JP3729932B2 - 穀物貯蔵施設 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば米または麦などの穀物を乾燥貯蔵するカントリーエレベータまたはライスセンターなどの穀物貯蔵施設に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、乾燥貯蔵ビンを配設させ、乾燥機の常温定湿空気を前記ビンに供給し、前記ビンによって荷受穀粒の貯蔵及び乾燥を行う場合、前記ビン内部の穀粒を撹拌して乾燥むらをなくす必要があるが、四角箱形構造のビンでは、従来の円筒形ビンのように内部の穀粒を容易に撹拌できないので、ビンの穀粒を他のビンに移し換えて撹拌する等の面倒な作業を行っていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明によれば、1本のX軸レールと2本のY軸レールを略直交する方向に設け、両端部に台車を設置した前記X軸レールを前記Y軸レールの延設方向に移動可能に載置させ、前記X軸レールには、本体モータ及びドライブ軸を設置し、前記両Y軸レールには、この延設方向に張設するためのロードチェンの両端部を連結し、前記ドライブ軸の両端部をスプロケットを介して前記ロードチェンに連結し、前記ドライブ軸を前記本体モータにて駆動して、前記X軸レールを前記Y軸レールに沿って移動可能に構成する一方、前記X軸レールにトロリーを介して撹拌オーガを取付け、前記撹拌オーガを四角箱形の貯蔵ビンに吊下げ、前記撹拌オーガを前後方向及び左右方向に移動させて穀粒を撹拌する穀物貯蔵施設において、前記X軸レールの端側を、X軸レールの端の台車に、水平方向に折曲げ自在に連結する一方、前記X軸レールがY軸レールの案内にて往復動作したときに、前記X軸レールがY軸レールの端部に移動したときに切換わる本体リミットセンサと、前記Y軸レールの案内にてこの一端から他端に前記X軸レールが移動するために必要な時間に比べて、前記X軸レールがY軸レールの一端から移動を開始して前記本体リミットセンサが切換わるまでの時間が長いときに、ブザーまたはランプの少なくとも一方を作動して警報するコントローラとを備えたものであるから、前記台車の移動抵抗が過大になることにより、撹拌オーガの移動が中止されても、この異常動作を作業者に対して早期に警報して被害を低減し、作業者の管理作業を簡略化し、穀粒の乾燥貯蔵作業性を向上できるものである。
【0004】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は荷受貯蔵施設の側面説明図であり、個人別・荷口別に穀物である生籾を搬入する荷受部(1)の荷受ホッパ(2)と、該荷受ホッパ(2)から荷受コンベア(3)に取出される荷受籾を粗選機(5)に搬入する荷受昇降機(4)とを備えると共に、計量機(6)からの生籾をビン投入昇降機(7)及び切換弁(8)及びビン投入コンベア(9)を介して搬入して貯蔵乾燥させる複数の貯蔵ビン(10)…と、これら各ビン(10)…からの籾を各シャッタ(11)…を介し受取って搬送するビン排出コンベア(12)と、該コンベア(12)からの籾を前記計量機(6)に投入して重量と水分測定後に設定のビン(10)或いは次工程の調製出荷部などに送り出す計量昇降機(13)などを備え、ライスセンター或いはカントリーエレベータを構成している。
【0005】
さらに、図2に示す如く、除湿機(14)及び送風機(15)を有する常温定湿乾燥機(16)を前記貯蔵ビン(10)に配備させるもので、冷却除湿用エバポレータ、常温復元用コンデンサ、及び有段出力調整自在な冷却用スクロールコンプレッサなどを前記除湿機(14)に備えると共に、除湿調節フラップを介して大気(湿り空気)を取入れる大気取入ダクトを備え、定湿用ダンパを介して、コンデンサからの除湿空気と、大気取入ダクトからの大気とを混合させて常温定湿空気を形成し、この常温定湿空気を送風機(15)によって乾燥ダクト(17)を介して貯蔵ビン(10)底部から該ビン(10)内部に供給して内部の籾を乾燥させるように構成している。
【0006】
