JPH076877U - 自動販売機 - Google Patents
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- JPH076877U JPH076877U JP3336593U JP3336593U JPH076877U JP H076877 U JPH076877 U JP H076877U JP 3336593 U JP3336593 U JP 3336593U JP 3336593 U JP3336593 U JP 3336593U JP H076877 U JPH076877 U JP H076877U
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品収納部4の最前位商品を取り出した後
に、商品収納部4内の残りの商品を前方へ確実に寄せ
て、次の投出動作に備える。 【構成】 商品を並べて載置する収納部枠体を設ける。
収納部枠体に、商品の集積方向後面に当接するスライド
部材41をスライド可能に取り付ける。商品取出ユニット
5に、駆動源112 を設ける。収納部枠体に、商品取出ユ
ニット5の駆動源112 から駆動を取り込む駆動取込機構
46を設ける。駆動取込機構46によって取り込んだ駆動を
スライド部材41に伝達する駆動伝達機構48を設ける。 【効果】 商品取出ユニット5からの駆動力を商品収納
部4のスライド部材41に伝達し、スライド部材41で商品
収納部4の残りの商品を前方へ確実に寄せられる。
に、商品収納部4内の残りの商品を前方へ確実に寄せ
て、次の投出動作に備える。 【構成】 商品を並べて載置する収納部枠体を設ける。
収納部枠体に、商品の集積方向後面に当接するスライド
部材41をスライド可能に取り付ける。商品取出ユニット
5に、駆動源112 を設ける。収納部枠体に、商品取出ユ
ニット5の駆動源112 から駆動を取り込む駆動取込機構
46を設ける。駆動取込機構46によって取り込んだ駆動を
スライド部材41に伝達する駆動伝達機構48を設ける。 【効果】 商品取出ユニット5からの駆動力を商品収納
部4のスライド部材41に伝達し、スライド部材41で商品
収納部4の残りの商品を前方へ確実に寄せられる。
Description
【0001】
本考案は、矩形商品を水平方向に集積収納する商品収納部を有する自動販売機 に関する。
【0002】
この種の自動販売機は、例えば特開昭63−143694号公報に実施例とし て記載されているように、販売機本体内に、複数の矩形商品を前後方向に集積収 納する商品収納部が複数列ずつ複数段に設けられ、この商品収納部から商品を取 り出す商品取出ユニットが全商品収納部の後面域および商品取出口に連通する商 品投出部の後面域に移動可能に設けられている。
【0003】 各商品収納部は、収納部枠体上に複数の商品を前後方向に集積載置し、この収 納部枠体上に載置された商品の集積方向後面を押し板で押さえるようにしており 、押し板はばねによって付勢されている。
【0004】
上記従来技術においては、商品収納部の商品の集積方向後面を押さえる押し板 をばねによって付勢しているが、ばねによる付勢は押さえ力の一定化が図れず、 収納数が多い時には強く押さえ、収納数が減ってくれば押さえ力が弱くなるとい う問題がある。そのため、ばねの力を強くすれば収納数の多い時点で商品をつぶ す可能性があり、弱くすれば収納数が減ってきた時に確実な押さえができなくな る可能性がある。
【0005】 また、最前位の商品が抜き取られたときに押さえ板が一気に前進するため、商 品の跳ね上がりが生じて、集積不良を起こすおそれもある。
【0006】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、商品収納部の最前位商品が取 り出された後に残りの商品を確実に寄せることができる自動販売機を提供するこ とを目的とする。
【0007】
本考案は、矩形商品Tを水平方向に集積収納する商品収納部4を有し、この商 品収納部4の一端に近接する位置で移動可能な商品取出ユニット5によって商品 収納部4の一端に位置する商品Tを取り出す自動販売機において、前記商品Tを 並べて載置する収納部枠体22と、前記収納部枠体22にスライド可能に取り付けら れ、載置された前記商品Tの集積方向後面に当接するスライド部材41と、前記商 品取出ユニット5に設けられる駆動源112 と、前記収納部枠体22の一端近傍に位 置し、前記商品取出ユニット5の駆動源112 から駆動を取り込む駆動取込機構46 と、前記駆動取込機構46によって取り込んだ駆動を前記スライド部材41に伝達す る駆動伝達機構48とを備えるものである。
