JP3509986B2 - 自動販売機におけるコラム設定装置 - Google Patents

自動販売機におけるコラム設定装置

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JP3509986B2
JP3509986B2 JP06661095A JP6661095A JP3509986B2 JP 3509986 B2 JP3509986 B2 JP 3509986B2 JP 06661095 A JP06661095 A JP 06661095A JP 6661095 A JP6661095 A JP 6661095A JP 3509986 B2 JP3509986 B2 JP 3509986B2
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利之 村上
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グローリー工業株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコードが付された
商品を販売する自動販売機において、商品見本陳列部に
陳列する商品見本と商品を収納する収納コラムとの対応
づけを行なう自動販売機におけるコラム設定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、各種商品にはバーコードが付され
ており、たばこ、缶飲料等の商品にもバーコードが付さ
れている。このバーコードは一般にはJANコードと呼
ばれる商品コードであり、このバーコードが付された商
品を販売する自動販売機では、このバーコードを利用し
て、各種設定を行なうようにしたものがある。
【0003】例えば、特開平4−95192号公報に記
載されているように、商品のバーコードを読み取って収
納コラムと関連づけて記憶するコラム設定装置がある。
このコラム設定装置では、最初に商品を収納するとき、
その商品のバーコードをバーコードリーダで読み取り、
かつ、商品を収納する収納コラムに付されたバーコード
と商品選択釦の釦番号を表すバーコードとを各々読み取
り、商品と収納コラムと商品選択釦とを対応づけて記憶
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載されたような自動販売機のコラム設定装置で
は、商品と収納コラムと商品選択釦との対応づけはでき
るが、商品の種類毎に1つずつ設定していかねばなら
ず、操作が非常に面倒であるという問題がある。
【0005】また、商品見本を陳列する商品見本陳列部
に別の商品見本を誤って入れてしまったり、商品を収納
する収納コラムに別の商品を誤って収納してしまうと、
販売商品との対応がおかしくなるという問題もある。
【0006】本発明は、上記点に鑑みなされたもので、
商品の種類毎に商品見本陳列部に陳列された商品見本と
商品が収納された収納コラムとの対応づけを自動的に行
なうことができる自動販売機におけるコラム設定装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動販売
機におけるコラム設定装置は、バーコードが付された商
品を種類毎に複数の収納コラムに収納し、商品見本陳列
部に商品選択釦に対応して複数の商品見本を陳列し、商
品を販売する自動販売機において、前記商品見本陳列部
の背面に設けられ、前記商品見本陳列部に陳列される商
品見本のバーコードを読み取る読取ユニット駆動機構
によって前記商品見本陳列部の背面全域に移動可能と
るとともに、前記読取ユニットには前記商品見本陳列部
の各陳列位置に商品見本を導くシュートが設けられ、商
品見本がシュート内を通過する過程で商品見本のバーコ
ードを読み取る商品見本読取手段と、前記各収納コラム
に収納された商品のバーコードを読み取る収納商品読取
手段と、前記商品見本読取手段によって読み取られたバ
ーコードと前記収納商品読取手段によって読み取られた
バーコードとから、前記商品見本陳列部に陳列された商
品見本と収納コラムに収納された商品との対応関係を判
断する判断手段と、この判断手段で一致すると判断され
たバーコードの商品毎に商品見本と収納コラムとを対応
づけて記憶する記憶手段とを具備したものである。
【0008】求項記載の自動販売機におけるコラム
設定装置は、バーコードが付された商品を種類毎に複数
の収納コラムに収納し、商品見本陳列部に商品選択釦に
対応して複数の商品見本を陳列し、商品を販売する自動
販売機において、前記商品見本陳列部に陳列される商品
見本のバーコードを読み取る商品見本読取手段と、前記
各収納コラムへ移動し、前記収納コラムに収納されて
いる商品を取り出すとともに、商品のバーコードを読み
取る際に取り出した商品を回転させる商品取出ユニット
と、この商品取出ユニットに設けられ、この商品取出ユ
ニットで前記収納コラムから取り出して回転させる商品
のバーコードを読み取る収納商品読取手段と、前記商品
見本読取手段によって読み取られたバーコードと前記収
納商品読取手段によって読み取られたバーコードとか
ら、前記商品見本陳列部に陳列された商品見本と収納コ
ラムに収納された商品との対応関係を判断する判断手段
と、この判断手段で一致すると判断されたバーコードの
商品毎に商品見本と収納コラムとを対応づけて記憶する
記憶手段とを具備したものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の自動販売機におけるコラム設定
