JP3498417B2 - 穀粒乾燥貯留装置 - Google Patents

穀粒乾燥貯留装置

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JP3498417B2
JP3498417B2 JP08620095A JP8620095A JP3498417B2 JP 3498417 B2 JP3498417 B2 JP 3498417B2 JP 08620095 A JP08620095 A JP 08620095A JP 8620095 A JP8620095 A JP 8620095A JP 3498417 B2 JP3498417 B2 JP 3498417B2
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stirring screw
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は穀粒を撹拌しながら乾燥
及び貯留する円筒状型の穀粒乾燥貯留装置に関する。
【0002】
【従来の技術】穀粒を撹拌しながら乾燥及び貯蔵する円
筒状型の穀粒乾燥貯留装置として、昭和54年度農業機
械学会東北支部研究発表会において、「撹拌型乾燥貯蔵
ビンによる水稲籾の仕上げ乾燥ならびに貯蔵に関する研
究」と題して発表されたものが知られている(1979
年12月第26号の農業機械学会東北支部報)。この円
筒状型の穀粒乾燥装置は、撹拌装置(撹拌スクリュー)
により穀粒を撹拌しながら穀粒層の下方から通風して穀
粒の乾燥及び貯蔵を行い、穀粒排出時には、床板上面に
横設された公転オーガ(排出スクリュー)を回転させて
穀粒排出が行われるものである。
【0003】しかしながら、上記穀粒乾燥装置では、撹
拌装置が公転オーガに接触しないように、撹拌装置をそ
の下端が公転オーガの羽根の上端縁よりも高くなるよう
に設けているため、撹拌装置下端と床板との間の穀粒は
全く撹拌が行われず、穀粒の過乾燥や変質が発生すると
いう問題点があった。
【0004】これに対し、特開昭57−131975号
公報に開示された筒状乾燥室型の穀粒乾燥装置は、前述
の公転オーガを昇降自在に構成するとともに、床板の一
部に、前記公転オーガを嵌入させて沈降させる谷部を装
設したものである。そして、この装置は、穀粒を乾燥室
内に張込み、乾燥するときには公転オーガを谷部に沈降
させるため、撹拌オーガの下端を床板上面付近まで接近
させても公転オーガと接触せず、したがって床板付近の
穀粒を撹拌でき、穀粒の過乾燥や変質を防止できるとい
うものである。
【0005】しかしながら、上記穀粒乾燥装置では、公
転オーガを昇降自在に構成しているため、その構成が複
雑であるとともに、穀粒排出の際には、公転オーガが床
板上面を一公転回動できるように、撹拌装置を公転オー
ガの後方付近に停止させなければならず、そのための制
御装置等が必要となりコストが増加するという問題点が
あった。
【0006】そこで、上記問題点を解決するため、本出
願人が特願平6−15966号により提案した撹拌型穀
粒貯蔵タンクは、タンク内の穀粒を撹拌する撹拌スクリ
ューの下端に可撓性部材を介して下部撹拌スクリューを
連結するとともに、該下部撹拌スクリューを、該下部撹
拌スクリューの下端が、前記排出スクリューの羽根の上
端縁よりも低く設けたものである。そして、この撹拌型
穀粒貯蔵タンクは、撹拌スクリューがタンク内を公転す
る際に、下部撹拌スクリューが公転オーガに接触するの
であるが、下部撹拌スクリューは、可撓性部材を中心に
上方側に回動し、公転オーガを乗り越えると再び可撓性
部材を中心に撹拌スクリューの同一線上へと下方側に
回動するので、タンク内の穀粒層上層から床板付近の下
