JPH08303949A - サンプル乾燥機におけるサンプル搬入出装置 - Google Patents
サンプル乾燥機におけるサンプル搬入出装置Info
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- JPH08303949A JPH08303949A JP8124362A JP12436296A JPH08303949A JP H08303949 A JPH08303949 A JP H08303949A JP 8124362 A JP8124362 A JP 8124362A JP 12436296 A JP12436296 A JP 12436296A JP H08303949 A JPH08303949 A JP H08303949A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、サンプル乾燥機におけるサンプル
搬入出装置に関し、省力化を図ると共に、確実にサンプ
ルの収納・排出が行える装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】乾燥室を縦横方向に多数配列するととも
に、その各乾燥室に自主検定用サンプルを入れた乾燥箱
を収容してそのサンプルの乾燥を行うサンプル乾燥機に
おいて、この乾燥機に臨ませて走行用レ−ルを設け、こ
の走行レ−ルに沿って往復移動するとともに、走行用レ
−ルとは交叉する方向にも移動する搬送台を設け、搬送
台に乾燥箱を出し入れするサンプル搬入出手段を設け
る。
搬入出装置に関し、省力化を図ると共に、確実にサンプ
ルの収納・排出が行える装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】乾燥室を縦横方向に多数配列するととも
に、その各乾燥室に自主検定用サンプルを入れた乾燥箱
を収容してそのサンプルの乾燥を行うサンプル乾燥機に
おいて、この乾燥機に臨ませて走行用レ−ルを設け、こ
の走行レ−ルに沿って往復移動するとともに、走行用レ
−ルとは交叉する方向にも移動する搬送台を設け、搬送
台に乾燥箱を出し入れするサンプル搬入出手段を設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、各生産者からの
穀物を荷受けし、乾燥、精選、貯蔵の各工程を経て出荷
するようにした穀物乾燥調整施設に適用され、その荷受
け穀物の一部採取した自主検定用サンプルを、乾燥のた
めに専用のサンプル乾燥機に搬入するとともに、乾燥終
了後にそのサンプルを排出するサンプル搬入出装置に関
する。
穀物を荷受けし、乾燥、精選、貯蔵の各工程を経て出荷
するようにした穀物乾燥調整施設に適用され、その荷受
け穀物の一部採取した自主検定用サンプルを、乾燥のた
めに専用のサンプル乾燥機に搬入するとともに、乾燥終
了後にそのサンプルを排出するサンプル搬入出装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、各生産者からの荷受け穀物の一部
を採取した自主検定用サンプルはサンプル箱に収容さ
れ、作業者がそのサンプル箱をサンプル乾燥機までいち
いち運搬して収納していた。そして乾燥が終了すると、
サンプル箱をサンプル乾燥機からいちいち取り出してサ
ンプルの自主検定を行うようにしていた。
を採取した自主検定用サンプルはサンプル箱に収容さ
れ、作業者がそのサンプル箱をサンプル乾燥機までいち
いち運搬して収納していた。そして乾燥が終了すると、
サンプル箱をサンプル乾燥機からいちいち取り出してサ
ンプルの自主検定を行うようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来装置に
あっては、サンプルをサンプル乾燥機に収納、およびサ
ンプル乾燥機から排出するための人手が必要になるとい
う問題が生じていた。そこで、この発明は、このような
サンプル穀粒の収納、排出を人手を要することなく自動
的に行るようにし、もって省力化を図るとともに、簡易
な構成でありながら、確実にサンプルの収納排出ができ
る装置を提供せんとするものである。
あっては、サンプルをサンプル乾燥機に収納、およびサ
ンプル乾燥機から排出するための人手が必要になるとい
う問題が生じていた。そこで、この発明は、このような
サンプル穀粒の収納、排出を人手を要することなく自動
的に行るようにし、もって省力化を図るとともに、簡易
