JP2715248B2 - サイロへの投入装置 - Google Patents

サイロへの投入装置

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JP2715248B2
JP2715248B2 JP5323611A JP32361193A JP2715248B2 JP 2715248 B2 JP2715248 B2 JP 2715248B2 JP 5323611 A JP5323611 A JP 5323611A JP 32361193 A JP32361193 A JP 32361193A JP 2715248 B2 JP2715248 B2 JP 2715248B2
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久夫 藤村
正道 安永
嘉幸 小熊
浩一郎 金井
泰文 井関
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイロに穀物などを投
入する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大容量の穀物を貯蔵するサイロとして、
従来は、例えば2000t程度までのサイロを複数集約させ
て群サイロを構成しており、大口径の大型の単一型穀物
サイロとして確立されたものは従来存在しなかった。
【0003】そして、かかる群サイロに穀物を投入する
場合、サイロの屋根の中央に1つの投入口を設け、ここ
から穀物を重力による自然落下により投入している。し
かし、各サイロの口径は10m程度であるから、投入によ
り安息角に応じた形状の穀物の山がサイロ内に形成され
ても、サイロ内の残余の空間は僅かであり、貯蔵容量の
点でこの空間は大きな無駄にはならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】大容量の貯蔵を目的と
して大口径の単一型穀物サイロが考えられているが、か
かるタイプのサイロでは、従来のように投入口をサイロ
の屋根の中央に1つとするなど、投入個所が少ないと、
投入により安息角に応じた形状の穀物の山がサイロ内に
形成されると、サイロ内に大きな無駄な空間が生じる。
【0005】本発明の目的は前記事情に鑑みて、サイロ
を大容量の貯蔵を目的とした大口径の単一型穀物サイロ
とする場合、投入口を1か所にしても穀物の投入により
形成される安息角に応じた山の形状を最小におさえるこ
とができ、サイロ内に生じる無駄な空間を小さくでき、
また耐久性に優れた安定した状態の構造からなり、しか
もこの構造は大掛かりとしなくてすむサイロへの投入装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、円筒上の本体の上部に屋根を設け、屋根の中
央に1つの投入口を形成した大口径の単一型のもので、
該投入口にサイロ内に突出して開口するシュートを固定
し、該シュートの周囲で屋根の下部に回転受け装置を吊
支し、本体の半径にほぼ等しい長さからなるコンベアの
一端を前記回転受け装置でサイロの中央に回転自在に支
承し、他端をサイロの内壁に設けた走行装置を介してサ
イロの内壁の内周に沿って水平方向に移動自在に取り付
け、コンベアの上部の一方の端近くに前記シュートに対
応する受けホッパーを設けるとともに、下部には該コン
ベアの長さ方向に適宜間隔で複数の払出しゲートを設け
たこと、または、この構成に加えて、複数の払出しゲー
トは、サイロの外周に近い位置に設けたものほど開時間
を長く、中心に近い位置に設けたものほど閉時間を長く
設定することを要旨とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、コンベアの一
端を回転受け装置を介してサイロの中央に回動自在に支
承し、他端をサイロの内壁に設けた走行装置を介してサ
イロの内周に沿って水平方向に移動自在に取付けたシン
プルな構造からなり、一端を軸にして他端が走行するの
で、駆動機構も複雑なものを必要とせずにすむ。また、
コンベアは、回転受け装置によるサイロ中央と走行装置
によるサイロ内壁との間に掛渡されるようにして両端が
支持され、耐久性に優れた安定した状態となる。
【0008】なお、サイロは大口径のものであっても中
央に支柱を設けておらず、しかも、コンベアの上部の一
方の端近くにシュートに対応する受けホッパーを設けて
いるので、コンベアは何ら支障なく360度回動するこ
とができるとともに、シュートから投入される穀物をコ
ンベアの受けホッパーで洩れなく受けられる。
【0009】しかも、コンベアは下部に長さ方向に適宜
間隔で複数の払出しゲートを設けているので、受けホッ
パーからコンベアに投入された穀物を並列した複数の払
出しゲートにより振り分けてサイロ内の各部にほぼ均等
に落下することができる。ゆえに、サイロ内には大きさ
の小さい断面山型に積み上げられた穀物が同心円的に複
数形成され、これはほとんど平らなので、サイロ内に無
駄な空間が生じることを少なくなる。
【0010】請求項2記載の本発明によれば、前記請求
項1の作用に加えて、さらに、サイロの外周に近い位置
の払出しゲートほど開時間を長く、中心に近い位置の払
出しゲートほど開時間を短く閉時間を長く設定したの
で、サイロの中心に近い位置の払出しゲートから全ての
穀物が払い出されることがないとともに、受けホッパー
から反対側の端に穀物がコンベア内を移動する時間が稼
げて、サイロ内に払出されて積み上げられた穀物の断面
山型の高さがサイロ内の中心部と外周部とでほぼ均等と
なる。
【0011】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のサイロへの投入装置の実施例
を示す縦断正面図で、図中1はサイロを示し、これは大
容量の例えば穀物等の貯蔵を目的とする大口径の単一型
のもので、円筒状の本体1aの上部に屋根1bが設けて
あり、屋根1bの中央に1つの投入口2を形成し、該投
