JP3517026B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3517026B2
JP3517026B2 JP11216195A JP11216195A JP3517026B2 JP 3517026 B2 JP3517026 B2 JP 3517026B2 JP 11216195 A JP11216195 A JP 11216195A JP 11216195 A JP11216195 A JP 11216195A JP 3517026 B2 JP3517026 B2 JP 3517026B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機に係わ
り、特にシガレットバックの販売に好適した自動販売機
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平5−189653号公報に
開示されている自動販売機は、その機体内に上下左右に
配列された多数の収容枠を備えており、個々の収容枠に
商品としてのシガレットパックが積み重ねて収容されて
いる。各収容枠の下部には商品取出し装置がそれぞれ配
設されており、各商品取出し装置は対応する収容枠内に
て最下位となったシガレットパックをその収容枠から順
次取出し可能となっている。なお、収容枠から取り出さ
れたシガレットパックはシュートに受け取られ、このシ
ュートを介して自動販売機正面の販売口に導かれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】商品としてのシガレッ
トパックはその銘柄数が多いことから、シガレットパッ
クの自動販売機にはその機体内に多数の収容枠を配列す
ることが望まれるが、これら収容枠の個数を増加させる
と、その商品取出し装置の数も必然的に増加させねばな
らず、機体内の構造が複雑化することになる。
【0004】また、前述したシュート方式の自動販売機
にあっては、収容枠の配列個数を増加させるため、その
販売口が自動販売機の下部に配置されているが、この場
合、消費者は販売口からのシガレットパックを受け取る
際に屈まなければならず、その受け取りが容易ではな
い。なお、消費者の腰あたりのレベルに販売口を配置す
ると、機体内において販売口よりも下側の部分がデッド
スペースとなり、収容枠の配置スペースが減少すること
になる。
【0005】この発明は上述した事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、収容枠の配置スペ
ースを減少させることなく、販売口からの商品の受け取
りを容易に行え、且つ、個々の収容枠からの商品の取出
しに要する機構が複雑化することのない自動販売機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動販売機
は、収容枠の配列面に沿い、そのヘッド台を上下左右に
移動させる移送手段と、ヘッド台に設けられ、以下の構
成を有した1個の取出しヘッドとを備えており、この取
出しヘッドは対象となる収容枠に対して所定の取出し位
置に位置付けられたとき、前記対象収容枠内から最下位
にある商品を取り出し、販売口に排出可能となってい
る。
【0007】取出しヘッドはそのヘッドフレームに格納
された伸縮トレイを備えており、この伸縮トレイは対象
収容枠に向けて伸張自在であって、伸張されたときには
その先端側部分が対象収容枠内の最下位にある商品の下
方を通過して延びることができる。そして、取出しヘッ
ドは、駆動モータを一方向に回転させて、伸縮トレイを
伸縮させる駆動手段と、伸縮トレイの先端に設けられ、
伸縮トレイが収縮されるときに対象収容枠内の最下位に
ある商品を伸縮トレイ上に押し出すプッシャと、伸縮ト
レイ上の商品を販売口に向けて排除する排除手段とを備
えている。
【0008】請求項2の自動販売機は、その伸縮トレイ
が基端側の内側トレイ部分と、この内側アーム部分に上
方から覆うようにしてスライド自在に嵌合された先端側
の外側トレイ部分とからなっており、そして、その駆動
手段は、パンタグラフ式の伸縮アームと駆動モータによ
り回転されるカムとを備えている。伸縮アームはその基
