JP3285273B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3285273B2
JP3285273B2 JP06102494A JP6102494A JP3285273B2 JP 3285273 B2 JP3285273 B2 JP 3285273B2 JP 06102494 A JP06102494 A JP 06102494A JP 6102494 A JP6102494 A JP 6102494A JP 3285273 B2 JP3285273 B2 JP 3285273B2
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product
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feed screw
tobacco
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勲生 尾崎
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Japan Tobacco Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機に関し、
特に商品として、箱詰めされた紙巻きたばこに好適な自
動販売機に関する。
【0002】
【従来に技術】従来、この種の自動販売機として、特開
平2−168389号公開特許公報に開示されたものが
周知である。この自動販売機によれば、その内部に上部
排出方式のベンドラックが収納されている。この結果、
商品取り出し口を購入者の手の高さ位置に設けることが
でき、ベンドラックから排出した商品をそのまま商品取
り出し口に搬出することができる。こうしたことで、購
入者は腰をかがめることなく楽な姿勢で商品取り出し口
から商品を受け取ることができる。
【0003】この上部排出方式のベンドラックは、商品
を積み重ねて収納したラックと、ラックの上部に配設さ
れたプッシャ式のベンド機構から構成されており、販売
指令に基づいて、ベンド機構を作動させ、ラック内の商
品を上部から一個ずつ商品取り出し口に搬出するもので
ある。ラック内に収容された商品は、昇降式の商品支持
台に下方から支えられている。そして、商品支持台は、
ばね(付勢手段)により、ラック内に収容された商品と
共に上方に向けて常時付勢されている。この機構によ
り、次に販売される商品がラック内の最上位に移動し、
販売待機状態となる。
【0004】また、上部排出方式のベンドラックは、途
中でラック内に商品を補給する際、商品支持台を引き下
げてそのまま新しい商品を補給すると、古い商品の上に
新しい商品が置かれることになる。賞味期限のある商品
においては、古い商品を新しい商品より先に販売するの
が一般的である。そのため、商品の先入れ先出しの原則
にしたがって、古い商品が新しい商品の上となるように
商品の並べ替え作業を行う必要がある。しかし、この商
品の並べ替え作業は大変面倒である。
【0005】この不具合を解決するため、従来発明のベ
ンドラックは、その上端を支点にして、90度以上傾け
て回転式に引き出せるように構成されている。このよう
にしたことで、ベンドラックを引き出した位置では、ラ
ック内の残りの商品をベンド機構側に止めたまま商品支
持台を後退させ、ラック内の空いたスペースに新しい商
品を補給することができる。つまり、商品をラックに補
給した状態では、後から補給した商品が残りの商品の後
列側に並ぶようになり、改めて商品の並べ替え作業を必
要とせず、商品の先入れ先出しを行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように、ばねにより商品支持台を上方に向けて付勢
するタイプのものは、商品のサイズや収容個数により、
商品全体の重量が増減する。そのため、ばねの付勢力を
一定に保つことが難しく、ラック内の商品を一定の力で
持ち上げることができない。したがって、安定した商品
の排出が困難となる。
【0007】安定した商品の排出を可能とするために、
ばねの付勢力を強くすることが考えられる。しかし、ラ
ックに収容される商品がたばこのように柔らかなもので
ある場合、ラック内に多くの商品を収容すると、商品は
ラック内で強く押しつけられ変形する。また、プッシャ
が商品を押し出す際、商品に傷が付くおそれがある。さ
