JP3501283B2 - Lng地下タンク屋根の架設工法 - Google Patents

Lng地下タンク屋根の架設工法

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透 高橋
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンク槽体内装構
築工程と屋根躯体構築工程とを完全にラップさせること
を可能としたLNG地下タンク屋根の架設工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】LNG地下タンクにおいては、地下に上
部が開放された有底筒体状のコンクリート製槽体を構築
した後、そのコンクリート製槽体の開口部にその周方向
に沿って環状のナックルプレートを取り付けると共に槽
体内(底で)において上記開口部を覆う鋼製のドーム状
の屋根(該ナックルプレートより上位部のもの)を組み
立てた後、この屋根をエアレイジングあるいはジャッキ
アップ工法によって槽体内を上昇させ上記ナックルプレ
ートにその基端部を接続させて取り付け、かかる対雨養
生のもとでコンクリート製槽体内側に保冷材層、さらに
その表面にメンブレンを張設してタンクが完成する(容
器としての該保冷材層繞囲完成のため、屋根内側には保
冷材層を支持するための吊りデッキが吊り下げられ
る)。
【0003】この一連の工程において、屋根の構築期間
はタンク全体の構築期間の約半分を占める。この間、前
述の槽体内の作業(保冷材層、メンブレンパネルの張
設)は一切し得ないため、工程的に槽体と屋根の構築は
ラップできるところがなく、長工期、ハイコストになり
施工的にもタンク内部に多工種が集中し、施工効率、安
全性においても不利となっている。
【0004】そこで、槽体と屋根の構築工程をラップし
得るようにした提案が特許第2876803号になされ
ている。
【0005】すなわち図19a、bに示す如く、「地下
に有底筒体状の槽体1を埋設すると共に該槽体1の開口
部にこれに沿ってリング状のナックルプレート2等の屋
根外周構造部を設けた後、該屋根外周構造部に基端部を
支持させて上記開口部を覆うドーム状の屋根3を構築す
る方法において、上記屋根外周構造部を取り付けると共
に地上部で上記屋根3をその中央頂部を区画するセンタ
ー部分3aと、該センター部分3aの外周部を複数個に
放射状に分割された扇状の分割屋根片3b、…とに分割
成形すると共に上記センター部分3aに相対向させて少
なくとも2つの上記分割屋根片3bを取り付けて基本屋
根ブロック4を形成した後、該基本屋根ブロック4を上
記屋根外周構造部に取り付けて上記槽体開口部上に掛け
渡し、爾後上記センター部3aと屋根外周構造部とに順
次残りの分割屋根片3bを掛け渡して接合して屋根3全
体を構築する」とするものである。
【0006】しかして、まず地上部でドーム状の屋根3
をその中央頂部を区画するセンター部分3aとこのセン
ター部分3aの外周部を複数個に放射状に分割された扇
状の分割屋根片3bとに分割成形する(図示省略)こと
で、槽体内作業を控えるタンク以外で屋根3を構築する
ことができ、工場稼動率を高めると共にコンクリート製
槽体1の構築作業と並行し得る。
【0007】また、基本屋根ブロック4を形成した後、
これをナックルプレート2に取り付けて槽体開口部上に
掛け渡されることでこの基本屋根ブロック4に順次残り
の分割屋根片3bを接合させることになるので、上記掛
け渡された基本屋根ブロック4が作業ベースとして利用
することができ、屋根支持用の底部からの支柱や特別な
足場等を用いることなく屋根を構築することができる。
【0008】さらに、屋根3は分割屋根片3bを順次接
合することにより、コンクリート製槽体1の開口部が覆
われることになり、覆われた部分に応じて槽体内壁に保
冷材層を取り付けて内槽を組み立てることができ、タン
ク全体の建設工期を短縮することができる、としてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、叙上提案に
あっては、タンク槽体1の築造後の対雨養生のための屋
根完成までの工程は決してすみやかでない。
【0010】すなわち、LNG地下タンク躯体としての
重要構成部の屋根と側壁との間の取り合い部であるナッ
クルプレート2等の屋根外周構造部は、槽体1の開口部
に槽体1の完成を待って設けられるとされていて、これ
が完成しないと地上部で構築を完了して待機している基
本屋根ブロック4等の吊り込み搬入ができないので、迅
