JP3329435B2 - 接続器 - Google Patents

接続器

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JP3329435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は家屋の壁面に取付
けられて使用されるか又は延長コードの先に接続されて
使用される一般にコンセントと呼ばれる接続器及びこの
コンセントに差し込んで使用するプラグと呼ばれる接続
器に関する。
【0002】
【従来の技術】屋内の配電設備における安全装置として
は過電流を検知して電力の供給を遮断するブレーカと、
漏電ブレーカとが実用されている。漏電ブレーカは電気
設備の絶縁劣化により接地電流が流れ始めたことを検知
し、接地電流が規定値以上流れ始めると回路を遮断する
安全装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】火災発生の原因の一つ
にトラッキング現象と呼ばれている現象がある。このト
ラッキング現象とは「絶縁物の表面が塩分、塵埃、湿
潤、化学薬品等によって汚損、損傷した場合に、その表
面に漏洩電流が流れ、その際に発生するシンチレーショ
ンと呼ばれる微小な火花放電によって絶縁物の表面が熱
劣化し、炭化導電路、すなわちトラック(通った跡)が
形成され、表面絶縁破壊を起こす現象」を指し、このト
ラッキング現象が元で発生する火災の発生件数が増加の
傾向にある。
【0004】トラッキング現象が起きる最も一般的な例
としては長期間コンセントにプラグが差し込まれた状態
に放置され、プラグの両刃間にほこりが付着し、このほ
こりに湿気を含むことにより導通路が形成されて、序々
にその導通電流量が増加することによって発生する例が
多い。プラグの両刃間に流れる漏洩電流は電流量として
は微弱であり、先に説明したブレーカを作動させるに至
らない。また接地電流とも性質が異なるため、漏電ブレ
ーカでは検出することはできない。従ってトラッキング
現象が起きることを予知して電力の供給を遮断する等の
処理が採れる安全装置の出現が待たれている。
【0005】この発明の目的はトラッキング現象の発生
を検知して火災発生を阻止することができる機能を持た
せた接続器を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1で
は、コンセント及びプラグの双方を含めて請求するもの
で、その特徴とする構成は絶縁ボデーに支持され商用電
力を受授する一対のコンタクトと、この一対のコンタク
トを通じて受授される商用電力が通過する絶縁ボデーの
露出面に放電光が発生したことを検出する受光素子と、
この受光素子が放電光を受光することにより、その光電
変換出力信号によって起動されて放電光の発生を停止さ
せる停止手段とによって構成した接続器を提案するもの
である。
【0007】この発明の請求項2では、絶縁ボデーはコ
ンセントの絶縁ボデーを構成し、コンタクトはこの絶縁
ボデーに形成された一対の孔に格納された雌コンタクト
とされ、停止手段はこの雌コンタクトに供給している商
用電力を遮断する回路遮断器によって構成した接続器を
提案するものである。この発明の請求項3では、絶縁ボ
デーはコンセントの絶縁ボデーを構成し、コンタクトは
この絶縁ボデーに形成された一対の孔に格納された雌コ
ンタクトとされ、停止手段は雌コンタクトを格納する一
対の孔の間の延面距離を変化させる延面距離可変手段に
よって構成した接続器を提案するものである。
【0008】この発明の請求項4では、絶縁ボデーはプ
ラグの絶縁ボデーを指し、コンタクトはこの絶縁ボデー
から突出して支持された一対の刃とされ、停止手段は一
対の刃の間の延面距離を拡大させる延面距離可変手段に
よって構成し、この延面距離可変手段を元の位置戻すリ
セット手段を設けた構成とした接続器を提案する。この
発明の請求項5では請求項1乃至4の何れかの接続器に
おいて、受光素子の検出信号によって起動される警報器
を設けた接続器を提案する。
【0009】上記した請求項1で提案した接続器はコン
セント側及びプラグ側の何れか一方、又は双方に受光手
段と停止手段とを設けることを考慮したものである。従
って、この請求項1の接続器によればコンセントに差し