らに、商品の先入れ先出しを目的として、ベンドラック
を回転式に引き出せるようにしたものは、ベンドラック
を引き出せるようにしただけベンドラック周りの構造が
複雑となる。また、ベンドラックの回転の支点が高い位
置にあるような場合、引き出されたベンドラックは高い
位置となって、商品の補給が困難となる等の不具合があ
る。
【0008】この発明は、上述した問題を考慮してなさ
れ、その目的とするところは、上部排出方式を採用しつ
つ、安定した状態で商品を上昇させ、商品を安定して排
出することができ、多くの商品を収容できて、商品の先
入れ先出しが行え、しかも、構造が簡単な自動販売機を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の自動販売機
は、商品収容枠内に商品を積み重ねて商品列を形成し、
商品列の最上位にある商品を商品収容枠内から順次排出
するようにした自動販売機において、前記商品収容枠の
上部を前後に往復移動し、後方から前方に往動するとき
商品列の最上位にある商品を押し出して商品収容枠から
排出させるプッシャと、前記商品収容枠内の商品列を下
方から支えて前記商品列を昇降させる昇降台と、前記プ
ッシャが復動するとき回転し、前記商品列と共に前記昇
降台を上昇させる送りねじとを備えて構成されている。
【0010】好ましくは、前記商品収容枠上部の前後に
配置された一対のプーリに水平に掛け回され、前記プッ
シャの往復移動に連動して駆動される無端状の動力伝達
ベルトと、一方のプーリと前記送りねじとの間に設けら
れ、前記プッシャと共に前記動力伝達ベルトが往動する
とき空転状態となり、前記動力伝達ベルトが復動すると
き連結状態となって、前記動力伝達ベルトに駆動される
前記プーリの回転を前記送りねじに間欠的に伝達するク
ラッチとを備えて構成されている。
【0011】さらに、好ましくは、前記商品収容枠の上
方に設けられ、前記商品列の最上位にある商品に持ち上
げられて上昇される一方、その最上位にある商品が商品
収容枠から排出されたとき下降される上端感知部材と、
前記上端感知部材が上昇位置となったとき前記クラッチ
を切り放し状態に切り換える一方、前記上端感知部材が
下降位置となったとき前記クラッチを連結状態に切り換
える接続状態変更手段とを備えて構成されている。
【0012】この自動販売機の別の態様によれば、商品
収容枠内に商品を積み重ねて商品列を形成し、商品列の
最上位の商品を商品収容枠から順次押し出して排出する
自動販売機において、前記商品収容枠内の商品列を下方
から支えて前記商品列を昇降させる昇降台と、前記商品
収容枠の後面上部に設けられ、一端が前記商品収容枠の
外側で回転自在に支持される一方、前記商品収容枠内に
向けて突入付勢された商品ストッパとを備え、前記商品
ストッパは、前記昇降台が商品ストッパの高さ位置より
下方に位置するとき、商品列に当接した第1回動位置に
保持される一方、さらに昇降台が上昇し、昇降台が商品
ストッパの高さ位置より上方に位置したとき、商品列の
最下位にある商品の真下まで、前記商品収容枠内にさら
に回動して突入した第2回動位置に位置付けられ、商品
列の落下を阻止することを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明の自動販売機によれば、プッシャは、
商品収容枠の上方を前後に往復移動される。そして、プ
ッシャは、後方から前方に往動するとき、商品列の最上
位にある商品を押し出し商品収容枠内から排出させる。
商品収容枠内から排出された商品は、自動販売機の商品
取り出し口に導かれる。
【0014】商品を排出した後、プッシャは復動され、
プッシャが復動されるとき、送りねじが回転される。そ
して、送りねじの回転により、商品列を載せた昇降台は
上昇される。また、動力伝達ベルトは、プッシャの往復
移動に連動して駆動される。前記クラッチは、プッシャ
と共に動力伝達ベルトが復動するとき空転状態となり、
プッシャと共に動力伝達ベルトが往動するとき連結状態
となって、動力伝達ベルトに駆動されるプーリの回転を
前記送りねじに間欠的に伝達する。
【0015】上端感知部材は、前記商品列の最上位にあ
る商品に持ち上げられて上昇される一方、その最上位に
ある商品が商品収容枠から排出されたとき下降される。
接続状態変更手段は、前記上端感知部材の上下位置に応
じて、前記クラッチの接続状態を変更する、つまり、前
記上端感知部材が上昇位置となったとき前記クラッチを
