JP4234559B2 - 米麦調製出荷設備 - Google Patents
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Description
上記米麦調製出荷設備の技術水準を示すものとして例えば特許文献1のようなものがある。
本発明は、これらの問題点を効果的に解消し得るものとした米麦調製出荷設備を提供することを目的とする。
即ち、脱ぷ風選装置、揺動選別装置、石抜機、粒選別機、製品昇降機及び製品タンクを備え、これらを前記の順に被処理物が通過するものとなされた米麦調製出荷設備であって、前記石抜機の上側に仕上風選部を配設して、仕上風選部における風選用の空気流と、前記脱ぷ風選装置における風選及び籾殻移送用の空気流とを同一の動力ファンで生成させる米麦調製出荷設備において、前記動力ファンを、前記揺動選別装置の選別要部を略密閉状に覆い前後左右の側面箇所に空気吸引用スリットが設けられている外面ケーシングの内方に設け、該動力ファンの空気吸引口に、前記脱ぷ風選装置の空気吸引路と外殻排出路の出口を外面ケーシング内の風路筒を介して連通状に結合させるとともに、動力ファンの空気吐出口から排塵筒を外面ケーシング(10)の外方へ向けて延出させる一方で、前記仕上風選部の外面ケーシングに形成され、同ケーシング内の空気を吸引排出する空気吸引口から風路管を延出させて、この風路管を揺動選別装置の外面ケーシングの内方にあって前記風路筒の途中個所に連通状に結合したものである。
この発明において、前記仕上風選部は被処理物中の比較的小さい塵埃(糠など)を除去するように作用する。
即ち、揺動選別装置を経た後の脱ぷ状穀粒群がこれに含まれる比較的小さな塵埃を風選により除去された後に、石抜機及び粒選別機に供給されるようになるため、石抜処理及び粒選処理を効率的に行わせることができるのであり、また製品タンク内に収集された脱ぷ状穀粒(製品)群に小埃が混入するのを抑制して製品の品質を向上させることができる。
さらに前記仕上風選部が比較的狭い床面上に設置されると共に、被処理物が重量作用で仕上風選部から石抜機へ移動されるものとなって、動力で駆動される格別な被処理物移送手段を設ける必要のないものとなる。
図1は本発明に係る米麦調製出荷設備を具備した米麦共同乾燥調製施設(ライスセンタやカントリエレベータなど)のフローシート、図2は前記米麦調製出荷設備の左前面を見た図、図3は前記米麦調製出荷設備の右前面を見た図、図4は前記米麦調製出荷設備の左後面を見た図、図5は前記米麦調製出荷設備の右後面を見た図、図6は前記米麦調製出荷設備の正面図、図7は前記米麦調製出荷設備の左側面図、図8は前記米麦調製出荷設備の右側面図、図9は前記米麦調製出荷設備の平面図、図10は前記米麦調製出荷設備の脱ぷ揺動選別機などを斜め前方から見た図、図11は図10に示す揺動選別装置の前面側のカバー部を開放した状態を示す図、図12は前記米麦調製出荷設備の脱ぷ揺動選別機の正面視断面図、図13は前記米麦調製出荷設備の仕上風選部及び石抜機の側面視断面図、図14は前記脱ぷ揺動選別機の一部を示す斜視図、図15は前記米麦調製出荷設備の出荷部を示す側面図、図16は前記米麦調製出荷設備の第1変形例を示す平面図、図17は前記麦調製出荷設備の第2変形例を示す平面図、図18は前記米麦調製出荷設備のマグネット装着構造に係りAは被処理物供給用のシュータに装着した状態を示す側面図そしてBは被処理物供給用の樋に装着した状態を示す側面図、図19は前記米麦調製出荷設備の網体装着構造を示す図である。
図2及び図3などに示すように、全体は脱ぷ風選装置101Aを揺動選別装置101B上に載設したものとなされ、揺動選別装置101B上部の外周囲に作業フロア1が横外方への張出し状に設けられると共に、揺動選別装置101Bの下端部a1と作業フロア1との間に昇降移動用の階段2が設けられたものとなされている。
即ち、図10に示すように、作業フロア1よりも上側で作業フロア1上に立った状態の作業者の手の届く範囲内に左右一対の脱ぷロール3、3が設けてあり、この脱ぷロール3、3の前面及び上面を覆うものとした側面視L形のロールカバー体4が上端縁個所4aの左右向き軸を介して、全体の外面を覆った外面ケーシング5の一部として装着され、図14中に符号a2で示すように上方側へ及び、作業フロアー1から離れる側へ向けての揺動開放可能となされている。
即ち、図10に示すように、外面ケーシング10の頂面部10aの上側に混合物タンク27が設けてあり、この混合物タンク27には脱ぷ風選装置101Aの一番物取出樋15から取り出された被処理物が図3に示す選別機投入昇降機28を介して搬送された後に投入されるようになされている。外面ケーシング10で略密閉状に囲まれた空間内には図11及び図12に示すように選別要部29が設けてあり、この選別要部29は揺動選別板を複数段に積み重ねて左右方向f3に揺動運動させるようになされ、この揺動選別板の前後傾斜上位側(奥側)に一番物取出樋15から取り出された被処理物が供給され、前後傾斜下位側(前面側)から揺動選別板で選別処理された後の被処理物が取り出されるようになされている。
図13に示すように、全体の外周囲が外面ケーシング37で略密閉状に包囲されており、外面ケーシング37の頂面部37aには前記粒選別機投入昇降機102で移送された被処理物を外面ケーシング37の内方へ投入するための投入口38が形成されると共に、外面ケーシング37の側面には外面ケーシング37の内方の空気を吸引排出するための空気吸引口39が形成され、この空気吸引口39から風路管40が延出され、この風路管40が図12に示すように揺動選別装置101Bの外面ケーシング10の内方に導かれ図14に示すように前記風路筒33の途中個所a10に連通状に結合されている。