入口2に、サイロ1内に突出して開口するシュート3を
気密に固定する。
【0012】図中4はサイロ1の本体1aの半径にほぼ
等しい長さのコンベアを示し、該コンベア4の上部の一
方の端近くに受けホッパー5を一体的に設けるととも
に、下部には該コンベア4の長さ方向に適宜間隔で複数
の払出しゲート6を設けた。
【0013】そして、前記受けホッパー5はシュート3
に対応するものとして、受けホッパー5内に前記シュー
ト3の下部を挿入してシュート3に受けホッパー5を組
合せ、屋根1bの下部、すなわちサイロ1の天井から吊
支した回転受け装置7に受けホッパー5を取り付ける。
この回転受け装置7は受けホッパー5及びこれと一体の
コンベア4の水平回転を支持する機構を有し、例えばロ
ーラで受けホッパー5の底部を支承する。
【0014】他方、サイロ1の本体1aの内壁に内周に
沿って水平方向に移動する走行装置8を設け、コンベア
4の受けホッパー5と反対側の他端をこの走行装置8に
臨ませる。この走行装置8は例えば本体1aの内壁に配
設したレールとこの上をモータ等の駆動装置により走行
する自走式のローラなどで構成する。
【0015】このようにしてコンベア4は他端が走行装
置8を介してサイロ1の内壁に移動自在に取り付けられ
た状態で、一端が回転受け装置7を介してサイロ1の中
央に回転自在に支承される。
【0016】コンベア4の下部に設ける払出しゲート6
は、コンピュータ等の制御装置により開閉自在なものに
構成し、この場合、サイロ1の外周に近い位置に設けた
ものほど開時間を長く閉時間を短く、中心に近い位置に
設けたものほど閉時間を長く開時間を短く設定する。
【0017】次に動作について説明する。シュート3か
ら受けホッパー5内に投入された穀物は、コンベア4上
に落下し、該コンベア4の下部に設けた複数の払出しゲ
ート6から下方のサイロ1の本体1a内に重力による自
然落下によって振り出される。
【0018】このとき、コンベア4は走行装置8により
外周側の端部がサイロ1の本体1aの内壁に沿って移動
することで、サイロ1の中心部に位置する受けホッパー
5の個所を回転軸とし回転受け装置7で支承される状態
で水平にゆっくりと回転している。
【0019】よって、複数の払出しゲート6から振り出
される穀物は、各払出しゲート6の位置により決定され
るそれぞれの半径で円形の軌跡をえがきながら移動し、
1か所のシュート3から投入された穀物はこれらの複数
の払出しゲート6により振り分けられて、サイロ1の本
体1a内に各部にほぼ均等に落下するから、安息角に応
じた山の形状が最小限におさえられる。
【0020】さらに、サイロ1の外周に近い位置の払出
しゲート6ほど開時間を長く、中心に近い位置の払出し
ゲート6ほど開時間を短く閉時間を長く設定したから、
コンベア4が回転することで払出しゲート6がえがく軌
跡の円形の大きさに比例して払出しゲート6の開時間が
長くなる。
【0021】よって、サイロ1の中心位置を回転軸とし
てコンベア4を回転させても、投入された穀物の表面の
山の形成がサイロ1内の中心部と外周部とでほぼ均等と
なり、サイロ1内全体として、山の形状を最小限におさ
えられる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明のサイロへの投
入装置は、サイロを大容量の貯蔵を目的とした大口径の
単一型穀物サイロとする場合、投入口を1か所にしても
穀物の投入により形成される安息角に応じた山の形状を
最小におさえることができ、サイロ内に生じる無駄な空
間を小さくでき、また耐久性に優れた安定した状態の構
造からなり、しかもこの構造は大掛かりとせずにすむも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイロへの投入装置の実施例を示す縦
断正面図である。
【符号の説明】
1…サイロ 1a…本体 1b…屋根 2…投入口 3…シュート 4…コンベア 5…受けホッパー 6…払出しゲー
ト 7…回転受け装置 8…走行装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小熊 嘉幸 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 金井 浩一郎 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 井関 泰文 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−100033(JP,A) 特開 昭56−145039(JP,A) 特開 昭63−134428(JP,A) 実開 昭59−192161(JP,U) 実開 昭55−104691(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒上の本体の上部に屋根を設け、屋根
    の中央に1つの投入口を形成した大口径の単一型のもの
    で、該投入口にサイロ内に突出して開口するシュートを
    固定し、該シュートの周囲で屋根の下部に回転受け装置
    を吊支し、本体の半径にほぼ等しい長さからなるコンベ
    アの一端を前記回転受け装置でサイロの中央に回転自在
    に支承し、他端をサイロの内壁に設けた走行装置を介し
    てサイロの内壁の内周に沿って水平方向に移動自在に取
    り付け、コンベアの上部の一方の端近くに前記シュート
    に対応する受けホッパーを設けるとともに、下部には該
    コンベアの長さ方向に適宜間隔で複数の払出しゲートを
    設けたことを特徴とするサイロへの投入装置。
  2. 【請求項2】 複数の払出しゲートは、サイロの外周に
    近い位置に設けたものほど開時間を長く、中心に近い位
    置に設けたものほど閉時間を長く設定する請求項1記載
    のサイロへの投入装置。
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