JP2000149126A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP2000149126A
JP2000149126A JP10314733A JP31473398A JP2000149126A JP 2000149126 A JP2000149126 A JP 2000149126A JP 10314733 A JP10314733 A JP 10314733A JP 31473398 A JP31473398 A JP 31473398A JP 2000149126 A JP2000149126 A JP 2000149126A
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product
pushing
commodity
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moving
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JP10314733A
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English (en)
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Yuji Otsuka
雄司 大塚
Yukio Tamura
幸雄 田村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体側内及び前面扉側の内側に多品種の商品
を種別毎に積載状態で収納される各商品収納コラムを配
置可能にして商品収納効率を向上させるとともに、商品
搬出機構を簡略化してコスト的に安価な自動販売機の商
品搬出装置を提供する。 【解決手段】 機体1内に各種の商品Sが種別毎に積載
状態で収納される各商品収納コラム8を縦横に複数の段
及び列に整列配置する。これら各々の商品収納コラム8
の下部に最下段の商品Sを押し出す商品押出し手段10
をそれぞれ設ける。各々の商品収納コラム8の商品押出
し手段10に対してその対向位置で作動させる商品ピッ
クアップ手段20を移動可能に設ける。この商品ピック
アップ手段20による商品押出し手段10の作動により
押し出された商品Sを、商品ピックアップ手段20に取
り込んで機体1の商品搬出部6に移動し搬出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばタバコ等の
多品種の商品の自動販売に用いられる自動販売機の商品
搬出装置に関し、更に詳しくは、機体内に各種の商品を
種別毎に積載状態で収納した各商品収納コラムに対する
商品の取込み及び商品搬出部への搬出搬出機構に改良を
施してなる自動販売機の商品搬出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機の商品搬出装
置においては、例えば本出願人が先に出願し公開された
特開平8−315240号公報に開示したように、機体
内に各種の商品が種別毎に積載状態で収納された各商品
収納コラムの下部に駆動ベルトを設け、この駆動ベルト
上に積載される最下段の商品を、駆動ベルトの略水平走
行による突起部の移動により押し出して商品搬出部に向
け落下搬出させてなる構成を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の自動販売機における商品搬出装置では、
機体内の各商品収納コラム毎に独立して駆動機構を設置
していることから、特に多品種の商品を収納する場合、
商品収納コラムの数が増加するため、駆動機構の数も増
え、機体内の配線も複雑化し、部品点数の削減化の障害
になるばかりでなく、装置全体のコストも高騰する。
【0004】また、機体内に配置される商品収納コラム
のスペース効率を向上させるためには、機体の本体側前
面を開閉する扉の内側にも商品収納コラムを設けること
が望ましいが、上述したような従来装置では、その達成
が困難である。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、機体の本体側及び扉側に多品種の商品を種別毎
に積載状態で収納される各商品収納コラムを配置可能に
して商品収納効率を向上させるとともに、商品搬出機構
の部品点数の削減化による装置全体のコストの低減化を
図ることができるようにした自動販売機の商品搬出装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の請求項1に記載の発明は、機体内に各
種の商品が種別毎に積載状態で収納される各商品収納コ
ラムを縦横に複数の段及び列に整列配置し、これら各々
の商品収納コラムから選択的に取り出される商品を商品
搬出部に搬出させる自動販売機の商品搬出装置におい
て、前記各々の商品収納コラムの下部にそれぞれ設けら
れて積載状態に収納された最下段の商品を押し出す商品
押出し手段と、該商品押出し手段にて押し出される商品
を取り出す商品ピックアップ手段と、該商品ピックアッ
プ手段を前記商品搬出部から前記各々の商品収納コラム
の商品押出し手段の対向位置まで選択的に移動させる移
動手段とを有し、前記商品押出し手段は、前記商品ピッ
クアップ手段にて作動させてなることを特徴とする自動
販売機の商品搬出装置。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記各々の商品収納コラム及び商品押
出し手段を前記機体の本体側と、該本体の前面側に開閉
可能に設けた扉体の内側とに整列配置してなることを特
徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記商品ピックアップ手段を前記機体
の本体側と扉体側との間に介在させたことを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3に記載の発明において、前記移動手段は、前記商
品ピックアップ手段を水平方向に移動可能に吊支する吊
支手段を有するとともに、該吊支手段を垂直方向に移動
させる垂直移動機構部と、前記吊支手段に吊支された前
記商品ピックアップ手段を水平方向に移動させる水平移
動機構部とを有することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1,2,
3または4に記載の発明において、前記商品押出し手段
は、前記商品収納コラム内に積載収納された最下段の商
品を押出し方向に押し出すように移動する押出部材と、
該押出部材を元の待機位置に復帰させる差動機構部とを
有することを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1,2,
3,4または5に記載の発明において、前記商品ピック
アップ手段は、前記商品押出し手段を商品の押出し方向
に駆動させる商品押出し駆動手段と、該商品押出し駆動
手段による前記商品押出し手段の駆動にて前記商品収納
コラムから押し出された商品を取り込む商品取込み手段
と、該商品取込み手段にて取り込まれた商品を一時的に
収納保持して搬出する商品保持搬出手段とを有するとと
もに、該商品保持搬出手段は、前記移動手段による前記
商品ピックアップ手段の前記商品搬出部に対応する移動
位置で商品を搬出可能にしてなることを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記商品押出し駆動手段は、前記商品
収納コラムの商品押出し手段に向け突出し移動可能な突
出部材と、該突出部材を駆動させる駆動部とを有し、該
駆動部による前記突出部材の突出し移動にて前記商品押
出し手段の押出部材を商品の押出し方向に押し出し移動
させてなる一方、前記突出部材の引込み駆動による開放
動作にて前記押出部材を前記差動機構部を介して元の待
機位置に復帰させてなることを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記商品取込み手段と商品保持搬出手
段との駆動手段を兼用させてなることを特徴とする。
【0014】すなわち、本発明に係る自動販売機の商品
搬出装置によれば、機体内に各種の商品が種別毎に積載
状態で収納される各商品収納コラムを縦横に複数の段及
び列に整列配置し、これら各々の商品収納コラムの下部
に最下段の商品を押し出す商品押出し手段をそれぞれ設
ける一方、各々の商品収納コラムの商品押出し手段に対
してその対向位置で作動させる商品ピックアップ手段を
移動可能に設け、この商品ピックアップ手段による商品
押出し手段の作動により押し出された商品を、商品ピッ
クアップ手段に取り込んで機体の商品搬出部に移動し搬
出させるようにしてなるために、一つの商品ピックアッ
プ手段で全ての商品収納コラムの商品押出し手段の駆動
が行え、これにより、商品搬出機構の部品点数の削減化
による装置全体のコストの低減化が図れる。
【0015】また、機体の本体側と扉体の内側とに各々
の商品収納コラム及び商品押出し手段をそれぞれ整列配
置してなるために、商品収納効率が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る商
品搬出装置が装備される自動販売機の全体構成を概略的
に示すものであり、符号1は機体、2は機体1の本体、
3は本体2側の前面に開閉可能に設けた扉である。この
扉3の前面には、金銭投入部である紙幣投入口4A及び
硬貨投入口4B、釣銭返却口5及び商品取出口6が設け
られているとともに、その上部には、複数種の販売見本
商品(例えばタバコ)Sが複数段に陳列配置され、これ
ら各々の販売見本商品Sの各段毎に商品選択スイッチと
しての押ボタン装置7が設けられている。
【0017】そして、図2に示すように、機体1の本体
2側と扉3の内側の前後部には、各種の商品Sを種別毎
に横置き姿勢状態で積載収納してなる複数の商品収納コ
ラム8が縦横に段及び列の所定の配列パターンのマトリ
ックスに整列配置され、これら前後各々の商品収納コラ
ム8,8は、図3に示すように、閉扉状態において互い
に前後に対峙させて配置してなるとともに、その本体2
側の底部には、商品搬出部としてのシュータ9が扉3の
前面下部に設けた商品取出口6に対応させて配置されて
いる。
【0018】機体1の本体2側と扉3側とに配置した各
々の商品収納コラム8の下部には、商品押出し手段10
がそれぞれ設けられ、これら各々の商品押出し手段10
は、図4から図6に示すように、商品収納コラム8内に
横置き姿勢状態で積載収納された最下段の商品Sが載置
されるコラムベース11と、このコラムベース11上に
載置された最下段の商品Sを商品収納コラム8の下部に
開口させた開口部8aから押し出すように移動可能に設
けたプッシャ(押出部材)12とを有するとともに、こ
のプッシャ12は、差動機構部13に連動可能になって
いる。
【0019】この差動機構部13は、商品Sの背面側に
対応する後端部14a側にプッシャ12を突出させた第
1のラックギア14と、この第1のラックギア14を元
の待機位置に復帰移動可能に付勢するバネ部材15と、
このバネ部材15にて付勢された第1のラックギア14
の前端部14b側に差動ギア16を介してその後端部1
7a側を噛合させることにより相対的に平行移動可能に
配置した第2のラックギア17とで構成され、この第2
