JP3513847B2 - コンセント - Google Patents

コンセント

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンセントに関
し、特にトラッキングによる災害を未然に防止できるよ
うにしたコンセントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器に電源を供給するための
差し込み接続器において、トラッキング現象による発火
等の発生が懸念されている。このトラッキングは、差し
込み接続器の電源プラグをコンセントに差し込んだまま
の状態で長期間放置した場合、ごく希に起こる電源間の
短絡現象である。詳しくは、長期間の放置により電源プ
ラグ本体とコンセントのカバーとの当接面にほこりが侵
入し堆積して、そのほこりが空気中の水分などを吸収し
電源プラグの栓刃の間にて僅かな放電を発生させ、当接
面の合成樹脂表面を炭化させて栓刃間を極間短絡に至ら
しめるものである。そしてこの対策としては、ほこりが
侵入しないようにコンセントの周囲を覆ったり、図5に
示すように、電源プラグ7の栓刃7a、7a間に所定の
深さを有する凹所7bを適宜設けて栓刃間の沿面距離を
大きくし、ほこりの堆積による極間の短絡を防止するも
のが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の、ほ
こりが侵入しないようにコンセントの周囲を覆う構成の
ものは形状が大きいものとなる。また、栓刃間の沿面距
離を大きくした電源プラグはすべての電気機器に用いら
れているものではない。従って、洗面所あるいはトイレ
などの比較的湿気が高い環境に設置され、且ついったん
電源プラグの挿入がなされ長期間にわたってそのまま放
置されるコンセントにおいて、トラッキング現象による
電源間の短絡により発火を生じる場合があるという問題
があった。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、トラッキング現象による
電源間の短絡を未然に防止するコンセントを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のコンセントは、電源プラグのプラグ
本体と当接する当接面と該当接面に電源プラグの栓刃を
挿入する少なくとも2個の刃受孔とを有するカバーと、
各栓刃を狭持するとともに電源に接続される受刃と、該
受刃を収納するものであってカバーと組合わさって略箱
状を形成するボディと、を具備するコンセントにおい
て、前記カバーの刃受孔の間に少なくとも2個のトラッ
キングを検出するためのトラッキング検出用電極と、前
記電源と受刃との接続を遮断する遮断手段と、を設け、
該遮断手段の駆動入力部をトラッキング検出用電極間に
接続して成るものであり、前記少なくとも2個のトラッ
キング検出用電極は相互に所定の間隔をあけて配設され
た電極固着部に各々固着され、各トラッキング検出用電
極と各栓刃との間のトラッキング現象により駆動入力部
に僅かに電流が流れて、遮断手段により電源と受刃との
接続が遮断されるようになしたこととしている。これに
より、トラッキング現象の発生の初期段階に、該電極を
介し遮断手段の駆動入力部に電流が流れる。
【0006】また、請求項2記載のコンセントは、請求
項1記載の遮断手段は、その駆動入力部が電気的に絶縁
された操作入力部と開閉部とを有する開閉手段の開閉部
を介して電源と接続され、該操作入力部の両端がトラッ
キング検出用電極間に接続されて成ることとしている。
これにより、トラッキング現象が発生したときに該開閉
手段の操作部を介して遮断手段が遮断される。
【0007】また、請求項3記載のコンセントは、請求
項2記載の開閉手段を、リレーとして成ることとしてい
る。これにより、トラッキング現象が発生したときに該
リレーの作動により遮断手段が遮断される。
【0008】また、請求項4記載のコンセントは、請求
項1乃至3記載のカバーは、前記トラッキング検出用電
極間に凹所を有することとしている。これにより、該電
極間の沿面距離は長いものとなる。
【0009】また、請求項5記載のコンセントは、請求
項1乃至4記載のトラッキング検出用電極間に所定電流
値以上の電流が流れることにより報知する報知手段を設
けたものとしている。これにより、トラッキング現象が
発生したときにトラッキング検出用電極間を所定電流値
以上の電流が流れたことが報知される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンセントの第1
の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は
コンセント1を示す図であり、(a)は平面図、(b)
は正面断面図である。図2は遮断手段を説明する動作説
明図である。
【0011】このコンセント1は、カバー2と、ボディ
