JPS5841257B2 - 荷役用竪型コンベヤ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、運搬フレームの地上側の端部に輸送荷物の取
入れ装置又は引渡し装置が、そしてその上端に定置の輸
送荷物の供給ベルト又は取出しベルトが結合されている
運搬フレームの中に配置された輸送荷物を輸送するため
の輸送軌道を有する、特に船舶に包装荷物又はばら荷を
積みおろすための竪型コンベヤに関する。

螺旋状に配置されて進む無端のコンベヤベルトあるいは
２個の互いに平行に配置され、同時に進行するように駆
動される無端の輸送ベルトを設け、これらのベルトの間
で包装荷物を低所の供給ステーションから高所の引渡し
ステーションへ、あるいはその反対に輸送できる竪型コ
ンベヤは、種々の実施態様において公知である。

そのほか、螺旋滑走路を有する竪型コンベヤも知られて
いるが、このものはばら荷及び包装荷物を上から下にし
か輸送することができない。

垂直な輸送管を有する輸送軌道として設けられた竪型コ
ンベヤにおいても、同じである。

すべての竪型コンベヤに共通なことは、これらが下方の
引渡し端部に、ばら荷又は包装荷物を各船舶０積載空間
の範囲内に運搬するか、あるいは船舶積載空間の範囲か
ら取出すことができるように、取出し装置又は受入れ装
置が設けられていることである。

このために、取出し装置又は受入れ装置は、輸送軌道を
収容する竪型コンベヤの運搬フレームの底部側端部にお
いて揺動可能に配設される。

その場合、竪型コンベヤの垂直な輸送軌道がその垂直軸
のまわりで回動出来ないから、竪型コンベヤには常に追
加の取出し装置又は受入れ装置を設けなけれはならない
。

本発明の課題は、特に船舶に包装荷物又はばら荷を積み
おろすための竪型コンベヤであって、その全体が、追加
の旋回可能な取出し又は受入れ装置の使用を避けながら
、輸送荷物を積載平面の任意の場所に地上側で取出し、
又はそこから受入れることができるように、そして竪型
コンベヤの上端において輸送荷物の引渡しを、竪型コン
ベヤの回転に関与するのではなく固定配置された引渡し
ベルト上に通過させることができるように、その垂直な
長手軸のまわりで回転できる装置を創造することである
。

この課題を解決するため、冒頭に記載した種類と同様な
、特に船舶に包装荷物又はばら荷を積みおろすための竪
型コンベヤが提供され、この装置は本発明によれは次の
ように構成される。

すなわち垂直に運搬する輸送軌道の運搬フレームはその
上端が定置の運搬架台に保持され、かつその垂直軸のま
わりで約３６０°回転できるように形成されており、そ
して運搬フレームと固定結合された、輸送軌動の引渡し
範囲又（ゴ供給範囲内に存在するベルトコンベヤヲ有シ
、このベルトコンベヤは、輸送軌道から離れた端部にお
いて該ベルトコンベヤの上方に配置され且つその垂直な
中心軸のまわりで旋回せしめられると共に両側面が平ら
な抜取５り器が設けられ、そしてその端部範囲の両側へ
の通過軌道を有し、ベルトコンベヤの下方に回転円板が
配置されており、この円板は運搬荷物を通過して導くた
めの中心穴を有し、かつ回転円板の上方にあり、輸送荷
物を輸送荷物の供給軌道又は弓出し軌道上に引渡す両側
面が平らな抜取り器を有し、この抜取り器はその垂直な
中心軸のまわりで旋回可能に構成しである。

このように構成された竪型コンベヤは、その長手軸のま
わりで約３６００及びそれ以上回転することができるの
で、部分的に回転したのち、竪型コンベヤを再びその最
初の位置に戻す必要はもはやなくなる。

さらに積載空間の任意の位置を容易に得ることができ、
竪型コンベヤの地上側端部に設けた取出し又は受入れ装
置を回転できるように形成する必要はなく、またこれら
の装置は、たとえは包装荷物の積載平面への荷おろしを
、直接に竪型コンベヤを用いて行なう場合は、省略する
ことができる。

そのほか輸送軌道の上端にある輸送荷物を、運搬フレー
ムの任意の回転位置において通過軌道を用いて固定配置
された引渡し軌道上に通過させるか、あるいはその反対
に引渡し軌道から輸送軌道に輸送することが可能である
。

以下に本発明の好ましい実施態様を、クランプベルトを
有する輸送軌道を設けた竪型コンベヤに関して示した図
面を用いて説明する。

第１図に示す船舶用積みおろし装置は、水平なブリッジ
プラットホーム１１を有する移動可能な架台１０から成
り、ブリッジプラットホーム１１上ではもう１個の架台
１２が移動することができ、この架台１２は、片側を揚
げ下げしうる張出しアーム１３を有し、これは１４にお
いて架台１２に連接されている。

