JP2006205112A - 精米装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 貨幣等の投入による無人の精米装置の設置面積の有効利用をはかる。
【解決手段】 ハウス(1)の一階(1F)に玄米投入口(2)と、精米操作する操作盤(3)、及び精米された白米を取出す白米取出口(4)を設け、該玄米投入口(2)から供給された玄米をこのハウス(1)の二階(2F)へ揚穀する揚穀機(5)を設け、この二階(2F)にはこの揚穀玄米を受けて石抜きする石抜機(6)と、石抜きされた玄米を精米する精米機(7)、及びこの精米によって生ずる糠を袋(A)詰めする糠収集装置(8)を設けたことを特徴とする精米装置の構成とする。玄米投入口(2)に投入された玄米は、揚穀機(5)によって二階(2F)へ供給されて石抜作用、精米処理される。白米は一階(1F)の白米取出口(4)に取出され、糠は二階(2F)の糠収集装置(8)へ搬送されて糠袋(A)に収容される。
【選択図】 図1
【解決手段】 ハウス(1)の一階(1F)に玄米投入口(2)と、精米操作する操作盤(3)、及び精米された白米を取出す白米取出口(4)を設け、該玄米投入口(2)から供給された玄米をこのハウス(1)の二階(2F)へ揚穀する揚穀機(5)を設け、この二階(2F)にはこの揚穀玄米を受けて石抜きする石抜機(6)と、石抜きされた玄米を精米する精米機(7)、及びこの精米によって生ずる糠を袋(A)詰めする糠収集装置(8)を設けたことを特徴とする精米装置の構成とする。玄米投入口(2)に投入された玄米は、揚穀機(5)によって二階(2F)へ供給されて石抜作用、精米処理される。白米は一階(1F)の白米取出口(4)に取出され、糠は二階(2F)の糠収集装置(8)へ搬送されて糠袋(A)に収容される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、狭いハウス内のスペースを利用して、精米用玄米の供給や、精米後の白米の取出等、取扱、及び精米操作を簡単、容易化し、精米により発生の糠を収容した糠袋の処理を省力化する精米装置に関する。
ハウス内に精米機や糠収集装置等を配置する技術(例えば、特許文献1参照)や、ハウスの二階に設けた糠収容タンクから一階のトラック車両の糠タンクに流下供給させる技術(例えば、特許文献2参照)等が知られている。
特公平7−32882号公報(第2頁、図1)
特開平8−24679号公報(第3頁、図1)
郊外に設置される無人精米装置の利用は、玄米の搬入や、白米の搬出を自動車で行うため、広い駐車場を要する。しかもこれら精米装置に対する玄米の供給や、白米の取出し、さらには重量の大きい糠袋の処理には重労力をも要する。
請求項1に記載の発明は、ハウス(1)の一階(1F)に玄米投入口(2)と、精米操作する操作盤(3)、及び精米された白米を取出す白米取出口(4)を設け、該玄米投入口(2)から供給された玄米をこのハウス(1)の二階(2F)へ揚穀する揚穀機(5)を設け、この二階(2F)にはこの揚穀玄米を受けて石抜きする石抜機(6)と、石抜きされた玄米を精米する精米機(7)、及びこの精米によって生ずる糠を袋(A)詰めする糠収集装置(8)を設けたことを特徴とする精米装置の構成とする。運搬車両を駐車場(9)に駐車して、玄米袋を車両から降して玄米投入口(2)へ運んで供給する。又、操作盤(3)での精米運転の操作を行う。玄米投入口(2)に投入された玄米は、揚穀機(5)によって二階(2F)の石抜機(6)へ供給されて石抜作用を受ける。この石抜きされた玄米は精米機(7)へ供給されて精米処理される。この精米処理を受けた白米は一階(1F)の白米取出口(4)に取出され、糠は二階(2F)の糠収集装置(8)へ搬送されて糠袋(A)に収容される。又、該白米を取出すときは、白米取出口(4)下に白米袋等を置いて、白米を取出収容させて、車両に積込む。
請求項2に記載の発明は、前記ハウス(1)の二階(2F)には、糠収集装置(8)により袋詰される糠袋(A)を一階(1F)の駐車場(9)に降下させる袋降装置(10)を設けたことを特徴とするものである。前記のように二階(2F)の精米機(7)で発生した糠が糠収集装置(8)で収集されて糠袋(A)に収容される。この糠袋(A)が満杯になると、この糠袋(A)を袋降装置(10)で、一階(1F)の駐車場(9)に予め駐車させているトラック車両の荷台上に直接降下させて載せ替える。
