JP3498669B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP3498669B2
JP3498669B2 JP2000059393A JP2000059393A JP3498669B2 JP 3498669 B2 JP3498669 B2 JP 3498669B2 JP 2000059393 A JP2000059393 A JP 2000059393A JP 2000059393 A JP2000059393 A JP 2000059393A JP 3498669 B2 JP3498669 B2 JP 3498669B2
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switching
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    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
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    • H02M3/338Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in a self-oscillating arrangement
    • H02M3/3385Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in a self-oscillating arrangement with automatic control of output voltage or current

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流入力をトラ
ンスの1次側でスイッチングすることによってトランス
の2次側で得られる出力を整流回路によって整流し、こ
れを負荷に供給するスイッチング電源装置に関し、特
に、整流回路に、整流ダイオードとその整流ダイオード
に並列にスイッチング素子を接続したエネルギー蓄積型
のスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高効率化、高性能化の要求に
応え、且つ比較的低コストに構成できるスイッチング電
源装置として、実開昭63−100993号に示され
るようなRCC(リンギングチョークコンバータ)が採
用されている。このようなリンギングチョークコンバー
タやフライバックコンバータなどでは、トランス2次側
の整流回路にダイオードを接続している。すなわち、ト
ランス1次側のスイッチング素子がオンの時に入力電圧
をトランスの1次巻線に印加して電流を流し、トランス
にエネルギーを蓄え、スイッチング素子がオフの時にト
ランスに蓄えられたエネルギーを電流として2次巻線よ
り放出し、この電流を整流平滑して出力電圧を得るよう
にし、この出力電圧をスイッチング素子のオン時間の制
御によって安定化させるようにしている。
【0003】また、特開平2−261053号公報に
示されるスイッチング電源装置では、トランス2次側の
整流用ダイオードに並列にスイッチ手段を接続し、この
整流回路から整流平滑して得られる出力電圧をスイッチ
手段によりトランス2次巻線に印加し、エネルギーを1
次側に回生する構成としている。
【0004】また、特開平9−271167号公報に
示されるスイッチング電源装置では、トランス2次側の
整流回路にMOSFETからなる同期整流器を接続し、
トランスに蓄えられたエネルギーを電流として放出する
時にこのMOSFETをオンすることによって整流損失
を低減するようにしている。また、このMOSFETは
トランスに設けられている駆動巻線によって駆動する構
成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
〜の各スイッチング電源装置には以下に示す不都合が
ある。
【0006】実開昭63−100993号 整流手段としてダイオードのみを用いる方法では、ダイ
オードの順方向電圧降下(約0.6V)が大きく、これ
により発生する損失によって効率の低下やダイオード自
体の温度上昇を招くことが問題となる。
【0007】特開平和2−261053号 このスイッチング電源装置では、トランス2次側の整流
をダイオードに並列に接続したスイッチ手段を制御する
ことにより出力電圧を安定化させている。このため、出
力電力によらず磁束変化幅は一定となり、トランスには
常に最大の励磁エネルギーが蓄えられることとなり、ト
ランスの導通損、鉄損および電流を回生させる損失が大
きく、特に軽負荷時、無負荷時に効率が低下する。ま
た、2次巻線に回生する電流を一定として、軽負荷時の
磁束振幅を小さくする実施例も示されているが、この場
合には、2次巻線に戻す電流を検出する回路が必要とな
り、検出回路による電力損失が問題となる。
【0008】特開平9−271167号 このスイッチング電源装置では、同期整流器のMOSF
ETはトランスの設けられた駆動巻線によってのみ駆動
されるために、MOSFETのオン時間は駆動巻線の発
生電圧とMOSFETのゲートしきい値電圧との関係に
よって決まってしまう。一般に駆動巻線の発生電圧は巻
数比によって決まるために、任意の値を得るのは困難で
あり、このためMOSFETのオン時間の調整が困難で
ある。さらに、一般にMOSFETのしきい値電圧は一
定でなくあるばらつき範囲を有するため、しきい値電圧
によりMOSFETのオン時間が大きく変化し、最適な
MOSFETのオン時間を決定することが困難である。
さらに、MOSFETのゲート端子電圧の自然放電によ
る電圧低下によりMOSFETをターンオフしているた
め、MOSFETのターンオフスピードが遅く、スイッ
チング損失が大きく効率が低下し発熱する。
【0009】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あり、高効率化、高安定化、小型軽量化を実現すること
