JP3506078B2 - 回転検出装置 - Google Patents
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Description
化によって抵抗値が変化する磁気抵抗素子(MRE)を
用いて回転情報の検出を行う回転検出装置に関し、特に
車両におけるエンジン制御や車両ブレーキにおけるAB
S制御に使用する回転検出装置に適用すると好適であ
る。
てギアの回転位置検出を行う回転検出装置の検出素子と
してMREブリッジが用いられている。このMREブリ
ッジを、図5に示すようにバイアス磁石の磁気的中心
(対向するギヤがないときに、ほぼ真っ直ぐに磁束が出
ている領域)に対して左右対称に2対配置して、ギヤが
停止した状態でもギヤの山谷(凹凸)を精度よく検出で
きるように構成した回転検出装置がある。
際、MREブリッジを備えるICチップをCu等からな
るリードフレーム上に搭載した後、エポキシ系の熱硬化
性樹脂により樹脂封止(モールド成形)が行われる。こ
のモールド成形は、成形型の温度を150〜160℃程
度に加熱して、約175℃の溶融した樹脂を射出成形す
ることにより行われる。
力が印加されることとなる。すなわち、150〜160
℃に加熱された型にリードフレーム(Cu)をセットす
ると、リードフレームはICチップ(Si)に比較して
熱膨張係数が非常に大きいため、ICチップには膨張の
応力が印加される。さらに、溶融樹脂の射出成形後、回
転検出装置が室温まで冷却されると樹脂自身の収縮応力
と型温によって膨張していたリードフレームの収縮応力
がICチップに印加されることとなる。
れ実際に使用される際には、回転検出装置の周辺環境温
度が変化する。この温度変化によりモールド樹脂の膨張
収縮が発生する。例えば温度が上昇した場合には、成形
温度に近づくためICチップに印加される外部応力は小
さくなる方向に作用する。
されたMREブリッジには磁歪効果、すなわち強磁性薄
膜(MRE)に応力を印加したときに、飽和磁界や抵抗
変化率等の磁気特性が変化する効果が発生する。
ップ上の位置によって印加される外部応力が異なるた
め、上記のような2対のMREブリッジを有する回転検
出装置では、それぞれのMREブリッジにおける磁歪効
果による影響が異なる。この結果、2対のMREブリッ
ジの中点電位Va、Vbのペア性が悪化し、ギアの回転
情報を正確に検出できないこととなる。
Eブリッジを備える回転検出装置において、外部応力に
伴う磁歪効果の影響をなくすことができる回転検出装置
を提供することを目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、2つの磁気抵抗素子ブ
リッジ(10、11)は、電源側の磁気抵抗素子(1
2、14)同士と接地側の磁気抵抗素子(13、15)
同士が、それぞれICチップ(4)の中心線(4a)を
対称軸として対称位置に配置されていることを特徴とし
ている。
のそれぞれにおける磁歪効果による影響を、第1の磁気
抵抗素子ブリッジ(10)と第2の磁気抵抗素子ブリッ
ジ(11)とで等しくすることができ、全体として磁歪
効果の影響を消去することができる。
の各磁気抵抗素子(12、14)と接地側の各磁気抵抗
素子(13、15)は、バイアス磁界の磁気的中心に対
して異方向に所定角度をなしているとともに、電源側の
磁気抵抗素子(12、14)同士と接地側の磁気抵抗素
子(13、15)同士はそれぞれ、磁気的中心に対して
同方向に所定角度をなして形成されていることを特徴と
している。
子ブリッジ(10、11)の中点電位(Va、Vb)が
異なる相に変化し、信号成分を取り出すことができる。
のように、第1の磁気抵抗素子ブリッジ(10)を構成
する一対の磁気抵抗素子(12、13)は、互いに第1
のハの字状パターンを形成しており、第2の磁気抵抗素
子ブリッジ(12)を構成する一対の磁気抵抗素子(1
4、15)は、第1のハの字状パターンに対してICチ
ップ(4)の中心線(4a)に直交する方向を軸として
180°反転したハの字状パターンを形成するように構
成することができる。
よび第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、11)では、
電源側の磁気抵抗素子(12、14)と接地側の磁気抵