請求項1に記載の発明は、玄米投入口(2)や、精米運転の操作盤(3)、及び白米取出口(4)等を除き、石抜機(6)や、精米機(7)、及び糠収集装置(8)等の機械装置の主要構成機材を二階(2F)に配置するため、階下の駐車場(9)を広く設定することができ、車両による玄米搬入や、白米の搬出、及び精米運転操作等を行い易くすることができる。
請求項2に記載の発明は、糠収集装置(8)によって袋詰された糠袋(A)は二階(2F)にあって、この糠袋(A)を袋降装置(10)によって、一階(1F)の駐車場(9)に停車の車両荷台上に直接下降させて載せることができ、省力化して、糠袋(A)の取扱処理を簡単、容易に行うことができる。
図面に基づいて、精米ハウス1は、一階1Fと二階2Fとの床を形成する二階建て形態とする。13、14、15は各隅部に設ける隅柱である。この一階1Fの略半分の床部に作業床16を形成し、仕切壁17の内側には、玄米を投入する玄米投入口2と、精米運転操作を行う操作盤3と、精米後の白米を取出す白米取出口4と等を配置する。なお仕切壁17にはこれら玄米投入や白米取り出しのための開口(図示せず)を備える。玄米投入口2の下部に設けられる玄米ホッパー18は開閉操作可能のシャッター19を介して揚穀機5の下端部に連通させている。この揚穀機5はモータ20によって駆動することができ、ホッパー18から供給される玄米を受けて二階2Fの石抜機6へ搬送供給することができる。又、白米取出口4には、白米を収容してシャッターを開くことによって白米袋等に排出することのできる白米ホッパー21を設ける。この白米ホッパー21の下方には適宜高さの袋受スペースを設け、この袋受スペースに置いた白米袋の袋口をこの白米ホッパー21口にのぞませた状態で、シャッターを開いて白米ホッパー21の収容白米を袋詰めするように構成する。又、前記操作盤3は、玄米投入口2へ供給する玄米供給量に応じたコインを投入する後記コインメック43や、玄米精白度を決めるスイッチボタン44、及び玄米種類スイッチボタン45等を有する。
この一階1Fの作業床16の外側部には、柱14、15間に車両22の通る駐車場9を設ける。玄米を玄米投入口2へ持込むときや、白米取出口4からの白米袋を積込みを行うとき、更には、糠袋の積込みを行うとき等には、車両22をこの駐車場9に駐車させて作業操作することができる。又、この駐車場9の外側の柱15は、この上部の二階2Fの張出形態や構造等によって取除く形態とすることができる。
ハウス1の二階2Fには、前記作業床16や、投入口2、取出口4等寄りの上方部に、石抜機6や精米機7等を配置し、駐車場9部の上方に糠収集装置8や、袋降装置10等を配置する。石抜機6は、揚穀機5の上端部から流下される玄米を受けて揺動選別する揺動盤を有し、玄米から比重の大きい石礫を選別して取除くものである。この玄米をモータ25で駆動される揚穀機26に供給して、この揚穀機26から精米機7のホッパー27に供給する。この精米機7は、精米転子とこの外周を囲う精米網とを有して、精米転子の回転のもとに玄米を精米網内に通すことによって精米作用を行わせて白米を得るものである。この精米機7の排出口28から排出される白米は、シュータ等を経て一階1Fの白米ホッパー21内に流下される。又、該精米網の外周に選別された糠は、糠収集装置8のサイクロン30に連通の吸引ホース29を吸引搬送されて、このサイクロン30において吸引風から分離される。このサイクロン30は駐車物9の上側の二階2F上方に複数設けられ、サイクロン30の糠排出口31の下側に大きい糠袋A口をのぞませる。サイクロン30の糠排出口31の下端にはオーガ等を内装する移送樋32が設けられて、このサイクロン30直下の糠排出口31にのぞませた糠袋A口部が、糠収容で一杯になると、余りの糠は移送樋32を経て隣接の糠袋Aに搬送収容される。