込まれているプラグの刃の間に放電発光が発生すると、
コンセント側またはプラグ側の何れか一方または双方に
設けた受光素子がその放電発光を検出し、その放電発光
を停止させる停止手段を動作させることができる。停止
手段が動作することにより、放電発光現象が停止し、火
災に至ることを阻止することができる。特にコンセント
側及びプラグ側の双方に停止手段を設けることにより、
プラグの刃の間に発生した放電発光を確実に停止させる
ことができ、高い信頼性を得ることができる。
【0010】請求項2で提案した接続器は、コンセント
側に受光素子と停止手段を設けた構成を請求するもので
ある。この請求項2では停止手段を回路遮断器によって
構成した点を特徴としている。つまり、コンセントに差
し込まれているプラグの刃の間に放電発光が発生する
と、回路遮断器が作動し、コンセントの雌コンタクトに
供給している商用電源を遮断するから、放電発光を確実
に停止させることができる。
【0011】請求項3で提案した接続器は、請求項2と
同様にコンセント側に受光素子と停止手段を設けた構成
を請求するものである。この請求項3では停止手段を延
面距離可変手段によって構成した点を特徴とするもので
ある。延面距離可変手段によって停止手段を構成した場
合には、放電通路が移動して放電通路から除去されてし
まうので、この場合も放電発光を確実に停止させること
ができる。
【0012】請求項4ではプラグ側に受光素子と停止手
段とを設けた接続器を請求する。プラグ側にも受光素子
と停止手段を設けることにより、プラグ側だけで放電発
光を停止させる動作をしても放電発光を停止させること
ができるが、望ましくは請求項2または3で提案した接
続器と組み合わせることにより、その信頼性を高めるこ
とができる。
【0013】請求項5で提案する接続器は、接続器の表
面で放電発光が発生し、この放電発光を受光素子が検出
すると、回路遮断器又は延面距離可変手段が作動してト
ラッキング現象に発展することを阻止すると共に、警報
器を動作させる。警報器が動作することによってトラッ
キング現象が起きる状態になっていることを知らせるこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の請求項1または
2で提案する接続器の一実施例を示す。この実施例では
コンセントに受光素子と停止手段とを組み込んだ実施例
を示す。図中11は接続器(コンセント)を構成する絶
縁ボデーを示す。この絶縁ボデー11の表面に一対のプ
ラグ挿入孔12A,12Bが形成され、このプラグ挿入
孔12A,12Bに雌コンタクト13A,13Bが格納
される。一方の雌コンタクト13Aに商用電源14の一
端を直接接続し、他方の雌コンタクト13Bには回路遮
断器15を介して商用電源14の他方の端子を接続す
る。
【0015】回路遮断器15はこの例では可動接片15
Aとこの可動接片15Aを揺動自在に支持するコモン端
子15Bと、可動接片15Aの一端側に取付けた可動接
点15Cと、この可動接点15Cに接触した固定接点1
5Dとによって構成した場合を示す。16は可動接片1
5Aを揺動させ可動接片15Aを元の位置に戻す操作を
行なうことに利用するリセット手段、16Aはリセット
手段16から突出し可動接片15Aを押圧偏倚させる操
作棒、17は回路遮断器15を断の状態に制御する電磁
プランジャを示す。
【0016】尚、図1は図2に示すX−X線上の断面を
示す。この発明ではプラグ挿入孔12Aと12Bの間に
孔18を形成し、この孔18内に受光素子19を装着す
る。受光素子19は回路基板21に実装される。回路基
板21には受光素子19の他に、他の回路素子22,2
3が実装される。図3に回路基板21に形成される回路
の一例を示す。回路素子22は例えばトランジスタのよ
うなスイッチング素子、回路素子23は電圧変換(降
圧)と整流回路を備えた回路素子を示す。この回路素子
23に例えば実効値100Vの交流の商用電源電圧を与
え、回路素子23で適当な電圧の直流電圧を発生させ
る。回路素子23の正電圧端子23Aと負電圧端子23
Bの間に出力される直流電圧を電磁プランジャ17の励
磁コイル17Aとスイッチング素子22の直列回路に与
える。スイッチング素子22のベースと正電圧端子23
Aの間に受光素子19を接続する。
【0017】この回路構造によればプラグ挿入孔12A