揺動可能な張出しアーム１３の自由端には、後にさらに
詳細に説明する竪型コンベヤ２０か配置される。

この場合全体的な配置は張出しアーム１３の任意の揺動
位置において、竪型コンベヤ２０が垂直な位置となるよ
うに行なわれ、これは平行案内装置（竪型コンベア２０
が鉛直線に対して常に平行となるようにする装置であっ
て、これは図示されていない。

）を用いて行なわれる。

包装荷物を竪型コンベヤ２０のヘッド２１の方に又はこ
のヘッドから輸送できるよう（？Ｃ。

ケース状に形成された張出しアーム１３の中及び￥−ス
状に形成された保護カバーを備えた架台１２の中に、輸
送ベルトが配置される。

第２図及び第６図に示すように、竪型コンベヤ２０は運
搬フレームから成り、このフレームは輸送荷物を湿気、
雨その他に対して保護するため、側部カバーが設けられ
る。

竪型コンベヤ２０の運搬フレーム２２の中には、包装荷
物及びばら荷を垂直に輸送するための輸送軌道１２０が
設けられる。

この輸送軌道１２０は螺旋状に配置された複数の輸送ベ
ルトから成っていてもよく、また螺旋滑走路として形成
されていてもよい。

後者の場合は上から下への輸送だけ、従って船舶への積
載だけが可能である。

しかし男１に構成された輸送軌道を運搬フレーム２２の
中に輸送軌道１２０として配置することができる。

竪型コンベヤ２０の運搬フレーム２２の中には垂直に導
かれるコンベヤベルト３ｏ及び垂直に塙かれるクランプ
ベルト４０が配置される。

無端のコンベヤベル１−３０の上端は３０ａ、コンベヤ
ベルト３０の下端は３０ｂとして示しである。

コンベヤベルト３０は、上方の転回ローラー３１及び下
方の転回ローラー３２を介して導かれる。

両方の転回ローラー３１，３２（その一方Ｌｃ駆動ロー
ラーとして形成されており、そして駆動装置（図示せず
）に結合されている）は、運搬フレーム２２の中に収容
される。

コンベヤベルト３ｏの下端３０ｂは円弧状を成すように
曲げである。

従ってこのコンベヤベルト自体は追加の案内ローラー３
７を介して導かれる（第６図）。

さらにコンベヤベルト３０の下端３０ｂは延長せしめら
れており、同時に輸送荷物Ｔのための受入れステーショ
ンとして働く。

このほかコンベヤベルト３０の自由端にあらかじめロー
ラー軌道を連結することもでき、これを介して輸送荷物
はコンベヤベルト上に達する。

輸送荷物たとえば包装荷物、袋その他の受入れは矢印Ｘ
の方向に行なわれる。

輸送荷物の供給側から見て前側の中間部分は３５、そし
て後側の中間部分は３６として示しである（第２図）。

竪型コンベヤ２０の中で垂直に導かれる無端のクランプ
ベルト４０（その上端は４０ａ、その下端は４０ｂとし
て示しである）は、同様に運搬フレーム２２の中に収容
された転回ローラー４１゜４２をまわって導かれる。

両方の転回ローラー４１．４２の一方は駆動ローラーと
して形成されており、そして駆動装置（図示せず）に結
合されている。

輸送荷物の供給側から見て、クランプベルト４０の前側
の中間部分は４５、そして後側の中間部分は４６として
示しである。

クランプベルト４０は、その中間部分４６が輸送荷物の
供給側から見てコンベヤベルト３ｏの中間部分３５の前
方即ちコンベヤベルト３ｏの中間部分３５上の範囲内に
存在するように、運搬フレーム２２の中に配置される。

コンベヤベルト３゜及びクランプベルト４０の走行方向
は、向かい合った中間部分３５，４６が同じ方向に進行
し、このため両方の中間部分３５，４６の間にある輸送
荷物ｂ≦、コンベヤベルト３０及びクランプベルト４０
の走行方向に応じて上に又は下に向けて輸送されるよう
に、矢印Ｘ１、Ｘ２の方向に行なわれる。

クランプベルト４０の下端４０ｂも円弧状を成して導か
れるが、コンベヤベルト３ｏの円弧状に曲げられた部分
３０ｂから離れて導かれ、このため供給スリット即ち供
給口５０が形成される。

クランプベルト４０をその端部部分４０ｂの範囲におい
て円弧状に導くことができるように、クランプベルト４
０の中間部分４６はこの範囲において案内ローラー４３
を介して導かれる（第２図）。

第２図に示す実施態様において、クランプベルト４０は
ゴム様弾性材料でできている無端のコンベヤベルトから
成っているので、このベルトの長手方向に対して特に直
角方向に伸長性が与えられている。

