JP3506952B2 - 電気部品の位置出し供給方法及びその装置 - Google Patents
電気部品の位置出し供給方法及びその装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品(電子部
品を含む)を位置出しして他の電気部品に装着する位置
に供給するための電気部品の位置出し供給方法及びその
装置に係り、例えば、IC(集積回路)チップを液晶パ
ネルにこれらのアライメントマーク同士を一致させて装
着する作業を行う場合に利用できるものである。
品を含む)を位置出しして他の電気部品に装着する位置
に供給するための電気部品の位置出し供給方法及びその
装置に係り、例えば、IC(集積回路)チップを液晶パ
ネルにこれらのアライメントマーク同士を一致させて装
着する作業を行う場合に利用できるものである。
【0002】
【背景技術】液晶パネルにドライバ用ICチップをAC
F(異方性導電膜)等の導電材を介して装着する作業
は、ICチップを液晶パネルの正確な所定位置に装着し
て両者を確実に電気的導通状態とするため、ICチップ
のアライメントマークに液晶パネルのアライメントマー
クを一致させて行う。このため、ICチップを液晶パネ
ルに装着するための装置には、装着位置でICチップの
アライメントマーク及び液晶パネルのアライメントマー
クを撮像する撮像手段であるCCDカメラが設けられて
いる。ICチップは装着装置に設けられた吸着ヘッドに
吸着されて上記装着位置に供給されるが、ICチップの
アライメントマークを撮像可能範囲が小さいCCDカメ
ラで確実に撮像できるようにするためには、吸着ヘッド
に対してICチップを位置出しした状態で吸着させ、こ
の位置出し状態でICチップを吸着ヘッドの移動により
装着位置に供給しなければならない。
F(異方性導電膜)等の導電材を介して装着する作業
は、ICチップを液晶パネルの正確な所定位置に装着し
て両者を確実に電気的導通状態とするため、ICチップ
のアライメントマークに液晶パネルのアライメントマー
クを一致させて行う。このため、ICチップを液晶パネ
ルに装着するための装置には、装着位置でICチップの
アライメントマーク及び液晶パネルのアライメントマー
クを撮像する撮像手段であるCCDカメラが設けられて
いる。ICチップは装着装置に設けられた吸着ヘッドに
吸着されて上記装着位置に供給されるが、ICチップの
アライメントマークを撮像可能範囲が小さいCCDカメ
ラで確実に撮像できるようにするためには、吸着ヘッド
に対してICチップを位置出しした状態で吸着させ、こ
の位置出し状態でICチップを吸着ヘッドの移動により
装着位置に供給しなければならない。
【0003】図9〜図12は、ICチップ81を吸着ヘ
ッドに位置出し状態で吸着させるための従来の方法を示
す。ICチップ81は、導電部であるバンプを上向きに
したフェースアップの状態で容器の凹部に収納されてお
り、このICチップ81を図示しない吸着アームが吸着
し、この後、このままICチップ81は吸着アームでプ
リアライメントステージ82に載せられる(図9)。プ
リアライメントステージ82の上には、突き当て部材8
3がプリアライメントステージ82との間にICチップ
81の厚さより小さい隙間を開けて配置されており、突
き当て部材83が図10と図11で示す直角の水平二方
向の移動を行うことにより、ICチップ81は、直角の
水平二方向に位置出しされる。
ッドに位置出し状態で吸着させるための従来の方法を示
す。ICチップ81は、導電部であるバンプを上向きに
したフェースアップの状態で容器の凹部に収納されてお
り、このICチップ81を図示しない吸着アームが吸着
し、この後、このままICチップ81は吸着アームでプ
リアライメントステージ82に載せられる(図9)。プ
リアライメントステージ82の上には、突き当て部材8
3がプリアライメントステージ82との間にICチップ
81の厚さより小さい隙間を開けて配置されており、突
き当て部材83が図10と図11で示す直角の水平二方
向の移動を行うことにより、ICチップ81は、直角の
水平二方向に位置出しされる。
【0004】このようにしてICチップ81を図12の
二点鎖線位置から実線位置に位置出した突き当て部材8
3は、直角の水平二方向の逆移動を行うことによりIC
チップ81から後退し、そしてICチップ81は図示し
ない反転アームで吸着され、このアームが180度反転
することによりICチップ81が前記バンプが下向きと
なるフェースダウンの状態となった後、ICチップは8
1に吸着ヘッドに吸着される。このときのICチップ8
1は、突き当て部材83の突き当て作用による位置出し
状態で吸着ヘッドに吸着されており、この位置出し状態
でICチップ81は吸着ヘッドの移動により前記装着位
置へ供給される。
二点鎖線位置から実線位置に位置出した突き当て部材8
3は、直角の水平二方向の逆移動を行うことによりIC
チップ81から後退し、そしてICチップ81は図示し
ない反転アームで吸着され、このアームが180度反転
することによりICチップ81が前記バンプが下向きと
なるフェースダウンの状態となった後、ICチップは8
1に吸着ヘッドに吸着される。このときのICチップ8
1は、突き当て部材83の突き当て作用による位置出し
状態で吸着ヘッドに吸着されており、この位置出し状態
でICチップ81は吸着ヘッドの移動により前記装着位
置へ供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来方法による
と、ICチップを吸着ヘッドに位置出し状態で吸着させ
るためには、ICチップをプリアライメントステージに
一旦載せる工程が必要になり、このため、作業時間が長
くなるという問題があった。また、ICチップを液晶パ
ネルに装着するための装置には、吸着ヘッド以外に、プ
リアライメントステージや吸着アーム等の部材、手段を
設けなければならず、この結果、構造が複雑になって装
置全体が大型化するという問題もあった。
と、ICチップを吸着ヘッドに位置出し状態で吸着させ
るためには、ICチップをプリアライメントステージに
一旦載せる工程が必要になり、このため、作業時間が長
くなるという問題があった。また、ICチップを液晶パ
ネルに装着するための装置には、吸着ヘッド以外に、プ
リアライメントステージや吸着アーム等の部材、手段を
設けなければならず、この結果、構造が複雑になって装
置全体が大型化するという問題もあった。
【0006】本発明の目的は、ICチップ等の第1電気
部品を液晶パネル等の第2電気部品に装着する作業をプ
リアライメントステージを使用する工程を省略して行
え、このため、作業時間の短縮を図ることができ電気部
品の位置出し供給方法を提供するところにある。
部品を液晶パネル等の第2電気部品に装着する作業をプ
リアライメントステージを使用する工程を省略して行
え、このため、作業時間の短縮を図ることができ電気部
品の位置出し供給方法を提供するところにある。
【0007】また、本発明の目的は、プリアライメント
ステージを使用する工程に関係した部材、手段が不要に
なり、このため、構造の簡単化、装置全体の小型化を実
現できる電気部品の位置出し供給装置を提供するところ
にある。
ステージを使用する工程に関係した部材、手段が不要に
なり、このため、構造の簡単化、装置全体の小型化を実
現できる電気部品の位置出し供給装置を提供するところ