また、垂設させた四角箱形の前記ビン(10)の天井部中央に投入コンベア(9)の投入口を連結させ、平面視四角形の貯蔵ビン(10)内部に穀粒を均一分散させる均分器(18)を前記コンベア(9)の投入口下方に設ける。さらに、前記貯蔵ビン(10)の側壁内面にはしご(19)を取付け、はしご(19)を利用して作業者がビン(10)内部に出入すると共に、電動自転モータ(20)(20)によって駆動する撹拌オーガ(21)(21)上端部をトロリーフレーム(22)に取付け、貯蔵ビン(10)内部の穀粒を撹拌オーガ(21)によって撹拌させ、籾粒間の通気を良好にする。
【0007】
さらに、図3、図4、図5、図6、図7、図8に示す如く、1本のX軸レール(23)と2本のY軸レール(24)(24)を略直交する方向に設け、前記Y軸レール(24)(24)に台車(25)(25)を介してX軸レール(23)両端部を取付け、X軸レール(23)にトロリー(26)を介して撹拌オーガ(21)(21)を取付け、四角箱形の貯蔵ビン(10)に撹拌オーガ(21)(21)を吊下げ、撹拌オーガ(21)(21)を前後左右に移動させて穀粒を撹拌するもので、X軸レール(23)に設ける本体モータ(27)にドライブ軸(28)を連結させ、前記ドライブ軸(28)両端部のスプロケット(29)を介して2本のロードチェン(30)(30)を2本のY軸レール(24)(24)に張設させ、Y軸レール(24)にロードチェン(30)両端部を固定させ、本体モータ(27)によって前記スプロケット(29)を駆動してY軸レール(24)延設方向にX軸レール(23)を移動させるもので、前記ビン(10)の内部全域で穀粒を撹拌オーガ(21)によって均等に撹拌でき、穀粒を他のビン(10)に移し換える等の面倒な作業を不要にしている。
【0008】
また、図6、図8に示す如く、Y軸レール(24)上を転動させる一対の車輪(31)(31)を台車(25)に設け、各車輪(31)(31)の間にスプロケット(29)を配置させ、スプロケット(29)及び各車輪(31)(31)を介してロードチェン(30)を蛇行張設させ、スプロケット(29)からロードチェン(30)が外れるのを防ぐと共に、ロードチェン(30)両端部をローラ(32)(32)に巻回してテンション調節ボルト(33)(33)に連結させ、前記チェン(30)両端をY軸レール(24)にボルト(33)(33)を介して固定させている。
【0009】
さらに、図4、図7に示す如く、前記トロリー(26)に軸支させる4つの車輪(34)…とスプロケット(35)を介してロードチェン(36)を張設させ、固定具(37)及びテンション張設ボルト(38)によりロードチェン(36)両端をX軸レール(23)に固定させ、トロリー(26)に設ける電動トロリーモータ(39)によってスプロケット(35)を駆動し、トロリー(26)をX軸レール(23)上で往復移動させるように構成している。
【0010】
また、図5、図9、図10に示す如く、L形フレーム(40)下端に逆L形フレーム(41)上端を支軸(42)によって回転自在に連結させ、トロリー(26)にL形フレーム(40)を一体固定させ、トロリーフレーム(22)に逆L形フレーム(41)を一体固定させ、二組の各フレーム(40)(41)を介してトロリー(26)にトロリーフレーム(22)を吊下げ、X軸フレーム(23)延設方向に対し略直交する方向に揺動自在にトロリーフレーム(22)を取付け、トロリー(26)移動方向に対し略直交する方向に揺動自在に撹拌オーガ(21)を支持させる。また、トロリーフレーム(22)に軸受(43)(43)を介して上端部を支持する撹拌オーガ(21)と、トロリーフレーム(22)に固定させる自転モータ(20)を、プーリ(44)(45)及びベルト(46)を介して連結している。
【0011】
さらに、図11の如く、X軸レール(23)の一端側を台車(25)に一体固定させると共に、図12、図13に示す如く、X軸レール(23)の他端側を台車(25)に支点軸(47)を介して折曲げ自在に連結させる。また、支点軸(47)を中心にX軸レール(23)の折曲げ動作が行われるとき、略同位置でドライブシャフト(28)が折曲がるように、ドライブシャフト(28)にユニバーサルジョイント(48)を設けると共に、リミットスイッチ型位置ずれセンサ(49)をX軸レール(23)に固定させ、台車(25)に対するX軸レール(23)の折曲がり角度が所定以上に大きくなったときにセンサ(49)をオン作動させる検知軸(50)を台車(25)に固定させ、検知軸(50)のノッチ(51)にセンサ(49)のアーム(52)を係脱自在に係入させ、ノッチ(51)からアーム(52)が脱出したときにセンサ(49)がオンになるように構成している。
