JP3350126B2 - 穀物用貯溜槽の攪拌装置 - Google Patents

穀物用貯溜槽の攪拌装置

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JP3350126B2
JP3350126B2 JP04277293A JP4277293A JP3350126B2 JP 3350126 B2 JP3350126 B2 JP 3350126B2 JP 04277293 A JP04277293 A JP 04277293A JP 4277293 A JP4277293 A JP 4277293A JP 3350126 B2 JP3350126 B2 JP 3350126B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角ビンと呼ばれる角型
の穀物用貯溜槽の攪拌装置に係り、特に槽内に貯溜され
ている穀物を等しく上下方向に攪拌するようにされた攪
拌具を直交する2方向に移動させるようにされたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】穀物、特に、米や麦は収穫後に所定の水
分まで乾燥させた後貯溜及び貯蔵することが食味等の品
質を維持し劣化をおさえるために必要であり、そのため
に多くの処理施設が提案され利用され、また各種の穀物
貯溜槽が用いられている。その一つとして、図8に示す
ような大容量の貯溜槽いわゆる丸ビンが知られている。
これは全体形状が屋根を有する円筒形であり、断面が円
形である大型容器501の底部近傍には床部材513を
有し、該床部材513には多数の通気孔が形成されてい
る。また、該床部材513の中央部には穀物排出口51
4が設けられている。床部材513の下方には送風機5
60等を介して、温風あるいは湿度と温度が適宜制御さ
れた空気が送られる。
【0003】容器501内には、容器の中央部を中心と
して適宜の駆動手段により水平に回転するよう容器50
1の上部に支持された支持部材524が設けられてお
り、外支持部材524に対して複数本の第1の攪拌具
(オーガー)530、530が垂直方向にかつ該支持部
材524に対して横移動可能に装着されている。床部材
513上には、前記穀物排出口514を中心として放射
方向に第2の攪拌具(アンローダ)540が複数本水平
状態に設けられている。
【0004】乾燥あるいは貯蔵の時点で必要に応じてオ
ーガー530、530を駆動することにより槽内に収容
された穀物は全体として上下方向に攪拌され、上下の層
を積み替えることにより品質の劣化を極力防止してい
る。ところが、このものではアンローダ540があるた
めに床部材513からアンローダ540の高さまでが攪
拌されないという不都合がある。
【0005】従来のこの種の丸ビンにおいて、第2の攪
拌具に相当するアンローダ540は槽内の穀物の自然排
出の後に残った穀物の排出を目的に設けられているもの
であり、自然排出が停止した時点でアンローダ540を
駆動して、残留穀物を穀物排出口514に向けて移動さ
せる。穀物排出孔514から穀物は床部材513の下面
に設けた排出コンベア515により機外に搬出され図示
しない適宜のコンベア手段により容器501の上方に移
送されビン投入コンベア516により再び容器501内
に投入されるか槽外に搬送される。
【0006】穀物貯溜槽のもう一つの形態として図9に
示す角ビンが知られている。これは通常火力乾燥装置の
前工程に設けられるものであり、荷受量の変動を平均化
したり、初期水分を多少低下させて火力乾燥装置の負担
を低減する目的で用いられる。この構造は、鉄板により
立方体状に組付けられた角ビン660の床下から一定高
さの所に通気床661を設け、その通気床661に多数
の通気孔662、662を形成すると共に該通気床66
1の一方の端部には内部の穀物を外部に排出するための
穀物排出口664を設けている。この多数の通気孔66
2,662は穀物排出口664に向けて形成されてお
り、排出はアンローダを使用しないで、方向性を持たせ
た風で穀物を移動させて行うようになっている。
【0007】また、ビン660の側壁には送風口665
を設け、適宜の燃焼装置からの熱風を床下と通気床66
1との間に送気するようにして、堆積高さを変えること
によって荷受量の変動に対応しながら多少の乾燥も行え