層までの全ての穀粒を撹拌流動させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記提案の
撹拌型穀粒貯蔵タンクは、撹拌スクリューの下端に可撓
性部材を介して下部撹拌スクリューを連結しているた
め、撹拌スクリューの自転の際に下部撹拌スクリューが
偏心して振動が発生しやすいという問題点があった。
【0008】本発明は上記問題点にかんがみ、構成が簡
単であり、かつ、前記可撓性部材を用いることなく床板
上面付近の穀粒をも撹拌することができる穀粒乾燥貯留
装置を提供することを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、穀粒を乾燥貯留するための通気性床板を設け
た略円筒状の穀粒タンクと、該タンク内に堆積した穀粒
に調質空気を流通させるための送風機と、前記タンク内
腔上部に、タンク中央部を回動中心として円運動するガ
イドアームと該ガイドアームに吊設され、ガイドアーム
上を移動可能であり、かつ、前記床板直上まで延設され
て、タンク内穀粒を撹拌するために自転する撹拌スクリ
ューとからなる撹拌装置と、前記床板上面に設けられ、
その床板上面中央部を公転回動中心として公転しながら
自転して床板中央部に開口した穀粒排出口に穀粒を排出
する排出スクリューと、さらに、前記床板の下方に設け
られ、前記穀粒排出口からタンク外に穀粒を搬送するス
クリューコンベアとを有する穀粒乾燥貯留装置におい
て、前記ガイドアームが前記タンク内で円運動するのに
伴い、前記撹拌スクリューが前記排出スクリューの公転
回動を停止する基本位置近傍に達したとき、前記撹拌ス
クリュー下端が前記排出スクリューを乗り越えるよう、
前記撹拌スクリューを昇降させる撹拌スクリュー昇降機
構を前記撹拌スクリュー上部に設ける、という技術的手
段を講じた。
【0010】そして、前記撹拌スクリュー昇降機構は、
前記撹拌スクリューを前記ガイドアームに吊設する支持
機枠と、該支持機枠に固定したリニアブッシュと、該リ
ニアブッシュ内に挿通され、前記撹拌スクリューを上下
方向に移動可能としながら自転可能に支持するシャフト
サポートと、前記支持機枠に回動自在に支持した「く」
形状レバーとを備え、該「く」形状レバーの下端側は前
記シャフトサポートと接続する一方、前記レバーの上端
側は自由端となし、該自由端を回動させて前記シャフト
サポートに支持された前記攪拌スクリューを昇降させる
ように、前記排出スクリューの基本位置と対応する前記
タンク内腔上部に、前記自由端を回動させるためのレバ
ーガイドを設けるとよい。
【0011】前記攪拌スクリュー昇降機構は、前記撹拌
スクリューを前記ガイドアームに吊設する支持機枠に、
前記ガイドアームに対して該支持機枠が上下方向に移動
可能 するジャッキと該ジャッキを駆動するジャッキ用
モータとを設け、さらに、前記支持機枠に回転可能に吊
設した前記撹拌スクリューが前記排出スクリューの基本
位置近傍に達したとき、前記ジャッキ用モータの駆動を
制御するモータ制御装置設けてもい。
【0012】
【作用】穀粒をタンク内に張込んで乾燥させる際、撹拌
スクリューはタンク内を公転しながら自転し、かつ、ガ
イドアーム上を往復移動しながら、タンク内の穀粒の上
層から床板上面付近の下層までの穀粒を撹拌流動させ
る。この時、撹拌スクリューは床板直上まで延設されて
いるので、床板上面付近の穀粒を掻き上げながら撹拌流
動させることができる。
【0013】そして、撹拌スクリューの公転に際し、撹
拌スクリューが排出スクリューに接触しないように撹拌
スクリュー昇降機構が作動する。すなわち、該昇降機構
は、公転回動の始点又は終点となる基本位置に停止して
いる排出スクリューに撹拌スクリューが接近すると、撹
拌スクリューの下端部を排出スクリューのコンベアカバ
