JP2019130455A - 精米設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の精米設備では、精白米収容袋についての配慮が無く、婦女子や高齢者には重労働となっている。【解決手段】建屋(T)内に利用者が出入りする客室(K)と精米機を搭載する機械室(M)とを備え、投入ホッパに投入した玄米を精米機で精米処理し精米機から精白米を精白米タンクに排出する精米設備において、投入ホッパに対向する客室側位置と精白米タンクに対向する客室側位置の間にレール部材を設け、このレール部材に沿って往復移動自在に昇降装置を設け、昇降装置は載置台と、載置台を昇降する昇降具と、前記レール部材に沿って移動するための走行手段を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、利用者が持参した玄米を精米する精米設備に関する。
利用者が持参する玄米は通常、20kg〜30kgと重量物であるため、玄米ホッパの投入口まで持ち上げるのが困難であるから、従来は、利用者が持参する玄米袋を載せると重量計が感知し、投入ホッパの高さまで上昇する昇降装置の構成が記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-194557号公報
特許文献1の構成は、持ち込み玄米をホッパに投入するのに便利で軽労化の点で優れる。しかしながら、一連の精米処理工程によって精白米を袋収容して持ち帰ることとなるが、この精白米収容袋については配慮がない。精白米タンクの下方で精白米を充填させた袋をタンク下方から横にずらせ、抱え上げて取り出さねばならず、婦女子や高齢者には重労働となっているという問題がある。
本発明は、従来の上記課題に鑑みて、精白米の袋収容においても軽労化の対象とし、婦女子や高齢者等の利用者にも利用し易い精米設備を提供することを目的とする。
かかる従来の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、建屋内に利用者が出入りする客室と精米機を搭載する機械室とを備え、投入ホッパに投入した玄米を精米機で精米処理し精米機から精白米を精白米タンクに排出する精米設備において、投入ホッパに対向する客室側位置と精白米タンクに対向する客室側位置の間にレール部材を設け、このレール部材に沿って往復移動自在に昇降装置を設け、昇降装置は載置台と、載置台を昇降する昇降具と、前記レール部材に沿って移動するための走行手段を備えたことを特徴とする精米設備とする。
これにより、昇降装置を投入ホッパ位置と精白米タンクに接近する位置に移動させることができ、白米収納した袋を載置台に載せて上昇させることにより精白米収容袋の持ち出しが容易である。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、昇降装置の載置台が下降位置にある場合にレール部材に沿う移動が可能となるよう構成した精米設備とする。
これにより、移動時は載置台が下降しており、載置台上の袋の落下による損失等を少なくできる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、人検知センサを設け、制御部は人検知センサが人不在と判定すると昇降装置を投入ホッパに対向する位置に自動復帰移動させる構成とした。
これにより、昇降装置を投入ホッパ側に移動させる必要がなく、次の利用者が利用しやすくなる。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一に記載の発明において、昇降装置に重量計を設け、検出重量が所定以上を超える場合には走行手段への移動出力を規制する構成とした。
これにより、重量物の不測の載置台からの落下を防止できる。
本発明により、婦女子や高齢者等の利用者にも利用し易い精米設備を提供することができる。
精米設備の客室の正面図 平面から見た精米設備の内部を示す図 精米設備の作業工程図 精米設備のブロック図 昇降装置の下降位置を示す図 昇降装置の上昇位置を示す図 精米運転のフローチャート 精米運転のタイムチャート 糠処理部の側面図 糠パック装置部の側面図 糠パックの作用状態を示す側面図 糠パックの作用状態を示す側面図 補助仕切壁部及び糠パック収容部の側面図(A)、及びその正面図(B) 補助仕切壁部及び糠パック収容部の斜視図(A)、及びその一部の側断面図(B)
本発明の精米設備の一実施の形態の料金式の精米設備について説明する。
精米設備の基本構成について、図1から図4に基づいて説明する。
建屋T内を利用者が出入りするための客室Kと、各装置を設ける機械室Mとに仕切壁1で仕切る。本実施の形態では、客室K側を前、機械室M側を後と呼ぶ。
機械室M内には、利用者が投入ホッパ2に投入した玄米を揚穀する揚穀機3と、玄米に混じる石を除去する石抜機4と、石抜機4から玄米を揚穀する第二揚穀機3aと、玄米を精米処理する精米機5を備える。
