JPH08306764A - 半導体部品の実装方法およびその装置 - Google Patents
半導体部品の実装方法およびその装置Info
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- JPH08306764A JPH08306764A JP10870895A JP10870895A JPH08306764A JP H08306764 A JPH08306764 A JP H08306764A JP 10870895 A JP10870895 A JP 10870895A JP 10870895 A JP10870895 A JP 10870895A JP H08306764 A JPH08306764 A JP H08306764A
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- Japan
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- mounting
- semiconductor component
- substrate
- bump
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- Pending
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- Wire Bonding (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】実装精度および集積密度を向上でき、歩留まり
の向上と信頼性を向上できる半導体部品の実装方法およ
びその装置を提供することにある。 【構成】サブストレート6の実装面に対向してベアーチ
ップ9のバンプ面を配置し、これら面の空間に位置合せ
機構12を位置し、サブストレート6とベアーチップ9
のバンプ面を相対的に昇降させてベアーチップ9をサブ
ストレート6に実装する半導体部品の実装装置におい
て、前記位置合せ機構12に前記ベアーチップ9に形成
された少なくとも2つのバンプ間に光学系を移動させる
ためにパルスモータ38とボールネジ37とを備えた移
動機構36を設けたことを特徴とする。
の向上と信頼性を向上できる半導体部品の実装方法およ
びその装置を提供することにある。 【構成】サブストレート6の実装面に対向してベアーチ
ップ9のバンプ面を配置し、これら面の空間に位置合せ
機構12を位置し、サブストレート6とベアーチップ9
のバンプ面を相対的に昇降させてベアーチップ9をサブ
ストレート6に実装する半導体部品の実装装置におい
て、前記位置合せ機構12に前記ベアーチップ9に形成
された少なくとも2つのバンプ間に光学系を移動させる
ためにパルスモータ38とボールネジ37とを備えた移
動機構36を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板にベアーチップ
等の半導体部品を実装する半導体部品の実装方法および
その装置に関する。
等の半導体部品を実装する半導体部品の実装方法および
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、ページャ、PCMCIAカー
ド等の情報通信関連機器の小型化に大きく寄与してい
る、今注目のチップマウンターがある。将来的にもLS
Iチップの高集積化に伴う、多ピン化、狭ピッチ化への
対応や信号伝達の高速化や高周波化に最も有力な実装方
法として期待されている。また、実装形態も多種多様
で、特にガラス基板の上に直接チップを載せるチップオ
ングラス(COG)やパナサート独自のスタッドバンプ
ボンデング(SBB)工法を用いたマルチチップモジュ
ール(MCM)等新しいテクノロジーも開発され、より
高密度実装を可能にするシステムとして期待されてい
る。
ド等の情報通信関連機器の小型化に大きく寄与してい
る、今注目のチップマウンターがある。将来的にもLS
Iチップの高集積化に伴う、多ピン化、狭ピッチ化への
対応や信号伝達の高速化や高周波化に最も有力な実装方
法として期待されている。また、実装形態も多種多様
で、特にガラス基板の上に直接チップを載せるチップオ
ングラス(COG)やパナサート独自のスタッドバンプ
ボンデング(SBB)工法を用いたマルチチップモジュ
ール(MCM)等新しいテクノロジーも開発され、より
高密度実装を可能にするシステムとして期待されてい
る。
【0003】前記COG工法はプリント配線されたサブ
ストレート(ガラスエポキシ材等)に上にベアーチップ
を実装するベアーダイ実装装置で行われている。この装
置は前記サブストレートが載置されたステージを搭載点
まで移動させるステージと、予め搭載点の上方にベアー
チップが吸着されたコレット機構を設け、このコレット
機構を昇降させて前記サブストレートに搭載する昇降機
構が設けられている。しかし、このベアーチップのバン
プと、このバンプに対応するサブストレートの電極とを
合致させるために位置合せが必要である。
ストレート(ガラスエポキシ材等)に上にベアーチップ
を実装するベアーダイ実装装置で行われている。この装
置は前記サブストレートが載置されたステージを搭載点
まで移動させるステージと、予め搭載点の上方にベアー
チップが吸着されたコレット機構を設け、このコレット
機構を昇降させて前記サブストレートに搭載する昇降機
構が設けられている。しかし、このベアーチップのバン
プと、このバンプに対応するサブストレートの電極とを
合致させるために位置合せが必要である。
【0004】この位置合せ機構を有したベアーダイ装置
は、既に特開平2ー28343号公報に記載されてい
る。即ち、コレットに設けたベアーチップの素子面と基
板面の間に反射体を傾斜させて配置し、左右に設けたそ
れぞれのCCDカメラで素子表面パターンおよび基板表
面パターンをモニタ用CRT上で一致するようにステー
ジ等を移動させて位置合せをするもである。
は、既に特開平2ー28343号公報に記載されてい
る。即ち、コレットに設けたベアーチップの素子面と基
板面の間に反射体を傾斜させて配置し、左右に設けたそ
れぞれのCCDカメラで素子表面パターンおよび基板表
面パターンをモニタ用CRT上で一致するようにステー
ジ等を移動させて位置合せをするもである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
ベアーチップ(長80mm×幅40mm)にはバンプが
複数存在しており、その中の1箇所のバンプを被実装基
板であるサブストレートの電極に位置合せしても、他の
バンプ例えば最初のバンプ位置から10mm離れた電極
の位置はXY軸方向または周方向に微細にズレている。
この状態で実装すると1箇所のバンプは対応する電極に
接続するが他のバンプは電極から外れ接続不良を起こさ
せてしまい、作業効率が非常に悪かった。
ベアーチップ(長80mm×幅40mm)にはバンプが
複数存在しており、その中の1箇所のバンプを被実装基
板であるサブストレートの電極に位置合せしても、他の
バンプ例えば最初のバンプ位置から10mm離れた電極
の位置はXY軸方向または周方向に微細にズレている。
この状態で実装すると1箇所のバンプは対応する電極に
接続するが他のバンプは電極から外れ接続不良を起こさ
せてしまい、作業効率が非常に悪かった。
【0006】また、バンプ面とサブストレート面に位置
した位置合わせ装置で少なくとも2箇所のバンプおよび
電極の位置を位置合わせしようとすれば、ベアーチップ
に対してサブストレートをXY軸方向および周方向に移
動させて位置合わせしなければならないので、サブスト
レートの移動量が大きければ大きいほど、移動誤差も大
きくなり、80ミクロン丸のバンプが80ミクロン角の
電極から外れてしまう場合があり、スループットを向上
させることができなかった。
した位置合わせ装置で少なくとも2箇所のバンプおよび
電極の位置を位置合わせしようとすれば、ベアーチップ
に対してサブストレートをXY軸方向および周方向に移
動させて位置合わせしなければならないので、サブスト
レートの移動量が大きければ大きいほど、移動誤差も大
きくなり、80ミクロン丸のバンプが80ミクロン角の
電極から外れてしまう場合があり、スループットを向上
させることができなかった。
【0007】しかも、位置合わせしようとする時、形状