【0012】
上記から明らかなように、X軸レール(23)両端の台車(25)(25)の一方とX軸レール(23)とを水平方向に折曲げ自在に連結させることにより、Y軸レール(24)に対してX軸レール(23)が斜交する姿勢になってX軸レール(23)に負荷される偏荷重を吸収でき、X軸レール(23)に作用する偏荷重によって台車(25)がY軸レール(24)から離脱するのを防止できると共に、X軸レール(23)移動方向に揺動自在に撹拌オーガ(21)を取付け、移動抵抗によって撹拌オーガ(21)下端側を後退させ、撹拌オーガ(21)上端部の片持ち支持構造の簡略化を図るように構成している。
【0013】
さらに、図3、図4に示す如く、X軸レール(23)両端部にトロリーリミット板(53)(53)を固定させ、各リミット板(53)(53)に当接させてリミットスイッチ型トロリーリミットセンサ(54)を切換えるリミットロッド(55)をトロリー(26)に設け、トロリー(26)がX軸レール(23)端部に移動したとき、リミットロッド(55)がリミット板(53)に当接し、リミットセンサ(54)を切換えると共に、図3、図6に示す如く、Y軸レール(24)両端部にレールリミット板(56)(56)を固定させ、X軸レール(23)に一体固定させる一方の台車(25)にリミットスイッチ型本体リミットセンサ(57)とリミットロッド(58)を設け、X軸レール(23)及び台車(25)がY軸レール(24)端部に移動したとき、リミットロッド(58)がリミット板(56)に当接し、リミットセンサ(57)を切換えるように構成している。
【0014】
また、図14に示す如く、前記トロリーリミットセンサ(54)及び本体リミットセンサ(57)は、センサボックス(59)に固定させると共に、前記リミットロッド(55)(58)をセンサボックス(59)に摺動自在に取付けるもので、センサ(54)(57)のオン位置とオフ位置にリミットロッド(55)(58)を位置保持する2位置切換バネ(60)を設け、リミットロッド(55)(58)が次にリミット板(53)(56)に当接するまでバネ(60)によってリミットロッド(55)(58)を同一位置に保持するように構成している。
【0015】
さらに、図16に示す如く、前記自転モータ(20)をオンにして本体モータ(27)及びトロリーモータ(39)の自動制御による撹拌動作を開始させるスタートスイッチ(61)と、前記撹拌動作を終了させる停止スイッチ(62)と、貯蔵ビン(10)壁面部での撹拌オーガ(21)の滞留時間を設定器(63)によって設定する滞留タイマ(64)と、前記各フレーム(40)(41)の折曲によって撹拌オーガ(21)の傾斜動作を検出するリミットスイッチ型オーガ傾斜センサ(65)と、異常動作を警報するブザー(66)及びランプ(67)と、前記の各モータ(27)(39)と、前記の各センサ(49)(54)(57)を、マイクロコンピュータで形成する撹拌コントローラ(68)に接続させる。また、Y軸レール(24)方向の撹拌オーガ(21)の往路移動の所用時間を設定入力する作業時間タイマ(69)を前記コントローラ(68)に接続させる。
【0016】
上記のように、X軸レール(23)の案内によってトロリー(26)が往復動作することにより切換わるトロリーリミットセンサ(54)と、X軸レール(23)がY軸レール(24)の案内によって往復動作することにより切換わる本体リミットセンサ(57)を設けると共に、貯蔵ビン(10)壁面部での撹拌オーガ(21)の滞留時間を設定する滞留タイマ(64)を設け、撹拌オーガ(21)を蛇行移動させ、前記タイマ(64)の撹拌時間が経過するまでトロリーモータ(39)及び本体モータ(27)を一時停止させ、撹拌オーガ(21)によって貯蔵ビン(10)角隅部の穀粒を撹拌させ、作業管理の簡略化など作業者の省力化を図ると共に、X軸レール(