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ICチップ等
の第1電気部品を凹部に収納している容器は、比較的精
度良好に形成されていることに着目してなされている。
の第1電気部品を凹部に収納している容器は、比較的精
度良好に形成されていることに着目してなされている。
【0009】本発明に係る電気部品の位置出し供給方法
は、容器にX方向と、このX方向と直交するY方向とに
並設され、それぞれがX方向とY方向の2次元の開口形
状となっている複数の凹部のうちの一つの凹部に収納さ
れている第1電気部品を1個の吸着ヘッドで吸着した
後、この吸着ヘッドをX方向駆動手段でX方向に移動さ
せることにより第1電気部品を前記凹部の壁に当接さ
せ、この当接後も前記吸着ヘッドをX方向駆動手段でX
方向に移動させることにより前記吸着ヘッドと第1電気
部品との間でX方向の位置ずれを生じさせるとともに、
前記容器をY方向へ移動させるためのY方向駆動手段に
よって前記容器をY方向へ移動させることにより第1電
気部品を前記凹部の壁に当接させ、この当接後も前記容
器を前記Y方向駆動手段でY方向に移動させることによ
り前記吸着ヘッドと第1電気部品との間でY方向の位置
ずれを生じさせ、これらのX方向とY方向との位置ずれ
で位置出しがなされた第1電気部品を第2電気部品に装
着する装着位置に前記X方向駆動手段による前記吸着ヘ
ッドの移動によって供給し、この作業を繰り返すことに
よって前記複数の凹部のうちの残りの凹部に収納されて
いる第1電気部品を前記装着位置に順次供給することを
特徴とするものである。
は、容器にX方向と、このX方向と直交するY方向とに
並設され、それぞれがX方向とY方向の2次元の開口形
状となっている複数の凹部のうちの一つの凹部に収納さ
れている第1電気部品を1個の吸着ヘッドで吸着した
後、この吸着ヘッドをX方向駆動手段でX方向に移動さ
せることにより第1電気部品を前記凹部の壁に当接さ
せ、この当接後も前記吸着ヘッドをX方向駆動手段でX
方向に移動させることにより前記吸着ヘッドと第1電気
部品との間でX方向の位置ずれを生じさせるとともに、
前記容器をY方向へ移動させるためのY方向駆動手段に
よって前記容器をY方向へ移動させることにより第1電
気部品を前記凹部の壁に当接させ、この当接後も前記容
器を前記Y方向駆動手段でY方向に移動させることによ
り前記吸着ヘッドと第1電気部品との間でY方向の位置
ずれを生じさせ、これらのX方向とY方向との位置ずれ
で位置出しがなされた第1電気部品を第2電気部品に装
着する装着位置に前記X方向駆動手段による前記吸着ヘ
ッドの移動によって供給し、この作業を繰り返すことに
よって前記複数の凹部のうちの残りの凹部に収納されて
いる第1電気部品を前記装着位置に順次供給することを
特徴とするものである。
【0010】また、本発明に係る電気部品の位置出し供
給装置は、第1電気部品を、この第1電気部品を第2電
気部品に装着するための装着位置へ位置出して供給する
ための電気部品の位置出し供給装置であって、容器にX
方向と、このX方向と直交するY方向とに並設され、そ
れぞれがX方向とY方向の2次元の開口形状となってい
る複数の凹部のうちの一つの凹部に収納されている第1
電気部品を吸着する1個の吸着ヘッドと、この吸着ヘッ
ドをX方向へ移動させてこの吸着ヘッドに吸着された第
1電気部品を前記装着位置へ供給するX方向駆動手段
と、前記容器をY方向に移動させるY方向駆動手段と、
を有し、前記X方向駆動手段と前記Y方向駆動手段は、
前記吸着ヘッドに吸着された第1部品が前記凹部の壁に
当接してからも駆動することによりこの吸着ヘッドと第
1電気部品との間でX方向とY方向の位置ずれを生じさ
せて第1電気部品の位置出しを行う位置出し駆動手段と
なっていることを特徴とするものである。
給装置は、第1電気部品を、この第1電気部品を第2電
気部品に装着するための装着位置へ位置出して供給する
ための電気部品の位置出し供給装置であって、容器にX
方向と、このX方向と直交するY方向とに並設され、そ
れぞれがX方向とY方向の2次元の開口形状となってい
る複数の凹部のうちの一つの凹部に収納されている第1
電気部品を吸着する1個の吸着ヘッドと、この吸着ヘッ
ドをX方向へ移動させてこの吸着ヘッドに吸着された第
1電気部品を前記装着位置へ供給するX方向駆動手段
と、前記容器をY方向に移動させるY方向駆動手段と、
を有し、前記X方向駆動手段と前記Y方向駆動手段は、
前記吸着ヘッドに吸着された第1部品が前記凹部の壁に
当接してからも駆動することによりこの吸着ヘッドと第
1電気部品との間でX方向とY方向の位置ずれを生じさ
せて第1電気部品の位置出しを行う位置出し駆動手段と
なっていることを特徴とするものである。
【0011】以上の本発明では、吸着ヘッドに吸着され
た第1電気部品がこの第1電気部品を収納していた容器
の凹部の壁に当接せしめられた後も、さらに吸着ヘッド
がX方向駆動手段でX方向へ移動するとともに、容器が
Y方向駆動手段でY方向へ移動することにより、吸着ヘ
ッドに対する第1電気部品のX方向とY方向の位置ずれ
が生じ、これにより吸着ヘッドに対して第1電気部品は
位置出しされる。
た第1電気部品がこの第1電気部品を収納していた容器
の凹部の壁に当接せしめられた後も、さらに吸着ヘッド
がX方向駆動手段でX方向へ移動するとともに、容器が
Y方向駆動手段でY方向へ移動することにより、吸着ヘ
ッドに対する第1電気部品のX方向とY方向の位置ずれ
が生じ、これにより吸着ヘッドに対して第1電気部品は
位置出しされる。
【0012】このため、本発明では、プリアライメント
ステージを使用する工程を省略でき、したがって作業時
間を短縮できる。また、プリアライメントステージでの
工程に関係した部材、手段は不要になるため、装置全体
の構造を簡単化でき、装置全体を小型化することができ
る。
ステージを使用する工程を省略でき、したがって作業時
間を短縮できる。また、プリアライメントステージでの
工程に関係した部材、手段は不要になるため、装置全体
の構造を簡単化でき、装置全体を小型化することができ
る。
【0013】
【0014】
【0015】本発明では、第1電気部品の位置出しを行
う位置出し駆動手段は、吸着ヘッドをX方向へ移動させ
るX方向駆動手段と、容器をY方向へ移動させるY方向
駆動手段とになっている。
う位置出し駆動手段は、吸着ヘッドをX方向へ移動させ
るX方向駆動手段と、容器をY方向へ移動させるY方向
駆動手段とになっている。
【0016】位置出し駆動手段をこのように構成する
と、吸着ヘッドはもともと容器が配置された位置と前記
装着位置との間を往復動させなければならないため、こ
の往復動のための手段をそのまま第1電気部品のX方向
の位置出しを行うためのX方向駆動手段とすることがで
き、また、容器には複数の第1電気部品を収納するため
の複数の凹部が形成され、Y方向に並設された複数の凹
部から第1電気部品を吸着ヘッドで取り出すためには、
容器をY方向に移動させるための駆動手段が必要である
ため、この駆動手段をそのまま第1電気部品のY方向の
位置出しを行うためのY方向駆動手段とすることができ
る。
と、吸着ヘッドはもともと容器が配置された位置と前記
装着位置との間を往復動させなければならないため、こ
の往復動のための手段をそのまま第1電気部品のX方向
の位置出しを行うためのX方向駆動手段とすることがで