のできるスイッチング電源装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために次のように構成される。
【0011】 (1)1次巻線及び2次巻線を有するト
ランスと、1次巻線に直列に接続される第1のスイッチ
ング素子と、該第1のスイッチング素子のオン時間を制
御することにより出力を制御する第1の制御回路と、前
記2次巻線の出力を整流する整流回路と、を備え、前記
第1のスイッチング素子がオンのとき入力電圧を前記1
次巻線に印加して電流を流して前記トランスにエネルギ
ーを蓄え、前記第1のスイッチング素子がオフのとき前
記トランスに蓄えられたエネルギーを電流として前記2
次巻線より放出し、この電流を前記整流回路で整流して
出力を得るスイッチング電源装置において、前記整流回
路は、整流ダイオードと、該整流ダイオードに並列的に
接続された第2のスイッチング素子と、該第2のスイッ
チング素子をオンさせる電圧を発生させる前記トランス
に設けられた第2のスイッチング素子駆動巻線と、前記
第1のスイッチング素子のターンオフによって前記第2
のスイッチング素子駆動巻線に発生する電圧により前記
第2のスイッチング素子をオンし、その時点を起点とし
所定の時定数で定まる時間後に前記第2のスイッチン
グ素子の制御端子に接続されたスイッチ手段により前記
第2のスイッチング素子をオフする第2の制御回路と、
を備えたことを特徴とするこの発明のスイッチング電源
装置は、第1のスイッチング素子がオンしている時にト
ランスに蓄えられたエネルギーを第1のスイッチング素
子がオフした時に2次側に電流として放出するRCC
(リンギングチョークコンバータ)タイプのスイッチン
グ電源装置である。すなわち、第1のスイッチング素子
がオンすると入力電圧が1次巻線に印加され、電流を流
してトランスにエネルギーを蓄える。第1のスイッチン
グ素子がターンオフすると、トランスに蓄えられたエネ
ルギーは電流として2次巻線より放出し、この電流を整
流平滑して出力電圧を得る。ここで、第1のスイッチン
グ素子がターンオフするとトランスに設けられた第2の
スイッチング素子駆動巻線に電圧が発生し、第2のスイ
ッチング素子の制御端子にこの電圧が印加されてターン
オンし導通する。すると、2次巻線からの電流は、整流
ダイオードとこの整流ダイオードに並列的に接続された
第2のスイッチング素子を導通することになる。しか
し、第2のスイッチング素子として、第2のスイッチン
グ素子の降下電圧が整流ダイオードの順方向降下電圧よ
りも小さくなるように選択することにより、出力電流の
多くが第2のスイッチング素子を導通し、整流損失を低
減することができる。
【0012】一般に、ダイオードの電圧降下値は、順方
向電圧(ほぼ一定値)が支配的であり、ダイオードの並
列接続によっても電圧降下値はほとんど変化しない。こ
れに対し、MOSFET等のスイッチング素子は、オン
抵抗による電圧降下が支配的となるため、MOSFET
等のスイッチング素子の並列接続により、ダイオードの
順方向電圧よりも小さくすることは容易である。
【0013】また、第2のスイッチング素子駆動巻線に
電圧が発生した時から所定の時定数で定まる時間経過後
に第2のスイッチング素子の制御端子に接続されたスイ
ッチ手段をオンすることにより第2のスイッチング素子
がターンオフする。この時、第2のスイッチング素子お
よび整流ダイオードに逆電圧が印加され、整流ダイオー
ドから見た等価的な容量インピーダンスとトランスの巻
線インダクタが共振し、第1のスイッチング素子の制御
端子に電圧が印加されて該第1のスイッチング素子がタ
ーンオンする。このようにして、第1のスイッチング素
子と第2のスイッチング素子がともにオフとなる期間を
挟んで交互にオンオフし、出力電圧または出力電流の大
きさに応じて第1のスイッチング素子のオン時間が制御
され、出力の安定化が図られる。
【0014】また、負荷が軽いときには、前記所定の時
定数で定まる時間経過前に出力電圧がトランスの2次巻
線に印加され、このエネルギーが第2のスイッチング素
子がターンオフした後、トランスの1次巻線から入力電
源に回生電流が流れて、この回生電流によって第1のス
イッチング素子の両端電荷を引き抜き両端電圧が零にな
ってから該第1のスイッチング素子をターンオンするこ
とができる。このため、第1のスイッチング素子の零電
圧スイッチング動作が可能となり、スイッチングロスが
低減する。また、負荷が軽くなっても、前記所定の時定
数で定まる時間経過後に第2のスイッチング素子がター
ンオフしてから第1のスイッチング素子がターンオンす
るため、軽負荷時において発振周波数が高くなるのを抑
制することができ、これによって応答性が悪い間欠発振
動作等を防止できる。
【0015】このように、整流損失を低減し、また、第
1のスイッチング素子のスイッチングロスが少なくなる
ために、スイッチング電源装置の高効率化を実現でき、
また第2のスイッチング素子のオン時間が所定の時定数
で一義的に定まるために、特に軽負荷時に発振周波数が
高くなり応答性が悪化する間欠発振動作となるのを防止
できる。
【0016】(2)前記第2の制御回路は、前記第2の
スイッチング素子の制御端子に接続されたトランジスタ
と、該トランジスタの制御端子に接続されたCR時定数
回路と、を備え、前記第2のスイッチング素子駆動巻線
の出力電圧が該CR時定数回路に印加されるように構成
した。
【0017】第2の制御回路をトランジスタを用いたC
R時定数回路で構成することによって、制御ICなどの
部品を必要とせず、安価で少ない部品点数で回路を構成
できる。
【0018】(3)前記第2の制御回路は、前記第2の
スイッチング素子の制御端子と第2のスイッチング素子
駆動巻線との間に抵抗を接続した。
【0019】第2のスイッチング素子がターンオンする
までの時間を遅延させることのできる抵抗を接続するこ
とによって、第2のスイッチング素子のオフ期間に両端
に蓄えられている電荷を引き抜くための時間が与えら