装置では、読取ユニットを駆動機構によって商品見本陳
列部の背面全域に移動可能とした商品見本読取手段によ
り商品見本陳列部の各陳列位置に商品見本を導くシュー
ト内を通過する過程で商品見本のバーコードを読み取る
とともに、各収納コラムに収納された商品のバーコード
を読み取ることにより、商品見本すなわち商品選択釦と
収納コラムとの対応づけを自動的に行なう。
【0010】求項記載の自動販売機におけるコラム
設定装置では、商品見本陳列部の各商品見本のバーコー
ドを読み取るとともに、商品取出ユニットで収納コラム
から商品を取り出すとともに回転させて商品のバーコー
ドを読み取ることにより、商品見本すなわち商品選択釦
と収納コラムとの対応づけを自動的に行なう。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例としてたばこなどの
商品を販売する自動販売機の構成を図面を参照して説明
する。なお、たばこには一側面にバーコードが付されて
いる。
【0012】図3は自動販売機の内部構造を示す斜視図
である。自動販売機は、販売機本体1と、扉体2とを備
え、販売機本体1の前面に扉体2が開閉可能に取り付け
られている。
【0013】販売機本体1は、前面を開口する箱状に形
成され、内部には、たばこなどの矩形の商品を前後に並
べて収納する複数の収納コラム11が上下左右に並列に配
列されている。
【0014】図5は収納コラム11の構成を示す斜視図で
ある。販売機本体1の左右内側に配設された側板12間に
背板13を有する棚板14が複数段取り付けられ、この各段
の棚板14上に複数個のコラム体15が載置される。棚板14
は奥側が水平より多少下がる方向に傾いており、背板13
は棚板14に対して垂直に設けられている。コラム体15
は、直方体状の箱から上面と前面を除いた形状すなわち
底面部15a 、後面部15b および両側面部15c からなる形
状に形成されており、図6に示すように、底面部15a と
後面部15b には磁石16が取り付けられている。そして、
コラム体15を棚板14上に載置すると、磁石16が棚板14お
よび背板13に磁気吸着して保持される。コラム体15の載
置時には、奥下がりになるため、商品Tは後面部15b に
寄った位置を定位置として収納される。
【0015】販売機本体1内に配列されている各収納コ
ラム11には、連番のコラム番号が割り付けられている。
このコラム番号は、例えば、最上段の収納コラム11の左
から右へ1、2、3…n、上から2段目の収納コラム11
の左から右へn+1、n+2、n+3…というように、
全ての収納コラム11に割り付けられている。
【0016】図4は扉体2の正面図である。扉体2の正
面には、商品見本陳列部21、硬貨投入口22、紙幣投入口
23、返却レバー24、商品取出口と釣銭取出口を兼ねる取
出口25が形成されている。
【0017】商品見本陳列部21は、前面を透明カバー26
で覆われ、その透明カバー26の内方に水平状の棚枠27が
上下方向に複数段配設され、各棚枠27の前面には複数の
商品選択釦28が透明カバー26を貫通して押動可能に配設
され、各棚板27の上側には各商品選択釦28の上側位置に
対応して商品見本tおよび価格表示ステッカ29がそれぞ
れ配置されている。なお、商品見本陳列部21に陳列され
る各商品見本tは、図12に示すように、各棚枠27上に
配設されたホルダ30によって斜めに配置される。また、
商品選択釦28には商品Tの売り切れを点灯表示する売切
ランプが内蔵されている。
【0018】また、商品見本陳列部21に配列されている
各商品選択釦28には、連番の釦番号が割り付けられてい
る。この釦番号は、例えば、最上段の商品選択釦28の左
から右へ1、2、3…m、上から2段目の商品選択釦28
の左から右へm+1、m+2、m+3…というように、
全ての商品選択釦28に割り付けられている。
【0019】図3において、扉体2の後面には、収納コ
ラム11から商品Tを取り出す商品取出ユニット31、商品
取出ユニット31の駆動機構32、商品取出ユニット31用の
ポンプ33、商品Tが投出される商品投出部34、投入され
た貨幣類を処理する貨幣処理部35、商品見本読取手段13
1 等が設けられている。
【0020】そして、商品取出ユニット31は、水平ガイ
ド部材36に取り付けられ、この水平ガイド部材36に沿っ
て水平移動可能となっている。水平ガイド部材36は、扉
体2の左右内側にそれぞれ固定された垂直ガイド部材37
に沿って上下移動可能となっている。これら両移動の組
み合わせによって、商品取出ユニット31は収納コラム11
の前面全域を移動できるようになっている。
【0021】図6および図7は商品取出ユニット31の側
面図を示す。この商品取出ユニット31は、水平ガイド部
材36に支持される支持体41と、この支持体41に対して後
方へ伸長可能とする伸縮体42と、この伸縮体42を伸縮さ
せる駆動部43と、伸縮体42の先端に取り付けられ収納コ
ラム11内に侵入して商品Tを取り出す取出部44とから構
成され、後述する収納商品読取手段115 を備えている。
【0022】支持体41は、水平ガイド部材36の後面に沿
って形成された上下の略L字状のガイド片部36a の外側
に嵌合する略コ字状のホルダ部46を備え、このホルダ部
46の上下内壁に回動自在に軸支されたローラ47がガイド
片部36a の内側に嵌合するとともに、ホルダ部46の前面
壁に回動自在に軸支されたローラ48が上側のガイド片部
36a の下側に嵌合し、各ローラ47,48が転動して水平ガ
