JP3507455B2 - 床 材 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釘や接着剤を使用するこ
となく床面に敷設する置敷床材に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、合板などの床下地パネルやコ
ンクリートスラブ等の床下地材の床面上に施工する床材
としては、長方形状に形成した床材主体の一側端面に雄
実部を突設する一方、他側端面に該雄実部が嵌合可能な
雌実部を形成している構造のものが広く知られている
が、このような床材では、単に床材の対向側端面同士を
雌雄実部によって本実接合させるように構成しているだ
けであるから、接合させても床材同士が床下地面に沿っ
て互いに接離する方向に対しては何等の規制も受けてい
ないために、作業者の技量や施工面の精度のバラツキ等
によって隣接する床材間に目隙や段差が生じ易くて精度
の良い施工が困難であった。 【0003】このため本願出願人等は、特願平4ー31
7769号に記載しているような床材を開発した。即ち
この床材は、床材主体の互いに平行する両側端部におい
て、一方の側端部の先端面と基端下面とに、水平方向に
開口する溝と垂直下方に開口する溝とをそれぞれ設けて
なる雄実部を形成すると共に、他方の側端部の先端下部
と基端面とに、上記垂直下方に開口する溝に係合可能な
上向き突条と上記水平方向に開口する溝に嵌合可能な水
平突条とをそれぞれ設けてなる雌実部を形成してなる構
造を有し、施工時に床材同士の雌雄実部を互いに接合さ
せた際に、水平方向に開口する溝と水平突条との係合に
より上下方向にずれが生じるのを規制すると共に、垂直
下方に開口する溝と上向き突条との嵌合により水平方向
にずれが生じるのを規制している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構造では、床下地面上に床材を釘着、或いは接着する
ことなく敷設した際には、一方の互いに平行な両側端部
同士のずれを拘束することができても他方の互いに平行
な端面同士は何等の拘束を受けることなく突き合わせら
れるだけであるから、歩行時や地震発生等による水平方
向の外力によって床下地面と床板との間で滑りが生じた
り、吸放湿等による床板自体の伸縮によって突き合わせ
端面間に目隙が生じ、精度のよい床が得られないという
問題点があった。 【0005】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、床下地材上に対
して前後左右いずれの方向に対してもずれを生じさせな
い構造を有する床材を提供するにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の床材は、平面四角形状に形成した床材主体の
一方の互いに平行な両端面において、一方の端面におけ
る中央の一定厚さ部分を内方に向かって一定深さ刻設す
ることにより前方に向かった開口した溝を形成している
と共にこの溝の奥底から前方に向かって突出している上
下水平突条部における上側の突条部の端部を所定幅、切
除してこの突条部の突出長さを短く形成し且つ下側の突
条部の上面には上側の突条部の突出端面の前方側に向か
って上方に開口した嵌合溝部を形成してなる雌実部を設
け、他方の端面に上記雌実部の上側突条部と略同一突出
長さか又はやや短い突出長さでもって厚みが上記雌実部
における前方に向かって開口した溝に嵌入可能な厚みに
形成されている突条を水平に突設し且つこの突条の下面
側に上記雌実部の下側突条部と同じ形状の切欠部を設け
ると共に上記突条の下面中間部に上記雌実部の嵌合溝部
に嵌合可能な係合突条部を下方に向けて突設してなる雄
実部を設けてあり、さらに、床材主体の他方の互いに平
行な両端面には、上半部を一定長さ部分だけ全幅に亘っ
て切欠くことにより形成された切欠段部の先端部に係止
突条部を設けてなる上向き係止フックと、下面側にこの
上向き係止フックの切欠段部と同じ形状に切欠きされた
切欠部を設け且つこの切欠部の基端部に上記係止突条部
と嵌合可能な形状に形成された係止溝部を設けてなる下
向き係止フックとがそれぞれ設けられている構造を有す
る。 【0007】 【作用】上記構造を有する床材を床下地材上に釘や接着
剤を使用することなく敷設する際に、既に敷設した床材
列の入隅部分に露出している直角に隣接した実部とフッ
ク、即ち前列側の床材の後端面と敷設中の後列側の床材
の一側端面とに夫々設けている雌実部と上向き係止フッ
クとに次に敷設すべき床材の直角に隣接した雄実部と下