の大きいサブストレートをXY方向に移動させると平面
移動面積を大きく必要とし、装置の小形かが困難であっ
た。この発明は前記事情に着目してなされてたもので、
その目的とするところは、集積度の高い半導体部品の実
装に適し、半導体部品に形成されたバンプに対し、この
バンプと対応したサブプレートの電極とを確実に位置合
せして実装を行うことができる半導体部品の実装方法お
よびその装置を提供することにある。
の大きいサブストレートをXY方向に移動させると平面
移動面積を大きく必要とし、装置の小形かが困難であっ
た。この発明は前記事情に着目してなされてたもので、
その目的とするところは、集積度の高い半導体部品の実
装に適し、半導体部品に形成されたバンプに対し、この
バンプと対応したサブプレートの電極とを確実に位置合
せして実装を行うことができる半導体部品の実装方法お
よびその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的を達
成するために、請求項1は、ステージに搭載された被実
装基板の実装面に対向して半導体部品のバンプ面を配置
し、これら面の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基
板と半導体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体
部品を被実装基板に実装する方法において、前記半導体
部品の複数のバンプに前記位置合せ機構の光学系を移動
させ、それぞれバンプの位置画像を取込む第1の工程
と、前記半導体部品のそれぞれのバンプ位置と前記被実
装基板の電極の位置を比較して相互の位置ずれ量を求め
る第2の工程と、前記位置ずれ量に応じて前記ステージ
を移動させる第3の工程と、前記被実装基板と前記半導
体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体部品を被
実装基板に実装する第4の工程とを具備したことを特徴
とする。
成するために、請求項1は、ステージに搭載された被実
装基板の実装面に対向して半導体部品のバンプ面を配置
し、これら面の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基
板と半導体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体
部品を被実装基板に実装する方法において、前記半導体
部品の複数のバンプに前記位置合せ機構の光学系を移動
させ、それぞれバンプの位置画像を取込む第1の工程
と、前記半導体部品のそれぞれのバンプ位置と前記被実
装基板の電極の位置を比較して相互の位置ずれ量を求め
る第2の工程と、前記位置ずれ量に応じて前記ステージ
を移動させる第3の工程と、前記被実装基板と前記半導
体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体部品を被
実装基板に実装する第4の工程とを具備したことを特徴
とする。
【0009】請求項2は、被実装基板の実装面に対向し
て半導体部品のバンプ面を配置し、これら面の空間に位
置合せ機構を位置し、被実装基板と半導体部品のバンプ
面を相対的に昇降させて半導体部品を被実装基板に実装
する半導体部品の実装装置において、前記位置合せ機構
に前記半導体部品に形成された少なくとも2つのバンプ
間に光学系を移動させる移動機構を設けたことを特徴と
する。
て半導体部品のバンプ面を配置し、これら面の空間に位
置合せ機構を位置し、被実装基板と半導体部品のバンプ
面を相対的に昇降させて半導体部品を被実装基板に実装
する半導体部品の実装装置において、前記位置合せ機構
に前記半導体部品に形成された少なくとも2つのバンプ
間に光学系を移動させる移動機構を設けたことを特徴と
する。
【0010】請求項3は、ステージに搭載された被実装
基板の実装面に対向して半導体部品のバンプ面を配置
し、これら面の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基
板と半導体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体
部品を被実装基板に実装する半導体部品の実装装置にお
いて、前記半導体部品をそのバンプ面が前記被実装基板
の実装面に対向するようにコレット機構で吸着し、前記
ステージ及び前記コレット機構を相対的に移動して半導
体部品を実装面に実装することを特徴とする。
基板の実装面に対向して半導体部品のバンプ面を配置
し、これら面の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基
板と半導体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体
部品を被実装基板に実装する半導体部品の実装装置にお
いて、前記半導体部品をそのバンプ面が前記被実装基板
の実装面に対向するようにコレット機構で吸着し、前記
ステージ及び前記コレット機構を相対的に移動して半導
体部品を実装面に実装することを特徴とする。
【0011】請求項4は、ステージに搭載された被実装
基板の実装面に対向して半導体部品のバンプ面を配置
し、これら面の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基
板と半導体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体
部品を被実装基板に実装する半導体部品の実装装置にお
いて、前記半導体部品をそのバンプ面が前記被実装基板
の実装面に対向するように吸着するコレット機構および
前記半導体部品のバンプと被実装基板の電極の高さを検
出する非接触型位置センサを設け、このセンサからの検
出結果に基づいて前記ステージ及び前記コレット機構を
相対的に移動して半導体部品を実装面に実装することを
特徴とする。
基板の実装面に対向して半導体部品のバンプ面を配置
し、これら面の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基
板と半導体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体
部品を被実装基板に実装する半導体部品の実装装置にお
いて、前記半導体部品をそのバンプ面が前記被実装基板
の実装面に対向するように吸着するコレット機構および
前記半導体部品のバンプと被実装基板の電極の高さを検
出する非接触型位置センサを設け、このセンサからの検
出結果に基づいて前記ステージ及び前記コレット機構を
相対的に移動して半導体部品を実装面に実装することを
特徴とする。
【0012】請求項5は、非接触型位置センサは、静電
容量を用いて検出するハイトセンサであることを特徴と
する。請求項6は、前記ハイトセンサは、前記半導体部
品のバンプの最下点の高さを検出する第1のハイトセン
サと前記被実装基板の電極の最上点の高さを検出する第
2のハイトセンサとからなり、この第1と第2のハイト
センサは背合わせ状態に固定されていることを特徴とす
る。
容量を用いて検出するハイトセンサであることを特徴と
する。請求項6は、前記ハイトセンサは、前記半導体部
品のバンプの最下点の高さを検出する第1のハイトセン
サと前記被実装基板の電極の最上点の高さを検出する第
2のハイトセンサとからなり、この第1と第2のハイト
センサは背合わせ状態に固定されていることを特徴とす
る。
【0013】
【作用】半導体部品の複数のバンプに位置合せ機構の光
学系を移動させ、それぞれバンプの位置画像を取込み、
それぞれのバンプ位置と被実装基板の電極の位置を比較
して相互の位置ずれ量を求める。次に、前記位置ずれ量
に応じて被実装基板を搭載したステージを移動させた
後、前記被実装基板と前記半導体部品のバンプ面を相対
的に昇降させて半導体部品を被実装基板に実装する。
学系を移動させ、それぞれバンプの位置画像を取込み、
それぞれのバンプ位置と被実装基板の電極の位置を比較
して相互の位置ずれ量を求める。次に、前記位置ずれ量
に応じて被実装基板を搭載したステージを移動させた
後、前記被実装基板と前記半導体部品のバンプ面を相対
的に昇降させて半導体部品を被実装基板に実装する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図8は第1の実施例を示し、図1はプ
