JP2000200390A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP2000200390A
JP2000200390A JP11002208A JP220899A JP2000200390A JP 2000200390 A JP2000200390 A JP 2000200390A JP 11002208 A JP11002208 A JP 11002208A JP 220899 A JP220899 A JP 220899A JP 2000200390 A JP2000200390 A JP 2000200390A
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Japan
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product
commodity
door
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product storage
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JP11002208A
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English (en)
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Yuji Otsuka
雄司 大塚
Yukio Tamura
幸雄 田村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体側及び扉側に多品種の商品を種別毎に積
載状態で収納される商品収納コラム群を配置にして商品
収納効率を向上させるとともに、装置全体の小型化を図
ることができるようにした自動販売機の商品搬出装置を
提供する。 【解決手段】 機体2側と扉3の裏面側とに、商品Sが
上下方向に積載状態で収納される商品収納コラム群10
A,10Bを前後に対峙させて配置し、それらの間に商
品ピックアップ手段20を上下左右方向に移動制御自在
に配置する。この商品ピックアップ手段20は、本体2
1から機体2側及び扉3側の商品収納コラム群10A,
10Bの各々の商品収納コラム11のコラムベース12
の下方に向けて延出及び引込み移動する一対の駆動アー
ム24と、この一対の駆動アーム24の先端部に設けた
プッシャとでコラムベース12上の最下段の商品Sを背
後から押出し搬出させるようにするとともに、各々の駆
動アーム24,24を本体21の上下に対応させて配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばタバコ等の
多品種の箱状商品の自動販売に用いられる自動販売機の
商品搬出装置に関し、更に詳しくは、機体内に各種の商
品を種別毎に積載状態で収納された各商品収納コラムに
対する商品搬出機構に工夫を施してなる自動販売機の商
品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機の商品搬出装
置においては、例えば本出願人が先に出願し公開された
特開平8−315240号公報に開示したように、機体
内にタバコ等の多品種の箱状商品が種別毎に積載状態で
収納された各商品収納コラムの下部に駆動ベルトを設
け、この駆動ベルト上に積載される最下段の商品を、駆
動ベルトの略水平走行による突起部の移動により押し出
して商品搬出部に向け落下搬出させてなる構成を有する
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の自動販売機における商品搬出装置では、
機体内の各商品収納コラム毎に独立して駆動機構を設置
していることから、特に多品種の商品を収納する場合、
商品収納コラムの数が増加するため、駆動機構の数も増
え、機体内の配線も複雑化し、部品点数の削減化の障害
になるばかりでなく、装置全体のコストも高騰する。
【0004】また、機体内に配置される商品収納コラム
のスペース効率を向上させるためには、機体の本体側前
面を開閉する扉の内側にも商品収納コラムを設けること
が望ましいが、上述したような従来装置では、その達成
が困難である。
【0005】このような不具合を解消するために、本出
願人が平成10年11月30日付にて既に出願の特願平
10−340518号に記載の発明(先行技術)に係る
自動販売機が提案されている。
