JP2007032026A - 床板 - Google Patents

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英明 笠倉
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【課題】床板の乾燥収縮による木端面の反り上がりを抑え、施工性の向上を図る。
【解決手段】一対の木口面2a、2bと一対の木端面3a、3bとを備え、一方の木口面2aに雄実7を有すると共に他方の木口面2bに雌実8を有し、一方の木端面3aに斜釘14の打付け溝となる釘隠溝11が雌実8よりも幅及び深さを小さなものとして形成され、他方の木端面3bに前記釘隠溝11に嵌入可能な凸条部12が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、体育館等の床板に関するものである。
従来、体育館等の床組構造の仕上材として床板を採用する場合、先ず、床基礎上に置床下地等を介して平板状の床支持材を設置し、該床支持材上に平板状の捨張り材を支持させ、該捨張り材上に床板を敷き並べる。これにより、床板からなる床面が形成される。
この種の施工方法おいては、例えば特許文献1に示す床板が採用可能である。該特許文献1に示される床板は、一方の木端面に雄実を有すると共に他方の木端面に雌実を有しており、隣接する床板の一方の雌実に他方の雄実を嵌合させる工法(本実矧ぎ)によって複数の床板が隙間無く設置される。また、これら複数の床板はそれぞれ、雌実の底部から捨張り材に向けて斜釘が打ち込まれており、これによって床板が捨張り材に固定される。
特開2001−262816号公報(第8図)
ところで、本実矧ぎによって敷き並べられる床板において、雄実は、その幅が木端面の幅の1/3程度の大きさを有すると共に、その突出長さが幅と同程度若しくはそれ以上の大きさを有している一方、雌実はかかる雄実を嵌合可能な大きさに形成されているのが一般的であり、これによって有効寸法(施工後に床面上に表れる寸法)に対して実際に必要とされる板の寸法(以下、実寸法という)が大きなものとなる。特に体育館等に用いられる床板においては、使用中の摩耗等を考慮して形成されるため、一般的な床板よりも厚く形成されており、これに伴って雄実及び雌実も大きく形成されたものとなっている。したがって、各床板の乾燥収縮による木端面の反り上がりが一般的な床板よりも大きなものとなり、これによって床面が波打つこととなる虞があった。特に雌実が形成された木端面は、該雌実上下の両側の部分が薄く突出することとなり、かかる部分の強度が低下するばかりでなく乾燥収縮による変形がより大きなものとなる。
しかしながら、特許文献1の床板においては、雄実の幅が木端面の幅の1/3程度であると共にその突出長さも幅と同程度に形成され、雌実はかかる雄実を嵌合可能な大きさに形成されているのみであり、上述の如き問題を解決するには至っていない。
また、雌実の底部に打ち込まれた斜釘の打ち込み状態は、該斜釘によって固定された床板の雌実に該床板に隣接配備される床板の雄実を嵌合させることによって明らかとなるものの、前記斜釘の打ち込み状態によっては接着剤が塗布された捨張り材上にて床板の雄実と雌実とを嵌合させたり外したりしなければならず、極めて施工性が悪い。
そこで、本発明の目的は、乾燥収縮による木端面の反り上がりを抑えることができる施工性の高い床板を提供するようにしたものである。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明における課題解決のための技術的手段は、一対の木口面と一対の木端面とを備え、一方の木口面に雄実を有すると共に他方の木口面に雌実を有している床板において、一方の木端面に斜釘の打付け溝となる釘隠溝が前記雌実よりも幅及び深さを小さなものとして形成され、他方の木端面に前記釘隠溝に嵌入可能な凸条部が形成されていることを特徴とする。
