミングベルト通過路63aが上板63の中心線より平
行方向に僅かにずれているので、押出爪78が商品Tの
背面Trの中心を押すように、爪部80aが爪部80b
よりも長く形成されている。このように、商品Tの背面
Trの中心を押出爪78が押すようにすれば、商品Tは
タイミングベルト77の移動方向に沿って開口部31へ
と搬送される。
【0032】また、爪部80aは、電動モータMのO
N、OFF動作を切り換えるリミットスイッチLSのス
イッチ押圧部を兼ねている。より詳しくは、図3に示す
ように、一点鎖線にて示された位置にて待機している押
出爪78は、選択ボタンのON動作により電動モータM
が駆動されると、従動プーリ76の外周面に沿って上昇
し、商品収納枠32内の最下部に位置づけられた商品T
を開口部31へ向けて押し出す。一方、図3に示すよう
に、実線にて示された位置にて待機している押出爪78
は、駆動プーリ71の外周面に沿って下降し、図3に示
す一点鎖線にて示された押出爪78の位置に達する。
【0033】そして、上側タイミングベルト通過路63
aに向けて上昇しようとする押出爪78の爪部80a
が、この上側タイミングベルト通過路63a方向に位置
づけられたリミットスイッチLSの接点と接触する。リ
ミットスイッチLSの接点がON動作されることで、リ
ミットスイッチLSは電動モータMへ回転停止を指令す
るための電気信号を送り、電動モータMは停止する。な
お、選択ボタンが再度ON動作されると、上述したよう
に押出爪78は移動、停止を同様の手順により繰り返
す。
【0034】ケーシング6の底部には下側タイミングベ
ルト通過路83が設けられている。具体的には、底板6
1の一部は、前面板64aから背面板64bに向けて断
面凹状(図7参照)に形成されており、下側タイミング
ベルト通過路83の幅は、爪部80a、80bが通過す
るのに十分な大きさに形成されている。また、下側タイ
ミングベルト通過路83の高さは、押出爪78の高さよ
りもやや大きく形成されており、押出爪78はタイミン
グベルト77とともに下側タイミングベルト通過路83
内を通過することができる。
【0035】このように、下側タイミングベルト通過路
83の高さと駆動プーリ71、従動プーリ76の径方向
の大きさとを、電動モータMの高さに略一致させると、
ケーシング6の高さをコンパクトにすることができる。
【0036】従動軸74の他端に設けられたギア76b
は、ホイールカム81と噛み合っており、このホイール
カム81とともに回転する軸81aの一端は、側面板6
2bの内面より突出して設けられた、穴82aを備えた
軸受け82bに回転自在に嵌め込まれている。一方、軸
81aの他端は、仕切板65bに設けられた穴83aに
嵌め込まれている。図10および図11に示したよう
に、ホイールカム81の一方の表面81bには、この表
面81bより突出してカム面81cが形成されており、
このカム面81cは第1カム面81c−1と第2カム面
81c−2とから構成されている。
【0037】側面板62bの内面には、固定軸84aが
突設されており、この固定軸84aは、リフター84の
一端に形成された孔84bが回動自在に嵌め込まれてい
る。図10に示すように、孔84bが形成された軸受け
84cより突出してアーム84dが設けられており、こ
のアーム84dの先端には商品支持部84eが形成され
ている。アーム84dの先端で、商品支持部84eの下
方には、バネ取付部84fが形成されており、このバネ
取付部82fにはバネ85の一端が連結されている。一
方、このバネ85の他端は、側面板62bの内面に設け
られたバネ取付部85aに連結されている。したがっ
て、固定軸84aに回動可能に設けられたリフター84
は、常時バネ取付部85a方向に付勢されている。
【0038】より詳しくは、図10に示すように、リフ
ター84はバネ85によりバネ取付部85a方向に付勢
されており、リフター84のアーム84dは軸受け82
bと接触した状態で停止している。ここで、電動モータ
Mの回転により、ホイールカム81が図10に示す矢印
方向に回転すると、リフター84のバネ取付部84fよ
り突出して設けられたカムフォロア84gが第1カム面
81c−1と接触する。そして、カムフォロア84gは
第1カム面81c−1に沿って移動し、リフター84は
固定軸84aの軸心回りに回動を始め、上板63へ向け
て徐々に上昇を開始する。
【0039】第1カム面81c−1は第2カム面81c
−2と連続しており、カムフォロア84gは図11に示
すように第2カム面81c−2に沿って移動をする。こ