【0006】この先行技術に記載の自動販売機は、図8
に示すように、機体A側と、この機体Aの前面を開閉可
能に閉扉する扉Bの裏面側とに、タバコ等の多品種の箱
状商品が種別毎に上下方向に積載状態で収納される商品
収納コラム群Cをそれぞれ対峙させて縦横に複数段及び
列に整列配置し、これら機体Aと扉Bとの間の商品収納
コラム群C,C間に上下方向Y及び左右方向Xに移動制
御自在な商品ピックアップ手段Pを配置するとともに、
この商品ピックアップ手段Pにて商品収納コラム群Cの
各々の商品収納コラムのコラムベース(図示せず)上に
順次落下させて載置される最下段の商品を商品搬出口
(図示せず)側に向け押出し搬出することにより取り出
すようになっている。
【0007】このような商品ピックアップ手段Pは、図
9から図11に示すように、本体aと、この本体aから
機体A側及び扉B側の商品収納コラム群Cの各々の商品
収納コラムのコラムベースの下方に向け前後方向Zにそ
れぞれ延出及び引込み移動する左右一対の駆動アーム
b,bと、これらの駆動アームbの先端部にそれぞれ設
けたプッシャcとを有する。
【0008】そして、プッシャcは、駆動アームbの延
出移動動作による図示しないコラムベース上の最下段の
商品の背後に対応する位置で起立回動可能にし、駆動ア
ームbの引込み移動動作にてコラムベース上の最下段の
商品を背後から前方の商品搬出口(図示せず)側に向け
押出し搬出して、本体a側の駆動アームb,b間に共有
させて設けた商品搬出通路d内に取り込むようになって
いる。
【0009】しかしながら、上記したような先行技術に
記載の商品ピックアップ手段Pにあっては、本体aから
機体A側及び扉B側の商品収納コラム群Cの各々の商品
収納コラムのコラムベースの下方に向け延出及び引込み
移動動作させる各々駆動アームbが左右に同一高さで平
行に対向させて配置されていることから、図7に斜線に
て示すように、機体A側または扉B側の商品収納コラム
群Cの左右端側の商品収納コラムC1,C2に収納され
た商品の取り込みが行えず、この商品取込み不可能な商
品収納コラムC1,C2の部位がデッドスペースとな
り、これにより、商品の収納効率を低下させる。
【0010】しかも、本体a側に取り込まれる商品の商
品搬出通路dが、左右の駆動アームb,b間に共有させ
て設けられていることから、本体aの左右幅寸法Wが大
きくなり、これにより、装置全体が大型化する。
【0011】さらに、図12に示すように、商品ピック
アップ手段Pを機体A側用P1と扉B側用P2とに独立
させ、これら各々の本体aの駆動アームbを同一高さで
前後方向Zに並列させて配置した場合にも、駆動アーム
b,b全体のストロークLが長くなるために、商品ピッ
クアップ手段P全体の奥行き寸法が必然的に大きくな
り、装置全体も大型化する。
【0012】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、機体側及び扉側に多品種の商品を種別毎に積載
状態で収納される各商品収納コラムを配置可能にして商
品収納効率を向上させるとともに、装置全体の小型化を
図ることができるようにした自動販売機の商品搬出装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の請求項1に記載の発明は、商品が上下
方向に積載状態で収納される商品収納コラムを縦横に複
数段及び列に整列配置し、該商品収納コラム群を機体側
と、該機体の前面を開閉可能に閉扉する扉の裏面側とに
それぞれ対峙させて配置するとともに、これら機体と扉
との間の商品収納コラム群間に上下及び左右方向に移動
制御自在な商品ピックアップ手段を配置し、該商品ピッ
クアップ手段にて前記機体と扉との間の商品収納コラム
群の各々の商品収納コラムのコラムベース上に順次落下
させて載置される最下段の商品を商品搬出口側に向け押
出し搬出してなる自動販売機の商品搬出装置であって、
前記商品ピックアップ手段は、本体と、該本体から前記
機体側及び扉側の商品収納コラム群の各々の商品収納コ
ラムのコラムベースの下方に向け前後方向にそれぞれ延
出及び引込み移動する一対の駆動アームと、該一対の駆
動アームの先端部にそれぞれ設けたプッシャとを有し、
該プッシャは、前記駆動アームの延出移動動作による前
記コラムベース上の最下段の商品の背後に対応する位置
で起立可能にする一方、前記駆動アームの引込み移動動
作にて前記コラムベース上の最下段の商品を背後から前
方の商品搬出口側に向け押出し搬出させてなるととも
に、前記一対の駆動アームを上下に対応させて配置して