これによれば、本発明に係る床板は、一対の木口面に雄実と雌実を有するのみであり、一対の木端面に雄実及び雌実を備えていない。これら雄実及び雌実に替えて、一対の木端面には、一方に前記釘隠溝が形成されると共に他方に前記凸条部が形成されているのである。
これによって幅方向の実寸法が有効寸法よりも僅かに大きく形成されるのみとなり、乾燥収縮による両木端面の反りを低減させることができる。
また、釘隠溝はその幅及び深さが雌実よりも小さいものであるため、木端面の釘隠溝の両側となる部分は、その厚さが釘隠溝の幅よりも大きく形成されることとなる。このため、該部分の乾燥収縮は極めて僅かなものとなり、これによって前記一方の木端面の反り上がりをさらに低く抑えることができるのである。
また、前記釘隠溝は浅く形成される共に、前記凸条部は木端面から僅かに突出してされている。このため、先に設置された床板の釘隠溝側の木端面に該床板に隣接配備されることとなる床板の凸条部側の木端面を仮当てすることにより、凸条部を釘隠溝に嵌入させることができなければ釘の打ち込み状態が完全でないことが明らかとなる。かかる方法により釘の打ち込み状態を容易に判別でき、これによって施工性を向上させることができるのである。
また、前記釘隠溝は、その幅が雌実の幅の5割以下に形成されると共にその深さが雌実の深さの5割以下に形成され、前記凸条部は、その幅が雄実の幅の5割以下に形成されると共にその高さが雄実の高さの5割以下に形成されていることが好ましい。
これによれば、両木端面の乾燥収縮をより低減することができるのである。
さらに、前記凸条部の断面は基端から先端に向けて先細りとなる台形状若しくは凸円弧状に形成され、前記釘隠溝の断面は凸条部が嵌合可能な形状に形成されていることが好ましい。
これによれば、より容易に一の床板の凸条部を先に設置された床板の釘隠溝に嵌め込むことができ、施工性をさらに向上させることができる。
本発明の床板によれば、施工性の向上を図ることができると共に、乾燥収縮による木端面の反り上がりを抑えることができる。
以下、本発明を実施した形態につき、図1〜図6に沿って具体的に説明する。
本実施の形態の床板1は、図1〜図4に示す如く、扁平な直方体状すなわち帯板形状に形成されており、長尺方向の端面となる一対の木口面2a、2bと、短尺方向の端面となる一対の木端面3a、3bとを有すると共に、床面に表れる仕上面4と、該仕上面4の反対側の面となる裏面5とを有している。
本実施の形態において、床板1は無垢の木材(無垢材)から形成されており、木口面2a、2bが木材の繊維方向に直角に切断され、木端面3a、3bが柾目面、仕上面4及び裏面5が板目面として形成されている。また、仕上面4が木表とされ、裏面5が木裏とされている。
図3に示す如く、一対の木口面2a、2bの内、一方の木口面2aに雄実7が形成されると共に他方の木口面2bに雌実8が形成されている。
雄実7は木口面2aの幅方向略中央部に形成されており、該木口面2aに垂直な断面が基端から先端に向けて先細りとなる台形状に形成されている。
また、該雄実7の基端部の幅は、木口面2aの幅の1/3程度の大きさを有している。本実施の形態において、木口面2aの幅L1は18mmであり、雄実7の基端部の幅k1は6mmの大きさを有している。また、雄実7の突出長さd1は該雄実7の基端部の幅k1と同じ6mmの大きさを有している。
雌実8は他方の木口面2bの幅方向略中央部に形成されており、前記雄実7を嵌合させるべく、該木口面2bに垂直な断面は開放部から底部に向けて先細りとなる台形状に凹設されている。また、該雌実8の開放面の幅は、木口面2bの幅の1/3程度の大きさを有している。本実施の形態において、木口面2bの幅L2は18mmであり、雌実8の開放部の幅k2は6.4mmの大きさを有している。また、雌実8の深さd2は該雌実8の開放面の幅k2と同じ6.4mmの大きさを有している。