イド部材36に沿って水平移動可能となっている。また、
ホルダ部46の前面壁には、後述する水平移動用ワイヤ98
が連結される連結部49が突設されている。さらに、ホル
ダ部46の一端から後方に向けて伸縮体42や駆動部43を支
持する支持板50が突設されている。
【0023】伸縮体42は、複数のリンク52を交互に組み
合わせて交差する中央部および端部同士をそれぞれ連結
軸53で回動自在に連結して伸縮可能に構成されている。
伸縮体42の前端下方に突出するリンク52の端部が支持体
41に取り付けられたガイド部材54に取付軸55で回動自在
に軸支され、前端上方に突出するリンク52の端部がガイ
ド部材54に上下方向に沿って設けられたガイド溝56に沿
って移動する摺動軸57で上下動可能に取り付けられてい
る。
【0024】駆動部43は、支持板50に取り付けられたモ
ータ58と、このモータ58の回転運動を往復運動に変換す
るリンク機構59とからなる。リンク機構59は、モータ58
によって回転駆動される回転軸60に固着されたリンク61
と、このリンク61の一端に連結軸62で回転自在に連結さ
れたリンク63とを有し、リンク63の端部はリンク52の摺
動軸57に回転自在に連結されている。そして、モータ58
によって、回転軸60を図6中実線矢印方向に回転させる
ことにより、摺動軸57を下方へ移動させて、伸縮体42を
後方へ伸長させ、一方、図6中破線矢印方向に回転させ
ることにより、摺動軸57を上方へ移動させて、伸縮体42
を前方へ収縮させる。また、伸縮体42の収縮時、リンク
61の端部をセンサ64で検知することにより、モータ58を
停止させ、伸縮体42を収縮位置に停止保持させる。
【0025】取出部44は、商品Tを吸着する吸着パッド
65を有し、この吸着パッド65から延びるチューブ66が扉
体2の下部に配置されたポンプ33に接続され、負圧が吸
着パッド65に導かれる。吸着パッド65は、伸縮体42の後
端に取り付けられた支持部材67に回動自在に支持されて
いる。この支持部材67には、伸縮体42の後端下方に突出
するリンク52の端部が取付軸68で回動自在に取り付けら
れ、後端上方に突出するリンク52の上端部が支持部材67
に上下方向に沿って設けられたガイド溝69に沿って移動
する摺動軸70で上下動可能に取り付けられている。そし
て、取出部44は、伸縮体42の伸縮時に伴って前後方向に
略平行移動する。
【0026】図9(a) は商品取出ユニット31を垂直方向
に移動させる駆動機構32の垂直移動機構71を示す。この
垂直移動機構71は、扉体2の下部に取り付けられた垂直
移動用モータ72を備え、この垂直移動用モータ72の駆動
軸73に固着された駆動プーリ74と従動プーリ75とに無端
状の駆動伝達ベルト76が張設され、図10に示されるよ
うに、従動プーリ75の側面に固定された2つの垂直移動
用プーリ77,78に駆動力が伝達される。各プーリ74,7
5,77,78は、扉体2の下部に取り付けられた取付金具7
9に支持された支軸80に回転自在に取り付けられてい
る。垂直移動用プーリ77,78には2本の垂直移動用ワイ
ヤ81,82がそれぞれ巻回されており、一方の垂直移動用
ワイヤ81は、垂直移動用プーリ77の真上に位置する扉体
2に取り付けられた垂直移動用プーリ83に架け回され、
その両端部が水平ガイド部材36の一端に連結され、ま
た、他方の垂直移動用ワイヤ82は、水平ガイド部材36の
移動領域を囲む位置で扉体2に取り付けられた4つの垂
直移動用プーリ78,84,85,86に架け回され、その両端
部が水平ガイド部材36の他端に連結されている。そし
て、垂直移動用モータ72を正逆回転させれば、その回転
方向によって水平ガイド部材36が平行に上昇したり、下
降したりする。
【0027】なお、水平ガイド部材36の両端に取り付け
られたローラ87が垂直ガイド部材37に係合しており、水
平ガイド部材36の移動は上下方向のみに規制される。
【0028】図9(b) は商品取出ユニット31を水平方向
に移動させる駆動機構32の水平移動機構91を示す。この
水平移動機構91は、扉体2の下部に垂直移動用モータ72
と並べて取り付けられた水平移動用モータ92を備え、こ
の水平移動用モータ92の駆動軸93に固着された駆動プー
リ94と従動プーリ95とに無端状の駆動伝達ベルト96が張
設され、図10に示されるように、従動プーリ95の側面
に固定された水平移動用プーリ97に駆動力が伝達され
る。水平移動用プーリ97は、プーリ74,75,77,78とと
もに支軸80に回転自在に取り付けられている。水平移動
用プーリ97には水平移動用ワイヤ98が巻回され、この水
平移動用ワイヤ98は、真上位置に位置する扉体2の取り
付けられた水平移動用プーリ99と、水平ガイド部材36に
取り付けられた3個の水平移動用プーリ100 ,101 ,10
2 に架け回され、水平移動用プーリ100 ,101 間におい
てその両端部が商品取出ユニット31に接続されている。
そして、水平移動用モータ92を正逆回転させれば、その
回転方向によって商品取出ユニット31が左右に移動す
る。
【0029】なお、商品取出ユニット31は、例えば左上
の収納コラム11に対応する位置で図示しないセンサによ
って検知される基準位置があり、各モータ72,92の駆動
によってその基準位置から移動する移動量に基づいて商
品取出ユニット31の位置が後述する制御部151 のコラム
位置検知手段の機能により検知される。したがって、商
品取出ユニット31と各収納コラム11との位置の対応がと
れる。
【0030】また、商品取出ユニット31には、各収納コ