図13に示すように、仕上風選部103を上側に配設されており、この仕上風選部103の外面ケーシング37と気密状に結合された外面ケーシング53を備えている。この外面ケーシング53で略密閉状に囲まれた空間内には、多数の噴風口及び凹凸の形成された多孔選別板54が傾斜状に配置されると共に揺動駆動機構55を介して図13中の上下左右方向へ向かう特定軌跡上を繰り返し揺動されるように支持されており、多孔選別板54の下面側には送風ファン56を内蔵したファンケース57が多孔選別板54と同体状に固定されている。
図2などに示すようにサービスタンク66と色彩選別処理部67を備えており、前記色彩選別機投入昇降機106からサービスタンク66の図9に示す第1区画個所b1に被処理物を投入され、この第1区画個所b1から色彩選別処理部67の一次処理部に連続的に被処理物が供給され、一次処理部にて先ず一次選別処理されて、良品のみの一群と、良品及び着色粒の混合品群とに選別され、混合品群が一次不良品昇降機68で揚上搬送されてサービスタンク66の図9に示す第2区画個所b2に投入され、この第2区画個所b2から色彩選別処理部67の二次処理部に連続的に供給されて二次選別処理され、この二次処理で着色粒と良品粒とに厳密に選別し、着色粒は外方の特定個所に向け流出され、良品粒が二次良品昇降機69で揚上搬送されてサービスタンク66の第1区画個所b1に戻され、この後、第1区画個所b1内の他の被処理物と一緒に一次選別処理の対象となり、一方、一次選別処理で選別された良品の脱ぷ状穀粒(製品)は前記製品昇降機108の被処理物供給個所a12(図1参照)に向け流出されるようになされている。
さらに前記出荷計量機110は製品タンク109内の製品を計量して任意な特定重量だけ取り出すことができるようになされている。
第1の変形態様は、図16に示すように、前記色彩選別機投入昇降機106及び前記色彩選別機107を省略して、粒選別機105と製品昇降機108とを連続させ、また揺動選別装置101Bと粒選別機投入昇降機102との間に予め設計され適合性を確保されている異種選別機投入昇降機111及び異種選別機112を設けたものとなされる。
この際、異種選別機112は揺動選別装置101Bで選別しきれなかった脱ぷ状穀粒中の異物(例えば非脱ぷ状穀粒、米処理中の麦、草の種など)を選別するもので、揺動選別装置101Bと同様な機構により揺動選別するものとなされる。
図1に示すように、前記マグネット71は、前記揺動選別装置101Bにおける被処理物固定案内路と、前記異種選別機112における被処理物固定案内路、前記色彩選別機投入昇降機106における被処理物固定案内路と、前記製品タンク109における被処理物固定案内路とに装設されている。
(1)粒選別機105の上側に配設された状態の石抜機104の上側に、仕上風選部103が配設してある。これによれば、仕上風選部103の効用が得られる上に次のような利益が得られるのであって、即ち、仕上風選部103、石抜機104及び粒選別機105が比較的狭い床面a7上に設置されると共に、被処理物が重量作用で仕上風選部103から石抜機104へ、そして石抜機104から粒選別機105へ移動されるものとなって、動力で駆動される格別な被処理物移送手段を設ける必要のないものとなる。
なる。
図1に示すように、ライスセンターの一部として使用するときは、コンバインなどで収穫された米麦などの穀粒である被処理物は、荷受個所113で荷受処理され、粗選機・再脱穀機114により処理され、荷受計量機115により計量され、乾燥機116により乾燥処理され、放冷タンク117で放冷処理された後に、原料昇降機100の被処理物供給個所a5のシュータ内に供給されるのである。
2 階段
3 脱ぷロール
4 ロールカバー体
10 外面ケーシング
11 動力ファン
12a 入口
12b 入口
12c 入口
29 選別要部
35 スリット
71 マグネット
101A 脱ぷ風選装置
101B 揺動選別装置
112 異種選別機
103 仕上風選部
104 石抜機
105 粒選別機
106 色彩選別機投入昇降機
107 色彩選別機
108 製品昇降機
109 製品タンク
Claims (1)
- 脱ぷ風選装置(101A)、揺動選別装置(101B)、石抜機(104)、粒選別機(105)、製品昇降機(108)及び製品タンク(109)を備え、これらを前記の順に被処理物が通過するものとなされた米麦調製出荷設備であって、前記石抜機(104)の上側に仕上風選部(103)を配設して、仕上風選部(103)における風選用の空気流と、前記脱ぷ風選装置(101A)における風選及び籾殻移送用の空気流とを同一の動力ファン(11)で生成させる米麦調製出荷設備において、前記動力ファン(11)を、前記揺動選別装置(101B)の選別要部を略密閉状に覆い前後左右の側面箇所に空気吸引用スリット(35)が設けられている外面ケーシング(10)の内方に設け、該動力ファン(11)の空気吸引口に、前記脱ぷ風選装置(101A)の空気吸引路(23)と外殻排出路(20)の出口を外面ケーシング(10)内の風路筒(33)を介して連通状に結合させるとともに、動力ファン(11)の空気吐出口から排塵筒(34)を外面ケーシング(10)の外方へ向けて延出させる一方で、前記仕上風選部(103)の外面ケーシング(37)に形成され、同ケーシング(37)内の空気を吸引排出する空気吸引口(39)から風路管(40)を延出させて、この風路管(40)を揺動選別装置(101B)の外面ケーシング(10)の内方にあって前記風路筒(33)の途中個所(a10)に連通状に結合したことを特徴とする米麦調製出荷設備。
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