また、図2に示す如く、一対の木端面3a、3bの内、一方の木端面3aに釘隠溝11が形成されると共に他方の木端面3bに凸条部12が形成されている。
釘隠溝11は、床板1を図6に示す捨張り材22等の下板に固定するために打ち付けられる斜釘14の打付け溝を構成するものであって、木端面3aの幅方向略中央部に該木端面3aに垂直な断面を角形状として凹設されている。これにより、該釘隠溝11の両側には一対の脚部11aが形成される。
また、図1及び図4に示す如く、釘隠溝11の幅は雌実8の幅よりも小さく、該雌実8の幅の5割以下であることが望ましい。本実施の形態においては、図2及び図3に示す如く、雌実8の基端側の幅k2は6.4mmであり、釘隠溝11の幅k3は3mmである。
また、図1及び図4に示す如く、釘隠溝11の深さは雌実8の深さよりも小さく、該雌実8の深さの5割以下であることが望ましい。本実施の形態においては、図2及び図3に示す如く、雌実8の深さd2は6.4mmであり、釘隠溝11の深さd3は2mmである。
凸条部12は、図6に示す如く釘隠溝11に嵌入可能に形成されており、図2に示す如く、木端面3bの幅方向略中央部に該木端面3bに垂直な断面を角形状として凸設されている。
また、図1及び図4に示す如く、凸条部12の幅は雄実7の幅よりも小さく、該雄実7の幅の5割以下であることが望ましい。本実施の形態においては、図2及び図3に示す如く、雄実7の基端側の幅k1は6mmであり、凸条部12の幅k4は2mmである。
また、図1及び図4に示す如く、凸条部12の突出長さは雄実7の突出長さよりも小さく、該雄実7の突出長さの5割以下であることが望ましい。本実施の形態においては、図2及び図3に示す如く、雄実7の突出長さd1が6mmであり、凸条部12の突出長さd4は1mmである。
また、図1及び図2に示す如く、仕上面4には複数箇所に円形状の凹部15が形成されており、裏面5には床板1の長尺方向に伸びる互いに平行な一対の溝部16が形成されている。
本実施の形態の床板1は以上の構成からなるものであって、次に該床板1を用いて床面を施工する方法について図5及び図6を参照して説明する。
床板1を敷き並べるに先立ち、該床板1を敷き並べるための下張り面20を施工する。本実施の形態において、下張り面20は、床基礎(図示省略)上に床下地材(図示省略)等を介して根太21を組み上げ、該根太21上に捨ベニヤ等の平板状の捨張り材22を取り付けることにより形成される。
該下張り面20に床板1を敷き並べるには、先ず、床板1aの裏面5に接着剤を塗布し、該床板1aを捨張り材22に貼着する。次に、図6に示す如く該床板1aの斜め上方から釘隠溝11に向けて斜釘14を打ち込む。該斜釘14を釘隠溝11の下側の脚部11a及び捨張り材22に貫通させることにより、床板1aの釘隠溝側を捨張り材22に圧着させる。このとき、斜釘14の釘頭14aは釘隠溝11の下側の脚部11aに没入させる。また、図に示す如く斜釘14の先端が捨張り材22を貫通して根太21に到達していることが好ましい。
次に、仕上面4に形成された凹部15にタッピンねじ等の脳天ねじ材23をねじ込み、これによって床板1aの凸条部側を捨張り材22に圧着させる。このとき、脳天ねじ材23の先端が捨張り材22を貫通して根太21まで届いていることが好ましい。これにより、床板1aの裏面5が全体に亘って接着剤の塗布後直ちに(接着剤が乾燥する前に)捨張り材22に圧着されることとなり、接着強度を大幅に低下させることなく床板1aを捨張り材22に取り付けることができる。その後、前記凹部15を埋木材24によって埋め、脳天ねじ材23のねじ頭を隠すと共に仕上面4を平滑にする。
図5に示す如く、該床板1aの長尺方向に次の床板1bを取り付けるには、先ず、該床板1bの裏面5に接着剤を塗布する。そして、既に捨張り材22に取り付けられた床板1aの斜め上方から床板1bの雄実7を床板1aの雌実8へ嵌め込みつつ床板1bの雌実側を捨張り材22に近接させ、これによって該床板1bを床板1aに嵌合させた状態で捨張り材22に貼着する。その後、上記の手順を経て斜釘14及び脳天ねじ材23を介して床板1bを捨張り材22に圧着させる。この様に本実矧ぎによって床板1を連結する工程を繰り返すことにより、床板1がその長尺方向に一列に敷き並べられる。