端ピボットがヘッドフレームに支持されているとともに
先端ピボットが外側トレイ部分の先端部に支持されてお
り、伸縮アームの1つのリンクピンはカムの回転によ
り、伸縮トレイの伸縮方向に変位可能にしてカムに係合
されている。
【0009】請求項3の自動販売機の場合、ヘッドフレ
ームは伸縮トレイの内側アーム部分をその伸縮方向に摺
動可能にして支持するトレイ台を有しており、そして、
駆動手段は、外側トレイ部分の伸縮過程において、外側
トレイ部分に連動して内側トレイ部分をアーム台上で摺
動させる連動手段を更に備えている。
【0010】
【作用】請求項1の自動販売機によれば、販売指令を受
け取ると、移送手段はそのヘッド台上の取出しヘッドを
対象となる収容枠に対し、所定の取出し位置に位置付け
る。この状態で、伸縮トレイは対象収容枠に向けて伸張
され、その先端が対象収容枠内で最下位にある商品の直
下を通過して延びた後、伸縮トレイは連続して収縮され
る。伸縮トレイの収縮に伴い、伸縮トレイの先端にあっ
て、このとき起立状態にあるプッシャは最下位の商品を
対象収容枠から押し出していき、押し出された商品は伸
縮トレイ上に受け取られる。この後、取出しヘッドは移
送手段により販売口まで移送され、その伸縮トレイ上の
商品は排除手段により販売口に向けて排除される。
【0011】請求項2の自動販売機によれば、駆動モー
タによりカムが一方向に回転されると、カムの回転が伸
縮アームのリンクピンを一方向に変位させ、これに伴
い、伸縮アームの先端ピボットが一方向に移動する。こ
の移動に伴い、外側トレイ部分が押し出され、内側トレ
イ部分から伸張される。カムが更に回転されると、リン
クピンは逆向きに変位し、伸縮アームの先端ピボットも
また逆向きに移動する。この移動に伴い、外側トレイ部
分は引き戻され、内側トレイ部分に向けて収縮する。
【0012】請求項3の自動販売機によれば、外側トレ
イ部分の伸張過程において、内側トレイ部分は外側トレ
イ部分に連動し、トレイ台上を摺動してヘッドフレーム
から引き出され、逆に、外側トレイ部分の収縮過程にお
いては、内側トレイ部分は外側トレイ部分に連動し、ト
レイ台上を摺動してヘッドフレーム内に外側トレイ部分
とともに格納される。
【0013】
【実施例】図1を参照すると、シガレットパックの自動
販売機は機体2を備えており、この機体2はその前面に
扉4を有している。扉4の前面上部にはシガレットバッ
クの陳列窓6が上下5段にして設けられており、各陳列
窓6内には複数のシガレットパックの見本が配置されて
いる。各陳列窓6の下側には、個々のシガレットパック
の見本に対応して販売ボタン8が配置されている。
【0014】また、扉4の前面にはその右側部分のパネ
ル10に上側から表示窓12、紙幣挿入口14が設けら
れており、この紙幣挿入口14の下側には硬貨の投入ス
ロット16及び返却レバー18が並列にして配置されて
いる。更に、パネル10の下側には、シガレットパック
の販売口20が配設されている。この販売口20は消費
者の腰あたりのレベルに位置付けられ、釣り銭の払い戻
し口をも兼用している。
【0015】図2,3に概略的に示されているように機
体2内には、多数の収容枠が配置されており、これら収
容枠は機体2の内奥壁と扉4の裏面の双方に取り付けら
れている。内奥壁側の収容枠22は上下3段にして且つ
各段に複数個ずつ隣接して配列されている。また、扉4
の収容枠24もまた収容枠22と同様にして上下方向及
び水平方向に配列されており、個々の収容枠24は対応
する収容枠22と対向した状態にある。図3から明らか
なように各段の収容枠24は、その列数が収容枠22の
列数よりも少なく、これにより、機体2内には扉4側に
位置してシュート26の設置スペースが確保されてい
る。なお、シュート26の下端は前述した販売口20に
接続されている。
【0016】図4及び図5を参照すると、一方の収容枠
22が具体的に示されている。この収容枠22はその横
断面がコ字形をなし且つその開口側が機体2の内方に向
けられた状態で上下に延びている。収容枠22の下部に
は棚28が取り付けられており、この棚28は、その前
端縁が上向きとなるように所定の角度を存して傾斜され