向き係止フックを嵌合させるには、敷設すべき床材の雄
実部を斜め下方に向けた状態にして該雄実部を前列側の
床材の後端面に設けている雌実部に嵌め込み、この状態
から該床材を徐々に寝かしていくと、雌実部に形成して
いる嵌合溝部に雄実部に設けている係合突条部が徐々に
嵌合しながら、且つ前列側の既設床材の一側端面に設け
ている上向き係止フックに該床材の対向側端面に設けて
いる下向き係止フックが徐々に嵌合しながら施工され
る。 【0008】施工後には、互いに嵌合した雌雄実部によ
って床材に浮き上がり等の上下方向のずれが生じるのを
拘束すると共に、これらの雌雄実部の互いに係合した溝
部と突条部とによって前後方向の妄動が拘束され、さら
に、上向き係止フックと下向き係止フックとの係合によ
って左右方向にずれが生じるのを互いに拘束し合い、隙
間の生じる虞れがない。 【0009】 【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
1は一定幅と長さを有する長方形状の床材主体で、一定
厚みを有する合板、パーティクルボード、MDF等の木
質材料から形成されてあり、互いに平行な長辺側の両端
面を前後端面として前端面には雄実部3を、後端面には
雌実部2を設けている一方、互いに平行な短辺側の両端
面を左右側端面として一方の側端面には上向き係止フッ
ク4を、他方の側端面には該上向き係止フック4と係合
可能な形状を有する下向き係止フック5を夫々設けてい
る。 【0010】上記雌雄実部2、3及び上向き係止フック
4と下向き係止フック5の構造を具体的に説明すると、
雌実部2は図2に示すように、床材主体1の前端面にお
ける中央の一定厚さ部分を前端面から内方に向かって一
定深さ刻設することにより形成された前方に向かって開
口している溝2aからなり、この溝2aの奥底から前方に向
かって突出している上下水平突条部2b、2cにおいて、上
側の突条部2bの前端部を所定幅、切除して該突条部2bの
突出長を短く形成していると共に下側の突条部2cの上面
中央部には上側の突条部2bの突出端面の前方側に向かっ
て上方に開口した嵌合溝部2dを形成してなるものであ
る。 【0011】 雄実部3は床材主体1の後端面中央部に
上記雌実部2の上側突条部2bと略同一突出長さか又はや
ゝ短い突出長さでもって後方に向かって水平に突設して
なる突条3aからなり、この突条3aの厚みは上記雌実部2
の水平溝2aに嵌入可能な厚みに形成されていると共に該
突条3aの下面側に上記雌実部2の下側突条部 2c と同じ形
状の切欠部 3b を設け、さらに上記突条3aの下面中間部に
上記雌実部2の嵌合溝部2dに嵌合可能な係合突条部3cを
下方に向けて突設してなるものである。 【0012】 また、床材主体1の互いに平行な短辺側
において、一方の側端面に設けている上向き係止フック
4は、図3に示すように、床材主体1の一側端部の上半
部を一定長さ部分だけ全幅に亘って断面L字状に切欠く
ことによって切欠段部4aを形成し、この切欠段部4aの基
端部に上面から適宜深さに達する溝4bを刻設することに
よって先端部に係止突条部4cを形成してなるものであ
り、他方の側端部に設けている下向き係止フック5は、
床材主体1の他側端部の下半部を上記切欠段部4aの切欠
寸法と略同一長さ部分、全幅に亘って上記上向き係止フ
ック4の切欠段部 4a と同じ形状に切欠くことによって下
向段部5aを形成し、この段部5aの基端部に下面から上方
に向かった適宜深さに達する係止溝部5bを刻設すると共
に先端部に係止突条部5cを形成してなるものである。 【0013】このように構成した床材を床下地材A上に
施工する手順を述べると、図4、図5に示すように、床
材主体1、1同士は対向する上向き係止フック4と下向
き係止フック5との係合によって長さ方向に順次連結し
た状態で敷設され、幅方向には図6に示すように、前後
の対向する床材主体1、1がその長辺端部に形成してい
る雌雄実部2、3同士を係合させることによって順次連
結した状態で敷設される。 【0014】この際、長さ方向に床材主体1を直列状態
に敷設したのち、次の列に床材主体1を敷設していくも
のであり、従って、既に敷設された前列の床材主体1に
おける露出している後端長辺側端部の雌実部2と、この
雌実部2に直角に連なる次列に敷設した床材主体1の一
側端側に露出している上向き係止フック4とに次の床材
主体1の前端長辺側端部の雄実部3と他側端側の下向き
係止フック5とを夫々係合させることにより該床材主体
1を敷設するものである。このように、既に敷設した前
列側の床材主体1の雌実部2と次列側の床材主体1の上