3と、ボディ3に収納配置される受刃4と、トラッキン
グ検出用電極(以下電極と称す)5と、釈放リレー6
と、を有して構成される。
【0012】カバー2は、後述する電源プラグ7を当接
して装着する部分で、例えばユリア樹脂材料などの合成
樹脂材料により型造などにより形成される。このカバー
2は、2個の刃受孔2a、2bと、当接面2cと、後述
する電極5が固着される電極固着部2dと、刃受孔2
a、2b間に位置する凹所2eとを有する。刃受孔2
a、2bは、電源プラグ7の栓刃7a、7aが挿入され
る平面視長方形の透孔で、当接面2cの略中央に所定の
間隔を有して平行に設けられる。そして、刃受孔2aの
方が刃受孔2bよりも長い長方形状とし、当接面2cの
側の周縁には栓刃7a、7aを装着し易くするための面
取りが施されている。この刃受孔2aがコンセント1の
設置状態にて左側になるべく設置され、後述する受刃4
の左側が電源回路の接地側に接続されていることが表示
されるものとなる。当接面2cは、電源プラグ7の栓刃
7a、7aを有する外郭の面と当接して電源プラグ7を
位置決めする面で、この当接面2cの刃受孔2a、2b
の中間に、所定の間隔で所定の長さと深さを有する電極
固着部2dと、該電極固着部2dに挟まれて所定の深さ
を有する凹所2eとが形成される。この当接面2cの裏
面側に、ボディ3の隔壁3aの上端と当接する隔壁2f
が、凹所2eを包む形に形成される。
【0013】ボディ3は、カバー2と組合わさって略箱
状を形成して受刃4、4を内方に収納配置するもので、
例えばユリア樹脂材料などの合成樹脂材料により型造な
どにより形成される。このボディ3は、隔壁3aと、釈
放リレー6を収納するリレー収納スペース(図示せず)
と、上方に開口とを有する。隔壁3aは、ボディ3の底
面から所定の幅を有して立設されるもので、受刃4、4
の間を離隔する。
【0014】受刃4は、挿入された電源プラグ7の栓刃
7a、7aを狭持し、この栓刃7a、7aを介して電気
機器に電源を供給するもので、例えば黄銅材料などのバ
ネ性を有する導電材料製の板材により折曲加工にて形成
される。この受刃4は、略U字状の底部4aと、栓刃7
aを狭持する栓刃狭持部4b、4bと、栓刃狭持部4
b、4bに連なり上方に開口した栓刃7aをガイドする
栓刃ガイド部4cとを有する。栓刃狭持部4b、4b
は、どちらか一方の栓刃7aに設けられた透孔(図示せ
ず)に対向する位置に、該透孔と係合する微少な高さの
突部4dが形成される。この突部4dにより、挿入され
た電源プラグ7の栓刃7aが位置決めされて抜き差し可
能な程度に係止される。
【0015】電極5、5は、電源プラグ7とコンセント
1の当接する当接面2cにおいて、通電状態の栓刃7
a、7a間で発生するトラッキング現象を早期に検出す
るためのもので、導電材料により板状に形成される。こ
の電極5、5は、板状の一端5a、5aがカバー2の当
接面2cと同一面となるように電極固着部2dに接着な
どにより固着され、釈放リレー6の励磁コイル6bに抵
抗6cを介して電気的に接続される。
【0016】釈放リレー6は、電源と受刃4との接続を
遮断する遮断手段で、接点の接続機構が駆動入力部であ
る励磁コイルに僅かな励磁電流が流れることにより瞬時
に引き外し、該接続を遮断して保持する回路遮断用リレ
ーである。この釈放リレー6は、接点6a、6aと、励
磁コイル6b(駆動入力部)とを有し、接点6a、6a
を同時に遮断する両切り構造を有する。釈放リレー6の
接点6a、6aにあっては、一端は電源に、他端は前記
受刃4にそれぞれ接続される。また、励磁コイル6bに
あっては、一端は一方の電極5に、他端は他方の電極5
に接続される。
【0017】次に、上記の構成によるコンセント1の動
作について説明する。このコンセント1は、電気機器に
給電するための電源プラグ7が装着される。電源プラグ
7は、合成樹脂材料製の外郭を備え、この外郭の一端に
は導電材料製の栓刃7a、7aが設けられ、他端には電
気機器に至るコードが接続されるものである。この電源
プラグ7の栓刃7a、7aがコンセント1のカバー2の
刃受孔2a、2bに挿入されて、受刃4、4にて狭持さ
れることにより電源プラグ7を介して電気機器に電源が
供給される。また、この電源プラグ7は、受刃4の突部
4dと当接面2cとにより位置決めされて抜き差し可能
な程度に係止される。しかし、長期間この状態に放置さ
れると、電源プラグ7の栓刃7a、7aを有する外郭の
面と当接面2cとの僅かなすき間にほこりDが堆積す
る。このほこりDは、電気機器のオン・オフの繰り返し
により栓刃7aが加熱冷却が繰り返えし、周囲の湿度が
高いときに空気中の湿気を吸収し結露を促進する。そし
て、栓刃7aと電極5との間が、水分を含んだほこりD
によって短絡状態になりかけ、即ちトラッキング現象に
なりかけると、図2の矢印Aに示すような電流が励磁コ
イル6bに僅かに流れることとなり、電源と受刃4との