るようになっている。これは比較的少量の貯溜槽であ
り、通常刈り取り直後の高水分穀物はできるだけ薄く堆
積して予備乾燥を行い、予備乾燥が終了したものは他の
角ビンへ移動させながら徐々に高積みして満杯にしてい
き最終的に必要な量の荷受けを行うようにして用いられ
る。ところが、角ビン660はビン間の入替作業、入替
えのための空ビンが必要であり、上下層の水分ムラが発
生する不具合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような穀物貯溜
槽において、大容量の貯溜槽いわゆる丸ビンは垂直方向
に位置する複数本の上下攪拌用のオーガーを有しかつ各
オーガーは槽の径方向に移動可能に装着されていること
から、槽内の殻粒は等しく該上下オーガーの作用を受け
て攪拌されることができ、容器内壁近傍に位置する殻粒
であってもまた中央部に位置する殻粒であっても必要な
上下の層の積み替えが行われる。しかしながらこの貯溜
槽装置は大型でかつ高価であることからその使用規模も
自ずと制限があり、小規模経営の農家等においてこの施
設を設置することは事実上困難であった。しかも、この
丸型のものはそれを複数基前後左右に並置するとデッド
スペースを生じ、占有設置面積に対して穀物貯蔵量がそ
のデッドスペース分だけ少なくなる不都合を有してお
り、さらには、アンローダ部分が攪拌されないという不
具合もある。
【0009】そのために比較的小規模の施設においては
角ビンタイプの貯溜槽が火力乾燥装置と共に用いられる
ことが多い。ところが、従来の角ビンタイプの貯溜槽は
攪拌装置を有していないので、乾燥中に貯溜穀物の上層
と下層との水分差が生じてしまい、火力乾燥機内での穀
物の水分ばらつきが大きくなることから、上記したよう
にこの設備は乾燥が主目的で用いられることはなく、そ
の設置数も一日の最大荷受量によって決定されるのが普
通であった。
【0010】本発明者は、比較的少容量の角ビンの持つ
上記のような不都合を解消して単に予備乾燥あるいは一
次貯溜槽としてではなく、主乾燥も行えかつ貯溜槽とし
ての機能を果たし得る角ビンを開発すべく、攪拌具を角
ビン内の直交する2方向に同時に又は選択的に往復動さ
せるようにした攪拌装置を製作した。この攪拌装置は、
基本的には、本出願人が先に出願した特願平4−302
698号,同−315155号,同−317277号明
細書等に開示されているように、角ビンを左右方向に橋
絡するように配設されてその前後方向に往復動せしめら
れる第1の台車と、この第1の台車に搭載されて上記貯
溜槽の左右方向に往復動せしめられる第2の台車と、こ
の第2の台車に取り付けられた状態で上記穀物用貯溜槽
内に鉛直に挿入されて回転せしめられる攪拌具と、を具
備するものであり、この攪拌装置を角ビンに設置して実
験を行ったところ、槽内殻粒は略全域にわたって上下方
向に十分に攪拌されて下層の殻粒と上層の殻粒とを積み
替えることができ、槽の下方から通気することにより乾
燥むらのない高品質の殻粒を得、かつ貯溜することがで
きた。
【0011】ところで、上記の如き角ビン、すなわち角
型の穀物用貯溜槽において、その中に穀物を貯溜するに
あたっては、通常、攪拌装置(台車)を槽の前後端付近
に退避させておいてパケットコンベア等の搬送投入手段
により槽中央部とされる穀物投入部位に穀物を投入する
ようにされ、最初は穀物が槽中央部でやや盛り上がった
状態で堆積されるが、投入後に攪拌装置を作動させて攪
拌作業を行うことにより、中央部及び周辺部とも略同じ
堆積高さに均される。
【0012】ところが、上記のような攪拌装置付きの貯
溜槽においては、通常、刈り取りした穀物は車で運搬さ
さて槽内に投入されるが、量が多いので何回もこれを繰
り返すことになり、槽内への穀物投入もそのたびに行わ
れる。また、水分含有度の高い穀物は早く槽内へ投入し
ないと変質するので何回にも分けて投入する必要があ
る。そのため、槽内へ一度に穀物を投入するのではな
く、槽内に穀物を追加して投入することによって槽内の
穀物量を段階的に増量したり、あるいは、攪拌時に貯溜
乾燥すべき穀物量に変更が生じた等の理由から、攪拌時
であっても槽内に穀物を追加して投入することが要求さ
れる場合がしばしば生じる。
【0013】このように、既に槽内に穀物が投入されて
いて攪拌作業が行われている際、言い換えれば、第1の
台車,第2の台車,及び攪拌具が走行移動しているとき