な構成でありながら、確実にサンプルの収納排出ができ
る装置を提供せんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、この発明は次のような技術的手段を講じた。即
ち、乾燥室を縦横方向に多数配列するとともに、その各
乾燥室に自主検定用サンプルを入れた乾燥箱を収容して
そのサンプルの乾燥を行うサンプル乾燥機において、前
記サンプル乾燥機に臨ませて走行用レ−ルを設け、この
走行用レ−ルにはこれに沿って往復移動する台車を設
け、この台車にサンプルが入っている乾燥箱を出し入れ
するサンプル搬入出手段を設けたことを特徴とするサン
プル乾燥機におけるサンプル搬入出装置の構成とする。
めに、この発明は次のような技術的手段を講じた。即
ち、乾燥室を縦横方向に多数配列するとともに、その各
乾燥室に自主検定用サンプルを入れた乾燥箱を収容して
そのサンプルの乾燥を行うサンプル乾燥機において、前
記サンプル乾燥機に臨ませて走行用レ−ルを設け、この
走行用レ−ルにはこれに沿って往復移動する台車を設
け、この台車にサンプルが入っている乾燥箱を出し入れ
するサンプル搬入出手段を設けたことを特徴とするサン
プル乾燥機におけるサンプル搬入出装置の構成とする。
【０００５】
【作用】サンプル受け入れホッパに自主検定用サンプル
が収容されると、サンプルを受け取った乾燥箱は、走行
用レ−ルに沿って移動するとともにこれに交叉する方向
にも移動する搬送台によって目標とする乾燥室の搬入出
位置まで搬送され、ここで乾燥箱は乾燥室に搬入され
る。
が収容されると、サンプルを受け取った乾燥箱は、走行
用レ−ルに沿って移動するとともにこれに交叉する方向
にも移動する搬送台によって目標とする乾燥室の搬入出
位置まで搬送され、ここで乾燥箱は乾燥室に搬入され
る。
【０００６】従って、サンプルは乾燥箱の中に入った状
態で乾燥室の中でこのまま乾燥される。他方、乾燥が終
了したサンプルが入っている乾燥箱は乾燥室からその搬
入出位置まで搬出されるとともに、その搬入出位置から
サンプル排出部まで搬送され、ここで乾燥箱内のサンプ
ルはサンプル排出ホッパ内に排出される。
態で乾燥室の中でこのまま乾燥される。他方、乾燥が終
了したサンプルが入っている乾燥箱は乾燥室からその搬
入出位置まで搬出されるとともに、その搬入出位置から
サンプル排出部まで搬送され、ここで乾燥箱内のサンプ
ルはサンプル排出ホッパ内に排出される。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。図１は装置全体の構成を示す斜視図、図２はそ
の右側面図である。図において符号１はサンプル乾燥機
であり、自主検定用のサンプル穀粒を乾燥する乾燥室２
を縦横に多数個形成するとともに、各乾燥室２に底部が
網状の乾燥箱３を収容している。
明する。図１は装置全体の構成を示す斜視図、図２はそ
の右側面図である。図において符号１はサンプル乾燥機
であり、自主検定用のサンプル穀粒を乾燥する乾燥室２
を縦横に多数個形成するとともに、各乾燥室２に底部が
網状の乾燥箱３を収容している。
【０００８】各乾燥室２に収容される各乾燥箱３は底部
から上部に向けて熱風が通過し、乾燥箱３内の自主検定
用サンプル穀粒が乾燥されるようにしている。４はサン
プル乾燥機１の各乾燥室２に自主検定用サンプルを搬入
するとともに、乾燥終了後には、そのサンプルを乾燥室
２から搬出するサンプル搬入出装置である。５Ａ、５Ｂ
は上下一対の走行用レ−ルであり、図１に示すようにサ
ンプル乾燥機１の前方にあってこれに臨むように上下互
いに平行に配置されている。
から上部に向けて熱風が通過し、乾燥箱３内の自主検定
用サンプル穀粒が乾燥されるようにしている。４はサン
プル乾燥機１の各乾燥室２に自主検定用サンプルを搬入
するとともに、乾燥終了後には、そのサンプルを乾燥室
２から搬出するサンプル搬入出装置である。５Ａ、５Ｂ
は上下一対の走行用レ−ルであり、図１に示すようにサ
ンプル乾燥機１の前方にあってこれに臨むように上下互
いに平行に配置されている。
【０００９】走行用レ−ル５Ａ、５Ｂ上には、滑動部材
６Ａ、６Ｂを滑動自在に取り付け、この滑動部材６Ａ、
６Ｂに渡ってラック７を略垂直姿勢に取り付けている。
滑動部材６Ｂにはラック７をＸ方向に移動させる搬送用
モ−タ８を取り付け、この搬送用モ−タ８の軸にギヤ９
を取り付け、このギヤ９が前記走行用レ−ル５Ｂの側面
に沿って設けたラック１０に噛み合うように構成してい