抗素子(13、15)とが、ICチップ(4)の中心線
(4a)を対称軸として対称位置に配置されており、各
磁気抵抗素子(12〜15)は、磁気的中心に対して同
方向に所定角度をなして配置されており、一方の磁気抵
抗素子ブリッジ(10、11)における電源側の磁気抵
抗素子(12、14)と、他方の磁気抵抗素子ブリッジ
(10、11)における接地側の磁気抵抗素子(13、
15)とが互いに入り組むように構成されていることを
特徴としている。
気抵抗素子(12〜15)のそれぞれにおける磁歪効果
による影響を、第1の磁気抵抗素子ブリッジ(10)と
第2の磁気抵抗素子ブリッジ(11)とで等しくするこ
とができ、全体として磁歪効果の影響を消去することが
できる。
のように、各磁気抵抗素子(12〜15)は、複数の長
辺と短辺とを順に折り返して接続した櫛歯状に形成され
ており、一方の磁気抵抗素子ブリッジ(10、11)に
おける電源側の磁気抵抗素子(12、14)と、他方の
磁気抵抗素子ブリッジ(10、11)における接地側の
磁気抵抗素子(13、15)とが、複数の長辺と短辺が
並走するように構成することができる。
抗素子(12〜15)は、それぞれ等分割されて分割磁
気抵抗素子(12a〜15b)を形成し、電源側の分割
磁気抵抗素子(12a、12b、14a、14b)およ
び接地側の分割磁気抵抗素子(13a、13b、15
a、15b)は、磁気的中心に対して異方向に所定角度
をなして互いにハの字状パターンをなすように配置さ
れ、第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)は、ICチップ(4)の中心線(4a)を対称軸と
する対称位置に配置されており、第1および第2の磁気
抵抗素子ブリッジ(10、11)では、電源側の一対の
分割磁気抵抗素子(12a、12b、14a、14b)
および接地側の一対の分割磁気抵抗素子(13a、13
b、15a、15b)が交差するように配置され、IC
チップ(4)の中心線(4a)に平行な方向に2つの反
対向きのハの字状パターンを形成していることを特徴と
している。
磁気抵抗素子ブリッジ(10、11)におけるそれぞれ
の中点電位(Va、Vb)に与える影響を、常に一定に
維持することが可能となり、ブリッジ回路(16)を構
成する磁気抵抗素子ブリッジ(10、11)の一方のみ
で外部応力による磁歪効果の影響を補正することが可能
となっている。
ある磁気抵抗素子を構成する一組の分割磁気抵抗素子を
ICチップ(4)の中心線(4a)に平行な方向にずら
して配置しているので、チップ中心線(4a)に直交す
る方向の外部応力σ1〜4に起因する磁歪効果のみなら
ず、チップ中心線(4a)に平行な方向における外部応
力に起因する磁歪効果をも消去することが可能となる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
適用した回転検出装置の第1実施形態を図1、図2に基
づいて説明する。図1に回転検出装置の全体構成を示す
側面図を示し、図2にMREがパターン配置されたIC
チップの拡大図を示す。本実施形態の回転検出装置は、
例えば、エンジン回転センサ、カム角センサ、クランク
角センサ、車速センサ、ATセンサ、車輪速センサ等、
回転を行う被検出体(ギヤ等)の回転を検出する回転検
出装置として適用することができる。
車形状のギア1の近傍に配置され、バイアス磁石3及び
ICチップ4を備えている。ICチップ4はCu等のリ
ードフレーム5に搭載されている。ICチップ4とリー
ドフレーム5は、上記従来技術で説明したのと同様に、
エポキシ等の熱硬化性樹脂よりなるモールド材6により
包み込むようにモールドされている。図1において、I
Cチップ4はモールド材6のギア1に対向する側に配置
されており、他端側にはリードフレーム5が露出してい
る。モールド材6によるモールドの後、中空形状のバイ
アス磁石3が装着される。
向するように配置されており、ギア外周面に向けてバイ
アス磁界を発生するように構成されている。バイアス磁
石3の中心軸がバイアス磁界の磁気的中心(対向するギ
アがないときに、ほぼ真っ直ぐに磁力線が出ている領
域)7をなしている。そして、中空形状をなすバイアス
磁石3の端面の一方がN極、他方がS極になるように着
磁されており、バイアス磁石3のうちギア1に近い面が