【0008】
本考案では、商品Tを収納部枠体22内に並べて載置収納し、最前位の商品Tを 商品取出ユニット5によって取り出す。その後、駆動取込機構46で商品取出ユニ ット5から取り込んだ駆動力が駆動伝達機構48を介してスライド部材41に伝達さ れると、スライド部材41が前進して残りの商品Tを前方に押し進めて次の投出に 備える。
【0009】
以下に、本考案の自動販売機の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図7はタバコなどの矩形商品を販売する自動販売機の内部構造を示す斜視図で ある。自動販売機は、販売機本体1と扉体2を備え、販売機本体1の前面に扉体 2が開閉可能に取り付けられている。
【0011】 販売機本体1は前面を開口する箱状に形成され、その内部には両側の支持板3 の間に複数の商品を前後方向に集積して収納する商品収納部4が6列ずつ7段設 けられている。上下の商品収納部4の間隔は、その商品収納部4で販売しようと する商品の縦長さよりやや大きい程度になっている。
【0012】 商品収納部4の前面には、商品取出ユニット5およびこの商品取出ユニット5 を移動させる水平移動機構6と垂直移動機構7が設けられている。商品取出ユニ ット5が水平移動機構6によって左右に移動するとともに水平移動機構6が垂直 移動機構7によって移動し、この組み合わせによって商品取出ユニット5が商品 収納部4の前面全域を移動可能となっている。
【0013】 販売機本体1の右側の支持板3と販売機本体1の側板との間には空間部8が形 成され、この空間部8には、商品投出部9が設けられているとともに、扉体2を 閉じた時には後述する貨幣処理部12が収納される。商品投出部9は、商品収納部 4に並設された商品投出口10にシュート部11を介して接続されている。
【0014】 扉体2の前面には、図示しないが、商品見本や選択ボタンを有する商品見本展 示部や、貨幣投入口や釣銭投出口を有する操作部が配置されている。扉体2の内 側には、投入された貨幣を処理する貨幣処理部12が設けられている。さらに、扉 体2を貫通して商品取出口13が形成され、この商品取出口13は扉体2を閉じると 販売機本体1側の商品投出部9の前面に接続される。
【0015】 次に、図1および図2は商品収納部4の構成を示す斜視図である。商品収納部 4の収納空間21は、収納部枠体22の底板部23および奥板部24と、仕切紐25と、前 方両側の仕切部材26とによって囲まれている。各仕切部材26は、上下の端部27を 除く中間部に菱形断面の嵌合部28を有する四角柱形状に形成されている。仕切部 材26の嵌合部28には商品係止部材29が後方から嵌め込まれている。この商品係止 部材29は、ばね性を有する板材を略V字状に折り曲げた形状をとり、菱形の嵌合 部28の後部側に取り付けられる取付部30の各前端上下部から前方に向けて突片31 が突出形成され、各突片31の先端には前方に向けて開放突起部32が突出形成され ているとともに、収納空間21の内側方に向けて商品係止部33が突出形成されてい る。なお、仕切紐25は、商品係止部材29と奥板部24に設けられたフック34との間 に張設されている。
【0016】 収納空間21内には収納商品を前方に押圧するスライド部材41が配置されている 。このスライド部材41は、底板部23上に配置される基部42から押圧板部43が立上 形成され、基部42の下面に突部44が突出形成されており、突部44が収納部枠体22 の底板部23に前後方向に沿って形成された案内溝45に嵌合し、この案内溝45に沿 って前後方向に移動可能となっている。
【0017】 収納部枠体22の内部には、前後に配置された1対のプーリ46,47によって、駆 動伝達機構としての駆動ベルト48が案内溝39の下側に沿って前後方向に張設され ており、この駆動ベルト48にスライド部材41の突部44が連結されている。前側の 駆動取込機構としての駆動取込プーリ46は、収納部枠体22の前面の窓孔49から前 方に突出し、商品取出ユニット5から駆動力を取り込むことにより、スライド部 材41を前方へ移動させる。