のラックギア17の前端部17bには、作動片部18が
設けられ、この作動片部18は、後述する商品ピックア
ップ手段20に組み込まれた商品押出し駆動手段30の
プッシャ(突出部材)33に接離可能に対応させて、そ
のプッシャ(突出部材)33の突出し動作方向Pの突出
し動作にて作動するようになっている。
【0020】なお、符号19は、商品収納コラム8の下
部に開口させた開口部8aに設けた規制板で、この規制
板19は、商品収納コラム8内に横置き姿勢状態で積載
収納された最下段の商品S上に載置される下から2番目
の商品Sの飛び出しを防止するようになっているもので
ある。
【0021】すなわち、商品押出し手段10は、後述す
る商品ピックアップ手段20に組み込まれた商品押出し
駆動手段30を構成するプッシャ(突出部材)33の突
出し動作方向Pに第2のラックギア17の前端部17b
に設けた作動片部18を作動させることにより、第2の
ラックギア17を後方(図6に示す実線矢印方向)に向
け移動させ、この第2のラックギア17の後方への移動
に差動ギア16を介して連動する第1のラックギア14
をバネ部材15の付勢力の抗して前方(図6に示す実線
矢印方向)に相対的に移動させることにより、プッシャ
12を前方に移動させてなるもので、これによって、図
5に2点破線にて示すように、商品収納コラム8内に横
置き姿勢状態で積載収納された最下段の商品Sを押し出
すようになっている。
【0022】商品ピックアップ手段20は、図3に示す
ように、機体1の閉扉状態における本体2側と扉3側と
の間に介在され、図7から図9に示すように、後述する
商品押出し駆動手段30、商品取込み手段40、商品保
持搬出手段50が組み込まれる商品取込み収納部として
のハウジング21を有し、このハウジング21は、吊支
手段22を介して後述する第1及び第2の移動手段とし
ての垂直移動機構部60及び水平移動機構部70にて垂
直方向Y及び左右水平方向Xの縦横に移動可能に吊支さ
れている。
【0023】ハウジング21を垂直方向Y及び左右水平
方向Xに移動可能に吊支する吊支手段22は、左右一対
の可動ブラケット23A,23Bと、これら可動ブラケ
ット23A,23B間に横架させた上下一対のX軸ガイ
ドシャフト24A,24Bとを有し、これらX軸ガイド
シャフト24A,24B間にハウジング21が左右水平
方向Xに移動可能に支持されている一方、左右一対の可
動ブラケット23A,23Bは、第1の移動手段である
垂直移動機構部60にて垂直方向Yに移動可能に吊支さ
れている。
【0024】この垂直移動機構部60は、図10から図
12に詳図するように、機体1の本体2側の左右両フレ
ーム2A,2Bにそれぞれ設けたY軸ガイドレール61
A,61Bと、これらY軸ガイドレール61A,61B
の上端部と下端部とにそれぞれ設けた左右一対のプーリ
62A,62B及び63A,63Bと、その下端部側の
プーリ63A,63B間を連結する軸63Cと、各々の
上下両プーリ62A,63A及び62B,63B間に掛
け渡されたY軸駆動ベルト64A,64Bと、軸63C
を下方に付勢してY軸駆動ベルト64A,64Bにテン
ションを付与する左右一対のスプリング65A,65B
とで構成され、一方のY軸ガイドレール61Aの上端部
側に設けたプーリ62Aには、Y軸駆動モータ66Aが
減速ギアボックス66Bを介して接続されている。
【0025】そして、Y軸駆動ベルト64A,64Bに
は、商品ピックアップ手段20の吊支手段22を構成す
る左右一対の可動ブラケット23A,23BがY軸ガイ
ドレール61A,61Bに沿って転動可能に案内する複
数のローラ25A,25Bを介して垂直方向Yに移動可
能にそれぞれ固定されている一方、これら可動ブラケッ
ト23A,23Bの吊支位置に対応するY軸駆動ベルト
64A,64Bにバランサ67A,67Bを各々のY軸
ガイドレール61A,61Bに沿って転動可能に案内す
る複数のローラ68A,68Bを介して固定されてい
る。このバランサ67A,67Bは、Y軸駆動ベルト6
4A,64Bに吊支手段22を介して吊支される商品ピ
ックアップ手段20との間のバランスを取ることによっ
て、各々のプーリ62A,62B及び63A,63Bに
掛かる負荷トルクを軽減化し、これによって、商品ピッ
クアップ手段20の垂直方向Yの動きを円滑にしてなる
ものである。
【0026】すなわち、垂直移動機構部60は、Y軸駆
動モータ66Aの正逆回転駆動にてプーリ62Aを介し
て一方のY軸駆動ベルト64Aを駆動させ、これに連動
させて他方のY軸駆動ベルト66Bを駆動させることに
より、商品ピックアップ手段20を垂直方向Yに移動さ
せるようになっているもので、この商品ピックアップ手
段20の垂直方向Yの移動制御は、Y軸駆動モータ66
Aの回転軸に設けた位置検知パルス発生器69Aによっ
て発生するパルス信号を位置検知パルスセンサ69Bで
検出することにより行われるようになっている。
【0027】第2の移動手段である水平移動機構部70
は、図13から図15に詳図するように、吊支手段22
を構成する可動ブラケット23A,23Bに設けた左右
一対のプーリ71A,71Bと、これらプーリ71A,
71B間に掛け渡されたX軸駆動ベルト72と、このX
軸駆動ベルト72が掛け渡された一方のプーリ71Aを
減速ギアボックス73を介して駆動するX軸駆動モータ
74とを有する。X軸駆動ベルト72には、吊支手段2
2の可動ブラケット23A,23B間に横架させた上下
一対のX軸ガイドシャフト24A,24B間に水平移動
可能に支持された商品ピックアップ手段20のハウジン
グ21が連結され、このハウジング21は、X軸駆動モ
ータ74の正逆回転駆動にてプーリ71Aを介してX軸