図6に示す如く、床板1aの短尺方向に床板1cを取り付けるには、先ず、該床板1cの裏面5に接着剤を塗布する。そして、床板1aの釘隠溝11を備えた木端面3aに床板1cの凸条部11を備えた木端面3bを床板1aの斜め上方から仮当てする。
このとき、図6中に拡大して示す如く、斜釘14が釘頭14aを釘隠溝11の下側の脚部11aに没入するまで打ち込まれていれば、凸条部12が釘隠溝11に嵌入して隠れ、凸条部12を床面側(施工者側)から視認できることはない。これによって、床板1cを捨張り材22に貼着する前に床板1cの木端面3bが床板1aの木端面3aに隙間やずれ無く当接することが確認される。
一方、斜釘14が釘頭14aを釘隠溝11の下側の脚部11aに没入するまで打ち込まれていなければ、凸条部12は斜釘14に当接するため釘隠溝に嵌入することはなく、これによって該凸条部を床面側から視認することができる。これにより、床板1cを捨張り材22に貼着する前に床板1cの木端面3aと床板1aの木端面3bとの間に斜釘14に起因する隙間やずれが生じることが確認される。すなわち、凸条部12は、先に設置された床板1の釘隠溝11に嵌入することにより、短尺方向に隣接する床板1どうしの位置ずれを防止することはもちろん、当該先に設置された床板1に打ち込まれた斜釘14の打ち込み状態を確認するための簡易ゲージとして機能するのである。
そして、床板1a、1c間に上述の如き隙間やずれが生じていれば、床板1aに打ち込まれた斜釘14を釘頭14aが下側の脚部11aに没入するまで再び打ち込み、これによって斜釘14の打ち込みに起因する床板1a、1c間の隙間やずれを解消する。
その後、床板1cの凸条部12を床板1aの釘隠溝11に嵌入させた状態で該床板1cを捨張り材22上に貼着する。そして、上記の手順を経て斜釘14及び脳天ねじ材23を介して床板1cを捨張り材22に圧着させる。かかる工程を繰り返すことにより、床板1がその短尺方向にも敷き並べられる。
本実施の形態の床板1は仕上面4が木表とされているため、乾燥収縮による反り上がりは、床板1の長尺方向よりも短尺方向の方が顕著に現れることとなり、両木端面3a、3bが捨張り材22から離間するように反り上がる。床板1の乾燥収縮の大きさは、床板1の収縮率に実寸法を乗じることによって求められるため、実寸法は有効寸法に可及的近接させた値とすることが望ましい。図2に示す如く、本実施の形態の床板1の短尺方向の実寸法Wは、有効寸法wよりも凸条部12の突出分だけ僅かに大きく形成されるのみ(本実施の形態において短尺方向の実寸法Wは有効寸法wよりも1mm大きいのみ)であり、有効寸法wに略等しい。これにより、両木端面3a、3bの反り上がりは最小限に抑えられ、床板1の反りによって床面が波打つ虞はない。
また、両木端面3a、3bの反り上がりは床板1の有効寸法から算出される値に近接したものとなり、床板1に想定外の反りが発生する虞はない。
また、釘隠溝11上下の脚部11aが厚く形成されることとなるため、該脚部11aを有する木端面側の強度が増大するばかりでなく、該脚部11aの乾燥収縮は極めて僅かなものとなり、これによって木端面3bの反り上がりがさらに小さなものとなる。
また、釘隠溝11は雌実8よりも小さく形成されると共に凸条部12は雄実7よりも小さく形成されているため、凸条部12の釘隠溝11への嵌入は雄実7を雌実8に嵌合させる場合よりも容易に行うことができる。