【0018】 次に、図1、図3および図4は商品取出ユニット5の構成を示す斜視図である 。外枠51を備え、この外枠51は、前面板部52の上端両側および下端両側に側板部 53,54が形成され、下側の側板部54間には棚板部55が形成されている。
【0019】 上側の各側板部53の内面に三軸部材56が支軸57によって回動自在に軸支され、 下側の各側板部54の内面に三軸部材58が1本の支軸59によって回動自在に軸支さ れている。各三軸部材56,58には矩形板状の移動体としての基板60の四隅がそれ ぞれ支軸61で回動自在に軸支されている。上下の三軸部材56,58にはリンク62の 上下端部がそれぞれ支軸63で回動自在に軸支されている。そして、基板60は、各 三軸部材56,58の連動回動により、図3に示される待機位置と、図1に示される 商品収納部4に近接する方向へ進出した進出位置とに移動可能となっており、支 軸59に装着されたねじりばね64によって進出位置の方向に付勢されるとともに、 後述する商品取出駆動機構91によって待機位置に移動される。
【0020】 また、基板60の商品収納部4に対向する後面には商品保持機構71が配設されて いる。この商品保持機構71は、商品を両側から保持する一対の断面略L字状の商 品保持部材72を備え、この各商品保持部材72の上下端近傍が4つの扇形部材73の 下端付近にそれぞれ支軸74で回動自在に軸支され、この各扇形部材73がその中心 付近を基板60から突設された支軸75で回動可能に軸支されている。そして、左右 の扇形部材73の下端部が開閉するように回動することにより、一対の商品保持部 材72の間隔が開閉される。なお、扇形部材73の上面は円弧状に形成され、隣の扇 形部材73と干渉しないように形成されている。
【0021】 基板60と扇形部材73との間には、第1連結部材76、押さえ部材77および一対の 第2連結部材78が配置されている。第1連結部材76は、一側の上下の各支軸75に 上下動可能に嵌合する長孔79が形成され、下部に下方に延びる突出部80が突出形 成されているとともに、下部内側寄り位置に押さえ部材77に係合する突起部81が 形成され、さらに、突出部80には係合孔82を有する係合部材83が取り付けられて いる。押さえ部材77は、中央に突起部81が係合する略V字状の凹部84が形成され 、両側にアーム部85が形成されている。各第2連結部材78は、上下の各扇形部材 73の上端近傍が支軸86で回動自在に軸支され、上端に基板60に装着されたねじり ばね87が下面に係合する上部突起88が設けられ、下端に押さえ部材77のアーム部 85の下面に係合する下部突起89が設けられている。
【0022】 そして、商品保持機構71は、ねじりばね87によって第2連結部材78が押し上げ られ、この第2連結部材78が押し上げられることにより、図4中向かって左側の 扇形部材73には反時計回り方向の力が加えられ、右側の扇形部材73には時計回り 方向の力が加えられる。これにより、一対の商品保持部材72は閉じた状態を維持 される。このとき、第1連結部材76も、第2連結部材78の下部突起89によって押 さえ部材77を介して押し上げられた位置にある。一方、後述する商品取出駆動機 構91によって、第1連結部材76が押し下げられると、押さえ部材77を介して第2 連結部材78が押し下げられる。第2連結部材78が押し下げられると、扇形部材73 に前述とは逆方向の回動力が加えられ、一対の商品保持部材72の間隔が広げられ る。
【0023】 また、外枠51の下部には、商品保持部材72の商品収納部4に対する進退と一対 の商品保持部材72の開閉とを行なう商品取出駆動機構91が配設されている。この 商品取出駆動機構91は、商品取出用モータ92を備え、この商品取出用モータ92の 回転がギヤ93,94を介して伝達される回転軸95には、上方に向けてフック96が立 設された第1円板97が固着されているとともに、側面にベアリング98が取り付け られた第2円板99が固着されている。なお、フック96は、基板60が進出位置に進 んだとき、第1連結部材76の係合部材83の係合孔82が係合する位置にある。