速性に欠けるものとなっている。さらに、基本ブロック
4、分割屋根片3b…の接合作業は槽体1の開口内上空
での槽体内作業を制約する慎重な長時間作業となる。ま
た、開口部が覆われた部分に応じて槽体内壁に保冷材層
を取り付けできるとしているが、細分化された単一の分
割屋根片3bが確保する対雨養生範囲は狭く広い部分に
渡って槽内作業の安全が保障されるには相当の接合作業
の進展を待たねばならない。
【0011】本発明は叙上の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、槽体構築後の屋根架設完
成までの工程をすみやかなものとした、著しく短工期、
ローコストな施工効率、安全性に優れる槽体と屋根の構
築工程をラップし得るようにしたLNG地下タンク屋根
の架設工法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のLNG地下タンク屋根架設工方法は、槽体
外枠としての連続地中壁完了後これに接して地上部に屋
根構築所と屋根躯体のトラベリング面となるコンクリー
トマットを敷設し、連続地中壁内部掘削、槽体側壁構築
作業と該マット上での屋根外周構造部のテンションリン
グと一体で内装をも済ませる屋根躯体構築とを並行して
とり行ない、該側壁工事が完了した時点で前記の構築し
た屋根躯体を水平トラベリングして該側壁上に移動させ
現場打設接続にて一体化するとしたものである。
【0013】大径、大重量のドーム屋根の場合には、ド
ーム状の屋根躯体を均等若しくは不均等分割し、これ等
を同一マット上で構築し、連続地中壁のコーピング上に
確保した該マット上の直線ガイドと連絡の回転ガイドを
用いて上記屋根躯体分割体の先行体を後続体の席を空け
る所定位置に回転トラベリングしていって後続の分割体
のセット部を確保し、該分割体相互を該セット位置にて
接合するとして、上記工法を施工する。
【0014】
【作用】別施工エリアのマット上にて屋根外周構造部を
有して内装も済ませた屋根躯体がタンク側壁完成と同時
に搬入されて直ちに接続されるので、槽体開口部の覆い
は著しく迅速に完了してしまい槽内作業を可能とし、槽
体と屋根の構築工程のラップに寸時の無駄もない究極の
ラップを実現する。
【0015】さらに、槽内保冷工事の対雨養生保障の範
囲はトラベリング単位がトラベリング走行安定上分割体
であっても細分化はなされず面積は大きく確保されるの
で、広範囲に渡り、覆い未完の状態でも槽内作業の許容
度が高い。
【0016】コーピング上の回転ガイドに連絡のトラベ
リング機構は、屋根躯体の分割体を自在に側壁上の任意
位置に移動させ得るので、マットの敷設を単一に済まし
得て合理的である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜18
に基づいて説明する。図1のa〜fは本発明架設工法に
よったタンク完成手順を示し、「a.遮水土留工事」に
て、連続地中壁5の構築を行なう。
【0018】「b.掘削工事&屋根築造」にて、該壁5
内の掘削工事6と該壁5に接して敷設のコンクリートマ
ット7上にて高剛性のテンションリング8と一体の屋根
躯体9(2分割)の構築とを並行して行なう。
【0019】「c.躯体工事&屋根工事」にて、該掘削
工事6の終了後の底版、側壁10構築作業と該屋根躯体
9への吊りデッキ11取り付けとを並行作業する。
【0020】「d.屋根工事(トラベリング)」にて、
該側壁10工事完了と同時に該2分割の屋根躯体9を直
線、回転トラベリングにてタンク開口対向部に搬入し、
さらにマット7上にて構築された残り半分の屋根躯体
9′をトラベリング(直線)にて搬入して屋根を完成さ
せる。屋根外周構造部(テンションリング8)と一体に
構築される屋根躯体9、9′は、トラベリングに際し、
極めて安定である。
【0021】「e.保冷工事」にて、保冷材層12の取
り付けを行なう。
【0022】「f.完成」にて、メンブレン工事をとり
おこない、タンクを完成する。
【0023】なお、本発明にあっては上述の如く屋根躯
体を吊り込みすることなくコンクリートマット7上でト
ラベリングするものであるために、重量体であっても差
し支えない。
【0024】よって、既存の軽量の金製屋根に代えて重
量の嵩むRC屋根にすることも可能である。この場合、
タンクが地下水レベルの影響を受けて浮力相殺のために
重量を稼がねばならない場合のタンク底版厚層化を回避
できる等の利点が生じる。
【0025】しかして、RC屋根場合をもって図2イ
〜ヘは前記「d.屋根工事(トラベリング)」に至る2
分割屋根躯体9、9′の構築、トラベリング搬入、接続