このような各糠袋Aは、二階2Fの床面と略同位に設置される昇降台35上面に受けることができる。この昇降台35は、二階2F床面に形成の昇降口34の横側に配置されて伸縮可能の昇降シリンダ36によって昇降可能に支持される。この昇降シリンダ36を支持する支柱37が二階2Fに設けられて、前記糠排出口31や搬送樋32の糠排出口33にのぞませる糠袋Aは、袋口38横の吊下紐39を、該支柱37等に吊下げられるフック40に吊下げておき、糠の収容を行わせることができる。この糠袋Aは、昇降台35に載せて昇降シリンダ36の伸長によって下降させることができる。この下降するときは該吊下紐39をフック39から外しておく。又、この糠袋Aを降すときは、予めトラック車両22を駐車場9に駐車させておき、昇降台35はこのトラック車両22の荷台上面に下降させて受けさせる。下降した糠袋Aは、昇降台35上面からトラック車両22の荷台上面に載せ替える。
前記操作盤3には、所定のコインを投入するコインメック43や、玄米の種類を指定する玄米種類スイッチボタン44、及び精白度を指定する精白度スイッチボタン45等を配置する。この操作盤3の下部には、可撓性ホース46を引出口50から引出可能に設け、先端部には吸引ノズル47を有する。このホース46は前記玄米投入口2にのぞませていて、この吸引ノズル47近くのスイッチボタン48を押すことにより吸引力を働かせることによって、持込まれた車両22上の玄米袋B内の玄米Cを直接吸引搬送して、該玄米投入口2へ供給することができる。この方法であれば、玄米袋Bは持込車両22の荷台上においたままでも搬送供給することができ、供給完了すればホース46を操作盤3引出口50の内側へ収納させておくことができる。このホース46はサイクロン49を介して吸引ファン51による吸引力を働かせて搬送可能に構成したもので、このサイクロン49の排出口52から玄米を落下供給させる。
次に、主として図5に基づいて、前記ホース46に吹込ホース55を一体形成して、圧風ファン56からの圧風をノズル47外周部の噴風口57から噴出させる。この噴風によって玄米袋B内の玄米を浮かせるようにして、中央部のノズル47から吸引してホース46を経て玄米投入口2へ搬送する。
図6は投入ホッパの改良構造を示す。仕切壁60により機械室Mとは仕切られた操作室S側に玄米又は籾等穀物の投入ホッパ61を設け、この投入ホッパ61の下方に縦軸62回りに回転する回転軸63に中央の多角ボス部から放射状に等ピッチで掻き寄せ羽根65,65…を形成し、該掻き寄せ羽根65,65…の先端部を接続壁66,66…によって接続することにより、ホッパ61下方に設ける固定底壁68部とにより放射状配置の収容部67a,67a…の形成された繰出機構67が設けられる。投入ホッパ61の一側は傾斜案内壁61aに形成され、他側は略垂直壁61bに形成される。69はこの垂直壁61bから斜め下方に延出された傾斜案内板である。上記垂直壁61bの外側には昇降機70を立設しており、この昇降機70の下部側の受漏斗71の上部に案内接続枠72を設け、該案内接続枠72の上方に前記収容部67aがのぞむと該収容部67aと受漏斗71とが連通する構成であり、図外シャッタの開動によって底部を開き、穀物供給可能である。73は駆動モータである。
したがって、投入ホッパ61の穀物は、開口61cから順次繰出機構67の上記収容部67a,67a…に入り、回転(R)と共に移動し、案内接続枠72、受漏斗71から昇降機70内に入る。繰出機構67は上下高さを低く構成でき、ひいては投入ホッパ61の設置高さを低く構成できるため、穀物投入の際の持ち上げ高さを低くし労力を軽減する。
図7は図6の下方に異物除去手段74を構成して投入された穀物中から藁くず等の長尺異物や綴れ米等を除去するものである。異物除去手段74は、前記繰出機構67の排出部下方に設けられ、広い盤面に整穀物を漏下させる目合いの選別網74aを張設した選別枠74bが傾斜して設けられ、その傾斜上位側を支点に下位側を一定方向に縦軸心回りに回動させることによって選別枠74b全体を振動状態となす構成である。75は駆動モータである。
上記のように構成すると、投入ホッパ61からの穀物は所定量毎に収容部67a,67a…で繰り出されながら、異物除去手段74の選別枠74bに供給される。選別枠74bでは選別網74aによって整粒穀物は漏下して選別枠74b底部で受けられて案内され、一方選別網74a上に残る長尺異物や綴れ米などは、選別網74aの下端側から回収箱76に回収される構成である。このように構成すると、異物除去手段74から分離回収された異物は操作室S側に近いため、この操作室Sから回収処分することができ、機械装置に上流側から機械全体の異物による詰りを防止できる。