【0024】 第2円板99の側部には、一端を支軸100 で揺動自在に軸支された揺動部材101 が配設され、この揺動部材101 の他端が連結部材102 を介して下側の三軸部材58 の下端に連結されている。そして、ねじりばね64により三軸部材58、連結部材10 2 を介して揺動部材101 が引き上げられる方向に付勢され、揺動部材101 の上面 がベアリング98が当接しており、揺動部材101 が略水平状態(図3の状態)にお いては基板60が待機位置に位置され、揺動部材101 が上昇すれば基板60が進出位 置に移動される。
【0025】 そして、第2円板99のベアリング98が下方位置にあれば、揺動部材101 は押し 下げられて基板60は待機位置にある。このとき、一対の商品保持部材72は閉じた 状態にある。商品取出用モータ92の回転により第2円板99が回転してベアリング 98が移動すると、揺動部材101 の下方への押さえが解除され、基板60が進出位置 へ移動する。この移動に伴って第1連結部材76の係合部材83の係合孔82が第1円 板97のフック96に係合する。第1円板97も回転しているので、第1連結部材76が 引き下げられ、この移動が押さえ部材77、第2連結部材78、扇形部材73の順に伝 えられ、一対の商品保持部材72の間隔が開かれる。
【0026】 また、外枠51の下部には、商品収納部4のスライド部材41を駆動する商品押出 駆動機構111 が配設されている。この商品押出駆動機構111 は、駆動源としての 商品押出用モータ112 を備え、この商品押出用モータ112 の駆動軸113 には揺動 部材114 が揺動可能に取り付けられ、揺動部材114 の先端に支軸115 によって駆 動送込ローラ116 が回転自在に取り付けられ、駆動軸113 に固着されたプーリ11 7 と駆動送込ローラ116 に取り付けられたプーリ118 との間にベルト119 が張設 されている。そして、モータ112 が回転することにより、駆動送込ローラ116 が 回転するとともに、駆動軸113 との摩擦接触およびベルト119 の張力で揺動部材 114 が商品収納部4へ向けて揺動する。
【0027】 なお、外枠51の上部および下部(図示しない)には水平移動用のローラ121 が 回動自在に軸支され、外枠51の上部には水平移動用の後述する水平ベルト135 が 連結されている。
【0028】 次に、図5は商品取出ユニット5を水平方向に移動させる水平移動機構6を示 す斜視図である。この水平移動機構6は、横長枠状の水平ガイド枠体131 を備え 、この水平ガイド枠体131 の上部および下部に沿ってガイドレール部132 ,133 が形成されている。水平ガイド枠体131 の上部両端にプーリ134 が配設され、こ のプーリ134 間に水平ベルト135 が張設され、水平ガイド枠体131 の一側にプー リ134 を正逆回転駆動する水平移動用モータ136 が取り付けられている。
【0029】 そして、水平ガイド枠体131 の内側に商品取出ユニット5が嵌合され、商品取 出ユニット5の上下のローラ121 がガイドレール部132 ,133 に係合され、外枠 51には水平ベルト135 が連結され、水平移動用モータ136 が駆動されることによ り、商品取出ユニット5がガイドレール部132 ,133 に沿って左右水平方向に移 動される。
【0030】 また、水平ガイド枠体131 の両側には接続部137 が突設され、この接続部137 には、垂直移動用のローラ138 が回動自在に軸支されているとともに、後述する 垂直移動用のワイヤ144 が連結されている。
【0031】 次に、図6は水平ガイド枠体131 を垂直方向に移動させることによって商品取 出ユニット5を垂直方向に移動させる垂直移動機構7を示す斜視図である。この 垂直移動機構7は、正逆両方向に駆動可能な垂直移動用モータ141 が販売機本体 1の下部奥側に配置され、その駆動軸142 に2つの溝付プーリ143 が取り付けら れている。この溝付プーリ143 の周囲には溝が螺旋状に刻まれており、この溝付 プーリ143 には垂直移動用のワイヤ144 が溝に沿うように複数回巻回されている 。このワイヤ144 は、前方のプーリ145 ,146 および上方のプーリ147 に巻回さ れ、水平ガイド枠体131 の移動範囲(すなわち商品取出ユニット5の移動範囲) を囲むことになる。両側のワイヤ144 の途中に、水平ガイド枠体131 の両側の接 続部137 が連結されている。
