JP5780488B2 - 籾摺精米設備 - Google Patents

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本発明は、籾摺精米の機器1式を備えて籾米脱ぷと玄米搗精を自動処理可能に構成した籾摺精米設備に関する。
建家内を前後に区分して客室と機械室とを形成し、その機械室には、客室操作用の投入ホッパおよび白米ホッパと、これら機器と接続して籾米を脱ぷする籾摺機および玄米を精白する精米機を備えて籾米脱ぷと玄米搗精を自動処理する籾摺精米設備が知られている。特に、特許文献1の籾摺精米設備は、回転インペラによって遠心脱ぷする遠心型籾摺機を備えるとともに、機械室内の諸機器の配置の合理化を図った例である。
特開平11−226434号公報
しかしながら、機器配置を合理化して機械室のコンパクト化を図ることにより、逆に機器間の穀粒移送に無理が生じることがあり、籾摺精米設備の安定稼動が確保できないという問題を招くこととなる。特に、インペラ部と風選部とから構成される遠心型籾摺機にあっては、インペラ部のインペラケース内に穀粒を遠心投出するインペラを内設して投出穀粒を衝撃脱ぷし、また風選部に送風機を備えて脱ぷ穀粒中の籾殻を風選分離する穀粒移送構成が必要なことから、インペラ部の籾米供給口から風選部の玄米送出口に及ぶ籾摺機内部の穀粒の流れおよび接続機器との間の穀粒の流れとの調和を図って籾摺り風選処理の円滑動作を確保する必要がある。
本発明の目的は、機械室のコンパクト化を図りつつ、インペラ部と風選部とから構成される遠心型籾摺機における籾摺り風選処理の円滑動作の確保によって安定稼動を可能とする籾摺精米設備を提供することにある。
請求項1に係る発明は、建家(11)を仕切壁(11a)により二分し、利用者が取扱い操作するための客室(A)と籾摺および精米用の機器を収容する機械室(B)とを前後方向に配置し、客室(A)側には投入ホッパ(2)の投入口および白米ホッパ(8)の排出口を設け、機械室(B)には、籾米を遠心脱ぷする遠心型籾摺機(4)と、玄米混入物を比重選別する石抜機(5)と、および玄米を精白する精米機(7)を備えて籾米脱ぷと玄米搗精を連続自動処理する籾摺精米設備において、
上記遠心型籾摺機(4)は、籾米を受ける供給口(21b)を形成したインペラケース(21d)内に穀粒を遠心投出するインペラ(21a)を設けて衝撃脱ぷするインペラ部(21)と、その脱ぷ粒を上方に案内する通過筒(22)と、この通過筒(22)と連通して脱ぷ粒を受ける開口部(23a)および脱ぷ玄米を送出する玄米送出口(23c)を備えて風選処理する風選部(23)とから構成し、同遠心型籾摺機(4)の近傍には上記投入ホッパ(2)から受けた穀粒を上位投出する昇降機(3)を設け、この昇降機(3)から下降してインペラ部(21)の供給口(21b)に連通する籾米落下筒(25)を設けるとともに、風選部(23)の玄米送出口(23c)から下降して石抜機(5)に連通する脱ぷ米落下筒(26)を設け
上記風選部(23)の左右一側にインペラ(21)を設け、風選部(23)の左右他側にインペラ(21)及び風選部(23)の伝動部を設け、
風選部(23)の上端に、開口部(23a)を形成し、該上端の開口部の下方から前下がりに流下板(24b)を形成し、流下板(24b)の下方で、かつ風選部(23)の前部に玄米送出口(23c)を形成し、玄米送出口(23c)と石抜機(5)を脱ぷ米落下筒(26)で連結する構成とし、