切り放し状態に切り換える一方、前記上端感知部材が下
降位置となったとき前記クラッチを連結状態に切り換え
る。
【0016】この発明の別の態様によれば、商品ストッ
パは、前記昇降台が商品ストッパの高さ位置より下方に
位置するとき、商品列に当接した第1回動位置に保持さ
れる一方、さらに昇降台が上昇し、昇降台が商品ストッ
パの高さ位置より上方に位置したとき、商品列の最下位
にある商品の真下まで、前記商品収容枠内にさらに回動
して突入した第2回動位置に位置付けられ、商品列の落
下を阻止する。
【0017】したがって、商品ストッパが第2回動位置
に位置付けられているとき、昇降台を下降させると、商
品収容枠内に残された商品列は、商品ストッパに支えら
れる。そして、残された商品列と下降された昇降台との
間のスペースに新しい商品を補給し、この状態から昇降
台を再び上昇させると、商品ストッパは再び第1回動位
置となり、残された商品は新しく補給された商品の上に
配置される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1は、本発明を適用したたばこの自動販
売機を示し、この自動販売機は、ハウジング10を備え
ている。このハウジング10の正面には、開閉扉12が
図示しないヒンジを介して取り付けられており、この開
閉扉12を開くことで、商品としてのたばこの補給や料
金の回収を実施することができる。
【0019】開閉扉12には、たとえば、その上部から
広告灯14や2段のたばこ見本の陳列棚16が設けられ
ており、各陳列棚16の下部には、たばこ見本に対応し
て選択ボタン18がそれぞれ配置されている。また、開
閉扉12において、最下段の陳列棚16の下方には、コ
インの投入口20、紙幣の挿入口22、また、払い戻し
ボタンや連続買いボタン等の各種の機能ボタン24が設
けられており、そして、投入口20および挿入口22か
ら投入または挿入された金額は、表示窓26にデジタル
表示されるものとなっている。
【0020】さらに、開閉扉12には、購入者の腰の高
さ位置に、たばこの取り出し口28と、この取り出し口
28の近傍に位置する釣り銭の払い戻し口30とがそれ
ぞれ設けられている。上述した自動販売機によれば、コ
インの投入口20または紙幣の挿入口22から所定の金
額を投入または挿入し、そして、選択ボタン18を押す
ことで、所望のたばこを取り出し口28から受け取るこ
とができ、また、釣り銭がある場合には、その釣り銭を
払い戻し口30から受け取ることができる。
【0021】たばこの取り出し口28および釣り銭の払
い戻し口30は、購入者の腰の高さの位置に設けられて
いるので、購入者が腰をかがめたりすることなく楽な姿
勢でたばこおよび釣り銭を受け取ることができる。次
に、図2を参照すれば、ハウジング10内の一部を示し
ている。このハウジング10内には、複数のケーシング
32が自動販売機の上下左右方向に多数並んで収納され
ている(図示省略)。個々のケーシング32内には、商
品収容枠、すなわち、いわゆるコラム34と、後述する
たばこの排出装置36がそれぞれが収納されている。な
お、図2には一個のケーシング32しか図示されていな
い。
【0022】コラム34は、ケーシング32の側壁と、
前壁34a,後壁34bとの間で規定されている。前壁
34aは、コラム34の上部の一部に設けられており、
前壁34aの上端は前方斜め下方(たばこの排出方向)
に向けて延びている。コラム34において、前壁34a
の上方がたばこの排出口となっており、排出されたたば
こは、シュータ(図示省略)を通じてたばこの取り出し
口28に導かれるようになっている。
【0023】コラム34内には、この実施例の場合、同
一銘柄のたばこTが一列に積み重ねて収容されている。
ここで、各たばこTは、たとえば紙巻きたばこを20本
毎に箱詰めしたものである。図2において、たばこ列
は、たばこT1,T2,T3,...Tnからなってい
る。コラム34の前壁の下方は、前方に開口されてお
り、たばこTが容易に補給できるようになっている。た
ばこTを補給した後は、上下に延びるストッパロッド
(図示省略)を開口部の前側に配置し、たばこ列がコラ
ム34の開口部から前方に飛び出さないようにできる。
【0024】コラム34の後壁34bには、上下方向に
わたってスリット34cが形成されており、スリット3
4cを通じてコラム34内に後述する昇降バー72が延
びている。コラム34内のたばこ列は昇降バー72から
なる昇降台上に置かれており、この昇降台により昇降さ