工事の手順を示す。
【0026】すなわち、「イ.トラベリング仮設工事に
て、」ガイドウォール13を介して施工の連続地中壁5
の当該ガイドウォール13に接して地盤改良14のうえ
コンクリートマット7の敷設がなされる。連続地中壁5
内の掘削工事6も並行して行なわれる。
【0027】「ロ.テンションリング構築にて、」マッ
ト7上にてテンションリング8の構築がなされる。当該
テンションリング8は2分割屋根躯体の先行躯体9のも
のを示す。側壁10が並行して構築される。
【0028】「ハ.屋根構築、保冷工事にて、」該テン
ションリング8に連続してシェル部の躯体9の保冷(保
冷材層の貼設)を含めた構築がなされる。躯体9は縦断
にて示されている。
【0029】「ニ.トラベリングにて、」完成した屋根
躯体9を掘削孔に向けてトラベリングさせる。
【0030】「ホ.トラベリング完了にて、」掘削孔の
半分を覆う態様に移送された先行の屋根躯体9は、回転
トラベリングでもって対向部に移動させられ(図示省
略)、後行の屋根躯体9′が先行体の元位置に搬入され
る。
【0031】「ヘ.接続工事にて、」躯体9と9′との
接合とテンションリング8′(8は図示省略)と側壁1
0の現場打設による接合15を行なう。
【0032】図3は上記ニ、ホ、ヘの工程を平面、正面
図で示す。
【0033】すなわち、「a.1基目トラベリングに
て、」先行の躯体9がトラベリングされる。
【0034】「b.1基目回転にて、」到達の躯体9を
回転トラベリングに付する準備がなされる。
【0035】「c.2基目トラベリングにて、」躯体9
の回転トラベリングを完了すると共に後行の躯体9′の
トラベリングがなされる。
【0036】「d.接続(完了)にて、」互いに突き合
う躯体9と9′とを接合して一体化する(テンションリ
ング8と側壁10との接合15もなされる)。
【0037】図4に分割屋根躯体の補強措置を示す。
【0038】図示の如く円未完のテンションリングの強
度不足によるトラベリング中の変形防止のためにテンシ
ョンワイヤー若しくは補剛トラス16を補強用弦材とし
て手当てしてトラベリング時の強度不足を補うと良い。
これは、分割体接合完了で回収する。
【0039】前記図3a〜cに渡るトラベリング手順
を、図5〜8の平面図はトラベリング機構を開示した態
様で示す。
【0040】すなわち、マット7には直線状のガイド溝
路17、…が連続地のコーピング′には該直線
状のガイド溝路17と連絡する回転ガイド溝路18が設
けられ、該ガイド溝路17間並びに外側には敷き鉄板の
支承レール部19、…(テンションリング8下面の相当
部にはすべり材19′が貼着されている)が並設され、
さらに当該溝路17、支承レール部19間さらにコーピ
ング5′上にはジャッキ取り付け用のアンカーボルト挿
嵌孔列20、…が穿孔されている。
【0041】図5〜8は2分割体9、9′のトラベリン
グ経過を示し、マット起点での構築(図5)、トラベリ
ングでタンク槽開口に過半を推進させた態様(図6)、
直線トラベリング終点に到達した態様(図7)、左回り
にて半工程の回転トラベリングをした態様(図8)を夫
々示す。
【0042】図9a、bは該溝路17、18を滑走する
支承脚21の説明図である。
【0043】b図に示される如く、テンションリング8
下面に鋼管22を突出脚として埋設し、そのあげ底の底
蓋22a下部に円状のベアリングプレート(高力黄銅支
承板)22bを嵌着させて成る。
【0044】しかして、a図に示す如く円柱状の支承脚
21は直線から円方向への方向転換に対応自在である。
【0045】当該支承脚21は直線から円への転換がな
し得れば良く、転換に支障なければ多角形でもよい。
【0046】以上、最小分割の2分割で説明している
が、3以上または不均等分割であっても差し支えない。
【0047】また、小さい屋根(直径40m程度)の場
合には分割の要はない。かかる場合には該回転ガイド溝
路は不要となり、直線状のガイド溝路17は壁10上
を突き抜け、かつ、対向辺上には受け入れ溝路を確保す
れば良い。当然のことながら、円完成のテンションリン
グの全下面について該支承脚21が配される。
【0048】図10〜12は直線トラベリングを説明し
ており、テンションリング8の中央部(図10)、端部
(図11、図12)の側面にはジャッキ23の一方の取
付基盤が取り付けられ、他方の取付基盤は該アンカーボ
ルト挿嵌孔20に締結される。
【0049】図13〜14は回転トラベリングを説明し
ており、テンションリング8の周側面にはジャッキ2
3、…が取り付けられる。