N極、遠い面がS極となるように、かつ中空形状の中心
軸(図中の2点鎖線)上に概ねギア1の回転軸が位置す
るように配置されている。
表面上には2つのMREブリッジ10、11が形成され
ている。ICチップ4の中心線4aは磁気的中心7(図
1)上に位置するようになっており、MREブリッジ1
0、11はチップ中心線4a(磁気的中心7)を対称軸
として対称位置に配置されている。これらのMREブリ
ッジ10、11は、MRE12〜15から構成されてい
る。それぞれのMRE12〜15は、複数の長辺および
短辺を順次折り返して接続した櫛歯状に形成されてい
る。
例えばNi−Co合金あるいはNi−Fe合金からなる
強磁性磁気抵抗素子であり、蒸着等により薄膜をICチ
ップ4上に付着した後、フォトリソグラフィ技術により
所定パターンにエッチングして感磁性膜としたものであ
る。
E12、13から構成されている。MRE12、13は
直列接続されており、ICチップ4上においてギア回転
方向Aに並ぶように配置されている。MRE12、13
は、それぞれ異なった方向性を有して形成されている。
すなわち、MRE12、13は、長手方向がバイアス磁
界の磁気的中心7に対して、それぞれ異方向に略45°
といった所定角度を成して、互いに直交するハの字状パ
ターンを形成するように配置されている。これにより、
バイアス磁界の変化(振れ角)が大きい場合であって
も、MRE12、13の出力に波形割れが発生しないよ
うにしている。
MRE14、15から構成されている。MRE14、1
5は、上記MRE12、13と同様の構成となってい
る。第2のMREブリッジ11は、ICチップ4の中心
線4aを対称軸として、第1のMREブリッジ10と対
称位置に配置されている。すなわち、MRE14はMR
E12と対称位置に配置され、MRE15はMRE13
と対称位置に配置されている。また、電源側MRE12
およびMRE14、接地側MRE13およびMRE15
はそれぞれ同じ方向性を持っており、MRE12、13
が形成するハの字状パターンと、MRE14、15が形
成するハの字状パターンは、チップ中心線4aを基準に
反対向きに形成されている。
ジ10はMRE12からMRE13(図2中左→右)に
向けて電流が流れ、第2のMREブリッジ11はMRE
14からMRE15(図2中右→左)に向けて電流が流
れるように構成されている。すなわち、本第1実施形態
では2つの電源側MRE12、14と、2つの接地側M
RE13、15が、それぞれICチップ4の中心線4a
を中心として対称位置に配置されるように構成されてい
る。
1は、図2(b)に示すようにブリッジ回路16を形成
している。ブリッジ回路16において、MRE12、1
3の中点電位VaをMREブリッジ10の出力とし、M
RE14、15の中点電位VbをMREブリッジ11の
出力としている。
作動する。まず、ギア1がギア回転方向Aに回転する
と、ギア1の外周に形成された山(凸部)と谷(凹部)
が交互にバイアス磁石3に接近する。このとき、バイア
ス磁石3から発生されるバイアス磁界は、凸部に引かれ
て変化を生じる。このとき、MRE12〜15を通過す
る磁気ベクトルはロータ回転方向Aに振れることにな
り、磁気ベクトルの方向変化を受けてMRE12〜15
の抵抗値が変化し、2対のMREブリッジ10、11の
出力Va、Vbが変化する。これらの出力Va、Vbは
図示しない差動増幅回路に入力され、この差動増幅回路
の出力によりバイアス磁石3が発生するバイアス磁界の
変化、すなわちギア1の回転を検出するように構成され
ている。
対のMREブリッジ10、11を、磁気的中心7を対称
軸として対称位置に配置しているので、2つのMREブ
リッジ10、11の出力変化に位相差が発生し、停止し
た状態のギアの山谷を良好に検出することができるよう
に構成されている。
おける磁歪効果の影響について説明する。上記従来技術
で説明したように、回転検出装置2はモールド材6によ
る樹脂封止を行っているため、ICチップ4には外部応
力が印加され、各MRE12〜15には磁歪効果が発生
する。具体的には、図2(a)に示すようにICチップ
4上のMRE12には外部応力σ1、MRE13にはσ
2、MRE14にはσ4、MRE15にはσ3がそれぞ
れ加わる。図2(b)に示すように、MRE12〜15
における抵抗値は、これらの外部応力σ1〜4による磁