23)がY軸レール(24)両端間を往復するとき、トロリー(26)を停止させた状態で図15に示す開始点(A)(B)から折返点(A1)(B1)に至る往路を移動させ、トロリー(26)を移動させ乍ら折返点(A1)(B1)から至る復路を移動させると共に、図15の戻り開始点(B2)に至って1行程終了した後でトロリーリミットセンサ(54)が切換わることによってトロリーモータ(39)を逆回転制御してトロリー(26)を前行程とは逆方向に移動させるように切換え、前記トロリー(26)が停止する図15に示す戻り開始点(B2)から折返点(B3)に至る往路移動によって前記ビン(10)の四角箱側壁部の穀粒を適正に撹拌でき、均一な撹拌動作を得ることができるように構成している。このように、撹拌オーガ(21)を開始点(A)(B2)から最初の折返点(A1)(B3)に略直線的に移動させるから、前記ビン(10)の角隅部及び側壁内面部の穀粒が良好に撹拌され、開始と同時にトロリー(26)を移動させる完全蛇行移動のように折返点(A1)(B3)が貯蔵ビン(10)の角隅部から離れる不具合がない。
【0017】
また、2本のY軸レール(24)(24)両端間を往動作させるときにトロリー(26)を停止させ、2本のY軸レール(24)(24)両端間を復動作させるときにトロリー(26)を移動させ、四角形の前記ビン(10)の側壁に沿ってトロリー(26)を移動させる構造とし、前記ビン(10)の一方の角隅部を開始点(A1)(B2)としてもう一方の角隅部の折返点(A1)(B3)に至るまで撹拌オーガ(21)を直線移動させることができ、前記ビン(10)の内周面部の穀粒を良好に撹拌できると共に、Y軸レール(24)の案内によってこの両端間をX軸レール(23)が往動作するのに必要な作業時間タイマ(69)の設定時間(穀粒貯蔵量最大状態のときの時間)に比べ、作業を開始してから本体リミットセンサ(57)が切換わるまでの時間が長いとき、ブザー(66)及びランプ(67)をオンにして警報を行い、かつ本体モータ(27)及びトロリーモータ(39)を停止維持し、移動抵抗が過大になって撹拌オーガ(21)の移動が中止されて稼動不可能な状態となっても早期に警報し、本体モータ(27)の焼損などの被害を可及的に低減できる。
【0018】
さらに、前記各フレーム(40)(41)が折曲してX軸レール(23)移動方向に撹拌オーガ(21)が傾斜し、該オーガ(21)下端が上昇して前記ビン(10)底部から離れると、オーガ傾斜センサ(65)がオフになり、本体モータ(27)及びトロリーモータ(39)を撹拌オーガ(21)軸が垂直になるまで停止させ、撹拌オーガ(21)軸が垂直になってオーガ傾斜センサ(65)が再びオンになると、各モータ(27)(39)自動制御が再復起して作業を再開させ、撹拌オーガ(21)の移動抵抗過大状態で作業が継続される不具合をなくしている。また、X軸レール(23)両端の台車(25)(25)の一方が遅れて移動し、X軸レール(23)が折曲して位置ずれセンサ(49)がオンになったとき、ブザー(66)及びランプ(67)をオンにして警報を行い、X軸レール(23)及び台車(25)(25)がY軸レール(24)(24)端部に到達したとき、トロリー(26)に設ける2本の撹拌オーガ(21)(21)と前記ビン(10)側壁面との間隔が不均一になって各オーガ(21)(21)による前記ビン(10)側壁部の撹拌が不良になる不具合をなくしている。なお、自転モータ(20)、本体モータ(27)、トロリーモータ(39)の電源を、前記ブザー(66)のオンによって自動的にオフにすることも行える。
【0019】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように、請求項1に係る発明は、1本のX軸レール(23)と2本のY軸レール(24)とを略直交する方向に設け、両端部に台車(25)を設置した前記X軸レール(23)を、前記Y軸レール(24)の延設方向に移動可能に載置させ、前記X軸レール(23)には、本体モータ(27)及びドライブ軸(28)を設置し、前記両Y軸レール(24)には、この延設方向に張設するためのロードチェン(30)の両端部を連結し、前記ドライブ軸(28)の両端部をスプロケット(29