れ、第2のスイッチング素子は零電圧スイッチング動作
することができ、スイッチングロスを低減することがで
きる。
【0020】(4)前記第2の制御回路は、前記第2の
スイッチング素子の制御端子と第2のスイッチング素子
駆動巻線との間に容量性インピーダンスを接続した。
【0021】上記(3)の遅延時間は、第2のスイッチ
ング素子の制御端子に接続される抵抗で形成することが
できるが、さらにこれに容量性インピーダンスを直列接
続することによって、遅延時間を最適なものに調整する
ことが可能である。なお、容量性インピーダンスを、上
記(3)の抵抗に代えて単独で接続しても遅延時間の調
整が可能である。
【0022】さらに、第2のスイッチング素子駆動巻線
から第2のスイッチング素子の制御端子に流れ込む直流
電流を切ることができ、駆動損失を低減することができ
る。
【0023】(5)前記第2の制御回路は、負荷の大小
に応じた信号に基づいて前記時定数を変化させる時定数
調整回路を備える。
【0024】上記(1)〜(4)においては、第2の制
御回路の時定数を固定としている。したがって、負荷の
軽重に無関係に第2のスイッチング素子のターンオフタ
イミングが一定である。
【0025】通常、軽負荷時には、第2のスイッチング
素子がオンしている最中に出力電流の向きが反転し出力
電圧によるエネルギーが2次巻線に蓄えられる。そし
て、第2のスイッチング素子がターンオフすると、2次
巻線に蓄えられていたエネルギーが回生エネルギーとし
て1次側の第1のスイッチング素子に通常とは逆方向に
回生電流として放出される。この回生電流が流れると、
第1のスイッチング素子の寄生容量インピーダンスの充
電電荷が放出され、第1のスイッチング素子が零電圧ス
イッチング動作してスイッチングロスが低減する。一
方、重負荷時には、回生電流が流れないために第1のス
イッチング素子でのスイッチングロスが生じる。しか
し、回生エネルギーは2次側から1次側に回生されるエ
ネルギーであるために、この回生量が多いと回生電流に
よるスイッチング素子やトランスの導通損失が発生し、
全体の効率を悪くしてしまう。
【0026】そこで、負荷の軽重にかかわらず第1のス
イッチング素子がスイッチングロスを生じない程度の回
生電流だけを流すように構成すればスイッチング損失、
導通損失を大幅に低減でき、更なる効率化を図ることが
できる。そこで、この発明では、負荷が大きくなった時
に時定数を長くして重負荷時においても回生量が生じる
ようにし、逆に負荷が小さい場合には時定数を短くして
回生量を低減するようにするものである。
【0027】(6)前記第1のスイッチング素子または
前記第2のスイッチング素子に並列に容量性インピーダ
ンスを接続した。
【0028】第1のスイッチング素子または第2のスイ
ッチング素子に並列に容量性インピーダンスを接続する
ことによって、スイッチング時のスイッチング素子両端
での急峻な電圧変化を抑制することができ、低ノイズ化
を図ることができる。また、特に第2のスイッチング素
子に並列に容量性インピーダンスを接続することによっ
て、整流ダイオードの逆回復損失を低減することができ
る。
【0029】(7)前記1次巻線に直列に接続したイン
ダクタと、該インダクタおよび前記1次巻線の直列回路
に対して並列に接続したコンデンサおよび第3のスイッ
チング素子の直列回路と、を備え、前記第1の制御回路
は、前記第1、第3のスイッチング素子を両スイッチン
グ素子が共にオフする期間を挟んで交互にオンオフし、
これらのスイッチング素子のオン時間を制御することに
より出力を制御する。
【0030】この発明では、第1のスイッチング素子が
ターンオフすると、第2および第3のスイッチング素子
がオンする。第3のスイッチング素子がターンオンする
と、1次巻線にインダクタとコンデンサの共振による共
振電流が流れる。そして、第3のスイッチング素子と第
1のスイッチング素子は、両スイッチング素子が共にオ
フする期間を挟んで交互にオンオフする。
【0031】これにより、2次巻線からの出力電流は、
1次側の共振電流のため、零電流から緩やかに立ち上が
る正弦波状の波形となる。このため、従来の逆三角形の
電流波形と比べ、電流ピーク値を低減することができ、
同じ平均電流で比較すると、実効電流を低減することが
でき、整流回路による導通損失を低減することができ
る。さらに、共振波形とすることにより、第2のスイッ
チング素子の導通期間と、共振電流の共振周期の半周期
をほぼ等しくなるように設計することにより、負荷の軽
重にかかわらず、第2のスイッチング素子の導通期間内
に多くの電流を負荷に供給することができ、反対に整流
ダイオードを通過する電流をより少なくできるため、整
流損失をさらに低減させることができる。なお、この第
3のスイッチング素子を用いたスイッチング電源装置に
ついては、特開平11−187664号公報に詳細に示
されている。
【0032】(8)前記1次巻線に直列に接続したイン
ダクタと、前記第1のスイッチング素子に対して並列に
接続したコンデンサおよび第3のスイッチング素子の直
列回路と、を備え、前記第1の制御回路は、前記第1、
第3のスイッチング素子を両スイッチング素子が共にオ
フする期間を挟んで交互にオンオフし、これらのスイッ
チング素子のオン時間を制御することにより出力を制御
する。
【0033】この発明においても、上記(7)と同様
に、2次側の出力電流波形を零電流から緩やかに立ち上
がる正弦波状とすることができる。
【0034】(9)前記1次巻線に直列に接続したイン
ダクタおよびコンデンサと、該インダクタとコンデンサ
および前記1次巻線の直列回路に対して並列に接続した
第3のスイッチング素子と、を備え、前記第1の制御回
路は、前記第1、第3のスイッチング素子を両スイッチ
ング素子が共にオフする期間を挟んで交互にオンオフ
し、これらのスイッチング素子のオン時間を制御するこ
とにより出力を制御する。
【0035】この発明においても、上記(7)と同様
に、2次側の出力電流波形を零電流から緩やかに立ち上
がる正弦波状とすることができる。