と12Bの間で放電発光が発生し、その発光が孔18を
通じて受光素子19に光が入射されると、受光素子19
に電流が流れる。この電流はスイッチング素子22のベ
ース電流として流れるため、スイッチング素子22はオ
ンとなる。この結果電磁プランジャ17の励磁コイル1
7Aに励磁電流が流れ、電磁プランジャ17は起動さ
れ、可動ロッドを吸引する。この吸引動作によってリセ
ット手段16が図1の例では反時計方向に回動され、可
動接片15Aを時計廻り方向に回動させる。この回動動
作により可動接点15Cは固定接点15Dから離れ、回
路遮断器15は断の状態に制御される。回路遮断器15
が遮断状態になると雌コンタクト12Aと12Bに供給
されていた商用電源電圧が断になるので、仮にプラグ挿
入孔12Aと12Bにプラグが挿入されている状態にお
いて雌コンタクト13Aと13Bに接触している刃(特
に図示しない)の間で放電発光が発生していたとして
も、電圧の印加が解消されたことにより、放電発光は停
止し、トラッキング現象に至ることを阻止することがで
きる。
【0018】尚、図3に示すように、電磁プランジャ1
7の励磁コイル17Aと並列に例えば電子ブザーのよう
な発音体、或は発光素子等の警報器24を接続しておく
ことにより、電磁プランジャ17が動作するのと同時に
警報器24も動作し、トラッキング現象を阻止したこと
を知らせることができる。図1乃至図3に示した実施例
では回路遮断器15が動作することによって雌コンタク
ト13A,13Bへの電力の供給を遮ち、放電発光が消
去されると、スイッチング素子22はオフの状態に戻さ
れるが、このときリセット手段16から突出した操作棒
16Aは開極方向に傾斜した姿勢にある可動接片15A
を押圧偏倚させているため、回路遮断器15がオンの状
態に戻ることはない。回路遮断器15をオンの状態に戻
すにはリセット手段16を手動で操作して行なう。この
とき、絶縁体の表面、特にプラグ挿入孔12Aと12B
の間の面をよく払いてからリセット操作しなければなら
ない。
【0019】図4は回路遮断器15の変形実施例を示
す。この例では雌コンタクト13Bから絶縁ボデー11
の背面側に突出する端子25を2分割し、その分割点に
回路遮断器15を挿入した実施例を示す。つまり、端子
25の分割点に固定接点15D 1 と15D2 を設け、こ
の固定接点15D1 と15D2 に可動接片15Aを接触
させることにより回路遮断器15を構成する。
【0020】可動接片15Aは電磁プランジャ17の可
動ロッド17Bに連結する。可動ロッド15Bには突出
させる方向の偏倚力を与えるバネ17Cを装着する。こ
のバネ17Cの偏倚力によって可動接片15Aは固定接
点15D1 と15D2 に圧接され、閉極状態に維持され
る。図5に回路の一例を示す。この回路ではスイッチン
グ素子22としてサイリスタを用いた場合を示す。サイ
リスタのゲート端子に受光素子19からトリガ信号を与
える回路接続構造とし、回路素子23の例えば正電圧端
子23Aに直列にリセット手段16を構成するスイッチ
を接続した場合を示す。
【0021】このリセット用スイッチは図4に示すよう
に回路基板21に実装し、押釦操作子16Bを孔26に
挿入して配置する。このように構成した場合は、プラグ
挿入孔12Aと12Bの間で放電発光現象が発生し、受
光素子19に放電光が受光されると、サイリスタが導通
し、電磁プランジャ17が駆動される。電磁プランジャ
17が駆動されることにより、可動接片15Aが引き外
され、雌コンタクト13Bに供給されていた電力が遮断
される。この結果、図1の実施例と同様に放電発光現象
は停止し、危険な状況を回避することができる。
【0022】リセットするにはリセット手段16を構成
するスイッチの押釦操作子16Bを孔26を通じて押圧
操作し、回路素子23から出力されている直流電圧を断
にすればよい。直流電圧を一旦断にすればサイリスタは
オフの状態に戻される。図6はこの発明の請求項3で提
案する接続器の実施例を示す。この実施例ではプラグの
刃の間で放電発光が発生した場合は、プラグの刃の間の
延面距離を大きくする方向に変化させ、この延面距離の
変化によって放電状態を停止させるように構成したもの
である。
【0023】ここで延面距離とは「放電が発生するとみ
られる導体が露出した部分を結ぶ絶縁体の面をなぞった