【0032】 そして、垂直移動用モータ141 が駆動されると、ワイヤ144 は溝付プーリ143 の溝に沿って巻き付けおよび取り外しが行われて回動し、水平ガイド枠体131 が 上下動する。このとき、ワイヤ144 が溝付プーリ143 に複数回巻回されているこ とにより、ワイヤ144 と溝付プーリ143 との滑りが起きずに済み、かつ、ワイヤ 144 が溝に沿って巻回されることにより、ワイヤ114 同士の重なりを避けられる ので、水平ガイド枠体131 の安定した移動が保証される。
【0033】 また、溝付プーリ143 の間の駆動軸142 にはねじりばね148 が巻回されており 、このねじりばね148 の一端は駆動軸142 に固定され、他端は販売機本体1の底 面に取り付けられた係止金具149 に固定される。これはねじりばね148 の付勢に よって水平ガイド枠体131 の重みを相殺し、垂直移動用モータ141 の駆動力を小 さく抑えようとするものである。
【0034】 次に、本実施例の作用を図8および図9を参照して説明する。
【0035】 なお、待機状態において、商品取出ユニット5は、図3に示すように、基板60 が待機位置にあって、一対の商品保持部材72も閉じた状態にある。
【0036】 そして、利用者によって貨幣が投入されて選択ボタンが押下されると(図9の タイミングt1)、水平移動用モータ136 および垂直移動用モータ141 が駆動され 、商品取出ユニット5が販売する商品Tを収納した商品収納部4の前方に移動し て停止する(図9のタイミングt2)。
【0037】 続いて、図8(a)(b)に示すように、商品取出ユニット5の商品取出用モータ92 が駆動され、基板60が前進するとともに、一対の商品保持部材72が広がりながら 商品係止部材29の開放突起部32に係合して商品係止部材29をそれぞれ押し広げる 。
【0038】 続いて、商品取出ユニット5の商品押出用モータ112 が駆動され、揺動部材11 4 が商品収納部4の方向に揺動して、回転する駆動送込ローラ116 が商品収納部 4の駆動取込プーリ46に当接し、駆動取込プーリ46に駆動力を伝達する。そのた め、スライド部材41が前進し、図8(b) に示すように、商品収納部4内の商品T が前方へ押し出され、最前位の商品Tが一対の商品保持部材72間に侵入するとと もに商品保持部材72に当接して止まる。
【0039】 続いて、図8(c) に示すように、商品取出用モータ92が逆転駆動され、ねじり ばね87の付勢により一対の商品保持部材72が閉じて最前位の商品Tの側面に当接 し、最前位の商品Tを保持する。このとき、商品係止部材29も閉じて、商品係止 部33の先端が最前位の商品Tの側面に当接する。
【0040】 さらに、図8(d) に示すように、商品取出用モータ92が逆転駆動され、基板60 が後退し、最前位の商品Tを商品収納部4から取り出す。同時に商品係止部材29 も閉じる。
【0041】 続いて、商品押出用モータ112 が駆動され、揺動部材114 が商品収納部4の方 向に揺動して、駆動送込ローラ116 が商品収納部4の駆動取込プーリ46に当接し 、駆動取込プーリ46に駆動力を伝達する。そのため、スライド部材41が前進し、 スライド部材41が前進し、図8(d) に示すように、最前位の商品Tの前面が商品 係止部材29の商品係止部33の当接するまで(残りの)収納商品Tを前方へ押し出 す(図9のタイミングt3)。
【0042】 続いて、水平移動用モータ136 と垂直移動用モータ141 が駆動され、商品取出 ユニット5が投出位置である商品投出口10の前に移動する(図9のタイミングt4 )。
【0043】 続いて、図8(e) に示すように、商品取出ユニット5の商品取出用モータ92が 駆動され、基板60が前進するとともに、一対の商品保持部材72が広がって商品T を解放する(図9のタイミングt5)。そして、解放された商品Tは商品投出口10 からシュート部11を通じて商品投出部9に送り込まれ、商品取出口13を通じて利 用者により取り出される。
【0044】 続いて、図8(f) に示すように、商品取出用モータ92が逆転駆動され、ねじり ばね87の付勢により一対の商品保持部材72が閉じるとともに基板60が後退し、商 品取出ユニット5が待機状態となる。