リント配線された被実装基板(以降、サブストレートと
言う)に半導体部品(以降、ベアーチップと言う)を電
気的に接続させ実装する半導体部品の実装装置を示す。
この装置本体1の前部にはベアチップ実装部2が、後部
にはベアーチップストッカ部3が設けられている。
説明する。図1〜図8は第1の実施例を示し、図1はプ
リント配線された被実装基板(以降、サブストレートと
言う)に半導体部品(以降、ベアーチップと言う)を電
気的に接続させ実装する半導体部品の実装装置を示す。
この装置本体1の前部にはベアチップ実装部2が、後部
にはベアーチップストッカ部3が設けられている。
【0015】まず、半導体部品の実装装置の概略的構成
を説明すると、ベアチップ実装部2のベース4は例えば
長さ700mm×幅500mm×厚さ90mmのアルミ
ニウム材料によって形成され、その中央部にはサブスト
レート載置ステージ5が設けられている。また、ベース
4の一側にはサブストレート6を収納する収納カセット
7が設けられ、この収納カセット7の前部には収納カセ
ット7からサブストレート2を1枚ずつ取り出してサブ
ストレート載置ステージ5に搬送させるローダ機構8が
設けられている。
を説明すると、ベアチップ実装部2のベース4は例えば
長さ700mm×幅500mm×厚さ90mmのアルミ
ニウム材料によって形成され、その中央部にはサブスト
レート載置ステージ5が設けられている。また、ベース
4の一側にはサブストレート6を収納する収納カセット
7が設けられ、この収納カセット7の前部には収納カセ
ット7からサブストレート2を1枚ずつ取り出してサブ
ストレート載置ステージ5に搬送させるローダ機構8が
設けられている。
【0016】また、ベース4の他側にはサブストレート
載置ステージ5においてベアーチップ9が実装された実
装済サブストレート6をサブストレート載置ステージ5
から収納カセット(図示せず)内に搬送するアンローダ
搬送機構10が設けられている。
載置ステージ5においてベアーチップ9が実装された実
装済サブストレート6をサブストレート載置ステージ5
から収納カセット(図示せず)内に搬送するアンローダ
搬送機構10が設けられている。
【0017】また、サブストレート載置ステージ5の上
部には前記ベアーチップストッカ部3のベアーチップ9
をサブストレート2に実装するローディング機構11が
設けられ、サブストレート載置ステージ5とローディン
グ機構11との間には位置合せ機構12が設けられてい
る。
部には前記ベアーチップストッカ部3のベアーチップ9
をサブストレート2に実装するローディング機構11が
設けられ、サブストレート載置ステージ5とローディン
グ機構11との間には位置合せ機構12が設けられてい
る。
【0018】次に、前記各部の構成について詳細に説明
すると、まず、サブストレート載置ステージ5は、ベー
ス4に対してステンレス材料からなる一対のガイドレー
ル12が敷設され、このガイドレール12にはX方向に
沿って移動自在なXステージ5aが設けられている。こ
のXステージ5aにはY方向に移動自在なYステージ5
bが搭載されている。さらに、Yステージ5bにはZ方
向に移動自在なZステージ5cが搭載され、このZステ
ージ5cには回転自在なθステージ5dが搭載されてい
る。ここで、Zステージ5cはステージ5eの上面を最
大60mm上昇可能になっている。
すると、まず、サブストレート載置ステージ5は、ベー
ス4に対してステンレス材料からなる一対のガイドレー
ル12が敷設され、このガイドレール12にはX方向に
沿って移動自在なXステージ5aが設けられている。こ
のXステージ5aにはY方向に移動自在なYステージ5
bが搭載されている。さらに、Yステージ5bにはZ方
向に移動自在なZステージ5cが搭載され、このZステ
ージ5cには回転自在なθステージ5dが搭載されてい
る。ここで、Zステージ5cはステージ5eの上面を最
大60mm上昇可能になっている。
【0019】前記ステージ5eの内部には例えば3本の
ピン(図示せず)が埋設され、ステージ5eの上面より
例えば3mm突出可能になっている。突出ピンは、突出
時にその上端で前記ローダ機構8によって搬送されたサ
ブストレート6を受け取り、没入によりサブストレート
6をステージ5eに密着的に載置するようになってい
る。
ピン(図示せず)が埋設され、ステージ5eの上面より
例えば3mm突出可能になっている。突出ピンは、突出
時にその上端で前記ローダ機構8によって搬送されたサ
ブストレート6を受け取り、没入によりサブストレート
6をステージ5eに密着的に載置するようになってい
る。
【0020】次に、前記ローダ機構8について説明する
と、前記ベース4には取付台8aが設けられている。こ
の取付体8aには垂直方向に回転モータ8bが取り付け
られている。この回転モータ8bの回転軸8cには第1
アーム8dの基端が固定され、この先端には第2アーム
8eの基端が回転自在に連設されている。この第2アー
ム8eの先端はサブストレート6を載置しやすいように
二股形状で、かつ収納カセット7内に挿入できる外形に
なっている。
と、前記ベース4には取付台8aが設けられている。こ
の取付体8aには垂直方向に回転モータ8bが取り付け
られている。この回転モータ8bの回転軸8cには第1
アーム8dの基端が固定され、この先端には第2アーム
8eの基端が回転自在に連設されている。この第2アー
ム8eの先端はサブストレート6を載置しやすいように
二股形状で、かつ収納カセット7内に挿入できる外形に
なっている。
【0021】また、収納カセット7はカセット載置台1
3に載置されており、このカセット載置台13は例えば
パルスモータ、ボールネジ、ボールナット等とで構成さ
れた昇降機構14によって支持されている。そして、こ
の昇降機構14の駆動でカセット載置台13を降下させ
ることにより、収納カセット7に支持されていたサブス
トレート6を第2アーム8eに受け渡すことができるよ
うになっている。
3に載置されており、このカセット載置台13は例えば
パルスモータ、ボールネジ、ボールナット等とで構成さ
れた昇降機構14によって支持されている。そして、こ
の昇降機構14の駆動でカセット載置台13を降下させ
ることにより、収納カセット7に支持されていたサブス
トレート6を第2アーム8eに受け渡すことができるよ
うになっている。
【0022】この受け渡された第2アーム8eを収納カ
セット7内から退避させた後、前記回転モータ8bの駆
動で回転軸8cを例えば半回転させ、第2アーム8eの
先端をステージ5e側に向け、第2アーム8eを伸長す
ることにより、サブストレート6をステージ5eの上方
に位置させるようになっている。なお、前記第1アーム
8d、第8アーム4eの伸縮のメカニズムは特開平5ー
90381号公報に記載されているので説明を省略す
る。
セット7内から退避させた後、前記回転モータ8bの駆
動で回転軸8cを例えば半回転させ、第2アーム8eの
先端をステージ5e側に向け、第2アーム8eを伸長す
ることにより、サブストレート6をステージ5eの上方
に位置させるようになっている。なお、前記第1アーム
8d、第8アーム4eの伸縮のメカニズムは特開平5ー
90381号公報に記載されているので説明を省略す
る。
【0023】次に、前記アンローダ搬送機構10につい
て説明すると、前記ベース4に対して取付台10aが設
けられている。この取付体10aには垂直方向に回転モ
ータ10bが取り付けられている。この回転モータ10
bの回転軸10cには第1アーム10dの基端が固定さ
れ、この先端には第2アーム10eの基端が回転自在に
連設されている。この第2アーム10eの先端はサブス
トレート6を載置しやすいように二股形状で、かつ収納
カセット(図示せず)内に挿入できる外形になってい
る。
て説明すると、前記ベース4に対して取付台10aが設
けられている。この取付体10aには垂直方向に回転モ
ータ10bが取り付けられている。この回転モータ10
bの回転軸10cには第1アーム10dの基端が固定さ
れ、この先端には第2アーム10eの基端が回転自在に
連設されている。この第2アーム10eの先端はサブス
トレート6を載置しやすいように二股形状で、かつ収納
カセット(図示せず)内に挿入できる外形になってい
る。
【0024】次に、ローディング機構11について説明