の状態において、リフター84は上板63から突出した
状態で、その姿勢を維持する。第1カム面81c−1、
第2カム面81c−2はそれぞれ所定のカムプロフィー
ルが形成されているので、前記押出爪78が上板63上
の最下部の商品Tを開口部31へ向けて搬送する際に
は、上板63の下方に収納されている。そして、図12
に示すように最下部の商品T1が開口部31から払出シ
ュート52へ送り出される直前において上板63から突
出し、最下部の商品T1の上に積み上げられていた商品
T2の底面後側の角を、商品支持部84eにより支え
る。次いで、カムフォロア84gは、第2カム面81c
−2に連なる第1カム面81c−1に沿って移動をし、
リフター84は徐々に下降を開始し、上板63の下方に
収納される。
【0040】このように、リフター84を上板63から
出没自在に設けたので、商品収納枠32内に積み上げら
れた最上部の商品Tが上板63上に位置づけられる際
に、商品Tが背面Trを上板63上に位置づけた不正常
な状態となるのを防止することができる。より詳しく説
明すると、例えば、図12に示す商品T1が搬出され、
その上に積み上げられていた商品T2が落下する際に、
商品T2の底面後側の角をリフター84の商品支持部8
4eが支えて、商品T2をできるだけ平行状態に維持し
ながら上板63の上方に位置づけるので、商品T2の背
面Trが上板63上に位置づけられるのを防止すること
ができ、次の搬出を円滑に行うことができる。
【0041】ケーシング6内には、このケーシング6の
上板63から出没自在に売切検出アーム86が設けられ
ている。この売切検出アーム86は、一端が商品Tの底
面と接触する接触部86aを備えており、他端は軸受け
86bの一端に連結されている。軸受け86bの他端に
は押圧爪86cが形成されている。軸受け86bには孔
86dが形成されており、この孔86dには両端を側面
板62b、仕切板65bに支持された固定軸87が挿通
されている。したがって、売切検出アーム86、軸受け
86bおよび押圧爪86cは一体的に固定軸87回りに
回動可能である。押圧爪86cの下方にはスイッチSW
が設けられており、押圧爪86cはスイッチSWの接点
を常時ON動作としている。売切検出アーム86の軸受
け86b側にはバネ取付部86eが設けられており、こ
のバネ取付部86eにはバネ88の一端が接続されてい
る。
【0042】一方、バネ88の他端は仕切板65bより
突設されたバネ取付部88aに接続されており、売切検
出アーム86は常時上板63から突出するように付勢さ
れている。この売切検出アーム86上には商品Tが積み
上げられており、商品収納枠32内に商品Tが存在する
場合には、バネ88の付勢力に反して押圧爪86cによ
りスイッチSWをON動作としている。しかしながら、
商品収納枠32内の最後の商品Tが押出爪78により開
口部31から排出されると、売切検出アーム86はバネ
88の付勢力により回動し、上板63より突出する。そ
して、押圧爪86cも回動し、スイッチSWの接点をO
FF動作とする。スイッチSWの接点がOFF動作とな
ると、電気信号が切断され、選択ボタン内に収納された
売切表示ランプに「売り切れ」の表示を指令する。な
お、図2に示したように、上板63には、リフター8
4、売切検出アーム86が突出可能な開口部63aが形
成されている。
【0043】次に、上述した本発明の第1実施例に係る
自動販売機の商品搬出装置の動作、作用を説明する。図
3に示すように、商品収納枠32内の商品搬出装置33
上には、複数の商品Tが積み上げられている。需要者が
希望の商品を選択ボタンにより選択すると、希望とする
商品Tが収納された商品収納枠32に設置された商品搬
出装置33の電動モータMに回転が指示される。電動モ
ータMが回転すると、その回転力はウォームギア67、
小ギア68bなどにより構成されたギア列に伝達され、
駆動プーリ71を回転させる。駆動プーリ71の回転に
より、従動プーリ76も回転し、タイミングベルト77
に設けられた押出爪78が、商品収納枠32内に収納さ
れた最下部の商品Tと接触し、開口部31へ向けて商品
を送り出す。従動プーリ76の回転は、ギア76bを介
してホイールカム81に伝達され、このホイールカム8
1に設けられたカム面81cと接触するカムフォロア8
4gにより、リフター84が回動する。
【0044】これにより、図12に示すように、最下部
の商品T1に積み上げられた商品T2の底面後側の角を
このリフター84が支えながら、上板63の上方に商品
T2を位置づける。そして、押出爪78が商品T1を開