き、また、容器には複数の第1電気部品を収納するため
の複数の凹部が形成され、Y方向に並設された複数の凹
部から第1電気部品を吸着ヘッドで取り出すためには、
容器をY方向に移動させるための駆動手段が必要である
ため、この駆動手段をそのまま第1電気部品のY方向の
位置出しを行うためのY方向駆動手段とすることができ
る。
【0017】本発明は、任意な第1電気部品を任意な第
2電気部品に装着するために適用できる。第1電気部品
は、例えば、ICチップでもよく、トランジスタでもよ
く、ダイオードでもよく、コンデンサでもよい。また、
第2電気部品は、例えば、液晶パネルでもよく、硬質又
はフレキシブルの基板でもよい。
2電気部品に装着するために適用できる。第1電気部品
は、例えば、ICチップでもよく、トランジスタでもよ
く、ダイオードでもよく、コンデンサでもよい。また、
第2電気部品は、例えば、液晶パネルでもよく、硬質又
はフレキシブルの基板でもよい。
【0018】第1電気部品がICチップであって、第2
電気部品が液晶パネルであり、そして、前記装着位置に
おいてICチップを液晶パネルにこれらに設けられたア
ライメントマーク同士を一致させて装着する場合には、
本発明に係る前記装置には、ICチップと液晶パネルに
設けられたアライメントマークを装着位置で撮像する撮
像手段と、この撮像手段で撮像された液晶パネルのアラ
イメントマークをICチップのアライメントマークと一
致させるために液晶パネルの位置を調整する位置調整手
段とを設けてもよい。
電気部品が液晶パネルであり、そして、前記装着位置に
おいてICチップを液晶パネルにこれらに設けられたア
ライメントマーク同士を一致させて装着する場合には、
本発明に係る前記装置には、ICチップと液晶パネルに
設けられたアライメントマークを装着位置で撮像する撮
像手段と、この撮像手段で撮像された液晶パネルのアラ
イメントマークをICチップのアライメントマークと一
致させるために液晶パネルの位置を調整する位置調整手
段とを設けてもよい。
【0019】また、本発明に係る前記方法及び本発明に
係る前記装置において、第1電気部品を吸着する前記吸
着ヘッドの吸着手段は、空気の吸引によるものでもよ
く、第2電気部品が磁性体で形成され又は磁性体を有す
るものであれば、マグネットによるものでもよい。
係る前記装置において、第1電気部品を吸着する前記吸
着ヘッドの吸着手段は、空気の吸引によるものでもよ
く、第2電気部品が磁性体で形成され又は磁性体を有す
るものであれば、マグネットによるものでもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。本実施形態は、第1電気部品であ
るICチップを第2電気部品である液晶パネルに装着す
る場合であり、図1はこの装着作業に使用する装置の正
面図で、図2は同装置の一部破断の平面図、図3は同装
置の側断面図である。
に基づいて説明する。本実施形態は、第1電気部品であ
るICチップを第2電気部品である液晶パネルに装着す
る場合であり、図1はこの装着作業に使用する装置の正
面図で、図2は同装置の一部破断の平面図、図3は同装
置の側断面図である。
【0021】図1において、本実施形態に係る装置の後
部には支持部材1で支持された垂直板部材2が設けら
れ、この垂直板部材2には、ガイドレール3で案内され
て左右方向(X方向)に摺動自在となったスライド4が
配置されている。このスライド4は、サーボモータ5で
回転するボールねじ6に図3の連結部材7を介して連結
され、この連結部材7はボールねじ6に螺合するナット
部材を有するため、サーボモータ5の正回転、逆回転に
よりスライド4はX方向に移動する。図1に示すとお
り、スライド4にはピストンロッド8Aが下向きとなっ
たシリンダ8が取り付けられ、ピストンロッド8Aの先
端にはガイドレール9で案内されて垂直方向(Z方向)
に摺動自在となった吸着ヘッド10が結合され、この吸
着ヘッド10はシリンダ8でZ方向に移動する。
部には支持部材1で支持された垂直板部材2が設けら
れ、この垂直板部材2には、ガイドレール3で案内され
て左右方向(X方向)に摺動自在となったスライド4が
配置されている。このスライド4は、サーボモータ5で
回転するボールねじ6に図3の連結部材7を介して連結
され、この連結部材7はボールねじ6に螺合するナット
部材を有するため、サーボモータ5の正回転、逆回転に
よりスライド4はX方向に移動する。図1に示すとお
り、スライド4にはピストンロッド8Aが下向きとなっ
たシリンダ8が取り付けられ、ピストンロッド8Aの先
端にはガイドレール9で案内されて垂直方向(Z方向)
に摺動自在となった吸着ヘッド10が結合され、この吸
着ヘッド10はシリンダ8でZ方向に移動する。
【0022】この吸着ヘッド10には、バキュームポン
プ等からなる吸着手段から延びる管路11が接続され、
これにより吸着ヘッド10は物品を吸着する作用を有す
る。
プ等からなる吸着手段から延びる管路11が接続され、
これにより吸着ヘッド10は物品を吸着する作用を有す
る。
【0023】以上のように構成された垂直板部材2の下
部には、図1に示すように水平台部12が設けられ、こ
の水平台部12の右上面には、図2に示すガイドレール
13で案内されてX方向及びZ方向と直交する前後方向
(Y方向)に摺動自在となった容器載置部材14が配置
されている。この容器載置部材14は、サーボモータ1
5で回転するボールねじ16に連結部材17を介して連
結され、この連結部材17はボールねじ16に螺合する
ナット部材を有するため、容器載置部材14は、サーボ
モータ15の正回転、逆回転によりY方向に移動する。
部には、図1に示すように水平台部12が設けられ、こ
の水平台部12の右上面には、図2に示すガイドレール
13で案内されてX方向及びZ方向と直交する前後方向
(Y方向)に摺動自在となった容器載置部材14が配置
されている。この容器載置部材14は、サーボモータ1
5で回転するボールねじ16に連結部材17を介して連
結され、この連結部材17はボールねじ16に螺合する
ナット部材を有するため、容器載置部材14は、サーボ
モータ15の正回転、逆回転によりY方向に移動する。
【0024】容器載置部材14には、ICチップを入れ
た容器18が位置決め部材19で位置決めされて載置さ
れ、この容器18にXとYの両方向に並設されている複
数の凹部20のそれぞれにICチップ21が収納されて
いる(図4〜図7参照)。
た容器18が位置決め部材19で位置決めされて載置さ
れ、この容器18にXとYの両方向に並設されている複
数の凹部20のそれぞれにICチップ21が収納されて
いる(図4〜図7参照)。
【0025】図2に示すとおり、前記水平台部12の左
上面にはロッドレスシリンダ22が配置され、このロッ
ドレスシリンダ22に、2本のガイドレール23で案内
されてY方向へ摺動自在となったスライド24が連結部
材25を介して連結されている。図1に示されているよ
うに、スライド24の上には基台26が固定され、その
上に順番にXテーブル27、Yテーブル28、回転テー
ブル29が載せられている。基台26に対してXテーブ
ル27はガイドレールでX方向へ移動自在であり、Xテ
ーブル27に対してYテーブル28はガイドレールでY
方向へ移動自在あり、Yテーブル28に対して回転テー
ブル29は回転軸受で垂直軸を中心に回転自在である。
上面にはロッドレスシリンダ22が配置され、このロッ