ラム11に収納された商品Tの一側面に付されたバーコー
ドbを読み取る収納商品読取手段115 が具備されてい
る。この収納商品読取手段115 は、商品Tのバーコード
bを読み取るためのバーコードリーダ116 を備え、この
バーコードリーダ116 はその読取面を下方に臨ませて支
持板50に取り付けられている。そのバーコードリーダ11
6 の取付位置は、図7に示すように、伸縮体42を収縮さ
せた状態で、吸着パッド65にて吸着された商品Tの上面
(側面)に略平行に対向する位置とされている。さら
に、吸着パッド65を正逆両方向に90゜ずつ回転させる
モータ117 を備えている。
【0031】そして、収納商品読取手段115 は、図7に
示すように、吸着パッド65にて吸着した商品Tの上面を
バーコードリーダ116 に対向させた後、図8に示すよう
に、モータ117 により吸着パッド65を一方へ回転させ、
商品Tの側面をバーコードリーダ116 に対向させる。こ
のとき、バーコードリーダ116 に対向させた商品Tの一
方の側面にバーコードbが付されていれば、そのバーコ
ードbをバーコードリーダ116 で読み取る。また、商品
Tの他方の側面にバーコードbが付されている場合に
は、商品Tの一方の側面を対向させてもバーコードリー
ダ116 で読み取れないため、モータ117 により吸着パッ
ド65を他方へ180゜回転させ、商品Tの他側面をバー
コードリーダ116 に対向させて読み取る。
【0032】図7に商品投出部34の側面図を示す。この
商品投出部34は、箱状の枠体111 を備え、この枠体111
の前面に扉体2の前面に開口する商品取出口112 が形成
され、後面には下方の回動軸113 を中心として後方に回
動可能な回動扉114 が設けられている。
【0033】枠体111 の一側部には、回動扉114 を回動
させる回動機構121 が設けられている。この回動機構12
1 は、回動軸113 にレバー122 の一端が固定され、この
レバー122 の他端と枠体111 の下部の突片123 との間に
スプリング124 が張設されており、スプリング124 の引
張力によって回動扉114 を通常閉じた状態に保持する。
また、枠体111 の側面にソレノイド125 が取り付けら
れ、このソレノイド125 のプランジャ126 にリンク127
の一端が回転自在に連結されているとともに、リンク12
7 の他端がレバー122 の中間付近に回転自在に連結され
ており、ソレノイド125 が励磁されれば、リンク127 お
よびレバー122 が引き上げられ、回動扉114 が開かれ
る。そして、商品投出部34は、通常、水平ガイド部材36
の軌道に重ならない位置にあるが、開いた際の回動扉11
4 の先端は商品取出ユニット31の後方に突出する。
【0034】図11は商品見本陳列部21の背面図、図1
2は商品見本陳列部21の断面図を示し、商品見本陳列部
21の背面に、この商品見本陳列部21に陳列される商品見
本tのバーコードbを読み取る商品見本読取手段131 が
配設されている。この商品見本読取手段131 は読取ユニ
ット132 を備え、この読取ユニット132 は駆動機構133
によって上下左右に移動して商品見本陳列部21の背面全
域に移動可能としている。
【0035】読取ユニット132 には、商品見本陳列部21
の各陳列位置に商品見本tを導くシュート134 が形成さ
れている。このシュート134 は、商品見本tを載置する
ホルダ30の傾斜に合わせて後部上側から前部下側にかけ
て傾斜状に形成されるとともに取り扱う商品見本tが全
て通過可能とする形状寸法に形成されている。このシュ
ート134 内に臨む側面には商品見本tの側部に付された
バーコードb(同一種類の商品Tと同じバーコードb)
を読み取るバーコードリーダ135 (図2のブロック図に
示す)が配設されている。そして、読取ユニット132 が
商品見本陳列部21の各陳列位置のうちいずれかの陳列位
置に対応して位置した状態で、シュート134 の上部に商
品見本tを投入することにより、商品見本tがシュート
134 内を通過する過程で、バーコードリーダ135 にて商
品見本tの側面に付されたバーコードbが読み取られ
る。
【0036】駆動機構133 は、商品見本陳列部21の背面
の上縁および下縁に沿って配設された水平レール136 を
備えているとともに、この上下の水平レール136 間に上
下方向に沿って略垂直に配設された垂直レール137 を備
えている。垂直レール137 は上下の水平レール136 に転
動可能に係合するローラ138 を介して左右に移動可能に
支持されている。この垂直レール137 には読取ユニット
132 が複数のローラ139 を介して上下移動可能に支持さ
れている。
【0037】下側の水平レール136 の両端近傍にプーリ
140 が配設され、この両プーリ140 にわたってワイヤ14
1 が張設され、このワイヤ141 に垂直レール137 が連結
されている。そして、一方のプーリ140 がモータ142 で
正逆回転駆動されることにより、垂直レール137 すなわ
ち読取ユニット132 が左右に移動する。
【0038】また、垂直レール137 の上下両端近傍には
プーリ143 が取り付けられ、この両プーリ143 間にワイ
ヤ144 が張設され、このワイヤ144 に読取ユニット132
が連結されている。そして、下側のプーリ143 がモータ
145 で正逆回転駆動されることにより、読取ユニット13
2 が上下に移動する。
【0039】なお、読取ユニット132 は、例えば左上
(前面から見て)の陳列位置に対応する位置で図示しな