駆動ベルト72を駆動させることによって、商品ピック
アップ手段20を左右水平方向Xに移動させるようにな
っている。
【0028】この場合、商品ピックアップ手段20の水
平方向Xの移動制御は、X軸駆動モータ74の回転軸に
設けた位置検知パルス発生器75によって発生するパル
ス信号を位置検知パルスセンサ76で検出することによ
り行われる。
【0029】上記した商品ピックアップ手段20のハウ
ジング21は、図16から図18に示すように、その片
側外側面21aの略下半部をテーパ付きで絞り込み形成
し、その内部が、商品(タバコ)Sを横置き姿勢状態で
取込み可能な横長で広幅な上半取込み収納部21Aと、
この上半取込み収納部21Aに取り込まれた商品Sが自
由落下により横長の縦置き姿勢状態に案内反転させて取
込み可能な縦長で狭幅な下半取込み収納部21Bとの形
態を有する。
【0030】そして、ハウジング21の片側外側面21
aの絞込み凹部26には、商品押出し駆動手段30が組
付けられていて、この商品押出し駆動手段30は、図1
9から図21に詳図するように、第1のガイド31及び
第2のガイド32にて前後押出し方向Zに水平移動可能
に組付け保持されたラックギアの形態からなるプッシャ
(突出部材)33を有し、このプッシャ33は、Z軸駆
動モータ34の出力軸に減速ギアボックス35を介して
連動するギア群36A,36Bに噛合させて設けられ、
Z軸駆動モータ34の正逆回転駆動により、機体1の閉
扉状態における本体2側と扉3側との双方に向けて交互
に出没可能になっている。
【0031】すなわち、商品ピックアップ手段20は、
ハウジング21の片側外側面21aをテーパ付きで絞り
込んで絞込み凹部26を形成し、この絞込み凹部26を
商品押出し駆動手段30の組付けスペースに利用するこ
とにより、商品ピックアップ手段20の小型化を可能に
してなるとともに、その絞込み凹部26に対応する下半
取込み収納部21Bに商品Sが安定な姿勢で収納保持さ
れるようにしてなるものである。
【0032】また、プッシャ33の前端部33aまたは
後端部33bは、後述する商品ピックアップ手段20の
移動制御による本体2側と扉3側とに配列された各々の
商品収納コラム8への対応位置で、商品収納コラム8の
商品押出し手段10のプッシャ(押出部材)12を駆動
する差動機構部13の第2のラックギア17に設けた作
動片部18に接離可能に対応させてなるもので、その突
出し動作に差動機構部13が作動片部18を介して作動
するようになっている。
【0033】さらに、プッシャ33の上部には、第1の
位置決め溝33A、第2の位置決め溝33B、第2の位
置決め溝33Cが前後方向に所定の間隔を存して順に配
置されて設けられ、これら各々の位置決め溝33A,3
3B,33Cに対応させて位置決めスイッチ37が配置
されている。この位置決めスイッチ37は、各々の位置
決め溝33A,33B,33Cの位置を検出して、Z軸
駆動モータ34を駆動制御し、これによって、プッシャ
33を前側突出位置、中間待機位置、後側突出位置で停
止させるようになっている。
【0034】図22から図24に詳図するように、ハウ
ジング21の横長で広幅な上半取込み収納部21Aに
は、商品取込み手段40が組付けられている。この商品
取込み手段40は、ハウジング21の前後両端部に開口
させた機体1の扉3側に対応する前部商品取込口41A
と本体2側に対応する後部商品取込口41B側とに前後
対称的にそれぞれ配置してなる上部取込みローラ42
A,42Bと、この上部取込みローラ42A,42Bの
下部に対応位置させて配置してなる下部取込みローラ4
3A,43Bとを有する。各々の上部取込みローラ42
A,42Bは、支持部材44A,44Bに軸支され、こ
れら支持部材44A,44Bは、スプリング44Cによ
り弾性的に上下可動自在になっている一方、各々の下部
取込みローラ43A,43Bは、商品取込み駆動モータ
45の出力軸に噛合させた複数のギア群46A及び46
Bを介して商品Sの取込み動作方向Qに回転駆動するよ
うになっているもので、商品取込口41A,41Bは、
商品収納コラム8の下部に開口させた開口部8aに対応
位置するようになっている。
【0035】すなわち、商品取込み手段40は、上述し
たように、商品押出し手段10にて押し出される本体2
側または扉3側の商品収納コラム8内の最下段の商品S
を前後両商品取込口41Aまたは41Bを通して上下両
取込みローラ42A,43Aまたは42B,43B間に
挾持し、商品取込み駆動モータ45の駆動による下部取
込みローラ43Aまたは43Bの駆動により取込み動作
方向Qに取込み動作させることにより、ハウジング21
の横長で広幅な上半取込み収納部21A内に横置き姿勢
状態で取り込んでなるもので、この上半取込み収納部2
1A内に取り込まれた商品Sは、その姿勢を縦長で狭幅
な下半取込み収納部21Bの案内により横長の縦置き姿
勢状態に反転させてハウジング21の内底部側に落下収
納されるようになっている。
【0036】図25から図27に詳図するように、ハウ
ジング21の内底部には、商品保持搬出手段50が配置
されている。この商品保持搬出手段50は、ハウジング
21の前面下部に開口させた商品搬出口51に向け下降
傾斜する搬出駆動ベルト52を有し、この搬出駆動ベル
ト52は、前後一対のプーリ53A,53Bに掛け渡さ
れているとともに、その前部側プーリ53Aは、図22
及び図23に示すように、商品取込み手段40の前部側
下部取込みローラ43Aを回転駆動させる複数のギア群
46Aの中の1つのギア46Aに一対のプーリ54,5
5を介して掛け渡された駆動ベルト56にて同期回転駆
動するようになっている。
【0037】すなわち、商品保持搬出手段50の搬出駆
