JP2022524448A - 置敷き施工でフローリングパネルネットワークを形成するハードフロアパネル - Google Patents

置敷き施工でフローリングパネルネットワークを形成するハードフロアパネル Download PDF

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Abstract

【課題】フロアパネル同士の接合面の隙間の形成を防いで水分や塵埃の入り込みやそれに伴う欠点を阻止するように改良された実矧ぎプロファイルを有するハードフロアパネルを提供する。【解決手段】置敷き施工でフローリングパネルネットワークを形成するためのハードフロアパネルは、第1の側縁部に実および傾いた接合面を備え、反対側の第2の側縁部に溝および傾いた接合面を備える。実の下面には、接触面を有する凸部が設けられている。溝の上面は上側リップによって形成され、溝の下面は下側リップによって形成され、下側リップには、接触面を有する凹部が設けられている。フロアパネル同士の組付後の状態では、実の凸部と溝の下側リップの凹部とが係合することで、実の凸部と溝の下側リップの凹部の接触面同士が互いに緊張力を加え、かつ、傾いた前記接合面同士が接触することで、当該傾いた接合面同士に沿って接触箇所で直線圧力が生じる。【選択図】図1A

Description

本発明は、置敷き施工でフローリングパネルネットワーク(特には、ラミネートフロア)を形成するハードフロアパネルに関する。
ラミネートフローリングなどのパネルネットワークへ設置するために実矧ぎ(さねはぎ)プロファイルを側縁部に具備したフローリングパネルが広く一般的に知られている。この実矧ぎプロファイルにより、フロアパネルを床材に簡単に敷設できるようになる。このような床材は、例えば、繊維ボードやプラスチックパネルであり得る。フロアパネルは、加飾層や耐摩耗表面層で覆われていることがほとんどである。
しかし、従来用いられてきた実矧ぎプロファイルには、隣合うパネル間に様々なサイズの隙間が形成されるという短所がある。これらの隙間に塵埃や水分が入り込むと、フロアパネルの基材ボードが膨張または膨潤してしまうことがあり、特に基材ボードとして木質材ボードを使用している場合に、膨張または膨潤が起こり得る。木質材料の基材パネルが膨張または膨潤すると、表面層が浮き上がって当該表面層がより摩耗に曝されることになる。
施工時にフロアパネル同士を接合する様々な装置により、このような隙間を低減又は防止することができる。しかし、適切な装置を使用しようとすると、フロアパネルの配設が煩雑となり不利である。
そこで、隙間のサイズを抑えるための代替的な実矧ぎプロファイルがこれまで各種開発されてきた。
例えば、欧州特許第1026341号(特許文献1)からは、床材を実現するフロアパネルであって、当該パネルにおける2つの両側部の縁に、実(さね)の形態の連結部位と、溝の形態の連結部位とを設けたフロアパネルが知られている。このとき、実および溝は、2枚以上のフロアパネルが互いに接合されたときに、当該フロアパネル同士を押し付ける挟持力が互いに加わるように構成されている。この挟持力は、上記溝における弾性屈曲可能なリップによって引き起こされるものであり、当該リップが組付後の状態で少なくとも部分的に屈曲していることにより、上記挟持力が生じる。
欧州特許第1026341号明細書
しかし、このアプローチでも、接合されたパネルの上面に隙間が生じてしまい、ここでは特に、接合された2枚のフロアパネルにおける2つの対向する側縁部の接合面の接触箇所に隙間が生じてしまい、そこから水分や塵埃がフロアパネル間へと入り込み得る。
よって、本発明の目的は、従来技術から知られている実矧ぎプロファイルをさらに改良し、フロアパネル同士の接合面に隙間が形成されないようにして、水分や塵埃が入り込むことおよびそれに伴う欠点が生じないようにすることである。
上記の目的は、請求項1の構成を備えたフロアパネルによって解決される。
つまり、上面及び下面を有し、パネル側部に沿って(すなわち、縦方向側部及び横方向側部に沿って)側縁部を有する、置敷き施工でフローリングパネルネットワークを形成するためのフローリングパネル、特には、木質材ボード、木質材-プラスチックボード又はプラスチックボードからなる芯材を含むフローリングパネルが提供される。2枚以上のフロアパネルがそれぞれ互いに接合又は接続される。両側の前記側縁部には、実プロファイル部分および溝プロファイル部分が設けられている。第1の側縁部には実および接合面が設けられており、反対側の第2の側縁部には溝および接合面が設けられている。前記第1の側縁部の前記実は、上面および下面を有している。前記実の前記下面には、接触面を有する凸部が設けられている。前記第1の側縁部の前記接合面は、前記フロアパネルの上部から前記実の前記上面に向かって延在し、当該接合面は傾いている。前記第1の側縁部の前記接合面は、前記実に向かって前記フロアパネルの前記上面から離れるにつれて鉛直方向に対して内側に入り込むように傾斜している。前記第2の側縁部の前記溝は、上面および下面を有している。前記溝の前記上面は上側リップによって形成され、前記溝の前記下面は下側リップによって形成されている。前記溝の前記下側リップには、接触面を有する凹部が設けられている。