【0036】(10)前記インダクタは、前記トランス
の漏れインダクタである。
【0037】トランスの漏れインダクタを用いることに
よって、部品点数を削減することができコストダウンに
寄与する。
【0038】(11)前記第1の制御回路は、前記第2
のスイッチング素子がターンオフしてから前記第3のス
イッチング素子がターンオフするように制御する。
【0039】この発明では、第2のスイッチング素子が
ターンオフしてから第3のスイッチング素子がターンオ
フするように制御することによって、2次側出力に放出
されたエネルギーを入力電源に回生することがなくな
る。これによって1次2次間に渡る回生エネルギーの伝
達がなくなり、回生に伴う損失(循環ロス)を低減する
ことができる。
【0040】(12)前記第1の制御回路は、前記トラ
ンスに設けたバイアス巻線と、該バイアス巻線の出力に
基づいて前記第1のスイッチング素子のオン時間を制御
することにより出力を制御し、自励発振する。また、
(13)前記第1の制御回路は、前記トランスに設けた
バイアス巻線と、該バイアス巻線の出力に基づいて前記
第1のスイッチング素子および前記第3のスイッチング
素子のオン時間を制御することにより出力を制御し、自
励発振する。
【0041】このような構成を採用したことにより、自
励発振動作とすることができ、発振ICなどを必要とせ
ず、部品点数を大幅に削減することができる。また、ト
ランスの磁気結合を用いて第1および第3のスイッチン
グ素子を駆動するために、第1と第2または第1と第3
の2つのスイッチング素子がそれぞれがオフとなる期間
を作り、且つこの期間を挟んで交互にオンオフすること
が容易にでき、同時オンによる短絡電流などによる損失
およびスイッチング素子の破壊を防止することができ
る。
【0042】(14)前記第1、第2、第3のスイッチ
ング素子の一つ以上が、電界効果トランジスタである。
【0043】第1〜第3のスイッチング素子の一つ以上
を電界効果トランジスタで構成することにより、ドレイ
ンソース間の寄生ダイオードをダイオード素子として、
またドレインソース間の寄生容量を容量性インピーダン
スとしてそれぞれ用いることができるために、部品点数
を削減できる。
【0044】(15)前記整流ダイオードは、前記電界
効果トランジスタの寄生ダイオードで構成した。
【0045】整流ダイオードを電界効果トランジスタの
寄生ダイオードで構成することによって、整流回路の整
流ダイオードをディスクリート部品として用意する必要
がなく、小型軽量化を図ることができる。
【0046】
【0047】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
るスイッチング電源装置の回路図を示している。
【0048】トランスTは、1次巻線T1、2次巻線T
2、第2のスイッチング素子駆動巻線T3およびバイア
ス巻線T4を備えている。1次巻線T1には直列に第1
のスイッチング素子Q1が接続されている。この第1の
スイッチング素子Q1は電界効果トランジスタであるM
OSFETで構成される。また、バイアス巻線T4を含
む第1の制御回路CT1はトランスTの2次側の出力電
圧を検出する部分と、この電圧に基づいて第1のスイッ
チング素子Q1のオン時間を制御する部分とで構成され
ている。出力電圧を検出する部分は、フォトダイオード
PD1およびシャントレギュレータZD1およびCRを
含む回路で構成され、出力電圧が高くなるとフォトダイ
オードPT1への流入電流が増加する。また、第1のス
イッチング素子Q1の駆動部はフォトトランジスタPT
r1がベースに接続されたトランジスタTr2と、トラ
ンジスタTr2のベースに接続されたCR時定数回路R
1、C1を含んでおり、出力電圧が高くなるとトランジ
スタTr2のオン時間を早め、第1のスイッチング素子
Q1のオン時間を短くして出力を低下させようとする。
【0049】トランスTの駆動巻線T3には、第2の制
御回路CT2が接続され、この第2の制御回路CT2
は、電界効果トランジスタであるMOSFETからなる
第2のスイッチング素子Q2の制御端子(ゲート)に接
続されている。第2のスイッチング素子Q2は整流ダイ
オードD1と並列に接続されており、整流ダイオードD
1のカソード側が出力端子OUTに接続されている。
【0050】前記第1のスイッチング素子Q1と第2の
スイッチング素子Q2には並列にコンデンサC2、C3
が接続されている。なお、コンデンサC2,C3は、ス
イッチング素子が有する寄生的な容量性インピーダンス
を用いてもよい。
【0051】前記第2の制御回路CT2は、第2のスイ
ッチング素子Q2のゲートに接続されたトランジスタT
r1と、このトランジスタTr1のベースに接続された
抵抗R4、コンデンサC4からなるCR時定数回路と、
第2のスイッチング素子Q2のゲートに直列に接続され
た抵抗R5およびコンデンサC5を含んでいる。
【0052】なお、1次巻線T1には直流電源としてV
inが接続されているが、この直流電源Vinは交流電
圧を整流して得ることも可能である。
【0053】次に、上記のスイッチング電源装置の動作
を説明する。
【0054】第1のスイッチング素子Q1がオンする
と、入力電圧Vinが1次巻線T1に印加され、電流を
流してトランスTにエネルギーを蓄える。第1のスイッ
チング素子Q1がターンオフすると、トランスTに蓄え
られたエネルギーは電流として2次巻線より放出し、こ
の電流を整流平滑して出力電圧を得る。
【0055】ここで、第1のスイッチング素子Q1がタ
ーンオフするとトランスTに設けられた駆動巻線T3に
図1において上向きを正として正方向に電圧が発生し、
コンデンサC5と抵抗R5を介して第2のスイッチング
素子Q2のゲートに電圧が印加されこの第2のスイッチ
ング素子Q2がターンオンし導通する。第2のスイッチ
ング素子Q2の順方向降下電圧は整流ダイオードD1の
順方向降下電圧よりも小さいために、2次巻線T2から
の電流は整流ダイオードD1よりも第2のスイッチング
素子Q2を通過して出力端子OUTに導かれる。また、