動ベルト52の駆動は、商品取込み手段40を駆動させ
る商品取込み駆動モータ45を兼用し、商品取込み手段
40の取り込み動作に協動して駆動制御されるようにな
っているもので、商品取込み手段40の取り込み動作の
終了と共に停止して、商品取込み手段40にてハウジン
グ21内に取り込まれた商品Sを搬出駆動ベルト52上
に一時的に収納保持してなるものである。
【0038】図28から図30に詳図するように、ハウ
ジング21の前面下部に開口させた商品搬出口51に
は、搬出駆動ベルト52上に一時的に収納保持された商
品Sの飛び出しを抑止する商品飛出し防止手段80が設
けられている。この商品飛出し防止手段80は、ハウジ
ング21の商品搬出口51を外側から開閉する外開き可
能に軸支された抑止扉81と、この抑止扉81を常に閉
扉方向に付勢するスプリング82と、このスプリング8
2により付勢された抑止扉81の軸支端部81a側に接
離可能に係止させてロックする揺動自在なストッパ83
と、このストッパ83による抑止扉81のロック状態を
解除する当て板84とを有する。
【0039】この当て板84は、図31から図33に示
すように、機体1の本体2側の一方のフレーム2A側に
固定され、その固定位置は、扉3の商品取出口6に近接
する位置、すなわち、商品取込み後の商品ピックアップ
手段20が第1及び第2の移動手段である垂直移動機構
部60及び水平移動機構部70によって商品搬出部であ
るシュータ9上に移動されてストッパ83の上端部83
aが突当り回動する位置とし、図34及び図35に示す
ように、このストッパ83の上端部83aの突当り回動
によって、その下端部83bを抑止扉81の軸支端部8
1aから開放させることにより、抑止扉81のロック状
態を解除するようになっている。
【0040】さらに、商品ピックアップ手段20に組み
込んだ商品押出し駆動手段30のプッシャ33には、図
19及び図22に示すように、係止爪85が設けられて
いる。この係止爪85は、プッシャ33の前方への移動
により、抑止扉81を常に閉扉方向に付勢するスプリン
グ82の開放端部82aに当接し、スプリング82の付
勢力に抗して抑止扉81を開扉してなるとともに、この
抑止扉81の開扉状態は、図示しない検知センサによっ
て検知されると同時に、商品取込み手段40の商品取込
み駆動モータ45を駆動させ、商品保持搬出手段50の
搬出駆動ベルト52を駆動させることにより、商品Sの
シュータ9上への搬出を可能にしている。この場合、商
品Sの搬出終了が図示しない検知センサによって検知さ
れると、プッシャ33は、後方に移動して元の待機位置
で停止するようになっている。
【0041】次に、商品ピックアップ手段20による各
々の商品収納コラム8からの商品Sの取込み制御及びシ
ュータ9への搬出制御工程を説明する。機体1の扉3の
前面に設けた金銭投入部の紙幣投入口4Aまたは硬貨投
入口4Bに所定金額の金銭が投入されて押ボタン装置7
の操作により所望の販売見本商品Sが選択されると、販
売指令信号が出力される。機体1内の制御部(図示せ
ず)は、販売指令信号に基づいて、販売見本商品Sに対
応する商品収納コラム8に対応する位置信号を商品ピッ
クアップ手段20の第1の移動手段である垂直移動機構
部60及び第2の移動手段である水平移動機構部70に
出力し、商品ピックアップ手段20は、第1及び第2の
移動手段60,70の駆動によって、その待機位置から
所望の商品収納コラム8の対応位置まで垂直方向Y及び
水平方向Xに移動する。
【0042】この場合、商品ピックアップ手段20の待
機位置は、通常、商品Sが搬出されるシュータ9(商品
搬出部)上に設定されるが、例えば各々の商品収納コラ
ム8の配列パターンの中央部に設定しても良い。また、
商品ピックアップ手段20の待機位置から所望の商品収
納コラム8の対応位置までの移動は、第1及び第2の移
動手段60,70の同期駆動によって最短距離を取るよ
うに制御されるようになっている。
【0043】商品ピックアップ手段20が第1及び第2
の移動手段60,70の駆動によって所望の販売見本商
品Sに対応する商品収納コラム8の対応位置、例えば機
体1の本体2側に配置した後部商品収納コラム8の対応
位置で停止すると、図36及び図37に示すように、ハ
ウジング21の片側外側面21aの凹部26に組付けら
た商品押出し駆動手段30が駆動する。
【0044】この商品押出し駆動手段30は、プッシャ
(突出部材)33がZ軸駆動モータ34の正転駆動によ
り前後押出し方向Zに沿う後方の突出し動作方向Pに向
け水平移動し、その後端部33bが商品収納コラム8の
下部に設けた商品押出し手段10の差動機構部13の作
動片部18に当接して、その突出し動作により差動機構
部13の第2のラックギア17を後方に向け移動させ、
この第2のラックギア17の後方への移動に第1のラッ
クギア14が差動ギア16を介してバネ部材15の付勢
力に抗して前方に相対的に移動する。
【0045】この第1のラックギア14の移動によりプ
ッシャ12が前方に移動し、商品収納コラム8内に横置
き姿勢状態で積載収納された最下段の商品Sを商品収納
コラム8の下部に規制板19を介して開口させた開口部
8aから押し出すようになっている、商品収納コラム8
内からの商品Sは、商品収納コラム8の開口部8aに対
応位置する商品ピックアップ手段20のハウジング21
に開口させた後部商品取込口41Bに向け横置き姿勢状
態で押し出されて、商品取込み手段40にてハウジング
21内に取り込まれる。
【0046】この商品取込み手段40は、ハウジング2
1の後部商品取込口41Bに商品Sの先端部が押し込ま
れると、その状態を検知センサ(図示せず)で検知する
と同時に、商品取込み駆動モータ45が駆動し、下部取