前記第2の側縁部の前記接合面は、前記フロアパネルの前記上面から前記溝の前記上側リップに沿って延在し、当該接合面は傾いている。前記第2の側縁部の前記接合面は、前記溝に向かって前記フロアパネルの前記上面から離れるにつれて鉛直方向に対して内側に入り込むように傾斜している。2枚以上のフロアパネル同士の組付後の状態において、前記実の前記凸部と前記溝の前記下側リップの前記凹部とが係合することで、前記実の前記凸部と前記溝の前記下側リップの前記凹部の前記接触面同士が互いに緊張力を加える。2枚以上のフロアパネル同士の接合状態において、前記実プロファイル部分の前記第1の側縁部における傾いた前記接合面と、前記溝プロファイル部分の前記第2の側縁部における傾いた前記接合面とが接触しているとき、前記実プロファイル部分の前記側縁部と前記溝プロファイル部分の前記側縁部の当該傾いた接合面同士に沿って接触箇所で直線圧力が生じる。
本発明において、接合面とは、接合して繋ぎ合わせた後の前記パネル同士が最大限閉じられた平坦な上面を有するように、接合されたパネル同士が互いに接触する一対の表面のことを意味する。つまり、接合面という技術用語には、前記側縁部のうちの、実際に互いに押圧し合う部分が含まれる。接合面同士を互いに直接突き合わせると、表面が閉じる。
そして、本発明に係る挟持力と直線圧力との組合せにより、隣合うフロアパネル間の隙間の形成が防止されるので、床材への水分や塵埃の侵入を抑えることができる。前記直線圧力は、前記プロファイルの形状や加わる圧力によって発生する。
本明細書において、「直線圧力」とは、接合面(すなわち、繋ぎ合わせ面)同士に沿って直線又は略直線状に生じる圧力であると理解されたい。この場合、前記接合面同士は、実質的に直線状に(面の全体又は略全体に沿って)互いに押圧し合うことになる。
好ましくは、前記実の形状と溝の形状は互いに相補的である。2枚のパネル同士の連結状態では、前記実の前記下面にある前記凸部が、前記溝の前記下側リップに沿って延在すると共に前記溝の前記下側リップの前記凹部と係合する。前記実の前記凸部と前記凹部の前記接触面同士は、互いに接触している。前記フロアパネル同士の連結状態では、前記実が前記溝の前記上面及び前記下面にぴったりと当接し、前記溝の前記上側リップに圧力Pを加える。この圧力は、前記実及び前記下側リップを介して伝達され得ることから、前記上側リップだけでなく、構造全体によって吸収される。押圧圧力Pにより、前記パネル同士を組み付けて保持するための緊張力が発生する。
前述したように、前記実プロファイルの縁部における前記傾いた接合面と、前記溝プロファイルの縁部の前記上側リップにおける前記傾いた接合面とが接触しているとき、水分の浸入を阻止する直線圧力が生じる。
本発明において、前記接合面又は接合縁部の面取りとは、当該接合面又は接合縁部が、前記パネルの前記上面から前記実に向かって又は前記溝に向かって鉛直方向に対して内側に入り込むように面取りされていること又は傾斜していることを意味する。
一般に、パネルの上部は、側縁部の各接合面と直角(90°)を成している。すなわち、パネルの上部と接合面とは互いに直角に設けられている。本件の場合、前記パネルの上部と前記接合面との間の角度が直角になっておらず、85°~89°、好ましくは87°~89°、特に好ましくは88°~89°の角度(鋭角)を形成している。
換言すると、前記接合面はそれぞれ、(前記パネルの上部の)鉛直方向に対して1~5°、好ましくは1~3°、特に好ましくは2~3°の角度だけ傾斜している。
つまり、本件のパネルの一実施形態では、前記フロアパネルの上部からの、前記実プロファイル部分の前記第1の側縁部の前記接合面の傾き又は傾斜は、1~5°、好ましくは1~3°、より好ましくは1~2°である。
本件のパネルの他の実施形態では、前記フロアパネルの上部から前記上側リップに沿って前記溝までの、前記溝プロファイル部分の前記第2の側縁部の前記接合面の傾き又は傾斜は、1~5°、好ましくは1~3°、より好ましくは1~2°である。
好ましい一実施形態では、前記実プロファイル部分と前記溝プロファイル部分の各接合面の傾き又は傾斜が、同一の角度である。つまり、前記実プロファイル部分の前記接合面の傾斜を1°とし、前記溝プロファイル部分の前記接合面の傾斜も1°とすることが可能である。
しかしながら、前記実プロファイル部分の前記接合面の傾き又は傾斜と前記溝プロファイル部分の前記接合面の傾き又は傾斜を、異なる角度とすることも可能である。例えば、前記実プロファイル部分の前記接合面の傾斜を1°とし、前記溝プロファイル部分の前記接合面の傾斜を2°とすることが可能である。
さらに、一変形例において、前記実プロファイル部分の前記接合面には傾き又は傾斜をつけず(すなわち、前記フロアパネルの前記上面に対して直角に延びるものとし)、前記溝プロファイル部分の第2の前記接合面には傾き又は傾斜をつけるということも可能である。
また、逆の場合も可能である。このような変形例では、前記実プロファイル部分の第1の前記接合面には傾斜をつけて、前記溝プロファイル部分の前記第2の接合面には傾斜をつけない(すなわち、前記フロアパネルの前記上面に対して直角に延びるものとする)。