歪効果で抵抗値Rσ1〜4という変化が発生する。
2〜15とし、MREブリッジ10、11に印加される
電圧をEとすると、MREブリッジ10、11における
中点電位Va、Vbは、それぞれ下記数式1、2で表さ
れる。
σ1+R13+Rσ2)
σ4+R15+Rσ3) 一般的にチップ中心4aから遠い側の外部応力σ1、σ
4の方が、近い側の外部応力σ2、σ3より大きい。ま
た、本第1実施形態では、ICチップ4の中心線4aに
対して、電源側のMRE12、14と、接地側のMRE
13、15をそれぞれ対称位置に配置しているため、M
RE12とMRE14、MRE13とMRE15におけ
る磁歪効果による抵抗値変化も等しくなる。従って、
(Rσ1=Rσ4)>(Rσ2=Rσ3)となる。
あるとすれば、数式1、2の右辺は等しくなって、Va
=Vbとなり、2対のMREブリッジ10、11のペア
性を維持することができる。
2のように、電源側MRE12、14同士と接地側MR
E13、15同士を、チップ中心線4aに対して対称位
置に配置することで、MRE12〜15のそれぞれにお
ける磁歪効果による影響を、第1のMREブリッジ10
と第2のMREブリッジ11とで等しくすることができ
る。この結果、ブリッジ回路16全体として磁歪効果の
影響を消去することができ、回転検出装置2によってギ
ア1の回転情報を正確に検出することが可能となる。
12、14同士と、接地側MRE13、15同士が、磁
気的中心7に対して異方向に傾いて配置されているとす
ると、2対のMREブリッジ10、11の中点電位V
a、Vbが同相に変化することとなり、差動増幅した後
に信号成分が消滅してしまい、ギア1の回転情報を検出
することができなくなる。
の電源側MRE12、14同士と接地側MRE13、1
5同士が、チップ中心線4aを対称軸として対称位置に
配置されるとともに、磁気的中心7に対して同じ方向性
をもって配置されていれば、本第1実施形態のMREブ
リッジのパターン配置に限らず、任意のパターン配置と
することができる。
形態の回転検出装置を図3に基づいて説明する。本第2
実施形態の回転検出装置は、上記第1実施形態の回転検
出装置に比較して2対のMREブリッジのパターン配置
が異なるものであり、上記第1実施形態と同様の部分に
ついては同一の符号を付けてその説明を省略する。
は、第1のMREブリッジ10を構成するMRE12、
13と、第2のMREブリッジ11構成するMRE1
4、15は、それぞれICチップ4の中心線4aを対称
軸として対称位置に配置されている。MRE12〜15
は、それぞれ磁気的中心7に対して同方向に略45°と
いった所定角度をなして形成されている。
2からMRE13(図3中右→左)に向けて電流が流
れ、第2のMREブリッジ11では、MRE14からM
RE15(図3中左→右)に向けて電流が流れるように
構成されている。
12および第2のMREブリッジ11の接地側MRE1
5は、ICチップ4上のほぼ同位置に形成されており、
互いの長辺および短辺が接触しないよう並走して、入り
組んだ櫛歯状パターンを形成している。同様に、第1の
MREブリッジ10の接地側MRE13および第2のM
REブリッジ11の電源側MRE14は、ICチップ4
上のほぼ同位置に形成されており、互いの長辺および短
辺が接触しないよう並走して、入り組んだ櫛歯状パター
ンを形成している。
おける磁歪効果の影響について説明する。図3に示すよ
うにICチップ4上のMRE12およびMRE15には
外部応力σ3とσ4、MRE13およびMRE14には
σ1とσ2がそれぞれ印加される。これらの外部応力に
よる磁歪効果により、図3(b)に示すようにMRE1
2、15にはRσ3+Rσ4、MRE13、14にはR
σ1+Rσ2という抵抗値の変化が発生する。
2〜15とし、MREブリッジ10、11に印加される
電圧をEとすると、MREブリッジ10、11における
中点電位Va、Vbは、それぞれ下記数式3、4で表さ
れる。
12+Rσ3+Rσ4+R13+Rσ1+Rσ2)
14+Rσ1+Rσ2+R15+Rσ3+Rσ4) 本第2実施形態では、MRE12およびMRE13と、
MRE14およびMRE15は、それぞれICチップ4
上において中心線4aを対称軸にして対称位置に形成さ
れていることから、MRE12、15に加えられる外部