込みローラ43A,43Bを商品Sの取込み動作方向Q
に回転駆動させ、後部側上下両取込みローラ42B,4
3B間に商品Sの先端部が挾持される否や、商品Sはハ
ウジング21の横長で広幅な上半取込み収納部21A内
に横置き姿勢状態で取り込まれる。
【0047】この場合、商品取込み手段40による商品
Sの取込み動作は、商品Sの先端部がハウジング21の
後部商品取込口41Bに押し込まれた状態を検知センサ
(図示せず)で検知することにより、商品取込み駆動モ
ータ45を駆動させるようにしたが、商品押出し駆動手
段30のプッシャ(突出部材)33の駆動による商品押
出し手段10のプッシャ(押出部材)12の前方への移
動と同時に商品取込み駆動モータ45を駆動させるよう
にしても良い。
【0048】商品取込み手段40にてハウジング21の
上半取込み収納部21A内に取り込まれた商品Sは、ハ
ウジング21の下半取込み収納部21B内で反転案内さ
れて商品保持搬出手段50の搬出駆動ベルト52上に縦
置き姿勢状態で一時的に収納保持される。この商品Sの
収納状態が図示しない検知センサにて検知されると、商
品押出し駆動手段30のZ軸駆動モータ34が逆転駆動
し、プッシャ(突出部材)33は、前方の引込み方向に
水平移動して元の待機位置で停止するようになってい
る。
【0049】そして、このプッシャ(突出部材)33の
引込み動作によって、商品押出し手段10の差動機構部
13の作動片部18がプッシャ(突出部材)33の突出
し動作から開放され、バネ部材15の付勢力による第1
のラックギア14の後方への移動によりプッシャ12を
元の待機位置に復帰させるとともに、差動ギア16を介
する第2のラックギア17の前方への移動により作動片
部18を元の待機位置に復帰させる。
【0050】このとき、商品保持搬出手段50の搬出駆
動ベルト52は、商品Sの収納状態が図示しない検知セ
ンサにて検知されるまで商品取込み手段40の商品取込
み駆動モータ45に同期して駆動し、搬出駆動ベルト5
2上に載置された商品Sを商品搬出口51側に搬送しよ
うとするが、商品搬出口51は、商品飛出し手段80の
抑止扉81で閉扉状態に維持されているために、商品S
が商品搬出口51から搬出されることはない。
【0051】また、この場合、商品取込み手段40によ
る商品Sの取込み動作を検知センサ(図示せず)で検知
することにより、商品取込み駆動モータ45の停止と同
時に商品保持搬出手段50の搬出駆動ベルト52の駆動
させるようにしても良い。
【0052】商品ピックアップ手段20に商品Sが取込
み収納されると、第1及び第2の移動手段60,70の
駆動によって、商品ピックアップ手段20は、その取込
み位置からシュータ9(商品搬出部)に対応する商品搬
出位置に向け最短距離で移動を開始し、その商品搬出位
置にて停止するように制御される。
【0053】商品ピックアップ手段20が商品搬出位置
に移動すると、商品飛出し防止手段80の抑止扉81が
スプリング82の付勢力に抗して開扉する。この抑止扉
81を閉扉状態にロックするストッパ83は、その上端
部83aが機体1の本体2側の一方のフレーム2A側に
固定された当て板84に突当ると、その回動によって抑
止扉81のロック状態が解除されると同時に、商品押出
し駆動手段30のZ軸駆動モータ34が駆動する。この
Z軸駆動モータ34の駆動にてプッシャ33が前方に移
動し、このプッシャ33の前方への移動により、係止爪
85が抑止扉81を常に閉扉方向に付勢するスプリング
82の開放端部82aに当接し、スプリング82の付勢
力に抗して抑止扉81を開扉する。
【0054】抑止扉81が開扉すると、この抑止扉81
の開扉状態が図示しない検知センサによって検知される
と同時に、商品取込み手段40の商品取込み駆動モータ
45を駆動させ、商品保持搬出手段50の搬出駆動ベル
ト52を同期駆動させることにより、商品Sを商品搬出
口51からシュータ9上へ搬出し販売可能にする。
【0055】このようにして、商品Sの販売終了が図示
しない検知センサによって検知されると、プッシャ33
はZ軸駆動モータ34の駆動にて後方に移動し、元の待
機位置で停止すると同時に、係止爪85の引込み開放に
よるスプリング82の付勢力により抑止扉81を閉扉方
向に回動させ、商品搬出口51を閉扉するとともに、商
品保持搬出手段50の搬出駆動ベルト52を同期駆動す
る商品取込み手段40の商品取込み駆動モータ45を停
止させる。
【0056】このとき、商品ピックアップ手段20は、
抑止扉81の閉扉時点で、例えば商品搬出位置を待機位
置として次の商品Sの販売に備えるものであるが、この
場合の抑止扉81のロックは、商品ピックアップ手段2
0が次の商品Sの販売のために、その待機位置から移動
して機体1側の当て板84からストッパ83が離間した
とき、ストッパ83の自重による回動により行われるよ
うになっている。
【0057】図38は、機体1内及び扉3の内側への商
品収納コラム8の配列パターンの実施形態を示す。図3
8(A)は、扉3側の各々の商品収納コラム8を縦4
段、横7列に整列配置し、機体1側の各々の商品収納コ
ラム8を横8列中で横3列を縦4段に、隣接する横3列
を縦2段に、残りの横2列を縦1段に配置してなる第1
の実施形態の配列パターンを示す。図38(B)は、機
体1及び扉3側の各々の商品収納コラム8を縦4段に整
列配置してなる第2の実施形態の配列パターンを示す。
図38(C)及び図38(D)は、機体1及び扉3側の
各々の商品収納コラム8をランダムな段及び列に配置し
てなる第3及び第4の実施形態の配列パターンを示す。
【0058】なお、上記した実施形態においては、機体
1の本体2側に配列した後部商品収納コラム8に対して
