JP4058939B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たばこなどの箱状の商品を販売する自動販売機に搭載され、商品収納コラム内に積層状態で収納された商品を当該商品収納コラムの下側に形成された搬出口を介して搬出する自動販売機の商品搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たばこを販売する自動販売機には、複数の商品収納コラムが設けられており、当該商品収納コラム内には商品(たばこ)が積み重ねて収納されるようになっている。また、商品収納コラムの下側には、商品販売時において、当該商品収納コラムに収納された商品を搬出する商品搬出装置が設けられている。
【0003】
このような自働販売機では、自働販売機の前面扉に形成された販売口から手を差し入れて、商品収納コラム内に収納された商品を抜き取ったり、自働販売機自体を揺すって商品を販売口内に落下させることにより、商品を窃取するといったいたずらをされることがあった。そこで、さまざまな方法により、いたずら防止のための対策がなされている。以下、具体的にいたずら防止対策を施した従来の自働販売機の商品搬出装置について説明する。
【0004】
図11、図13は、従来の自動販売機の商品搬出装置を示す側面図であって、図11は販売待機状態、図13は販売商品を搬出する状態をそれぞれ示している。また、図12、図14は、商品搬出装置の正面図であり、それぞれ図11、図13に対応している。図15は、図11〜図14に示す商品搬出装置をロングサイズの商品を収納する商品収納コラムの下側に取り付けたものである。
【0005】
図11において、商品搬出装置21は、商品収納コラム27内に収納された販売商品S1〜S4をプッシャ26aまたは26bによって、前方へ押し出し、搬出口33から搬出されるようになっており、ハウジング22と、前方プーリ23と、後方プーリ24と、ガイドプーリ25と、表面上に形成されたプッシャ26aおよび26bを有する搬出ベルト26と、一対の開閉板28、29と、後方プーリ24と図示しない歯車列により連結された搬出モータMとで構成されている。
【0006】
ここに、開閉板28、29は、それぞれハウジング22の前壁22a、22bに形成された回動軸22c、22dを中心として、この前壁22a、22bに沿って回動自在に支持されている。開閉板28、29には、プッシャ26a、26bの移動経路内に出没して、プッシャ26a、26bと係合する爪部28a、29aと、搬出口33内に出没する商品阻止部28b、29bがそれぞれ形成されている。なお、開閉板28、29は、引張りバネ31、32によって、その商品阻止部28b、29bが搬出口33内から退避するとともに、爪部28a、29aがプッシャ26a、26bの移動経路内に突出するように付勢されている。また、搬出ベルト26が走行してプッシャ26a、26bが爪部28a、29aを押し開くようにして開閉板28、29を回動させることによって、商品阻止部28b、29bが搬出口33内に突出するようになっている。
【0007】
上記従来の商品搬出装置21では、販売待機時において(図11、図12)、プッシャ26aが爪部28a、29aと当接することにより、商品阻止部28b、29bが搬出口33内に突出している。この状態から、商品の販売時には、販売指令信号に基づいて搬出モータMが回転し、後方プーリ24を介して、搬出ベルト26が走行する。搬出ベルト26の走行によって、プッシャ26aが移動し爪部28a、29aとの係合が解かれる。さらに、引張りバネ31、32の付勢力により、開閉板28、29が回動して爪部28a、29aがプッシャ26a、26bの移動経路内に突出するとともに、商品阻止部28b、29bが搬出口33から退避する(図13、図14)。その後、販売商品S1は、プッシャ26bによって前方へ押し出され、搬出口33から搬出される。販売商品S1の搬出動作が終了すると、プッシャ26bによって爪部28a、29aが押し下げられて、開閉板28、29が引張りばね31、32の付勢力に抗して回動し、商品阻止部28b、29bが搬出口33内に突出して、販売待機状態に戻る。
【0008】