2枚のフロアパネル同士の接合状態において、前記実プロファイル部分の前記傾いた接合面と前記溝プロファイル部分の前記傾いた接合面とが接触しているとき、当該接合面同士の接触箇所で直線圧力が生じる。当該接合面同士が傾いていることにより、(上側の)前記接触箇所を頂点としてこれら両側の接合面間に、当該傾いた接合面の角度量に依存した大きさの角度が形成される。当該角度は、2~10°、好ましくは2~6°、好ましくは2~3°である。つまり、前記実プロファイル部分の前記接合面の傾斜が1°で前記溝プロファイル部分の前記接合面の傾斜が1°である場合には、それら両側の接合面間の角度が合計で2°となり得る。前記実プロファイル部分の前記接合面の傾斜が1°で前記溝プロファイル部分の前記接合面の傾斜が2°である場合には、それら両側の接合面間の角度が合計で3°になる。
以下では、実プロファイル部分と溝プロファイル部分の構造について詳細に説明する。
好ましくは、2枚のパネル間の連結部位として本件のフロアパネルに設けられる実付きプロファイルと溝付きプロファイルが、一体形成されている。
前述したように、第1の側縁部には、上面及び下面を有する実が設けられている。前記パネルの上部から前記実の上部までの距離および前記パネルの下部から前記実の下部まで距離は、前記パネルの厚さによって変わり得る。
好ましくは、前記溝の前記上側リップが前記実に支持される一方で当該実は前記溝の前記下側リップに支持されるように、前記実の厚さと前記溝の幅とが等しいものとされる。
前記実の前記上面は、平坦であり且つ前記パネルの前記上面に対して水平である。前記溝の前記上面(すなわち、前記溝の前記上側リップの下面)も平坦かつ水平とすることで、前記実と溝を抵抗なく互いに係合又は摺着させることができる。前記実の前記上面および前記上側リップの前記下面は、前記フロアパネルが形成する平面と略平行な接触面を形成することになる。
本件のフローリングパネルの他の実施形態では、前記実プロファイル部分の前記接合面と前記実の前記上面との間に、凹部が設けられている。
また、前記実の前記下面が当該下面の縁部に傾斜部を有するという構成も想定される。この傾斜部は、45~55°の角度の面取り部として表すこともできる。
前述したように、前記実の前記下面に設けられた前記凸部は、前記溝の前記下側リップに沿って延在している。2枚のパネル同士の連結状態では、前記凸部と前記溝の前記下側リップの前記凹部とが係合する。前記実の前記凸部の前記接触面と前記下側リップの前記凹部の前記接触面との間の角度は、水平平面に対して30~70°である。この角度は、前記フロアパネル同士を最適に押圧するとともに前記フロアパネル同士の簡単な係合及び組付けを可能にするのに理想的な角度である。
実と溝の接合又は連結状態において、当該実の前記下面の前記凸部と当該溝の前記下側リップの前記凹部との間に、例えば集塵空間等として機能する追加の空間が形成されるようにしてもよい。例えば、前記パネルの縦方向側部のプロファイル(縦方向プロファイル)とパネルの横方向側部のプロファイル(横方向プロファイル)とで、当該集塵空間の大きさを変えてもよい。
また、前記溝の前記下側リップが前記溝の前記上側リップを超えて延びる構成とすることも想定される。この場合、前記溝の前記下側リップの前記凹部は、前記下側リップのうちの、前記溝の前記上側リップを超えて延びている部分に位置することになる。
本件のフローリングパネルの一実施形態では、前記溝の前記下側リップの前記凹部に、少なくとも1つの鞍状部が設けられている。この鞍状部の厚さは、前記横方向プロファイルと縦方向プロファイルで異なるものとしてもよい。
前記溝の前記上側リップの厚さは、前記下側リップの厚さ以上とされ得る。前記上側リップの厚さと下側リップの厚さが異なる場合には、実及び溝の中心線が前記パネルの中心線よりも下に位置することになる。この配置構成では、2枚のフロアパネル同士を接合した際に、前記溝の前記下側リップが屈曲することになるので、当該フロアパネルの上部に変化や変形が生じることがない。
また、上側リップや下側リップがR形状の縁部を有することで、前記パネル同士の接合が簡単になる。例えば、前記上側リップの前記接合面が、R形状の縁部又は面取り部を有していてもよい。当該面取り部は、前記溝の前記上側リップと前記実の上部との接触箇所に設けられ、前記フロアパネル同士の接合が簡単にできるようになる。
他の実施形態では、前記溝の前記下側リップの先端部に傾斜面又は面取り部(あるいは、斜面)がさらに設けられており、前記実プロファイルおよび溝プロファイルを互いに簡単に摺着させることができるようになる。
前記実プロファイル部分や溝プロファイル部分から前記パネルの裏側への遷移部には、20~30°、好ましくは25°の角度の面取り部又は傾斜部が、0.6mmの長さにわたって設けられる。当該面取り部は、前記パネルの前記裏側に、特には反対方向に設けられるものであり、欠けが生じることのない良好な敷設を可能にする。
本件のフロアパネルのさらなる実施形態では、前記実プロファイル部分および溝プロファイル部分が、当該実プロファイル部分および溝プロファイル部分の角部(又は縁部)の曲線部、ならびに繋ぎ合わせ後のフロアパネル同士の全側部間の集塵空間、特には、前記溝の前記下側リップの前記凹部と前記実の前記凸部との間の当該集塵空間のうちの任意の一つの特徴又はこれらの組合せを有している。