駆動巻線T3に正方向の電圧が発生した時から、この正
方向の電圧によって抵抗R4、コンデンサC4からなる
CR時定数回路に電流が流れ始め、コンデンサC4の充
電電圧がトランジスタTr1のしきい値電圧(約0.6
V)に達するとトランジスタTr1がオンしてスイッチ
ング素子Q2のゲートの電圧がなくなり同スイッチング
素子Q2がターンオフする。このとき、整流ダイオード
D1が非導通であれば、スイッチング素子Q2がターン
オフするタイミングで、また、整流ダイオードD1が導
通中であれば、非導通となったタイミングで、スイッチ
ング素子Q2および整流ダイオードD1に逆電圧が印加
され、整流ダイオードD1から見た等価的な容量インピ
ーダンスとトランスTの巻線インダクタが共振し、第1
のスイッチング素子Q1のゲートに電圧が印加され、同
第1のスイッチング素子Q1がターンオンする。このよ
うな動作の繰り返しにより、スイッチング素子Q1、Q
2は双方がオフとなる期間を挟んで交互にオンオフし、
出力電圧に応じて第1のスイッチング素子Q1のオン時
間が制御され、出力電圧が安定化される。
【0056】図2は、上記スイッチング電源装置の動作
波形図である。
【0057】今、Q1ゲート信号がオンして第1のスイ
ッチング素子Q1がターンオンしたとすると、Q1ドレ
イン電流Idが流れ始め、タイミングt1で第1のスイ
ッチング素子Q1がターンオフする。すると、Q1ドレ
インーソース間電圧Vdsが立ち上がる。この時、第1
のスイッチング素子Q1のドレイン−ソース間には容量
性インピーダンスC2が接続されているために、立ち上
がりの傾きが緩和され、サージaが抑制される。タイミ
ングt1では、トランスTに蓄えられたエネルギーが2
次側電流として放出されるが、この時、Q2ゲート信号
は、第2の制御回路CT2のコンデンサC5、抵抗R5
およびスイッチング素子Q2の入力容量のためにΔtだ
け遅れて立ち上がる。このため、タイミングt1では2
次側電流はΔtの間だけ整流ダイオードD1を流れ、次
に、Q2ゲート信号が立ち上がった段階で降下電圧の極
めて小さなMOSFETからなる第2のスイッチング素
子Q2がオンするために、同電流のほとんどはこの第2
のスイッチング素子Q2に流れる。
【0058】2次側電流が、上記のようにして第2のス
イッチング素子Q2を流れている間、第2の制御回路C
T2では、抵抗R4とコンデンサC4からなるCR時定
数回路に充電電流が流入し、コンデンサC4の充電電圧
が一定の電圧(約0.6V)になるまでの時間T1が経
過した段階で、トランジスタTr1がオンし、このタイ
ミングt2において第2のスイッチング素子Q2がター
ンオフする。今、負荷が定格以上の負荷であるとする
と、タイミングt2で第2のスイッチング素子Q2がタ
ーンオフした後、2次巻線電流Isは、さらにこの後も
整流ダイオードD1を介して流れる。そして、2次巻線
電流Isが零になったタイミングt3において第1のス
イッチング素子Q1のQ1ドレイン−ソース間電圧Vd
sが零に向かって落ちる。この時、容量性インピーダン
スC2があるために、零に降下する時の傾きが緩和され
る。この電圧によってQ1ゲート信号が立ち上がりタイ
ミングt4になると、再びQ1ドレイン電流Idが増加
してTへのエネルギー蓄積が開始される。
【0059】上記の動作によって、2次巻線電流Isが
流れる期間であるt1からt3までの期間において、T
1からΔtだけ引いた期間においてIsは第2のスイッ
チング素子Q2を流れることになるから、全体として、
整流損失が大幅に低減できる。また、第1のスイッチン
グ素子Q1のドレイン−ソース間には容量性インピーダ
ンスC2を接続してQ1ドレイン−ソース間電圧Vds
の立ち上がりおよび立ち下がりの傾きを緩和させている
から、特にa部においてのサージが減りノイズが低減す
る。なお、Q1ドレイン−ソース間電圧Vdsの立ち上
がり時のサージ緩和は、Is立ち上がり時のサージ緩和
ともなる。
【0060】上記Δtの長さは、第2の制御回路CT2
のコンデンサC5および抵抗R5の値を調整することに
よって適当なものにすることができる。このΔtのため
に、最初に2次巻線電流Isが整流ダイオードD1を流
れることになって第2のスイッチング素子Q2は零電圧
スイッチング動作することとなる。これにより、第2の
スイッチング素子Q2のスイッチングロスを減らすこと
ができる。
【0061】一方、軽負荷の時には次のように動作す
る。
【0062】第1のスイッチング素子Q1がオンしてQ
1ドレイン電流Idが増加し、第1のスイッチング素子
Q1が時間t1でターンオフすると、最初に、2次巻線
電流Isが整流ダイオードD1を流れ、Δtが経過する
とQ2ゲート信号が立ち上がって第2のスイッチング素
子Q2がオンするため、Isがこの第2のスイッチング
素子Q2を流れるようになる。しかし、軽負荷であるた
めに、Isはt5において正負逆転しトランスTに2次
巻線電流Isによるエネルギーを蓄える。そして、第2
の制御回路CT2のCR時定数回路で定まる時間T1が
経過したタイミングt2においてIsが零となる。この
ため、cで示すハッチングの面積で表されるエネルギー
がトランスTに蓄えられる。このエネルギーは回生エネ
ルギーとなって1次側に回生される。2次巻線電流Is
がタイミングt2において零になると、Q1ドレイン−
ソース間電圧Vdsも容量性インピーダンスC2による
傾きを持って零に降下する。Q1ドレイン電流Idは、
上記回生エネルギーのために正負の極性が逆転して流れ
始める。dで示すハッチングの面積はこの回生エネルギ
ーに相当する部分である。Q1ドレイン電流idが正負
の極性を逆転して流れ始めるまでに、容量性インピーダ
ンスC2および第1のスイッチング素子Q1の寄生容量
の電荷が放電され、そのため、eのようにQ1ドレイン
−ソース間電圧Vdsが零となった後にタイミングt6
でQ1ゲート信号は立ち上がる。すなわち、第1のスイ
ッチング素子Q1は零電圧スイッチング動作することと
なる。
【0063】なお、定格負荷より大きい重負荷の場合に
は、fで示すようにVdsがある電位を持った状態で第