いセンサによって検知される基準位置があり、各モータ
142 ,145 の駆動によってその基準位置から移動する移
動量に基づいて読取ユニット132 の位置が後述する制御
部151 の商品見本位置検知手段(釦位置検知手段)の機
能により検知される。したがって、読取ユニット132 と
商品見本tの各陳列位置すなわち各商品選択釦28の位置
との対応がとれる。
【0040】図2はコラム設定装置の制御部151 を示
し、この制御部151 には、記憶手段としての記憶部152
、操作部153 、収納商品読取手段115 、商品見本読取
手段131 が接続されている。
【0041】記憶部152 には、各商品Tの商品コードと
商品名および価格との対応関係が登録されている。この
対応関係の入力は、自動販売機が取り扱う全ての商品の
対応関係のデータを入れたROMまたはICカードによ
って行なわれる。したがって、制御部151 は、バーコー
ドリーダ135 で読み込まれる商品コードから商品名およ
び価格を読み出せる。
【0042】操作部153 は、扉体2の裏面に配設された
り、扉体2の裏面側の接続部にコードを介して接続され
たハンディ型リモコンからなり、モードなどの各種設定
が行なえる。
【0043】そして、制御部151 は、収納商品読取手段
115 によって読み取られたバーコード(商品コード)と
商品見本読取手段131 によって読み取られたバーコード
(商品コード)とから、商品見本陳列部21に陳列された
商品見本tと収納コラム11に収納された商品Tとの対応
関係を判断する判断手段の機能を有し、この判断手段の
機能で一致すると判断されたバーコード(商品コード)
の商品T毎に商品見本tと収納コラム11とを、すなわち
商品選択釦28の釦番号と収納コラム11のコラム番号とを
商品コードに対応づけて記憶部152 に記憶させる。
【0044】なお、制御部151 は収納コラム11における
商品Tのエンプティを検知するエンプティ検知手段の機
能を備えている。このエンプティ検知手段の機能では、
吸着パッド65の進出量が最大となってポンプ33によって
空気圧が下げられても別途設けられた圧力検知手段が圧
力の低下を検知できなかった場合に、商品Tがエンプテ
ィになったと判断する。
【0045】次に、本実施例の作用を説明する。
【0046】まず、商品見本陳列部21に陳列する商品見
本tと商品Tを収納する収納コラム11との対応づけを行
なう初期設定について説明する。
【0047】扉体2を開き、扉体2の内側に配置されて
いる操作部153 にて割付モードを設定することにより、
図1のフローチャートが開始される。
【0048】商品見本陳列部21に陳列する商品見本tの
バーコード読取記憶処理が行なわれるとともに(ステッ
プ1)、収納コラム11に収納された商品Tのバーコード
読取記憶処理が行なわれる(ステップ2)。
【0049】ここで、商品見本tのバーコード読取記憶
処理を、図13のフローチャートを参照して説明する。
なお、商品見本陳列部21には、商品見本tをまだ1つも
陳列していないものとする。
【0050】割付モードにすると、読取ユニット132 が
基準位置すなわち左上(前面から見て)の陳列位置に移
動する(ステップ11)。
【0051】読取ユニット132 の移動後、商品見本tを
読取ユニット132 のシュート134 に投入することによ
り、シュート134 で案内された商品見本tがホルダ30上
に陳列配置される。このとき、シュート134 内を通過す
る商品見本tの側面に付されたバーコードbをバーコー
ドリーダ135 が読み取り(ステップ12)、そのバーコー
ドbから読み取られた商品コードを制御部151 に出力す
る(ステップ13)。
【0052】制御部151 では、入力された商品コードと
同じ商品コードの設定(釦番号との対応づけの設定)が
記憶部152 に記憶されているか検索する(ステップ1
4)。
【0053】商品見本陳列部21に陳列していない種類の
商品見本tを陳列したときには、その商品コードの設定
はされていないため、商品コードと商品見本tを陳列し
た陳列位置に対応する商品選択釦28の釦番号とを対応づ
けて記憶部152 に記憶する(ステップ15)。
【0054】また、同一種類の商品見本tを複数陳列す
る場合に、同一種類の商品見本tを既に陳列している
と、その商品コードは別の釦番号と対応づけて設定され
ているため、既に記憶されている商品コードに対応づけ
て今回の釦番号を記憶部152 に追加記憶する(ステップ
16)。
【0055】1つの釦番号について設定が完了すれば、
読取ユニット132 が次の釦番号に対応する陳列位置に移
動し(ステップ18)、前述のように商品見本tを陳列す
る動作にともなって商品コードと釦番号とを対応づけて
記憶部152 に記憶していく。
【0056】そして、全ての陳列位置に商品見本tを陳
列して全ての釦番号について設定が完了すれば(ステッ
プ17)、商品見本tのバーコード読取記憶処理が終了す
る。
【0057】なお、商品見本tの陳列を変更する場合に
は、商品見本陳列部21から変更する商品見本tを取り出
した後、操作部153 で商品見本tを変更する陳列位置に
対応する商品選択釦28の釦番号を入力することにより、
読取ユニット132 がその釦番号に対応する陳列位置に移
動し、変更後の商品見本tを読取ユニット132 を通じて
陳列する。これにより、対応する釦番号と対応づけられ
ていた前の商品コードが今回の商品コードに書き替えら
れる。
【0058】次に、収納コラム11に収納された商品Tの