向き係止フック4とによって直角入隅部を形成しなが
ら、順次、床材主体1を釘着や接着剤を用いることなく
敷設していくものである。 【0015】その敷設作業は、まず、図4〜図6に示す
ように、敷設すべき床材主体1を雄実部3側が下傾端と
なるように幅方向に斜め下方に傾斜させた状態で該雄実
部3の突条3aを前列側の床材主体1における雌実部2の
前方に向かって開口している溝2aの開口端に合致させる
と共に該溝2aに沿って長さ方向に移動させることにより
雄実部3と直角に連設した短辺側の下向き係止フック5
を先に敷設した床材主体1の上向き係止フック4上に対
向させる。 【0016】この状態から敷設すべき床材主体1を水平
方向に倒しながら雄実部3の突条3aを既設の床材主体1
の雌実部2の溝2aに押し込んでいくと、下向き係止フッ
ク5の先端係止突条部5cが先に敷設した床材主体1の上
向き係止フック4の溝4bに前端側から後端側に向かって
徐々に嵌合していくと共に雄実部3の下面に突設したい
る係合突条部3cが雌実部2の嵌合溝部2dに嵌まり込み、
この状態で床材主体1床下地材A上に敷設される。 【0017】上記敷設作業を繰り返し行って床下地材A
上に多数の床材列からなる床を施工するものであり、施
工後においては、前後列の床材主体1、1間は図7に示
すように、互いに嵌合した雌雄実部2、3によって浮き
上がり等の上下方向のずれを拘束されると共にこれらの
雌雄実部2、3の互いに係合した溝部2dと突条部3cとに
よって前後方向の妄動が拘束され、さらに、図8に示す
ように、上向き係止フック4と下向き係止フック5との
係合によって左右方向(列の長さ方向)にずれるのを阻
止するものである。 【0018】なお、以上の実施例における床材主体1に
は、その下面に適宜厚みのゴム層等の弾性層を設けてお
いてもよく、さらに、上面に適宜な化粧層を施しておい
てもよい。 【0019】次に、図9〜図13は本発明のさらに別な実
施例を示すもので、上記床材主体1は木質材で形成して
いるが、この実施例における床材主体1Aは、その上半部
1aを木質材で、下半部1bを可撓性シートで形成し、両者
を一体に積層、接着してなるものである。床材主体1Aの
四方端面に形成している雌雄実部2、3や上向き係止フ
ック4、下向き係止フック5の形状については上記実施
例に示した床材主体1と同一であるので詳細な説明は省
略するが、図10、図11に示すように、雌実部2の下側の
水平突条部2cと嵌合溝部2d、および雄実部3の切欠部3b
の下層部とこの下層部から下方に向けて突出した係合突
条部3cとを可撓性シートによって形成し、さらに、短辺
側に設けた上向き係止フック4全体を可撓性シートによ
り形成すると共に下向き係止フック5の係止溝部5bの対
向内面と先端係止突条部5cとを可撓性シートにより形成
しているものである。なお、可撓性シートとしては、ゴ
ムや弾性樹脂シート等の可撓性と共に弾性変形が可能な
シート材が使用される。 【0020】この床材主体1Aの施工方法は上記実施例と
同様であるが、雌実部2の下側水平突条部2cを可撓性シ
ートで形成しているので、この雌実部2に敷設すべき床
材主体1Aの雄実部3を嵌合させる際に、水平突条部2cが
雄実部3の押圧力に応じて圧縮変形しながら該雄実部3
の係合突条部3cを嵌合溝部2dに円滑に嵌め込ませること
ができると共に水平突条部2cの弾性力により雌実部2の
溝2aに嵌合した雄実部3を上方に押圧してその上面を雌
実部2の上側突条部2bの下面に圧接させ、床材主体1A、
1A間の上面を面一状態に敷設することができる。 【0021】同様に、下向き係止フック5も上向き係止
フック4の押し付けに応じて圧縮変形させながら両フッ
ク4、5を円滑に係合させることができるものである。
なお、上記各実施例においては、床材主体1、1Aの長辺
側に雌雄実部2、3を、短辺側に係止フック4、5を設
けているが、長辺側に係止フック4、5を短辺側に雌雄
実部2、3を形成しておいてもよく、また、床材主体
1、1Aを正方形に形成しておいてもよい。 【0022】 【発明の効果】以上のように本発明の床材によれば、平
面四角形状に形成した床材主体の一方の互いに平行な両
端面において、一方の端面における中央の一定厚さ部分
を内方に向かって一定深さ刻設することにより前方に向
かった開口した溝を形成していると共にこの溝の奥底か
ら前方に向かって突出している上下水平突条部における
上側の突条部の端部を所定幅、切除してこの突条部の突
出長さを短く形成し且つ下側の突条部の上面には上側の
突条部の突出端面の前方側に向かって上方に開口した嵌