揚穀機3の排出側には切換弁21を設け、石抜機4側と投入ホッパ2上の玄米戻し口22側のいずれかに玄米を供給する。玄米戻し口22へは玄米戻し筒23を経て玄米を投入ホッパ2の投入面の上方に玄米を戻すことが可能である。
客室K側には、利用者が持参した玄米を投入する投入ホッパ2と、投入ホッパ2の投入口を閉鎖・開放する開閉扉6と、精米機5で精米処理された精白米を収容する精白米タンク7と、利用者が操作する操作盤8と、後述する昇降装置9を設ける。また、人検知センサ10を設けて客室K内の人(利用者)の有無を検出可能としている。
操作盤8には、精米する精白度を選択する精白度選択スイッチ11と、料金を投入する料金投入口19と昇降装置9を昇降動作可能な昇降スイッチ12を備える。昇降スイッチ12は上昇スイッチ12aと下降スイッチ12bとを備える。また、玄米戻し口22の近傍には玄米戻しスイッチ24を設け、玄米戻しスイッチ24を操作すると、投入ホッパ2内の玄米が揚穀機3及び玄米戻し筒23を経て玄米戻し口22から排出可能に構成している。
図1は開閉扉6が開いて袋h内の玄米を投入ホッパ2に投入可能な状態を示している。
投入ホッパ2の下部には、投入ホッパ2内に玄米があるか否かを検出する玄米有無検出センサ13を設ける。
精米設備の操作盤8内には制御部Aを備え、そのブロック図で図4に示すように制御部Aは精米設備各部を制御している。
投入ホッパ2の前方には、昇降装置9を設ける。昇降装置9は利用者が持参した玄米を収容する袋hを載置する載置台14と、載置台14に載置された袋hの重量を検出する重量計15と、載置台14を昇降させる昇降具16と、昇降具16の下部を支持する支持体17と、昇降具16の周囲を覆う軟性の蛇腹状の保護カバー18を設けている。昇降具16は、X状にリンク組みしたジャッキ形態の構成であり、正逆転電動モータ16mとこれに連動する螺子軸16vによって前記X型リンクの交差角度を変更調整することによって載置台14の上下高さを変更できる。前記上昇スイッチ12aを押してONする間電動モータ16mを正転させて載置台14を任意高さに上昇し、前記下降スイッチ12bを押す間電動モータ16mを逆転して載置台14を任意高さに下降する。支持体17は客室Kの床面に設置するレール部材27に沿って移動自在に設けられる。レール部材27は、投入ホッパ2の前方位置(図1中実線)と精白米タンク7の前方位置(同仮想線)の間に敷設され、従って昇降装置9は、投入ホッパ2の前方位置と精白米タンク7の前方位置との間で移動自在である。なお、レール部材27は等間隔に配置する2本のL型の長尺材からなり、前記支持体17の下部に設ける遊転ローラ17aをL型レール部材27の水平部上を転動させる構成とし、レール部材27とローラ17aによって手押し型走行手段を構成するものである。なお、利用者は昇降装置9や玄米充填袋hを直接押し引き操作してレール部材27に沿って往復移動させる任意の位置で停止することができる。停止を確実とするために適宜の制動機構を構成するとよい。載置台14と支持体17の間を保護カバー18で覆うことにより、利用者の足や大きな異物が離間部Rから入り込まないようにしている。
次に、精米運転について図7に基づいて説明する。まず、最も多い場面である約30kgの玄米を持参して300円を投入して精米処理する場合について説明する。
利用者は、持参した玄米を収容した袋h(例えば30kg)を準備して客室Kに入る。料金投入口19に料金(例えば300円)を投入したことを料金検出センサ20が検出すると(S101)、開閉扉6が開動作し(S102)、投入ホッパ2の投入口に玄米を投入可能となる。料金投入後に、利用者が初期位置、すなわち下降位置、の載置台14に袋hを載置し(S103)、昇降装置9の載置台14を上昇するため上昇スイッチ12aをオンすると(S104)、重量計15で重量を検出し、操作盤8の表示画面25に表示される。このとき、重量計15が設定範囲内の重量(例えば10kg以上〜40kg未満)を検出した場合(S105)には、電動モータ16mが正転駆動し、載置台14が投入ホッパ2の投入面と略同じ高さまで上昇する(S106,S107)。あるいは、料金投入後に上昇スイッチ12aによらず、自動で電動モータ16mを正転駆動させて載置台14を上昇させる構成としてもよい。利用者は袋h内の玄米を投入ホッパ2内に投入する(S108)。
S105でNOの判定の場合、即ち重量計15が設定範囲外の重量、又は重量検出無しの場合には、昇降装置9の上昇を規制し、表示画面25にその旨表示し警報する(S109,S110)。重量検出無しの場合とは、昇降装置9の外側から利用者自身で袋hを持ち上げて投入ホッパ2に投入する場合であり、このような場合には、昇降装置9を駆動させることが不要で、かつ、昇降装置9を上昇させることは安全面から好ましくないためである。また、設定範囲以上(40kg以上)の場合には、載置台14に利用者が乗っていると判断される場合があり、このような場合に昇降装置9を上昇させることは、安全面から好ましくないためである。