すると、装置本体1の後部には支柱15が立設されてい
る。支柱15の上端部には前方に突出する固定部材16
が突設され、この固定部材16の下面には前記ステージ
5e方向に垂直に突出するポール17が設けられてい
る。
すると、装置本体1の後部には支柱15が立設されてい
る。支柱15の上端部には前方に突出する固定部材16
が突設され、この固定部材16の下面には前記ステージ
5e方向に垂直に突出するポール17が設けられてい
る。
【0025】ポール17の下端部には図2に示すように
ローディングリング18が水平面内で回転可能に軸支さ
れている。ローディングリング18には内歯車19がポ
ール17と同心的に設けられている。この内歯車19に
は駆動歯車20が噛合され、この駆動歯車20はポール
17の側壁に固定された駆動モータ21の回転軸22に
嵌着されている。
ローディングリング18が水平面内で回転可能に軸支さ
れている。ローディングリング18には内歯車19がポ
ール17と同心的に設けられている。この内歯車19に
は駆動歯車20が噛合され、この駆動歯車20はポール
17の側壁に固定された駆動モータ21の回転軸22に
嵌着されている。
【0026】さらに、ローディングリング18の外周面
には等間隔に複数個の第1のコレット機構23が設けら
れている。これら第1のコレット機構23は同一構造で
あるため、その1つについて説明すると、ローディング
リング18に固定される本体部24に対してパルスモー
タ25が垂直方向に設けられている。このパルスモータ
25にはボールネジ26が設けられ、このボールネジ2
6にはボールナット27を介してコレット28が上下動
自在に設けられている。
には等間隔に複数個の第1のコレット機構23が設けら
れている。これら第1のコレット機構23は同一構造で
あるため、その1つについて説明すると、ローディング
リング18に固定される本体部24に対してパルスモー
タ25が垂直方向に設けられている。このパルスモータ
25にはボールネジ26が設けられ、このボールネジ2
6にはボールナット27を介してコレット28が上下動
自在に設けられている。
【0027】コレット28の下端部には中空部29が設
けられ、この中空部29はバキューム源(図示せず)に
連通するバキュームポート30が設けられている。さら
に、コレット28の下端部にはパルスヒート31を介し
て吸着部材32が設けられている。この吸着部材32に
は吸引口33が設けられ、この吸引口33は前記中空部
29を介してバキュームポート30に連通している。
けられ、この中空部29はバキューム源(図示せず)に
連通するバキュームポート30が設けられている。さら
に、コレット28の下端部にはパルスヒート31を介し
て吸着部材32が設けられている。この吸着部材32に
は吸引口33が設けられ、この吸引口33は前記中空部
29を介してバキュームポート30に連通している。
【0028】そして、吸着部材32は前記ベアーチップ
9の背面(バンプが無い面)を吸着し、またパルスモー
タ25によって回転するボールネジ26によって昇降可
能になっている。すなわち、前記ステージ5e上のサブ
ストレート6にベアーチップ9を搭載する際、前記ステ
ージ5e上のサブストレート6を例えば40mmZ方向
に上昇させる一方、第1のコレット機構23はベアーチ
ップ9のバンプの最下点を例えば40mmZ方向に降下
させるように予めプログラムされている。また、前記サ
ブストレート載置ステージ5は、後述する位置合せ機構
12においてベアーチップ9のバンプ位置に対するサブ
ストレート6の電極位置のズレを認識した時、このズレ
量を算出し、ステージ5eをXステージ5a、Yステー
ジ5b、Zステージ5cおよびθステージ5dの駆動で
自動的に補正する構造になっている。
9の背面(バンプが無い面)を吸着し、またパルスモー
タ25によって回転するボールネジ26によって昇降可
能になっている。すなわち、前記ステージ5e上のサブ
ストレート6にベアーチップ9を搭載する際、前記ステ
ージ5e上のサブストレート6を例えば40mmZ方向
に上昇させる一方、第1のコレット機構23はベアーチ
ップ9のバンプの最下点を例えば40mmZ方向に降下
させるように予めプログラムされている。また、前記サ
ブストレート載置ステージ5は、後述する位置合せ機構
12においてベアーチップ9のバンプ位置に対するサブ
ストレート6の電極位置のズレを認識した時、このズレ
量を算出し、ステージ5eをXステージ5a、Yステー
ジ5b、Zステージ5cおよびθステージ5dの駆動で
自動的に補正する構造になっている。
【0029】次に、位置合せ機構12について説明する
と、図1および図3に示すように構成されている。前記
サブストレート載置ステージ5の後方にはベース4に対
して段差のある支持台34が設けられている。この支持
台34の前面のサブストレート載置ステージ5側にはス
テンレス材料からなる一対のガイドレール35がX方向
に沿って固定されている。このガイドレール35には移
動機構36がX方向に移動自在に設けられている。ガイ
ドレール35にはボールネジ37が平行に設けられ、こ
のボールネジ37には前記支持台34に固定されたパル
スモータ38が直結されている。ボールネジ37には移
動機構36に設けたボールナット39が螺合されてお
り、この移動機構36に前記位置合せ機構12が搭載さ
れている。パルスモータ38にはエンコーダ40が設け
られており、このパルスモータ38に単パルス入力する
と、位置合せ機構12がX軸方向に5ミクロン進むよう
に設計されている。
と、図1および図3に示すように構成されている。前記
サブストレート載置ステージ5の後方にはベース4に対
して段差のある支持台34が設けられている。この支持
台34の前面のサブストレート載置ステージ5側にはス
テンレス材料からなる一対のガイドレール35がX方向
に沿って固定されている。このガイドレール35には移
動機構36がX方向に移動自在に設けられている。ガイ
ドレール35にはボールネジ37が平行に設けられ、こ
のボールネジ37には前記支持台34に固定されたパル
スモータ38が直結されている。ボールネジ37には移
動機構36に設けたボールナット39が螺合されてお
り、この移動機構36に前記位置合せ機構12が搭載さ
れている。パルスモータ38にはエンコーダ40が設け
られており、このパルスモータ38に単パルス入力する
と、位置合せ機構12がX軸方向に5ミクロン進むよう
に設計されている。
【0030】前記位置合せ機構12の光学系は高倍率系
と低倍率系とが切り替わる構成になっている。すなわ
ち、図4に示すように、光軸路に低倍率のレンズL1
を、例えばベアーチップ9の第1バンプ9aおよび周辺
領域を撮像し、第1バンプ9aの概略位置を画像認識す
る低解像度光学系と、光軸路に低倍率の替わりに高倍率
のレンズL2を挿入し、第1バンプ9a部を撮像し、第
1バンプ9aの位置を更に鮮明にさせる高解像度光学系
とが設けられている。
と低倍率系とが切り替わる構成になっている。すなわ
ち、図4に示すように、光軸路に低倍率のレンズL1
を、例えばベアーチップ9の第1バンプ9aおよび周辺
領域を撮像し、第1バンプ9aの概略位置を画像認識す
る低解像度光学系と、光軸路に低倍率の替わりに高倍率
のレンズL2を挿入し、第1バンプ9a部を撮像し、第
1バンプ9aの位置を更に鮮明にさせる高解像度光学系
とが設けられている。
【0031】高解像度光学系は例えば第1バンプ9aの
画像光路を形成するL3、全反射ミラーM1、シャッタ
S1、ビームスプリッタB1、反射ミラーM2、レンズ
L4、光源部K1、レンズL5及び前記第1バンプ9a
を撮像する例えばCCDカメラC1により構成されてい
る。
画像光路を形成するL3、全反射ミラーM1、シャッタ
S1、ビームスプリッタB1、反射ミラーM2、レンズ
L4、光源部K1、レンズL5及び前記第1バンプ9a
を撮像する例えばCCDカメラC1により構成されてい
る。
【0032】次に、前記ベアーチップストッカ部3につ
いて説明すると、前記支持台34にはトレー載置台43
が設けられている。このトレー載置台43には図3、図
5および図6に示すように、ベアーチップ9がX方向に
7列、Y方向に5列、合計35個が収納されたトレー4
4が載置されている。このXY座標の授受点A(4、
3)にはXY移動機構45および反転機構46によって
支持された第2のコレット機構47が設けられている。