合溝部を形成してなる雌実部を設け、他方の端面に上記
雌実部の上側突条部と略同一突出長さか又はやや短い突
出長さでもって厚みが上記雌実部における前方に向かっ
て開口した溝に嵌入可能な厚みに形成されている突条を
水平に突設し且つこの突条の下面側に上記雌実部の下側
突条部と同じ形状の切欠部を設けると共に上記突条の下
面中間部に上記雌実部の嵌合溝部に嵌合可能な係合突条
部を下方に向けて突設してなる雄実部を設けてあり、さ
らに、床材主体の他方の互いに平行な両端面には、上半
部を一定長さ部分だけ全幅に亘って切欠くことにより形
成された切欠段部の先端部に係止突条部を設けてなる上
向き係止フックと、下面側にこの上向き係止フックの切
欠段部と同じ形状に切欠きされた切欠部を設け且つこの
切欠部の基端部に上記係止突条部と嵌合可能な形状に形
成された係止溝部を設けてなる下向き係止フックとがそ
れぞれ設けられているので、既に敷設した前列の床材主
体の雌実部に次に敷設すべき床材主体の雄実部を嵌合さ
せると共に雌実部に直角に連なる次列に敷設した床材主
体の上向き係止フックに下向き係止フックを係合させな
がら床材主体を順次簡単且つ正確に敷設することができ
る。 【0023】さらに、隣接する床材同士は、互いに嵌合
した雌雄実部によって浮き上がり等による上下方向のず
れや段差の発生をなくし得ると共に、これらの雌雄実部
の互いに係合した上向き開口の溝部と下向き突条部とに
よって前後方向の妄動を確実に拘束しておくことがで
き、その上、雌雄実部に直角に連なる上向きフック部と
下向きフック部との係合によって左右方向にずれが生じ
るのを拘束し得るものであり、従って、地震等によって
も隣接する床材間には目隙を生じさせることなく常に精
度のよい施工状態を長期間に亘って維持し得るものであ
る。 【0024】更に、雌雄実部の互いに係合する溝部と突
条部、及び上向きフック部と下向きフック部とを可撓性
材料で形成しておけば、施工時に変形させながら互いに
嵌合、係合させることができ、施工性が一段と向上する
と共に可撓性と共に弾性を付与しておくことによって床
材に適度なクッション性を付与することができ、その
上、雌雄実部およびとフック部同士の弾性係合によって
床下地材に多少の不陸や施工技術にバラツキがあっても
それを吸収して上面が面一の精度のよい床施工が可能と
なるものである。このように本発明の床材は釘や接着剤
を使用することなく床下地材に置敷きする床材として、
熟練を要することなく正確且つ容易に施工し得るもので
ある。
となく床面に敷設する置敷床材に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、合板などの床下地パネルやコ
ンクリートスラブ等の床下地材の床面上に施工する床材
としては、長方形状に形成した床材主体の一側端面に雄
実部を突設する一方、他側端面に該雄実部が嵌合可能な
雌実部を形成している構造のものが広く知られている
が、このような床材では、単に床材の対向側端面同士を
雌雄実部によって本実接合させるように構成しているだ
けであるから、接合させても床材同士が床下地面に沿っ
て互いに接離する方向に対しては何等の規制も受けてい
ないために、作業者の技量や施工面の精度のバラツキ等
によって隣接する床材間に目隙や段差が生じ易くて精度
の良い施工が困難であった。 【0003】このため本願出願人等は、特願平4ー31
7769号に記載しているような床材を開発した。即ち
この床材は、床材主体の互いに平行する両側端部におい
て、一方の側端部の先端面と基端下面とに、水平方向に
開口する溝と垂直下方に開口する溝とをそれぞれ設けて
なる雄実部を形成すると共に、他方の側端部の先端下部
と基端面とに、上記垂直下方に開口する溝に係合可能な
上向き突条と上記水平方向に開口する溝に嵌合可能な水
平突条とをそれぞれ設けてなる雌実部を形成してなる構
造を有し、施工時に床材同士の雌雄実部を互いに接合さ
せた際に、水平方向に開口する溝と水平突条との係合に
より上下方向にずれが生じるのを規制すると共に、垂直
下方に開口する溝と上向き突条との嵌合により水平方向
にずれが生じるのを規制している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構造では、床下地面上に床材を釘着、或いは接着する
ことなく敷設した際には、一方の互いに平行な両側端部
同士のずれを拘束することができても他方の互いに平行
な端面同士は何等の拘束を受けることなく突き合わせら
れるだけであるから、歩行時や地震発生等による水平方
向の外力によって床下地面と床板との間で滑りが生じた