ドレスシリンダ22に、2本のガイドレール23で案内
されてY方向へ摺動自在となったスライド24が連結部
材25を介して連結されている。図1に示されているよ
うに、スライド24の上には基台26が固定され、その
上に順番にXテーブル27、Yテーブル28、回転テー
ブル29が載せられている。基台26に対してXテーブ
ル27はガイドレールでX方向へ移動自在であり、Xテ
ーブル27に対してYテーブル28はガイドレールでY
方向へ移動自在あり、Yテーブル28に対して回転テー
ブル29は回転軸受で垂直軸を中心に回転自在である。
【0026】基台26には図1のマイクロメータ30が
取り付けられ、このマイクロメータ30のスピンドルは
Xテーブル27から突設された突起27Aに当接してい
るため、マイクロメータ30を正回転操作すると、この
マイクロメータ30の正回転して前進するスピンドルに
よりXテーブル27はX方向の前進を行う。そして、基
台26とXテーブル27との間には図2で示すリターン
ばね31が架設されているため、マイクロメータ30を
逆回転操作すると、Xテーブル27はX方向の後退を行
う。また、Xテーブル27には図1で示すマイクロメー
タ32が取り付けられ、このマイクロメータ32のスピ
ンドルはYテーブル28から突設された図2の突起28
Aに当接しているため、マイクロメータ32を正回転操
作すると、このマイクロメータ32の正回転して前進す
るスピンドルによりYテーブル28はY方向の前進を行
う。そして、Xテーブル27とYテーブル28の間には
図2で示すリターンばね33が架設されているため、マ
イクロメータ32を逆回転操作すると、Yテーブル28
はY方向の後退を行う。
取り付けられ、このマイクロメータ30のスピンドルは
Xテーブル27から突設された突起27Aに当接してい
るため、マイクロメータ30を正回転操作すると、この
マイクロメータ30の正回転して前進するスピンドルに
よりXテーブル27はX方向の前進を行う。そして、基
台26とXテーブル27との間には図2で示すリターン
ばね31が架設されているため、マイクロメータ30を
逆回転操作すると、Xテーブル27はX方向の後退を行
う。また、Xテーブル27には図1で示すマイクロメー
タ32が取り付けられ、このマイクロメータ32のスピ
ンドルはYテーブル28から突設された図2の突起28
Aに当接しているため、マイクロメータ32を正回転操
作すると、このマイクロメータ32の正回転して前進す
るスピンドルによりYテーブル28はY方向の前進を行
う。そして、Xテーブル27とYテーブル28の間には
図2で示すリターンばね33が架設されているため、マ
イクロメータ32を逆回転操作すると、Yテーブル28
はY方向の後退を行う。
【0027】さらに、Yテーブル28には図1のマイク
ロメータ34が取り付けられ、このマイクロメータ34
のスピンドルは回転テーブル29から突設された突起2
9Aに当接しているため、マイクロメータ34を正回転
操作すると、このマイクロメータ34の正回転して前進
するスピンドルにより回転テーブル29は正回転する。
そして、Yテーブル28と回転テーブル29の間には図
示しないリターンばねが架設されているため、マイクロ
メータ34を逆回転操作すると、回転テーブル29は逆
回転する。
ロメータ34が取り付けられ、このマイクロメータ34
のスピンドルは回転テーブル29から突設された突起2
9Aに当接しているため、マイクロメータ34を正回転
操作すると、このマイクロメータ34の正回転して前進
するスピンドルにより回転テーブル29は正回転する。
そして、Yテーブル28と回転テーブル29の間には図
示しないリターンばねが架設されているため、マイクロ
メータ34を逆回転操作すると、回転テーブル29は逆
回転する。
【0028】図2に示すとおり、回転テーブル29の上
には液晶パネル載置板35が固定されており、この液晶
パネル載置板35の上に位置決め部材36で液晶パネル
37が位置決め載置されるようになっている。また、液
晶パネル載置板35にはバキュームポンプ等からなる吸
着手段に接続された図示しない吸気口が形成されてお
り、液晶パネル載置板35に載置された液晶パネル37
はこの吸気口による吸着作用で載置板35上に固定され
る。
には液晶パネル載置板35が固定されており、この液晶
パネル載置板35の上に位置決め部材36で液晶パネル
37が位置決め載置されるようになっている。また、液
晶パネル載置板35にはバキュームポンプ等からなる吸
着手段に接続された図示しない吸気口が形成されてお
り、液晶パネル載置板35に載置された液晶パネル37
はこの吸気口による吸着作用で載置板35上に固定され
る。
【0029】図2で示された前記容器載置部材14と前
記ロッドレスシリンダ22との間の手前側には撮像手段
であるCCDカメラ38が2台固定設置されている。こ
れらのCCDカメラ38は、前記水平台部12の中央部
に前方に向かって窪んで形成された窪み部12Aと一致
して設置されており、CCDカメラ38の前方には図3
で示す反射鏡39が配置されている。このため、反射鏡
39の真上の画像を反射鏡39を介してCCDカメラ3
8で撮像できるようになっている。
記ロッドレスシリンダ22との間の手前側には撮像手段
であるCCDカメラ38が2台固定設置されている。こ
れらのCCDカメラ38は、前記水平台部12の中央部
に前方に向かって窪んで形成された窪み部12Aと一致
して設置されており、CCDカメラ38の前方には図3
で示す反射鏡39が配置されている。このため、反射鏡
39の真上の画像を反射鏡39を介してCCDカメラ3
8で撮像できるようになっている。
【0030】図1で示したサーボモータ5でX方向に移
動する吸着ヘッド10の移動領域の左端位置は、吸着ヘ
ッド10の移動起点Nとなっており、この移動起点Nに
戻った吸着ヘッド10に前記ICチップ21が予め正確
に位置出し(プリアライメント)されて吸着されている
場合に、ICチップ21に設けられている2個のアライ
メントマイクロメータA(図8参照)が、2台のCCD
カメラ38の小さい撮像可能範囲(例えば0.3平方m
m)に入るように設定されている。
動する吸着ヘッド10の移動領域の左端位置は、吸着ヘ
ッド10の移動起点Nとなっており、この移動起点Nに
戻った吸着ヘッド10に前記ICチップ21が予め正確
に位置出し(プリアライメント)されて吸着されている
場合に、ICチップ21に設けられている2個のアライ
メントマイクロメータA(図8参照)が、2台のCCD
カメラ38の小さい撮像可能範囲(例えば0.3平方m
m)に入るように設定されている。
【0031】以上において、サーボモータ5、ボールね
じ6等により、吸着ヘッド10をX方向へ移動させるた
めの図1のX方向駆動手段40が構成され、シリンダ8
等により、吸着ヘッド10をZ方向へ移動させるための
図1のZ方向駆動手段41が構成されている。また、前
記サーボモータ15、ボールねじ16等により、ICチ
ップを入れた容器18をY方向へ移動させるための図2
のY方向駆動手段42が構成されている。
じ6等により、吸着ヘッド10をX方向へ移動させるた
めの図1のX方向駆動手段40が構成され、シリンダ8
等により、吸着ヘッド10をZ方向へ移動させるための
図1のZ方向駆動手段41が構成されている。また、前
記サーボモータ15、ボールねじ16等により、ICチ
ップを入れた容器18をY方向へ移動させるための図2