応力(σ3+σ4)とMRE13、14に加えられる外
部応力(σ1+σ2)は等しくなり、(Rσ1+Rσ
2)=(Rσ3+Rσ4)となる。
あるとすれば、数式1、2の右辺は等しくなって、Va
=Vbとなり、2対のMREブリッジ10、11のペア
性を維持することができる。
2の構成によっても、上記第1実施形態と同様にMRE
12〜15のそれぞれにおける磁歪効果による影響を、
第1のMREブリッジ10と第2のMREブリッジ11
とで等しくすることができる。つまり、本第2実施形態
では、外部応力による抵抗変化分を面積で平均化した効
果を得ることができる。この結果、ブリッジ回路16全
体として磁歪効果の影響を消去することができ、回転検
出装置2によってギア1の回転情報を正確に検出するこ
とが可能となる。
12、14と接地側MRE13、15とが、磁気的中心
7に対して異方向に傾いて配置されているとすると、2
対のMREブリッジ10、11の中点電位Va、Vbが
同相に変化することとなり、差動増幅した後に信号成分
が消滅してしまい、ギア1の回転情報を検出することが
できなくなる。
形態の回転検出装置を図4に基づいて説明する。本第3
実施形態の回転検出装置は、上記第1実施形態の回転検
出装置に比較して2対のMREブリッジのパターン配置
が異なるものであり、上記第1実施形態と同様の部分に
ついては同一の符号を付けてその説明を省略する。
のMRE12〜15は、磁気的中心7に対して異方向に
略45°といった所定角度をなして配置されている。さ
らに本第3実施形態の回転検出装置2においては、第1
および第2のMREブリッジ10、11を構成する4つ
のMRE12〜15を、それぞれ2つに等分割し、8つ
の分割MRE12a〜15bを形成している。
E12a、12bおよび分割MRE13a、13bはそ
れぞれ対角線上に配置されており、第2のMREブリッ
ジ11では、分割MRE14a、14bおよび分割MR
E15a、15bはそれぞれ対角線上に配置されてい
る。従って、第1のMREブリッジ10において、電源
側MRE12と接地側MRE13がたすき掛け状に交差
するように配置されており、第2のMREブリッジ11
において、電源側MRE14と接地側MRE15がたす
き掛け状に交差するように配置されている。すなわち、
あるMREを分割して形成される1組の分割MREは、
チップ中心線4aに平行な方向および直交する方向にず
れて配置されている。
ッジ10、11において、電源側の分割MRE12a、
12b、14a、14bと接地側の分割MRE13a、
13b、15a、15bとが1つずつ対になり、チップ
中心線4aに平行な方向(紙面縦方向)に対向する(反
対向きの)2つのハの字状パターンを形成している。そ
して、対向する2つのハの字状パターンを構成している
分割MREは、チップ中心線4aを対称軸とした対称位
置に形成されている。
ジ10において、分割MRE12a→分割MRE12b
→分割MRE13a→分割MRE13bの順に電流が流
れ、第2のMREブリッジ11において、分割MRE1
4a→分割MRE14b→分割MRE15a→分割MR
E15bの順に電流が流れるように構成されている。
おける磁歪効果の影響について説明する。図4(a)に
示すように、MRE12aおよびMRE13aには外部
応力σ1、MRE12bおよびMRE13bにはσ2、
MRE14aおよびMRE15aにはσ3、MRE14
bおよびMRE15bにはσ4がそれぞれ印加される。
これらの外部応力による磁歪効果により、図4(b)に
示すようにMRE12a、13aにはRσ1、MRE1
2b、13bにはRσ2、MRE14a、15aにはR
σ3、MRE14b、15bにはRσ4という抵抗値の
変化が発生する。
R12a〜15bとし、MREブリッジ10、11に印
加される電圧をEとすると、MREブリッジ10、11
における中点電位Va、Vbは、それぞれ下記数式5、
6で表される。
2)×E/(R12a+Rσ1+R12b+Rσ2+R
13a+Rσ1+R13b+Rσ2)
4)×E/(R14a+Rσ3+R14b+Rσ4+R
15a+Rσ3+R15b+Rσ4) 一般的にチップ中心4aから遠い側の外部応力σ1、σ
4の方が、近い側の外部応力σ2、σ3より大きい。ま
た、本第3実施形態では、分割MRE12a、13a、
14b、15bと、分割MRE12b、13b、14