なることを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記商品ピックアップ手段は、前記各
々の駆動アームの引込み移動動作にて前記機体側及び扉
側の商品収納コラム群から押出し搬出される商品を前記
本体内に取込み可能にしてなることを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記商品ピックアップ手段
は、前記機体側及び扉側の商品収納コラム群から前記本
体内に取り込まれた各々の商品が搬出される商品搬出通
路をそれぞれ有することを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記商品ピックアップ手段は、前記機
体側及び扉側の商品収納コラム群から前記本体内に取り
込まれた商品が搬出される各々の商品搬出通路を前記本
体の片側に共有させて連通させてなることを特徴とす
る。
【0017】すなわち、本発明に係る自動販売機の商品
搬出装置は、商品が上下方向に積載状態で収納される商
品収納コラムを縦横に複数段及び列に整列配置し、この
商品収納コラム群を機体側と扉の裏面側とにそれぞれ対
峙させて配置するとともに、これら機体と扉との間の商
品収納コラム群間に上下及び左右方向に移動制御自在な
商品ピックアップ手段を配置し、この商品ピックアップ
手段にて機体と扉との間の商品収納コラム群の各々の商
品収納コラムのコラムベース上に順次落下させて載置さ
れる最下段の商品を商品搬出口側に向け押出し搬出して
なるために、商品収納効率が向上する。
【0018】しかも、商品ピックアップ手段を本体から
機体側及び扉側の商品収納コラム群の各々の商品収納コ
ラムのコラムベースの下方に向け前後方向にそれぞれ延
出及び引込み移動する一対の駆動アームと、この一対の
駆動アームの先端部にそれぞれ設けたプッシャとで形成
し、このプッシャを駆動アームの延出移動動作によるコ
ラムベース上の最下段の商品の背後に対応する位置で起
立可能にする一方、駆動アームの引込み移動動作にてコ
ラムベース上の最下段の商品を背後から前方の商品搬出
口側に向け押出し搬出させてなるために、最下段の商品
の取り出しが円滑に行える。
【0019】また、商品ピックアップ手段の本体から延
出及び引込み移動する一対の駆動アームを上下に対応さ
せて配置してなるために、本体の左右幅寸法の縮小化が
可能になるとともに、機体側または扉側の商品収納コラ
ム群の左右端側の商品収納コラムに収納された商品の取
り込みも行える。
【0020】さらに、商品ピックアップ手段の本体の片
側に、機体側及び扉側の商品収納コラム群から取り込ま
れた各々の商品が搬出される商品搬出通路をそれぞれ共
有させて連通させてなるために、本体の左右幅寸法の縮
小化が可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図7に示す図面を参照しながら詳細に説明すると、
図1は本発明に係る商品搬出装置が装備される自動販売
機の全体構成を概略的に示す。この自動販売機1は、機
体2と、この機体2の前面に開閉可能に設けた扉3とを
有する。
【0022】この扉3の前面には、金銭投入部である紙
幣投入口4A及び硬貨投入口4B、釣銭返却口5及び商
品取出口6が設けられているとともに、その上部には、
複数種の販売見本商品(例えばタバコ)Sが複数段に陳
列配置され、これら各々の販売見本商品Sの各段毎に商
品選択スイッチとしての押ボタン装置7が設けられてい
る。
【0023】また、機体1の本体2側の底部には、図2
に示すように、扉3の前面下部に設けた商品取出口6に
対応させてシュータ8が配置され、このシュータ8は、
後述する商品収納コラム群10A,10Bから後述する
商品ピックアップ手段20を介して取り込まれて搬出さ
れる商品Sを商品取出口6に向けて案内排出するように
なっている。
【0024】そして、機体2側と扉3の裏面側とには、
商品収納コラム群10A,10Bが前後に互いに対峙さ
せて配置され、これら商品収納コラム群10A,10B
は、例えばタバコ等の各種の箱状商品Sを種別毎に積載
収納してなる複数の商品収納コラム11を縦横に段及び
列の所定の配列パターンのマトリックスに整列配置して
なる形態を有する。
【0025】機体2側と扉3の裏面側との間の商品収納
コラム群10A,10B間には、図3に示すように、商
品ピックアップ手段20が図示しない制御機構にて上下
方向Y及び左右方向Xに移動制御可能に配置されてい
る。