前記実プロファイル及び溝プロファイルにより、回転運動又は回動運動(「斜め-斜め」)を加えながら2枚のフロアパネルを互いに係合させることが可能になる。まず、第1のフロアパネルを、水平に配置された第2のフロアパネルに対して斜めに取り付けて、当該第1のフロアパネルを敷設平面の方向へと回動させることにより、接合された当該フロアパネル同士を前記敷設平面に敷設する。2枚のフロアパネル同士を回転運動で互いに係合させることが出来るようにするには、縁部又は曲線部をR形状又は円形状とするのが好ましい。
好ましくは、本件のフローリングパネルは矩形状であり、縦方向側縁部及び横方向側縁部のそれぞれに実プロファイル部分及び溝プロファイル部分が設けられている。
前記パネル同士を前記縦方向側縁部に沿って接続するのに用いられる前記縦方向プロファイルと、前記パネル同士を前記横方向側縁部に沿って接続するのに用いられる前記横方向プロファイルとで、実プロファイル部分及び溝プロファイル部分を同一のものとしてもよいし異なるものとしてもよい。
前記縦方向プロファイルと前記横方向プロファイルは、前記下側リップの前記凹部の鞍状部の構成に関して大きく異なる。当該鞍状部により、前記フロアパネル同士の組付後の状態で前記実の凸部と前記溝の凹部との間に大きなスペース又は空間が生じる。また、前記横方向プロファイルにおいては、前記溝の前記下側リップが溝端部に斜面を有しているのに対し、前記縦方向プロファイルにはこれが設けられない。
好ましくは、本件のパネルは、木質材パネル(好ましくは、HDFもしくはMDFパネル)、木質材-プラスチックパネル(好ましくは、WPCパネル)、またはプラスチック基材ボード(好ましくは、PVC基材ボード)からなる芯材を含む。プラスチックを用いた場合の基材ボードの芯材は、少なくとも1種のフィラーを、当該芯材の総重量の70%以下の量で含有し得る。好ましくは、炭酸カルシウム又は同等の特性を有する材料を用いた少なくとも1種のフィラーを、当該芯材の総重量の70%以下の量で含有し得る。
前記パネルの厚さは、4~16mm、好ましくは4.5~12mmであり得る。好適なパネル厚は、4.5mmと12mmである。
前述したように、本件のフロアパネルは、フロアパネルの置敷き施工用のものである。対応する施工法は、
-第1のフロアパネルを敷く過程と、
-前記第1のフロアパネルに第2のフロアパネルを接合する過程であって、前記第2のフロアパネルの前記実を前記第1のフロアパネルの前記溝に挿入し、接合状態で前記溝プロファイル部分の前記下側リップが外方に屈曲することにより、当該下側リップが、前記パネル同士を互いに恒久的に押し付ける力を与える、過程と、
を備える。
実と溝の相互作用で生じた緊張が、前記フロアパネルの前記上面へと最適に伝達されることで、前記実プロファイルの接合面と溝プロファイルの接合面とが係合方向に互いに押圧されて、当該接合面間に角度を形成しつつ当該接合面同士の接触箇所で直線圧力が生じる。
以下では、図面を用いてさらなる実施形態を参照しながら、本発明についての詳細な説明を行う。
第1の実施形態における、実プロファイル部分を具備した厚さ4.5mmのフロアパネルの概略断面図である(横方向プロファイル)。 第1の実施形態における、溝プロファイル部分を具備した厚さ4.5mmのフロアパネルの概略断面図である(横方向プロファイル)。 図1Aに示す実プロファイル部分を具備したフロアパネルと図1Bに示す溝プロファイル部分を具備したフロアパネルとの、2枚のフロアパネル同士を接合した際の概略断面図である。 第2の実施形態における、実プロファイル部分を具備した厚さ4.5mmのフロアパネルの概略断面図である(縦方向プロファイル)。 第2の実施形態における、溝プロファイル部分を具備した厚さ4.5mmのフロアパネルの概略断面図である(縦方向プロファイル)。 図2Aに示す実プロファイル部分を具備したフロアパネルと図2Bに示す溝プロファイル部分を具備したフロアパネルとの、2枚のフロアパネル同士を組み付けた際の概略断面図である。 第3の実施形態における、実プロファイル部分を具備した厚さ12mmのフロアパネルの概略断面図である(横方向プロファイル)。 第3の実施形態における、溝プロファイル部分を具備した厚さ12mmのフロアパネルの概略断面図である(横方向プロファイル)。 第4の実施形態における、実プロファイル部分を具備した厚さ12mmのフロアパネルの概略断面図である(縦方向プロファイル)。 第4の実施形態における、溝プロファイル部分を具備した厚さ12mmのフロアパネルの概略断面図である(縦方向プロファイル)。
本発明の説明を、縦方向側部と横方向側部の両方で又は一方の側のみで互いに接合可能とされた矩形状のフロアパネルについて行う。
よって、第1の実施形態における前記フロアパネルの横方向側部(すなわち、短手側部)には、図1Aに示す実プロファイル部分および図1Bに示す溝プロファイル部分が設けられている。第2の実施形態における前記フロアパネルの縦方向側部には、図2Aと図2Bとに示すプロファイル部分が設けられている。
本件のフロアパネルは、当該パネルの縦方向側部及び横方向側部に沿って延びる側縁部10,20を有する矩形状のものであり、置敷き施工でフロアパネルを形成するのに適している。
前記フロアパネルの長さは典型的に1~2mである。また、前記パネルの厚さも様々であり得るが、図1A~図1C及び図2A~図2Cに記載した実施形態では4.5mmとされる。