れるようになっている。一方、たばこの排出装置36
は、ケーシング32内のコラム34の上部に配置されて
おり、前後方向に往復移動可能とするプッシャ40を備
えている。
【0025】プッシャ40は、プッシャロッド42を介
して第1送りねじ44上に設けられたスライダ46に接
続されている。第1送りねじ44は、ケーシング32の
前後方向に延びるように配設されている。また、第1送
りねじ44は減速ギア48を介して電動モータ50に接
続されており、電動モータ50が駆動されることで一方
向に回転されるようになっている。したがって、第1送
りねじ44が一方向に回転されることで、プッシャ40
はスライダ46と共に前後に往復移動される。
【0026】詳しくは、第1送りねじ44には、図4に
示すように、送り溝44a(右巻き溝)と戻り溝44b
(左巻き溝)とがらせん状に形成されている。そして、
送り溝44aと戻り溝44bは、第1送りねじ44の両
端部で連続となっている。これらの溝44a,44bに
は、スライダ46内に設けられたピン46aが突入され
案内されている。
【0027】スライダ46のピン46aが送り溝44a
に案内されているとき第1送りねじ44が回転される
と、スライダ46およびプッシャ40は後方から前方に
往動される。プッシャ40が往動するとき、プッシャ4
0はコラム40上方の排出位置にあるたばこTを前方に
押し出して排出する。第1送りねじ44がさらに回転す
ると、第1送りねじ44の前端部において、スライダ4
6のピン46aは送り溝44a側から戻り溝44b側に
移動する。そして、スライダ46のピン46aが戻り溝
44bに案内されるとき第1送りねじ44が同方向に回
転されると、スライダ46およびプッシャ40は前方か
ら後方に復動される。
【0028】また、第1送りねじ44の後端部において
は、スライダ46のピン46aは逆に戻り溝44b側か
ら再び送り溝44a側に移動する。したがって、スライ
ダ46およびプッシャ40は、第1送りねじ44が一方
向に回転されることで、第1送りねじ44の送り溝44
aおよび戻り溝44bが形成されている範囲の間で繰り
返し往復運動されることになる。
【0029】図2および図3に示すように、第1送りね
じ44の下方には、ケーシング32の前後方向に水平に
延びるようにしてプレート52が配置されている。プレ
ート52の前後端部の上面側には、第1および第2プー
リ54,56が離間して軸支されており、これらのプー
リ54,56間には無端状の動力伝達ベルト58(例え
ば、タイミングベルト)が水平に掛け回されている。
【0030】図5に示すように、第1プーリ54は、ク
ラッチ継手60を介して第2送りねじ62に連結されて
いる。詳しくは、クラッチ継手60は、第1クラッチ半
体60aと第2クラッチ半体60bからなっており、第
1プーリ54は、プレート52を挟んで第1クラッチ半
体60aと一体に回転可能となっている。一方、第2ク
ラッチ半体60bは、第2送りねじ62と一体に回転可
能となっている。
【0031】第1プーリ54および第1クラッチ半体6
0aは、第2送りねじ62に固定された上方に延びるシ
ャフト62aに回転自在に軸支されており、プレート5
2と一体的に上下移動可能となっている。第1プーリ5
4の上部とケーシング32に設けられたブラケット32
bとの間には、シャフト62a上にコイルスプリング6
4が嵌められており、このコイルスプリング64によ
り、クラッチ継手60の第1クラッチ半体60aと第2
クラッチ半体60bとは通常付勢され押し付けられてい
る。
【0032】一方、動力伝達ベルト58の所定の部位に
は、図6に示すように、ジョイント66を介してプッシ
ャロッド42の小径部42aが遊嵌されており、動力伝
達ベルト58は、プッシャ40と共に前後に往復移動さ
れるようになっている。また、動力伝達ベルト58は、
撓まないで上下に自由に移動できるようにもなってい
る。
【0033】プッシャ40は、図6に示すように、プッ
シャロッド42の下端に回動自在に軸支されており、自
重でもって所定の角度で垂下されている。そして、プッ
シャ40は下から押し上げられると、ほぼ水平位置(図
6中の2点鎖線)まで回動されるようになっている。な
お、プッシャ40の先端には、表面が滑らかに形成され
たプロテクタ40aが取り付けられており、プッシャ4
0の先端がたばこTに接したとき、たばこの表面に傷が
付かないようになっている。
【0034】プッシャ40と共に動力伝達ベルト58が