また、図15に示すように、ロングサイズの販売商品L1〜L4を収納した商品収納コラム34の下側に、上記と同様の構成を有する商品搬出装置1を設置する場合には、販売待機状態において、最下位の販売商品L1の前方下部が開閉板28、29の商品阻止部28b、29bの先端に当接し、後方に向かって下り傾斜状に支持されることになる。この販売待機状態では、販売商品L1の前方上部は商品収納コラム20の内側と当接するようになり、搬出口33から前方に向って払い出されないようになっている。販売商品L1の販売時には、商品阻止部28b、29bが搬出口33から退避することによって、販売商品L1はハウジング22の上面22e上に載置された状態になる。その後、上記と同様の動作により、販売商品L1は搬出口33から搬出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図11〜図14に示す従来の自動販売機の商品搬出装置によれば、販売待機状態において、プッシャ26aまたは26bが爪部28a、29aと当接して爪部28a、29aが押し下げられるようになっており、商品阻止部28b、29bは搬出口33内に突出している。すなわち、この状態では、商品阻止部28b、29bが搬出口33に突出しているため、自動販売機を揺すっても販売商品S1が脱落することはなく、引き抜きを防止することも可能である。一方、商品販売時においては、プッシャ26aまたは26bが移動して、爪部28a、29aとの当接が解かれ、引張りばね31、32の付勢力によって開閉板28、29が回動して商品阻止部28b、29bが搬出口33内から退避するため、販売商品S1を円滑に搬出することができる。
【0010】
しかしながら、開閉板28、29は、それぞれハウジング22の前壁22a、22bに沿って回動するようになっているため、前壁22a、22bとの摩擦によって円滑に回動しないことがあった。また、引張りバネ31,32を使用することなく、開閉板28,29の自重によって、商品阻止部28b、29bを搬出口33に介在させることも考えられるが、この場合も開閉板28、29が前壁22a、22bとの摩擦によって、上記と同様の問題が発生していた。さらに、装置全体の構造が複雑になるという問題もあった。
【0011】
一方、図15に示す従来の自働販売機の商品搬出装置によれば、商品収納コラム34内に多数の商品が収納されている場合に、開閉部28、29およびプッシャ26a、26bに負荷がかかるという問題があった。また、最下位の販売商品L1は、商品阻止部28b、29bの先端に当接するとともに、他の商品の重量がかかるため変形するという問題もあった。
【0012】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、販売商品の脱落を防止するとともに、構造の簡単な自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載された本発明は、商品収納コラム内に積み重ねて収納した商品を商品収納コラムの側面下部に形成された搬出口から払い出す自動販売機の商品搬出装置において、商品収納コラムの下側に設けられ、商品収納コラム内に収納された商品を下側から支持する商品支持面を有するハウジングと、プーリに張架された搬出ベルトと、プーリに回転駆動力を伝達するための駆動部と、搬出ベルトの表面上に形成され、当該搬出ベルトが走行することによって、ハウジングの商品支持面から突出した状態で後方から前方に向って移動し、商品収納コラム内に収納された最下位商品を搬出口に向けて押し出すプッシャと、プーリの軸線と平行な軸線回りに回動自在に支持されるとともに、プッシャと当接することによって回動する連動レバーと、この連動レバーの回動に連動して回動し搬出口内に突出して商品の搬出を防止する係止レバーとを有する商品係止手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
また、請求項2に記載された本発明は、請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置において、商品係止手段は、ハウジングに着脱自在に構成されたことを特徴とする。
【0016】
さらに、請求項3に記載された本発明は、請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置において、係止レバーは、自重により搬出口から退避するようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明に関わる自動販売機の商品搬出装置の側面図、図2は、商品係止手段の側面図、図3は、商品係止手段の正面図、図4は、図1の商品搬出装置において係止部材を取り外した状態を示す側面図である。また、図5は、商品の販売動作を示す図であり、(a)は、販売待機状態、(b)は、販売商品を押し出す状態、(c)は、販売商品を搬出口から搬出する状態、(d)は、商品搬出動作を終了し次販商品S2が商品支持面上に載置された状態、(e)は、販売待機状態をそれぞれ示している。
【0019】