後で詳細に説明するように、各フロアパネルは、両側の縁部10,20に、2枚の隣合うフロアパネル同士の接合を可能にする実プロファイル部分および溝プロファイル部分を具備している。ここでは、第1の側縁部10に実11が設けられており、反対側の第2の側縁部20に溝21が設けられている。
図1Aに、前記フロアパネルの横方向側部に設けられた第1の実プロファイルを示す。第1の側縁部10の当該実プロファイルの実11は、上面12および下面13を有している。
前記パネルの上面(つまり、パネル表面2)から前記実の上面12までの距離および前記パネルの下面3から前記実の下面13までの距離は、前記パネルの厚さによって変わり得る。
実11の上面12は、前記パネルの上面に対して水平方向に設けられた平坦面19を有する。前記実の前記上面の長さは横方向プロファイル(図1A)と縦方向プロファイル(図2A)とで同一であってもよいのに対し、横方向プロファイルの前記実の前記下面の長さは縦方向プロファイルの前記実の前記下面の長さよりも大きいものとされる。
実11の前記下面の縁部における傾斜部又は面取り部17の角度は、45~55°である。
前記実の下面13には、接触面15を有する凸部14が設けられている。凸部14は、前記実の下面13のうちの平坦な水平部分に対して10°(横方向プロファイル)から44°(縦方向プロファイル)の傾斜を有している。
また、前記実が横方向プロファイルなのか縦方向プロファイルなのかによって、凸部14の長さ及び高さは変わる。
図1Aの実プロファイルは、側縁部に接合面16を有する。接合面16は、前記フロアパネルの上面2から前記実の上面12に向かって延在すると共に、前記フロアパネルの前記上面から前記実の前記上面に向かって傾き又は傾斜を有している。接合面16は、前記フローリングパネルの前記上面の垂線に対して1°の角度で傾斜している。このように、接合面16は、垂線から内側に入り込むような傾斜を有している。
前記実プロファイル部分の接合面16から前記実の上面12への遷移部には、凹部16aが設けられている。
図1Bでは、フロアパネル1の第2の側縁部20に設けられた溝21が、上側リップ22によって形成された上面、および下側リップ23によって形成された下面を有している。上側リップ22と下側リップ23とにより形成される幅、すなわち、前記溝の幅は、実11を溝21に挿入することができるように実11の厚さと合致している。
前記溝の上側リップ23の下面の表面29は、前記実の前記上面の表面19と同じく平坦であり且つ水平方向に設けられている。これにより、前記実と溝を抵抗なく互いに係合又は摺着させることができる。前記実の上部の表面19および上側リップ23の下部の表面29は、前記フロアパネルが形成する平面と略平行な接触面を形成する。
上側リップ22の厚さと下側リップ23の厚さは異なり、上側リップ22は下側リップ23よりも厚いものとされ得る。下側リップ23の厚さを小さくすることで、当該下側リップ23は弾性屈曲可能な突状部となる。
前記溝の下側リップ23には、接触面25を有する凹部24が設けられている。凹部24の接触面25は、実11の接触面15と相補的に作用し合う。凹部24には、鞍状部27が形成されている。横方向プロファイル(図1B)の鞍状部27と縦方向プロファイル(図2B)の鞍状部47とでは、技術的なプロファイル形状や対応する緊張作用により、形態の顕著さが異なっている。
図1Bの溝プロファイル部分は、上側リップ22に沿って延びる側縁部に接合面26を有する。接合面26は、前記実の接合面16と同じく傾斜しており、ここでも、接合面26は、前記パネルの前記上面の垂線に対して1°の角度で傾斜している。
突き合わせ面26と上側リップ23の前記下面の表面29との接点部には、面取り部又は傾斜部26aが設けられている。
前記溝の下側リップ23の先端部には、短手側である横方向側部同士の繋ぎ合わせが容易になるように斜面28が設けられている。一方で、縦方向プロファイル(図2B)の対応する斜面48は、そこまで顕著に形成されておらず、むしろR部として設けられている。この形状の違いは、施工時にプロファイルを斜めに傾けた際の挙動が、横方向プロファイルと縦方向プロファイルと異なるからである。斜面28により、横方向プロファイル同士を簡単に設置できるようになる。さらに、当該プロファイル同士を傷付けることなく当て木で確実に敷設することも可能になる。
組付け後の状態(図1Cを参照)では、実11の凸部14と前記溝の下側リップ23の凹部24とが係合することで、凸部14の接触面15と前記下側リップの凹部24の接触面25とが互いに挟持力又は予圧を加える。
2枚のフロアパネル同士の接合状態において、前記実プロファイル部分の傾いた接合面16と、前記溝プロファイル部分の傾いた接合面26とが接触しているとき、当該傾いた接合面16,26同士に沿って、当該接合面16,26の接触部分で直線圧力が生じる。傾いた接合面16,26間に形成される角度は2°である。つまり、接合面16,26のうちの上側の接触箇所同士が互いに押圧し合うことで、ほぼ一続きの表面が形成される。
前記実プロファイル及び溝プロファイルの形状設計により、繋ぎ合わされたフロアパネル同士の全側部間に集塵空間が形成される。具体的には、前記横方向プロファイルにおける、溝20の下側リップ23の凹部24と実11の凸部14との間の空間を参照されたい(図1C)。
