JP2942417B2 - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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Description
えた回路遮断器に関する。
り、この漏電回路遮断器は電源端子2を器体1のボディ
10bの上端部に配置し、器体10のボディ10bの下
端部に負荷端子7を配設し、ボディ10bの底部には各
極を隔離する隔壁を電源端子2側から、負荷端子7側に
至るように並行突設している。そして負荷端子7の近傍
には凹所46を設け、この凹所46を漏電検出ブロッッ
ク6の零相変流器5や回路を収納したケース19を配設
する収納部としている。
遮断器の器体1は垂直な取付け面に、電源端子2を上端
に、負荷端子7側を下端にして取付ける。そのため電源
端子2に接続された電線を伝って水(雨水)が器体1内
に浸入することがあるが、ケース19により電源側は隔
壁により各極間が分離されているため、その領域に水が
留まっている間は問題はない。しかし、浸入する水が増
加した場合、回路遮断機構部3の各極の可動接触子8
と、各極の異常電流検出素子4との間を接続するための
編素線21が零相変流器5を貫挿して配線されるため、
ケース19の収納部に開口した隔壁1間に浸入して極間
短絡を起こす問題があった。
もので、その目的とするところは器体内に浸入した水を
器体外へ排水でき、浸入した水による極間短絡事故を防
ぐことができる回路遮断器を提供するにある。
めに、本発明は、回路遮断機構部と、異常電流検出時に
回路遮断機構部を遮断動作させる異常電流検出素子と、
漏電を検出する漏電検出ブロックとを、電源端子を配置
した上端から負荷端子を配置した下端に至る器体底部に
順次配設し、漏電検出ブロックの零相変流器の中心透孔
を貫通して回路遮断機構部の可動接触子に一端が接続さ
れた編素線の他端を異常電流検出素子に接続した回路遮
断器において、漏電検出ブロックの回路部及び零相変流
器を収納したケースの最下方側となる側壁の器体底面側
の位置にケース内外に連通する水抜き孔を設け、器体の
外底面には上記水抜き孔の開口部に近接する器体内部に
一端部が開口し、他端部が器体の下方位置に延びた水抜
き溝を設け、この水抜き溝の一端部を少なくとも被蔽
し、他端部を外方に開口させる底板を器体の外底面に取
着したものである。
た電線を伝って器体の上端から浸入した雨水のような水
が漏電検出ブロックのケースに浸入しても、ケースの最
下方側の側壁に設けた水抜き孔から水をケース外に排水
し、更に水抜き溝を介して器体外に排水することができ
る。そのため浸入した水による極間短絡を防止できる。
しかもこの水抜き溝の一端部を少なくとも被蔽し、他端
部を外方に開口させる底板を器体の外底面に取着してあ
るから、水抜き溝の一端部を介して器体外に臨む充電部
を底板で被蔽できるため従来と同様の絶縁性を保つこと
ができる。
例の回路遮断器は図1、図2、図3に示すようにボディ
10bとカバー10aとからなる器体1内には左端から
電源端子2、電源端子2の端子板とアーク走行板を兼ね
た固定接点板12及び消弧装置13、回路遮断機構部
3、零相変流器5を含む漏電検出ブロック6、過電流や
短絡時の過大電流が流れたときに回路遮断機構部3を連
動バー61を介してトリップ動作させる過電流検出素子
14及び短絡電流検出素子15からなる異常電流検出素
子4、負荷端子7の順番で配置し、回路遮断機構部3
と、異常電流検出素子4との間には、零相変流器5を含
む漏電検出ブロック6を介装した構造としており、この
漏電検出ブロック6の存在により回路遮断機構部3で発
生するアークガスが異常電流検出素子4に影響を与える
のを防止し、回路遮断機構部3から異常電流検出素子4
までの距離を短くすることができるようにしてある。
ここで回路遮断機構部3、零相変流器5を含む漏電検出
ブロック6、異常電流検出素子4及び負荷端子7は器体
1への組み込み前にブロック化される構造となってい
る。
フレーム16やクロスバー32を保持するとともに各極
間を絶縁隔離するためにボディ10底面に突設した各極
間隔離用隔壁17と、各極の負荷端子7を絶縁隔離する
ための負荷端子側隔壁18との間の凹所46に介装され
る合成樹脂製のケース19内に検出回路等を内装し、ケ
ース19の下部中央に設けた逆U字状の収納凹部20に
零相変流器5を着脱自在に収納するようになっており、
零相変流器5の貫通孔5aには回路遮断機構部3の各極
の可動接触子8に一端が溶接等で接続され且つ絶縁チュ
ーブで被覆された編素線21…を挿通している。この編
素線21…は他端を各極の異常電流検出素子4…に溶接
等により接続している。
断機構部3を仮保持させるとともに、零相変流器5を上
記収納凹部20に嵌合することによって上記のブロック
化が図れるのである。以上のようにして、構成された各
構成部材をボディ10内へ組み込む場合には、電源端子
2及び固定接点板12を含んだ消弧装置13をまず組み
込み、固定接点板12をボディ10a底面に螺子固定し
た後、回路遮断機構部3、漏電検出ブロック6、異常電
流検出素子4、負荷端子7等からなるブロックを組み込
み、更に連動バー61、駆動装置22を所定位置に図2
に示すように組み込んでカバー11を被着する手順で行
なわれる。
3、漏電検出ブロック6、異常電流検出素子4、負荷端
子7の組み込みでは、回路遮断機構部3のフレーム16
を極間隔離用隔壁17、17間に嵌め、ケース19の回
路遮断機構部3側の面に突設している支持腕体29を各
極間隔離用隔壁17に載せ、この支持腕体29の基部付
近の下面に垂下形成してあるリブ片30の逆U状凹所3
3と、隔壁17の端部のU状凹所(図示せず)とで回路
遮断機構部3のクロスバー32の軸部32Aを回動自在
に枢支する。また各負荷端子側隔壁18で隔離された収
納部に異常電流検出素子4と一体に設けられた負荷端子
7の端子板を配置するとともに、各異常電流検出素子4
を配設する。そしてケース19の異常電流検出素子4…
側の面に突設している突出壁23の先端を、負荷端子側
隔壁17の端面に形成している係合溝25に係合させて
各極の異常電流検出素子4を絶縁分離する。
出出力で動作する駆動装置22及び異常電流検出素子4
の動作に連動して回路遮断機構部3を駆動するためのも
ので、軸方向の3箇所から略等間隔離間して押圧片63
と引掛片64とが互いに直交する方向に突設されるとと
もに、連動バー61の軸方向の両端部gaディ10bの