る。
６Ａ、６Ｂを滑動自在に取り付け、この滑動部材６Ａ、
６Ｂに渡ってラック７を略垂直姿勢に取り付けている。
滑動部材６Ｂにはラック７をＸ方向に移動させる搬送用
モ−タ８を取り付け、この搬送用モ−タ８の軸にギヤ９
を取り付け、このギヤ９が前記走行用レ−ル５Ｂの側面
に沿って設けたラック１０に噛み合うように構成してい
る。
【００１０】このような構成により、搬送用モ−タ８が
正逆転するとラック７がＸ方向に移動できるように構成
している。符号１１はＹ方向搬送用モ−タ１２を搭載し
た搬送台であり、その中央部にはラック７を貫通する通
孔が形成されており、この搬送用モ−タ１２の軸に取り
付けたギヤ１３が前記ラック７に噛み合い、搬送用モ−
タ１２が正逆転することによって搬送台１１が上下方向
（Ｙ方向）に移動すべく構成している。
正逆転するとラック７がＸ方向に移動できるように構成
している。符号１１はＹ方向搬送用モ−タ１２を搭載し
た搬送台であり、その中央部にはラック７を貫通する通
孔が形成されており、この搬送用モ−タ１２の軸に取り
付けたギヤ１３が前記ラック７に噛み合い、搬送用モ−
タ１２が正逆転することによって搬送台１１が上下方向
（Ｙ方向）に移動すべく構成している。
【００１１】１４は搬送台１１に搭載されたリニアモ−
タであり、Ｚ方向（前後方向）に軸１４Ａが移動できる
ようにしている。軸１４Ａの先端に１８０°回転するロ
−タリアクチュエ−タ１５を固定させるとともに、さら
にその先端に、乾燥箱３を吸着する電磁石１６を固定し
ている。従って、電磁石１６は１８０°回転できる。リ
ニアモ−タ１４の軸１４Ａには、その軸１４Ａが前進し
て乾燥箱３を吸着したことを検出するリミットスイッチ
ＬＳ１および軸１４Ａが後退して元の位置に戻ったこと
を検出するリミットスイッチＬＳ２を夫々取り付けてい
る。
タであり、Ｚ方向（前後方向）に軸１４Ａが移動できる
ようにしている。軸１４Ａの先端に１８０°回転するロ
−タリアクチュエ−タ１５を固定させるとともに、さら
にその先端に、乾燥箱３を吸着する電磁石１６を固定し
ている。従って、電磁石１６は１８０°回転できる。リ
ニアモ−タ１４の軸１４Ａには、その軸１４Ａが前進し
て乾燥箱３を吸着したことを検出するリミットスイッチ
ＬＳ１および軸１４Ａが後退して元の位置に戻ったこと
を検出するリミットスイッチＬＳ２を夫々取り付けてい
る。
【００１２】なお、リニアモ−タ１４に代えてエアシリ
ンダでも良い。１７はサンプル乾燥機１の乾燥室２で乾
燥する前の自主検定用サンプルをいったん受け入れて収
容しておくサンプル受入ホッパである。１８はサンプル
受入ホッパ１７とは反対側に設けられ、乾燥室２で乾燥
終了した自主検定用サンプルを排出するサンプル排出ホ
ッパである。
ンダでも良い。１７はサンプル乾燥機１の乾燥室２で乾
燥する前の自主検定用サンプルをいったん受け入れて収
容しておくサンプル受入ホッパである。１８はサンプル
受入ホッパ１７とは反対側に設けられ、乾燥室２で乾燥
終了した自主検定用サンプルを排出するサンプル排出ホ
ッパである。
【００１３】次に図３に基づいて、このように構成する
装置の制御系を説明する。２０は予め定められた手順に
より各部を制御する制御回路であり、公知のマイクロコ
ンピュ−タで構成する。制御回路２０の入力側には、動
作の指令を開始する動作指令部２１、リミットスイッチ
ＬＳ１、ＬＳ２、搬送台１１のＸ方向及びＹ方向の位
置、換言すれば、モ−タ８及び１２の各回転数を検出す
るＸ方向位置検出センサ２２、Ｙ方向位置検出センサ２
３を接続している。
装置の制御系を説明する。２０は予め定められた手順に
より各部を制御する制御回路であり、公知のマイクロコ
ンピュ−タで構成する。制御回路２０の入力側には、動
作の指令を開始する動作指令部２１、リミットスイッチ
ＬＳ１、ＬＳ２、搬送台１１のＸ方向及びＹ方向の位
置、換言すれば、モ−タ８及び１２の各回転数を検出す
るＸ方向位置検出センサ２２、Ｙ方向位置検出センサ２
３を接続している。
【００１４】なお、動作指令部２１を設けずに図示しな
いサンプル採取装置からのサンプル採取完了信号を入力
するように構成しても良い。また、制御回路の出力側に
は、各モ−タ８、１２、１４を駆動するモ−タ駆動回路
２４、２５、２６を接続するとともに、電磁石１６を接
続している。次にこのように構成する実施例の動作例に
ついて説明する。ここで、搬送台１１の定位置を図１に
示す位置とし、この定位置を原点としてサンプル乾燥機