ている。図5に示されているように棚28はその中央部
には開口30が形成されており、この開口30は棚28
の前端縁から後端縁まで延びている。従って、棚28は
左右に分割された形状を有している。更に、収容枠22
の奥壁には、開口部30に連なる通過口32が形成され
ており、この通過口32はその幅が開口部30の幅と同
一となっている。
【0017】収容枠22内にはその棚28上に同一銘柄
のシガレットパックTが積み重ねて収容されており、個
々のシガレットパックTは棚28の傾斜に従い傾斜した
状態にある。機体2内において、収容枠22の配列面と
収容枠24の配列面との間には、移送空間34が確保さ
れており、この移送空間34は所定の奥行き幅を有し、
機体2の上下左右方向に広がっている。
【0018】図3及び図4に示されているように移送空
間34内には移送装置36が配設されており、この移送
装置36は移送空間34内を水平方向に延びる昇降テー
ブル38と、この昇降テーブル38上に配置されたヘッ
ド台40とを備えている。昇降テーブル38は機体2内
を昇降可能であり、また、ヘッド台40は昇降テーブル
38上を水平方向に移動可能となっている。
【0019】図6を参照すると、移送装置36の機構が
概略的に示されている。移送装置36は、機体2内の両
端側に一対の支柱42を備えており、これら支柱42に
は昇降テーブル38の両端が昇降自在に案内されてい
る。各支柱42には昇降テーブル38を昇降させるため
の無端状の昇降ベルト44が内蔵されており、各昇降ベ
ルト44は、対応する支柱42内の上下にてプーリ4
6,48に掛け回されて且つ昇降テーブル38の対応す
る端部に適切に接続されている。プーリ46,48のう
ち、その下側のプーリ48は共通の駆動軸50に取り付
けられており、この駆動軸50はモータ52の出力軸に
ギヤを介して接続されている。なお、モータ52は機体
2の底壁に固定して配設されている。モータ52が正逆
回転されると、一対の昇降ベルト44は同期し且つ同一
方向に走行され、これら昇降ベルト44の走行に伴い、
昇降テーブル38は一対の支柱42に案内されながら昇
降することができる。
【0020】ヘッド台40は昇降テーブル38上を移動
自在に支持されており、その移動は昇降テーブル38に
内蔵された無端状の水平ベルト54によって可能となっ
ている。つまり、水平ベルト54は昇降テーブル38の
両端にてプーリ56,58に掛け回され、そして、ヘッ
ド台40に適切に接続されている。一方のプーリ58は
モータ60の出力軸に連結されており、このモータ60
は昇降テーブル38の下面に固定されている。モータ6
0が正逆回転されると、水平ベルト54はその回転方向
に従って走行し、その走行に伴い、ヘッド台40は昇降
テーブル38上を水平方向に移動する。
【0021】従って、ヘッド台40は、昇降テーブル3
8の昇降と、この昇降テーブル38上での自身の水平方
向の移動により、移送空間34内を上下左右に移動する
ことができる。なお、図2及び図3には昇降ベルト44
及び水平ベルト54の掛け回しが明瞭に示されている。
ヘッド台40上には取出しヘッド62が旋回機構63を
介して取り付けられており、この旋回機構の詳細は図7
に示されている。即ち、取出しヘッド62はその下部に
旋回テーブル64を備えており、この旋回テーブル64
はその中央にて旋回軸66に支持されている。この旋回
軸66はヘッド台40の上面から回転自在に突出されて
おり、旋回軸66には旋回テーブル64とヘッド台40
との間に位置して旋回ギヤ68が取り付けられている。
一方、ヘッド台40には旋回モータ70が内蔵されてお
り、旋回モータ70はヘッド台40の上面から回転自在
に突出した出力軸を有している。この出力軸には出力ギ
ヤ72が取り付けられており、この出力ギヤ72が旋回
ギヤ68に噛み合わされている。従って、旋回モータ7
0が一方向に回転されると、出力ギヤ72及び旋回ギヤ
68の回転に伴い、旋回テーブル64を介して取出しヘ
ッド62は水平面内で一方向に旋回することができる。
【0022】図8を参照すると、取出しヘッド62が概
略的に示されている。この取出しヘッド62はヘッドフ
レーム74を備えており、このヘッドフレーム74は前