ーに乗り上げさせるとともに、レバー上端側がレバー
ガイドに当接さて、レバー上端側が回動さる。これ
により、撹拌スクリューを上昇させるようにレバー下端
側も回動され、レバーの上端側がレバーガイドに当接し
ている間に、撹拌スクリューは排出スクリューを乗り越
えることができる。
【0014】また、乾燥工程が終了し、撹拌スクリュー
の公転回動及び自転を停止して、タンク内の穀粒を排出
するため、排出スクリューの公転回動及び自転を開始す
るときには、排出スクリューの公転回動により撹拌スク
リューの下端部接触しないよう、排出スクリューの基
本位置に撹拌スクリューを位置させて、撹拌スクリュー
が上昇した状態に維持しておく
【0015】なお、撹拌スクリュー昇降機構として、前
記撹拌スクリューを前記ガイドアームに吊設する支持機
枠に、前記ガイドアームに対して該支持機枠が上下方向
に移 動可能とするジャッキと該ジャッキを駆動するジャ
ッキ用モータとを設ければ、ギアドリミットスイッチな
どの制御により、ジャッキ用モータが駆動され、支持機
枠とともに撹拌スクリューを上昇させ、排出スクリュー
を乗り越え得る高さまで上昇させることができる。
【0016】
【実施例】本発明の穀粒乾燥貯留装置を図面に基づき具
体的に説明する。
【0017】図1は本発明の全体図であり、穀粒乾燥貯
留装置1は、穀粒を張り込み、乾燥及び貯蔵するための
円筒状又は多角筒状の穀粒タンク2と、吸気口3から外
気を取り入れて外気を加熱、除湿又は冷却する空調装置
4と、該空調装置4の調質空気をタンク2内へ送風する
ために、タンク1の屋根部5に送風口6を連通させた送
風ファン7と、タンク2内の空気を吸引するために、吸
引口8をタンク2下部に連通させた吸引ファン9とから
構成される。
【0018】図2は穀粒タンク2の内部を示した図であ
り、該タンク2の床面は網体又は多孔板等の通気性の床
板10に形成してある。
【0019】タンク2に対する穀粒の供給は、タンク2
上部に設けられた穀粒供給口11から行われ、該穀粒供
給口11の下方に設けた均分器12により均等に張り込
まれる。前記床板10の下方の空間は、前記吸引口8と
連通して排風室13に形成され、該排風室13には、前
記床板10中央に形成された穀粒排出口14からタンク
2外へ穀粒を搬送するスクリューコンベア15が横設さ
れている。床板10上面には、床板10の中心部を公転
回動の軸心として公転回動しながら自転して、タンク2
内穀粒を穀粒排出口14へ搬送する排出スクリュー16
が横設されている。また、該排出スクリュー16には、
排出スクリュー16とともに床板10上面を公転するコ
ンベアカバー17が設けられている。符号18は、一側
端がタンク2内腔上部の中心部を公転回動の軸心として
公転回動するように横架され、その他側端がタンク2内
壁面上部に周設されたガイドレール19に支架されてい
るガイドアームであり、符号20は、該ガイドアーム1
8に、ガイドアーム18の軸方向に往復移動可能に吊設
され、タンク2内穀粒を撹拌流動させる撹拌スクリュー
である。なお、図示実施例では、2本の撹拌スクリュー
が設けられているが、その数は2本に限定されることは
なく、1本であっても又は2本であっても構わない。
【0020】次に、上記撹拌スクリュー20の駆動系及
び撹拌スクリュー昇降機構について図3を参照しながら
詳述する。
【0021】撹拌スクリュー20は、その同一軸線上の
上端に接続する回転軸21が設けられ、さらに、回転
軸21の同一軸線上の上端に接続するスライド軸22が
設けられている。前記ガイドアーム18には、ガイドア
ーム受け40…を備えた一対の支持台39a,39bを
介して支持機枠23を設ける。そして、穀粒を床板10
上面から上方側に流動撹拌するため前記回転軸21の
上端にあるスライド軸22は、前記支持機枠23に回転