口部31から押し出して排出が行われ、図3に示す一点
鎖線の位置に他方の押出爪78が達すると、リミットス
イッチLSをON動作とし、電動モータMに回転停止を
指示する。したがって、商品T1を排出した後の押出爪
78は、図3に示す実線位置において停止する。また、
リフター84はこの商品T1を押し出す間に上板63の
下方まで下降し、商品T1に積み上げられていた商品T
2が上板63に載置される。
【0045】次に、本発明の第2実施例について図面を
参照して説明する。図13は本発明の第2実施例に係る
自動販売機の商品搬出装置を商品収納枠内に設けた状態
を示す側面図である。なお、第1実施例と同一の符号番
号については同一の部材を示している。本発明の第2実
施例では、商品搬出装置33がベース板37上に設けら
れた傾斜台89上に設置されている。この傾斜台89は
商品収納枠32の奥行側から開口部31へ向けて上方へ
傾斜した構造であり、この傾斜台89に設置された商品
搬出装置33の上板63も奥行側から開口部31へ向け
て上方へ傾斜している。このように、商品搬出装置33
を傾斜させてベース板37上に配置すると、商品搬出装
置33の上板63上の商品Tも傾斜して積み上げられ
る。この状態で最下部の商品T1が押出爪78により押
し出されると、この商品T1の上に積み上げられた商品
T2は、商品T2の底面後側の角が上板63と接触す
る。上板63上は傾斜して配置されているので、商品T
2の底面後側の角は、この上板63上を滑りながら移動
する。したがって、リフター84を設けなくとも、商品
T2の背面Trが上板63上に位置づけられるのを確実
に防止することができる。
【0046】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、要旨を変更しない範囲で種々の変形ま
たは応用が可能である。例えば、商品収納枠内に1列に
積み上げられた商品Tを排出する場合だけではなく、前
後1列に積み上げられた商品Tを排出するのに適用する
こともできる。この場合には、リミットスイッチLSを
2つ設置し、前側の商品Tを排出した段階で第1のリミ
ットスイッチをON動作させることで押出爪を停止す
る。次いで、排出された前側の商品Tの排出前の位置に
位置づけられた後側の商品Tを排出し、この後側の商品
Tを排出した段階で第2のリミットスイッチをON動作
させることで押出爪を停止することができる。また、リ
フター84は省略することも可能であり、電動モータM
の回転軸66の軸心方向とタイミングベルト77の移動
方向とは、必ずしも一致させる必要もなく、ギア列の配
置、組み合わせにより両者の位置関係を任意とすること
もできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の自動販
売機の商品搬出装置によれば、電動モータの高さとケー
シングの高さとを略等しくしたので、商品搬出装置全体
をコンパクトにすることができ、その分商品収納枠内に
多くの商品を収納することができ、薄型自動販売機1台
当たりの商品収納個数を可能な限り増加することができ
る。
【0048】請求項2の発明では、タイミングベルトを
薄板状としたので巻掛部材の高さを低くすることが可能
であり、この巻掛部材を収容するケーシグの高さも低く
することができ、商品搬出装置全体をコンパクトにする
ことがきる。また、駆動輪と従動輪とをこのタイミング
ベルトと噛み合うタイミングプーリとしたので、巻掛部
材の伸びや滑りを確実に防止することができる。
【0049】また、請求項3の発明では、商品収納枠内
の商品が傾斜して収納されている。したがって、商品搬
出装置の上面に降下してくる商品の底面後側の角が、商
品搬出装置の上面と接触すると、この底面後側の角は、
商品搬出装置の上面上を滑りながら移動するので、商品
の背面が上面上に位置づけられるような不正常な状態に
なるのを確実に防止することができる。
【0050】更に、請求項4の発明では、カムフォロア
を備えたリフターはこのカム面に沿って上下方向に往復
動し、前記押出爪により押し出された最下部の商品の上
に積み上げられた商品がケーシング上に落下する際に、
このケーシング上より突出してこの商品の底面側を支え
ながら下降するので、商品の側面がケーシング上に載置
されるような、不正常な状態で商品収納枠内に位置づけ
られることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動販売機のドアを開い
た状態を示した概略図である。
【図2】同自動販売機の商品収納枠列の外観を示した斜
視図である。