述した旋回テーブル64に傾斜台76を介して支持され
ている。この傾斜台76の上面は前述した収納枠22の
棚28と同一の傾角を存して傾斜されている。従って、
傾斜台76上のヘッドフレーム74はその前端部が下方
に傾斜した状態にあり、また、その前端部の下端は旋回
テーブル64の支持縁64aに当接した状態で支持され
ている。
【0023】図9及び図10を参照すると、ヘッドフレ
ーム74が詳細に示されている。ヘッドフレーム74は
矩形の箱形をなし、その上面及び前面の上部は開口され
ている。ヘッドフレーム74内にはその側部分にトレイ
台76が配置されており、このトレイ台76はヘッドフ
レーム74の後端縁から前面に向けて延びている。トレ
イ台76上には伸縮トレイ78が取り付けられており、
この伸縮トレイ78は、トレイ台76に上方から嵌合さ
れ、そのトレイ台76上を摺動自在な内側トレイ部分8
0と、この内側トレイ部分80に上方から嵌合され、内
側トレイ部分80上を摺動自在な外側トレイ部分82か
らなっている。即ち、トレイ台76、また、内側及び外
側トレイ部分80,82はその横断面がそれぞれ下向き
の略コ字形をなしている。
【0024】更に、内側トレイ部分76の先端部にはそ
の両側面に係合ピン84がそれぞれ設けられており、こ
れら係合ピン84は外側トレイ部分82の対応する側面
に形成したガイド孔86に突出されている。これらガイ
ド孔86は外側トレイ分82の前端部から後端部に向
け、所定の長さに亘って延びている。外側トレイ部分8
2の先端部にはプッシャ88が回動軸90(図10参
照)を介して取り付けられている。このプッシャ88は
外側トレイ部分82の上面から起立し、外側トレイ部分
82の後端側に向けて倒れ込み可能となっている。この
ため、外側トレイ部分82の先端部にはプッシャ88の
倒れ込みを許容する開口91が形成されている。更に、
外側トレイ部分82とプッシャ88との間には捻りコイ
ルばね(図示しない)が掛け渡されており、この捻りコ
イルばねはプッシャ88を常時起立方向に回動付勢して
いる。
【0025】ヘッドフレーム74内には、前述した伸縮
トレイ78を伸縮させるための伸縮駆動装置が内蔵され
ており、この伸縮駆動装置は、パンタグラフ式の伸縮ア
ーム92を備えている。この伸縮アーム92は伸縮トレ
イ78内に収容され、複数の平行四辺形リンクを連続さ
せて構成され、その両端に基端ピボット94及び先端ピ
ボット96をそれぞれ有している。
【0026】基端ピボット94はヘッドフレーム74側
に固定されている。より詳しくは、基端ピボット94の
下端はトレイ台76を支持する上段プレート98(図8
参照)に支持され、固定ピボットとなっている。なお、
上段プレート98はヘッドプレート74内を上下に仕切
っている。一方、先端ピボット96は外側トレイ部分8
2の先端部、つまり、前述したプッシャ88の近傍に支
持され、可動ピボットとなっている。
【0027】更に、図8からより明らかなようにヘッド
フレーム74内には上段プレート98の下方に位置し
て、下段プレート100が配置されており、これら下段
プレー100と上段プレート98との間にはカム室10
2が区画して形成されており、また、下段プレート10
0とヘッドフレーム74の底板103との間にはギヤ室
105が区画して形成されている。
【0028】下段プレート100上には溝カム104が
配置されており、この溝カム104は回転軸106の上
端に取り付けられている。この回転軸106はヘッドフ
レーム74の底板103上に回転自在に立設されてお
り、その上端が下段プレート100を回転自在に貫通し
て溝カム104に嵌挿されている。溝カム104の上面
にはカム溝108が形成されており、このカム溝108
は、図10に示されているように卵形をなし、その回転
軸106はカム溝108の内側で且つ卵形の底部に位置
付けられている。
【0029】カム溝108には、カムピン110の下端
が摺動自在に嵌合されている。このカムピン110は前
述した上段プレート98を貫通して上方に延び、その上
端は伸縮アーム92の1つのリンクピン112と一体に
連結されている。このリンクピン112は、伸縮アーム
92の基端ピボット94と先端ピボット96とを結ぶ線
上に位置するリンクピンのうちで、基端ピボット94に