に穀物を追加増量したい場合、無作為に穀物を追加投入
すると、上記台車が槽中央部に設定された穀物投入部位
を横切るとき、穀物が上記台車に当たってしまい、攪拌
装置が故障したり槽内に転落したりするとともに、装置
に当たって例えば油の付着した穀物が槽内の穀物に紛れ
込んでしまう等、無視できない重大な問題が生じるおそ
れがある。
【0014】このような問題の発生を回避するための方
策として、穀物を追加投入するにあたり、例えば上記台
車の走行位置を目視して該台車が穀物投入部位を外れた
位置に来たとき停止させるようになすことが考えられる
が、目視するためには貯溜槽の上部まで登って行かない
と見ることができず、これを繰り返すことは大変な労力
を必要とし、面倒であるとともに、台車停止位置にずれ
が生じ易く、さらに時間的ロスも大きくなる。
【0015】また、穀物追加投入時に、台車を停止させ
た場合、攪拌具を継続して回転させていると、槽内の特
定箇所だけが過剰に攪拌されてしまう結果、槽内の穀物
の乾燥度合い等にばらつきが生じ、所望の品質が得られ
なくなるおそれがある。かかる点に鑑み本発明は、穀物
の乾燥及び貯溜を主目的として使用することができる比
較的小容量の角型の穀物用貯溜槽において、穀物を追加
して投入する際に、穀物が攪拌具を伴う走行移動台車に
当たらないように該台車を適切な位置に自動的に停止さ
せることができるとともに、槽内の特定箇所のみが過剰
に攪拌されることのないようにされた、穀物用貯溜槽の
攪拌装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る穀物用貯溜槽の攪拌装置は、基本的に
は、槽中央部が穀物投入部位とされた穀物用貯溜槽を左
右方向に橋絡するように配設されてその前後方向に往復
動せしめられる第1の台車と、この第1の台車に搭載さ
れて上記貯溜槽の左右方向に往復動せしめられる第2の
台車と、第2の台車に取り付けられた状態で上記貯溜槽
内に挿入されて回転せしめられる攪拌具と、を備えてい
て、上記貯溜槽への穀物の追加投入時に、上記第1の台
車に投入穀物が当たらないようにすべく、該第1の台車
を上記穀物投入部位を外れた位置にて自動的に停止させ
るようにされてなる。
【0017】かかる装置の好ましい態様としては、第1
の台車が投入穀物が当たらない位置まで走行したことを
検出する検出手段を設け、この検出手段から得られる信
号に基づいて穀物を追加投入する際に上記第1の台車を
穀物投入部位を外れた位置にて停止させるようにしたも
のが挙げられ、その場合、検出手段を貯溜槽の前後方向
で見て穀物投入部位の前後端近傍にそれぞれ配すること
が望ましく、また、貯溜槽へ穀物を追加投入する際に、
第1の台車に加えて第2の台車の走行移動を停止させる
とともに、攪拌具の回転も停止させるようになすことが
望ましい。
【0018】
【作 用】上述の如くの構成とされる本発明に穀物用貯
溜槽の攪拌装置においては、例えば槽中央部に設定され
た穀物投入部位を外れた位置に台車検出手段を設けてお
き、穀物を追加投入する際、第1の台車が当該台車検出
手段の位置する部位まで走行して来たことが検知された
とき、第1の台車を走行駆動するモーターを停止させる
こと等により、貯溜槽へ穀物を追加投入する前に、第1
の台車を上記槽中央部を外れた位置にて自動的に停止さ
せるようにされ、第1の台車が穀物投入部位の手前で停
止せしめられている状態で、穀物の追加投入が行われる
ようにされる。
【0019】このようにされることにより、追加投入時
に穀物が攪拌装置に当たることが回避されることは勿
論、目視に頼って台車を停止させる場合に比して、手間
がかからず、台車を所望の位置に確実かつ正確に停止さ
せることが可能となり、時間的ロスも削減でき、省力化
を図れる。また、上記台車検出手段を貯溜槽の前後方向
で見て穀物投入部位の前後端近傍にそれぞれ配し、台車
検出手段のうちのいずれかが第1の台車を検知したと
き、その走行を停止させるようになすことにより、穀物
を追加投入できるまでの、第1の台車の走行距離、すな
わち待ち時間が可及的に短くされ、時間的ロスを抑える
ことができる。
【0020】それに加え、貯溜槽へ穀物を追加投入する
際に、第1の台車に加えて第2の台車の走行移動を停止
させるとともに、攪拌具の回転も停止させることによ
り、槽内の特定箇所のみが過剰に攪拌されることが回避