1のスイッチング素子Q1がターンオンするために、零
電圧スイッチング動作とならない。このため、重負荷の
場合には若干のスイッチングロスが生じる。
【0064】以上のように、軽負荷時においても、第2
制御回路CT2のトランジスタTr1がオンするタイミ
ングは変わらないために、軽負荷時の時には回生電流が
生じ、これによって1次側の第1のスイッチング素子Q
1の零電圧スイッチング動作を実現することができる。
また、Q2ゲート信号が立ち下がるまでの時間T1は不
変であるために、第1のスイッチング素子Q1がターン
オンするタイミングは必ずこの時間T1以降となる。こ
のため、自励発振の場合、通常は軽負荷になるとスイッ
チング周波数が高くなるが、この実施形態では図3に示
すように軽負荷時にはスイッチング周波数の上昇を抑制
することができる。スイッチング周波数の上昇を抑制で
きる結果、軽負荷時において応答性が悪くなる間欠発振
動作を防止できる。
【0065】なお、上記の実施形態では第2の制御回路
CT2においてコンデンサC5を設けたが、このコンデ
ンサC5は図2のΔtを調整するためのものであり、必
ずしもこのコンデンサC5を設ける必要がない。このコ
ンデンサC5がなくても、抵抗R5が接続されていれば
第2のスイッチング素子Q2のゲート端子には寄生容量
が存在するためにこのΔtが得られる。また、第2のス
イッチング素子Q2はMOSFETで構成されるため
に、ソース−ドレイン間の寄生ダイオードを整流ダイオ
ードD1として兼用することも可能である。さらに、容
量性インピーダンスC2、C3をMOSFETからなる
第1、第2のスイッチング素子Q1、Q2の寄生容量で
兼用することもできる。
【0066】図4は、この発明の第2の実施形態の回路
図を示している。
【0067】構成において、図1に示す装置と相違する
点は、第2の制御回路CT2のトランジスタTr1にフ
ォトトランジスタPTr2を接続し、また、負荷の大き
さに応じて入力する端子Loadを設け、ここにフォト
ダイオードPD2を接続した点である。端子Loadに
は、負荷が重くなるとL、軽くなるとHとなる信号が入
力する。
【0068】上記の構成では、軽い負荷より重い負荷の
方が第2の制御回路CT2のトランジスタTr1が遅く
オンすることになり、したがって、第2のスイッチング
素子Q2がより遅くターンオフするようになるから、負
荷が重くても図2のcで示す回生電流が流れることとな
る。その結果、1次側の第1のスイッチング素子Q1の
零電圧スイッチングが実現できる。なお、負荷が軽い時
にはトランジスタTr1が早くオンするようになるか
ら、第2のスイッチング素子Q2も早くターンオフする
ようになる。その結果、回生電流値を低減し、回生電流
に伴う導通損失を低減することができる。結局、図2に
おいて、時間T1が負荷が重いときに長くなり負荷が軽
いときに短くなる。そして、その両方の場合において適
当な回生電流が流れるように設計することにより、いず
れの場合も第1のスイッチング素子Q1の零電圧スイッ
チング動作を可能とするとともに、回生電流に伴う導通
損失を最小値とすることができる。
【0069】図5は、第3の実施形態のスイッチング電
源装置を示す。
【0070】このスイッチング電源装置は、トランスT
の1次巻線T1に直列にインダクタLを接続し、このイ
ンダクタLおよび1次巻線T1の直列回路に対して並列
に、コンデンサCと第3のスイッチング素子Q3との直
列回路を接続している。第3のスイッチング素子Q3
は、第1、第2のスイッチング素子Q1、Q2と同様に
MOSFETで構成され、また、その制御端子(ゲー
ト)には、第1のスイッチング素子Q1と同様の制御回
路を設け、さらに、トランスTにバイアス巻線T4とは
逆極性のバイアス巻線T5を設け、このバイアス巻線T
5の出力を上記第3のスイッチング素子Q3の制御回路
に印加する。
【0071】次に動作を説明する。第1のスイッチング
素子Q1がオンすると入力電圧Vinが1次巻線T1に
印加され、電流を流してトランスTにエネルギーを蓄え
る。第1のスイッチング素子Q1がターンオフすると、
トランスTの1次巻線電圧は反転し、1次側ではインダ
クタLとコンデンサC6とが共振を始め、2次側では、
トランスTに蓄えられていたエネルギーが電流として2
次巻線T2より放出され、この電流が整流平滑して出力
電圧が得られる。
【0072】第1のスイッチング素子Q1がターンオフ
すると、トランスTに設けられている駆動巻線T3に正
方向の電圧が発生し、コンデンサC5と抵抗R5を介し
て第2のスイッチング素子Q2の制御端子(ゲート)に
電圧が印加され、この第2のスイッチング素子Q2がタ
ーンオンして導通する。
【0073】この時、1次側では、インダクタLとコン
デンサC6とが共振していて共振電流が流れているため
に、2次巻線電流Isはこの共振電流の波形に基づい
た、零電流から緩やかに立ち上がり最大ピーク値を有す
る山状の波形、すなわち正弦波状の波形となる。この
時、図2に示したように、Δtの存在によって最初に整
流ダイオードD1に電流が流れるが、2次巻線電流Is
は、零電流から立ち上がる山状の波形となるために、Δ
tの間において整流ダイオードD1を流れる電流は極め
て小さい。そして、中央部の大きな電流はほとんどが降
下電圧の小さな第2のスイッチング素子Q2を通過する
ために、全体として整流ロスは図1に示すスイッチング
電源装置に比較してさらに小さなものとなる。
【0074】第2の制御回路CT2の動作は上記のスイ
ッチング電源装置と同様である。すなわち、駆動巻線T
3に正方向電圧が発生した時から、この正方向の電圧に
よって時定数回路のコンデンサC4に充電が開始され、
このコンデンサC4の電圧がトランジスタTr1のしき
い値電圧(約0.6V)に達するとトランジスタTr1
がオンし第2のスイッチング素子Q2がターンオフす
る。第2のスイッチング素子Q2がターンオフするとこ
のスイッチング素子Q2および整流ダイオードD1に逆
電圧が印加され、整流ダイオードD1から見た等価的な