１の各乾燥室２に対応する各位置などをＸＹ座標で予め
特定しておくものとする。いまサンプル採取装置で採取
された自主検定用サンプルが、サンプル受けホッパ１７
に収容されると、定位置で待機する搬送台１１は目標の
乾燥室２の搬入出位置までＸ方向搬送モ−タ８およびＹ
方向搬送モ−タ１２の駆動によって移動する。ここで、
目標の乾燥室２は座標であらかじめ特定されているの
で、これにより、搬送台１１のＸ方向およびＹ方向の移
動量もわかるので、その移動量に応じてモ−タ８および
モ−タ１２は回転する。
いサンプル採取装置からのサンプル採取完了信号を入力
するように構成しても良い。また、制御回路の出力側に
は、各モ−タ８、１２、１４を駆動するモ−タ駆動回路
２４、２５、２６を接続するとともに、電磁石１６を接
続している。次にこのように構成する実施例の動作例に
ついて説明する。ここで、搬送台１１の定位置を図１に
示す位置とし、この定位置を原点としてサンプル乾燥機
１の各乾燥室２に対応する各位置などをＸＹ座標で予め
特定しておくものとする。いまサンプル採取装置で採取
された自主検定用サンプルが、サンプル受けホッパ１７
に収容されると、定位置で待機する搬送台１１は目標の
乾燥室２の搬入出位置までＸ方向搬送モ−タ８およびＹ
方向搬送モ−タ１２の駆動によって移動する。ここで、
目標の乾燥室２は座標であらかじめ特定されているの
で、これにより、搬送台１１のＸ方向およびＹ方向の移
動量もわかるので、その移動量に応じてモ−タ８および
モ−タ１２は回転する。
【００１５】そして、目標の乾燥室２の搬入出位置で搬
送台１１が停止すると、次にリニアモ−タ１４が駆動し
てその軸１４Ａが前進を開始し、リミットスイッチＬＳ
１が作動すると停止する。ここで、軸１４Ａの先端に設
けた電磁石１６と空の乾燥箱３が接触状態となり、電磁
石１６が通電されると、乾燥箱３が電磁石１６に吸着さ
れる。この状態でリニアモ−タ１４が駆動してその軸１
４Ａが後退を開始し、リミットスイッチＬＳ２が作動す
ると、図２に示す位置で停止する。
送台１１が停止すると、次にリニアモ−タ１４が駆動し
てその軸１４Ａが前進を開始し、リミットスイッチＬＳ
１が作動すると停止する。ここで、軸１４Ａの先端に設
けた電磁石１６と空の乾燥箱３が接触状態となり、電磁
石１６が通電されると、乾燥箱３が電磁石１６に吸着さ
れる。この状態でリニアモ−タ１４が駆動してその軸１
４Ａが後退を開始し、リミットスイッチＬＳ２が作動す
ると、図２に示す位置で停止する。
【００１６】次に空の乾燥箱３は、搬送台１１の移動に
よってサンプル受入ホッパ１７に向けて搬送され、その
ホッパ１７の真下の位置で停止する。ここで、ホッパ１
７の排出弁が開き、その乾燥箱３内に自主検定用サンプ
ルが投入される。その投入が終了すると、乾燥箱３は再
び上述した目標の乾燥室２まで搬送台１１で搬送され、
ここでリニアモ−タ１４の軸１４Ａが進出して乾燥箱３
は乾燥室２に収容されると、電磁石１６の通電が解かれ
て軸１４Ａが後退する。
よってサンプル受入ホッパ１７に向けて搬送され、その
ホッパ１７の真下の位置で停止する。ここで、ホッパ１
７の排出弁が開き、その乾燥箱３内に自主検定用サンプ
ルが投入される。その投入が終了すると、乾燥箱３は再
び上述した目標の乾燥室２まで搬送台１１で搬送され、
ここでリニアモ−タ１４の軸１４Ａが進出して乾燥箱３
は乾燥室２に収容されると、電磁石１６の通電が解かれ
て軸１４Ａが後退する。
【００１７】その後、搬送台１１は定位置まで移動し、
ここで待機状態となる。このような一連の動作によっ
て、サンプル受けホッパ１７内に収容された自主検定用
サンプルは、乾燥箱３に投入されたのち目標の乾燥室２
内に順次収容されていき、各サンプルは乾燥される。そ
して、自主検定用サンプルの乾燥が終了すると、搬送台
１１はその目標の乾燥室２の搬入出位置に向けて移動を
開始し、その位置で停止する。ここでリニアモ−タ１４
を駆動するとともに、電磁石１６に通電し、乾燥が終了
したサンプルが入っている乾燥箱３を吸着してこれを乾
燥室２から引き出す。
ここで待機状態となる。このような一連の動作によっ
て、サンプル受けホッパ１７内に収容された自主検定用
サンプルは、乾燥箱３に投入されたのち目標の乾燥室２
内に順次収容されていき、各サンプルは乾燥される。そ
して、自主検定用サンプルの乾燥が終了すると、搬送台
１１はその目標の乾燥室２の搬入出位置に向けて移動を
開始し、その位置で停止する。ここでリニアモ−タ１４