り、吸放湿等による床板自体の伸縮によって突き合わせ
端面間に目隙が生じ、精度のよい床が得られないという
問題点があった。 【0005】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、床下地材上に対
して前後左右いずれの方向に対してもずれを生じさせな
い構造を有する床材を提供するにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の床材は、平面四角形状に形成した床材主体の
一方の互いに平行な両端面において、一方の端面におけ
る中央の一定厚さ部分を内方に向かって一定深さ刻設す
ることにより前方に向かった開口した溝を形成している
と共にこの溝の奥底から前方に向かって突出している上
下水平突条部における上側の突条部の端部を所定幅、切
除してこの突条部の突出長さを短く形成し且つ下側の突
条部の上面には上側の突条部の突出端面の前方側に向か
って上方に開口した嵌合溝部を形成してなる雌実部を設
け、他方の端面に上記雌実部の上側突条部と略同一突出
長さか又はやや短い突出長さでもって厚みが上記雌実部
における前方に向かって開口した溝に嵌入可能な厚みに
形成されている突条を水平に突設し且つこの突条の下面
側に上記雌実部の下側突条部と同じ形状の切欠部を設け
ると共に上記突条の下面中間部に上記雌実部の嵌合溝部
に嵌合可能な係合突条部を下方に向けて突設してなる雄
実部を設けてあり、さらに、床材主体の他方の互いに平
行な両端面には、上半部を一定長さ部分だけ全幅に亘っ
て切欠くことにより形成された切欠段部の先端部に係止
突条部を設けてなる上向き係止フックと、下面側にこの
上向き係止フックの切欠段部と同じ形状に切欠きされた
切欠部を設け且つこの切欠部の基端部に上記係止突条部
と嵌合可能な形状に形成された係止溝部を設けてなる下
向き係止フックとがそれぞれ設けられている構造を有す
る。 【0007】 【作用】上記構造を有する床材を床下地材上に釘や接着
剤を使用することなく敷設する際に、既に敷設した床材
列の入隅部分に露出している直角に隣接した実部とフッ
ク、即ち前列側の床材の後端面と敷設中の後列側の床材
の一側端面とに夫々設けている雌実部と上向き係止フッ
クとに次に敷設すべき床材の直角に隣接した雄実部と下
向き係止フックを嵌合させるには、敷設すべき床材の雄
実部を斜め下方に向けた状態にして該雄実部を前列側の
床材の後端面に設けている雌実部に嵌め込み、この状態
から該床材を徐々に寝かしていくと、雌実部に形成して
いる嵌合溝部に雄実部に設けている係合突条部が徐々に
嵌合しながら、且つ前列側の既設床材の一側端面に設け
ている上向き係止フックに該床材の対向側端面に設けて
いる下向き係止フックが徐々に嵌合しながら施工され
る。 【0008】施工後には、互いに嵌合した雌雄実部によ
って床材に浮き上がり等の上下方向のずれが生じるのを
拘束すると共に、これらの雌雄実部の互いに係合した溝
部と突条部とによって前後方向の妄動が拘束され、さら
に、上向き係止フックと下向き係止フックとの係合によ
って左右方向にずれが生じるのを互いに拘束し合い、隙
間の生じる虞れがない。 【0009】 【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
1は一定幅と長さを有する長方形状の床材主体で、一定
厚みを有する合板、パーティクルボード、MDF等の木
質材料から形成されてあり、互いに平行な長辺側の両端
面を前後端面として前端面には雄実部3を、後端面には
雌実部2を設けている一方、互いに平行な短辺側の両端
面を左右側端面として一方の側端面には上向き係止フッ
ク4を、他方の側端面には該上向き係止フック4と係合
可能な形状を有する下向き係止フック5を夫々設けてい
る。 【0010】上記雌雄実部2、3及び上向き係止フック
4と下向き係止フック5の構造を具体的に説明すると、
雌実部2は図2に示すように、床材主体1の前端面にお
ける中央の一定厚さ部分を前端面から内方に向かって一
定深さ刻設することにより形成された前方に向かって開
口している溝2aからなり、この溝2aの奥底から前方に向
かって突出している上下水平突条部2b、2cにおいて、上
側の突条部2bの前端部を所定幅、切除して該突条部2bの
突出長を短く形成していると共に下側の突条部2cの上面
中央部には上側の突条部2bの突出端面の前方側に向かっ
て上方に開口した嵌合溝部2dを形成してなるものであ
る。 【0011】 雄実部3は床材主体1の後端面中央部に
上記雌実部2の上側突条部2bと略同一突出長さか又はや