【0050】ストローク時刻々変位する回転トラベリン
グに適応すべく図14に示す如く、ジャッキ23の対テ
ンションリング8への取り付きは球座を介したものとな
っている。
【0051】図15はRC屋根躯体9をもってトラベリ
ング完了態様を縦断図で示す。
【0052】側壁10上端に現場打設による接合15用
の空隙が確保されており、側壁10と屋根躯体9のテン
ションリング8とは現場打設によって理想的な強固な一
体化がなされる。
【0053】図16は鋼板屋根の場合の屋根躯体9の直
線トラベリング終点直前の態様を示す。
【0054】終点にての処理は図15と同じである。
【0055】図17、18は、RC2分割屋根躯体9、
9′の場合における相互接合、現場打設を説明する。
【0056】図17において、躯体9、9′の接合部2
5については、予め夫々に作業用に設置してあったとこ
ろのローリング足場26、26′を利用する(図中2
7、…は足場レールを示す)。
【0057】すなわち、図18aに示す如く、回動可能
な足場26、26′を接合部25に沿わせ、渡り足場2
8を渡架し、底型枠29をセパレータ30、ボルト止め
31で支持しつつ鉄筋32、32′連結のうえコンクリ
ートを打設して接合をなす。
【0058】図18cは該接合部25のテンションリン
グ8部の手当てを示し、底型枠25をパイプサポート3
3で支持しつつ、コンクリートを打設する。
【0059】図18bは前記図18cを側方から見てい
るが、この空隙24は視認されるパイプサポート33を
撤去して側型枠34を当てがって該現場打設接合15に
て側壁10とテンションリング8との一体化を果たす。
【0060】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成されるので、以
下列挙の諸効果を奏する。 (1)タンクの側壁が完了後、直ちにトラベリングを行
い屋根架設を行なうため、対雨養生のための屋根架設完
了が大幅に早まる。そのため、タンク内の機械工事が早
期に着手することができるので、全体工期も早まる。
【0061】しかして、工期短縮によるコストダウン及
び全体工期の短縮によるタンクの使用開始時間を早める
ことができる。 (2)地上で屋根外周構造部を含む屋根構築を行なうた
め、安全性、施工効率が向上する。そして、屋根に係わ
る機械設備工事を先行して施工できる。 (3)ほぼ完成体の屋根のトラベリング持ち込みのた
め、高所作業が非常に少なくなるため安全性が高い。 (4)トラベリングをジャッキ推進とした場合、トラブ
ルの発生要因が少なく安全性が高い。 (5)回転トラベリングは複数の分割屋根躯体の単一マ
ット上での構築を可能とし、悪条件のエリアでも工事を
可能とするので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】a〜fは本発明工法の工程説明図である。
【図2】イ〜ヘは本発明工法の手順説明図である。
【図3】a〜dは本発明工法の回転トラベリング説明図
である。
【図4】本発明工法におけるRC屋根の2分割体の説明
図である。
【図5】本発明工法のトラベリング機構説明図である。
【図6】本発明工法のトラベリング機構説明図である。
【図7】本発明工法のトラベリング機構説明図である。
【図8】本発明工法のトラベリング機構説明図である。
【図9】a、bは本発明工法における直線トラベリング
ガイド機構の説明図である。
【図10】本発明工法における直線トラベリングのため
のジャッキ取り付け説明図である。
【図11】本発明工法における直線トラベリングのため
のジャッキ取り付け説明図である。
【図12】a、bは本発明工法における直線トラベリン
グのためのジャッキ取り付け説明図である。
【図13】本発明工法における回転トラベリングのため
のジャッキ取り付け説明図である。
【図14】a、bは本発明工法における回転トラベリン
グのためのジャッキ取り付け説明図である。
【図15】本発明工法におけるトラベリング終点のテン
ションリング部縦断図である。
【図16】本発明工法におけるトラベリング終点直前の
態様説明図である。
【図17】本発明工法における2分割屋根躯体の接合態
様を示す平面図である。
【図18】a〜cは図17中矢示A−A、B−B、C−
C図である。
【図19】a、bは従来のLNG地下タンクの槽体内工
事と屋根工事とのラップ化工法の説明図である。
【符号の説明】