【図3】同自動販売機の商品収納枠列の外観を示した側
面図である。
【図4】同自動販売機の商品搬出装置を示した内部平面
図である。
【図5】同商品搬出装置の正面図である。
【図6】同商品搬出装置の一部破砕側面図である。
【図7】同商品搬出装置を図4のA−A線により切断し
た状態を示す断面図である。
【図8】同商品搬出装置を図4のB−B線により切断し
た状態を示す断面図である。
【図9】同商品搬出装置を図4のC−C線により切断し
た状態を示す断面図である。
【図10】同商品搬出装置のリフターが下降した状態を
示した概略図である。
【図11】同商品搬出装置のリフターが上昇した状態を
示した概略図である。
【図12】商品収納枠列から商品が排出される状態を示
した側面図である。
【図13】本発明の第二実施例に係る商品収納枠列の外
観を示した側面図である。
【図14】従来の自動販売機の商品搬出装置の概略側面
図である。
【符号の説明】 2 機体 3a、3b、3c 第1種商品収納枠列 31 開口部 32 商品収納枠 33 商品搬出装置 4 ドア 3e、3f 第2種商品収納枠列 52、53、54 払出シュート 6 ケーシング 69 駆動軸 71 駆動プーリ 74 従動軸 76 従動プーリ 77 タイミングベルト 78 押出爪 81 ホイールカム 81c カム面 84 リフター 83 下側タイミングベルト通過路 84g カムフォロア 86 売切検出アーム T 商品 M 電動モータ LS リミットスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の商品を積み重ねて収納する商品収
    納枠の底部に設けられ、該商品収納枠の商品のうち最下
    部の商品を該商品収納枠に設けられた開口部へ向けて送
    り出す自動販売機の商品搬出装置であって、 当該商品搬出装置の本体枠をなすとともに上面に前記商
    品を載置するケーシングと、 上記ケーシング内に配設された電動モータと、 前記電動モータの回転軸に設けられたギアと噛み合い上
    記ケーシング内に配設されたギア列と、 駆動軸線に設けられたギアを前記ギア列に噛み合わせる
    とともに該駆動軸線を前記商品の送出し方向と交差する
    方向に向けて前記ケーシング上面の下部に配設された駆
    動輪と、 従動軸線が前記駆動軸線と平行となるように前記ケーシ
    ング上面の下部に配設された従動輪と、 前記駆動輪と前記従動輪とに巻き掛けられた無端状の巻
    掛部材と、 前記巻掛部材の外周面に、前記商品の送出し方向の幅よ
    り大きな間隔を空けて前記ケーシング上面より突出する
    ように設けられ、該ケーシング上面の上に積み重ねられ
    た商品のうち最下部の商品を押し出すための押出爪と、 前記ケーシング上を通過した押出爪が折り返し、押し出
    し方向と逆方向に移動するための、該ケーシング内の下
    方に設けられた通過路とを備え、 前記電動モータの高さと前記ケーシングの高さとを略等
    しくしたことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記巻掛部材が薄板状のタイミングベル
    トであり、前記駆動輪と前記従動輪とが該タイミングベ
    ルトと噛み合うタイミングプーリであることを特徴とす
    る請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシング上面が奥行側から開口部
    側へ向けて上方に傾斜して設けられていることを特徴と
    する請求項1または2記載の自動販売機の商品搬出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ケーシング内には、前記駆動輪また
    は前記従動輪のいずれか一方と連動するカム面を有する
    ホイールカムと、前記カム面に沿って移動するカムフォ
    ロアを有し前記ホイールカムの回動に伴って昇降するよ
    うに設けられたリフターとが収容され、 最下部の商品が前記押出爪により押し出され、該最下部
    の商品の上に積み上げられた商品が前記ケーシング上面
    の上に落下する際に、該押し出し動作に連動して、前記
    リフターを、前記搬送面より突出させて該商品の底部を
    支えながら下降させるようにしたことを特徴とする請求
    項1または2または3記載の自動販売機の商品搬出装
    置。
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