の商品Sの押出し、取込み及び搬出の動作について説明
したが、扉3側に配列した前部商品収納コラム8に対し
ても同様に行われる。また、本発明は、本発明の要旨を
免脱しない範囲で種々変更実施可能なことは云うまでも
ない。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、機体内に各種の商品が種別毎に積載状態で収納され
る各商品収納コラムを縦横に複数の段及び列に整列配置
し、これら各々の商品収納コラムの下部に最下段の商品
を押し出す商品押出し手段をそれぞれ設ける一方、各々
の商品収納コラムの商品押出し手段に対してその対向位
置で作動させる商品ピックアップ手段を移動可能に設
け、この商品ピックアップ手段による商品押出し手段の
作動により押し出された商品を、商品ピックアップ手段
に取り込んで機体の商品搬出部に移動し搬出させるよう
にしてなることから、一つの商品ピックアップ手段で全
ての商品収納コラムの商品押出し手段を駆動させること
ができ、これにより、商品搬出機構の部品点数の削減化
による装置全体のコストの低減化を図ることができる。
【0060】しかも、機体の本体側と扉体の内側とに各
々の商品収納コラム及び商品押出し手段をそれぞれ整列
配置してなるために、商品収納効率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の一実施の形態を示す
説明図。
【図2】同じく機体の開扉状態における商品収納コラム
の配列形態を概略的に示す説明図。
【図3】同じく機体の開扉状態における商品収納コラム
の配列形態及び商品ピックアップ手段の配置形態を概略
的に示す説明図。
【図4】同じく商品押出し手段を拡大して示す要部正面
図。
【図5】同じく商品押出し手段を拡大して示す要部側面
図。
【図6】同じく商品押出し手段を拡大して示す要部平面
図。
【図7】同じく移動手段を拡大して示す要部正面図。
【図8】同じく移動手段を拡大して示す要部側面図。
【図9】同じく移動手段を拡大して示す要部平面図。
【図10】同じく第1の移動手段を拡大して示す要部正
面図。
【図11】同じく第1の移動手段を拡大して示す要部側
面図。
【図12】同じく第1の移動手段を拡大して示す要部平
面図。
【図13】同じく第2の移動手段を拡大して示す要部正
面図。
【図14】同じく第2の移動手段を拡大して示す要部側
面図。
【図15】同じく第2の移動手段を拡大して示す要部平
面図。
【図16】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す
要部正面図。
【図17】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す
要部側面図。
【図18】同じく商品ピックアップ手段を拡大して示す
要部平面図。
【図19】同じく商品ピックアップ手段における商品押
出し駆動手段を拡大して示す要部正面図。
【図20】同じく商品ピックアップ手段における商品押
出し駆動手段を拡大して示す要部側面図。
【図21】同じく商品ピックアップ手段における商品押
出し駆動手段を拡大して示す要部平面図。
【図22】同じく商品ピックアップ手段における商品取
込み手段を拡大して示す要部正面図。
【図23】同じく商品ピックアップ手段における商品取
込み手段を拡大して示す要部側面図。
【図24】同じく商品ピックアップ手段における商品取
込み手段を拡大して示す要部平面図。
【図25】同じく商品ピックアップ手段における商品保
持搬出手段を拡大して示す要部正面図。
【図26】同じく商品ピックアップ手段における商品保
持搬出手段を拡大して示す要部側面図。
【図27】同じく商品ピックアップ手段における商品保
持搬出手段を拡大して示す要部平面図。
【図28】同じく商品飛出し防止手段を拡大して示す要
部正面図。
【図29】同じく商品飛出し防止手段を拡大して示す要
部側面図。
【図30】同じく商品飛出し防止手段を拡大して示す要
部平面図。
【図31】同じく機体への商品ピックアップ手段の移動
による商品飛出し防止手段の作動状態を説明する要部正
面図。
【図32】同じく機体への商品ピックアップ手段の移動
による商品飛出し防止手段の作動状態を説明する要部側
面図。
【図33】同じく機体への商品ピックアップ手段の移動
による商品飛出し防止手段の作動状態を説明する要部平
面図。
【図34】同じく商品飛出し防止手段における抑止扉の
閉扉状態を拡大して説明する要部平面図。
【図35】同じく商品飛出し防止手段における抑止扉の
開扉状態を拡大して説明する要部平面図。
【図36】同じく商品ピックアップ手段における商品押
出し駆動手段にて作動する商品押出し手段による商品の
押出し状態を示す要部正面図。
【図37】同じく商品ピックアップ手段における商品押
出し駆動手段にて作動する商品押出し手段による商品の
押出し状態を示す要部側面図。
【図38】同じく機体及び扉側への商品収納コラムの配
列パターンを示し、図38(A)は第1の配列パターン
の実施形態を示す説明図、図35(B)は第2の配列パ
ターンの実施形態を示す説明図、図38(C)は第3の
配列パターンの実施形態を示す説明図、図38(D)は
第4の配列パターンの実施形態を示す説明図。
【符号の説明】