a、15aとを、それぞれICチップ4の中心線4aを
対称軸として対称位置に配置しているため、分割MRE
12a、13a、14b、15bと、分割MRE12
b、13b、14a、15aにおける磁歪効果による抵
抗値変化も等しくなる。従って、(Rσ1=Rσ4)>
(Rσ2=Rσ3)となる。
あるとすれば、数式1、2の右辺は等しくなって、Va
=Vbとなり、2対のMREブリッジ10、11のペア
性を維持することができる。
がMREブリッジ10の中点電位Vaに与える影響を、
常に一定に維持することが可能となっており、同様に上
記数式6では、外部応力σ3、4がMREブリッジ11
の中点電位Vbに与える影響を、常に一定に維持するこ
とが可能となっている。すなわち、本第3実施形態で
は、上記第1、第2実施形態にようにブリッジ回路16
全体としてではなく、ブリッジ回路16を構成するMR
Eブリッジ10、11の一方のみで外部応力による磁歪
効果の影響を補正することが可能となっている。
a、13aと、MRE12b、13bと、MRE14
a、15aと、MRE14b、15bとに印加される外
部応力σ1〜4が、それぞれ等しくない場合(σ1≠σ
2≠σ3≠σ4)であっても磁歪効果の影響を消去する
ことができる。これにより、回転検出装置2によってギ
ア1の回転情報を正確に検出することが可能となる。
構成によれば、あるMREを構成する一組の分割MRE
をICチップ4の中心線4aに平行な方向にずらして配
置しているので、チップ中心線4aに直交する方向の外
部応力σ1〜4に起因する磁歪効果のみならず、チップ
中心線4aに平行な方向における外部応力に起因する磁
歪効果をも消去することが可能となる。
をそれぞれ2分割したが、さらに多くの分割数で分割し
てもよい。例えば各MREを4分割して合計16個の分
割MREを形成し、チップ中心4aを対称軸とした対称
位置に交差した4つ分割MREのパターンを2つずつ形
成するように構成してもよい。
側面図である。
Cチップの平面図である。
Cチップの平面図である。
Cチップの平面図である。
ップの平面図である。
ICチップ、4a…チップ中心、5…リードフレーム、
6…モールド材、7…磁気的中心、10・11…MRE
ブリッジ、12〜15…MRE。
Claims (6)
- 【請求項1】 回転する歯車状のギア(1)に向けてバ
イアス磁界を発生するバイアス磁石(3)と、 ICチップ(4)上に配置され、前記バイアス磁界の変
化を検出する第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1
0、11)とを備え、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)はそれぞれ、前記バイアス磁界の変化に対して異な
る抵抗値変化をするとともに直列接続された一対の磁気
抵抗素子(12、13;14、15)から構成されたも
のであり、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)の出力電位(Va、Vb)に基づいて前記ギア
(1)の回転状態を検出する回転検出装置であって、前記ICチップ(4)の中心線(4a)は前記バイアス
磁石(3)の磁気的中心(7)上に位置しており、 前記
第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、11)
は、電源側の前記磁気抵抗素子(12、14)同士と接
地側の前記磁気抵抗素子(13、15)同士が、それぞ
れ前記ICチップ(4)の中心線(4a)を対称軸とし
て対称位置に配置されていることを特徴とする回転検出
装置。 - 【請求項2】 電源側の前記各磁気抵抗素子(12、1
4)と接地側の前記各磁気抵抗素子(13、15)は、
前記バイアス磁界の磁気的中心に対して異方向に所定角
度をなしているとともに、電源側の前記磁気抵抗素子
(12、14)同士と接地側の前記磁気抵抗素子(1
3、15)同士はそれぞれ、前記磁気的中心に対して同
方向に所定角度をなして形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の回転検出装置。 - 【請求項3】 前記第1の磁気抵抗素子ブリッジ(1
0)を構成する一対の前記磁気抵抗素子(12、13)
は、互いに第1のハの字状パターンを形成しており、前