【0026】また、各々の商品収納コラム群10A,1
0Bを構成する商品収納コラム11の下部には、図4に
示すように、コラムベース12が配置され、このコラム
ベース12上には、商品収納コラム11から順次落下す
る最下段の商品Sが載置されるようになっているととも
に、各々の商品収納コラム11のコラムベース12上に
対応する位置には、商品搬出口13が設けられ、この商
品搬出口13から最下段の商品Sのみが搬出可能になっ
ている。
【0027】上記した商品ピックアップ手段20は、図
5及び図6に示すように、本体21と、この本体21側
に組付けられたスライドレール22と、このスライドレ
ール22にスライド自在に組付けられてコラムベース1
2の下方に向け前後方向Zに移動自在なスライダ23
と、このスライダ23にスライド自在に保持されて延出
及び引込み移動するギアラックからなる駆動アーム24
と、この駆動アーム24の先端部側に起立回動自在に軸
支されたプッシャ25と、このプッシャ25を常に起立
回動方向に付勢するスプリング26とを有する。
【0028】駆動アーム24は、駆動モータ27にギア
群28A,28B,28Cに噛合されて連動し、駆動モ
ータ27の正逆回転駆動にてスライダ23と共に延出及
び引込み移動するように駆動制御されるもので、これら
スライドレール22、スライダ23、駆動アーム24、
プッシャ25、スプリング26、駆動モータ27及びギ
ア群28A,28B,28Cにて商品押出し搬出機構2
9を構成してなるものである。
【0029】この商品押出し搬出機構29は、商品ピッ
クアップ手段20の本体21に対として上下に対応させ
てそれぞれ組込み配置され、これにより、各々の駆動ア
ーム24が機体2側と扉3の裏面側との間の商品収納コ
ラム群10A,10Bを構成する各々の商品収納コラム
11のコラムベース12の下方に向けて前後方向Zにそ
れぞ延出移動動作及び引込み移動動作し得るようになっ
ている。
【0030】ところで、駆動アーム24の先端部に設け
たプッシャ25は、本体21に収納状態からの駆動アー
ム24の延出移動時に、コラムベース12上に載置され
た最下段の商品Sの下面に当接してスプリング26の付
勢力に抗して傾倒状態を維持可能になっているととも
に、最下段の商品Sの背後に対応する開放位置でスプリ
ング26の付勢力にて起立回動し、その先端部25aを
コラムベース12の上面12aに突出可能になってい
る。
【0031】そして、この状態で駆動アーム24を本体
21側に向け引込み移動させることにより、コラムベー
ス12上の最下段の商品Sをプッシャ25にて背後から
押出し搬出して、商品収納コラム11の商品搬出口13
から最下段の商品Sのみを搬出させるようになってい
る。
【0032】また、商品搬出口13から搬出された商品
Sは、本体21の各々の商品押出し搬出機構29の上部
にそれぞれ対応する位置に設けた商品収納空間31,3
2にそれぞれ取込み収納されるもので、この商品収納空
間31,32に取り込まれた商品Sは、商品搬出通路3
3A,33Bに向け投入されるようになっている。
【0033】これら商品搬出通路33A,33Bは、上
下に互いに連通させて本体21の一方の側面側に設けら
れ、これらの商品搬出通路33A,33Bを共有して商
品収納空間31,32に取り込まれて投入される商品S
を商品取出口6側のシュータ8上に向け落下させて搬出
させるようになっているものである。
【0034】すなわち、本発明に係る自動販売機の商品
搬出装置によれば、商品ピックアップ手段20の本体2
1から延出及び引込み移動する一対の駆動アーム24,
24を上下に対応させて配置してなるために、本体21
の左右幅寸法Wの縮小化が可能になるとともに、駆動ア
ーム24,24全体のストロークLも短くすることが可
能になる。
【0035】しかも、図7に示すように、機体2側及び
扉3側の商品収納コラム群10A,10Bの左右端側の
商品収納コラム11に収納された商品の取り込みも容易
に行える。
【0036】また、商品ピックアップ手段20の本体2
1の片側に、機体2側及び扉3側の商品収納コラム群1
0A,10Bから取り込まれた各々の商品Sが搬出され
る商品搬出通路33A,33Bをそれぞれ共有させて上
下に連通させてなるために、本体21への商品押出し搬
出機構29,29の配置構造と相俟って、本体21の左
右幅寸法Wの縮小化が助長される。
【0037】なお、本発明は、上記した実施形態に限定
されず、本発明の要旨を免脱しない範囲で種々変更実施