を駆動するとともに、電磁石１６に通電し、乾燥が終了
したサンプルが入っている乾燥箱３を吸着してこれを乾
燥室２から引き出す。
【００１８】次にこの乾燥箱３を搬送台１１の移動によ
ってサンプル排出ホッパ１８に向けて搬送し、そのホッ
パ１８の入口にのぞむ位置で停止する。ここでロ−タリ
アクチュエ−タ１５が１８０°回転すると、これに一体
の乾燥箱３は１８０°回転するので乾燥済みのサンプル
はサンプル排出ホッパ１８内に投入される。このサンプ
ル排出ホッパ１８内に投入されたサンプルは、次工程に
おいて自主検定に供される。
ってサンプル排出ホッパ１８に向けて搬送し、そのホッ
パ１８の入口にのぞむ位置で停止する。ここでロ−タリ
アクチュエ−タ１５が１８０°回転すると、これに一体
の乾燥箱３は１８０°回転するので乾燥済みのサンプル
はサンプル排出ホッパ１８内に投入される。このサンプ
ル排出ホッパ１８内に投入されたサンプルは、次工程に
おいて自主検定に供される。
【００１９】次にこの発明の他の実施例について図４を
参照して説明する。この実施例は図１の場合と同様にサ
ンプル乾燥機１を構成するとともに、その各乾燥室２の
位置をＸ，Ｙ座標で図示のように特定するようにしたも
のである。また、この実施例では、乾燥箱３が乾燥前の
サンプルを受け取るサンプル受取部を、例えば座標（Ｘ
1，Ｙ1）で特定される所定の乾燥室２の搬入出位置に一
致させるようにし、さらにはこの位置の真上にサンプル
受入れホッパ１７を設けてその排出口をその搬入出位置
に臨ませる。
参照して説明する。この実施例は図１の場合と同様にサ
ンプル乾燥機１を構成するとともに、その各乾燥室２の
位置をＸ，Ｙ座標で図示のように特定するようにしたも
のである。また、この実施例では、乾燥箱３が乾燥前の
サンプルを受け取るサンプル受取部を、例えば座標（Ｘ
1，Ｙ1）で特定される所定の乾燥室２の搬入出位置に一
致させるようにし、さらにはこの位置の真上にサンプル
受入れホッパ１７を設けてその排出口をその搬入出位置
に臨ませる。
【００２０】さらにこの実施例では、乾燥終了後のサン
プルが入った乾燥箱３からそのサンプル排出部を、例え
ば座標（Ｘ16，Ｙ5）で特定される所定の乾燥室２の搬
入出位置に一致させるようにし、さらにこの位置の真下
にサンプル排出ホッパ１８を設けてその受け入れ口をそ
の搬入出位置に臨ませる。このように構成すると、搬送
台１１の移動範囲が乾燥室２の配列個数の範囲に限定さ
れ、その範囲で移動するように制御すればよいので、図
１の実施例に比べて制御が容易になるとともに、ソフト
ウェァやハ−ドウェアに要するコストも低減できる。
プルが入った乾燥箱３からそのサンプル排出部を、例え
ば座標（Ｘ16，Ｙ5）で特定される所定の乾燥室２の搬
入出位置に一致させるようにし、さらにこの位置の真下
にサンプル排出ホッパ１８を設けてその受け入れ口をそ
の搬入出位置に臨ませる。このように構成すると、搬送
台１１の移動範囲が乾燥室２の配列個数の範囲に限定さ
れ、その範囲で移動するように制御すればよいので、図
１の実施例に比べて制御が容易になるとともに、ソフト
ウェァやハ−ドウェアに要するコストも低減できる。
【００２１】
【発明の効果】この発明は、乾燥室を縦横方向に多数配
列するとともに、その各乾燥室に自主検定用サンプルを
入れた乾燥箱を収容してそのサンプルの乾燥を行うサン
プル乾燥機において、前記サンプル乾燥機に臨ませて走
行用レ−ルを設け、この走行用レ−ルに沿って往復移動
するとともに、走行用レ−ルとは交叉する方向にも移動
する搬送台を設け、この搬送台に乾燥箱を出し入れする
サンプル搬入出手段を設けたものであるから、簡易な構
成でありながら確実にサンプルの乾燥箱への収納、排出
が行えて自主検定用サンプルを乾燥する際の省力化を達
成することができる。
列するとともに、その各乾燥室に自主検定用サンプルを
入れた乾燥箱を収容してそのサンプルの乾燥を行うサン
プル乾燥機において、前記サンプル乾燥機に臨ませて走
行用レ−ルを設け、この走行用レ−ルに沿って往復移動
するとともに、走行用レ−ルとは交叉する方向にも移動
する搬送台を設け、この搬送台に乾燥箱を出し入れする
サンプル搬入出手段を設けたものであるから、簡易な構
成でありながら確実にサンプルの乾燥箱への収納、排出
が行えて自主検定用サンプルを乾燥する際の省力化を達
成することができる。
【図１】装置全体斜視図である。
【図２】装置の右側面図である。
【図３】制御系のブロック図である。