ゝ短い突出長さでもって後方に向かって水平に突設して
なる突条3aからなり、この突条3aの厚みは上記雌実部2
の水平溝2aに嵌入可能な厚みに形成されていると共に該
突条3aの下面側に上記雌実部2の下側突条部 2c と同じ形
状の切欠部 3b を設け、さらに上記突条3aの下面中間部に
上記雌実部2の嵌合溝部2dに嵌合可能な係合突条部3cを
下方に向けて突設してなるものである。 【0012】 また、床材主体1の互いに平行な短辺側
において、一方の側端面に設けている上向き係止フック
4は、図3に示すように、床材主体1の一側端部の上半
部を一定長さ部分だけ全幅に亘って断面L字状に切欠く
ことによって切欠段部4aを形成し、この切欠段部4aの基
端部に上面から適宜深さに達する溝4bを刻設することに
よって先端部に係止突条部4cを形成してなるものであ
り、他方の側端部に設けている下向き係止フック5は、
床材主体1の他側端部の下半部を上記切欠段部4aの切欠
寸法と略同一長さ部分、全幅に亘って上記上向き係止フ
ック4の切欠段部 4a と同じ形状に切欠くことによって下
向段部5aを形成し、この段部5aの基端部に下面から上方
に向かった適宜深さに達する係止溝部5bを刻設すると共
に先端部に係止突条部5cを形成してなるものである。 【0013】このように構成した床材を床下地材A上に
施工する手順を述べると、図4、図5に示すように、床
材主体1、1同士は対向する上向き係止フック4と下向
き係止フック5との係合によって長さ方向に順次連結し
た状態で敷設され、幅方向には図6に示すように、前後
の対向する床材主体1、1がその長辺端部に形成してい
る雌雄実部2、3同士を係合させることによって順次連
結した状態で敷設される。 【0014】この際、長さ方向に床材主体1を直列状態
に敷設したのち、次の列に床材主体1を敷設していくも
のであり、従って、既に敷設された前列の床材主体1に
おける露出している後端長辺側端部の雌実部2と、この
雌実部2に直角に連なる次列に敷設した床材主体1の一
側端側に露出している上向き係止フック4とに次の床材
主体1の前端長辺側端部の雄実部3と他側端側の下向き
係止フック5とを夫々係合させることにより該床材主体
1を敷設するものである。このように、既に敷設した前
列側の床材主体1の雌実部2と次列側の床材主体1の上
向き係止フック4とによって直角入隅部を形成しなが
ら、順次、床材主体1を釘着や接着剤を用いることなく
敷設していくものである。 【0015】その敷設作業は、まず、図4〜図6に示す
ように、敷設すべき床材主体1を雄実部3側が下傾端と
なるように幅方向に斜め下方に傾斜させた状態で該雄実
部3の突条3aを前列側の床材主体1における雌実部2の
前方に向かって開口している溝2aの開口端に合致させる
と共に該溝2aに沿って長さ方向に移動させることにより
雄実部3と直角に連設した短辺側の下向き係止フック5
を先に敷設した床材主体1の上向き係止フック4上に対
向させる。 【0016】この状態から敷設すべき床材主体1を水平
方向に倒しながら雄実部3の突条3aを既設の床材主体1
の雌実部2の溝2aに押し込んでいくと、下向き係止フッ
ク5の先端係止突条部5cが先に敷設した床材主体1の上
向き係止フック4の溝4bに前端側から後端側に向かって
徐々に嵌合していくと共に雄実部3の下面に突設したい
る係合突条部3cが雌実部2の嵌合溝部2dに嵌まり込み、
この状態で床材主体1床下地材A上に敷設される。 【0017】上記敷設作業を繰り返し行って床下地材A
上に多数の床材列からなる床を施工するものであり、施
工後においては、前後列の床材主体1、1間は図7に示
すように、互いに嵌合した雌雄実部2、3によって浮き
上がり等の上下方向のずれを拘束されると共にこれらの
雌雄実部2、3の互いに係合した溝部2dと突条部3cとに
よって前後方向の妄動が拘束され、さらに、図8に示す
ように、上向き係止フック4と下向き係止フック5との
係合によって左右方向(列の長さ方向)にずれるのを阻
止するものである。 【0018】なお、以上の実施例における床材主体1に
は、その下面に適宜厚みのゴム層等の弾性層を設けてお
いてもよく、さらに、上面に適宜な化粧層を施しておい
てもよい。 【0019】次に、図9〜図13は本発明のさらに別な実
施例を示すもので、上記床材主体1は木質材で形成して
いるが、この実施例における床材主体1Aは、その上半部
1aを木質材で、下半部1bを可撓性シートで形成し、両者
を一体に積層、接着してなるものである。床材主体1Aの
四方端面に形成している雌雄実部2、3や上向き係止フ