いて説明すると、前記支持台34にはトレー載置台43
が設けられている。このトレー載置台43には図3、図
5および図6に示すように、ベアーチップ9がX方向に
7列、Y方向に5列、合計35個が収納されたトレー4
4が載置されている。このXY座標の授受点A(4、
3)にはXY移動機構45および反転機構46によって
支持された第2のコレット機構47が設けられている。
【0033】第2のコレット機構47で所望のベアーチ
ップ9を吸着するにはトレー44に収納されたベアーチ
ップ9のXY位置を認識する必要があるために前記第2
のコレット機構47の中心からY方向に20mm離れた
位置には第2のコレット機構47とCCDカメラ48が
平行に設けられている。
ップ9を吸着するにはトレー44に収納されたベアーチ
ップ9のXY位置を認識する必要があるために前記第2
のコレット機構47の中心からY方向に20mm離れた
位置には第2のコレット機構47とCCDカメラ48が
平行に設けられている。
【0034】前記XY移動機構45について説明する
と、前記支柱15には横方向に支持枠50が固定されて
おり、この支持枠50にはパルスモータ51aによって
駆動されるX方向ボールネジ52が設けられている。こ
のX方向ボールネジ52にはX方向移動部材53のボー
ルナット54が螺合されている。X方向移動部材53に
はパルスモータ51bによって駆動されるY方向ボール
ネジ55が設けられている。このY方向ボールネジ55
にはY方向移動部材56のボールナット57が螺合され
ている。したがって、Y方向移動部材56はXY方向に
移動自在であり、このY方向移動部材56には前記反転
機構46が設けられている。
と、前記支柱15には横方向に支持枠50が固定されて
おり、この支持枠50にはパルスモータ51aによって
駆動されるX方向ボールネジ52が設けられている。こ
のX方向ボールネジ52にはX方向移動部材53のボー
ルナット54が螺合されている。X方向移動部材53に
はパルスモータ51bによって駆動されるY方向ボール
ネジ55が設けられている。このY方向ボールネジ55
にはY方向移動部材56のボールナット57が螺合され
ている。したがって、Y方向移動部材56はXY方向に
移動自在であり、このY方向移動部材56には前記反転
機構46が設けられている。
【0035】反転機構46について説明すると、Y方向
移動部材56にはX方向に突出する回転軸58が設けら
れ、この回転軸58の先端部に第2のコレット機構47
とCCDカメラ48が設けられている。回転軸58の基
端部にはウォームホイール59が設けられ、このウォー
ムホィール59にはパルスモータ60によって駆動され
るウォームギア61が噛合されている。そして、パルス
モータ60によって回転軸58を90゜回転することに
より、第2のコレット機構47とCCDカメラ48を上
向きと下向きに反転できるようになっている。
移動部材56にはX方向に突出する回転軸58が設けら
れ、この回転軸58の先端部に第2のコレット機構47
とCCDカメラ48が設けられている。回転軸58の基
端部にはウォームホイール59が設けられ、このウォー
ムホィール59にはパルスモータ60によって駆動され
るウォームギア61が噛合されている。そして、パルス
モータ60によって回転軸58を90゜回転することに
より、第2のコレット機構47とCCDカメラ48を上
向きと下向きに反転できるようになっている。
【0036】前記CCDカメラ48で、例えばXY座標
(0、0)位置にあるベアーチップ9を取り出すために
は授受点Aに待機している第2のコレット機構47を例
えば座標(ー4、ー3)から(0、0)まで移動させ
る。そして、ベアーチップ9の中心を画像認識すると、
この位置から20mmだけY方向に移動させた点がベア
ーチップ9の位置と予め決まっているので、この位置に
第2のコレット機構47を位置させることができ、吸着
した後、前記第2のコレット機構47を授受点Aに戻
す。この戻った第2のコレット機構47を反転機構46
で反転できるようになっている。
(0、0)位置にあるベアーチップ9を取り出すために
は授受点Aに待機している第2のコレット機構47を例
えば座標(ー4、ー3)から(0、0)まで移動させ
る。そして、ベアーチップ9の中心を画像認識すると、
この位置から20mmだけY方向に移動させた点がベア
ーチップ9の位置と予め決まっているので、この位置に
第2のコレット機構47を位置させることができ、吸着
した後、前記第2のコレット機構47を授受点Aに戻
す。この戻った第2のコレット機構47を反転機構46
で反転できるようになっている。
【0037】また、前記第2のコレット機構47のコレ
ット47aを降下させ、その吸着面でベアーチップ6の
腹面(バンプの有る面)を吸着したのち、反転させる
と、ベアーチップ6の背面(バンプの無い面)が上面に
なり、この対向面には第1のコレット機構23の吸着面
が待機しており、この第1のコレット機構23の吸着部
材28が下降し、ベアーチップ6の背面を吸着できるよ
うになっている。
ット47aを降下させ、その吸着面でベアーチップ6の
腹面(バンプの有る面)を吸着したのち、反転させる
と、ベアーチップ6の背面(バンプの無い面)が上面に
なり、この対向面には第1のコレット機構23の吸着面
が待機しており、この第1のコレット機構23の吸着部
材28が下降し、ベアーチップ6の背面を吸着できるよ
うになっている。
【0038】次に、前述のように構成された半導体部品
の実装装置によってベアーチップ9をサブストレート6
に実装する方法について説明する。まず、収納カッセッ
ト7からサブストーレト6をローダ機構8の駆動で取り
出し、ステージ5eの上方に位置させると、ステージ5
eの上面から突出する3本の突出ピンによってサブスト
レート6が支持される。次に、突出ピンが没入すると、
サブストレート6の裏面はステージ5eの上面に載置さ
れる。この状態で、サブストレート載置ステージ5をX
Yθ方向に移動させ、サブストレート6にベアーチップ
9を搭載させる中心が搭載点Aに一致させる。
の実装装置によってベアーチップ9をサブストレート6
に実装する方法について説明する。まず、収納カッセッ
ト7からサブストーレト6をローダ機構8の駆動で取り
出し、ステージ5eの上方に位置させると、ステージ5
eの上面から突出する3本の突出ピンによってサブスト
レート6が支持される。次に、突出ピンが没入すると、
サブストレート6の裏面はステージ5eの上面に載置さ
れる。この状態で、サブストレート載置ステージ5をX
Yθ方向に移動させ、サブストレート6にベアーチップ
9を搭載させる中心が搭載点Aに一致させる。
【0039】一方、第2のコレット機構47はトレー4
4に収納しているベアーチップ9を吸着する。このと
き、トレー44に収納しているベアーチップ9は腹面
(バンプを有する面)を上方に向いているので、反転機
構46が作動して第2のコレット機構47を90゜回転
させ、ベアーチップ9の腹面を下向きにする。
4に収納しているベアーチップ9を吸着する。このと
き、トレー44に収納しているベアーチップ9は腹面
(バンプを有する面)を上方に向いているので、反転機
構46が作動して第2のコレット機構47を90゜回転
させ、ベアーチップ9の腹面を下向きにする。
【0040】この状態で、授受点Aの上方に待機してい
る第1のコレット機構23が下降し、ベアーチップ9の
背面をバキューム吸着したのち上昇する。次に、パルス
モータ21が駆動してローデングリング18が回転し、
第1のコレット機構23を搭載点Aに一致させる。
る第1のコレット機構23が下降し、ベアーチップ9の
背面をバキューム吸着したのち上昇する。次に、パルス
モータ21が駆動してローデングリング18が回転し、
第1のコレット機構23を搭載点Aに一致させる。
【0041】次に、位置合せ機構12のパルスモータ3
8が駆動し、位置合せ機構12が200mm前進して搭
載点Aに到達した第1のコレット機構23とサブストレ
ート6との間に位置させる。この200mmは搭載点A
の中心に位置合せ機構12の照射部12aの中心が合致
する位置である。しかしながら、この中心から例えば左
右に10mm(第1バンプ9a、第2バンプ9b間は2
0mm)の位置に第1バンプ9aがある。従って、位置
合せ機構12の移動値を190mmとする。
8が駆動し、位置合せ機構12が200mm前進して搭