なお、重量計15による重量検出値は、表示画面25に表示をしないで、安全上の判断基準とするように構成しても良い。
利用者が精白度選択スイッチ11を選択すると(S111)、運転各部が駆動され精米運転(通常運転モード)が開始される(S113,S114)。投入した料金に対応する時間の精米運転が継続し(S118)、精米運転中に玄米有無検出センサ13が玄米無しを検出すると(S119)、精米機5内の残米を精米処理(残米運転モード)して精米運転を終了する(S120〜S122)。
ところで、上記S111で精白度設定スイッチ11の操作が無いときは、設定を促す報知をする(S112).また、上記通常運転モードの精米運転(S114)の間に、昇降装置9の電動モータ16mは逆転出力され載置台14を下降させる(S115,S116)。なお、この逆転出力は精米運転開始後所定のタイミングで自動的に出力されるようになっている。載置台14が下降された後レール部材27に沿って手動で移動させ、精白米タンク7の前方位置としておく(S117)。
前記のように、残米処理運転モードの実行を終えると運転各部は停止出力され、精米運転は終了する(S121,S122)。利用者は精米機5で精米処理されて精白米タンク7に収容された精白米を持参した袋hに収容して持ち帰る。ところで、袋hは昇降装置9の載置台14上に置いた状態で精白米タンク7のシャッタを開き精白米を袋h内に収容する(S123,S124)。収容し終えると袋hが載置台14上昇に邪魔になる場合は、精白米タンク7前方から外れた位置まで昇降装置9及び精白米収容の袋hを適宜に移動し(S125)、その位置で載置台14を上昇する。すなわち上昇スイッチ12aをオンし、電動モータ16mを正転駆動することで載置台14は上昇する(S126〜S128)。利用者は上昇した精白米収容袋hを両手で抱えて精米設備から外に取り出すことができる(S129)。そして、下降スイッチ12bをオンすると載置台14は下降する(S130〜S132)。
前記S118でNOの判定は、投入料金に対する運転時間が経過してもなお玄米が残っているものであるから、所謂料金切れを来しており、運転各部を停止し、表示画面に「料金不足」表示する(S133,S134)。そして追加料金が投入されると(S135)、S113に戻って精米運転を再開する。一方S135で追加料金の投入を認識できないときは、前記切換弁21を切換え、玄米戻しスイッチ24の操作によって玄米を戻し口22から回収する(S136,S137)。
精米運転の終了後に人が居なくなったことを人検知センサ10が検出すると開閉扉6を閉じる(S138,S139)。
前記のように昇降装置9が精白米タンク7の精白米を収容する袋hを載置できる構成であり、かつ、昇降装置9がレール部材27に沿う任意の位置まで移動して持ち出しのため担ぎ上げるときに、上昇位置の載置台14の袋hを持ち上げればよく、床面の袋hを持ち上げるような負担を軽減でき、楽に精白米収容の袋hを取扱うことができる。
次に、連続して多量の玄米(例えば60kg)を精米する場合の昇降装置9の動作について説明する。
投入ホッパ2の収容量は通常40kg程度であり、それ以上の玄米を投入する場合には分けて投入する必要がある。
そのため、精米運転に昇降装置9が上昇位置にある場合には、初期位置まで下降させる必要がある。そのため、精米運転中は昇降スイッチ12を操作可能に構成している。但し、以下の場合には、昇降動作を規制する。
下降動作を規制する場合として、設定重量以上(例えば40kg以上)を検出している場合である。この場合には、利用者が載置台14に腰かけていたりしている場合があり、安全上好ましくないためである。設定重量未満又は重量検出無しの場合には下降スイッチ12bによる下降が可能である。
下降した載置台14に新たな玄米入りの袋hを載置して上昇スイッチ12aで上昇させる。この場合にも、設定重量以上(例えば40kg以上)を検出している場合には、上昇を規制する。前述と同様、利用者が載置台14上に乗っている場合があるためである。
上昇位置まで上昇させてから投入ホッパ2に玄米を投入した後は、図7に基づく精米運転と同様である。
なお、載置台14の昇降動作中に、短時間に重量の増加や減少を検出した場合には、停止することが安全上望ましい。増加とは、例えば前述のとおり利用者が乗ったときであり、減少とは、袋hが倒れて袋h内の玄米が客室K内に散乱したときである。
次に、精米運転中に自動で昇降する場合の昇降装置9の昇降動作について説明する。