容量インピーダンスとトランスの巻線インダクタが共振
し、第1のスイッチング素子Q1の制御端子に電圧が印
加されこの第1のスイッチング素子Q1がターンオンす
る。このようにしてスイッチング素子Q1、Q2は双方
がオフとする期間を挟んで交互にオンオフされ、出力電
圧に応じて第1のスイッチング素子Q1のオン時間が制
御され、出力電圧が安定化される。
【0075】また、第1のスイッチング素子Q1と第3
のスイッチング素子Q3は、これらのスイッチング素子
Q1、Q3のゲート端子に接続される第1の制御回路の
CR定数の調整等によってそれらがオフとなる期間を挟
んで交互にオンオフされるように設定される。なお、バ
イアス巻線T4とT5の極性が逆になっているために、
両方のスイッチング素子Q1、Q3がオフとなる期間を
挟んで交互にオンオフされるよう定数設定することは極
めて容易である。なお、インダクタLを別途設けずに、
これをトランスTの漏れインダクタで構成することがで
きる。
【0076】図6は、図5に示す電源装置の波形図を示
している。ここで、Vds1は、第1のスイッチング素
子Q1に並列接続されているコンデンサC2の両端電
圧、Vds2は第3のスイッチング素子Q3に並列接続
されているコンデンサC7の両端電圧、Id1は、第1
のスイッチング素子Q1に流入する電流、Id2は、第
3のスイッチング素子Q3に流入する電流、Vsは、2
次側の整流ダイオードD1に並列接続されているコンデ
ンサC3の両端電圧、Isは2次巻線電流を示してい
る。
【0077】同図から明らかなように、2次巻線電流I
sは、零電流から立ち上がり最大ピーク値を有する山状
の波形となる。
【0078】図7は、この発明の第4の実施形態のスイ
ッチング電源装置の回路図を示している。
【0079】このスイッチング電源装置は、図5のスイ
ッチング電源装置と同様の動作をするが、構成において
若干の相違がある。すなわち、1次巻線T1に直列にイ
ンダクタLを接続し、コンデンサC6および第3のスイ
ッチング素子Q3の直列回路を、第1のスイッチング素
子Q1に並列に接続したものである。この回路の動作は
基本的に図5に示す回路の動作と同様である。図8は、
この発明の第5の実施形態のスイッチング電源装置の回
路図を示している。
【0080】このスイッチング電源装置も、図5のスイ
ッチング電源装置と同様の動作をするが、構成において
若干の相違がある。すなわち、1次巻線T1に直列にイ
ンダクタLとコンデンサC6とを接続し、該インダクタ
LとコンデンサC6および前記1次巻線T1の直列回路
に対して並列に第3のスイッチング素子Q3を接続した
ものである。この回路の動作は基本的に図5に示す回路
の動作と同様である。
【0081】
【発明の効果】この発明によれば以下の効果を奏するこ
とができる。
【0082】(1)整流損失を低減し、また、第1のス
イッチング素子のスイッチングロスが少なくなるため
に、スイッチング電源装置の高効率化を実現でき、また
第2のスイッチング素子のオン時間が所定の時定数で一
義的に定まるために、特に軽負荷時に発振周波数が高く
なりすぎて間欠発振動作となり応答性が悪化し不安定と
なるのを防止できる。
【0083】(2)第2のスイッチング素子も零電圧ス
イッチング動作することができ、これにより、スイッチ
ングロスをさらに低減し、高効率化に寄与する。
【0084】(3)トランスの漏れインダクタと共振す
るコンデンサを1次側に接続し、また、第1のスイッチ
ング素子と交互にオンオフする第3のスイッチング素子
を1次側に接続することで、2次巻線からの出力電流
は、1次側の共振電流のために零電流から立ち上がる正
弦波状の波形となる。このため、第2のスイッチング素
子の導通期間内に多くの電流を負荷に供給することがで
きることになるから、整流損失をさらに低減させて高効
率化に寄与する。
【0085】(4)自励発振型のフライバック構成とす
ることで、高安定性、小型軽量化を実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態のスイッチング電源
装置の回路図
【図2】上記スイッチング電源装置の動作波形図
【図3】上記スイッチング電源装置の周波数負荷特性図
【図4】この発明の第2の実施形態のスイッチング電源
装置の回路図
【図5】この発明の第3のスイッチング電源装置の回路
【図6】図5のスイッチング電源装置の動作波形図
【図7】この発明の第4の実施形態のスイッチング電源
装置の回路図
【図8】この発明の第5の実施形態のスイッチング電源
装置の回路図
【符号の説明】
T−トランス T1−1次巻線 T2−2次巻線 T3−第2のスイッチング素子駆動巻線 T4−バイアス巻線 Q1−第1のスイッチング素子 Q2−第2のスイッチング素子 CT1−第1の制御回路 CT2−第2の制御回路 D1−整流ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−332226(JP,A) 特開 平11−308859(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28 H02M 3/338

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次巻線及び2次巻線を有するトランス
    と、1次巻線に直列に接続される第1のスイッチング素
    子と、該第1のスイッチング素子のオン時間を制御する
    ことにより出力を制御する第1の制御回路と、前記2次
    巻線の出力を整流する整流回路と、を備え、前記第1の
    スイッチング素子がオンのとき入力電圧を前記1次巻線
    に印加して電流を流して前記トランスにエネルギーを蓄
    え、前記第1のスイッチング素子がオフのとき前記トラ
    ンスに蓄えられたエネルギーを電流として前記2次巻線
    より放出し、この電流を前記整流回路で整流して出力を
    得るスイッチング電源装置において、 前記整流回路は、整流ダイオードと、該整流ダイオード
    に並列的に接続された第2のスイッチング素子と、該第