一方、前記縦方向プロファイル(図2Cを参照)では、凹部44と凸部34との間のこの中空スペース又は集塵空間が小さくなっている。これは、前記横方向プロファイルと前記縦方向プロファイルとで溝プロファイルの実メカニズムを選び分けているからであり、記縦方向プロファイルよりも前記横方向プロファイルのほうの撓みが大きくなっている。さらに、前記横方向プロファイルの形状距離は前記縦方向プロファイルの形状距離よりも大きい(すなわち、前記横方向プロファイルの下側リップ23が前記縦方向プロファイルの下側リップ43よりも長い)。これにより、前記横方向プロファイルの溝付き側部分を撓ませることが可能となり、斜面28及び前記中空部も加わることで前記横方向プロファイルの敷設が簡単になる。具体的に述べると、前記横方向プロファイルと縦方向プロファイルとでプロファイル寸法や形状がこのように僅かに異なっている理由は、施工時にプロファイルを斜めに傾けた際のてこの距離を横方向プロファイルと縦方向プロファイルとで異ならせることにより、これら横方向プロファイルの挙動と縦方向プロファイルの挙動を違ったものにするためである。
さらに、図1Cに示す前記フロアパネル同士の連結状態では、パネルの裏側への遷移部において、下側リップ23と実の下縁部との間に、隙間が見られることがある。これは、HDFパネルを敷設した場合に特に生じる。
前述したように、図2A~図2Cに示す前記実プロファイル部分-溝プロファイル部分の第2の実施形態は、前記フロアパネルの縦方向側部の縦方向プロファイルとして設けられたものである。
図2Aの実プロファイルは図1Aの実プロファイルと実質的に同一であるが、前記横方向プロファイルの前記実の下面13の長さは前記縦方向プロファイルの前記実の下面33の長さと異なっている。具体的に述べると、図2Aの縦方向プロファイルよりも、前記横方向プロファイルの実の下面13の長さのほうが長い。
さらに、前記横方向プロファイルの凸部14の形状は、前記縦方向プロファイルの凸部34の形状と異なる。前記横方向プロファイルの凸部14は前記縦方向プロファイルの凸部34よりも薄く、すなわち、前記横方向プロファイルの凸部14は前記縦方向プロファイルの凸部34よりも高さが小さい。この形状の違いも、施工時にプロファイルを斜めに傾けた際のてこの距離を横方向プロファイルと縦方向プロファイルとで異ならせることにより、これら横方向プロファイルの挙動と縦方向プロファイルの挙動を違ったものにするためである。
具体的に述べると、図2Bの溝プロファイル部分は、前記傾いた接合面の傾斜角度が図1Bの溝プロファイル部分と異なる。つまり、図1Bの接合面26の傾斜は1°であるのに対し、図2Bの接合面46の傾斜は2°である。前記横方向プロファイルの溝プロファイル部分の接合面の面取りと前記縦方向プロファイルの溝プロファイル部分の接合面の面取りとをこのように異ならせる理由は、横方向側部の長さと縦方向側部の長さが原因である。
接合状態(図2Cを参照)では、傾いた接合面36,46間に3°の角度が形成されている。つまり、ここでも、当該接合面のうちの上側の接触箇所同士が縦方向縁部に沿って互いに押圧し合うことで、ほぼ一続きの面が形成される。
さらに、前記横方向プロファイルの下側リップ23の長さと前記縦方向プロファイルの下側リップ43の長さは異なっており、前記横方向プロファイルの下側リップ23のほうが前記縦方向プロファイルの下側リップ43よりも長くなっている。
図3A及び図3Bに示す実プロファイル部分および溝プロファイル部分の第3の実施形態は、厚さ12mmのフロアパネルの横方向側部に横方向プロファイルとして設けられたものである。
図4A及び図4Bに示す実プロファイル部分および溝プロファイル部分の第4の実施形態は、厚さ12mmのフロアパネルの長手側部に縦方向プロファイルとして設けられたものである。
図3A及び図3Bならびに図4A及び図4Bの実プロファイルおよび溝プロファイルは、図1A及び図1Bの実プロファイルおよび溝プロファイルや図2A及び図2Bの実プロファイルおよび溝プロファイルとほぼ同じなので、前述の内容を参照されたい。
1 フロアパネル
2 フロアパネルの上面
3 フロアパネルの下面
10,30 厚さ4.5mmのパネルの、実プロファイル部分付きの第1の側縁部
11,31 実
12,32 実の上面
13,33 実の下面
14,34 凸部
15,35 凸部14,34の接触面
16,36 傾いた接合面
16a,36a 傾いた接合面16,36の凹部
17,37 面取り部
19,39 上面12,32の接触面
20,40 厚さ4.5mmの、溝プロファイル部分付きの第2の側縁部
21,41 溝
22,42 上側リップ
23,43 下側リップ
24,44 下側リップ23,43の凹部
25,45 凹部24,44の接触面
26,46 傾いた接合面
26a,46a 面取り部
27,47 凹部24,44の鞍状部
28,48 斜面
29,49 上側リップ22,42の下部の接触部
50,70 厚さ12mmのパネルの、実プロファイル部分付きの第1の側縁部
51,71 実
52,72 実の上面
53,73 実の下面
54,74 凸部
55,75 凸部54,74の接触面
56,76 傾いた接合面