隣接したものとなっている。
【0030】なお、上段プレート98にはカムピン11
0の貫通を許容するスロット114(図8参照)が形成
されており、このスロット114は上段プレート98の
前後方向に延びている。図8に示されているように溝カ
ム104の回転軸106には、ウォームホィール116
が取り付けられている。このウォームホィール116は
前述したギヤ室105内に配置され、ウォーム118に
噛み合っている。このウォーム118はシャフト120
に取り付けられており、このシャフト120はギヤ室1
05内を横断する方向に延び、その両端はヘッドフレー
ム74の両側壁を貫通し、これら側壁に回転自在に支持
されている。
【0031】図11から明らかなようにシャフト120
の一端部にはギヤ122が取り付けられており、このギ
ヤ122はピニオン124に噛み合わされている。この
ピニオン124はモータ126の出力軸に取り付けられ
ており、このモータ126はギヤ室105内に固定され
ている。従って、モータ126が一方向に回転される
と、その回転力は前述したギヤ列を介して回転軸10
6、つまり、溝カム104に伝達される結果、この溝カ
ム104は回転軸106を中心として一方向に回転され
る。
【0032】更に、ヘッドフレーム74内には、図8中
2点鎖線で示されているように電磁作動型のアクチュエ
ータ128が備えられており、このアクチュエータ12
8はヘッドフレーム74の後端部に位置し、ギヤ室10
5からカム室102に亘って配置されている。アクチュ
エータ128はその上端から上方に向けて突出したロッ
ド130を有しており、このロッド130はアクチュエ
ータ128の作動により伸縮可能となっている。なお、
図10には、トレイ台76の一部を切り欠くことで、ア
クチュエータ128の上部が表されている。
【0033】アクチュエータ128のロッド130には
ピンを介して跳ね上げプレート132の基端が連結され
ている。この跳ね上げプレート132は図8中2点鎖線
で示されているようにトレイ台76内に位置し、トレイ
台76の上板部分の直下をその前方に向けて延びてい
る。図11から明らかなように跳ね上げプレート132
の先端側部分は二股状にして延びている。
【0034】一方、トレイ台76上にて伸縮トレイ78
が格納状態にあるとき、つまり、トレイ台76上に内側
トレイ部分80及び外側トレイ部分82が完全に重なり
合った状態にあるとき、跳ね上げプレート132の二股
部分は、トレイ台76、内側及び外側トレイ部分80,
82を通過して上方に突出可能となっている。このた
め、トレイ台76、内側及び外側トレイ部分80,82
には、跳ね上げプレート132の突出を許容するよう
に、その二股部分の形状に対応した開口がそれぞれ形成
されており、これら開口は図9ないし図11中、参照符
号134で示されている。
【0035】更に、図11に示されているようにヘッド
フレーム74の奥部にはリミットスイッチ136が配置
されており、このリミットスイッチ136は、外側トレ
イ部分82の後端部から側方に突出したピン138によ
りオンオフ操作されるようになっている。つまり、伸縮
トレイ78が格納状態にあるとき、リミットスイッチ1
36はピン138によりオン操作される。また、外側ト
レイ部分82の上面にもその側縁にリミットスイッチ1
40が取り付けられている。
【0036】次に、上述した自動販売機の販売動作につ
いて、図12ないし図17を追加して説明する。自動販
売機内に貨幣が投入され、その前面の1つの販売スイッ
チ8が押されると、この販売スイッチ8からの販売指令
に基づき機体2内の移送装置36が駆動され、この移送
装置36は所定の待機位置にある取出しヘッド62をそ
のヘッド台40を介して上下左右に移動させる。この結
果、取出しヘッド62は図12に示されているように販
売の対象のシガレットパックを収容している収容枠の前
側まで移送され、その対象収容枠に対して所定の取出し
位置に位置付けられる。ここで、対象収容枠は収容枠2
2となっている。
【0037】取出し位置において、取出しヘッド62の
伸縮トレイ78はその先端が収容枠22の棚28の延長
線上よりも若干下方に位置付けられている。このとき、