    2のスイッチング素子をオンさせる電圧を発生させる前
    記トランスに設けられた第2のスイッチング素子駆動巻
    線と、前記第1のスイッチング素子のターンオフによっ
    て前記第2のスイッチング素子駆動巻線に発生する電圧
    により前記第2のスイッチング素子をオンし、その時点
    を起点として所定の時定数で定まる時間後に前記第2の
    スイッチング素子の制御端子に接続されたスイッチ手段
    により前記第2のスイッチング素子をオフする第2の制
    御回路と、を備えたことを特徴とするスイッチング電源
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御回路は、前記第2のスイ
    ッチング素子の制御端子に接続されたトランジスタと、
    該トランジスタの制御端子に接続されたCR時定数回路
    と、を備え、前記第2のスイッチング素子駆動巻線の出
    力電圧が該CR時定数回路に印加されるように構成し
    た、請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御回路は、前記第2のスイ
    ッチング素子の制御端子と第2のスイッチング素子駆動
    巻線との間に抵抗を接続した、請求項1または2記載の
    スイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の制御回路は、前記第2のスイ
    ッチング素子の制御端子と第2のスイッチング素子駆動
    巻線との間に容量性インピーダンスを接続した、請求項
    1〜3のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の制御回路は、負荷の大小に応
    じた信号に基づいて前記時定数を変化させる時定数調整
    回路を備える、請求項1〜4のいずれかに記載のスイッ
    チング電源装置
  6. 【請求項6】 前記第1のスイッチング素子または前記
    第2のスイッチング素子に並列に容量性インピーダンス
    を接続した、請求項1〜5のいずれかに記載のスイッチ
    ング電源装置。
  7. 【請求項7】 前記1次巻線に直列に接続したインダク
    タと、該インダクタおよび前記1次巻線の直列回路に対
    して並列に接続したコンデンサおよび第3のスイッチン
    グ素子の直列回路と、を備え、 前記第1の制御回路は、前記第1、第3のスイッチング
    素子を両スイッチング素子が共にオフする期間を挟んで
    交互にオンオフし、これらのスイッチング素子のオン時
    間を制御することにより出力を制御する、請求項1〜6
    のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  8. 【請求項8】 前記1次巻線に直列に接続したインダク
    タと、前記第1のスイッチング素子に対して並列に接続
    したコンデンサおよび第3のスイッチング素子の直列回
    路と、を備え、 前記第1の制御回路は、前記第1、第3のスイッチング
    素子を両スイッチング素子が共にオフする期間を挟んで
    交互にオンオフし、これらのスイッチング素子のオン時
    間を制御することにより出力を制御する、請求項1〜6
    のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  9. 【請求項9】 前記1次巻線に直列に接続したインダク
    タおよびコンデンサと、該インダクタとコンデンサおよ
    び前記1次巻線の直列回路に対して並列に接続した第3
    のスイッチング素子と、を備え、 前記第1の制御回路は、前記第1、第3のスイッチング
    素子を両スイッチング素子が共にオフする期間を挟んで
    交互にオンオフし、これらのスイッチング素子のオン時
    間を制御することにより出力を制御する、請求項1〜6
    のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  10. 【請求項10】 前記インダクタは、前記トランスの漏
    れインダクタである、請求項7〜9のいずれかに記載の
    スイッチング電源装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の制御回路は、前記第2のス
    イッチング素子がターンオフしてから前記第3のスイッ
    チング素子がターンオフするように制御する、請求項7
    〜10のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の制御回路は、前記トランス
    に設けたバイアス巻線と、該バイアス巻線の出力に基づ
    いて前記第1のスイッチング素子のオン時間を制御する
    ことにより出力を制御し、自励発振する、請求項1〜6
    のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の制御回路は、前記トランス
    に設けたバイアス巻線と、該バイアス巻線の出力に基づ
    いて前記第1のスイッチング素子および前記第3のスイ
    ッチング素子のオン時間を制御することにより出力を制
    御し、自励発振する、請求項7〜11のいずれかに記載
    のスイッチング電源装置。
  14. 【請求項14】 前記第1、第2、第3のスイッチング
    素子の一つ以上が電界効果トランジスタである、請求項
    1〜13のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  15. 【請求項15】 前記整流ダイオードは、前記電界効果
    トランジスタの寄生ダイオードで構成した請求項14記
    載のスイッチング電源装置。
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