56a,76a 接合面56,75の凹部
57,77 面取り部
59,79 上面52,72の接触面
60,80 厚さ12mmの、溝プロファイル部分付きの第2の側縁部
61,81 溝
62,82 上側リップ
63,83 下側リップ
64,84 下側リップ63,83の凹部
65,85 凹部64,84の接触面
66,86 傾いた接合面
66a,86a 面取り部
67,87 凹部64,84の鞍状部
68,88 斜面
69,89 上側リップ62,82の裏側の接触部

Claims (15)

  1. 木質材ボード、木質材-プラスチックボード又はプラスチックボードからなる芯材を含み、上面(2)及び下面(3)を有し、パネル側部に沿って側縁部(10,20;30,40;50,60;70,80)を有し、置敷き施工でフローリングパネルネットワークを形成するためのハードフロアパネル(1)であって、
    2枚以上のフロアパネルがそれぞれ互いに接合され、
    両側の側縁部(10,20;30,40;50,60;70,80)に、実プロファイルおよび溝プロファイルが設けられており、
    第1の側縁部(10,30,50,70)には実(11,31,51,71)および接合面(16,36,56,76)が設けられており、反対側の第2の側縁部(20,40,60,80)には溝(21,41,61,81)および接合面(26,46,66,86)が設けられており、
    前記第1の側縁部(10,30,50,70)の前記実(11,31,51,71)は、上面(12,32,52,72)および下面(13,33,53,73)を有しており、
    前記実の前記下面(13,33,53,73)には、接触面(15,35,55,75)を有する凸部(14,34,54,74)が設けられており、
    前記第1の側縁部(10,30,50,70)の前記接合面(16,36,56,76)は、当該フロアパネル(1)の前記上面(2)から前記実の前記上面(12,32,52,72)へと延在し、当該接合面(16,36,56,76)は傾いており、
    前記第1の側縁部(10,30,50,70)の前記接合面(16,36,56,76)は、前記実(11,31,51,71)に向かって当該フロアパネルの前記上面から離れるにつれて鉛直方向に対して内側に入り込むように傾斜しており、
    前記第2の側縁部(20,40,60,80)の前記溝(21,41,61,81)は、上面および下面を有しており、
    前記溝(21,41,61,81)の前記上面は上側リップ(22,42,62,82)によって形成され、前記溝の前記下面は下側リップ(23,43,63,83)によって形成されており、
    前記溝(21,41,61,81)の前記下側リップ(23,43,63,83)には、接触面(25,45,65,85)を有する凹部(24,44,64,84)が設けられており、
    前記第2の側縁部(20,40,60,80)の前記接合面(26,46,66,86)は、当該フロアパネル(1)の前記上面(2)から前記上側リップ(22,42,62,82)に沿って延在し、当該接合面(26,46,66,86)は傾いており、
    前記第2の側縁部(20,40,60,80)の前記接合面(26,46,66,86)は、前記溝(21,41,61,81)に向かって当該フロアパネルの前記上面から離れるにつれて鉛直方向に対して内側に入り込むように傾斜しており、
    2枚以上のフロアパネル同士の組付後の状態において、前記実(11,31,51,71)の前記凸部(14,34,53,74)と前記溝(21,41,61,81)の前記下側リップ(23,43,63,83)の前記凹部(24,44,64,84)とが係合することで、前記実(11,31,51,71)の前記凸部(14,34,54,74)と前記溝(21,41,61,81)の前記下側リップ(23,43,63,83)の前記凹部(24,44,64,84)の前記接触面(15,35,55,75;25,45,65,85)同士が互いに緊張力を加え、
    2枚以上のフロアパネル同士の接合状態において、前記実プロファイル部分の前記第1の側縁部(10,30,50,70)における傾いた前記接合面(16,36,56,76)と、前記溝プロファイル部分の前記第2の側縁部(20,40,60,80)における傾いた前記接合面(26,46,66,86)とが接触しているとき、前記実プロファイル部分の当該側縁部と前記溝プロファイル部分の当該側縁部の当該傾いた接合面(16,36,56,76;26,46,66,86)同士に沿って接触箇所で直線圧力が生じる、フロアパネル。
  2. 請求項1に記載のフロアパネルにおいて、当該フロアパネル(1)の前記上面(2)から前記実の前記上面(12,32,52,72)にかけての、前記実プロファイル部分の前記第1の側縁部(10,30,50,70)の前記接合面(16,36,56,76)の傾斜が、1~5°、好ましくは1~3°、特に好ましくは1~2°であることを特徴とする、フロアパネル。