取出しヘッド62の伸縮トレイ78はヘッドフレーム7
4内に格納された状態、つまり、伸縮アーム92は収縮
状態にあり、また、その先端のプッシャ88は起立状態
にある。
【0038】図12の状態からモータ126が一方向に
回転されると、溝カム104もまた一方向に回転する。
この溝カム104の回転に伴い、そのカムピン110が
カム溝108内を相対的に摺動し、この結果、カムピン
110は溝カム104の回転軸中心からヘッドフレーム
74の前方に向けて変位する。このようなカムピン11
0の変位に伴い、伸縮アーム92のリンクピン112は
その基端ピボット94から離間する方向に移動してい
き、これにより、伸縮アーム92はその全体が伸張す
る。従って、伸縮アーム92の先端ピボット96は伸縮
トレイ78の外側トレイ部分82を押し出し、これによ
り、その外側トレイ部分82は図13に示されるように
ヘッドフレーム74から伸張する。
【0039】この伸張の際、伸縮トレイ78のプッシャ
88が対象収容枠22内の最下位にあるシガレットパッ
クT1に当接すると、プッシャ88はその捻りコイルば
ねの付勢力に抗して倒れ込み、この後、シガレットパッ
クT1の下面に摺接しながら対象収容枠22の開口部3
0に向けて進む。また、内側トレイ部分80の先端部に
ある一対の係合ピン84は、外側トレイ部分82の両側
に設けたガイド孔86内を相対的に摺動するので、伸張
の初期段階では外側トレイ部分82のみが伸張する。従
って、この時点で、前述したリミットスイッチ136は
オフとなる。
【0040】この後、一対の係合ピン84が図9に示さ
れているようにガイド孔86の一方の終端に到達する
と、外側トレイ部分82の伸張に伴い、内側トレイ部分
80はそのトレイ台76上を前方に向けて摺動し、図1
3に示されるようにヘッドフレーム74から引き出され
ることになる。図14に示されているように外側トレイ
部分82のプッシャ88が対象収容枠22の通過口32
か抜け出て、そのシガレットパックT1から外れると、
プッシャ88は捻りコイルばねの付勢力を受けて起立
し,この時点で、伸縮トレイ78、つまり、伸縮アーム
92の伸張は最大となる。このとき、溝カム104の回
転姿勢は図11の状態にあり、そして、そのカムピン1
10は溝カム104の回転中心から最も離間した位置に
ある。
【0041】この状態から、モータ126、つまり、溝
カム104が一方向に更に回転されると、カムピン11
0は溝カム104の回転中心に向けて変位することか
ら、伸縮アーム92のリンクピン122もまた基端ピボ
ット94に向けて移動する。従って、この後、伸縮アー
ム92は収縮していき、この収縮に伴い、伸縮トレイ7
8の外側トレイ部分82が内側トレイ部分80に向けて
引き戻される。
【0042】この引き戻しに伴い、図15に示されてい
るようにプッシャ88は、対象収容枠22の通過口32
を通過してシガレットパックT1に当接し、シガレット
パックT1を対象収容枠22から押し出し、この押し出
されたシガレットパックT1は伸縮トレイ78の外側ト
レイ部分82上に受け取られる。ここで、外側トレイ部
分82上にシガレットパックT1が確実に受け取られる
と、このシガレットパックT1は前述したリミットスイ
ッチ140をオン作動させ、このリミットスイッチ14
0の出力により、シガレットパックT1の取り出しを確
認することができる。
【0043】外側トレイ部分82の引き戻し過程におい
て、外側トレイ部分82の一対のガイド孔86内におい
て、その他方の終端に内側トレイ部分80の対応する係
合ピン84が到達すると、この後、外側トレイ部分82
の引き戻しに伴い、内側トレイ部分80はトレイ台76
上を摺動しながら、ヘッドフレーム74内に押し戻さ
れ、この結果、伸縮トレイ78は図16に示されるよう
にヘッドフレーム74内に完全に格納され、これに伴
い、シガレットパックT1もまたヘッドフレーム74内
に受け渡される。伸縮トレイ78が完全に格納される
と、この格納は、リミットスイッチ136が外側トレイ
部分82のピン138によりオン作動されることで検出
され、そして、この時点で、モータ126の回転が停止
される。
【0044】なお、上述したようにしてシガレットパッ