精米運転が終了し、かつ人検知センサ10が客室K内の人を検出しなくなった後に、載置台14が下降して初期位置に戻るが、他にも以下のタイミングがある。例えば、精白度選択スイッチ11を操作して精米運転を開始すると、載置台14を初期位置まで下降するように制御しても良い。この場合に、次の未投入玄米入りの袋hがある場合に、迅速に次に投入ホッパ2に投入する玄米入りの袋hを投入ホッパ2に投入する準備を行うことができる。 図7の実施例による料金に対応する運転時間が経過して料金切れ(S119)による精米運転の停止の際の昇降装置9の昇降操作について補足説明する。
玄米有無検出センサ13が玄米有りを検出しているのに、精米運転が停止した場合には、以下の3通りの場合がある。第1は、追加料金を投入する場合(S135)である。この場合には、図7に示すように精米運転を開始(再開)する。第2は、利用者が投入ホッパ2に残留する玄米量が少量又は残留する玄米に気が付かずにそのまま帰る場合である。この場合には、人検知センサ10が客室K内の人がいなくなったことを検出する(S138)と、開閉扉6が下降して閉動作する。なお、昇降装置9をレール部材27上のローラ17aを手押しの遊動ローラ型から走行モータによる駆動型ローラ17bに代替すると共に、レール部材17の適所には支持体17のフレーム部と接触可能なリミットスイッチ形態の位置検出センサを設け、昇降装置9のレール部材17に沿わせての左右切換走行を可能とし、かつその位置を検出できる構成とすると(自動走行手段)、制御部Aによる走行と位置制御が可能となる。こうした場合には、人検知センサ10の人不在判定に基づいて、昇降装置9(載置台14)が上昇位置にある場合は、投入ホッパ2の前側位置の初期位置まで自動的に移動させるとともに載置台14を自動下降することができる。第3は、玄米戻しスイッチ24を操作する(S136)と、切換弁21が石抜機4側から玄米戻し筒23側に切り換ると共に、揚穀機3が所定時間駆動を開始する。すると、投入ホッパ2内の玄米が揚穀機3及び玄米戻し筒23を経て玄米戻し口22から投入ホッパ2側に玄米が戻される。利用者は持参した袋hで戻された玄米を投入ホッパ2上で受けて収容する。このとき、載置台14が投入ホッパ2の前側の上昇位置にある場合には、その位置を維持し、この位置から離れた位置の場合にはレール部材27に沿って移動して載置台14を上昇することで、玄米を収容した袋hを載置台14に載置して下降させることができる。玄米戻し口22から残り玄米を収容するまで玄米戻しスイッチ24を操作継続し収容し終えた後は、精米処理済の精白米を回収するがその手順は図7のS121以降と同じである。
ここで、走行手段としてレール部材27と遊動ローラ17aによる手押し型から電動走行モータによる駆動型ローラ17bに代替した電動型走行手段について、図4の制御ブロック図、図8のタイムチャートに基づき詳細に説明する。まず、制御部Aに入力するスイッチ情報として、前記人検知センサ10、精白度設定スイッチ11、昇降スイッチ12のほか、走行モータ31を正転又は逆転に切り換える走行手動スイッチ32情報を入力する。また、各種検出手段情報として、重量センサ(重量計)15、載置台14が上昇位置にあることを検知する上昇検知センサ33uと下降位置にあることを検知する下降検知センサ33dからなる昇降検知センサ33、レール部材27の所定位置に昇降装置9が達していることを検知する3個の走行位置センサ34a,34b,34cを有する。このうち、第1の走行位置センサ34aは、昇降装置9が投入ホッパ2の前方に位置するとき(イ)、第2の走行位置センサ34bは昇降装置9が精白米タンク7の前方に位置するとき(ロ)、第3の走行位置センサ34cは第1の走行位置センサ34aと第2の走行位置センサ34bの中間位置にあるとき(ハ)にそれぞれ検知するよう客室K内固定部材に適宜配設され、昇降装置9と接触することによってON作動するリミットスイッチ形態又はリードスイッチ形態の構成となっている。なお、第3の走行位置センサ34はレール部材27に沿って位置調整自在になっている。
人検知センサ10が人を検知すると、装置及び制御部元電源がONされる。利用者は初期位置、つまり投入ホッパ2の前方かつ下降位置にある昇降装置9の載置台14に玄米袋hを載せる。そして昇降スイッチ12のうち上昇スイッチ12aをONすると、載置台14は上昇し、昇降検知センサ33の上昇位置検知センサ33uをONする。利用者は高くなった玄米袋hを持ち投入ホッパ2に玄米投入し、精白度設定スイッチ11を操作して精米運転を行う。