)を介して前記ロードチェン(30)に連結し、前記ドライブ軸(28)を前記本体モータ(27)にて駆動して、前記X軸レール(23)を前記Y軸レール(24)に沿って移動可能に構成する一方、前記X軸レール(23)にトロリー(26)を介して撹拌オーガ(21)を取付け、前記撹拌オーガ(21)を四角箱形の貯蔵ビン(10)に吊下げ、前記撹拌オーガ(21)を前後方向及び左右方向に移動させて穀粒を撹拌する穀物貯蔵施設において、前記X軸レール(23)の端側を、X軸レール(23)の端の台車(25)に、水平方向に折曲げ自在に連結する一方、前記X軸レール(23)がY軸レール(24)の案内にて往復動作したときに、前記X軸レール(23)がY軸レール(24)の端部に移動したときに切換わる本体リミットセンサ(57)と、前記Y軸レール(24)の案内にてこの一端から他端に前記X軸レール(23)が移動するために必要な時間に比べて、前記X軸レール(23)がY軸レール(24)の一端から移動を開始して前記本体リミットセンサ(57)が切換わるまでの時間が長いときに、ブザー(66)またはランプ(67)の少なくとも一方を作動して警報するコントローラ(68)とを備えたものであるから、前記台車(25)の移動抵抗が過大になることにより、撹拌オーガ(21)の移動が中止されても、この異常動作を作業者に対して早期に警報して被害を低減でき、作業者の管理作業を簡略化でき、穀粒の乾燥貯蔵作業性を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷受貯蔵施設の側面説明図である。
【図2】貯蔵ビンの側面図である。
【図3】撹拌オーガ取付け説明図である。
【図4】トロリー部の平面図である。
【図5】台車部の平面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】トロリー駆動説明図である。
【図8】台車駆動説明図である。
【図9】トロリー部の斜視図である。
【図10】同正面図である。
【図11】台車拡大図である。
【図12】同拡大図である。
【図13】位置ずれセンサ部の平面図である。
【図14】リミットセンサ部の拡大図である。
【図15】撹拌オーガ移動説明図である。
【図16】撹拌オーガ移動制御回路図である。
【符号の説明】
(10)貯蔵ビン
(21)撹拌オーガ
(23)X軸レール
(24)Y軸レール
(25)台車
(26)トロリー
(27)本体モータ
(28)ドライブ軸
(29)スプロケット
(30)ロードチェン
(57)本体リミットセンサ
(66)ブザー
(67)ランプ
(68)撹拌コントローラ

Claims (1)

  1. 1本のX軸レールと2本のY軸レールを略直交する方向に設け、両端部に台車を設置した前記X軸レールを、前記Y軸レールの延設方向に移動可能に載置させ、
    前記X軸レールには、本体モータ及びドライブ軸を設置し、
    前記両Y軸レールには、この延設方向に張設するためのロードチェンの両端部を連結し、
    前記ドライブ軸の両端部をスプロケットを介して前記ロードチェンに連結し、前記ドライブ軸を前記本体モータにて駆動して、前記X軸レールを前記Y軸レールに沿って移動可能に構成する一方、
    前記X軸レールにトロリーを介して撹拌オーガを取付け、前記撹拌オーガを四角箱形の貯蔵ビンに吊下げ、前記撹拌オーガを前後方向及び左右方向に移動させて穀粒を撹拌するように構成してなる穀物貯蔵施設において、
    前記X軸レールの端側を、前記X軸レールの端の台車に、水平方向に折曲げ自在に連結する一方、
    前記X軸レールがY軸レールの案内にて往復動作したときに、前記X軸レールがY軸レールの端部に移動したときに切換わる本体リミットセンサと、
    前記Y軸レールの案内にてこの一端から他端に前記X軸レールが移動するために必要な時間に比べて、前記X軸レールがY軸レールの一端から移動を開始して前記本体リミットセンサが切換わるまでの時間が長いときに、ブザーまたはランプの少なくとも一方を作動して警報するコントローラとを備えたことを特徴とする穀物貯蔵施設。
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