【0045】
本考案によれば、商品取出ユニットで商品収納部から商品を取り出した後に、 商品取出ユニットからの駆動力を商品収納部のスライド部材に伝達し、このスラ イド部材で商品収納部の残りの商品を確実に寄せて次の投出に備えることができ る。
【図1】本考案の自動販売機の一実施例を示す一部の斜
視図である。
視図である。
【図2】同上実施例の商品収納部の斜視図である。
【図3】同上実施例の商品取出ユニットの斜視図であ
る。
る。
【図4】同上実施例の商品取出ユニットの一部の分解状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図5】同上実施例の商品取出ユニットの水平移動機構
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】同上実施例の商品取出ユニットの垂直移動機構
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】同上実施例の自動販売機の内部構造を示す斜視
図である。
図である。
【図8】同上実施例の商品取出ユニットの動作を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図9】同上実施例のモータの動作を説明するタイミン
グチャート図である。
グチャート図である。
4 商品収納部 5 商品取出ユニット 22 収納部枠体 41 スライド部材 46 駆動取込機構としての駆動取込プーリ 48 駆動伝達機構としての駆動ベルト 112 駆動源としての商品押出用モータ T 商品
Claims (1)
- 【請求項1】 矩形商品を水平方向に集積収納する商品
収納部を有し、この商品収納部の一端に近接する位置で
移動可能な商品取出ユニットによって商品収納部の一端
に位置する商品を取り出す自動販売機において、 前記商品を並べて載置する収納部枠体と、 前記収納部枠体にスライド可能に取り付けられ、載置さ
れた前記商品の集積方向後面に当接するスライド部材
と、 前記商品取出ユニットに設けられる駆動源と、 前記収納部枠体の一端近傍に位置し、前記商品取出ユニ
ットの駆動源から駆動を取り込む駆動取込機構と、 前記駆動取込機構によって取り込んだ駆動を前記スライ
ド部材に伝達する駆動伝達機構とを備えることを特徴と
する自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336593U JPH076877U (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336593U JPH076877U (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076877U true JPH076877U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12384561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3336593U Pending JPH076877U (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076877U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127102A (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-06 | Hitachi Ltd | Denkihonpu |
JPS5478901U (ja) * | 1977-11-12 | 1979-06-05 | ||
JP2000082177A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動販売機の商品払い出し装置 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP3336593U patent/JPH076877U/ja active Pending
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