され、槽内の穀物の攪拌度合いが均一となり、所望の品
質が維持される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明に係る穀物用貯溜槽の攪拌装置
の一実施例を概略的に示し、この攪拌装置100は、横
断面が正方形(例えば、縦横がそれぞれ4m程度)の角
型の穀物用貯溜槽1上に設置される。穀物用貯溜槽1
は、前後の側壁部2,3(仕切り壁部)と左右の側壁部
4,5と底壁部6とからなっている。なお、この例で
は、前後の側壁部2,3は、後述する走行台車10及び
横移動台車30(オーガー33,34を除く)を通過さ
せるようにすべく左右の側壁部4,5より低くされてい
る。また、底壁部6は、図示は省略されているが、穀物
取出口が設けられるとともに、例えば目の細かいメッシ
ュ部材が用いられる等して乾燥用の気体(空気等)を吹
き出す無数の細孔状の通気孔が穀物取出口にその吹き出
し口を向けるようにして形成されており、穀物排出時は
方向性を持った風流で穀物を上記穀物取出口に集めて排
出するようになっている。
【0022】そして、かかる貯溜槽1では、図1におい
て一点鎖線で示される如くに、槽中央部が穀物投入部位
Tとされており、この穀物投入部位Tに槽1の上から図
示されていないパケットコンベア等の搬送投入手段によ
って穀物が投入されるようになっている。上記攪拌装置
100は、第1の台車とされる走行台車10と、第2の
台車とされる横移動台車30と、を備えている。上記走
行台車10は、図2(要部正面図),図3(図1のA矢
視図),図4(図1のB矢視図)を参照すればよくわか
るように、貯溜槽1における左右の側壁部4,5上に設
けられたレール8,9に走行可能な状態で乗架された左
右で一対の車輪支持部10A,10Bとこの車輪支持部
10A−10B間を橋架するように配されて正逆両方向
に回転せしめられる円筒形の回転フレーム20とを有し
ている。
【0023】上記車輪支持部10A,10Bは、それぞ
れその下側に2個づつ車輪11が回転可能に軸支されて
いるとともに、その上側に上記回転フレーム20の両端
に突設された芯金21を回転自在に支持する軸受部14
が設けられている。また、車輪支持部10A,10Bに
は枠形の台形フレーム12が取り付けられていて、左側
の車輪支持部10Aの台形フレーム12上には回転駆動
機構を構成する正逆両方向に回転駆動するようにされた
モーター25が搭載され、右側の車輪支持部10Bの台
形フレーム12上には走行駆動機構を構成する正逆両方
向に回転駆動するようにされたモーター15が搭載され
ている。
【0024】左側の車輪支持部10Aに設けられたモー
ター25の回転駆動力は、チェーンとスプロケットホイ
ールからなるチェーン式動力伝達機構26を介して回転
フレーム20に伝達され、それによって回転フレーム2
0が正方向及び逆方向に選択的に回転せしめられるよう
になっている。右側の車輪支持部10Bに設けられたモ
ーター15の回転駆動力は、チェーン式動力伝達機構1
6を介して車輪支持部10Bに軸支された2個の車輪1
1のうちの一方に伝達され、この一方の車輪11からチ
ェーン式動力伝達機構17を介して他方の車輪11へも
伝達されるとともに、上記一方の車輪11からドライブ
シャフト19を介して車輪支持部10Aに軸支された2
個の車輪11のうちの一方に伝達され、さらに、この一
方の車輪11からチェーン式動力伝達機構17を介して
他方の車輪11へも伝達されるようになっており、その
結果、走行台車10に備えられる4個の車輪11は全て
同一方向(正方向又は逆方向)に同速度で回転せしめら
れることになる。
【0025】一方、横移動台車30は、断面枠形状に組
まれた2つの台車フレーム30A,30Bからなってお
り、それら2つの台車フレーム30が連結側板32によ
り一体的に連結されて構成されている。各台車フレーム
30A、30Bの内側の上下には、それぞれ回転フレー
ム20の外周面に外接して該回転フレーム20を上下方
向に拘持するように上側に4個下側に4個の計8個のゴ
ム製タイヤ等からなる車輪31が配設されている。
【0026】そして、上記各車輪31は、上記回転フレ
ーム20の軸線Cに直交する線に対して所定の傾斜角度
を持つように台車フレーム30A,30Bに取り付けら
れており、それにより、後述するように、横移動台車3