載点Aに到達した第1のコレット機構23とサブストレ
ート6との間に位置させる。この200mmは搭載点A
の中心に位置合せ機構12の照射部12aの中心が合致
する位置である。しかしながら、この中心から例えば左
右に10mm(第1バンプ9a、第2バンプ9b間は2
0mm)の位置に第1バンプ9aがある。従って、位置
合せ機構12の移動値を190mmとする。
【0042】次に、位置合せ機構12の光学系に低解像
度のレンズ系を装着しているので、光源K1からの光線
を、例えばベアーチップ9の第1バンプ9aを照射し、
その反射光は、図4に示すように、第1バンプ9a位置
を示す光軸を原点とするXY座標での第1バンプ9aに
座標が(20、15)点を含んだ領域を画像認識する。
そして、低解像度のレンズL1系の替わりに高解像度の
レンズL2系を光軸系に挿入させる。そして、光源K1
からの光線を、例えばベアーチップ9の第1バンプ9a
に照射し、その反射光は、第1バンプ9aの位置が高解
像度光学系の光軸を座標の原点(20、15)とし、こ
の原点を中心にして拡大画像を形成させる。
度のレンズ系を装着しているので、光源K1からの光線
を、例えばベアーチップ9の第1バンプ9aを照射し、
その反射光は、図4に示すように、第1バンプ9a位置
を示す光軸を原点とするXY座標での第1バンプ9aに
座標が(20、15)点を含んだ領域を画像認識する。
そして、低解像度のレンズL1系の替わりに高解像度の
レンズL2系を光軸系に挿入させる。そして、光源K1
からの光線を、例えばベアーチップ9の第1バンプ9a
に照射し、その反射光は、第1バンプ9aの位置が高解
像度光学系の光軸を座標の原点(20、15)とし、こ
の原点を中心にして拡大画像を形成させる。
【0043】次に、第1バンプ9aおよび第1電極6a
の位置の画像認識は、図7に示すように、位置合せ機構
12の回転ミラーM1を水平に対して45度に回転ミラ
ーM1を傾ける(図では45度右下がり)。集光レンズ
L3を介して第1バンプ9aに照射光を照射する。この
反射光をレンズL3で平行光に直して、回転ミラーM1
で垂直光線から水平な方向に直して、レンズL5で集光
しCCDカメラC1に入光する。この入光した反射光
は、ビデオ分配部61に入力し、ベアーチップ側の記憶
装置、例えばベアーチップ側のラムメモリ62に書き込
む、また記憶されたメモリ62を読み取りビデオ混合6
3に入力する。
の位置の画像認識は、図7に示すように、位置合せ機構
12の回転ミラーM1を水平に対して45度に回転ミラ
ーM1を傾ける(図では45度右下がり)。集光レンズ
L3を介して第1バンプ9aに照射光を照射する。この
反射光をレンズL3で平行光に直して、回転ミラーM1
で垂直光線から水平な方向に直して、レンズL5で集光
しCCDカメラC1に入光する。この入光した反射光
は、ビデオ分配部61に入力し、ベアーチップ側の記憶
装置、例えばベアーチップ側のラムメモリ62に書き込
む、また記憶されたメモリ62を読み取りビデオ混合6
3に入力する。
【0044】次に、回転ミラーM1をステージ側のサブ
ストレート6の例えば第1電極6aaに照射するように
90度(図では右上がり)回転させる。そして、第1電
極6aの反射光をレンズL3で平行光に戻し、回転ミラ
ーM1で垂直方向の光軸を水平方向に直し、レンズL5
で集光させCCDカメラC1に入力する。この入力した
信号をビデオ分配部61に入力し、サブストレート6側
の記憶装置、例えばサブストレート6側のラムメモリ6
4に書き込む、また記憶されたメモリ64を読み取りビ
デオ混合63に入力する。そして、前記ベアーチップ9
側のラムメモリ64から読み取り、ビデオ混合63に入
力する。また、ベアーチップ9側のラムメモリ64を読
み出す順番は正常に行う。
ストレート6の例えば第1電極6aaに照射するように
90度(図では右上がり)回転させる。そして、第1電
極6aの反射光をレンズL3で平行光に戻し、回転ミラ
ーM1で垂直方向の光軸を水平方向に直し、レンズL5
で集光させCCDカメラC1に入力する。この入力した
信号をビデオ分配部61に入力し、サブストレート6側
の記憶装置、例えばサブストレート6側のラムメモリ6
4に書き込む、また記憶されたメモリ64を読み取りビ
デオ混合63に入力する。そして、前記ベアーチップ9
側のラムメモリ64から読み取り、ビデオ混合63に入
力する。また、ベアーチップ9側のラムメモリ64を読
み出す順番は正常に行う。
【0045】しかし、サブストレート6側の書き込んだ
ラムメモリ64から読み取りビデオ混合63に入力す
る。そして、書き込みは正常な順番で行うが、読み取り
は反対の順番(逆順番)でビデオ混合63に入力する。
従って、回転ミラーM1をベアーチップ9に光源が照射
するように回転させ、ベアーチップ9を下側から上側に
向けて照射して得た撮像面と、同様にしてサブストレー
ト6を上側から下側に向け得た撮像面とは座標的に正負
逆位置になる筈であるが、サブストレート6側の読み取
りは反対の順番(逆順番)でビデオ混合63に入力する
ことにより、撮像面の座標のXY方向は同一方向にな
る。
ラムメモリ64から読み取りビデオ混合63に入力す
る。そして、書き込みは正常な順番で行うが、読み取り
は反対の順番(逆順番)でビデオ混合63に入力する。
従って、回転ミラーM1をベアーチップ9に光源が照射
するように回転させ、ベアーチップ9を下側から上側に
向けて照射して得た撮像面と、同様にしてサブストレー
ト6を上側から下側に向け得た撮像面とは座標的に正負
逆位置になる筈であるが、サブストレート6側の読み取
りは反対の順番(逆順番)でビデオ混合63に入力する
ことにより、撮像面の座標のXY方向は同一方向にな
る。
【0046】次に、第2バンプ9bおよび第2電極6b
の位置の画像認識は、図8に示すように、第1バンプ9
a位置と第1電極6a位置を画像認識する方法と同じ方
法で、第2バンプ9bおよび第2電極6bの位置を画像
で認識するので説明を省略する。
の位置の画像認識は、図8に示すように、第1バンプ9
a位置と第1電極6a位置を画像認識する方法と同じ方
法で、第2バンプ9bおよび第2電極6bの位置を画像
で認識するので説明を省略する。
【0047】次に、位置合せ動作について説明する。ま
ず、位置合せ機構12の照射部12aを格納位置から搭
載点Aの中心位置、例えば200mm移動させる。そし
て、前記搭載点Aの中心と同軸的にベアーチップ9の中
心が、図8に示すように、ある中心から例えば右側に1
0mm移動した点(第1バンプ中心と設定された点)が
光学系中心位置に位置合せ機構12の照射部12aを移
動させる。そして、光軸を原点としたXY座標での第1
バンプ9aの位置は(2、ー2)にある。また、前記搭
載点Aの中心から例えば左側に10mm移動した点が光
学系中心に位置合せ機構12の照射部12aを移動させ
る。そして、光軸を原点としたXY座標での第2バンプ
9bの位置は(4、4)にある。そして、第1バンプ9
aおよび第2バンプ9b間の距離は、X方向19,92
mm、Y方向0,24mmが算出できる。
ず、位置合せ機構12の照射部12aを格納位置から搭
載点Aの中心位置、例えば200mm移動させる。そし
て、前記搭載点Aの中心と同軸的にベアーチップ9の中
心が、図8に示すように、ある中心から例えば右側に1
0mm移動した点(第1バンプ中心と設定された点)が
光学系中心位置に位置合せ機構12の照射部12aを移
動させる。そして、光軸を原点としたXY座標での第1
バンプ9aの位置は(2、ー2)にある。また、前記搭
載点Aの中心から例えば左側に10mm移動した点が光
学系中心に位置合せ機構12の照射部12aを移動させ
る。そして、光軸を原点としたXY座標での第2バンプ
9bの位置は(4、4)にある。そして、第1バンプ9
aおよび第2バンプ9b間の距離は、X方向19,92
mm、Y方向0,24mmが算出できる。
【0048】次に、前記搭載点Aの中心上にあるサブス
トレート6の搭載部の中心が、図8に示すように、ある
中心から、例えば右側に10mm移動した点(第1電極
中心と設定された点)が光学系中心位置に位置合せ機構
12の照射部12aを移動させる。そして、光軸を原点
としたXY座標での第1電極6aの位置は(4、−)に
ある。また、前記搭載点Aの中心から、例えば左側に1
0mm移動した点が光学系中心位置に位置合せ機構12
の照射部12aを移動させる。そして、光軸を原点とし