バーコード読取記憶処理を、図14のフローチャートを
参照して説明する。なお、ここの説明では、商品取出ユ
ニット31の移動および商品取出ユニット31による商品T
の取出動作は簡略的に説明し、後述する商品Tの販売動
作において詳細に説明する。
【0059】各収納コラム11には各種類の商品Tを前後
方向に並べて収納する。このとき、売れ行きのよい商品
Tについては複数の収納コラム11に収納してもよい。収
納コラム11に収納される商品Tは、コラム体15の底面部
15a の傾斜によって、後面部15b に寄った位置を定位置
として収納される。
【0060】割付モードにして扉体2を閉じると、商品
取出ユニット31が基準位置すなわち左上の収納コラム11
の位置に移動する(ステップ21)。
【0061】商品取出ユニット31の移動後、図6に示す
ように吸着パッド65が収納コラム11内に進出して商品T
を吸着した後、図7に示すように吸着パッド65が収納コ
ラム11の前方へ移動し、商品Tをその商品Tの上面がバ
ーコードリーダ116 に対向する位置まで収納コラム11の
前方へ取り出す(ステップ22)。
【0062】モータ117 により吸着パッド65とともに商
品Tを一方へ90゜回転させ(ステップ23)、バーコー
ドリーダ116 によるバーコード読取を行なう(ステップ
24)。
【0063】このとき、商品Tのバーコードbが付され
た一方の側面とは反対の側面がバーコードリーダ116 に
対向している場合には、バーコードリーダ116 によるバ
ーコード読取はできない(ステップ25)。この場合に
は、モータ117 により吸着パッド65とともに商品Tを他
方へ180゜回転させ、商品Tのバーコードbが付され
た側面をバーコードリーダ116 に対向させ、バーコード
リーダ116 によるバーコードbの読み取りを行なう。そ
して、バーコードbから読み取られた商品コードを制御
部151 に出力する。
【0064】制御部151 では、入力された商品コードと
同じ商品コードの設定(コラム番号との対応づけの設
定)が記憶部152 に記憶されているか検索する(ステッ
プ26)。
【0065】収納コラム11に収納された商品Tのうち初
めてバーコード読取を行なった種類の商品Tのときに
は、その商品コードの設定はされていないため、商品コ
ードと商品Tが収納されている収納コラム11のコラム番
号とを対応づけて記憶部152 に記憶する(ステップ2
7)。
【0066】また、同一種類の商品Tを複数の収納コラ
ム11に収納した場合に、同一種類の商品Tのバーコード
bが既に読み取られていると、その商品コードは別のコ
ラム番号と対応づけて設定されているため、既に記憶さ
れている商品コードに対応づけて今回のコラム番号を記
憶部152 に追加記憶する(ステップ28)。
【0067】バーコードbの読取後は、モータ117 によ
り吸着パッド65とともに商品Tを元の回転位置に戻し
(ステップ29)、商品Tを収納コラム11内へ移動させて
元の収納位置に収納する(ステップ30)。
【0068】1つのコラム番号について設定が完了すれ
ば、商品取出ユニット31が次のコラム番号に対応する収
納コラム11に移動し(ステップ32)、前述のように、商
品Tを取り出してバーコードbを読み取り、商品コード
とコラム番号とを対応づけて記憶部152 に記憶してい
く。
【0069】そして、全ての収納コラム11のコラム番号
について設定が完了すれば(ステップ31)、収納コラム
11に収納された商品Tのバーコード読取記憶処理が終了
する。
【0070】以上のように、図1に示すステップ1およ
び2で、商品見本陳列部21に陳列する商品見本tのバー
コード読取記憶処理が行なわれるとともに、収納コラム
11に収納された商品Tのバーコード読取記憶処理が行な
われる。
【0071】そして、制御部151 の判断手段の機能によ
り、収納商品読取手段115 によって読み取られた商品見
本tの商品コードと、商品見本読取手段131 によって読
み取られた商品Tの商品コードとの一致があるか判断す
る(ステップ3)。
【0072】商品コードが一致する組み合わせがある場
合には、商品コード毎に釦番号とコラム番号とを商品コ
ードに対応づけて記憶部152 に記憶するとともに(ステ
ップ4)、商品コードに対応する価格を対応づけて記憶
部152 に記憶する(ステップ5)。なお、1つの商品コ
ードに対して複数の釦番号およびコラム番号があるとき
はそれら全てを対応づけて記憶する。
【0073】1つの商品コードの対応づけが終了した
ら、次に商品コードが一致する組み合わせを検索し、同
様に対応づけて記憶する。
【0074】そして、商品コードが一致する組み合わせ
がなくなったら釦番号とコラム番号とが全て対応づけて
記憶されたか判断し(ステップ6)、その釦番号とコラ
ム番号とが全て対応づけて記憶されていれば、割付モー
ドを終了する。また、対応づけされていない釦番号また
はコラム番号がある場合には、その旨を操作部153 に設
けられた表示部などでエラー表示をする(ステップ
7)。
【0075】なお、割付が正常に終了した場合には、扉
体2のロックを自動的にかけて、そのまま引続いて販売
モード(通常販売手続状態)に移行するようにしてもよ
い。
【0076】このように、商品見本陳列部21の各商品見
本tのバーコードbを読み取るとともに、各収納コラム
11に収納された商品Tのバーコードbを読み取ることに
より、商品見本tすなわち商品選択釦28と収納コラム11
との対応づけを自動的に行なうことができ、設定の手間
がかからず、対応関係を正確にできる。