図1において、商品搬出装置1は、商品収納コラム12に積み重ねられて収納された販売商品S1〜S3を順次前方に形成された搬出口13から搬出するようになっており、装置の筐体を構成するハウジング2と、ハウジング2の上部の前側および後側にそれぞれ回転自在に設けられた前方プーリ3および後方プーリ4と、前方プーリ3および後方プーリ4に張り架けられた搬出ベルト5と、この搬出ベルト5表面上に長さ方向の互いに対象な位置に突設された2つのプッシャ6、7と、後方プーリ4を回転駆動する図示しない搬出モータ(駆動部)と、待機状態で最下位の販売商品S1が払い出されないように搬出口13内に突出するとともに販売時に販売商品S1の搬出ができるように搬出口13から退避する商品係止手段8と、搬出モータの作動を制御する図示しないモータ制御装置と、販売商品S2の姿勢が水平になるように修正する姿勢修正部14を備えている。
【0020】
前方プーリ3および後方プーリ4は、外側に図示しない多数の歯を有する歯付きプーリから構成されており、後方プーリ4が、図示しない歯車列を介して、搬出モータの回転軸に連結されている。
【0021】
搬出ベルト5の表面は、ハウジング2の上面を構成する商品支持面2cよりも低い位置に配置されている。また、商品収納コラム12に多数の商品が収納された状態では、最下位に収納された販売商品S1がハウジング2の商品支持面2c上に載置された状態になっている。
【0022】
姿勢修正部14は、図1に示すように、外周面に互いに等間隔に形成された複数の凸部14a〜14fを有している。この姿勢修正部14が回転することにより、ハウジング2の商品支持面2cに形成された開口(図示せず)を介して、各凸部14a〜14fが商品支持面2cに対して順次に出没する。なお、姿勢修正部14も、図示しない歯車列を介して搬出モータに連結されており、搬出モータの回転に連動して回転駆動されるようになっている。
【0023】
搬出ベルト5は、その内周面に、前方プーリ3および後方プーリ4に噛み合う図示しない多数の歯が形成されており、前方プーリ4および後方プーリ5に張り架けられるとともに、ハウジング2の下方に形成されたベルトガイド4dに沿って回動(走行)するようになっている。したがって、搬出ベルト5は、その側面形状がほぼ逆三角形になっている。
【0024】
プッシャ6、7は、それぞれ搬出ベルト5の表面から突出するように形成された搬出部6a、7aと、搬出部6a、7aの先端から後方に下り傾斜状に形成された商品支持部6b、7bとを有している。
【0025】
商品係止手段8は、図2、図3に示すように、ハウジング2の係合片2a、2b(図4参照)とそれぞれ係合する係合孔9a、9bを有するベース9と、このベース9に両端が支持された回動軸10と、回動軸10に回動自在に支持された係止レバー11とで構成されている。
【0026】
図4に示すハウジング2の前方に形成された係合片2a、2bに、ベース9の係合孔9a、9bを係合させることによって、商品搬出装置1に商品係止手段8(図2、図3)を取り付けられて、図1に示す商品搬出装置1が構成されるようになっている。
【0027】
以上のように構成された商品搬出装置1は、自動販売機内に設けられた複数の商品収納コラム12の下側にそれぞれ配置されている。商品収納コラム12は、上下方向に延在するように形成されており、販売商品S1〜S3が、積み重ねられた状態で収納される。
【0028】
また、搬出口13の近傍には、販売商品S1が搬出口13を通過し、販売商品が通過したか否か、すなわち販売商品の搬出が終了したか否かを検出する搬出センサ(図示せず)が設けられている。この搬出センサは、販売商品S1の払出終了を検出した場合に、検出信号を出力して、搬出モータを停止させるようになっている。
【0029】
次に、上記商品搬出装置1による商品の払出動作について、図5を参照しながら説明する。
【0030】
図5(a)に示す販売待機状態において、プッシャ7は係止レバー11と当接した状態になっており、この係止レバー11は、搬出口13内に介在して、販売商品S1が払い出されないようになっている。この販売待機状態から、自動販売機の硬貨投入口(図示せず)に所定金額の硬貨が投入され商品選択スイッチ(図示せず)が押されると、モータ制御装置から出力される販売指令信号に基づいて搬出モータが作動し始める。搬出モータの駆動により、後方プーリ4が反時計方向に回転すると、搬出ベルト5も反時計方向に回転する。搬出ベルト5の回転(走行)に伴い、同図(b)に示すように、プッシャ6、7も反時計方向に移動し、販売商品S1のすぐ後ろに位置するプッシャ6が、商品支持面2c上を前方に移動しながら販売商品S1を後方から前方に(図5の右側から左側に)向けて押し出す。一方、プッシャ7が当接することによって搬出口13を閉塞していた係止レバー11は、搬出ベルト5の回動によってプッシャ6が移動して当接状態から開放され反時計方向に回動して搬出口13内から退避して、搬出口13は閉塞状態から開放状態なる。さらに搬送動作が継続することにより、同図(c)に示すように、販売商品S1が、搬出口13を介して前方へ払い出される。販売商品S1の搬出が終了すると同時に、商品収納コラム12内に残った販売商品S2、S3が落下して商品支持面2c上に次販商品S2が載置された状態になり(同図(d))、搬出モータが停止して販売待機状態(同図(e))に戻る。