0が上記回転フレーム20の回転によりその軸線Cに沿
う方向に横移動せしめられる。また、横移動台車30の
各台車フレーム30A,30Bにおける円筒フレーム2
0より一方側寄りに、それらに設けられた軸受部38,
39に二点軸支された状態でそれぞれオーガー33,3
4が回転自在に下垂されており、このオーガー33,3
4はそれぞれ、各台車フレーム30A,30Bの上側に
搭載されたモーター35により一対のベベルギヤ35,
36を介して回転駆動されるようになっている。
【0027】以上のような基本構成に加えて、本実施例
の攪拌装置100においては、走行台車10の走行方向
を貯溜槽1の前後の側壁部2,3近傍にて反転させるた
め、図1に簡略図示されているように、右側の側壁部5
上の前後の側壁部2,3近傍に位置する部位にL字形の
ストッパ43,44がボルト等で固定されるとともに、
右側の車輪支持部10Bに上記ストッパ43,44によ
りその操作端が押し込まれるようにされたリミットスイ
ッチ41,42が取り付けられている(図2,図4等も
参照)。なお、上記ストッパ43,44のうちストッパ
43は貯溜槽1に隣接する貯溜槽1’の側壁部5上に固
定されているが、これは、オーガー33,34を前側壁
部2にできるだけ近づけるようにすべく、走行台車10
及び横移動台車30が前側壁部2を通り越して貯溜槽
1’側に位置するところまで走行したときその走行方向
を反転させるようにするためである。
【0028】また、同様に、横移動台車30の移動方向
を貯溜槽1の左右の側壁部4,5近傍にて反転させるた
め、図1に簡略図示されているように、右側の車輪支持
部10Bにストッパ47が、また、左側の車輪支持部1
0Aにストッパ48がそれぞれ固定されるとともに、左
右の台車フレーム30A,30Bに上記ストッパ48,
47によりその操作端が押し込まれるようにされたリミ
ットスイッチ46,45が取り付けられている(図2,
図3,図4も参照)。
【0029】さらに、上記に加え、本実施例において
は、横移動台車30の右側の台車フレーム30Bに搭載
されたモーター35上に、傾斜検出機構60(詳細は省
略)が設けられている。そしてさらに、本実施例におい
ては、図1,図2,図4に示される如くに、貯溜槽1の
右側の側壁部5の上部の、該貯溜槽1の前後方向で見て
前記した穀物投入部位Tの前後端近傍に位置する部位に
それぞれ台車検出手段としての受光器51,52が取り
付けられており、一方、走行台車10の右側の車輪支持
部10Bには、垂下されたブラケット54を介して上記
受光器51,52とで光センサを構成する発光器53が
取り付けられている。
【0030】上記受光器51,52は図5に示される如
くに受光素子51a,52aを内蔵しており、その受光
素子51a,52aを受光窓51b,52bを介して貯
溜槽1内を臨ませた姿勢で水平に側壁部5に固定されて
おり、上記発光器53は発光素子53aを内蔵しており
その発光素子53aを側壁部5側に向けた水平姿勢でか
つ上記受光素子51a,52aと同一高さ位置となるよ
うにブラケット54を介して車輪支持部10Bに保持さ
れている。
【0031】従って、走行台車10が図1において実線
及び一点鎖線で示される如くの、穀物投入部位Tの前後
端近傍に位置する部位まで走行して来たときには、上記
受光器51,52と発光器53とが図5に示される如く
に対向し、発光素子53aからの光が受光素子51a,
52aに入射せしめられることになる。上記受光器5
1,52及び発光器53はそれぞれ図7に簡略に示され
る如くに配線を介して制御ユニット(制御盤)50に接
続されており、この制御ユニット50には、例えば穀物
を追加投入すべきときに押圧操作される投入モードスイ
ッチ58が付設されていて、この投入モードスイッチ5
8が押圧操作されると、発光器53に駆動電力を供給
し、発光器53からの光が受光器51,52のいずれか
に入射せしめられるとその受光器51又は52からの検
出信号が制御ユニット50に供給されるようになってい
る。
【0032】この場合、制御ユニット50には、前記し
たリミットスイッチ41,42,45,46からの検出
信号も供給されようになっており、制御ユニット50
は、それらの検出信号に基づいて、オーガー33,34
駆動用のモーター35,35、走行台車10を走行させ
るためのモーター15、回転フレーム20を回転させる