この精白度設定スイッチ11の操作後所定時間t1後、制御部Aから載置台下降出力が発せられ、前記昇降具16の電動モータ16mは逆転して載置台14を下降する。前記設定時間t1経過後、載置台14の下降位置への到達に十分な時間であるところの第2の設定時間t2経過を待ち、制御部Aは昇降装置9移動出力する。具体的には、投入ホッパ2前方から精白米ホッパ7前方への移動であり、走行モータ31に正転指令出力する。昇降装置9はレール部材27に沿って移動し精白米タンク7の前方で止まる。なおこの停止出力は第2の走行位置センサ34bの検知による。 さて、精米運転が終了すると、精白米収容袋hを精白米タンク7下方にのぞませるが、このとき下降位置で待機する昇降装置9の載置台14に袋hを載せて精白米タンク7のシャッタを開いて排出する。これに伴い重量センサ15は検知し検知結果を表示出力する。精白米の袋h収容が完了すると、昇降装置9を精白米タンク7位置からずらせて取り出すが、このため走行手動スイッチ32を操作して投入ホッパ2側に移動させる。この方向への移動は走行モータ31を逆転させることで実行されるから、走行手動スイッチ32を逆転側に設定する。第3の走行位置センサ34c位置に達すると走行モータ31は停止する。この位置で、精白米収容袋hを取り出すが、取り出す前に昇降スイッチ12の上昇スイッチ12aを操作すると、載置台14は上昇し、取り出し易くなる。
利用者は、作業終了のため退出し、人検知センサ10が人無しと判定すると、制御部Aは初期位置復帰出力する。この出力を受けると、まず載置台下降出力が出されて載置台14が下降する。下降が昇降検知センサ33で確認されると、直後に走行モータ31に逆転指令信号が出力され、昇降装置9は投入ホッパ2の前方位置に至る。こうして昇降装置9は載置台14が下降位置で、投入ホッパ2前方に戻ることができ、初期位置で次作業のために待機する。上記初期位置復帰出力が出てから所定時間t3内に一連の工程を完了し、装置及び制御部電源はOFFする。
走行手動スイッチ32による走行モータ31正転又は逆転出力、あるいは制御部Aの走行モータ31駆動出力に基づき、昇降装置9はレール部材27に沿って移動走行するが、昇降装置9の載置台14が下降位置にない場合、つまり下降検知センサ33dがONの条件にないときは、これらの走行モータ31駆動出力は規制される構成としている(図8中NG)。このため、載置台14が高い位置にあって玄米又は精白米充填袋hが乗っているとき移動すると慣性や速度によっては充填袋hが落下する恐れがあるが、載置台14が下降位置にあると例え落下しても散乱等の恐れが少ない。
また、重量計15による検出重量が所定以上を超える場合には走行手段への移動出力を規制するよう構成している。つまり、自動走行装置の場合には不測に落下する恐れがあり、落下すると重量物のため他物破損等の恐れがあるが、これらを防止できる。
次に、昇降装置9の重量計15を用いて精白米の重量を表示画面25に表示する場合について説明する。
利用者は、精米機5で精米処理された精白米の量を把握したい場合がある。そこで、精米運転を終了した後に、昇降装置9の載置台14に精白米を収容した袋hを載置することで精白米の重量を表示画面25に表示することができる。
精米運転終了時に昇降装置9の載置台14が上昇位置にある場合には、下降スイッチ12bを操作して載置台14を初期位置まで下降させ、載置台14に袋hを載置して精白米の重量を測定して表示画面25に表示することができる。
次いで、図2,図3、及び図9〜図14に基づき、精米機5の精白処理によって発生する糠のパック装置について説明する。
前記精米機5において所定の精白度に精米されるとき、玄米粒子表面から剥離された糠層が、選別分離されて、精米機5の精米室から除糠される。この除糠は、吸引排塵機や、オーガラセン等によって搬送されて、機械室Mの奥側に配置の糠袋に収容処理される。このような除糠作用中に、利用者が一部の糠パックPを取得する場合は、この糠パックPの取得操作によって、前記精米機5から除糠された一部の糠が、糠パック装置50へ供給されて、この糠パック装置50によって、フィルムシートFによって所定量毎にパックP詰めされる。このパックP詰めされた糠パックPは、傾斜状態の糠パックシュート53の上面に受けられて、客室K側へ滑落される。
このとき、機械室Mの前記精米機5と建屋側壁との間において、順次落下される糠パックPは、糠パックシュート53の傾斜面に沿って滑落して、途中の仕切壁1の糠パック排出口51から客室K側の糠パック収容室52内へ流下される。精米利用者はこの糠パック収容室52内に流下された糠パックPを取出して持ち帰ることができる。
又、糠パックPを取得するためのフィルムロールFは、前記精米作用を行うにあたって、予めこの糠パック収容室52内部に装填しておくものであるが、このフィルムロールFが使用によって少くなったり、新しいものと交換、乃至補給しなければならない場合等のときは、新しいフィルムロールFを糠パック収容室52の所定個所に装填して糠パックP形成可能の状態に維持できる。
又、前記客室Kに配置の糠パック収容室52には、糠パックシュート53上面を滑落して収容された糠パックPを取出可能のボックス口54と、このボックス口54を開閉するボックス口開閉板55を設け、前記糠パックシュート53の下側部空間は、前記フィルムロールFを引出供給可能に収容するフィルムロール室56に設けられ、このフィルムロール室56の側面部に、フィルムロールFを装填可能のロール室口57と、このロール室口57を開閉可能のロール室口開閉板58を設ける。