ック4、下向き係止フック5の形状については上記実施
例に示した床材主体1と同一であるので詳細な説明は省
略するが、図10、図11に示すように、雌実部2の下側の
水平突条部2cと嵌合溝部2d、および雄実部3の切欠部3b
の下層部とこの下層部から下方に向けて突出した係合突
条部3cとを可撓性シートによって形成し、さらに、短辺
側に設けた上向き係止フック4全体を可撓性シートによ
り形成すると共に下向き係止フック5の係止溝部5bの対
向内面と先端係止突条部5cとを可撓性シートにより形成
しているものである。なお、可撓性シートとしては、ゴ
ムや弾性樹脂シート等の可撓性と共に弾性変形が可能な
シート材が使用される。 【0020】この床材主体1Aの施工方法は上記実施例と
同様であるが、雌実部2の下側水平突条部2cを可撓性シ
ートで形成しているので、この雌実部2に敷設すべき床
材主体1Aの雄実部3を嵌合させる際に、水平突条部2cが
雄実部3の押圧力に応じて圧縮変形しながら該雄実部3
の係合突条部3cを嵌合溝部2dに円滑に嵌め込ませること
ができると共に水平突条部2cの弾性力により雌実部2の
溝2aに嵌合した雄実部3を上方に押圧してその上面を雌
実部2の上側突条部2bの下面に圧接させ、床材主体1A、
1A間の上面を面一状態に敷設することができる。 【0021】同様に、下向き係止フック5も上向き係止
フック4の押し付けに応じて圧縮変形させながら両フッ
ク4、5を円滑に係合させることができるものである。
なお、上記各実施例においては、床材主体1、1Aの長辺
側に雌雄実部2、3を、短辺側に係止フック4、5を設
けているが、長辺側に係止フック4、5を短辺側に雌雄
実部2、3を形成しておいてもよく、また、床材主体
1、1Aを正方形に形成しておいてもよい。 【0022】 【発明の効果】以上のように本発明の床材によれば、平
面四角形状に形成した床材主体の一方の互いに平行な両
端面において、一方の端面における中央の一定厚さ部分
を内方に向かって一定深さ刻設することにより前方に向
かった開口した溝を形成していると共にこの溝の奥底か
ら前方に向かって突出している上下水平突条部における
上側の突条部の端部を所定幅、切除してこの突条部の突
出長さを短く形成し且つ下側の突条部の上面には上側の
突条部の突出端面の前方側に向かって上方に開口した嵌
合溝部を形成してなる雌実部を設け、他方の端面に上記
雌実部の上側突条部と略同一突出長さか又はやや短い突
出長さでもって厚みが上記雌実部における前方に向かっ
て開口した溝に嵌入可能な厚みに形成されている突条を
水平に突設し且つこの突条の下面側に上記雌実部の下側
突条部と同じ形状の切欠部を設けると共に上記突条の下
面中間部に上記雌実部の嵌合溝部に嵌合可能な係合突条
部を下方に向けて突設してなる雄実部を設けてあり、さ
らに、床材主体の他方の互いに平行な両端面には、上半
部を一定長さ部分だけ全幅に亘って切欠くことにより形
成された切欠段部の先端部に係止突条部を設けてなる上
向き係止フックと、下面側にこの上向き係止フックの切
欠段部と同じ形状に切欠きされた切欠部を設け且つこの
切欠部の基端部に上記係止突条部と嵌合可能な形状に形
成された係止溝部を設けてなる下向き係止フックとがそ
れぞれ設けられているので、既に敷設した前列の床材主
体の雌実部に次に敷設すべき床材主体の雄実部を嵌合さ
せると共に雌実部に直角に連なる次列に敷設した床材主
体の上向き係止フックに下向き係止フックを係合させな
がら床材主体を順次簡単且つ正確に敷設することができ
る。 【0023】さらに、隣接する床材同士は、互いに嵌合
した雌雄実部によって浮き上がり等による上下方向のず
れや段差の発生をなくし得ると共に、これらの雌雄実部
の互いに係合した上向き開口の溝部と下向き突条部とに
よって前後方向の妄動を確実に拘束しておくことがで
き、その上、雌雄実部に直角に連なる上向きフック部と
下向きフック部との係合によって左右方向にずれが生じ
るのを拘束し得るものであり、従って、地震等によって
も隣接する床材間には目隙を生じさせることなく常に精
度のよい施工状態を長期間に亘って維持し得るものであ
る。 【0024】更に、雌雄実部の互いに係合する溝部と突
条部、及び上向きフック部と下向きフック部とを可撓性
材料で形成しておけば、施工時に変形させながら互いに
嵌合、係合させることができ、施工性が一段と向上する
と共に可撓性と共に弾性を付与しておくことによって床
材に適度なクッション性を付与することができ、その
上、雌雄実部およびとフック部同士の弾性係合によって
床下地材に多少の不陸や施工技術にバラツキがあっても