ためのモーター25への電力供給制御を行うとともに、
上記受光器51,52からの検出信号に供給されると、
上記モーター35,35、15、25への電力供給を停
止してオーガー33,34の回転、走行台車10及び横
移動台車30の走行移動を停止させるようになってい
る。
【0033】上述の如くの構成とされた本実施例の攪拌
装置100においては、それをセットする際、例えば、
走行台車10(オーガー33,34)を前側壁部2近傍
に寄せるとともに、横移動台車20を回転フレーム20
の最も左端に寄せておき、準備が整ったら、各モーター
15,25,35を起動する。そうすると、オーガー3
3,34が回転して貯溜穀物を上下方向に攪拌しつつ、
走行台車10が後側壁部3から前側壁部2に向かう方向
に走行するとともに、回転フレーム20が例えば正方向
(図1の矢印A方向から見て時計回り)に回転せしめら
れて横移動台車30が左側壁部4から右側壁部5に向か
う方向に横移動する。
【0034】これを詳細に説明すれば、横移動台車30
はその車輪31が回転フレーム20の外周面に所定の傾
斜角度θをもって外接せしめられているとともに、それ
に取り付けられたオーガー33,34が貯溜槽1内に挿
入されて貯溜穀物を上下方向に攪拌するように回転せし
めらる関係上、回転フレーム20が回転せしめられる
と、オーガー33,34に作用する貯溜穀物の抵抗によ
り該回転フレーム20と横移動台車30との共回りが規
制されるとともに、回転フレーム20の外周面と横移動
台車30の車輪31との摩擦により、横移動台車30の
車輪31は回転フレーム20の外周面に螺旋状の軌跡を
残すように回転し、横移動台車30は回転フレーム20
の軸線Cに沿ってねじ送りされるように横移動せしめら
れる。なお、ここでは走行台車10の走行速度より横移
動台車30の横移動速度の方がかなり遅くされる。
【0035】このようにして、走行台車10及び横移動
台車30が走行移動して、走行台車10が前側壁部2を
通り越してオーガー33,34が前側壁部2に近接した
位置まで移動すると、走行台車10に設けられたリミッ
トスイッチ41の操作端がストッパ43に衝接して押し
込まれる。また、走行台車10が上記とは逆方向に走行
した場合にも、オーガー33,34が後側壁部3に近接
した位置まで移動すると、走行台車10に設けられたリ
ミットスイッチ42の操作端がストッパ44に衝接して
押し込まれる。このようにしてリミットスイッチ41,
42の操作端が押し込まれたことが制御ユニット50に
より検知されると、モーター15,25が停止せしめら
れて、オーガー33,34が側壁部2に最接近した状態
で所定の期間停留せしめられ、しかる後、モーター15
が逆転せしめられて走行台車10の走行方向が反転せし
められるとともに、モーター25が引き続いて同方向に
回転せしめられて横移動台車30が横移動する。
【0036】また、同様に、横移動台車30及びオーガ
ー33,34が左右の側壁部4,5の近傍まで移動する
と、横移動台車30に設けられたリミットスイッチ4
5,46の操作端がストッパ47,48に衝接して押し
込まれる。リミットスイッチ45,46の操作端が押し
込まれたことが制御ユニット50により検知されると、
モーター25の回転方向が逆転せしめられ、回転フレー
ム20の回転方向が逆転して横移動台車30の移動方向
が反転せしめられる。
【0037】このようにして、走行台車10及び横移動
台車30が貯溜槽1を往復動せしめられて貯溜槽1内全
域の貯溜穀物がオーガー33,34により上下方向に攪
拌されるのであるが、この通常の攪拌作業自体は本願発
明とは直接的には関係がないので、ここでは詳細な説明
を省略する。なお、攪拌作業自体の詳細な説明は、必要
なら本出願人による特願平5−22806号明細書等を
参照されたい。
【0038】上記構成のもとで、既に貯溜槽1に穀物が
投入されていてこの穀物を攪拌装置100により攪拌し
ているときに穀物を追加投入する場合には、前述したよ
うに制御ユニット50に付設されている投入モードスイ
ッチ58を押圧操作する。それにより、走行台車10に
設けられている発光器53から光が側壁部5に向けて発
せられる。この状態では、穀物は未だ追加投入されてお
らず、走行台車10及び横移動台車30が継続して走行
移動せしめられるとともに、オーガー33,34も回転
せしめられている。