のY方向駆動手段42が構成されている。
【0032】さらに、スライド24、基台26、Xテー
ブル27、Yテーブル28、回転テーブル29により、
液晶パネル37の位置をX方向とY方向と垂直軸を中心
とした回転方向とに調整するための図2の位置調整ステ
ージ43が構成されている。位置調整手段であるこの位
置調整ステージ43は、図2で示したロッドレスシリン
ダ22等からなる前後進駆動手段44でY方向へ移動自
在であり、前進したときには、位置調整ステージ43は
前記反射鏡39の真上に達するようになっている。
ブル27、Yテーブル28、回転テーブル29により、
液晶パネル37の位置をX方向とY方向と垂直軸を中心
とした回転方向とに調整するための図2の位置調整ステ
ージ43が構成されている。位置調整手段であるこの位
置調整ステージ43は、図2で示したロッドレスシリン
ダ22等からなる前後進駆動手段44でY方向へ移動自
在であり、前進したときには、位置調整ステージ43は
前記反射鏡39の真上に達するようになっている。
【0033】位置調整ステージ43を構成していて上下
に重ね合わせられているスライド24、基台26、Xテ
ーブル27、Yテーブル28、回転テーブル29には開
口部が形成され(図2には回転テーブル29の開口部2
9Bが示されている)、回転テーブル29の上の液晶パ
ネル載置板35にもこれらと開口部と一致する開口部3
5Aが形成されている。このため、前後進駆動手段44
で位置調整ステージ43が前進位置に達したとき、液晶
パネル載置板35に載置された液晶パネル37の2個の
アライメントマークB(図8参照)をCCDカメラ38
で撮像できるようになっている。
に重ね合わせられているスライド24、基台26、Xテ
ーブル27、Yテーブル28、回転テーブル29には開
口部が形成され(図2には回転テーブル29の開口部2
9Bが示されている)、回転テーブル29の上の液晶パ
ネル載置板35にもこれらと開口部と一致する開口部3
5Aが形成されている。このため、前後進駆動手段44
で位置調整ステージ43が前進位置に達したとき、液晶
パネル載置板35に載置された液晶パネル37の2個の
アライメントマークB(図8参照)をCCDカメラ38
で撮像できるようになっている。
【0034】次ぎに、ICチップ21を液晶パネル37
にこれらのアライメントマークAとBとを一致させて装
着する作業について説明する。以下の本実施形態に係る
装置の作動は、容器18及び凹部20の各寸法を含む各
種データが記録されているコンピュータによる制御手段
で予め定められた手順のとおりに行われる。
にこれらのアライメントマークAとBとを一致させて装
着する作業について説明する。以下の本実施形態に係る
装置の作動は、容器18及び凹部20の各寸法を含む各
種データが記録されているコンピュータによる制御手段
で予め定められた手順のとおりに行われる。
【0035】図示しない作業開始スイッチをオンにする
と、移動起点Nにあった吸着ヘッド10は前記X方向駆
動手段40の駆動により図1において右移動し、この
後、Z方向駆動手段41で一定位置まで下降する。吸着
ヘッド10が下降するこの位置は、図4に示すとおり、
ICチップ21を入れた容器18の上面から若干上方の
位置であり、また、このときの吸着ヘッド10が達して
いるX方向の位置は、図7の二点鎖線で示すように、そ
れぞれにICチップ21が収納されている複数の凹部2
0のうち、最前列の凹部20のなかの移動起点Nに最も
近い凹部20−1の位置であるが、吸着ヘッド10は、
XとYの両方向を有する2次元の開口形状になっている
この凹部20−1の中心と正確に一致する位置には達し
ておらず、凹部20−1の中心からXとYの両方向に多
少ずれた位置に達している。
と、移動起点Nにあった吸着ヘッド10は前記X方向駆
動手段40の駆動により図1において右移動し、この
後、Z方向駆動手段41で一定位置まで下降する。吸着
ヘッド10が下降するこの位置は、図4に示すとおり、
ICチップ21を入れた容器18の上面から若干上方の
位置であり、また、このときの吸着ヘッド10が達して
いるX方向の位置は、図7の二点鎖線で示すように、そ
れぞれにICチップ21が収納されている複数の凹部2
0のうち、最前列の凹部20のなかの移動起点Nに最も
近い凹部20−1の位置であるが、吸着ヘッド10は、
XとYの両方向を有する2次元の開口形状になっている
この凹部20−1の中心と正確に一致する位置には達し
ておらず、凹部20−1の中心からXとYの両方向に多
少ずれた位置に達している。
【0036】図4で示す位置まで吸着ヘッド10が下降
すると、この吸着ヘッド10に接続されている前記吸着
手段が駆動し、これにより、予めバンプを下向きにして
凹部20−1に収納されていたICチップ21は図5に
示すとおり吸着ヘッド10に吸着され、凹部20−1の
底から離れる。この後、X方向駆動手段40が吸着ヘッ
ド10を図5において右へ移動させ、これによりICチ
ップ21を凹部20−1の側壁20Aに当接させる。こ
の当接後もX方向駆動手段40は吸着ヘッド10を同じ
方向に移動させ、この移動は吸着ヘッド10がICチッ
プ21を吸着したまま行われ、これにより吸着ヘッド1
0とICチップ21との間でX方向の位置ずれが生じ、
吸着ヘッド10によるICチップ21の吸着位置の変更
が行われる。このようにX方向駆動手段40によってな
される吸着ヘッド10とICチップ21との間での位置
ずれは、吸着ヘッド10とICチップ21とが所定の位
置関係になるまで、図6で示されている本実施形態で
は、ICチップ21のX方向の中心と吸着ヘッド10の
X方向の中心とが一致するまで行われる。
すると、この吸着ヘッド10に接続されている前記吸着
手段が駆動し、これにより、予めバンプを下向きにして
凹部20−1に収納されていたICチップ21は図5に
示すとおり吸着ヘッド10に吸着され、凹部20−1の
底から離れる。この後、X方向駆動手段40が吸着ヘッ
ド10を図5において右へ移動させ、これによりICチ
ップ21を凹部20−1の側壁20Aに当接させる。こ
の当接後もX方向駆動手段40は吸着ヘッド10を同じ
方向に移動させ、この移動は吸着ヘッド10がICチッ
プ21を吸着したまま行われ、これにより吸着ヘッド1
0とICチップ21との間でX方向の位置ずれが生じ、
吸着ヘッド10によるICチップ21の吸着位置の変更
が行われる。このようにX方向駆動手段40によってな
される吸着ヘッド10とICチップ21との間での位置
ずれは、吸着ヘッド10とICチップ21とが所定の位
置関係になるまで、図6で示されている本実施形態で
は、ICチップ21のX方向の中心と吸着ヘッド10の
X方向の中心とが一致するまで行われる。
【0037】これらの中心が一致すると、ICチップ2
1は吸着ヘッド10に対しX方向において位置出しされ
たことになる。
1は吸着ヘッド10に対しX方向において位置出しされ
たことになる。
【0038】次いで、Y方向駆動手段42により容器1
8は図2のY方向の上側(前方)へ移動し、これによ
り、ICチップ21は図7で示されている凹部20の後
壁20Bに当接し、この当接後もY方向駆動手段42は
駆動する。これにより、前述と同様にして吸着ヘッド1
0とICチップ21との間にはY方向の位置ずれが生
じ、この位置ずれは、吸着ヘッド10とICチップ21
とが所定の位置関係になるまで行われる。この結果、I
Cチップ21は吸着ヘッド10に対しY方向にも位置出