インペラ(21)の供給口(21b)と風選部(23)で風選されたシイナ粒が流入する二番樋(24)と連通し、インペラ部(21)の供給口(21b)を二番樋(24)の入口(24a)より低位置に設け、二番樋(24)をインペラ部(21)側に向かって下がり傾斜に形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明の籾摺精米設備は、投入ホッパ、遠心型籾摺機、石抜機、精米機、白米ホッパの一連の機器制御によって籾米脱ぷと玄米搗精を連続自動処理することができ、その遠心型籾摺機による籾摺工程においては、インペラ部から上行用の通過筒で風選部に至る構成により、インペラ部に低位供給の籾米を受けて上位配置の風選部から脱ぷ玄米が送出され、また、上位投出の昇降機を設けて遠心型籾摺機までを籾米落下筒で下降連通し、同遠心型籾摺機から石抜機までを脱ぷ米落下筒で下降連通することから、投入ホッパから送出された籾米は、昇降機から下降して遠心型籾摺機に至り、そのインペラの上行作用によって風選部の上部開口を経た後に石抜機まで下降する。
発明の籾摺精米設備は、籾米が籾米落下筒25によって後方のインペラ21に流下し、インペラ21aによってその後方の脱ぷ粒通過筒22を上昇して風選部23の上部に至り、脱ぷ米落下筒26によって前方の石抜機5に流下する円滑な流線により、第一昇降機から籾摺及び石抜機にかけて無理なく穀粒の円滑な移送ができる。
風選部23にシイナ粒用の二番樋24を設けて下方のインペラ21の供給口21bに連通したことから、シイナ粒をインペラ21aに直接供給して再度の脱ぷができるので、脱ぷ処理が迅速化されるとともに、インペラケース21dの点検蓋21cを外すことによって二番樋24が視認可能となり二番樋24の底部の残留米除去等のメンテナンスが可能となる。
籾摺精米設備の主要構成機器の作業工程を示すブロック図 籾摺精米設備の全体平面図 機械室の要部正面図 機械室の要部拡大側面図 仕切壁の客室側の見取図 分解図付きインペラ部斜視図
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明に係る籾摺精米設備1は、図1の主要構成機器の作業工程を示すブロック図に示すように、投入穀物を定量繰出しする投入ホッパ2、繰出された穀物を受けて上昇投出する第1昇降機3、投出された籾米を遠心脱ぷする遠心型籾摺機4、受けた玄米中の異物を選別する石抜機5、異物選別された玄米を上昇投出する第2昇降機6、その投出玄米を搗精精白する精米機7、搗精された白米を収容する白米ホッパ8等を備え、籾米脱ぷと玄米搗精を連続自動処理可能に構成する。
上記第1昇降機3の投出口には、玄米を受けた場合に石抜機5に送るために切換手段である第一切換弁3aを設けて遠心型籾摺機4と切換え可能に構成し、また、投入穀物を投入ホッパ2の上方に設ける返却口3cに返却するために第一切換弁3aの下方に第二切換弁3bを設けて返却通路3d側と石抜機5側と切換え可能に構成する。
籾摺精米設備1の具体的な機器配置構成は、図2の全体平面図、図3の機械室の要部正面図に示すように、建家11を仕切壁11aにより二分し、利用者が操作するための客室Aと籾摺および精米用の機器を収容する機械室Bとを前後に形成する。建家11は、左右の側壁11b,11bの一方を投入側C、他方を取出側Dとして、両側壁11b,11bに機械室Bのメンテナンス口11c,11eを形成し、仕切壁11aには、その略中央位置に中央扉12を設ける。中央扉12にはその客室側に後述の操作パネル12aを設ける。
客室Aの左右一側には投入ホッパ2の投入口を設け、投入ホッパ2の投入口の前側には袋置台2aを設けている。また、左右他側には白米ホッパ8の排出口を設けている。