【0039】そして、走行台車10に設けられている発
光器53がその走行台車10と共に側壁部5に取り付け
られている2つの受光器51,52のうちの一方の正面
対向位置まで移動したとき、発光器53からの光がその
受光器51又は52に入射せしめられ、それにより、受
光器51又は52から制御ユニット50に検出信号が発
せられる。この検出信号を受けて制御ユニット50は、
オーガー33,34駆動用のモーター35,35、走行
台車10を走行させるためのモーター15、回転フレー
ム20を回転させるためのモーター25への電力供給を
停止してオーガー33,34の回転、並びに走行台車1
0及び横移動台車30の走行移動を停止させる。
【0040】このようにして、オーガー33,34,走
行台車10及び横移動台車30が停止せしめられた後、
パケットコンベア等の搬送投入手段が作動せしめられて
貯溜槽1の穀物投入部位Tへ穀物が必要量だけ追加投入
される。この追加投入時には、走行台車10が図1にお
いて実線又は一点鎖線で示される如くの、貯溜槽1の前
後方向で見て穀物投入部位Tの前後端近傍にて停止して
いるので、追加投入時に穀物が攪拌装置100に当たる
ことが回避される。
【0041】この場合、オーガー33,34,走行台車
10及び横移動台車30の停止は制御ユニット50によ
り自動的に行われるので、目視に頼って走行台車10を
停止させる場合に比して、手間がかからず、台車10を
所望の位置に確実かつ正確に停止させることが可能とな
り、時間的ロスも削減でき、省力化を図れる。また、台
車検出手段とされる受光器51,52を貯溜槽1の前後
方向で見て槽中央部の前後端近傍にそれぞれ配し、それ
らの受光器51,52のうちのいずれかが走行台車10
を検知したとき、走行台車10を停止させるようにされ
ていることにより、穀物を追加投入できるまでの、走行
台車10の走行距離、すなわち待ち時間が可及的に短く
され、時間的ロスを抑えることができる。
【0042】それに加え、貯溜槽1へ穀物を追加投入す
る際に、走行台車10に加えて横移動台車30の走行移
動を停止させるとともに、オーガー33,34の回転も
停止させるようにされていることにより、貯溜槽1内の
特定箇所のみが過剰に攪拌されることが回避され、貯溜
槽1内の穀物の攪拌度合い(乾燥度合い等)が均一とな
り、所望の品質が維持される。
【0043】なお、上記した実施例においては、台車検
出手段とされる受光器が貯溜槽1の前後方向で見て穀物
投入部位Tの前後端近傍にそれぞれ配されているが、必
ずしも上記のように台車検出手段を2箇所に配する必要
はなく、穀物を追加投入できるまでの待ち時間が多少長
くなっても良い場合は、台車検出手段を貯溜槽1の前後
方向で見て穀物投入部位Tを外れた位置に1箇所設ける
だけで足りる。
【0044】また、上記した例のように台車検出手段を
貯溜槽1の前後方向で見て穀物投入部位Tの前後端近傍
に専用で配することをやめて走行台車反転用のストッパ
43,44及びリミットスイッチ41,42を台車検出
手段として利用してもよい。この場合は、追加投入モー
ドスイッチ58が押圧操作された後、走行台車10が貯
溜槽1の前後端近傍に来たときに、台車10,30やオ
ーガー33,34が停止せしめられ、検出手段の兼用化
が図れて装置コストが安価となる。
【0045】さらに、台車検出手段としては、上記した
例のように台車10に発光器53を設けるとともに側壁
部5に受光器51,52を設けたものの他、例えば図6
に示される如くに、走行台車10の車輪支持部10Bに
操作ロッド55を取り付け、側壁部5に上記操作ロッド
55によりその操作端56aが揺動操作されるようにリ
ミットスイッチ56を取り付けて構成することもでき
る。この場合には、穀物投入モードスイッチが押圧操作
された後において、走行台車10がリミットスイッチ5
6の位置する部位を通過するとき、操作端56aが図の
実線位置(OFF状態)から一点鎖線又は二点鎖線で示
される位置(ON状態)へと切り変わり、それが制御ユ
ニット50に検知されて走行台車10等が停止せしめら
れるようにされる。
【0046】なおまた、上記実施例においては、攪拌装
置として円筒フレーム式のものを例示したが、攪拌装置
としては、それに限られることはなく、例えば、本出願
人が先に提案しているチェーン駆動式のもの(特願平4
−302698号,同−315155号,同−3172