クT1が対象収容枠22から取り出されると、対象収容
枠22内のシガレットパック列はそのシガレットパック
T1分だけ降下し、その棚28上に支えられる。ヘッド
フレーム74内に伸縮トレイ78が完全に格納された状
態にあるとき、溝カム104の回転姿勢は、図11に示
した場合とは逆向きとなっており、また、カムピン11
0は溝カム104の回転中心に対して最も近接した状態
にある。
【0045】この後、シガレットバックT1を受け取っ
た取出しヘッド62は、移送装置36により前述したシ
ュート26の直上まで移送されて停止する。そして、こ
の時点で、前述したアクチュエータ128のソレノイド
が励磁され、そのロッド130が収縮されると、跳ね上
げプレート132が上方に向けて回動され、その先端部
分は図17に示されているように伸縮トレイ78から前
述した開口134を通じて、プッシャ88を越えた上方
位置まで突出する。この結果、伸縮トレイ78上のシガ
レットパックT1は、伸縮トレイ78上から跳ね上げら
れ、シュート26に向けて排出する。このようにして排
出されたシガレットパックT1はシュート26を介して
販売口20に導かれ、この時点で、その販売動作が完了
する。
【0046】なお、アクチュエータ128のソレノイド
が消磁されると、そのロッド130は復帰力を受けて伸
張し、跳ね上げプレート132は元の位置まで下方に降
下する。上述した販売動作は、収容枠24内のシガレッ
トパックに対しても同様に実施可能であり、この場合、
取出しヘッド62をその対象収容枠24やシュート26
に対して対向させるため、そのヘッドフレーム74は、
旋回テーブル64を介して180゜ずつ旋回される。
【0047】伸縮トレイ78の伸張ストロークは収容枠
内のシガレットパックの大きさに応じて調整され、この
場合、溝カム自体を交換するか、又は、溝カムに大小複
数のカム溝を予め形成しておき、使用するカム溝を切換
えることで、その伸張ストロークを調整することができ
る。また、上述の実施例では、機体2内に互いに対向す
るようにして収容枠22,24を配列したが、これら収
容枠の配列は一方のみであってもよく、この場合、取出
しヘッド62はそのヘッド台40上で旋回可能である必
要はない。
【0048】
【発明の効果】請求項1の自動販売機によれば、機体内
の取出しヘッドが移送手段より上下左右に移動可能であ
るから、取出しヘッドにて、機体内に配列した任意の収
容枠から商品を取り出し、そして、取り出した商品を所
望の位置にある販売口から排出することができる。それ
故、販売口の配置に制約を受けることがなく、その販売
口を消費者の腰あたりに配置しても機体内に多数の収容
枠を配置可能となり、商品の収容個数が大幅に増加す
る。また、多数の収容枠に対しても取出しヘッドが1個
で済むことから、収容枠からの商品の取り出しに要する
機構の簡略化が図れる。また、伸縮トレイの伸縮動作が
駆動モータの一方向の回転により連続して行われるの
で、収容枠からの商品の取り出しが迅速に行えるばかり
でなく、駆動モータの制御が容易となる。更に、伸縮ト
レイは収納枠からの商品の取出し及び取り出した商品の
受け皿としても機能していることから、取出しヘッドの
部品点数を減少でき、その構成が簡単なものとなる。
【0049】請求項2の自動販売機によれば、駆動モー
タの一方向の回転がカムを介してパンタグラフ式の伸縮
アームの伸縮に変換されているので、伸縮トレイの伸縮
ストロークを簡単に調整でき、また、請求項3の自動販
売機によれば、伸縮トレイの全体がヘッドフレームから
引出し可能であるので、伸縮トレイはその格納時の長さ
が短くても、ヘッドアームからの十分な伸張長さを確保
でき、取出しヘッド全体の小型化に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機を示した前面図である。
【図2】自動販売機内を概略的に示した縦断面図であ
る。
【図3】自動販売機内を概略的に示した横断面図であ
る。
【図4】1つの収容枠を示した縦断面図である。
【図5】図4の収容枠の下部を示した正面図である。
【図6】移送装置の構成を概略的に示した図である。
【図7】移送装置のヘッド台と取出しヘッドとの取り付
け関係を示した図である。