自在に軸支され、撹拌スクリュー20の下端部側には、
前記床板10上面と摺接するように球形ローラー24が
垂設されている。また、支持機枠23には、モータ25
を付設するとともに、前記スライド軸22を嵌挿する回
転プーリ28が軸受27により回転自在に支持されてい
る。そして、該回転プーリ28と前記モータ25のモー
タプーリ26との間に、Vベルト29を連結することに
より、前記撹拌スクリュー20は穀粒を上方側に流動撹
拌するように回転駆動される。さらに、撹拌スクリュー
20とその上方にある回転軸21との接合部には、撹拌
されて上昇した穀粒を平らにする均分板41が軸着され
ている。
【0022】前記撹拌スクリュー20の上方にある回転
軸21は、軸受30,31を介してシャフトサポート3
2内に挿通され、さらに、シャフトサポート32は、支
持機枠23に固着されたリニアブッシュ33に嵌挿され
る。そして、前記撹拌スクリュー20を上下方向に昇降
可能にする撹拌スクリュー昇降機構として、前記支持機
枠23には、「く」形状のレバー34を設けている。す
なわち、該レバー34の中央部は、支点軸35により支
持機枠23に支持して回動自在にするとともに、該レバ
ー34の下端には長孔34aを設け、該長孔34aに嵌
入するピン36によりレバー34と前記シャフトサポー
ト32とを接続する。また、前記レバー34の上端は、
レバー34を回動させる力を加える力点となるため自由
端となし、球状の摺接部37を設ける。そして、前記
タンク2の内腔上部には、前記摺接部37と当接する
レバーガイド38を設け、該レバーガイド38により支
点軸35を中心にしてレバー34を回動させ、これによ
り、レバー34の下端部がシャフトサポート32を上昇
させるのである。前記レバーガイド38は、前記排出ス
クリュー16が公転回動を停止ている基本位置に対応し
て、前記穀粒タンク2の内腔上部に設けられる
【0023】前記排出スクリュー16の基本位置とは、
穀粒の撹拌の際に排出スクリュー16が公転回動せずに
停止している位置のことであり、公転回動の始点又は終
点となるが、ここでは、スクリューコンベア15と平行
な床板10上面の位置を示す。なお、排出スクリュ−1
6を、排出スクリュ−16の基本位置で停止させるため
に、前記排出スクリュ−16の公転回動の軌跡上には、
リミットスイッチ(図示せず)等のセンサ−を設ける場
合もある。
【0024】前記穀粒タンク2の内腔上部に設けられる
レバーガイド38の横断面形状は、下底44の長さが上
底45の長さよりも短い逆台形状であり、前記摺接部3
7の当接し始めの斜面42及び当接し終わりの斜面43
は、緩傾斜になっている。また、下底44の長さは、前
記撹拌スクリュー20が排出スクリュー16を乗り越え
得る長さに決定すれば良い。
【0025】前記支持機枠23には、前記撹拌スクリュ
ー20を前記ガイドアーム18の軸方向に往復移動可能
に吊設するために、該ガイドアーム18を嵌挿する支持
台39a,39bが固着され、該支持台39a,39b
の内腔には、前記ガイドアーム18を軸支するために、
該ガイドアーム18の周面を取り囲むようにガイドアー
ム受け40…を配位している。そして、前記ガイドアー
ム18は、一端側がタンク2内腔上部の中心部を軸心と
して公転回動しながら自転するように、ガイドアーム1
8の軸心側にガイドアーム駆動用モータ46を設けてい
る(図2参照)。
【0026】次に、作用について説明すると、上記のよ
うに構成した本発明の穀粒乾燥貯留装置においては、穀
粒をタンク2内に張込んで乾燥させる際、撹拌スクリュ
ー20がタンク2内を公転しながら自転して、タンク2
内の穀粒の床板10上面付近の下層から上層までの穀粒
を撹拌流動させることができる。すなわち、図4を参照
して説明すると、一端をガイドレール19により支架さ