1 機体 2 本体 3 扉 6 商品取出口 8 商品収納コラム 9 商品搬出部(シュータ) 10 商品押出し手段 12 押出部材(プッシャ) 13 差動機構部 20 商品ピックアップ手段 21 商品取込み収納部(ハウジング) 22 吊支手段 30 商品押出し駆動手段 33 突出部材(プッシャ) 34 Z軸駆動モータ 40 商品取込み手段 41A 商品取込み口 41B 商品取込み口 42A 上部商品取込みローラ 42B 上部商品取込みローラ 43A 下部商品取込みローラ 43B 下部商品取込みローラ 45 商品取込み駆動モータ 50 商品保持搬出手段 51 商品搬出口 52 搬出駆動ベルト 60 第1の移動手段(垂直移動機構部) 61A Y軸ガイドレール 61B Y軸ガイドレール 62A プーリ 62B プーリ 63A プーリ 63B プーリ 64 軸 64A Y軸駆動ベルト 64B Y軸駆動ベルト 66A Y軸駆動モータ 69A 位置検知パルス発生器 69B 位置検知パルスセンサ 70 第2の移動手段(水平移動機構部) 71A プーリ 71B プーリ 72 X軸駆動ベルト 74 X軸駆動モータ 75 位置検知パルス発生器 76 位置検知パルスセンサ P 突出し動作方向 Q 取込み動作方向 S 商品 X 左右水平方向 Y 垂直方向 Z 前後押出し方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 11/16 G07F 11/16 D Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA02 CC06 CC10 DA03 DB02 DB05 FB01 FB03 FB05 FB07 FB08 FB09 3E046 AA04 BA02 BB02 CA11 CC03 CC04 DA01 EA01 EB01 FA03 FA04 FA10 HA01 3F030 AA04 AB01 CA02 CB01 CB03 CC02 DA02 DC03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体内に各種の商品が種別毎に積載状態で
    収納される各商品収納コラムを縦横に複数の段及び列に
    整列配置し、これら各々の商品収納コラムから選択的に
    取り出される商品を商品搬出部に搬出させる自動販売機
    の商品搬出装置において、前記各々の商品収納コラムの
    下部にそれぞれ設けられて積載状態に収納された最下段
    の商品を押し出す商品押出し手段と、該商品押出し手段
    にて押し出される商品を取り出す商品ピックアップ手段
    と、該商品ピックアップ手段を前記商品搬出部から前記
    各々の商品収納コラムの商品押出し手段の対向位置まで
    選択的に移動させる移動手段とを有し、前記商品押出し
    手段は、前記商品ピックアップ手段にて作動させてなる
    ことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 【請求項2】前記各々の商品収納コラム及び商品押出し
    手段を前記機体の本体側と、該本体の前面側に開閉可能
    に設けた扉体の内側とに整列配置してなることを特徴と
    する請求項1に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】前記商品ピックアップ手段を前記機体の本
    体側と扉体側との間に介在させてなることを特徴とする
    請求項2に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】前記移動手段は、前記商品ピックアップ手
    段を水平方向に移動可能に吊支する吊支手段を有すると
    ともに、該吊支手段を垂直方向に移動させる垂直移動機
    構部と、前記吊支手段に吊支された前記商品ピックアッ
    プ手段を水平方向に移動させる水平移動機構部とを有す
    ることを特徴とする請求項1,2または3に記載の自動
    販売機の商品搬出装置。
  5. 【請求項5】前記商品押出し手段は、前記商品収納コラ
    ム内に積載収納された最下段の商品を押出し方向に押し
    出すように移動する押出部材と、該押出部材を元の待機
    位置に復帰させる差動機構部とを有することを特徴とす
    る請求項1,2,3または4に記載の自動販売機の商品
    搬出装置。
  6. 【請求項6】前記商品ピックアップ手段は、前記商品押
    出し手段を商品の押出し方向に駆動させる商品押出し駆
    動手段と、該商品押出し駆動手段による前記商品押出し
    手段の駆動にて前記商品収納コラムから押し出された商
    品を取り込む商品取込み手段と、該商品取込み手段にて
    取り込まれた商品を一時的に収納保持して搬出する商品
    保持搬出手段とを有するとともに、該商品保持搬出手段
    は、前記移動手段による前記商品ピックアップ手段の前
    記商品搬出部に対応する移動位置で商品を搬出可能にし
    てなることを特徴とする請求項1,2,3,4または5
    に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  7. 【請求項7】前記商品押出し駆動手段は、前記商品収納
    コラムの商品押出し手段に向け突出し移動可能な突出部
    材と、該突出部材を駆動させる駆動部とを有し、該駆動
    部による前記突出部材の突出し移動にて前記商品押出し
    手段の押出部材を商品の押出し方向に押し出し移動させ
    てなる一方、前記突出部材の引込み駆動による開放動作
    にて前記押出部材を前記差動機構部を介して元の待機位
    置に復帰させてなることを特徴とする請求項6に記載の
    自動販売機の商品搬出装置。
  8. 【請求項8】前記商品取込み手段と商品保持搬出手段と
    の駆動手段を兼用させてなることを特徴とする請求項6
    に記載の自動販売機の商品搬出装置。
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