【0031】
ここに、販売商品S1の搬出動作が終了したことを、搬出センサで検出すると、搬出センサにて出力される検出信号に基づいて搬出モータが停止し、搬出ベルト5の回動も停止するようになっている。図5(e)に示す販売待機状態においては、前方に移動してきたプッシャ7は、係止レバー11と当接することによって、係止レバー11を時計方向に回動させて搬出口13内に介在させ、搬出口13は解放状態から閉塞状態になる。したがって、自動販売機が揺すられることによって次販商品S2が前方へ移動してきても、係止レバー11によって係止されるので、搬出口13から払い出されることはない。
【0032】
以上説明したように、販売待機状態(図5(e))においては、係止レバー11が搬出口13内に介在して商品収納コラム12の最下位に収納された次販商品S2が払い出されるのを防止するとともに、商品の販売動作時においては、係止レバー11が搬出口13内から退避することにより販売商品S1の搬出動作に支障となることはない。
【0033】
図6は、本発明の実施例に係る商品搬出装置の側面図、図7は、図6における係止部材の拡大図、図8は、係止部材の正面図である。また、図9は、本発明の実施例に係る自動販売機の商品搬出装置における商品の搬出動作を示す図であり、(a)は、販売待機状態、(b)は、販売商品を押し出す状態、(c)は、販売商品を搬出口から搬出する状態、(d)は、商品搬出動作を終了し次販商品S2が商品支持面上に載置された状態、(e)は、販売待機状態をそれぞれ示している。さらに、図10は、図1と図2に示す自動販売機の商品搬出装置における商品の搬出動作を示す図である。
【0034】
図6〜図10において、図1〜図6に示すものと同じ部分については、同一の符号を付してある。すなわち、本実施例において、商品搬出装置15は、商品係止手段16の構造のみが、図1〜図6に示すものと相違している。
【0035】
図6〜図8において、商品係止手段16は、ハウジング2の係合片2a、2bと係合する係合孔17a、17bを有するベース17と、このベース17に両端が支持された回動軸18と、回動軸18に回動自在に支持された第1のレバー19(連動レバー)と、ベース17に回動自在に支持された回動片20a、20bを有する第2のレバー20(係止レバー)とで構成されている。ここに、第2のレバー20は、一端部の両側に回動片20a、20bが形成されているため、反時計方向に付勢された状態になっている(図9(c)〜(e)参照)。
【0036】
上記構成の商品搬出装置15について、販売商品の搬出動作を図9を参照しつつ説明する。
【0037】
図9(a)に示す販売待機状態において、プッシャ6は第1のレバー19と当接しており、さらに第1のレバー19の一端部と第2のレバー20とが当接した状態になっている。ここに第2のレバー20は、搬出口13内に介在して、販売商品S1が前方に移動してきても払い出されることがないようになっている。
【0038】
この販売待機状態において、販売指令信号が出力されると、搬出モータが作動して後方プーリ4が回転する。後方プーリ4の回転により、搬出ベルト5も回動してプッシャ6が移動して、第1のレバー19との当接状態が解除される。このときは、第2のレバー20は、その自重によって反時計方向に回動し、第2のレバー20の当接する第1のレバー19も反時計方向に回動する。すなわち、図9(b)に示すように、第2のレバー20は、搬出口13内から退避して、搬出口13は解放状態になる。この状態では、第1のレバー19の他端部がプッシャ6、7の移動経路内に介在した状態になっている。一方、第2のレバー20は、回動片20aと20bとの間が切り掛かれているため、プッシャ6、7が移動しても移動の障害になることはない。
【0039】
搬出ベルト5が回動に伴って、販売商品S1が前方に押し出され(図9(c)参照)、搬出口から払い出されると、プッシャ7が移動してきて第1のレバー19の他端部と当接するようになる(図9(d)参照)。
【0040】
この過程において、プッシャ7は、第1のレバー19を時計方向に回動させることによって、第2のレバー20も時計方向に回動させるようになる。したがって、図9(e)に示すように再び第2のレバー20は、搬出口13内に介在して次販商品S2が前方に移動してきても搬出口13から払い出されないようになっている。
【0041】
本実施例においては、プッシャ6、7と当接することによって第1のレバー19が回動し、さらに第2のレバー20も回動するように構成されているため、実施例1と比較して前方の回動領域を狭くすることができる。すなわち、図10に示すように斜線部分Aの領域分だけスペースに余裕ができる結果、商品搬出装置の前方にスペースの余裕がない場合であっても設置することができるという効果がある。