前記操作盤3面には、白度設定ボタン45のほか、コイン入力手段82、プリペイドカード入力手段83等を備え、操作盤3への入金操作情報と運転情報とを入力して使用内容を印字するデータプリンタ84を構成する。すなわち、演算制御部85は、上記コイン入力、カード入力、タイマー入力等を受け、コイン使用枚数、カード使用度数等各出力するが、この出力によって時計機能内蔵のデータプリンタ84は、使用時間(ア)とともに利用金額(イ)を印字出力できる構成である(図8(1))
印字内容において、カードによる使用と貨幣による使用を区分表示したことを特徴とする。図8(2)において、利用時間と金額表示がなされ、例えば貨幣による利用の場合は円符号「¥」とともに数字を付す(ウ)。カード使用による場合は、「符号C」とともに数字を付すようになっている(エ)。このようにカード使用による場合と、貨幣使用による場合とで印字形態を異ならせることにより、カード利用状況の把握が容易となる。また、合計料金(図例では、「ニッケイ」欄)を、同様にカード利用と貨幣使用とで、円符号「¥」または各別の「C」符号をもって区別し、それぞれの利用金額と共に印字できる構成としている(オ)。
印字内容において、カードによる使用と貨幣による使用を区分表示したことを特徴とする。図8(2)において、利用時間と金額表示がなされ、例えば貨幣による利用の場合は円符号「¥」とともに数字を付す(ウ)。カード使用による場合は、「符号C」とともに数字を付すようになっている(エ)。このようにカード使用による場合と、貨幣使用による場合とで印字形態を異ならせることにより、カード利用状況の把握が容易となる。また、合計料金(図例では、「ニッケイ」欄)を、同様にカード利用と貨幣使用とで、円符号「¥」または各別の「C」符号をもって区別し、それぞれの利用金額と共に印字できる構成としている(オ)。
前記操作盤80面または適宜の箇所にメンテナンススイッチ86を設け、該スイッチ86を操作すると、運転各部が起動する構成としている。作業員は投入ホッパへの穀物投入なしの状態で運転される各部を点検できる。このようなメンテナンス状況での運転を区別してデータプリンタ84には印字出力される構成である。即ち、メンテナンススイッチ86入力を受け付けると、コイン使用枚数の出力をせず、実施例ではメンテナンス実行の表記(カ)(図例では符号「M」)とともに、「¥」符号及び金額表示出力はするが、前記の合計料金には含まない構成としている(図8(3))。
上記のようにメンテナンススイッチ86を構成して各部を実行させるときは、データプリンタ出力はメンテナンスであることの表記を行なわせると共に、金額表記は実行しても合計金額に含めない構成とするものであるから、集計作業が容易化される。
図9は前記糠収集装置8の改良に関する参考例を示すものである。該糠収集装置8は、サイクロン91、糠移送螺旋92を内装する糠移送樋93、この糠移送樋93の下方2箇所の排出部94,94からの糠を受ける糠収容袋等からなる。糠移送樋93は天井部に吊り金具95,95を介して吊持され、このうち一方の吊り金具95にサイクロン91の胴部半周を受ける受け座95aを取り付け、残り半周は薄い板金材からなる帯板96の両端をボルト等によって締め付けサイクロン91を支持構成する。サイクロン91の下端は、上記糠移送樋93の移送始端部側上面を覆う蓋体97に形成する円孔97a及びこの円孔97aに沿って起立状に該蓋体97と一体に設ける円形接続金具98に上側から嵌合すべく装着される。
上記のようにサイクロン91の下方は円形の接続金具98に嵌合状態とし、胴部を受け座95aと帯板96の締め付けによって保持される構成であるから、組立て・メンテナンス時の分解が1人で作業でき工数の削減効果がある。
図10の側面図、及び図11のフローチャート図は、糠の詰りを検出してこれを解消するものである。各部運転中、サイクロン91に通じる糠ファン100や上記糠移送螺旋92を夫々駆動する駆動モータが起動する(ステップ101)。サイクロン91の下方内側に糠詰りセンサ101を設け、該センサ101が詰り検出すると(ステップ102)、サイクロン91の上部開口91aを施蓋する上部蓋102が制御部103からの出力によって開閉作動手段104を閉出力し該作動によって自動的に閉じる(ステップ103)。この閉じ作動は予め設定した所定時間tに渡って実行され、再度糠詰りセンサ101による糠詰りの有無が検出され(ステップ106)、検出センサ101がオフで糠詰りが解消されたときは上部蓋102は開いて通常の運転状態に復帰し(ステップ107)、ステップ106で詰り解消できないときは異常報知する(ステップ108)。