れたガイドアーム18により、タンク2内を公転しなが
ら自転する撹拌スクリュー20は、その下端部側に設け
た球形ローラー24が床板10上面摺接しながら、矢
印A方向に公転される。このため、床板10上面付近の
穀粒を掻き上げながら撹拌流動させることができる。
【0027】前記ガイドアーム18の軸方向に対する前
記撹拌スクリュー20の往復移動は、前記ガイドアーム
駆動用モータ46によりガイドアーム18が自転される
(図4の符号18参照)ことにより行われる。すなわ
ち、ガイドアーム18の周面に配位されるガイドアーム
受け40…は、ガイドアーム18の軸線に対して偏向す
るように設定してある。これにより、ガイドアーム18
が自転したときに、ガイドアーム受け40…の走行方向
は変位し、撹拌スクリュー20をガイドアーム18の軸
方向に往復移動可能にする。
【0028】ところで、撹拌スクリュー20が公転しな
がら自転して、タンク2内の穀粒を撹拌流動する際に
は、排出スクリュー16は公転回動されず、リミットス
イッチ等(図示せず)により、床板10下方のスクリュー
コンベア15と平行な基本位置で停止している。この
時、撹拌スクリュー20の下端部は、排出スクリュー1
6を乗り越えて、排出スクリュー16との接触を防止す
ることができる。つまり、図4を参照すると、撹拌スク
リュー20が矢印A方向に公転して、基本位置で停止し
た排出スクリュー16に接近すると、撹拌スクリュー2
0の下端部に設けた球形ローラー24が、排出スクリュ
ー14のコンベアーカバー17に乗り上げるとともに、
支持機枠23に支持されたレバー34の摺接部37が、
タンク2内腔上部に設けたレバーガイド38の斜面42
に当接される。そして、撹拌スクリュー20がさらに矢
印A方向に進むと、レバー34の上端は支点軸35を中
心にして矢印B方向に回動されるとともに、レバー34
の下端はシャフトサポート32を上昇させるように回動
される。シャフトサポート32は、支持機枠23に固着
されたリニアブュ32に嵌挿され、また、撹拌スクリュ
ー20上方にあるスライド軸22は、回転プーリ28に
嵌挿されているので、撹拌スクリュー20とシャフトサ
ポート32は、リニアブッシュ33内を上昇し(矢印C
方向)、排出スクリュー16を乗り越えることができ
る。
【0029】撹拌スクリュー20が、さらに矢印A方向
に進むと(図5参照)、レバー34の摺接部37がレバ
ーガイド38の斜面43を摺動しながら、レバー34の
上端が矢印D方向に回動される。また、球形ローラー2
4は、撹拌スクリュー20の自重によってコンベアーカ
バー17から離脱して床板10上面と再び摺接される
(矢印E方向)。そして、撹拌スクリュー20は、上記
同様に床板10上面付近の穀粒を掻き上げながらタンク
2内の穀粒を撹拌流動することができる。
【0030】乾燥工程が終了し、撹拌スクリュー20の
公転回動及び自転を停止して、タンク2内の穀粒を排出
するため、排出スクリュー16の公転回動及び自転を開
始するときには、排出スクリュー16の公転回動により
撹拌スクリュー20の下端部に接触しないよう、撹拌ス
クリュー20の停止位置を、レバー34の摺動部37と
レバーガイド38の下底44とが当接する、排出スクリ
ュー16の基本位置に停止させておく(図4参照)。な
お、前記撹拌スクリュ−20を、前記排出スクリュ−1
6の基本位置で停止させるため、前記ガイドレール19
には、リミットスイッチ(図示せず)等のセンサ−を設
ける場合もある。
【0031】次に、撹拌スクリュー昇降機構の別の実施
例を図6を参照しながら説明する。なお、図3と対応す
る同じ符号はその説明を省略する。前記ガイドアーム1
8に支持する支持台39a,39bの下端には、前記ガ
イドアーム18に対して支持機枠23が上下方向に摺動