距離」と定義することができる。一般に延面距離が大き
い程、放電が発生し難くなることが知られている。この
ため、この発明では雌コンタクトを格納した孔12Aと
12Bの間に延面距離可変手段30を設け、差し込んだ
プラグの刃の間で放電発光が始まると、この延面距離可
変手段30が動作し、プラグの刃の間の延面距離を大き
くする方向に変化させてトラッキング現象の発生を阻止
するように構成したものである。
【0024】延面距離可変手段30としては孔12Aと
12Bの間に開口面積が大きい孔30Aを形成し、この
孔30Aの開口部分に絶縁体によって形成した光透過フ
ィルタ30Bを配置し、開口面を蓋する。光透過フィル
タ30Bは電磁プランジャ30Cの可動ロッドに連結す
る。可動ロッドは例えばバネ等の偏倚手段によって突出
する方向に偏倚力を受け、光透過形フィルタ30Bを開
口面の位置に支持する。孔30Aの内部に受光素子19
を装着し、受光素子19によってプラグの刃の間で発生
する放電発光現象を光透過フィルタ30Bを通じて検出
させる。
【0025】光透過フィルタ30Bの光透過特性は例え
ば青色を透過させる特性とし、放電発光に伴なう光と太
陽光、電灯光等とを区別させ、主に放電光特有の波長を
感知させるように構成することができる。図7に延面距
離可変手段30が動作した状態を示す。この状態では光
透過フィルタ30Bが孔30Aの内部に引き込まれるた
め、プラグの刃の間の延面距離が長くなる。このため
に、プラグの刃の間で放電発光していたとしても、その
放電発光は延面距離が長くなることで消去される。よっ
てトラッキング現象に至ることを阻止することができ
る。
【0026】尚、図6、図7に示した実施例の電磁プラ
ンジャの駆動回路は図5に示した回路をそのまま用いる
ことができる。従って図8に示すように、絶縁ボデー1
1の表面に表われる光透過フィルタ30Bの近くに孔2
6を形成し、この孔26にリセット用のスイッチの操作
子16Bを配置し、孔26を通じてリセット動作ができ
るように構成すればよい。
【0027】また、上述では壁面又は延長コードの先に
接続されて利用する接続器として説明したが、他の例と
して、既存のコンセントに差し込む刃を有する増設用コ
ンセントにもこの発明を適用できることは容易に理解で
きよう。図9はこの発明の請求項4で提案した接続器の
実施例を示す。この例では接続器としてプラグを構成し
た場合を示す。つまり、絶縁ボデー11はプラグを構成
する絶縁ボデーとされる。この絶縁ボデー11に刃40
が突出して支持される。刃40の後端側にコード41が
接続され、コード41が各種の電気機器に接続される。
【0028】この実施例でも図6及び図7で説明したと
同様に一対の刃40の間に孔30Aを形成し、この孔3
0Aの内部に電磁プランジャ30Cを装着し、電磁プラ
ンジャ30Cの可動ロッドの先端に光透過フィルタ30
Bを取付けて延面距離可変手段30を構成する。その他
の構成は図6及び図7と同様であるから、これ以上の詳
細な説明は省略するが、この実施例によれば、プラグに
放電発光を停止させる手段30を設けたから、今後製造
される電気機器に適用することにより、既存のコンセン
トに差し込んで使用してもトラッキング現象の発生を阻
止することができる利点が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
接続器に長期にわたってプラグが差し込まれた状態に放
置され、プラグの刃と刃の間にホコリ等が付着し、この
ホコリに湿気等が入り込んで導電性を持つことにより、
漏洩電流が流れ始め、放電現象により熱を発生し、この
熱によって接続器又はプラグを構成する絶縁ボデーの表
面が炭化されてトラッキング現象に発展する過程におい
て、放電発光が開始されるのと同時に、この放電発光を
検出し、電力の供給を遮断するか、又はプラグの刃の間
の延面距離を長くする方向に変化させることにより、放
電発光を停止させるから、トラッキング現象に至る以前
の状態で放電発光を停止させることができる。よってト
ラッキング現象を原因とする火災の発生を阻止すること
ができ、その効果は実用に供して頗る大である。また、
図9に示したプラグによれば、今後作られる電気機器に
適用することにより、既設のコンセントを交換しなくて
もプラグ側でトラッキング現象を阻止することができる