機械室Bには、投入側Cの側壁11bに隣接する位置に沿って、かつ投入ホッパ2の後方に前側から第1昇降機3、遠心型籾摺機4の順に配置する。この遠心型籾摺機4は、投入側Cの側壁11bに形成するメンテナンス口11cに面する位置に配置する。メンテナンス口11cは開閉扉11fで開閉される構成で、管理者が機械室B内に点検に出入りするためのものである。なお、取出側の側壁11bにもメンテナンス口11eを形成し、第二開閉扉11gで開閉される構成である。
機械室Bの中央部には、中央扉12の近傍に第2昇降機6を配置するとともに、その後方で同中央扉12に臨む位置に石抜機5を配置する。機械室Bの取出側Dには白米ホッパ8の後方に精米機7を側壁11bの隣接位置に配置し、精米機7の後方にサイクロン15b及び移送螺旋15aからなる遠心分離部15と糠袋E,Eを配置する。
遠心型籾摺機4の詳細な構成は、図4の要部拡大側面図および図6の分解図付きインペラ部斜視図に示すように、回転羽根によって穀粒を遠心投出するインペラ21aを収容してその軸心位置に形成した供給口21bから受けた穀粒を衝撃脱ぷするインペラケース21dとからインペラ部21を構成し、該インペラ部21と、インペラ部21による脱ぷ粒を上方に案内投出する脱ぷ粒通過筒22とをメンテナンス口11cに対向して配置する。管理者が開閉扉11fを開けるとインペラ部21と脱ぷ粒通過筒22とが建屋11の外側に露出し、管理者がインペラ21aの交換等のメンテナンスを建屋外から行なうことができる構成である。
また、脱ぷ粒通過筒22を通過した脱ぷ粒を開口部23aに受けて籾殻を吸引ファン23dで吸引分離する風選部23をインペラ21より内側位置に、第1昇降機3の高さの範囲で高い位置に配置する。風選部23は開口部23aの下方から前下がりに形成する流下板24bと、吸引ファン23dと、吸引ファン23dで吸引される籾殻が通過する風選路24cと、排塵筒23bと、流下板24bの流下終端部の下方に備える玄米送出口23cとを備え、玄米送出部23cは風選部23の前端下部に開口し、排塵筒23bは後壁11dに貫通支持し、必要により遠心分離部15の移送螺旋15aを接続してオーバーフロー糠の排出を行う。
インペラケース21dは点検蓋21cによって開放可能に構成し、また、脱ぷ粒通過筒22はインペラ21と風選部23との間で着脱可能に接続してインペラ部21を分解可能に構成する。風選部23には、未成熟のシイナ粒が流入する二番樋24を設け、インペラケース21dに形成したインペラ21aの供給口21bに戻すように連通する。この供給口21bは、シイナ粒をインペラ部21に直接投入して籾米の脱ぷを迅速に処理するために、二番樋24の入口24aより低位置に配置し、二番樋24の底部を傾斜して形成する。
遠心型籾摺機4の接続構成は、第1昇降機3の後方で第一切換弁3aより低位置にインペラ21の供給口21bを配置し、両者間を後下がりに傾斜する籾米落下筒25によって連通する。風選部23の前端下部に開口する玄米送出口23cの前方の低位置に石抜機5の玄米供給口27aを配置し、両者間を前下がりに傾斜する脱ぷ米落下筒26によって連通する。この脱ぷ米落下筒26は、第一切換弁3aから分岐して内側に向かって横下がり傾斜して石抜機5の玄米供給口27aで玄米落下筒27と合流して構成する。この玄米落下筒27には第二切換弁3bを中間部に設けている。
遠心型籾摺機4の伝動部については、インペラ部21と風選部23をベルト伝動する電動モータ28を風選部23の下方に設け、その内側を覆う上下分割型の伝動カバー29a,29bを設ける。電動モータ28はベルトテンション調節のために傾斜フレーム28aに対して固定位置を調節可能に構成し、また、ベルト巻角を確保するためにインペラ部21のプーリとの間に不図示のアイドラを固定配置する。下半分の伝動カバー29bは、剛性を大きくして近接する糠袋Eから受ける圧力に対抗可能に構成する。