しされることになる。図7はこのときのICチップ21
を示している。
8は図2のY方向の上側(前方)へ移動し、これによ
り、ICチップ21は図7で示されている凹部20の後
壁20Bに当接し、この当接後もY方向駆動手段42は
駆動する。これにより、前述と同様にして吸着ヘッド1
0とICチップ21との間にはY方向の位置ずれが生
じ、この位置ずれは、吸着ヘッド10とICチップ21
とが所定の位置関係になるまで行われる。この結果、I
Cチップ21は吸着ヘッド10に対しY方向にも位置出
しされることになる。図7はこのときのICチップ21
を示している。
【0039】この後、Z方向駆動手段41の駆動により
吸着ヘッド10は上昇し、そして、X方向駆動手段40
の駆動で吸着ヘッド10はICチップ21を吸着したま
ま移動起点N、言い換えると、ICチップ21を前記液
晶パネル37に装着するための位置に戻る。この間に容
器18はY方向駆動手段42の逆駆動によって前記Y方
向の位置出し前の位置に戻る。
吸着ヘッド10は上昇し、そして、X方向駆動手段40
の駆動で吸着ヘッド10はICチップ21を吸着したま
ま移動起点N、言い換えると、ICチップ21を前記液
晶パネル37に装着するための位置に戻る。この間に容
器18はY方向駆動手段42の逆駆動によって前記Y方
向の位置出し前の位置に戻る。
【0040】吸着ヘッド10は移動起点NでZ方向駆動
手段41の駆動によって下降し、この下降は、吸着ヘッ
ド10に吸着されているICチップ21のアライメント
マークAを前記CCDカメラ38で撮像できる高さ位置
まで吸着ヘッド10が達したとき、停止する。この後、
アライメントマークAがCCDカメラ38で図8のよう
に撮像され、このマークAは図示しない画像表示装置に
表示され、そのままこの画像表示装置に記録される。次
いで、吸着ヘッド10はZ方向駆動手段41で所定位置
まで上昇する。
手段41の駆動によって下降し、この下降は、吸着ヘッ
ド10に吸着されているICチップ21のアライメント
マークAを前記CCDカメラ38で撮像できる高さ位置
まで吸着ヘッド10が達したとき、停止する。この後、
アライメントマークAがCCDカメラ38で図8のよう
に撮像され、このマークAは図示しない画像表示装置に
表示され、そのままこの画像表示装置に記録される。次
いで、吸着ヘッド10はZ方向駆動手段41で所定位置
まで上昇する。
【0041】この後、図示しないスイッチをオンにする
と、予め前記液晶パネル載置板35上に液晶パネル37
が載置されていた前記位置調整ステージ43は、前後進
駆動手段44で前進し、液晶パネル37のアライメント
マークBをCCDカメラ38で撮像できる位置に達す
る。このときの液晶パネル37の高さ位置は、ICチッ
プ21のアライメントマークAをCCDカメラ38で撮
像したときと同じ高さ位置であり、液晶パネル37のア
ライメントマークBをCCDカメラ38で図8にように
撮像し、このマークBは前記画像表示装置に表示され
る。
と、予め前記液晶パネル載置板35上に液晶パネル37
が載置されていた前記位置調整ステージ43は、前後進
駆動手段44で前進し、液晶パネル37のアライメント
マークBをCCDカメラ38で撮像できる位置に達す
る。このときの液晶パネル37の高さ位置は、ICチッ
プ21のアライメントマークAをCCDカメラ38で撮
像したときと同じ高さ位置であり、液晶パネル37のア
ライメントマークBをCCDカメラ38で図8にように
撮像し、このマークBは前記画像表示装置に表示され
る。
【0042】この画像表示装置を見ながら作業者は、位
置調整ステージ43に設けられている前記マイクロメー
タ30,32,34の回転操作を行い、これにより、液
晶パネル37をX方向とY方向と垂直軸と中心とした回
転方向とに微動させ、ICチップ21のマイクロメータ
マークAに液晶パネル37のアライメントマークBを一
致させる作業を行う。液晶パネル37は液晶パネル載置
板35に前記位置決め部材36で位置決めされて載置さ
れているが、液晶パネル37の外形状は正確なものとは
なっておらず、誤差があり、したがって、この外形状を
基準にして位置決め部材36で位置決めされている液晶
パネル37は正確な位置出し状態で液晶パネル載置板3
5に載置されていないため、以上のようにマイクロメー
タ30,32,34の回転操作を行うことにより、アラ
イメントマークAとBを一致させる。
置調整ステージ43に設けられている前記マイクロメー
タ30,32,34の回転操作を行い、これにより、液
晶パネル37をX方向とY方向と垂直軸と中心とした回
転方向とに微動させ、ICチップ21のマイクロメータ
マークAに液晶パネル37のアライメントマークBを一
致させる作業を行う。液晶パネル37は液晶パネル載置
板35に前記位置決め部材36で位置決めされて載置さ
れているが、液晶パネル37の外形状は正確なものとは
なっておらず、誤差があり、したがって、この外形状を
基準にして位置決め部材36で位置決めされている液晶
パネル37は正確な位置出し状態で液晶パネル載置板3
5に載置されていないため、以上のようにマイクロメー
タ30,32,34の回転操作を行うことにより、アラ
イメントマークAとBを一致させる。
【0043】この後、吸着ヘッド10はZ方向駆動手段
41で下降し、これにより、この吸着ヘッド10に吸着
されていたICチップ21は液晶パネル37の所定位置
に予め粘着されていたACFに押し付けられる。次い
で、吸着ヘッド10は前記吸着手段による吸着作用を解
除してZ方向駆動手段41により上昇し、この結果、A
CFに粘着されたICチップ21は液晶パネル37上に
残される。吸着ヘッド10がICチップ21を液晶パネ
ル37のACFに押し付けてから上昇すると、位置調整
ステージ43は前後進駆動手段44の逆駆動によりもと
の後退位置に戻り、この後退位置で作業者は液晶パネル
37を位置調整ステージ43から取り外す。そして、液
晶パネル37はICチップ21を加熱押圧する装置に送
られ、この装置でICチップ21を液晶パネル37に加
熱押圧することにより、ACF内の導電粒子同士が接続
されることになり、アライメントマークAとBを一致さ
せて正確な位置関係となっているICチップ21と液晶
パネル37は確実に電気的導通状態となる。
41で下降し、これにより、この吸着ヘッド10に吸着
されていたICチップ21は液晶パネル37の所定位置
に予め粘着されていたACFに押し付けられる。次い
で、吸着ヘッド10は前記吸着手段による吸着作用を解
除してZ方向駆動手段41により上昇し、この結果、A
CFに粘着されたICチップ21は液晶パネル37上に
残される。吸着ヘッド10がICチップ21を液晶パネ
ル37のACFに押し付けてから上昇すると、位置調整
ステージ43は前後進駆動手段44の逆駆動によりもと
の後退位置に戻り、この後退位置で作業者は液晶パネル
37を位置調整ステージ43から取り外す。そして、液
晶パネル37はICチップ21を加熱押圧する装置に送
られ、この装置でICチップ21を液晶パネル37に加
熱押圧することにより、ACF内の導電粒子同士が接続
されることになり、アライメントマークAとBを一致さ
せて正確な位置関係となっているICチップ21と液晶
パネル37は確実に電気的導通状態となる。
【0044】以上により、容器18に入れられていた1
個目のICチップ21を液晶パネル37に装着する作業
が終了する。