77号明細書等を参照)や第1の台車及び第2の台車を
それぞれモーターで個別に駆動するようにしたもの(例
えば特願平4−22805号明細書所載)等、種々の構
成のものを使用できる。
【0047】また、上記した実施例においては、オーガ
ーを2本備えたものを示したが、貯溜槽の大きさによっ
ては1本でもよく、当然ながら任意に選定できる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る穀物用貯溜槽の攪拌装置は、穀物の乾燥及び貯
溜を主目的として使用することができる比較的小容量の
角型の穀物用貯溜槽において、穀物を追加して投入する
際に、穀物が攪拌具を伴う走行移動台車に当たらないよ
うに該台車を適切な位置に自動的に停止させることがで
きるとともに、槽内の特定箇所のみが過剰に攪拌される
ことのないようにすることもできるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る攪拌装置の一実施例を穀物用貯溜
槽とともに示す平面図。
【図2】実施例の攪拌装置の要部正面図。
【図3】実施例の攪拌装置の左側面図(図1のA視
図)。
【図4】実施例の攪拌装置の右側面図(図1のB視
図)。
【図5】実施例の台車検出手段の一例の説明に供される
図。
【図6】実施例の台車検出手段の他の例の説明に供され
る図。
【図7】実施例の制御系を簡略に示す図。
【図8】従来の丸ビンタイプの穀物用貯溜槽及び攪拌装
置の一例の説明に供される概略図。
【図9】従来の角ビンタイプの穀物用貯溜槽の一例の説
明に供される概略図。
【符号の説明】
1−穀物用貯溜槽 2−前側壁部(仕切り壁部) 3−後側壁部(仕切り壁部) 4−左側壁部 5−右側壁部 10−走行台車 10A,10B−車輪支持部 11−車輪 15−走行用モーター 20−回転フレーム 25−回転駆動用モーター 30−横移動台車 31−車輪 33,34−オーガー 41,42−リミットスイッチ 43,44−ストッパ 50−制御ユニット 51,52−受光器 53−発光器 55−操作ロッド 56−リミットスイッチ 100−攪拌装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−143566(JP,A) 実開 平2−73197(JP,U) 実開 平2−111882(JP,U) 実公 昭61−24876(JP,Y2) 米国特許4836686(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 25/00 F26B 11/12 F26B 25/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽中央部が穀物投入部位とされた角型の
    穀物用貯溜槽を左右方向に橋絡するように配設されてそ
    の前後方向に往復動せしめられる第1の台車と、この第
    1の台車に搭載されて上記貯溜槽の左右方向に往復動せ
    しめられる第2の台車と、この第2の台車に取り付けら
    れた状態で上記貯溜槽内に挿入されて回転せしめられる
    攪拌具と、を備え、 上記貯溜槽への穀物の追加投入時に、上記第1の台車に
    投入穀物が当たらないようにすべく、該第1の台車を上
    記穀物投入部位を外れた位置にて自動的に停止させるよ
    うにされていることを特徴とする穀物用貯溜槽の攪拌装
    置。
  2. 【請求項2】 第1の台車が穀物投入部位を外れた位置
    まで走行したことを検出する検出手段が設けられ、この
    検出手段から得られる信号に基づいて上記第1の台車を
    上記穀物投入部位を外れた位置にて停止させることを特
    徴とする請求項1記載の穀物用貯溜槽の攪拌装置。
  3. 【請求項3】 検出手段が貯溜槽の前後方向で見て穀物
    投入部位の前後端近傍にそれぞれ配されていることを特
    徴とする請求項2記載の穀物用貯溜槽の攪拌装置。
  4. 【請求項4】 貯溜槽へ穀物を追加投入する際に、第1
    の台車に加えて第2の台車の走行移動を停止させるとと
    もに、攪拌具の回転も停止させることを特徴とする請求
    項1記載の穀物用貯溜槽の攪拌装置。
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