ため、ユーザに経済的な負担を掛けることなく、安全性
を確保することができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の請求項1及び2で提案する接続器の
実施例を説明するための断面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1に示した実施例に用いる電気回路が一例を
示す接続図。
【図4】図1の変形例を説明するための断面図。
【図5】図4の実施例に用いる電気回路の一例を説明す
るための接続図。
【図6】この発明の請求項3で提案する接続器の一実施
例を説明するための断面図。
【図7】図6に示した実施例の動作状態を説明するため
の断面図。
【図8】図6に示した実施例の正面図。
【図9】この発明の請求項4で提案する接続器の実施例
を説明するための断面図。
【符号の説明】
11 絶縁ボデー 12A,12B プラグ挿入孔 13A,13B 雌コンタクト 14 商用電源 15 回路遮断器 16 リセット手段 17 電磁プランジャ 18 孔 19 受光素子 21 回路基板 30 延面距離可変手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // H01H 77/06 H01R 13/44 Z (56)参考文献 特開 平8−195244(JP,A) 実開 昭59−162789(JP,U) 実開 平1−140784(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/44 - 25/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.絶縁ボデーに形成された一対の挿入
    孔にそれぞれ格納され、商用電力を授受する一対のコン
    タクトと、 B.上記絶縁ボデーの上記一対の挿入孔の中間に形成さ
    れた孔に装着され、上記一対の挿入孔間に発生した放電
    光を検出する受光素子と、 C.この受光素子が上記放電光を受光することにより、
    その光電変換出力信号によって起動されて上記放電光を
    停止させる停止手段とによって構成したことを特徴とす
    る接続器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の接続器において、上記絶
    縁ボデーはコンセントの絶縁ボデーとされ、上記一対の
    コンタクトはこの絶縁ボデーに形成された挿入孔に収納
    された雌コンタクトとされ、上記停止手段は上記雌コン
    タクトに与えている商用電力を遮断する回路遮断器によ
    って構成し、この回路遮断器を断の状態から続の状態に
    操作するためのリセット手段を設けた構成としたことを
    特徴とする接続器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の接続器において、上記絶
    縁ボデーはコンセントの絶縁ボデーとされ、上記一対の
    コンタクトはこの絶縁ボデーに形成された挿入孔に収納
    された雌コンタクトとされ、上記停止手段は上記一対の
    雌コンタクトを格納した孔の間の延面距離を拡大させる
    延面距離可変手段によって構成し、この延面距離可変手
    段を元の位置に戻すリセット手段を設けた構成としたこ
    とを特徴とする接続器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の接続器において、絶縁ボ
    デーはプラグの絶縁ボデーとされ、上記一対のコンタク
    トはこの絶縁ボデーから突出して支持された刃とされ、
    上記停止手段は上記一対の刃の間の延面距離を拡大させ
    る延面距離可変手段によって構成し、この延面距離可変
    手段を元の位置に戻すリセット手段を設けた構成とした
    ことを特徴とする接続器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかの接続器におい
    て、受光素子の検出信号によって起動される警報器を設
    けたことを特徴とする接続器。
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