接続が遮断される。
【0018】以上の結果、上記のトラッキング現象の発
生の初期段階にて、接点6a、6aが開放され、受刃
4、4に接続されている電源が遮断される。つまり、ト
ラッキング現象による電源間の短絡の発生を未然に防止
でき、それによる発火等を防止することができる。ま
た、カバー2の電極5、5間の凹所2eにより、電極
5、5間の沿面距離は長いものとなるので電極5、5間
に確実に電位差が得られるものとなる。
【0019】次に、本発明のコンセントの第2の実施形
態を図3に基づいて説明する。このものは、第1の実施
形態のコンセント1の釈放リレー6を、その励磁コイル
6bが電気的に絶縁された操作入力部と開閉部を有する
開閉手段の開閉部を介して電源と接続され、該開閉手段
の操作入力部の両端がトラッキング検出用電極間に接続
されたものとしたものである。具体的には、前記開閉手
段をはリードリレー8として成り、釈放リレー6の励磁
コイル6bの一端をそのリードリレー8の開閉部を介し
て電源の一端に、他端を該電源の他端と接続され、リー
ドリレー8の励磁コイル8bの両端を電極5、5間に接
続したものである。
【0020】リードリレー8は、ガラス管内に封止され
た磁性を有する開閉部8aと、開閉部8aを励磁して開
閉する励磁コイル8bを有している。開閉部8aと、励
磁コイル6bと電流制限用の抵抗8cとは直列に接続さ
れ、この直列回路の両端には商用電源が印加される。ま
た、リードリレー8の励磁コイル8bの両端が電流制限
用の抵抗8dを介して電極5、5間に接続される。
【0021】上述のコンセント1にあっては、次のよう
に動作する。すなわち、トラッキング現象が生じて、矢
印Aに示すようにトラッキング電流が流れると、リレー
8の開閉部8aが閉状態となる。その結果、電源から電
流制限用の抵抗8cを介して釈放リレー6の励磁コイル
6bに励磁電流が流れ、トラッキング現象の発生の初期
段階にて接点6a、6aが開放されて受刃4、4に接続
されている電源が遮断されるものとなる。
【0022】以上の結果、リードリレー8により、コン
セント1の電極5、5を、電源との電気的絶縁を確保し
た状態にて、トラッキング現象の発生時の電流をリード
リレー8(開閉手段)にて増幅した形で、より高感度に
検出できるものとなる。また、このリードリレー8を用
いることにより、釈放リレー6の励磁コイル6bは簡単
な絶縁回路構成によって、高感度にトラッキング現象の
発生により釈放リレー6を駆動できるものとなる。特
に、リードリレーは高速応答性に優れ、電源による励磁
コイル8bの励磁の最も短い条件である60Hzの半波
即ち、大略8msecの励磁によるエネルギにおいても
釈放リレー6を開放しうる効果を奏する。
【0023】次に、本発明のコンセントの第3の実施形
態を図4に基づいて説明する。このものは、第2の実施
形態のものに、電極5、5間を流れる電流により報知す
る報知手段としてLED9を設けたものである。
【0024】このLED9は、例えば赤色に点灯してト
ラッキング現象の発生を報知するためのもので、そのカ
ソードがリードリレー8の励磁コイル8bを介して電極
5、5の一方の側に、アノードが整流とLED9のサー
ジ電圧に対する保護を兼ねたダイオード10と電流制限
用の抵抗11を介して電極5、5の他方の側に接続され
る。また、このLED9は、カバー2の周縁近傍に当接
面2cとその先端が略同一の位置に配設される。
【0025】上述のコンセント1にあっては、トラッキ
ング現象の初期の段階において、矢印Aに示す方向に励
磁コイル8bを介してトラッキングによる電流が流れ、
LED9に電流制限用の抵抗11にて分圧され、かつダ
イオード10にて半波整流された所定の直流電圧が印加
されて点灯し、トラッキング現象の発生を報知する。そ
して、トラッキング現象によるトラッキング電流がさら
に増加し、励磁コイル8bに流れる電流が所定の電流値
に到達してリレー8の開閉部8aが閉状態となる。その
結果、電源から電流制限用の抵抗8cを介して釈放リレ
ー6の励磁コイル6bを介して励磁電流が流れ、トラッ
キング現象の発生の初期段階にて接点6a、6aが開放
されて受刃4、4に接続されている電源が遮断されると
ともにLED9は消灯する。
【0026】以上の結果、コンセント1の電極5、5間
を流れる電流によって点灯するLED9を設けたことに
より、トラッキング現象の発生を目視にて早期に認知で
きるものとなり、コンセント回路が遮断される以前にに
コンセントの掃除などのメンテナンスができる。また、
LED9をリレー8の励磁コイル8bと直列に設けるこ
とにより、簡単な回路構成によってトラッキング現象の
発生を報知できるものとなる。また、このLED9は、
カバー2の周縁近傍に配設されることにより、点灯状態
が電源プラグ7が挿入された状態においても隠されるこ
となく確認できるものとなる。
【0027】なお、上記の実施形態1乃至3の説明にお