可能なことは云うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動販売機の商品搬出装置は、商品が上下方向に
積載状態で収納される商品収納コラムを縦横に複数段及
び列に整列配置し、この商品収納コラム群を機体側と扉
の裏面側とにそれぞれ対峙させて配置するとともに、こ
れら機体と扉との間の商品収納コラム群間に上下及び左
右方向に移動制御自在な商品ピックアップ手段を配置
し、この商品ピックアップ手段にて機体と扉との間の商
品収納コラム群の各々の商品収納コラムのコラムベース
上に順次落下させて載置される最下段の商品を商品搬出
口側に向け押出し搬出してなることから、商品収納効率
を向上させることができる。
【0039】しかも、商品ピックアップ手段を本体から
機体側及び扉側の商品収納コラム群の各々の商品収納コ
ラムのコラムベースの下方に向け前後方向にそれぞれ延
出及び引込み移動する一対の駆動アームと、この一対の
駆動アームの先端部にそれぞれ設けたプッシャとで形成
し、このプッシャを駆動アームの延出移動動作によるコ
ラムベース上の最下段の商品の背後に対応する位置で起
立可能にする一方、駆動アームの引込み移動動作にてコ
ラムベース上の最下段の商品を背後から前方の商品搬出
口側に向け押出し搬出させてなることから、最下段の商
品の取り出しを円滑に行うことができる。
【0040】また、商品ピックアップ手段の本体から延
出及び引込み移動する一対の駆動アームを上下に対応さ
せて配置してなるために、本体の左右幅寸法を縮小する
ことができ、装置全体の小型化を図ることができるとと
もに、機体側または扉側の商品収納コラム群の左右端側
の商品収納コラムに収納された商品の取り込みも行うこ
とができるために、デッドスペースの発生を防止するこ
とができ、商品収納効率を低下させることはない。
【0041】さらに、商品ピックアップ手段の本体の片
側に、機体側及び扉側の商品収納コラム群から取り込ま
れた各々の商品が搬出される商品搬出通路をそれぞれ共
有させて連通させてなるために、本体の左右幅寸法の縮
小化が助長され、装置全体のより小型化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の全体構成を示す正面
図。
【図2】同じく開扉状態における商品収納コラム群の配
列形態を示す概略的説明図。
【図3】同じく商品収納コラム群に対する商品ピックア
ップ手段の配置状態を概略的に示す説明図。
【図4】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す要
部側面図。
【図5】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す要
部正面図。
【図6】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す要
部平面図。
【図7】同じく商品ピックアップ手段の機体内における
商品収納コラム群に対する左右方向の移動状態を示す概
略的説明図。
【図8】本出願人が先に出願の自動販売機における商品
ピックアップ手段の機体内での商品収納コラム群に対す
る左右方向の移動状態を示す概略的説明図。
【図9】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す要
部側面図。
【図10】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す
要部正面図。
【図11】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す
要部平面図。
【図12】同じく商品ピックアップ手段を他の形態を拡
大して示す要部平面図。
【符号の説明】
1 自動販売機機体 2 機体 3 扉 10A 機体側商品収納コラム群 10B 扉側商品収納コラム群 11 商品収納コラム 12 コラムベース 13 商品搬出口 20 商品ピックアップ手段 21 本体 22 スライドレール 23 スライダ 24 駆動アーム 25 プッシャ 25a 先端部 26 スプリング 27 駆動モータ 31 商品収納空間 32 商品収納空間 33A 商品搬出通路 33B 商品搬出通路 L 駆動アームのストローク S 商品 W 商品ピックアップ手段の本体幅寸法 X 左右方向 Y 上下方向 Z 前後方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA02 EA12 FB05 FB07 FB08 FB09 3E046 AA04 BA02 BB02 CA11 CC03 CC04 DA01 EA01 EA20 EB01 FA03 FA04 FA10 3F030 AB01 CA02 CB01 CC02 DA02 DB02 DC03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品が上下方向に積載状態で収納される商