往動するとき、第1プーリ54および第1クラッチ半体
60aがシャフト62a上を逆転して、クラッチ継手6
0は空転する。また、プッシャ40と共に動力伝達ベル
ト58が復動するとき、第1プーリ54および第1クラ
ッチ半体60aが正転してクラッチ継手60は連結され
る。したがって、プッシャ40が往動するとき、第2送
りねじ62は回転されない。プッシャ40が復動すると
き、クラッチ継手60は連結され、第1プーリ54の回
転がクラッチ継手60を通じて第2送りねじ62に伝達
され、第2送りねじ62が回転される。
【0035】図7および図8に示すように、第2送りね
じ62上には、スライダブロック68が設けられてお
り、スライダブロック68は、第2送りねじ62が一方
に回転されることで、上下移動可能となっている。第2
送りねじ62の両側には、第2送りねじ62と平行に一
対のガイドロッド70が立設されており、これらガイド
ロッド70には、スライダブロック68から両側に延び
るアーム68aの先端部が摺動自在に連結されている。
これらガイドロッド70により、スライダブロック68
は安定した状態で上下に移動できるようになっている。
【0036】スライダブロック68のアーム68aに
は、昇降台である一対の昇降バー72が水平にかつ平行
に接続されており、これら昇降バー72はコラム34の
後壁34bのスリット34cからコラム34内に延びて
いる。コラム34内に延びた一対の昇降バー72上に
は、図2に示すように、たばこ列が置かれている。ま
た、第2送りねじ62は、第1送りねじ44同様に、送
り溝62aと戻り溝62bとを有しており、これらの溝
には、図8に示すようにスライダブロック68内に突出
したピン74が案内されている。このピン74は、通
常、ばね76に付勢され、送り溝62a又は戻り溝62
bに係合した状態となっている。ピン74には、解除レ
バー78が一体に接続されており、この解除レバー78
を矢印方向(図8中)に引くことで、ピン74と送り溝
62a又は戻り溝62bとの係合が解除されるようにな
っている。ピン74とこれらの溝との係合が解除される
と、スライダブロック68、すなわち、昇降台を手動で
昇降させることができる。この解除レバー78は、特
に、コラム34内にたばこTを補給するときなどに使用
される。なお、解除レバー78は昇降バー72より下側
に位置付けられている。
【0037】したがって、プッシャ40が前方から後方
に復動するとき、第2送りねじ62が回転され、スライ
ドブロック68、すなわち、昇降台が上昇される。プッ
シャ40が後方から前方に往動するとき、つまり、プッ
シャ40がたばこを押し出すとき、クラッチ継手60は
空転し、第2送りねじ62が回転されず、昇降台は上昇
されない。
【0038】一方、プレート52の下面側には、コラム
34の上方に位置して、感知プレート80(上端感知部
材)が接続されている。この感知プレート80は、たば
こ列の最上位のたばこTが当接されて持ち上げられ、プ
レート52,動力伝達ベルト58および第1クラッチ半
体60aを共に上昇される。感知プレート80がこの上
昇位置にあるとき、前記クラッチ継手60は前記コイル
ばね64のばね力に抗して切り放された状態に保たれ
る。この状態にあるクラッチ継手60は無負荷で回転さ
れるから、動力伝達ベルト58すなわちプッシャ40も
無負荷の状態で駆動(往動)されることになる。
【0039】一方、感知プレート80を押し上げている
最上位のたばこTがコラム34から排出されると、感知
プレート80は、プレート52,動力伝達ベルト58お
よび第1クラッチ半体60aと共に下降される。感知プ
レート80がこの下降位置にあるとき、クラッチ継手6
0は、コイルばね64に付勢され結合状態となる。な
お、図3において、符号82は、たばこ売り切れスイッ
チを示し、これら売り切れスイッチ82の検出信号に基
づいて、選択ボタン18に売り切れ表示がされる。そし
て、売り切れスイッチ82の検出信号が検出されると、
第2送りねじ62がさらに回転され、昇降台は最下端ま
で下降されるようになっている。これにより、たばこT
の補給がただちに行えるようになっている。
【0040】次に、上述した自動販売機の作用を、図9
ないし図14を追加して説明する。図2および図9に示
した状態から、購買者によって所定の選択スイッチ18
が押されると、販売指令信号が電動モータ50に伝達さ
れる。したがって、この時点で、電動モータ50が駆動
され、減速ギア48を介して第1送りねじ44の回転が