1 ; 槽体 2 ; ナックルプレート 3 ; 屋根 3a ; センター部分 3b ; 分割屋根片 4 ; 基本屋根ブロック 5 ; 連続地中壁 5′ ; コーピング 6 ; 掘削工事 7 ; コンクリートマット 8、8′ ; テンションリング 9、9′ ; 屋根躯体 10 ; 側壁 11 ; 吊りデッキ 12 ; 保冷材層 13 ; ガイドウォール 14 ; 地盤改良 15 ; 接合 16 ; 補剛トラス 17 ; ガイド溝路 18 ; 回転ガイド溝路 19 ; 支承レール部 19′ ; すべり材 20 ; 挿嵌孔 21 ; 支承脚 22 ; 鋼管 22a ; 底蓋 22b ; ベアリングプレート 23 ; ジャッキ 24 ; 空隙 25 ; 接合部 26、26′ ; ローリング足場 27 ; 足場レール 28 ; 足場 29 ; 底型枠 30 ; セパレータ 31 ; ボルト止め 32、32′ 鉄筋 33 ; パイプサポート 34 ; 側型枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F17C 3/04 E02D 29/04 A 13/08 302 (72)発明者 前中 敏伸 東京都中央区銀座八丁目21番地1 株式 会社竹中工務店内 (72)発明者 高橋 透 東京都中央区銀座八丁目21番地1 株式 会社竹中土木内 (56)参考文献 特開 平6−299730(JP,A) 特許2833735(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 7/18 302 F17C 3/00 - 3/12 F17C 13/08 302 E02D 29/045 B65D 88/76 B65D 90/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽体外枠としての連続地中壁完了後これ
    に接して地上部に屋根躯体構築所と構築された屋根躯体
    のトラベリング面となるコンクリートマットを敷設し、
    連続地中壁内部掘削、槽体側壁構築作業と該マット上で
    の屋根外周構造部のテンションリングと一体で内装をも
    済ませる屋根躯体構築とを並行してとり行ない、該側壁
    工事が完了した時点で前記の構築した屋根躯体を水平ト
    ラベリングして該側壁上に移動させ現場打設接続にて一
    体化するLNG地下タンク屋根の架設工法であって、該
    コンクリートマットには直線状のガイド溝路が、該連続
    地中壁のコーピングには該直線状のガイド溝路と連絡す
    る回転ガイド溝路が設けられ、ガイド溝路間並びに外側
    にはテンションリング下面に貼着されるすべり材用の敷
    き鉄板の支承レール部が並設され、さらに溝路、支承レ
    ール部間さらにコーピング上にはジャッキ取り付け用の
    アンカーボルト挿嵌孔列が穿孔されていて、大径、大重
    量のドーム状の屋根躯体を均等若しくは不均等分割し、
    これ等を同一マット上で構築し、連続地中壁のコーピン
    グ上に確保した該マット上の直線ガイドと連絡の回転ガ
    イドを用いて上記屋根躯体分割体の先行体を後続体の席
    を空ける所定位置に回転トラベリングしていって後続の
    分割体のセット部を確保し、該分割体相互を該セット位
    置にて設合するとしたLNG地下タンク屋根の架設工
    法。
  2. 【請求項2】槽体外枠としての連続地中壁完了後これに
    接して地上部に屋根躯体構築所と構築された屋根躯体の
    トラベリング面となるコンクリートマットを敷設し、連
    続地中壁内部掘削、槽体側壁構築作業と該マット上での
    屋根外周構造部のテンションリングと一体で内装をも済
    ませる屋根躯体構築とを並行してとり行ない、該側壁工
    事が完了した時点で前記の構築した屋根躯体を水平トラ
    ベリングして該側壁上に移動させ現場打設接続にて一体
    化するLNG地下タンク屋根の架設工法であって、該コ
    ンクリートマットには直線上のガイド溝路が、該槽体側
    壁上を突き抜け、かつ、対向辺上に受け入れ溝路が確保
    され、ガイド溝路間並びに外側にはテンションリング下
    面に貼着されるすべり材用の敷き鉄板の支承レール部が
    並設され、さらに溝路、支承レール部間にはジャッキ取
    り付け用のアンカーボルト挿嵌孔列が嵌孔されていて、
    小さい屋根をマット上で構築完成させてしまい、該マッ
    ト上の直線ガイドを用いて上記屋根をトラベリングして
    いってセット位置にて接合するとしたLNG地下タンク
    屋根の架設工法。
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