【0042】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の形態で実施することができる。また、実施形態で示した商品搬出装置1の構成などは、あくまでも例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明の自動販売機の商品搬出装置によれば、販売待機状態において商品の盗難を防止することができるという効果を有する。しかも、簡単な構成で上記効果を実現することができる。
【0044】
また、商品係止手段を、第1のプーリおよび第2のプーリの軸線と平行な軸線回りに回動自在に支持されるとともに、プッシャと当接することによって回動する連動レバーと、この連動レバーの回動に連動して回動し搬出口内に突出する係止レバーとで構成することによって、前方の回動領域を狭くすることができるので、スペースの限られた場合であっても搭載することができる。
【0045】
さらに、商品係止手段は、ハウジングから着脱自在の構成したので、パチンコホールのように人目につきやすい場所に設置される場合には、商品係止手段を取り付けないことによってコストを削減するとともに、屋外に設置される自動販売機の搭載する場合には、商品係止手段を取り付ける仕様とすることによって、揺すりなどのいたずらを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関わる自動販売機の商品搬出装置の側面図である。
【図2】 商品係止手段の側面図である。
【図3】 商品係止手段の正面図である。
【図4】 図1の商品搬出装置において係止部材を取り外した状態を示す側面図である。
【図5】 本発明に関わる自動販売機の商品搬出装置における商品の搬出動作を示す図であり、(a)は、販売待機状態、(b)は、販売商品を押し出す状態、(c)は、販売商品を搬出口から搬出する状態、(d)は、商品搬出動作を終了し次販商品S2が商品支持面上に載置された状態、(e)は、販売待機状態をそれぞれ示している。
【図6】 本発明の実施例に係る自動販売機の商品搬出装置の側面図である。
【図7】 図6における係止部材の拡大図である。
【図8】 係止部材の正面図である。
【図9】 本発明の実施例に係る自動販売機の商品搬出装置における商品の搬出動作を示す図であり、(a)は、販売待機状態、(b)は、販売商品を押し出す状態、(c)は、販売商品を搬出口から搬出する状態、(d)は、商品搬出動作を終了し次販商品S2が商品支持面上に載置された状態、(e)は、販売待機状態をそれぞれ示している。
【図10】 図1と図6に示す自動販売機の商品搬出装置における商品の搬出動作を示す図である。
【図11】 従来の自動販売機の商品搬出装置を示す側面図(待機状態)である。
【図12】 図11における自動販売機の商品搬出装置の正面図である。
【図13】 従来の自動販売機の商品搬出装置を示す側面図(販売商品を搬出する状態)である。
【図14】 図13における自動販売機の商品搬出装置の正面図である。
【図15】 従来の自動販売機の商品搬出装置を示す側面図(販売商品を搬出する状態)である。
Claims (3)
- 商品収納コラム内に積み重ねて収納した商品を前記商品収納コラムの側面下部に形成された搬出口から払い出す自動販売機の商品搬出装置であって、
前記商品収納コラムの下側に設けられ、前記商品収納コラム内に収納された商品を下側から支持する商品支持面を有するハウジングと、
プーリに張架された搬出ベルトと、
前記プーリに回転駆動力を伝達するための駆動部と、
前記搬出ベルトの表面上に形成され、当該搬出ベルトが走行することによって、前記ハウジングの商品支持面から突出した状態で後方から前方に向って移動し、前記商品収納コラム内に収納された最下位商品を前記搬出口に向けて押し出すプッシャと、
前記プーリの軸線と平行な軸線回りに回動自在に支持されるとともに、前記プッシャと当接することによって回動する連動レバーと、この連動レバーの回動に連動して回動し搬出口内に突出して商品の搬出を防止する係止レバーとを有する商品係止手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。 - 前記商品係止手段は、前記ハウジングに着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置。
- 前記係止レバーは、自重により搬出口から退避するようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置。
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