それを吸収して上面が面一の精度のよい床施工が可能と
なるものである。このように本発明の床材は釘や接着剤
を使用することなく床下地材に置敷きする床材として、
熟練を要することなく正確且つ容易に施工し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明床材の平面図、
【図2】そのYーY線拡大断面図、
【図3】そのXーX線拡大断面図、
【図4】施工状態を示す簡略斜視図、
【図5】雌雄実部同士の係合状態を説明するための一部
を断面した斜視図、 【図6】フック同士の係合状態を説明するための一部を
断面した斜視図、 【図7】隣接する床材主体の雌雄実部同士が係合した敷
設状態の一部断面図、 【図8】隣接する床材主体のフック同士が係合した敷設
状態の一部断面図、 【図9】本発明の別な実施例を示す簡略平面図、 【図10】そのYーY線拡大断面図、 【図11】そのXーX線拡大断面図、 【図12】隣接する床材主体の雌雄実部同士が係合した
敷設状態の一部断面図、 【図13】隣接する床材主体のフック同士が係合した敷
設状態の一部断面図。 【符号の説明】 1 床材主体 2 雌実部 2d 嵌合溝部 3 雄実部 3c 係合突条部 4 上向き係止フック 4c 係止突条部 5 下向き係止フック 5b 係止溝部
を断面した斜視図、 【図6】フック同士の係合状態を説明するための一部を
断面した斜視図、 【図7】隣接する床材主体の雌雄実部同士が係合した敷
設状態の一部断面図、 【図8】隣接する床材主体のフック同士が係合した敷設
状態の一部断面図、 【図9】本発明の別な実施例を示す簡略平面図、 【図10】そのYーY線拡大断面図、 【図11】そのXーX線拡大断面図、 【図12】隣接する床材主体の雌雄実部同士が係合した
敷設状態の一部断面図、 【図13】隣接する床材主体のフック同士が係合した敷
設状態の一部断面図。 【符号の説明】 1 床材主体 2 雌実部 2d 嵌合溝部 3 雄実部 3c 係合突条部 4 上向き係止フック 4c 係止突条部 5 下向き係止フック 5b 係止溝部
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(56)参考文献 特開 平3−169967(JP,A)
実開 平6−16592(JP,U)
実開 平2−25635(JP,U)
実開 昭51−144013(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E04F 13/08
E04F 15/02
E04F 15/04
E04F 15/08
E04F 15/10
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 平面四角形状に形成した床材主体の一方
の互いに平行な両端面において、一方の端面における中
央の一定厚さ部分を内方に向かって一定深さ刻設するこ
とにより前方に向かった開口した溝を形成していると共
にこの溝の奥底から前方に向かって突出している上下水
平突条部における上側の突条部の端部を所定幅、切除し
てこの突条部の突出長さを短く形成し且つ下側の突条部
の上面には上側の突条部の突出端面の前方側に向かって
上方に開口した嵌合溝部を形成してなる雌実部を設け、
他方の端面に上記雌実部の上側突条部と略同一突出長さ
か又はやや短い突出長さでもって厚みが上記雌実部にお
ける前方に向かって開口した溝に嵌入可能な厚みに形成
されている突条を水平に突設し且つこの突条の下面側に
上記雌実部の下側突条部と同じ形状の切欠部を設けると
共に上記突条の下面中間部に上記雌実部の嵌合溝部に嵌
合可能な係合突条部を下方に向けて突設してなる雄実部
を設けてあり、さらに、床材主体の他方の互いに平行な
両端面には、上半部を一定長さ部分だけ全幅に亘って切
欠くことにより形成された切欠段部の先端部に係止突条
部を設けてなる上向き係止フックと、下面側にこの上向
き係止フックの切欠段部と同じ形状に切欠きされた切欠
部を設け且つこの切欠部の基端部に上記係止突条部と嵌
合可能な形状に形成された係止溝部を設けてなる下向き
係止フックとがそれぞれ設けられていることを特徴とす
る床材。
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- 2001-04-27 JP JP2001133354A patent/JP3507455B2/ja not_active Expired - Fee Related
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