開始される。
【0041】このとき、プッシャ40は、図6中の実線
で示すように垂下した状態にあり、この状態を維持しな
がら、第1送りねじ44の回転によりコラム34上方を
後方から前方に向けて往動する。このようにして、プッ
シャ40がコラム34上方を往動するとき、このプッシ
ャ40は、たばこ列の最上位にあるたばこT1に当接
し、そのたばこT1を前方に押し出す(図10)。
【0042】この状態において、感知プレート80は、
たばこ列の最上位にあるたばこT1が当接され持ち上げ
られており、プレート52、動力伝達ベルト58および
第1クラッチ半体60aは上昇位置に位置付けられてい
る。そして、クラッチ継手60は、コイルばね64のば
ね力に抗して切り放された状態にある。したがって、プ
ッシャ40と共に動力伝達ベルト58が往動するとき、
クラッチ継手60の第1クラッチ半体60aは無負荷で
回転し、第2クラッチ半体60bおよび第2送りねじ6
2は回転されない。このため、プッシャ40の往動は無
負荷となり、スムースな移動となる。また、第2送りね
じ62が回転されないので、昇降台(昇降バー72)は
コラム34内で同じ高さ位置に停止されている。
【0043】さらに、プッシャ40が往動するとと、図
11に示すように、たばこT1がコラム34の前方から
シュートに排出される。排出されたたばこTは、このシ
ュートを通じて取り出し口28に導かれることとなる。
たばこ列の最上位にあったたばこT1が排出されると、
たばこT1の感知プレート80への当接が解除され、動
力伝達ベルト58を備えたプレート52は、下降位置と
なる。そして、クラッチ継手60がコイルばね64に付
勢され結合される。
【0044】第1送りねじ44がさらに回転されると、
第1送りねじ44の送り溝44a側に案内されていたス
ライダ46のピン46aが戻り溝44b側に移動され、
往動していたスライダ46は復動する。すなわち、プッ
シャ40はコラム34の上方を前方から後方に復動する
ことになる(図12)。動力伝達ベルト58には、プッ
シャロッド42を介してプッシャ40が接続されている
ので、プッシャ40と共に動力伝達ベルト58が復動さ
れ、動力伝達ベルト58復動により、第1プーリ54の
クラッチ継手60を介し第2送りねじ62が回転され
る。そして、第2送りねじ62の回転により、スライダ
ブロック68を介して昇降バー72すなわち昇降台が上
昇され、昇降台上のたばこ列がコラム34内を上昇され
る。
【0045】そして、上昇するたばこ列により、たばこ
列の最上位にあるたばこT2が解除プレート80に当接
し、プレート52、動力伝達ベルト58、第1プーリ5
4および第1クラッチ半体60aは共に持ち上げられ
る。また、復動するプッシャ40の先端にたばこT2の
上面が接するが、プッシャ40は押し上げに応じて回動
されるので、プッシャ40は円滑に復動する(図1
3)。
【0046】さらにプッシャ40が復動し、図14に示
す最初の位置まで移動すると、前述した図2および図9
の状態と同様な状態が再現されることになり、この位置
にて電動モータ50は停止され、たばこT1の販売動作
が終了となる。また、この状態において、たばこ列の最
上位にあるたばこT2は、排出位置に位置づけられてい
る。
【0047】次に、図14に示されている状態から、販
売指令信号が再び出力されると、同様にしてたばこT2
がコラム34内から排出される。このようにして排出さ
れたたばこT2もまた、シュート72を通じて取り出し
口28に導かれるものとなる。したがって、上述した自
動販売機の動作が繰り返して実施されることにより、た
ばこ列の最上位にあるたばこTが順次、そのコラム34
内から排出されることになる。
【0048】この発明の自動販売機によれば、たばこT
をコラム34の上部から排出するようにしたので、エレ
ベータ機構などの特別な搬送手段を用いることなく、コ
ラム34から排出したたばこTを自動販売機の前面上方
(購入者の腰の高さ位置)に設けられた商品の取り出し
口28に直接搬出することができる。したがって、コラ
ム34は、商品の取り出し口28に制約されることな
く、機内スペースの底部一杯まで配置することができ
る。すなわち、限られた収容スペース内により多くのた
ばこTを収容することができる。
【0049】また、第2送りねじ62により昇降台を昇
降させるようにしたので、たばこTのサイズや収容個数
により、たばこ列全体の重量が増減しても、安定したた