個目のICチップ21を液晶パネル37に装着する作業
が終了する。
【0045】以下、同様の作業を繰り返すことによって
容器18に入れられているそれぞれICチップ21を液
晶パネル37に順次装着する作業が行われるが、図7で
示す容器18の最前列の凹部20のうち、移動起点Nか
ら2番目に近い凹部20−2に収納されているICチッ
プ21を吸着ヘッド10が吸着するときには、X方向駆
動手段40による吸着ヘッド10の移動起点Nからの移
動距離は、前記1番目のICチップ21を吸着したとき
の移動距離と、凹部20同士のX方向間隔L1とを足し
たものとなる。また、容器18の第2列目の凹部20−
3に収納されていたICチップ21を吸着ヘッド10が
吸着するときは、前記Y方向駆動手段42により容器1
8が凹部20同士のY方向間隔L2分だけ前進した後
に、吸着ヘッド10はICチップ21を吸着する。
容器18に入れられているそれぞれICチップ21を液
晶パネル37に順次装着する作業が行われるが、図7で
示す容器18の最前列の凹部20のうち、移動起点Nか
ら2番目に近い凹部20−2に収納されているICチッ
プ21を吸着ヘッド10が吸着するときには、X方向駆
動手段40による吸着ヘッド10の移動起点Nからの移
動距離は、前記1番目のICチップ21を吸着したとき
の移動距離と、凹部20同士のX方向間隔L1とを足し
たものとなる。また、容器18の第2列目の凹部20−
3に収納されていたICチップ21を吸着ヘッド10が
吸着するときは、前記Y方向駆動手段42により容器1
8が凹部20同士のY方向間隔L2分だけ前進した後
に、吸着ヘッド10はICチップ21を吸着する。
【0046】以上説明した本実施形態によると、ICチ
ップ21を液晶パネル37に装着する前に必要な吸着ヘ
ッド10に対するICチップ21の位置出し作業は、吸
着ヘッド10に吸着させたICチップ21を、このIC
チップ21を収納していた容器18の凹部20の壁20
A,20Bに当接させた後も、吸着ヘッド10と容器1
8との間にX方向、Y方向への相対移動を生じさせ、こ
れにより吸着ヘッド10に対するICチップ21の吸着
位置をずらせることにより行うため、従来のプリアライ
メントステージを使用した工程は不要になり、このた
め、それだけ作業時間を短縮でき、作業性の向上を図る
ことができる。また、プリアライメントステージの工程
に関係した部材、手段も不要になるため、装置全体の構
造を簡単化して装置の小型化を図ることができる。
ップ21を液晶パネル37に装着する前に必要な吸着ヘ
ッド10に対するICチップ21の位置出し作業は、吸
着ヘッド10に吸着させたICチップ21を、このIC
チップ21を収納していた容器18の凹部20の壁20
A,20Bに当接させた後も、吸着ヘッド10と容器1
8との間にX方向、Y方向への相対移動を生じさせ、こ
れにより吸着ヘッド10に対するICチップ21の吸着
位置をずらせることにより行うため、従来のプリアライ
メントステージを使用した工程は不要になり、このた
め、それだけ作業時間を短縮でき、作業性の向上を図る
ことができる。また、プリアライメントステージの工程
に関係した部材、手段も不要になるため、装置全体の構
造を簡単化して装置の小型化を図ることができる。
【0047】また、吸着ヘッド10に対するICチップ
21の位置出しのために吸着ヘッド10を容器18に対
しX方向に移動させることは、ICチップ21を容器1
8の位置から液晶パネル37への装着位置に供給するた
めにもともとの必要なX方向駆動手段40を活用して行
われ、また、ICチップ21の位置出しのために容器1
8を吸着ヘッド10に対しY方向に移動させることも、
容器18のY方向へ並設されたそれぞれの凹部20から
ICチップ21を吸着ヘッド10で取り出すためにもと
もと必要なY方向駆動手段42を活用して行われるた
め、これらのX方向駆動手段40とY方向駆動手段42
をICチップ21の位置出しのための位置出し駆動手段
とすることができ、特別な位置出し駆動手段は不要にな
るため、この点でも構造の簡単化、装置全体の小型化を
達成できる。
21の位置出しのために吸着ヘッド10を容器18に対
しX方向に移動させることは、ICチップ21を容器1
8の位置から液晶パネル37への装着位置に供給するた
めにもともとの必要なX方向駆動手段40を活用して行
われ、また、ICチップ21の位置出しのために容器1
8を吸着ヘッド10に対しY方向に移動させることも、
容器18のY方向へ並設されたそれぞれの凹部20から
ICチップ21を吸着ヘッド10で取り出すためにもと
もと必要なY方向駆動手段42を活用して行われるた
め、これらのX方向駆動手段40とY方向駆動手段42
をICチップ21の位置出しのための位置出し駆動手段
とすることができ、特別な位置出し駆動手段は不要にな
るため、この点でも構造の簡単化、装置全体の小型化を
達成できる。
【0048】
【発明の効果】本発明によると、プリアライメントステ
ージが不要になり、このため、このプリアライメントス
テージに関する工程と、部材、手段とを省略でき、作業
時間の短縮、構造の簡単化、装置全体の小型化を達成で
きる。
ージが不要になり、このため、このプリアライメントス
テージに関する工程と、部材、手段とを省略でき、作業
時間の短縮、構造の簡単化、装置全体の小型化を達成で
きる。
【図1】本発明の一実施形態に係る装置を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】同装置の一部破断の平面図である。
【図3】同装置の側断面図である。
【図4】容器の凹部内の第1電気部品であるICチップ
を吸着ヘッドが吸着する直前を示す容器の一部拡大の正
断面図である。
を吸着ヘッドが吸着する直前を示す容器の一部拡大の正
断面図である。
【図5】吸着ヘッドによってICチップが吸着された後
を示す容器の一部拡大の正断面図である。
を示す容器の一部拡大の正断面図である。
【図6】吸着ヘッドに対するICチップのX方向の位置
出し状態を示す容器の一部拡大の正断面図である。
出し状態を示す容器の一部拡大の正断面図である。
【図7】X方向とY方向の両方についてのICチップの
位置出し状態を示す容器の一部拡大の平面図である。
位置出し状態を示す容器の一部拡大の平面図である。
【図8】ICチップのアライメントマークと第2電気部
品ある液晶パネルのアライメントマークとを一致させる
作業を示す図である。
品ある液晶パネルのアライメントマークとを一致させる
作業を示す図である。
【図9】プリアライメントステージを使用する従来の位
置出し方法を説明するための図で、初期状態を示す斜視
図である。
置出し方法を説明するための図で、初期状態を示す斜視
図である。
【図10】同第2状態を示す斜視図である。
【図11】同第3状態を示す斜視図である。
【図12】同第4状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 吸着ヘッド
18 容器
20 凹部
20A,20B 壁
21 第1電気部品であるICチップ
37 第2電気部品である液晶パネル
38 撮像手段であるCCDカメラ
40 位置出し駆動手段を構成するX方向駆動手段
41 Z方向駆動手段
42 位置出し駆動手段を構成するY方向駆動手段
43 位置調整手段である位置調整ステージ
A,B アライメントマーク