前記糠パックPを滑落案内する糠パックシュート53を有する糠パック収容室52は、客室K側面に開口するボックス口54と、ボックス口開閉板55を有するため、前記糠パックシュート53を経て滑落される糠パックPを、この糠パック収容室52内に収容させることができ、精米終了後は、このボックス口54のボックス口開閉板55を開くことによって、糠パックPを取出すことができる。
又、前記糠パックシュート53の下側に形成するロール室56の側面部には、ロール室口57と、これを開閉するロール室口開閉板58を設けるため、糠パックPを得るときは、このロール室口開閉板58を開いて、フィルムロール室56内に糠パックP形成用のフィルムロールFを装填しておくことができる。
更に、前記糠パック収容室52内のフィルムロール室56を覆う糠パックシュート53は、このフィルムロール室56の上側部の開閉可能に構成し、又は、前記ロール室口開閉板58を開閉することによって、このフィルムロール室56の上側部の糠パックシュート53を開閉可能に構成する。
前記のように糠パック収容室52内の糠パックシュート53は、糠パックPを受けて直ちに滑落させることができ、糠パック収容室52内へ収容案内させる。この糠パックシュート53を開くことによって、ロール室56の上側面を広く開放することができ、上側部からのフィルムロールFの装填状態を的確に点検し易くする。
又、ロール室口57のロール室口開閉板58を開くことによって、このロール室口57からのフィルムロールFを装填することができる。又は、このロール室口開閉板58を開閉することによって、これと連動して、糠パックシュート53を開閉操作可能とすることができるもので、フィルムロール室56は、ロール室口開閉板58と、糠パックシュート53を同時に開いて、フィルムロールF部の装填、乃至作動状態等を点検し易くする。
前記精米機5の除糠網から漏下する糠は、吸引排塵機30であるブロアによって吸引搬送されて、サイクロン41へ吹込搬送される。前記機械室Mの糠パック装置50部から、この奥側の糠袋室42部に亘る上部位置には、ラセン43を有した搬送筒44,45を配置して、前記サイクロン41で分離した糠をラセン43の回転によって糠袋室42の糠袋Dへ搬送して、各排出口筒46から袋D詰め供給することができる。前記搬送筒44の一端部に設けるギヤドモータ47は、糠取出スイッチ48の操作によって正、逆回転に切替えることができ、搬送筒44のラセン43を逆回転することにより、サイクロン41から送出される糠を、仕切壁1側の糠パック装置50上にのぞむ排出口筒49へ搬送する。前記糠取出スイッチ48は、客室Kの仕切壁1上部に設けて、利用者が客室Kから容易に操作することができるように構成している。
前記糠搬送用の搬送筒44,45は、精米設備の天井部材に対して、ハンガブラケット60を介して装着し、配置位置を変更可能に設けている。
この排出口筒49を有する搬送筒44の下側部には、糠パック装置50を装着した架台フレーム62を位置させて設け、架台フレーム62の下面にはキャス夕61を有して床面を移動可能の構成としている。
前記糠パック装置50上端部の供給口シュート64にのぞむ排出口筒49には、下端縁に接続する接続シュート66を、パッチン錠67によって着脱可能に設けている。前記糠パック装置50は、供給口シュート64と共に昇降して、糠パックPを形成させるが、この糠パック詰作用を行わせる間は、供給口シュート64が一定の位置に上昇して、シュート64内部に接続シュート66を適宜深さ位置に嵌合させた状態にあり、糠のパック詰め供給を正確に行わせる。又、前記排出口筒49、及び接続シュート66は、搬送筒44の終端部排出口部にも同様に構成されて、糠袋室42の糠袋Dにのぞむ搬送筒45へ、糠を受継搬送する搬送筒44,45の連接部においても構成することができる。
前記架台フレーム62に構成する糠パック装置50は、上下方向のガイドロッド70に沿って昇降案内されるプレート71に、漏斗状、乃至クサビ状形態のフィルムガイド72や、このフィルムガイド72の内面に沿ってフィルムシートFを引出して、フィルム側縁や、底縁部、及び供給口縁部を電熱接着して糠パック用のフィルム袋を構成するフィルム溶着装置78を設け、このプレート71の上限位置と、前記搬送筒44の排出口筒49との間の架台フレーム62上の供給リング38部には、中央部に漏斗状の供給シュート49を嵌合させて支持し、この供給シュート64の下端部外周部にパックP口部を開口把持したり、閉口把持するフィルムフィンガ74を配置している。前記プレート71の昇降は、モータ75によって駆動されるチエン76により行われる。又、前記フィルム側縁部を挟持溶着する溶着装置78は、フレーム62に対して昇降の昇降アーム79に装着されるが、この昇降アーム79を、モータ80で駆動するチエン77を介して昇降される。この昇降アーム79に糠フィルムパックPの袋口位置を検出する袋口センサ73が設けられていて、このセンサ73の下降位置ではパック袋Pの底部を溶着形成し、上昇位置では袋口部を溶着するように溶着装置78を作動させることができる。