【0077】次に、商品Tの販売動作について説明す
る。
【0078】待機時において、商品取出ユニット31の伸
縮体42は収納(収縮)状態にあって、取出部44は商品取
出ユニット31内に収まった状態にあり、商品投出部34の
回動扉114 は閉じられている。
【0079】そして、利用者によって貨幣が投入され、
商品選択釦28が押下されると、垂直移動用モータ72が駆
動され、駆動伝達ベルト76を介して、垂直移動用プーリ
77,78が回転される。この垂直移動用プーリ77,78の回
転により、垂直移動用ワイヤ81,82を介して、水平ガイ
ド部材36が垂直ガイド部材37に沿って上下方向に移動す
る。合わせて、水平移動用モータ92が駆動され、駆動伝
達ベルト96を介して、水平移動用プーリ97が回転され
る。この水平移動用プーリ97の回転により、水平移動用
ワイヤ98を介して、商品取出ユニット31が水平ガイド部
材36に沿って左右方向に移動する。これらの移動の組み
合わせにより、商品取出ユニット31が対応する収納コラ
ム11の前方に移動される。
【0080】商品取出ユニット31の移動後、商品取出ユ
ニット31のモータ58が回転して伸縮体42が伸長し、取出
部44が収納コラム11内に進出し、吸着パッド65が商品T
に接触する。ポンプ33によって吸着パッド65内の空気圧
が下げられて商品Tが吸着される。さらに、モータ58が
逆回転して伸縮体42が収縮し、収納コラム11内の商品T
のうち最前位の商品Tが取り出され、商品取出ユニット
31側に保持される。
【0081】その後、再び、垂直移動用モータ72および
水平移動用モータ92が駆動されて、商品取出ユニット31
が商品投出部34の上方位置に移動する。商品投出部34の
ソレノイド125 が励磁されて回動扉114 が開放された
後、吸着パッド65内の空気圧が緩和されて商品Tが落下
する。落下する商品Tは、回動扉114 に沿って商品投出
部34内に入る。その後、ソレノイド125 の励磁が解除さ
れると、回動扉114 がばね付勢によって閉鎖され販売動
作を終了する。
【0082】また、商品Tを補充する際には、コラム体
15を取り外して商品Tを装填した後、棚板14に載置すれ
ばよい。
【0083】なお、取り外し可能なコラム体15を利用し
たタイプの収納コラムを販売機本体1内の全ての収納コ
ラムとして採用してもかまわないし、固定式の収納コラ
ムでは補充作業が困難な位置、例えば作業者の目線より
高く、装填状態を確認しにくい高位置、補充するのにか
がんで作業を行なわなければならない低位置などのみを
このタイプとし、残りは固定式の収納コラムを採用して
もよい。さらに、全てに固定式の収納コラムを採用して
もよい。
【0084】次に、図15および図16を参照して、商
品取出ユニット31の他の実施例を説明する。
【0085】この実施例では、支持体41内の上下部にそ
れぞれ回転自在に軸支されたプーリ161 、162 にワイヤ
163 が掛けわたされ、支持体41内の下部に配設されたモ
ータ58からの駆動力が伝達される回転軸60に固定された
ギヤ164 が下側のプーリ162 と同軸に固定された図示し
ないギヤに噛合されている。
【0086】伸縮体42の前端下方に突出するリンク52の
下端部が支持体41側の固定位置に取付軸55で回動自在に
軸支され、前端上方に突出するリンク52の上端部がワイ
ヤ163 に連結部165 で連結されている。伸縮体42の後端
下方に突出するリンク52の下端部が支持部材67に取付軸
68で回動自在に取り付けられ、後端上方に突出するリン
ク52の上端部が支持部材67に上下方向に沿って設けられ
たガイド溝69に沿って移動する摺動軸70で上下動可能に
取り付けられている。
【0087】吸着パッド65およびモータ117 は摺動軸70
に取り付けられた支持金具166 に取り付けられている。
【0088】また、支持枠41の上部に読取面を下方へ向
けてバーコードリーダ116 が配設されている。
【0089】そして、図15に示すように、モータ58に
よりワイヤ163 を回動させて伸縮体42の連結部165 を下
方へ移動させることにより、伸縮体42 が後方へ伸長
し、吸着パッド65が収納コラム11内に進出する。このと
き、伸縮体42の摺動軸70は支持部材67のガイド溝69の下
方域に移動し、その摺動軸70と一体の吸着パッド65も下
方に移動している。
【0090】また、図16に示すように、モータ58の逆
転によりワイヤ163 を逆回動させて伸縮体42の連結部16
5 を上方へ移動させることにより、伸縮体165 が前方へ
収縮し、吸着パッド65に吸着した商品Tを収納コラム11
内から取り出す。このとき、伸縮体42の摺動軸70は支持
部材67のガイド溝69の上方域に移動し、その摺動軸70と
一体の吸着パッド65および商品Tも上方に移動する。
【0091】そのため、バーコードリーダ116 の読取面
に商品Tの上面が近接して対向し、この状態でモータ11
7 により商品Tを回転させ、商品Tの側面に付されたバ
ーコードbをバーコードリーダ116 で読み取ることがで
きる。
【0092】なお、前記実施例では価格の設定を予め商
品Tのバーコードb毎に記憶させたROM、ICカード
などから読み出して対応づけたが、別途バーコードで表
された価格表を用いてもよい。
【0093】
【発明の効果】請求項1記載の自動販売機におけるコラ
ム設定装置によれば、読取ユニットを駆動機構によって
商品見本陳列部の背面全域に移動可能とした商品見本読
取手段により商品見本陳列部の各陳列位置に商品見本を
導くシュート内を通過する過程で商品見本のバーコード