ばこ列の昇降が可能となり、安定したたばこTの排出が
可能となる。さらに、第2送りねじ62は、プッシャ4
0が往復移動することで、動力伝達ベルト58、クラッ
チ継手60を介して間欠的に回転されるから、プッシャ
40および昇降台の駆動を一つの駆動源、つまり、プッ
シャの駆動源だけで行うことができる。したがって、駆
動機構の簡略化が行える。
【0050】図2に示すように、コラム34の前壁34
aの下部には、前壁を湾曲して保持部34dが形成され
ている。コラム34の後壁34bの上部には、後壁34
bに設けられたブラケットに商品ストッパ84が回転自
在に支持されており、この商品ストッパ84は、その自
重でもって、スリット34cからコラム34内に向けて
突入付勢されている。なお、商品ストッパ84は、昇降
台すなわち昇降バー72との上下位置が重ならないよう
にずれた位置に設けられている。
【0051】図15に示すように、コラム34内に所定
個数(例えば3個)以上のたばこTが収容されており、
商品ストッパ84の高さ位置にたばこTが存在すると
き、つまり、昇降台が商品ストッパ84の上端位置より
下方に位置するとき、コラム34内に突入付勢された商
品ストッパ84は、84コラム34内のたばこTに、そ
の上昇を妨げない程度に寄り掛かった状態にある(第1
回動位置)。
【0052】そして、コラム34内のたばこ列が上昇さ
れ、商品ストッパ84の高さ位置にたばこTが存在しな
くなったとき、つまり、昇降台が商品ストッパ84の上
端位置より上方に位置するとき、商品ストッパ84は、
商品列の最下位にあるたばこTの真下まで、コラム34
内にさらに回動し突入した状態となる(第2回動位
置)。
【0053】この状態において、前記解除レバー78を
引っ張り昇降台を手動で下降させると、コラム34内に
残った古いたばこ列(図15ないし図19において斜線
で示されている)は、その最下位にあるたばこTの前端
が前壁34aの保持部34dに保持され、たばこTの後
方下部が商品ストッパ84に支えられる。したがって、
古いたばこ列はコラム内に上方に残り、残ったたばこ列
と昇降台との間にたばこTの補給スペースが確保され
る。
【0054】この後、コラム34内の確保された補給ス
ペースに新しいたばこTを補給し、、昇降台を上昇させ
ると、古いたばこTは新しいたばこTの上に積み重ねら
れる(図18)。また、商品ストッパは、新しいたばこ
Tのたばこ列に押されて元の状態(第1回動位置)に戻
る(図19)。このように、商品ストッパ84を設けた
ことで、古いたばこTを取り出すことなく、新しいたば
こTの上に積み重ねることができる。すなわち、並び替
えることなく商品(たばこ)の先入れ先出しが容易に行
えることになる。また、商品ストッパ84をコラム34
の後壁34b上部に設けるだけなので、コラムを引き出
すような構造にしなくて済むので、簡単な構造とするこ
とができる。
【0055】この発明は、上述した一実施例に制約され
るものではなく、種々の変形が可能である。たとえば、
第1および第2送りねじ44,62は、送り溝のみが設
けられたものでも構わない。ただし、各送りねじは必要
に応じて両方向に回転させる必要がある。
【0056】また、商品ストッパ84は、コラム34内
を上昇するたばこTに影響を与えない程度であれば、ス
プリング等により前記第1回動位置側に向けて付勢する
ようにしても構わない。
【0057】
【発明の効果】この発明の自動販売機は、以上説明した
ように構成されているので、下記のような優れた効果を
奏する。商品を商品収容枠の上部から排出するようにし
たので、エレベータ機構などの特別な搬送手段を用いる
ことなく、商品収容枠から排出した商品を自動販売機の
前面上方(購入者の腰の高さ位置に位置)に設けられた
商品取り出し口直接搬出することができる。
【0058】したがって、商品収容枠は、商品の取り出
し口に制約されることなく、機内スペースの底部一杯ま
で配置することができる。すなわち、限られた収容スペ
ース内により多くの商品を収容することができる。ま
た、送りねじにより昇降台を昇降させるようにしたの
で、安定した商品列の昇降が可能となり、安定した商品
の排出が可能となる。
【0059】プッシャの往復動により、動力伝達ベル
ト、クラッチを介して送りねじは間欠的に回転されるか
ら、プッシャのおよび昇降台の駆動を一つの駆動源、つ
まり、プッシャの駆動源だけで行うことができる。した
がって、駆動機構の簡略化が行える。この発明の商品ス