客室Aの仕切壁11aには、図5の客室側見取図に示すように、穀物投入用のシャッタ付きの投入ホッパ2を投入側Cに、白米取出用の白米ホッパ8を取出側Dに配置し、中央扉12に設けた操作パネル12aにより、利用者が持参した穀物について、精米仕様の選択指定に応じた全自動運転により、籾米を籾摺精米処理するか玄米を精米処理するかをすることができる。
操作パネル12aには料金投入口13a、精白度選択スイッチ13bを設け、制御部(図示せず)を内蔵している。
そして、利用者が料金を投入して、投入ホッパ2に籾又は玄米を投入して精白度選択スイッチ13bで所望の精白度を選択すると、機械室Bの装置各部が運転を開始する。本実施の形態では投入ホッパ2に籾と玄米とを判別するセンサ(図示せず)を設け、籾摺精米処理か玄米精米処理かを選択し、図1に示す作業工程順序に基づき運転する。
投入ホッパ2に投入された穀物が籾の場合には、第一昇降機3、遠心型籾摺機4のインペラ部21及び風選部23で籾摺(脱ぷ)及び籾殻の風選を経て、石抜機、第二昇降機を経由して精米機7で精米処理を行ない、精白米を白米ホッパ8へ排出する。
投入ホッパ2に投入された穀物が玄米の場合には、第一昇降機3から石抜機へ供給され、第二昇降機を経由して精米機7で精米処理を行ない、精白米を白米ホッパ8へ排出する。
料金分の運転時間が経過して運転が停止した再に投入ホッパ2に穀物が残留した場合には、戻しスイッチ2bを押すと第一昇降機3が駆動すると共に、第一切換弁3aが石抜機5側へ、第二切換弁3bが返却口3c側に切り換えられ、投入ホッパ2の残留穀物は返却通路3dを経て返却口3cから排出されるのを利用者は袋等で受けて持ち帰る。
上記のように籾摺精米設備1を構成することにより、操作パネル12aにおいて、料金の投入によって操作案内が開始され、この案内に沿って籾米玄米の区別選択、精白度の選択等による精米仕様を指定し、持参穀物を投入ホッパ2に投入することにより投入穀物が移送され、機械室Bで籾摺り、精米が行われた後、白米ホッパ8に貯留された白米を取出すことができる。
上記構成の遠心型籾摺機4については、建家11の側壁11bに近接して遠心型籾摺機4を配置し、同側壁11bに形成したメンテナンス口11cに面して、インペラ部21を近接して配置することにより、開閉扉11fを開けるだけでインペラ21と脱ぷ粒通過筒22とが建屋11の外側に露出し、メンテナンスに必要な作業が可能となるので、機械室Bの機器収容効率を向上して籾摺精米設備のコンパクト化を図るとともに、メンテナンススペースの確保によってインペラ部21の詰まりやインペラ21a等の部品交換に即応することができる。
上記遠心型籾摺機4については、点検蓋21cによって開放可能なインペラケース21dと着脱可能な脱ぷ粒通過筒22とによってインペラ部21を構成したことから、このインペラ部21に詰まりが発生した場合は、メンテナンス口11cからインペラ21の点検蓋21cと脱ぷ粒通過筒22を取外すことによって迅速に対応することができる。
また、風選部23にシイナ粒用の二番樋24を設けて下方のインペラ21の供給口21bに連通したことから、シイナ粒をインペラ21aに直接供給して再度の脱ぷができるので、脱ぷ処理が迅速化されるとともに、インペラケース21dの点検蓋21cを外すことによって二番樋24が視認可能となり二番樋24の底部の残留米除去等のメンテナンスが可能となる。