また中程度の弾性を有するベルトを用いることもできる
が、その限界範囲は普通のコンベヤベルト材料と同じで
ある。

第７図に示す実施態様において、クランプベルト４０は
２個の互いに離れて位置する無端の輸送チェーン６０．
６０ａから成る。

各輸送チェーン６０又は６０ａは、第２図のクランプベ
ルト４０の進行と同様に転回歯車を介して導かれ、第７
図にはそのうちの上方の転回歯車６１，６１ａだけが示
しである。

輸送チェーン６０，６０ａのための転回歯車は、駆動装
置（図示せず）に結合されている。

輸送荷物の供給側から見て、輸送チェーン６０の前側（
第７図において上側）の中間部分は６２、その後側（第
７図において下側）の中間部分は６３として、そして輸
送チェーン６０ａの前側（第７図において上側）の中間
部分は６２ａ。

その後側（第７図において下側）の中間部分は６３ａと
してそれぞれ示しである。

互いに離れて位置する輸送チェーン６０，６０ａは、ゴ
ム様弾性材料から戒り且つ伸長性を有するベルト、ロー
プその他７０によって結合されている。

（第８図）。コンベヤベル１−３０への輸送チェーン６
０，６０ａの配置は、第２図に示す実施態様と同様にし
て、コンベヤベル）３０へのクランプベルト４０の場合
と同じ手段で行なわれる。

しかし第８図から理性されるように、輸送チェーン６０
，６０ａの中間部分６３，６３ａは、コンベヤベルト３
０の中間部分３５によって形成される平面内にあるよう
に配置される。

従ってコンベヤベルト３０の中間部分３５は、輸送チェ
ーン６０，６０ａの両方の中間部分６３，６３ａの間に
ある。

この構成によす、コンベヤベルト３０と輸送チェーン６
０゜６０ａの弾性つなぎロープ７０との間での輸送荷物
の確実な保持が達成される。

（第８図）その上、輸送チェーン６０．６０ａ及び弾性
つなぎロープＴＯの上方端部がコンベヤベルト３０よす
長く形成されているので、竪型コンベヤ２０の上端にお
いて輸送荷物の外への容易な引渡しが確実に行われる。

弾性材料でできたベルト、ロープその他ＴＯの代わりに
、両方の輸送チェーン６０，６０ａはコンベヤベルト３
０ａによって互いに結合することもでき、このコンベヤ
ベルト３０ａはスプリング１３を用いて輸送チェーン６
０．６０ａに保持される。

（第９図）。竪型コンベヤ２０の上端における輸送荷物
の問題のない引渡しを保証するため、クランプベルト４
０は上方の端部範囲がコンベヤベルト３０よりも長く形
成される（第２図）。

コンベヤベルト３０及びクランプベルト４０もしくは輸
送チェーン６０，６０ａを問題なくその下端が円弧状と
なるように導くことは、包装荷物の輸送を妨害しないよ
うに配置されかつ形成された案内ローラーを用いて行な
われるが、クランプベルト４０が使用される場合には、
案内ローラー４３．４４はベルトの側縁部分にだけ転接
するように配置されている。

コンベヤベルト３０の端部部分３０ｂがわずかに傾斜し
て導かれるので、輸送荷物を地面から容易にかつ間須な
く取入れることができる。

竪型コンベヤ２０の輸送軌道１２０が運搬フレーム２２
内に配置され、運搬フレーム２２はその上端２２ａがケ
ース状の運搬架台１００内に保持されており、これに張
出しアーム１３の自由端を連接することができる（第３
図）。

運搬フレーム２２の運搬架台１００への取付けは、運搬
フレーム２２がその垂直な長手軸のまわりで運搬架台１
００上で回転できるように行なわれる。

このためには運搬架台１００の範囲内に配置された運搬
フレーム２２の端部２２ａは管状に形成される。

この管状の部分は対応する装置たとえばローラー軸受は
又はころがり軸受けを用いて案内される。

運搬架台１００内にある運搬フレーム部分の自由端には
、操作軌道１１０が配置され、これは運搬フレーム２２
と固定結合されかつ円弧状に形成されている。

操作軌道には１１１において扇形状の引渡し部が設けら
れる（第４図）。

輸送軌道１２０は、第３図に示すように、上部範囲が運
搬フレーム２２から引出されている。

操作軌道１１０の上方には、運搬フレーム２２に結合さ
れ、従って運搬フレーム２２の回転運動ト協働するベル
トコンベヤ１３０が設けられる。

このベルトコンベヤ１３０は、転回ローラー１３１゜１
３２を介して導かれる無端ベルト１３３から成る。

転回ローラー１３１又は１３２の一方は駆動ローラーと
して形成される。

ベルトコンベヤ１３０の走行方向は逆にすることができ
る。

ベルトコンベヤ１３０（その端部部分は１３０ａ、１３
０ｂとして示しである）は、輸送軌道１２０によって運
搬された輸送荷物を、輸送軌道１２０からベルトコンベ
ヤ１３０に問題なく引渡すことができるように運搬架台
１００の中に配置されている。