【図４】他の実施例の作用説明図である。
【符号の説明】 １ サンプル乾燥機 ２ 乾燥室 ３ 乾燥箱 ４ サンプル搬入出装置 ８ Ｘ方向搬送用モ−タ １１ 搬送台 １２ Ｙ方向搬送用モ−タ １４ リニアモ−タ １５ ロ−タリアクチュエ−タ １６ 電磁石
Claims (1)
- 【請求項１】乾燥室を縦横方向に多数配列するととも
に、その各乾燥室に自主検定用サンプルを入れた乾燥箱
を収容してそのサンプルの乾燥を行うサンプル乾燥機に
おいて、前記サンプル乾燥機に臨ませて走行用レ−ルを
設け、この走行用レ−ルに沿って往復移動するととも
に、走行用レ−ルとは交叉する方向にも移動する搬送台
を設け、この搬送台に乾燥箱を出し入れするサンプル搬
入出手段を設けたことを特徴とするサンプル乾燥機にお
けるサンプル搬入出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124362A JP2776371B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | サンプル乾燥機におけるサンプル搬入出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124362A JP2776371B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | サンプル乾燥機におけるサンプル搬入出装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63135264A Division JPH0759302B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | サンプル乾燥機におけるサンプル搬入出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303949A true JPH08303949A (ja) | 1996-11-22 |
| JP2776371B2 JP2776371B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=14883530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8124362A Expired - Fee Related JP2776371B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | サンプル乾燥機におけるサンプル搬入出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2776371B2 (ja) |
Cited By (4)
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| CN105523332A (zh) * | 2015-12-01 | 2016-04-27 | 杭州千百万办公家具制造有限公司 | 智能密集架及自动录入检索的方法 |
| WO2017063238A1 (zh) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 钟高锋 | 具有互通式存取小车的自助式智能存取装置 |
| JP2019130455A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 井関農機株式会社 | 精米設備 |
| US11867473B2 (en) | 2016-12-23 | 2024-01-09 | Magpul Industries Corp. | Firearm bipod |
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1996
- 1996-05-20 JP JP8124362A patent/JP2776371B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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| JP2776371B2 (ja) | 1998-07-16 |
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