上記構成の遠心型籾摺機4の籾摺り動作については、籾米が第一切換弁3aから籾米落下筒25によって後方のインペラ21の供給口21bに流下し、インペラ21aによってその後方の脱ぷ粒通過筒22を上昇して風選部23の上端に至り、その玄米送出口23cから脱ぷ米落下筒26によって前方の石抜機5に流下する円滑な流線により、特段の中間駆動無しに、籾摺から石抜機に無理なく脱ぷ穀粒の円滑移送で籾摺り効率が確保され、籾摺作用の安定化によって籾摺り異常を回避することができる。
また、3つの落下筒25,26,27は、平面視で交叉することのない簡易な構成によって容易かつ確実に組付けすることができる。また、石抜機5は、その上方に空間を確保しつつ、仕切壁11aの中央扉12に対向する位置に低位配置したことから、側方の精米機7、後方の糠袋E,Eを密接配置した場合においても、管理者が客室Aから中央扉12を開けて機械室B内に入ってメンテナンスを行なうことができる。
1 籾摺精米設備
2 投入ホッパ
3 第1昇降機
3a 第一切換弁(切換手段)
4 遠心型籾摺機
5 石抜機
6 第2昇降機
7 精米機
11 建家
11a 仕切壁
11b 側壁
11c メンテナンス口
12 中央扉
21 インペラ部
21a インペラ
21b 供給口
21c 点検蓋
21d インペラケース
22 脱ぷ粒通過筒
23 風選部
23a 開口部
23c 玄米送出口
24 二番樋
25 籾米落下筒
26 脱ぷ米落下筒
27 玄米落下筒
27a 玄米供給口
A 客室
B 機械室
C 投入側
D 取出側

Claims (1)

  1. 建家(11)を仕切壁(11a)により二分し、利用者が取扱い操作するための客室(A)と籾摺および精米用の機器を収容する機械室(B)とを前後方向に配置し、客室(A)側には投入ホッパ(2)の投入口および白米ホッパ(8)の排出口を設け、機械室(B)には、籾米を遠心脱ぷする遠心型籾摺機(4)と、玄米混入物を比重選別する石抜機(5)と、および玄米を精白する精米機(7)を備えて籾米脱ぷと玄米搗精を連続自動処理する籾摺精米設備において、
    上記遠心型籾摺機(4)は、籾米を受ける供給口(21b)を形成したインペラケース(21d)内に穀粒を遠心投出するインペラ(21a)を設けて衝撃脱ぷするインペラ部(21)と、その脱ぷ粒を上方に案内する通過筒(22)と、この通過筒(22)と連通して脱ぷ粒を受ける開口部(23a)および脱ぷ玄米を送出する玄米送出口(23c)を備えて風選処理する風選部(23)とから構成し、同遠心型籾摺機(4)の近傍には上記投入ホッパ(2)から受けた穀粒を上位投出する昇降機(3)を設け、この昇降機(3)から下降してインペラ部(21)の供給口(21b)に連通する籾米落下筒(25)を設けるとともに、風選部(23)の玄米送出口(23c)から下降して石抜機(5)に連通する脱ぷ米落下筒(26)を設け
    上記風選部(23)の左右一側にインペラ(21)を設け、風選部(23)の左右他側にインペラ(21)及び風選部(23)の伝動部を設け、
    風選部(23)の上端に、前記開口部(23a)を形成し、該上端の開口部の下方から前下がりに流下板(24b)を形成し、流下板(24b)の下方で、かつ風選部(23)の前部に玄米送出口(23c)を形成し、玄米送出口(23c)と石抜機(5)を脱ぷ米落下筒(26)で連結する構成とし、
    インペラ(21)の供給口(21b)と風選部(23)で風選されたシイナ粒が流入する二番樋(24)と連通し、インペラ部(21)の供給口(21b)を二番樋(24)の入口(24a)より低位置に設け、二番樋(24)をインペラ部(21)側に向かって下がり傾斜に形成したことを特徴とする籾摺精米設備。
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