    品収納コラムを縦横に複数段及び列に整列配置し、該商
    品収納コラム群を機体側と、該機体の前面を開閉可能に
    閉扉する扉の裏面側とにそれぞれ対峙させて配置すると
    ともに、これら機体と扉との間の商品収納コラム群間に
    上下及び左右方向に移動制御自在な商品ピックアップ手
    段を配置し、該商品ピックアップ手段にて前記機体と扉
    との間の商品収納コラム群の各々の商品収納コラムのコ
    ラムベース上に順次落下させて載置される最下段の商品
    を商品搬出口側に向け押出し搬出してなる自動販売機の
    商品搬出装置であって、前記商品ピックアップ手段は、
    本体と、該本体から前記機体側及び扉側の商品収納コラ
    ム群の各々の商品収納コラムのコラムベースの下方に向
    け前後方向にそれぞれ延出及び引込み移動する一対の駆
    動アームと、該一対の駆動アームの先端部にそれぞれ設
    けたプッシャとを有し、該プッシャは、前記駆動アーム
    の延出移動動作による前記コラムベース上の最下段の商
    品の背後に対応する位置で起立可能にする一方、前記駆
    動アームの引込み移動動作にて前記コラムベース上の最
    下段の商品を背後から前方の商品搬出口側に向け押出し
    搬出させてなるとともに、前記一対の駆動アームを上下
    に対応させて配置してなることを特徴とする自動販売機
    の商品搬出装置。
  2. 【請求項2】前記商品ピックアップ手段は、前記各々の
    駆動アームの引込み移動動作にて前記機体側及び扉側の
    商品収納コラム群から押出し搬出される商品を前記本体
    内に取込み可能にしてなることを特徴とする請求項1に
    記載の自動販売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】前記商品ピックアップ手段は、前記機体側
    及び扉側の商品収納コラム群から前記本体内に取り込ま
    れた各々の商品が搬出される商品搬出通路をそれぞれ有
    することを特徴とする請求項1または2に記載の自動販
    売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】前記商品ピックアップ手段は、前記機体側
    及び扉側の商品収納コラム群から前記本体内に取り込ま
    れた商品が搬出される各々の商品搬出通路を前記本体の
    片側に共有させて連通させてなることを特徴とする請求
    項3に記載の自動販売機の商品搬出装置。
JP11002208A 1999-01-07 1999-01-07 自動販売機の商品搬出装置 Withdrawn JP2000200390A (ja)

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JP11002208A Withdrawn JP2000200390A (ja) 1999-01-07 1999-01-07 自動販売機の商品搬出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2234340A1 (es) * 2000-05-04 2005-06-16 Fuji Electric Co. Ltd Aparato para transportar un articulo seleccionado a una ventana de recogida en una maquina vendedora automatica.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2234340A1 (es) * 2000-05-04 2005-06-16 Fuji Electric Co. Ltd Aparato para transportar un articulo seleccionado a una ventana de recogida en una maquina vendedora automatica.

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