いては、コンセントは電極の数は2つとし、また、使用
し得る電源プラグの数を1つのものとして説明したがこ
のものに限定されるものでもなく、電極の数を例えば3
として3相電源を接続するものでも良く、また電源プラ
グの数は2つ以上でも良い。また、コンセントの形態
も、直接電源と接続されるものに限定されるものでな
く、例えば、電源コードを介して電源が供給されるコー
ド付きの差し込み接続用のコンセントでも良い。また、
第3の実施形態において、報知手段を光により報知する
ものとして説明したが、それも光のみに限定するもので
なく、音、あるいは音と光等を組み合わせたものでも良
い。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載のコンセントは、トラッキ
ング現象の発生の初期段階に電極を介し遮断手段の駆動
入力部に電流が流れるので、トラッキング現象による電
源間の短絡の発生を未然に防止できる。
【0029】また、請求項2記載のコンセントは、請求
項1記載のものの効果に加え、トラッキング現象が発生
したときに開閉手段の操作部を介して遮断手段が遮断さ
れるので、トラッキング現象の発生時の電流を開閉手段
にて増幅した形で、より高感度に検出できるまた、請求
項3記載のコンセントは、請求項2記載のものの効果に
加え、トラッキング現象が発生したときにリレーの作動
により遮断手段が遮断されるので、簡単な絶縁回路構成
にて遮断手段の駆動ができる。
【0030】また、請求項4記載のコンセントは、請求
項1乃至3記載のものの効果に加え、電極間の沿面距離
は長いものとなるので、電極間に確実に電位差が得られ
るものとなる。
【0031】また、請求項5記載のコンセントは、請求
項1乃至4記載のものの効果に加え、トラッキング現象
が発生したときにトラッキング検出用電極間を所定電流
値以上の電流が流れたことが報知されるので、トラッキ
ング現象の発生を早期に認知でき、コンセント回路が遮
断される以前ににコンセントの掃除などのメンテナンス
ができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のコンセントを示す
(a)平面図(回路説明を含む)及び(b)正面断面図
である。
【図2】上記コンセントの動作説明図である。
【図3】本発明の第2の実施形態のコンセントを示す説
明図である。
【図4】本発明の第3の実施形態のコンセントを示す説
明図である。
【図5】近い従来例としての電源プラグを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】 1 コンセント 2 カバー 3 ボディ 4 受刃 5 電極(トラッキング検出用電極) 6 釈放リレー 7 電源プラグ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源プラグのプラグ本体と当接する当接
    面と該当接面に電源プラグの栓刃を挿入する少なくとも
    2個の刃受孔とを有するカバーと、各栓刃を狭持すると
    ともに電源に接続される受刃と、該受刃を収納するもの
    であってカバーと組合わさって略箱状を形成するボディ
    と、を具備するコンセントにおいて、 前記カバーの刃受孔の間に少なくとも2個のトラッキン
    グを検出するためのトラッキング検出用電極と、前記電
    源と受刃との接続を遮断する遮断手段と、を設け、該遮
    断手段の駆動入力部をトラッキング検出用電極間に接続
    して成るものであり、前記少なくとも2個のトラッキン
    グ検出用電極は相互に所定の間隔をあけて配設された電
    極固着部に各々固着され、各トラッキング検出用電極と
    各栓刃との間のトラッキング現象により駆動入力部に僅
    かに電流が流れて、遮断手段により電源と受刃との接続
    が遮断されるようになしたことを特徴とするコンセン
    ト。
  2. 【請求項2】 前記遮断手段は、その駆動入力部が電気
    的に絶縁された操作入力部と開閉部とを有する開閉手段
    の開閉部を介して電源と接続され、該操作入力部の両端
    がトラッキング検出用電極間に接続されて成ることを特
    徴とする請求項1記載のコンセント。
  3. 【請求項3】 前記開閉手段を、リレーとして成ること
    を特徴とする請求項2記載のコンセント。
  4. 【請求項4】 前記カバーは、前記トラッキング検出用
    電極間に凹所を有することを特徴とする請求項1乃至3
    記載のコンセント。
  5. 【請求項5】 前記トラッキング検出用電極間に所定電
    流値以上の電流が流れることにより報知する報知手段を
    設けたことを特徴とする請求項1乃至4記載のコンセン
    ト。
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