記第2の磁気抵抗素子ブリッジ(12)を構成する一対
の前記磁気抵抗素子(14、15)は、前記第1のハの
字状パターンに対して前記ICチップ(4)の中心線
(4a)に直交する方向を軸として180°反転したハ
の字状パターンを形成していることを特徴とする請求項
2に記載の回転検出装置。 - 【請求項4】 回転する歯車状のギア(1)に向けてバ
イアス磁界を発生するバイアス磁石(3)と、 ICチップ(4)上に配置され、前記バイアス磁界の変
化を検出する第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ
(10、11)とを備え、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)はそれぞれ、前記バイアス磁界の変化に対して異な
る抵抗値変化をするとともに直列接続された2つの磁気
抵抗素子(12、13;14、15)から構成されたも
のであり、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)の出力電位(Va、Vb)に基づいて前記ギア
(1)の回転状態を検出する回転検出装置であって、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)では、電源側の前記磁気抵抗素子(12、14)と
接地側の磁気抵抗素子(13、15)とが、前記ICチ
ップ(4)の中心線(4a)を対称軸として対称位置に
配置されており、前記各磁気抵抗素子(12〜15)
は、前記磁気的中心に対して同方向に所定角度をなして
配置されており、 一方の磁気抵抗素子ブリッジ(10、11)における電
源側の前記磁気抵抗素子(12、14)と、他方の磁気
抵抗素子ブリッジ(10、11)における接地側の磁気
抵抗素子(13、15)とが互いに入り組むように構成
されていることを特徴とする回転検出装置。 - 【請求項5】 前記各磁気抵抗素子(12〜15)は、
複数の長辺と短辺とを順に折り返して接続した櫛歯状に
形成されており、 一方の磁気抵抗素子ブリッジ(10、11)における電
源側の前記磁気抵抗素子(12、14)と、他方の磁気
抵抗素子ブリッジ(10、11)における接地側の磁気
抵抗素子(13、15)とが、前記複数の長辺と短辺が
並走するように構成されていることを特徴とする請求項
4に記載の回転検出装置。 - 【請求項6】 回転する歯車状のギア(1)に向けてバ
イアス磁界を発生するバイアス磁石(3)と、 ICチップ(4)上において前記バイアス磁界の磁気的
中心を対称軸として対称位置に配置され、前記バイアス
磁界の変化を検出する第1、第2の磁気抵抗素子ブリッ
ジ(10、11)とを備え、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)はそれぞれ、直列接続された一対の磁気抵抗素子
(12、13;14、15)から構成されており、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)の出力電位(Va、Vb)に基づいて前記ギア
(1)の回転状態を検出する回転検出装置であって、 前記磁気抵抗素子(12〜15)は、それぞれ等分割さ
れて分割磁気抵抗素子(12a〜15b)を形成し、電
源側の前記分割磁気抵抗素子(12a、12b、14
a、14b)および接地側の前記分割磁気抵抗素子(1
3a、13b、15a、15b)は、前記磁気的中心に
対して異方向に所定角度をなして互いにハの字状パター
ンをなすように配置され、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)は、前記ICチップ(4)の中心線(4a)を対称
軸とする対称位置に配置されており、 前記第1および第2の磁気抵抗素子ブリッジ(10、1
1)では、電源側の一対の前記分割磁気抵抗素子(12
a、12b、14a、14b)および接地側の一対の前
記分割磁気抵抗素子(13a、13b、15a、15
b)が交差するように配置され、前記ICチップ(4)
の中心線(4a)に平行な方向に2つの反対向きの前記
ハの字状パターンを形成していることを特徴とする回転
検出装置。
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