内側面の定位置に回動自在に軸支されている。押圧片6
3は上記過電流検出素子14の押圧螺子14aの先端に
対応して配置され、また引掛片64は短絡電流検出素子
15に設けた駆動片15aの上方側に配設される。
検出出力で電磁機構のプランジャ123を駆動する公知
の構造のもので、異常電流検出素子4と同様に連動バー
61を介して回路遮断機構部2をトリップ動作をさせる
ようになっており、プランジャー123の引掛ピン12
3b は連動バー61の端部に形成した係止孔129に挿
入して連動バー61に係合し、プランジャー123が引
き込まれると、連動バー61を回転するようになってい
る。
の側面、つまり図1(a)に示すように電源端子2を上
端側に、負荷端子7を下端側にして取付ける場合に、漏
電検出ブロック6のケース19の最下方側となる側面の
両側とその中間位置で且つのボディ10の底面側に近接
する位置にはケース19内外に連通する水抜き孔50を
設けてあり、この水抜き孔50に対応するように図1
(b)に示す如く一端が各負荷端子側隔壁17の端部近
傍のボディ10bの底面に一端部50aが開口した水抜
き溝52をボディ10bの外底面に設けてある。ボディ
10bの外底面は凹平面となっており、この凹平面には
底板51が貼着してある。上記水抜き溝52の他端部5
2bは負荷端子側の底板51の端部、つまり取付け時に
下端側となる底板51の端部において外に開口してい
る。
した水が更にケース19内に浸入すると、ケース19の
水抜き孔50を介してケース19外に出てくることにな
る。この出てきた水は上記水抜き溝52の一端からボデ
ィ10bの外側底面に出る。この出た水は更に水抜き溝
52と底板51との間を排水路として下方に流れ、外方
に開口した水抜き溝52の他端部52bから器体10外
へ排水されることになる。
き溝52の一端部52aは底板51で被蔽されているた
め、ボディ10b内の充電部が外部に臨むことがなく、
絶縁性を保っている。
と、異常電流検出時に回路遮断機構部を遮断動作させる
異常電流検出素子と、漏電を検出する漏電検出ブロック
とを、電源端子を配置した上端から負荷端子を配置した
下端に至る器体底部に順次配設し、漏電検出ブロックの
零相変流器の中心透孔を貫通して回路遮断機構部の可動
接触子に一端が接続された編素線の他端を異常電流検出
素子に接続した回路遮断器において、漏電検出ブロック
の回路部及び零相変流器を収納したケースの最下方側と
なる側壁の器体底面側の位置にケース内外に連通する水
抜き孔を設け、器体の外底面には上記水抜き孔の開口部
に近接する器体内部に一端部が開口し、他端部が器体の
下方位置に延びた水抜き溝を設け、この水抜き溝の一端
部を少なくとも被蔽し、他端部を外方に開口させる底板
を器体の外底面に取着したものであるから、電源端子に
接続された電線を伝って器体の上端から浸入した雨水の
ような水が漏電検出ブロックのケースに浸入しても、ケ
ースの最下方側の側壁に設けた水抜き孔から水をケース
外に排水し、この水を更に水抜き溝を介して器体外に排
水することができ、そのため浸入した水による極間短絡
を防止でき、しかもこの水抜き溝の一端部を底板で被蔽
しているため水抜き溝の一端部を介して器体外に臨む充
電部の絶縁性を保つことができる。
(b)は同上の背面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】回路遮断機構部と、異常電流検出時に回路
遮断機構部を遮断動作させる異常電流検出素子と、漏電
を検出する漏電検出ブロックとを、電源端子を配置した
上端から負荷端子を配置した下端に至る器体底部に順次
配設し、漏電検出ブロックの零相変流器の中心透孔を貫
通して回路遮断機構部の可動接触子に一端が接続された
編素線の他端を異常電流検出素子に接続した回路遮断器
において、漏電検出ブロックの回路部及び零相変流器を
収納したケースの最下方側となる側壁の器体底面側の位
置にケース内外に連通する水抜き孔を設け、器体の外底
面には上記水抜き孔の開口部に近接する器体内部に一端
部が開口し、他端部が器体の下方位置に延びた水抜き溝
を設け、この水抜き溝の一端部を少なくとも被蔽し、他
端部を外方に開口させる底板を器体の外底面に取着した
ことを特徴とする回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16971092A JP2942417B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16971092A JP2942417B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 回路遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612965A JPH0612965A (ja) | 1994-01-21 |
JP2942417B2 true JP2942417B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=15891436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16971092A Expired - Lifetime JP2942417B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2942417B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008016207A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Kawamura Electric Inc | ブレーカ |
CN112572210B (zh) * | 2021-01-14 | 2021-10-26 | 倪秀蒙 | 一种防潮式可调节高度的新能源充电桩 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16971092A patent/JP2942417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612965A (ja) | 1994-01-21 |
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