トッパを備えた態様によれば、商品を商品収容枠内に補
給するような場合、商品の並べ替えを行うことなく、商
品の先入れ先出しを行うことができる。したがって、古
い商品を、補給した新しい商品よりも先に販売すること
ができる。
【0060】また、商品の先入れ先出しを行えるように
した機構は、単に商品ストッパを商品収容枠の後壁の上
部に設けるだけなので、商品を補給する際、わざわざ商
品収容枠を引き出す構造にしなくて済み、簡単な構造と
することができる。さらに、商品の補給も楽な姿勢で行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機を示した斜視図である。
【図2】図1の自動販売機内の一部の断面図である。
【図3】図2中III−III線に沿う断面図である。
【図4】図2中IVの拡大図である。
【図5】図2中Vの拡大図である。
【図6】一部を切り欠いたプッシャと動力伝達ベルトの
接続関係を示す図である。
【図7】第2送りねじ上のスライダブロックを示す斜視
図である。
【図8】第2送りねじとスライダブロックを示す断面図
である。
【図9】図2の自動販売機の作動前の状態を示す概略図
である。
【図10】図9の状態から次ぎの段階に作動した状態を
示した概略図である。
【図11】図10の状態から次ぎの段階に作動した状態
を示した概略図である。
【図12】図11の状態から次ぎの段階に作動した状態
を示した概略図である。
【図13】図12の状態から次ぎの段階に作動した状態
を示した概略図である。
【図14】図13の状態から次ぎの段階に作動した状態
を示した概略図である。
【図15】商品ストッパの作動前の状態を示す概略図で
ある。
【図16】図15の状態から次の段階に作動した状態を
示した概略図である。
【図17】図16の状態から次の段階に作動した状態を
示した概略図である。
【図18】図17の状態から次の段階に作動した状態を
示した概略図である。
【図19】図18の状態から次の段階に作動した状態を
示した概略図である。
【符号の説明】
32 ケーシング 34 コラム(商品収容枠) 40 プッシャ 44 第1送りねじ 44a 送り溝 44b 戻り溝 58 動力伝達ベルト 60 クラッチ継手 62 第2送りねじ 68 スライダブロック 72 昇降バー(昇降台) 80 感知プレート 84 商品ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/10,11/14 G07F 11/16,11/24 G07F 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収容枠内に商品を積み重ねて商品列
    を形成し、商品列の最上位にある商品を商品収容枠内か
    ら順次排出するようにした自動販売機において、前記商品収容枠内の商品列を下方から支えて前記商品列
    を昇降させる昇降台と、 この昇降台を上昇させる送りねじと、 モータにより駆動されて、前記商品収容枠の上部を前後
    に往復移動し、後方から前方に往動するとき前記商品列
    の最上位にある商品を押し出して商品収容枠から排出さ
    せるプッシャと 記商品収納枠上部の前後に配置された一対のプーリに
    水平に掛け回され、前記プッシャの往復移動に連動して
    駆動される無端状の動力伝達ベルトと、前記一対 のプーリの一方と前記送りねじとの間に設けら
    れ、前記プッシャと共に前記動力伝達ベルトが往動する
    とき空転状態となり、前記動力伝達ベルトが復動すると
    き連結状態となって、前記動力伝達ベルトにより駆動さ
    れる前記プーリの回転を前記送りねじに間欠的に伝達す
    るクラッチとを具備したことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記商品収容枠の上方に設けられ、前記
    商品列の最上位にある商品に持ち上げられて上昇される
    一方、その最上位にある商品が商品収容枠から排出され
    たとき下降される上端感知部材と、 前記上端感知部材が上昇位置となったとき前記クラッチ
    を切り放し状態に切り換える一方、前記上端感知部材が
    下降位置となったとき前記クラッチを連結状態に切り換
    える接続状態変更手段とを備えたことを特徴とする請求
    の自動販売機。
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