すなわち、雄実7と雌実8とを嵌脱するためには、例えば図5に示す如く、雄実7を雌実8に対向させた状態で床板1bを雌実側の床板1aに近接離間させなければならない。このため、接着剤を塗布した床板1bの裏面5が捨張り材22上を摺動することとなり、施工性が悪い。一方、図6に示す如く、床板1cの木端面3bの仕上面側の辺を床板1aの木端面3aの仕上面側の辺に当接させ、図中の矢印で示す如く、該当接部を回転軸として床板1cを捨張り材22に向けて回転させる容易な作業によって凸条部12は釘隠溝11に嵌入する。このため、釘隠溝11に凸条部12を嵌入するにあたって接着剤を塗布された床板1cの裏面5が捨張り材22に殆ど接触しない。したがって、本実施の形態の床板によれば、上述の如く斜釘14の打ち込み状態を容易に判別することができるばかりでなく、既に固定された床板1の短尺方向に隣接させて配備すべき床板1の取付前の位置調整を容易に行うことができ、精度の高い施工を行うことができるのである。
また、床板1の短尺方向の実寸法Wが有効寸法wに略等しいため、床板一枚を作成するために必要とされる木材の大きさが仕上がり後の床板1の大きさと略同じ大きさとなり、これによって床板1の単価を抑えられるのである。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、図7に示す如く、凸条部12を基端から先端に向けて先細りとなる断面台形状に形成すると共に、釘隠溝11を凸条部12の形状に合わせて断面台形状に凹設することも可能である。また、図8に示す如く、凸条部12の先端側を凸円弧状に形成すると共に、釘隠溝11の底部を凸条部12の形状に合わせて凹円弧状に形成することも可能である。これらの凸条部12及び釘隠溝11においては、より容易に釘隠溝11に凸条部12を嵌入させることができ、さらなる施工性の向上が期待できる。
また、床板1の構成素材を集成材や合板によって構成した場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏する。また、仕上面4を木裏、裏面5を木表とした床材1を採用することも可能である。
また、床板1の長尺方向の連結方法は上述の本実矧ぎによるもの限定されるものではなく、相欠き矧ぎ等によるものでも構わない。また、脳天ねじ材23に代えて釘を採用することも可能である。
また、凸条部12及び釘隠溝11の形成位置は、凸条部12が釘隠溝11に嵌入可能であれば、木端面3a、3bの幅方向中央部から仕上面側若しくは裏面側にずらした位置に設けても、本実施の形態と同様の効果を奏する。
本実施の形態の床板の斜視図である。 床板の短尺方向の断面図である。 床板の長尺方向の一部を省略して示す断面図である。 床板の正面図である。 床板の施工状態を床板の長尺方向からみた断面図である。 床板の施工状態を床板の短尺方向からみた断面図である。 床板の他の実施の形態を示す断面図である。 床板のさらに他の実施の形態を示す断面図である。
符号の説明
1 床板
2a 木口面
2b 木口面
3a 木端面
3b 木端面
7 雄実
8 雌実
10 釘隠溝
11 凸条部
14 斜釘

Claims (3)

  1. 一対の木口面と一対の木端面とを備え、一方の木口面に雄実を有すると共に他方の木口面に雌実を有している床板において、一方の木端面に斜釘の打付け溝となる釘隠溝が前記雌実よりも幅及び深さを小さなものとして形成され、他方の木端面に前記釘隠溝に嵌入可能な凸条部が形成されていることを特徴とする床板。
  2. 前記釘隠溝は、その幅が雌実の幅の5割以下に形成されると共にその深さが雌実の深さの5割以下に形成され、前記凸条部は、その幅が雄実の幅の5割以下に形成されると共にその高さが雄実の高さの5割以下に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の床板。
  3. 前記凸条部の断面は基端から先端に向けて先細りとなる台形状若しくは凸円弧状に形成され、前記釘隠溝の断面は凸条部が嵌合可能な形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の床板。
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