するジャッキ51を設ける。該ジャッキ51はウォー
ム歯車が内装されたギアボックス54と長尺のねじ軸
53と、前記ギアボックス54の水平方向にウォーム歯
車と軸着したウォーム軸52とから構成される。前記ギ
アボックス54の上端はモータベース55を介して支持
台39aと固着し、ギアボックス54の下端はねじ軸5
3が垂下されている。そして、ねじ軸53の下端は、支
持機枠23の底面に埋設したナット部56に螺合し、回
り止めキー等(図示せず)により離脱を防止しておく。
【0032】前記ウォーム軸52の一端はカップリング
継手57を介してジャッキ用モータ58のモータ軸と連
絡する一方、ウォーム軸52の他端はジャッキ用モータ
58の正・逆回転の制御及びON・OFFの制御を行う
ギアドリミットスイッチ59を設ける。符号60は前記
ギアドリミットスイッチ59を作動する作動杆60であ
り、符号61は前記作動杆60を左右に回動させるガイ
ド軸であり、該ガイド軸61は前記排出スクリュー16
の基本位置と平行にタンク内腔上部に対設されている。
【0033】次に、上記撹拌スクリュー昇降機構の作用
について図7を参照して説明する。一端をガイドレール
19に支架されたガイドアーム18により、タンク2内
を公転しながら自転する撹拌スクリュー20は、その下
端部に設けた球形ローラ24が床板10上面と摺接しな
がら矢印A方向に公転される。このため、床板10上面
付近の穀粒を掻き上げながら撹拌流動することができ
る。
【0034】撹拌スクリュー20が更に矢印A方向に公
転して、基本位置で停止した排出スクリュー16に接近
すると、支持機枠23上部に設けた作動杆60が、第1
のガイド軸61に当接して矢印B方向に回動される。そ
して、作動杆60が矢印B方向に回動すると、ギアドリ
ミットスイッチ59の制御により、ジャッキ用モータ5
8が正回転するように駆動される。ジャッキ用モータ5
8が正回転することにより、ジャッキ51のねじ軸53
は、ナット部56をねじ込んで引上げていき、支持機枠
23及び撹拌スクリュー20が排出スクリュー16を乗
り越え得る高さCまで上昇する。
【0035】次に、前記ねじ軸53が高さCまでナット
部56をねじ込むと、ギアドリミットスイッチ59の制
御により、ジャッキ用モータ58が停止される。そし
て、支持機枠23及び撹拌スクリュー20が上昇してい
る間に矢印D方向に公転して、排出スクリュー16を乗
り越えることができる。
【0036】撹拌スクリュー20が更に矢印D方向に公
転すると、支持機枠23上部に設けた作動杆60が、第
2のガイド軸62に当接して再び矢印B方向に回動され
る。これにより、ギアドリミットスイッチ59はジャッ
キ用モータ58を逆回転するための信号を出力する。ジ
ャッキ用モータ58が逆回転すると、ねじ軸53はナッ
ト部56から抜き出されていき、支持機枠23及び撹拌
スクリュー20が降下して、再び球形ローラ24が床板
10と摺接する。そして、撹拌スクリュー20は、上記
同様に床板10上面付近の穀粒を掻き上げながらタンク
2内の穀粒を撹拌流動することができる。
【0037】ところで、図1に示すように、前記穀粒タ
ンク2の屋根部5に、外気取入口48と通風路49とか
らなる太陽熱加温部47を設けて、該太陽熱加温部47
と送風ファン7とを通風胴50を介して接続すると、穀
粒乾燥貯留装置1は、太陽熱によって加温された外気を
利用することができるため、空調装置4を使用せず又は
空調装置4を併用して穀粒の乾燥を行い得る。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、前記ガイ
ドアームが前記タンク内で円運動するのに伴い、前記撹
拌スクリューが前記排出スクリューの公転回動を停止す
る基本位置近傍に達したとき、前記撹拌スクリュー下端