たXY座標での第2電極6bの位置は(6、3)にあ
る。そして、第1電極6aおよび第2電極6b間の距離
は、X方向19,92mm、Y方向0,24mmが算出
できる。
トレート6の搭載部の中心が、図8に示すように、ある
中心から、例えば右側に10mm移動した点(第1電極
中心と設定された点)が光学系中心位置に位置合せ機構
12の照射部12aを移動させる。そして、光軸を原点
としたXY座標での第1電極6aの位置は(4、−)に
ある。また、前記搭載点Aの中心から、例えば左側に1
0mm移動した点が光学系中心位置に位置合せ機構12
の照射部12aを移動させる。そして、光軸を原点とし
たXY座標での第2電極6bの位置は(6、3)にあ
る。そして、第1電極6aおよび第2電極6b間の距離
は、X方向19,92mm、Y方向0,24mmが算出
できる。
【0049】次に、前記ベアーチップ9とサブストレー
ト6とのズレは、図8に示すように、前記ベアーチップ
9の第1、第2バンプ9a,9bにサブストレート6の
第1、第2電極6a,6bを合致させるためには、ステ
ージ5eを例えばX方向に0,08mm移動させる(図
では右方向)。またY方向に0,04mm移動させる
(図では上方向)。
ト6とのズレは、図8に示すように、前記ベアーチップ
9の第1、第2バンプ9a,9bにサブストレート6の
第1、第2電極6a,6bを合致させるためには、ステ
ージ5eを例えばX方向に0,08mm移動させる(図
では右方向)。またY方向に0,04mm移動させる
(図では上方向)。
【0050】しかも、位置合せ機構12は照射光を例え
ば第1バンプ9aの最下端に結像させることにより、位
置合せ機構12に対するZ方向の第1バンプ9aの位置
を算出する。同様にして、位置合せ機構12に対するZ
方向の第1電極6aの位置をも算出する。従って、、第
1バンプ9aの最下点と電極面6a,6baとの距離を
例えば60mmとした場合、ステージ5eは30mm上
昇させ、かつ第1のコレット機構23を30mm下降さ
せ、サブストレート6にベアーチップ9を搭載させる。
この搭載後、例えばクレーム半田、または圧着等で固定
することにより、サブストレート6の所定位置にベアチ
ップ9を実装することができる。
ば第1バンプ9aの最下端に結像させることにより、位
置合せ機構12に対するZ方向の第1バンプ9aの位置
を算出する。同様にして、位置合せ機構12に対するZ
方向の第1電極6aの位置をも算出する。従って、、第
1バンプ9aの最下点と電極面6a,6baとの距離を
例えば60mmとした場合、ステージ5eは30mm上
昇させ、かつ第1のコレット機構23を30mm下降さ
せ、サブストレート6にベアーチップ9を搭載させる。
この搭載後、例えばクレーム半田、または圧着等で固定
することにより、サブストレート6の所定位置にベアチ
ップ9を実装することができる。
【0051】図9〜図11は第2の実施例を示し、第1
の実施例と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略
する。本実施例は第1の実施例の半導体部品の実装装置
にハイトセンサを付加したものである。すなわち、位置
合せ機構12の光学系ユニットを収納するケーシング7
0の先端部には取付け部材71が設けられている。
の実施例と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略
する。本実施例は第1の実施例の半導体部品の実装装置
にハイトセンサを付加したものである。すなわち、位置
合せ機構12の光学系ユニットを収納するケーシング7
0の先端部には取付け部材71が設けられている。
【0052】この取付け部材71の上下面には同軸的に
第1と第2の凹部72,73が設けられている。第1の
凹部72には第1のハイトセンサとしての第1の容量セ
ンサ74が設けられ、第2の凹部73には第2のハイト
センサとしての第2の容量センサ75が設けられてい
る。したがって、第1と第2の容量センサ74,75は
背合わせ状態に取付けられており、第1の容量センサ7
4はベアチップ9のバンプの最下点の高さを検出するよ
うになっており、第2の容量センサ75はサブストレー
ト6の第1、第2電極6a,6bの最上点の高さを検出
するようになっている。
第1と第2の凹部72,73が設けられている。第1の
凹部72には第1のハイトセンサとしての第1の容量セ
ンサ74が設けられ、第2の凹部73には第2のハイト
センサとしての第2の容量センサ75が設けられてい
る。したがって、第1と第2の容量センサ74,75は
背合わせ状態に取付けられており、第1の容量センサ7
4はベアチップ9のバンプの最下点の高さを検出するよ
うになっており、第2の容量センサ75はサブストレー
ト6の第1、第2電極6a,6bの最上点の高さを検出
するようになっている。
【0053】また、前記ケーシング70の基端部はZ軸
移動機構76によってZ方向に移動可能に支持され、こ
のZ軸移動機構76は位置合わせ機構12の移動機構3
6に支持されている。Z軸移動機構76は、移動機構3
6に対してZ方向に支持枠77が固定され、この支持枠
77にはZ方向にボールネジ78が回転自在に軸支され
ている。ボールネジ78の上端部は支持枠77に取付け
られたパルスモータ79の回転軸に直結されており、ボ
ールネジ78の中間部は前記ケーシング70に固定され
たボールナット80と螺合している。
移動機構76によってZ方向に移動可能に支持され、こ
のZ軸移動機構76は位置合わせ機構12の移動機構3
6に支持されている。Z軸移動機構76は、移動機構3
6に対してZ方向に支持枠77が固定され、この支持枠
77にはZ方向にボールネジ78が回転自在に軸支され
ている。ボールネジ78の上端部は支持枠77に取付け
られたパルスモータ79の回転軸に直結されており、ボ
ールネジ78の中間部は前記ケーシング70に固定され
たボールナット80と螺合している。
【0054】前記位置合せ機構12の照射部12a、つ
まりバンプおよび電極に照射する位置はボールネジ78
の中心から例えば120mm離れた位置に平行に位置し
ている。さらに、照射部12aから例えば20mm離れ
た位置に第1と第2の容量センサ74,75に平行に位
置している。また、第1の容量センサ74の上面と第2
の容量センサ75の下面との距離は例えば40mmに設
定され、その距離は記憶されている。
まりバンプおよび電極に照射する位置はボールネジ78
の中心から例えば120mm離れた位置に平行に位置し
ている。さらに、照射部12aから例えば20mm離れ
た位置に第1と第2の容量センサ74,75に平行に位
置している。また、第1の容量センサ74の上面と第2
の容量センサ75の下面との距離は例えば40mmに設
定され、その距離は記憶されている。
【0055】次に、作用について説明すると、位置合せ
機構12のパルスモータ38が作動し、ボールネジ38
が回転すると、移動機構36が前進して位置合せ機構1
2のケーシング70の先端部がベアチップ9とサブスト
レート6との間に位置する。ここで、Z軸移動機構76
のパルスモータ79が作動してボールネジ78が回転す
ると、ボールナット80を介してケーシング70が上昇
する。
機構12のパルスモータ38が作動し、ボールネジ38
が回転すると、移動機構36が前進して位置合せ機構1
2のケーシング70の先端部がベアチップ9とサブスト
レート6との間に位置する。ここで、Z軸移動機構76
のパルスモータ79が作動してボールネジ78が回転す
ると、ボールナット80を介してケーシング70が上昇
する。
【0056】したがって、第1の容量センサ74がベア
チップ9の第1バンプ9aの最下点に近付け、例えば
0.75mmと検出すると停止する。同様にZ軸移動機
構76のパルスモータ79が作動してボールネジ78が
逆転すると、ボールナット80を介してケーシング70
が下降する。そして、第2の容量センサ75がサブスト
レート6の第1電極6aの最上点に近付け、例えば0.
75mmと検出すると停止する。
チップ9の第1バンプ9aの最下点に近付け、例えば
0.75mmと検出すると停止する。同様にZ軸移動機
構76のパルスモータ79が作動してボールネジ78が
逆転すると、ボールナット80を介してケーシング70
が下降する。そして、第2の容量センサ75がサブスト
レート6の第1電極6aの最上点に近付け、例えば0.