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平3−160791(JP,A)
特開 平4−333300(JP,A)
特開 平9−246796(JP,A)
特開 昭55−166935(JP,A)
特開 平8−288337(JP,A)
特公 平2−5039(JP,B2)
特公 昭58−24016(JP,B2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H05K 13/04
Claims (3)
- 【請求項1】 容器にX方向と、このX方向と直交する
Y方向とに並設され、それぞれがX方向とY方向の2次
元の開口形状となっている複数の凹部のうちの一つの凹
部に収納されている第1電気部品を1個の吸着ヘッドで
吸着した後、この吸着ヘッドをX方向駆動手段でX方向
に移動させることにより第1電気部品を前記凹部の壁に
当接させ、この当接後も前記吸着ヘッドをX方向駆動手
段でX方向に移動させることにより前記吸着ヘッドと第
1電気部品との間でX方向の位置ずれを生じさせるとと
もに、前記容器をY方向へ移動させるためのY方向駆動
手段によって前記容器をY方向へ移動させることにより
第1電気部品を前記凹部の壁に当接させ、この当接後も
前記容器を前記Y方向駆動手段でY方向に移動させるこ
とにより前記吸着ヘッドと第1電気部品との間でY方向
の位置ずれを生じさせ、これらのX方向とY方向との位
置ずれで位置出しがなされた第1電気部品を第2電気部
品に装着する装着位置に前記X方向駆動手段による前記
吸着ヘッドの移動によって供給し、この作業を繰り返す
ことによって前記複数の凹部のうちの残りの凹部に収納
されている第1電気部品を前記装着位置に順次供給する
ことを特徴とする電気部品の位置出し供給方法。 - 【請求項2】 第1電気部品を、この第1電気部品を第
2電気部品に装着するための装着位置へ位置出して供給
するための電気部品の位置出し供給装置であって、容器にX方向と、このX方向と直交するY方向とに並設
され、それぞれがX方向とY方向の2次元の開口形状と
なっている複数の凹部のうちの一つの 凹部に収納されて
いる第1電気部品を吸着する1個の吸着ヘッドと、 この吸着ヘッドをX方向へ移動させてこの吸着ヘッドに
吸着された第1電気部品を前記装着位置へ供給するX方
向駆動手段と、 前記容器をY方向に移動させるY方向駆動手段と、 を有し、 前記X方向駆動手段と前記Y方向駆動手段は、前記吸着
ヘッドに吸着された第1部品が前記凹部の壁に当接して
からも駆動することによりこの吸着ヘッドと第1電気部
品との間でX方向とY方向の位置ずれを生じさせて 第1
電気部品の位置出しを行う位置出し駆動手段となってい
ることを特徴とする電気部品の位置出し供給装置。 - 【請求項3】 請求項2 に記載の電気部品の位置出し供
給装置において、第1電気部品はICチップであって、
第2電気部は液晶パネルであり、これらのICチップと
液晶パネルのそれぞれに設けられたアライメントマーク
を前記装着位置でこれらのICチップと液晶パネルから
撮像する撮像手段と、この撮像手段で撮像された前記液
晶パネルのアライメントマークを前記ICチップのアラ
イメントマークと一致させるために前記液晶パネルの位
置を調整する位置調整手段とを有することを特徴とする
電気部品の位置出し供給装置。
Priority Applications (5)
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US09/565,877 US6490787B1 (en) | 1999-05-28 | 2000-05-05 | Method and apparatus for aligning and supplying electrical component |
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NL1028316C2 (nl) * | 2005-02-17 | 2006-08-21 | Fico Bv | Positioneerinrichting, overzetinrichting en werkwijze voor het positioneren van een houder voor elektronische componenten. |
KR101241128B1 (ko) * | 2006-06-30 | 2013-03-08 | 엘지디스플레이 주식회사 | 평판표시장치용 얼라이너와 이를 이용한 스크라이빙장비 |
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TWI501349B (zh) * | 2012-02-24 | 2015-09-21 | Dawning Leading Technology Inc | Wafer adsorption head |
KR101368900B1 (ko) * | 2012-06-07 | 2014-03-06 | 주식회사 에이에스티젯텍 | 이송 및 고정시 플렉시블 디스플레이 판넬의 휨 방지가 가능한 플렉시블 디스플레이 판넬 정렬 및 본딩용 장치 |
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JPS62292328A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 部品装着方法 |
KR920002278B1 (ko) * | 1988-02-15 | 1992-03-20 | 다이요유덴 가부시끼가이샤 | 리드선이 없는 회로부품의 장착장치 |
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DE69300850T2 (de) * | 1992-07-01 | 1996-03-28 | Yamaha Motor Co Ltd | Verfahren zum Montieren von Komponenten und Vorrichtung dafür. |
JP3333060B2 (ja) | 1995-04-11 | 2002-10-07 | 東レエンジニアリング株式会社 | チップボンディング方法及びその装置 |
JP2001517361A (ja) * | 1995-06-30 | 2001-10-02 | デザイン・コンポーネンツ・インコーポレーテッド | 要素配置用の自動化されたシステム |
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US6085407A (en) * | 1997-08-21 | 2000-07-11 | Micron Technology, Inc. | Component alignment apparatuses and methods |
-
1999
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-
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- 2000-05-27 CN CN00117914A patent/CN1275883A/zh active Pending
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