が前記排出スクリューを乗り越えるよう、前記撹拌スク
リューを昇降させる撹拌スクリュー昇降機構を前記撹拌
スクリュー上部に設けたので、撹拌スクリューの公転の
際に、前記昇降機構が作動して排出スクリューと接触し
ないため、可撓性部材を用いることなく、床板上面付近
の穀粒を掻き上げながら、タンク内の穀粒の上層から床
板上面付近の下層までの穀粒を撹拌流動することができ
る。
【0039】また、前記昇降機構は、前記撹拌スクリュ
ーを前記ガイドアームに吊設する支持機枠と、該支持機
枠に固定したリニアブッシュと、該リニアブッシュ内に
挿通され、前記撹拌スクリューを上下方向に移動可能と
しながら自転可能に支持するシャフトサポートと、前記
支持機枠に回動自在に支持した「く」形状レバーとを備
え、該「く」形状レバーの下端側は前記シャフトサポー
トと接続する一方、前記レバーの上端側は自由端とな
し、該自由端を回動させて前記シャフトサポートに支持
された前記攪拌スクリューを昇降させるように、前記排
出スクリューの基本位置と対応する前記タンク内腔上部
に、前記自由端を回動させるためのレバーガイドを設け
ので、撹拌スクリューが排出スクリューに接近したと
きに、レバーの回動により撹拌スクリューを上昇させて
排出スクリューとの接触を避ける、という簡単な構成に
しているため、生産コストも安価にできる。
【0040】更に、前記昇降機構は、前記撹拌スクリュ
ーを前記ガイドアームに吊設する支持機枠に、前記ガイ
ドアームに対して該支持機枠が上下方向に移動可能と
るジャッキと該ジャッキを駆動するジャッキ用モータと
を設け、さらに、前記支持機枠に回転可能に吊設した前
記撹拌スクリューが前記排出スクリューの基本位置近傍
に達したとき、前記ジャッキ用モータの駆動を制御する
モータ制御装置設けたので、比較的簡単な構成で撹拌
スクリュ−と排出スクリュ−との接触を防止することが
できる。また、前記「く」形状のレバ−を設けた撹拌ス
クリュ−昇降機構では、撹拌スクリュ−の昇降の際に、
垂直方向だけでなく水平方向の力も加わって引き上げら
れるので、撹拌スクリュ−が振動する虞(おそれ)があ
った。しかし、本実施例の撹拌スクリュー昇降機構で
は、撹拌スクリュ−の昇降の際に垂直方向のみの力で引
き上げられるので、撹拌スクリュ−が振動するはなく
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穀粒乾燥貯留装置の全体を示した斜視
図である。
【図2】穀粒タンクの内部を示した斜視図である。
【図3】撹拌スクリューの駆動系を示した正断面図であ
る。
【図4】本発明の攪拌スクリュー昇降機構の作用を示し
た概略図である。
【図5】本発明の攪拌スクリュー昇降機構の作用を示し
た概略図である。
【図6】撹拌スクリュー昇降機構の別実施例を示す正断
面図である。
【図7】撹拌スクリュー昇降機構の作用を示した概略図
である。
【符号の説明】
1 穀粒乾燥貯留装置 2 穀粒タンク 3 吸気口 4 空調装置 5 屋根部 6 送風口 7 送風ファン 8 吸引口 9 吸引ファン 10 床板 11 穀粒供給口 12 均分器 13 排風室 14 穀粒排出口 15 スクリューコンベア 16 排出スクリュー 17 コンベアカバー 18 ガイドアーム 19 ガイドレール 20 撹拌スクリュー 21 回転軸 22 スライド軸 23 支持機枠 24 球形ローラー 25 モータ 26 モータプーリ 27 軸受 28 回転プーリ 29 Vベルト 30 軸受 31 軸受 32 シャフトサポート 33 リニアブッシュ 34 レバー 34a 長孔 35 支点軸 36 ピン 37 摺接部 38 レバーガイド 39a 支持台 39b 支持台 40 ガイドアーム受け 41 均分板 42 斜面 43 斜面 44 下底 45 上底 46 