前記製袋用のフィルム(ビニールシート形態)Fをロール巻きにして、客室Kの糠パック収容室52底部のフイルムロール室56に装填しておくが、このフィルムFは、前記糠パックシュート53の下側部に沿って機械室3のフィルムガイド72位置に亘って引き出されるようにして供給される。このフィルムロールFを収容するフィルムロール室56の底部には、このフィルムロールFの下面を支持する一対の支持ロール81を支持台84に設けて、モータ82によってフィルムロールFを回転させて、フィルムの引出力を軽快に行わせるように補助するが、この一対の支持ロール89間に支持されて引出回動されるフィルムロールF径が小さくなると、下動して、リミットスイッチ83をONして、フィルムロールFを新しいものと交換するように警報器等を出力して促すものである。
前記糠パック収容室52は、内底部に糠パックシュート53の下端部を支持軸85の周りに前後回動可能に設け、奥側の仕切壁1側へ回動すると、上面を適宜傾斜面にして、糠パックPが滑落し易くなると共に、フィルムロール室56の上側面を覆う形態となる。糠パックシュート53を上方へ起した状態では、フィルムロール室56の上面を開放状態とすることができ、底部のフィルムロールFの状態を点検し易くなる。又、前記糠パック収容室52の上面は常時開口状態に構成して、糠パックPを取出すことができるように構成しているが、これにボックス蓋を装着可能に構成することもできる。
前記糠パック収容室52の前側面側にボックス口54、及びボックス口開閉板55を設けて、収容した糠パックPを取出可能に構成することもできる。
又、前記ロール室口57、及びこれを開閉するロール室口開閉板58は、前記フィルムロールFを収容するロール室56の白米袋詰作業側の側面に構成して、内部の支持ロール81上におけるフィルムロールFの出し入れ交換を行い易く構成している。
精米設備の玄米搬送経路中又はこれを分岐して穀粒判別器(図示せず)を備え、玄米中のくず米割合を検出できる構成とし、このくず米割合が予め設定した比率以上を呈するときは、糠パック装置50の運転を規制する。くず米が精米処理によって砕米化し糠とともに排出され、糠パックP収容量に影響するからである。穀粒判別器に代替して以下の構成とし砕米過多を推測できる場合にも糠パック装置50の運転を規制する。すなわち、精米機5各部を駆動する精米機モータの負荷電流値を検知できる電流検知手段を備え、検出電流値が所定値以上であって精米機モータの定格電流値付近を呈する場合に、くず米の精米と推定するものである。
さらに、精米機モータの負荷電流値を検知できる電流検知手段を設ける場合は、白米精米を推測でき、糠パック装置50の運転を規制する。すなわち、白米を精米処理する場合があり、この場合は糠がほとんど発生しない。白米を精米機5処理する場合には、負荷電流値が通常の玄米精米時よりも低くなるので、この特性を検出電流値に展開し、所定電流値以下の場合には白米処理と推定して糠パック装置50の運転を規制する。なお、白米処理であるか否かを直接カラー判別センサ(図示せず)をもって判定する構成でもよい。カラー判別センサは、例えば石抜機4の選別部に配置するが、色彩判別によって玄米か白米かを判別できるものである。
前記糠パック装置50は、機械室M内において仕切壁1に隣接して設置されているが、糠パックPは糠パック排出口51を経て客室K側に取り出される構成となっている。ところで、図13,図14に示すように、糠パック装置50に対向する仕切壁1部を開口する。このように形成した開口部90は、糠パック排出口51の機能を含んでおり、かつ上方に大きくくり抜く状態とされる。そしてこの開口部90に、上部横軸芯m回りに下方側が客室K側に回動すべく補助仕切壁部91を設けて開閉自在に固定できる構成とする。そして補助仕切壁部91に、糠パック排出口51に相当する開口部下方に対応して、客室K側に膨出状の覆い体92を設けている。この覆い体92は、補助仕切壁部91が開口部90を閉じる姿勢で固定の時、前記糠パック収容室52の上部を覆うことができる構成としている。こうして糠パック装置50から繰り出される糠パックPは、覆い体92対向箇所から糠パックシュート53を経て糠パック収容室52に滑落して収容される。
補助仕切壁部91の固定手段について、上部の横軸芯mの構成は、仕切壁1を支持する縦横の桟93のうち上部横桟93hの上縁に固定する固定軸94に対して補助仕切壁部91を支持するブラケット部材95を回動自在に連結することで構成される。また、開口部90を閉じる姿勢で補助仕切壁部91を保持する保持機構としては、客室K側から容易に開閉できないよう機械室M側において、常時は弾性バネの作用でロックピン96を補助仕切壁部91の係止部96aに係合するロック状態とし、開閉スイッチ97の操作によってソレノイド(図示せず)を励磁し弾性バネに抗してロックピン96を退避動させることによってロック解除でき、補助仕切壁部91を上部横軸芯m回りに回動を許容する構成である。