以上のように構成すると、糠詰り検出によって、上部開口を施蓋するため、糠ファン100による通風が下方に集中して先細の円錐状部に溜まる糠を吹き落として糠の詰りを解消する。この作用は予め設定した所定時間に行なわせるものとし、この時間以内に解消し得ないときは異常報知してメンテナンスを要求する。
なお、糠詰り検出センサとしては、カメラによる光学的手段のほか、付着厚さを機械的に検出する構成でもよい。
図12による糠詰り検出の解消手段は次のとおりである。すなわち、サイクロン91から糠移送樋93への接続部において、糠詰り検出センサ105を設ける構成とし、当該センサ105の糠詰り検出に基づいて、糠移送螺旋樋92の回転数を標準回転から高速回転に変速して糠詰りを解消しようとし(図13)、または、利用者が精米作業を完了して次の利用者が来るまでの間、糠移送螺旋92(実施例では糠ファン100も)を高速回転して糠詰りの解消をはかっている(図14)。特に、利用者のいない間に糠詰り解消を行なう形態では、精米運転中の糠詰り解消を行なうことがないため作業に支障がなく効果的である。
図12による糠詰り検出の解消手段は次のとおりである。すなわち、サイクロン91から糠移送樋93への接続部において、糠詰り検出センサ105を設ける構成とし、当該センサ105の糠詰り検出に基づいて、糠移送螺旋樋92の回転数を標準回転から高速回転に変速して糠詰りを解消しようとし(図13)、または、利用者が精米作業を完了して次の利用者が来るまでの間、糠移送螺旋92(実施例では糠ファン100も)を高速回転して糠詰りの解消をはかっている(図14)。特に、利用者のいない間に糠詰り解消を行なう形態では、精米運転中の糠詰り解消を行なうことがないため作業に支障がなく効果的である。
図15は、前記精米機7の排出部における参考例を示すものである。精白筒106の出口107に白米ホッパー21を設けるが、その始端側に所定小容量の容器状の白米ストック108を設け、上部側に設ける開閉弁109によって白米ストック108に貯留する状態(図15中仮想線)と、非供給の状態(同図実線)とに切替えられる構成としている。この白米ストック108に白米を貯留した状態で作業を継続すると、後続の白米はこの貯留白米の上部を流下して白米ホッパー21に至ることができる(図15(2))。したがって、案内シュート部を構成することで糠粉の付着による汚損をなくし、清潔感を維持して運転できる。なお、白米ストック108の貯留白米は適宜に底部を開いて回収する構成とするか、自動的に底弁110を開閉制御して精米機に還元できる構成とする。後者の自動的に還元する構成では、精白筒106内の玄米をなくする形態に兼用できて利便である。109は圧力板である。
1 ハウス
2 玄米投入口
3 操作盤
4 白米取出口
5 揚穀機
6 石抜機
7 精米機
8 糠収集装置
9 駐車場
10 袋降装置
2 玄米投入口
3 操作盤
4 白米取出口
5 揚穀機
6 石抜機
7 精米機
8 糠収集装置
9 駐車場
10 袋降装置
Claims (2)
- ハウス(1)の一階(1F)に玄米投入口(2)と、精米操作する操作盤(3)、及び精米された白米を取出す白米取出口(4)を設け、該玄米投入口(2)から供給された玄米をこのハウス(1)の二階(2F)へ揚穀する揚穀機(5)を設け、この二階(2F)にはこの揚穀玄米を受けて石抜きする石抜機(6)と、石抜きされた玄米を精米する精米機(7)、及びこの精米によって生ずる糠を袋(A)詰めする糠収集装置(8)を設けたことを特徴とする精米装置。
- 前記ハウス(1)の二階(2F)には、糠収集装置(8)により袋詰される糠袋(A)を一階(1F)の駐車場(9)に降下させる袋降装置(10)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の精米装置。
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