75mmと検出すると停止する。
【0057】第1の容量センサ74の上面と第2の容量
センサ75の下面との距離は例えば40mmに設定され
ているため、0.75+0.75であり、41.5mm
となる。また、Z方向に移動した距離は例えば37.5
mmとすれば、第1のバンプ6aの最下点と第1電極6
aの最上点の距離は75mmになる。これをティーチン
グし、さらに補正量を追加してもよい。
センサ75の下面との距離は例えば40mmに設定され
ているため、0.75+0.75であり、41.5mm
となる。また、Z方向に移動した距離は例えば37.5
mmとすれば、第1のバンプ6aの最下点と第1電極6
aの最上点の距離は75mmになる。これをティーチン
グし、さらに補正量を追加してもよい。
【0058】なお、前記実施例においては、第1と第2
の容量センサ74,75を同軸的に設けたが、同軸的に
限定されるものではない。つまり、第1の容量センサ7
4の中心と第2の容量センサ75の中心とが例えば10
mm離れていれば、その数値を予めRAMメモリに記憶
させれば、検出時にプログラムによりステージを移動さ
せればよい。
の容量センサ74,75を同軸的に設けたが、同軸的に
限定されるものではない。つまり、第1の容量センサ7
4の中心と第2の容量センサ75の中心とが例えば10
mm離れていれば、その数値を予めRAMメモリに記憶
させれば、検出時にプログラムによりステージを移動さ
せればよい。
【0059】また、前記各実施例においては、ベアチッ
プの実装方法およびその装置について説明したが、ベア
チップに限定されず、各種半導体部品の実装に適用でき
る。この実施例では、バンプの最下点と電極の最上点の
距離をハイトセンサによって求め、この求めた距離を例
えば2分割した距離でステージおよびコレット機構を相
対的に移動させて実装するので、ガリ砒素を用いたベア
チップであってもバンプを破損させることなく実装させ
ることができ、信頼性の向上を図ることができる。
プの実装方法およびその装置について説明したが、ベア
チップに限定されず、各種半導体部品の実装に適用でき
る。この実施例では、バンプの最下点と電極の最上点の
距離をハイトセンサによって求め、この求めた距離を例
えば2分割した距離でステージおよびコレット機構を相
対的に移動させて実装するので、ガリ砒素を用いたベア
チップであってもバンプを破損させることなく実装させ
ることができ、信頼性の向上を図ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、極めて高い位置決め精度が得られることから、実装
精度および集積密度を向上でき、歩留まりの向上と信頼
性を向上できるという効果がある。また、半導体部品の
バンプの最下点と電極の最上点の距離を非接触センサに
よって求め、ステージおよびコレット機構を相対的に移
動させて実装することにより、バンプおよび電極を破損
させる恐れはなく、信頼性の向上を図ることができる。
ば、極めて高い位置決め精度が得られることから、実装
精度および集積密度を向上でき、歩留まりの向上と信頼
性を向上できるという効果がある。また、半導体部品の
バンプの最下点と電極の最上点の距離を非接触センサに
よって求め、ステージおよびコレット機構を相対的に移
動させて実装することにより、バンプおよび電極を破損
させる恐れはなく、信頼性の向上を図ることができる。
【図1】この発明の第1の実施例を示す半導体部品の実
装装置の斜視図。
装装置の斜視図。
【図2】同実施例のローディング機構を示し、(a)は
ローディングリングの縦断側面図、(b)は第1のコレ
ット機構の縦断側面図、(c)はA部を拡大して示す一
部切欠した側面図。
ローディングリングの縦断側面図、(b)は第1のコレ
ット機構の縦断側面図、(c)はA部を拡大して示す一
部切欠した側面図。
【図3】同実施例の半導体部品の実装装置の縦断側面
図。
図。
【図4】同実施例の位置合せ機構を示し、(a)は構成
図、(b)は作用説明図。
図、(b)は作用説明図。
【図5】同実施例の半導体部品の実装装置の後方から見
た斜視図。
た斜視図。
【図6】同実施例のトレーにベアーチップが収納された
状態の平面図。
状態の平面図。
【図7】同実施例の位置合せ機構の作用説明図。
【図8】同実施例の位置合せ機構の作用説明図。
【図9】この発明の第2の実施例を示す位置合せ機構の
概略的側面図。
概略的側面図。
【図10】同実施例のZ軸移動機構の側面図。
【図11】同実施例の作用説明図。
5e…ステージ 6…サブストレート(被実装基板) 9…ベアチップ(半導体部品) 12…位置合せ機構 23…第1のコレット機構 36…移動機構 47…第2のコレット機構 74…第1の容量センサ(第1のハイトセンサ) 75…第2の容量センサ(第2のハイトセンサ)
Claims (6)
- 【請求項1】 ステージに搭載された被実装基板の実装
面に対向して半導体部品のバンプ面を配置し、これら面
の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基板と半導体部
品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体部品を被実装
基板に実装する方法において、 前記半導体部品の複数のバンプに前記位置合せ機構の光
学系を移動させ、それぞれバンプの位置画像を取込む第
1の工程と、前記半導体部品のそれぞれのバンプ位置と
前記被実装基板の電極の位置を比較して相互の位置ずれ
量を求める第2の工程と、前記位置ずれ量に応じて前記
ステージを移動させる第3の工程と、前記被実装基板と
前記半導体部品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体
部品を被実装基板に実装する第4の工程とを具備したこ
とを特徴とする半導体部品の実装方法。 - 【請求項2】 被実装基板の実装面に対向して半導体部
品のバンプ面を配置し、これら面の空間に位置合せ機構
を位置し、被実装基板と半導体部品のバンプ面を相対的
に昇降させて半導体部品を被実装基板に実装する半導体
部品の実装装置において、 前記位置合せ機構に前記半導体部品に形成された少なく
とも2つのバンプ間に光学系を移動させる移動機構を設
けたことを特徴とする半導体部品の実装装置。 - 【請求項3】 ステージに搭載された被実装基板の実装
面に対向して半導体部品のバンプ面を配置し、これら面
の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基板と半導体部
品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体部品を被実装
基板に実装する半導体部品の実装装置において、 前記半導体部品をそのバンプ面が前記被実装基板の実装
面に対向するようにコレット機構で吸着し、前記ステー
ジ及び前記コレット機構を相対的に移動して半導体部品
を実装面に実装することを特徴とする半導体部品の実装
装置。 - 【請求項4】 ステージに搭載された被実装基板の実装
面に対向して半導体部品のバンプ面を配置し、これら面
の空間に位置合せ機構を位置し、被実装基板と半導体部
品のバンプ面を相対的に昇降させて半導体部品を被実装
基板に実装する半導体部品の実装装置において、 前記半導体部品をそのバンプ面が前記被実装基板の実装
面に対向するように吸着するコレット機構および前記半
導体部品のバンプと被実装基板の電極の高さを検出する
非接触型位置センサを設け、このセンサからの検出結果
に基づいて前記ステージ及び前記コレット機構を相対的
に移動して半導体部品を実装面に実装することを特徴と
する半導体部品の実装装置。 - 【請求項5】 非接触型位置センサは、静電容量を用い
て検出するハイトセンサであることを特徴とする請求項
4記載の半導体部品の実装装置。 - 【請求項6】 前記ハイトセンサは、前記半導体部品の
バンプの最下点の高さを検出する第1のハイトセンサと
前記被実装基板の電極の最上点の高さを検出する第2の
ハイトセンサとからなり、この第1と第2のハイトセン
サは背合わせ状態に固定されていることを特徴とする請
求項5記載の半導体部品の実装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10870895A JPH08306764A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 半導体部品の実装方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10870895A JPH08306764A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 半導体部品の実装方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306764A true JPH08306764A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14491596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10870895A Pending JPH08306764A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 半導体部品の実装方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08306764A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003124238A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品実装装置および電子部品実装方法 |
WO2016181437A1 (ja) * | 2015-05-08 | 2016-11-17 | 富士機械製造株式会社 | 部品実装機、および部品実装機の部品供給方法 |
KR20180028057A (ko) * | 2016-03-11 | 2018-03-15 | 파스포드 테크놀로지 주식회사 | 다이 본딩 장치 및 반도체 장치의 제조 방법 |
CN115020310A (zh) * | 2021-03-03 | 2022-09-06 | 北京奥特恒业电气设备有限公司 | 一种芯片处理设备 |
-
1995
- 1995-05-02 JP JP10870895A patent/JPH08306764A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003124238A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品実装装置および電子部品実装方法 |
WO2016181437A1 (ja) * | 2015-05-08 | 2016-11-17 | 富士機械製造株式会社 | 部品実装機、および部品実装機の部品供給方法 |
JPWO2016181437A1 (ja) * | 2015-05-08 | 2018-02-22 | 富士機械製造株式会社 | 部品実装機、および部品実装機の部品供給方法 |
KR20180028057A (ko) * | 2016-03-11 | 2018-03-15 | 파스포드 테크놀로지 주식회사 | 다이 본딩 장치 및 반도체 장치의 제조 방법 |
CN115020310A (zh) * | 2021-03-03 | 2022-09-06 | 北京奥特恒业电气设备有限公司 | 一种芯片处理设备 |
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