を読み取るとともに、各収納コラムに収納された商品の
バーコードを読み取ることにより、商品見本すなわち商
品選択釦と収納コラムとの対応づけを自動的に行なうこ
とができ、設定の手間がかからず、対応関係を正確にで
きる。
【0094】求項記載の自動販売機におけるコラム
設定装置によれば、商品見本陳列部の各商品見本のバー
コードを読み取るとともに、商品取出ユニットで収納コ
ラムから商品を取り出すとともに回転させて商品のバー
コードを読み取ることにより、商品見本すなわち商品選
択釦と収納コラムとの対応づけを自動的に行なうことが
でき、設定の手間がかからず、対応関係を正確にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機におけるコラム設定装置の
一実施例を示す設定動作のフローチャートである。
【図2】同上実施例のコラム設定装置のブロック図であ
る。
【図3】同上実施例の自動販売機の内部構造を示す斜視
図である。
【図4】同上実施例の正面図である。
【図5】同上実施例の収納コラムの一部の斜視図であ
る。
【図6】同上実施例の商品取出ユニットおよび収納コラ
ムの一部を切り欠いた側面図である。
【図7】同上実施例の商品取出ユニットおよび商品投出
部の側面図である。
【図8】同上実施例のバーコード読取動作を説明する一
部の斜視図である。
【図9】同上実施例の商品取出ユニットの駆動機構を示
し、(a) は垂直移動機構の説明図、(b) は水平移動機構
の説明図である。
【図10】同上実施例の垂直移動機構および水平移動機
構の一部の平面図である。
【図11】同上実施例の商品見本陳列部および商品見本
読取手段の背面図である。
【図12】同上実施例の商品見本陳列部および商品見本
読取手段の断面図である。
【図13】同上実施例の商品見本のバーコード読取記憶
処理のフローチャートである。
【図14】同上実施例の収納コラムに収納された商品の
バーコード読取記憶処理のフローチャートである。
【図15】本発明の他の実施例を示す商品取出ユニット
の伸縮体が伸長状態の側面図である。
【図16】同上実施例の商品取出ユニットの伸縮体が収
縮状態の側面図である。
【符号の説明】
11 収納コラム 21 商品見本陳列部 28 商品選択釦 31 商品取出ユニット 115 収納商品読取手段 131 商品見本読取手段 132 読取ユニット 133 駆動機構134 シュート 151 判断手段としての制御部 152 記憶手段としての記憶部 b バーコード T 商品 t 商品見本
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−103444(JP,A) 特開 平3−35394(JP,A) 特開 平7−65224(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードが付された商品を種類毎に複
    数の収納コラムに収納し、商品見本陳列部に商品選択釦
    に対応して複数の商品見本を陳列し、商品を販売する自
    動販売機において、 前記商品見本陳列部の背面に設けられ、前記商品見本陳
    列部に陳列される商品見本のバーコードを読み取る読取
    ユニット駆動機構によって前記商品見本陳列部の背面
    全域に移動可能とするとともに、前記読取ユニットには
    前記商品見本陳列部の各陳列位置に商品見本を導くシュ
    ートが設けられ、商品見本がシュート内を通過する過程
    で商品見本のバーコードを読み取る商品見本読取手段
    と、 前記各収納コラムに収納された商品のバーコードを読み
    取る収納商品読取手段と、 前記商品見本読取手段によって読み取られたバーコード
    と前記収納商品読取手段によって読み取られたバーコー
    ドとから、前記商品見本陳列部に陳列された商品見本と
    収納コラムに収納された商品との対応関係を判断する判
    断手段と、 この判断手段で一致すると判断されたバーコードの商品
    毎に商品見本と収納コラムとを対応づけて記憶する記憶
    手段とを具備したことを特徴とする自動販売機における
    コラム設定装置。
  2. 【請求項2】 バーコードが付された商品を種類毎に複
    数の収納コラムに収納し、商品見本陳列部に商品選択釦
    に対応して複数の商品見本を陳列し、商品を販売する自
    動販売機において、 前記商品見本陳列部に陳列される商品見本のバーコード
    を読み取る商品見本読取手段と、前記各収納コラムへ移動し、 前記収納コラムに収納さ
    れている商品を取り出すとともに、商品のバーコードを
    読み取る際に取り出した商品を回転させる商品取出ユニ
    ットと、 この商品取出ユニットに設けられ、この商品取出ユニッ
    トで前記収納コラムから取り出して回転させる商品のバ
    ーコードを読み取る収納商品読取手段と、 前記商品見本読取手段によって読み取られたバーコード
    と前記収納商品読取手段によって読み取られたバーコー
    ドとから、前記商品見本陳列部に陳列された商品見本と
    収納コラムに収納された商品との対応関係を判断する判
    断手段と、 この判断手段で一致すると判断されたバーコードの商品
    毎に商品見本と収納コラムとを対応づけて記憶する記憶
    手段とを具備したことを特徴とする自動販売機における
    コラム設定装置。
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