  3. 請求項1または2に記載のフロアパネルにおいて、当該フロアパネル(1)の前記上面(2)から前記溝(21,41,61,81)の前記上側リップ(22,42,62,82)に沿った、前記溝プロファイルの前記第2の側縁部(20,40,60,80)の前記接合面(26,46,66,86)の傾斜が、1~5°、好ましくは1~3°、特に好ましくは1~2°であることを特徴とする、フロアパネル。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、前記実プロファイル部分と前記溝プロファイル部分の各前記接合面(16,36,56,76;26,46,66,86)の傾斜が、同一の角度であることを特徴とする、フロアパネル。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、前記実プロファイル部分と前記溝プロファイル部分の各前記接合面(16,36,56,76;26,46,66,86)の傾斜が、異なる角度であることを特徴とする、フロアパネル。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、前記実(11,31,51,71)の厚さと前記溝(21,41,61,81)の幅とが合致していることを特徴とする、フロアパネル。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、前記凹部(24,44,64,84)が、前記溝(21,41,61,81)の前記下側リップ(23,43,63,83)のうち、前記溝(21,41,61,81)の前記上側リップ(22,42,62,82)を超えて延びている部分に位置する、前記溝(21,41,61,81)の前記下側リップ(23,43,63,83)の部位に設けられていることを特徴とする、フロアパネル。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、前記溝(21,41,61,81)の前記下側リップ(23,43,63,83)の前記凹部(24,44,64,84)に、少なくとも1つの鞍状部(27,47,67,87)が設けられていることを特徴とする、フロアパネル。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、前記実プロファイルおよび前記溝プロファイルが、
    -当該実プロファイルおよび当該溝プロファイルの角部(又は縁部)のR部、
    -繋ぎ合わせ後のフロアパネル同士の全側部間の集塵空間、特には、前記溝(21,41,61,81)の前記下側リップ(23,43,63,83)の凹部(24,44,64,84)と前記実(11,31,51,71)の前記凸部(14,34,54,74)との間の集塵空間、
    -前記溝(21,41,61,81)の前記下側リップ(23,43,63,83)の先端部にある斜面(28,48,68,88);および
    -前記実(11,31,51,71)の前記上面(12,32,52,72)および前記上側リップ(22,42,62,82)の前記下面により形成される接触面であって、当該フロアパネル(1)が形成する平面と略平行な接触面(19,29;39,49;59,69;79,89)、
    のうちの少なくとも一つの特徴又はこれらの組合せを有していることを特徴とする、フロアパネル。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、前記実プロファイルおよび前記溝プロファイルは、第1のフロアパネルを、水平方向に配置された第2のフロアパネルに対して斜めに取り付けてから当該第1のフロアパネルを敷設平面の方向へと下方に回動させることによって2枚以上のフロアパネル同士を接合(「斜め-斜め接続」)することを可能にすることを特徴とする、フロアパネル。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、縦方向側縁部及び横方向側縁部に実プロファイルおよび前記溝プロファイルを具備した矩形状であることを特徴とする、フロアパネル。
  12. 請求項11に記載のフロアパネルにおいて、前記縦方向側縁部の前記実プロファイルおよび前記溝プロファイルと、前記横方向側縁部の前記実プロファイルおよび前記溝プロファイルとが同一であるか又は互いに異なることを特徴とする、フロアパネル。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載のフロアパネルにおいて、当該パネルが、HDFもしくはMDFボード、WPCボード又はPVC基材ボードの芯材を含むことを特徴とする、フロアパネル。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載のフロアパネルを置敷きしてフローリングパネルネットワークを形成する方法であって、
    -第1のフロアパネルを敷く過程と、
    -前記第1のフロアパネルに第2のフロアパネルを接合する過程であって、前記第2のフロアパネルの前記実を前記第1のフロアパネルの前記溝に挿入し、接合状態で前記溝プロファイル部分の前記下側リップが外方に屈曲することにより、当該下側リップが、前記パネル同士を互いに恒久的に押し付ける力を与える、過程と、
    を備える、方法。
  15. 請求項14に記載の方法により実現可能なフロアパネルネットワーク。
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