【図8】取出しヘッドを示した概略断面図である。
【図9】取出しヘッドの拡大斜視図である。
【図10】取出しヘッドを一部破断して示す斜視図であ
る。
【図11】伸縮トレイ内の伸縮アームを示した平面図で
ある。
【図12】取出しヘッドが対象収容枠に対向した状態を
示す図である。
【図13】図12の状態から伸縮トレイの外側トレイ部
分が伸張し始めた状態を示す図である。
【図14】図13の状態から伸縮トレイがその最大スト
ロークまで伸張された状態を示す図である。
【図15】図14の状態から外側トレイ部分が収縮し、
プッシャによりシガレットパックが押し出された状態を
示す図である。
【図16】図16の状態から伸縮トレイが完全に収縮し
て格納され、伸縮トレイ上にシガレットパックが受け取
られた状態を示す図である。
【図17】伸縮トレイ上のシガレットパックが排除され
る状態を示した図である。
【符号の説明】
2 機体 20 販売口 22,24 収容枠 28 棚 36 移送装置 62 取出しヘッド 63 旋回機構 64 旋回テーブル 74 ヘッドフレーム 76 トレイ台 78 伸縮トレイ 80 内側トレイ部分 82 外側トレイ部分 88 プッシャ 92 伸縮アーム 94 基端ピボット 96 先端ピボット 104 溝カム 108 カム溝 110 カムピン 112 リンクピン 108 プッシャ 126 モータ 128 アクチュエータ 132 跳ね上げプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/00 - 11/72

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体内に上下左右に配列され、個々に商
    品を積み重ねて収容する複数の収容枠と、ヘッド台を有
    し、このヘッド台を前記収容枠の配列面に沿い上下左右
    に移動させる移送手段と、前記ヘッド台に設けられ、対
    象となる収容枠に対して所定の取出し位置に位置付けら
    れたとき、前記対象収容枠内から最下位にある商品を取
    り出し、販売口に排出する1個の取出しヘッドとを備え
    ており、 前記取出しヘッドは、ヘッドフレームと、 前記ヘッドフレームに格納され、前記対象収容枠に向け
    て伸張自在であって、伸張されたときには先端側部分が
    前記対象収容枠内の最下位にある商品の下方を通過して
    延びる伸縮トレイと、 駆動モータを有し、この駆動モータの一方向の回転によ
    り、前記伸縮トレイを伸縮させる駆動手段と、 前記伸縮トレイの先端に設けられ、この先端が前記対象
    収容枠を通過したときに起立状態となり、この後、前記
    伸縮トレイの収縮に伴い、前記最下位の商品を前記対象
    収容枠から前記伸縮トレー上に押し出すプッシャと、 前記伸縮トレイ上の商品を排除し、前記販売口に向けて
    供給する排除手段とを具備したことを特徴とする自動販
    売機。
  2. 【請求項2】 前記伸縮トレイは、基端側の内側トレイ
    部分と、この内側トレイ部分に上方から覆うようにして
    スライド自在に嵌合された先端側の外側トレイ部分とか
    らなり、 前記駆動手段は、前記ヘッドフレームに支持された基端
    ピポット及び前記外側トレイ部分の先端部に支持された
    先端ピボットを有するパンタグラフ式の伸縮アームと、
    前記駆動モータにより一方向に回転され、前記伸縮アー
    ムの1つのリンクピンを前記伸縮トレイの伸縮方向に変
    位させるカムとを備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドフレームは前記内側トレイ部
    分を前記伸縮トレイの伸縮方向に摺動可能にして支持す
    るトレイ台を有しており、 前記駆動手段は、前記外側トレイ部分の伸縮過程におい
    て、前記外側トレイ部分に連動して前記内側トレイ部分
    を前記アーム台上で摺動させる連動手段を更に備えてい
    ることを特徴とする請求項2記載の自動販売機。
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