ガイドアーム駆動用モータ 47 太陽熱加温部 48 外気取入口 49 通風路 50 通風胴 51 ジャッキ 52 ウォーム軸 53 ねじ軸 54 ギアボックス 55 モータベース 56 ナット部 57 カップリング継手 58 ジャッキ用モータ 59 ギアドリミットスイッチ 60 作動杆 61 ガイド軸 62 ガイド軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−187770(JP,A) 特開 平7−208860(JP,A) 特開 平7−280443(JP,A) 特開 昭57−131975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 11/12 A01F 25/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀粒を乾燥貯留するための通気性床板を設
    けた略円筒状の穀粒タンクと、該タンク内に堆積した穀
    粒に調質空気を流通させるための送風機と、前記タンク
    内腔上部に、タンク中央部を回動中心として円運動する
    ガイドアームと該ガイドアームに吊設され、ガイドアー
    ム上を移動可能であり、かつ、前記床板直上まで延設さ
    れて、タンク内穀粒を撹拌するために自転する撹拌スク
    リューとからなる撹拌装置と、前記床板上面に設けら
    れ、その床板上面中央部を公転回動中心として公転しな
    がら自転して床板中央部に開口した穀粒排出口に穀粒を
    排出する排出スクリューと、さらに、前記床板の下方に
    設けられ、前記穀粒排出口からタンク外に穀粒を搬送す
    るスクリューコンベアとを有する穀粒乾燥貯留装置にお
    いて、前記ガイドアームが前記タンク内で円運動するの
    に伴い、前記撹拌スクリューが前記排出スクリューの公
    転回動を停止する基本位置近傍に達したとき、前記撹拌
    スクリュー下端が前記排出スクリューを乗り越えるよ
    う、前記撹拌スクリューを昇降させる撹拌スクリュー昇
    降機構を前記撹拌スクリュー上部に設けたことを特徴と
    する穀粒乾燥貯留装置。
  2. 【請求項2】前記撹拌スクリュー昇降機構は、前記撹拌
    スクリューを前記ガイドアームに吊設する支持機枠と、
    該支持機枠に固定したリニアブッシュと、該リニアブッ
    シュ内に挿通され、前記撹拌スクリューを上下方向に移
    動可能としながら自転可能に支持するシャフトサポート
    と、前記支持機枠に回動自在に支持した「く」形状レバ
    ーとを備え、該「く」形状レバーの下端側は前記シャフ
    トサポートと接続する一方、前記レバーの上端側は自由
    端となし、該自由端を回動させて前記シャフトサポート
    に支持された前記攪拌スクリューを昇降させるように、
    前記排出スクリューの基本位置と対応する前記タンク内
    腔上部に、前記自由端を回動させるためのレバーガイド
    を設けてなる請求項1記載の穀粒乾燥貯留装置。
  3. 【請求項3】前記攪拌スクリュー昇降機構は、前記撹拌
    スクリューを前記ガイドアームに吊設する支持機枠に、
    前記ガイドアームに対して該支持機枠が上下方向に移動
    可能とするジャッキと該ジャッキを駆動するジャッキ用
    モータとを設け、さらに、前記支持機枠に回転可能に吊
    設した前記撹拌スクリューが前記排出スクリューの基本
    位置近傍に達したとき、前記ジャッキ用モータの駆動を
    制御するモータ制御装置設けてなる請求項1記載の穀
    粒乾燥貯留装置。
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