このように、補助仕切壁部91を構成し、客室側に回動させることによって、開口部90から糠パック装置50の各部の点検を行うことができる。例えば、糠パックシュート53からの糠パックPの繰り出し状況やパックへの糠充填状態の適否確認、各部のメンテナンスなど行うことができる。
前記補助仕切壁部91の下部側は、糠パック排出口51を形成しその対応する前側に前記覆い体92を固着する構成としているが、糠パック排出口51を形成するため、補助仕切壁部91を門型としている。そしてこの門型によって形成される左右脚部の下端縁91a,91aで、前記糠パックシュート53の上側左右を押圧保持できる構成としている。糠パックシュート53は客室K側に向けて下り傾斜し、補助仕切壁部91は客室K側から開口部90を閉じるよう回動する構成であるから、糠パックシュート53は、受側としての下部横桟93hと補助仕切壁部91の下端縁91a,91aに挟まれて保持される構成である。このように構成すると、糠パックシュート53の上辺部の固定手段を省略できる。なお、下部横桟93hとの挟持関係に鑑みて、下端縁91a,91aに適宜の補助板を延長構成する場合もある。
さらに、前記補助仕切壁部91の所定の高さ位置には、透明窓98が設けられる。前記糠パック装置50の糠パックへの糠充填を行う糠充填箇所に対し正面側から視認可能に構成されていて、この透明窓98は前記パックへの糠充填箇所が視認できる高さに設けられ、補助仕切壁部91の内側、即ち機械室M側には斜め下方に向く視認用筒体98aを備える。このように構成すると、透明窓98からやや下位の糠パック充填箇所を見下ろす状況となる。一方精米機5の上部に設ける玄米タンク内視認用透明窓99が設けるが、上記のように視認用筒体98aを設けることによって、透明窓98の高さを調整設定できる。このため、糠充填箇所視認用透明窓98と玄米タンク内視認用透明窓99とを並置できる配置構成となって、当該玄米タンクの状況とともに糠パックPの製作状況の視認が容易である。
更に、仕切壁1近傍で機械室M側天井部付近に、糠パックへの糠充填箇所に向けてライト100を設ける。糠パックPの製作状況の視認が容易となる。なお、ライト100の点灯タイミングを糠を搬送する前記ラセン43を駆動するモータ47の逆回転駆動出力に連動させておくとよい。糠パック装置50側へ糠を供給するときのみの点灯によって無駄点灯を回避できる。なお、この場合の消灯のタイミング例としては、糠パック一袋分の糠供給時間満了後、モータ47は正転に切り換わるが、この切り換わり後予め設定した所定時間後とする。ここで、所定時間は糠パック装置50の処理完了時間である(例えば、10秒)。
また、糠パックシュート53部等パック排出経路に詰り検出センサを設け、パック詰りを検出せず正常な糠パック排出状態のときはライト100消灯信号を出力する構成としてもよい。さらに、人検知センサ10がONしている間ライト点灯出力する構成としてもよい。
前記仕切壁1を支持する桟のうち縦桟93vに、マグネット101を設け、補助仕切壁部91を吸着固定できる構成としている。
2 投入ホッパ
5 精米機
7 精白米タンク
9 昇降装置
10 人検知センサ
14 載置台
15 重量計
16 昇降具
17a ローラ(走行手段)
17b ローラ(走行手段)
27 レール部材
31 走行モータ(走行手段)
K 客室
M 機械室

Claims (4)

  1. 建屋内に利用者が出入りする客室と精米機を搭載する機械室とを備え、投入ホッパに投入した玄米を前記精米機で精米処理し前記精米機から精白米を精白米タンクに排出する精米設備において、
    前記投入ホッパに対向する客室側位置と前記精白米タンクに対向する客室側位置の間にレール部材を設け、前記レール部材に沿って往復移動自在に昇降装置を設け、前記昇降装置は載置台と、前記載置台を昇降する昇降具と、前記レール部材に沿って移動するための走行手段を備えたことを特徴とする精米設備。
  2. 前記昇降装置の前記載置台が下降位置にある場合に前記レール部材に沿う移動が可能となるよう構成した請求項1に記載の精米設備。
  3. 人検知センサを設け、制御部は前記人検知センサが人不在と判定すると前記昇降装置を前記投入ホッパに対向する位置に自動復帰移動させる構成とした請求項1又は請求項2記載の精米設備。
  4. 前記昇降装置に重量計を設け、検出重量が所定以上を超える場合には前記走行手段への移動出力を規制する構成とした請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の精米設備。
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