ベルトコンベヤ１３０の走行方向を反転できるようにす
ることにより、ベルトコンベヤを介して輸送軌道１２０
に輸送荷物を導くこと、又は輸送軌道１２０の上方の自
由端における輸送荷物をこれから取り去ることが可能で
ある。

ベルトコンベヤ１３０の上方にはその端部領域１３０ｂ
内に、抜取り器又は送出し器１４０が設けてあり、これ
は両側面が平らに形成されかつ垂直な中心軸１４１のま
わりで矢印Ｙ０の方向に旋回可能であるので、第４図に
示すように接近して来た輸送荷物を矢印￥２の方向又は
矢印Ｙ３の方向に引渡すことができる。

抜取り器１４０の旋回は、駆動装置（図示せず）を用い
て行なわれる。

この場合抜取り器１４０は、これがベルトコンベヤ１３
０と一緒になって運搬フレーム２２の回転運動と協働す
るように配置される。

ベルトコンベヤ１３０の両側には通過軌道１３５．１３
６が設けてあり、これらはベルトコンベヤを保持する運
搬フレームに固定結合されている。

これらの通過軌道１３５，１３６は、輸送動道１２０に
よって上方に向けて運搬された輸送荷物を矢印￥２又は
Ｙ３の方向に引渡したいならば、わずかに傾斜した引渡
し板として形成される。

抜取り器１４０の位置に応じて、輸送荷物の引渡しは通
過軌道１３５又は１３６上に行なわれる。

これに対し輸送軌道１２０に輸送荷物をベルトコンベヤ
１３０を介して供給したいならば、通過軌道１３５，１
３６はローラー軌道又は無端の輸送ベルトとして形成さ
れる。

ローラー軌道を駆動口、−ラーと共に使用するか又は輸
送ベルトを使用すると、それぞれ走行方向に応じて、輸
送荷物の供給又は引渡しを行なうことが可能である（第
４図）。

通過軌道１３５，１３６からの輸送荷物の引渡しは、操
作軌道１１０の下側かつベルトコンベヤ１３０の下側に
配置された回転円板１５０上に行なわれ、回転円板１５
０は中心に円弧状の穴１５１を有し、輸送軌道１２０が
この穴を通過する（第５図）。

この回転円板１５０は１駆動装置（図示せず）を用いて
矢印￥４の方向又は矢印￥５の方向に回転駆動される。

回転円板１５０からの輸送荷物を固定配置された引渡し
軌道１７０上に引渡すべきそれぞれの位置においては回
転円板１５０の上方に、他の抜取り器又は送出し器１６
０が配置されており、これは垂直軸１６１のまわりでし
かも駆動装置（図示せず）によって旋回することができ
るので、回転円板１５０による運搬荷物の供給方向に応
じて、引渡し位置の範囲内に配置された引渡し軌道上に
輸送荷物を引渡すことが可能である。

抜取り器１６０は矢印￥６の方向に旋回することができ
る（第５図）。

このように構成され、その垂直の長手軸のまわりで旋回
可能でかつ荷物を垂直に輸送するための輸送軌道を収容
する運搬フレームを設けた竪型コンベヤは、下記のよう
に作動する。

すなわち輸送荷物の輸送軌道１２０上への搬入は該輸送
軌道１２０の底部側領域において行わ和、そして上方に
向かって運搬されると、この輸送荷物は輸送軌道１２０
からベルトコンベヤ１３０上に引渡される。

抜取り器１４０が第４図に示す位置を占めていると、輸
送荷物の引渡しは矢印￥２の方向に回転円板１５０上に
行なわれ、この回転円板１５０は矢印Ｙ５の方向に回転
し、そして抜取り器１６０の第５図に示す装置において
輸送荷物を、輸送軌道１２０と共に運搬フレーム２２の
回転運動とは協働しない引渡し軌道１７０上に引渡す。

輸送軌道１２０が荷物を上から下に向かって輸送するた
めに構成されていれば、回転円板１５０によって輸送荷
物を輸送軌道１２０の上端に供給される。

この場合通過軌道１３５，１３６がロール軌道又は輸送
ベルトとして形成されていれは、その通過軌道によって
、輸送荷物は回転円板１５０カラベルトコンベヤ１３０
上に運搬され、次いでこれから輸送軌道１２０の上端に
供給される。

両方の抜取り器１４０及び１６０の調整は、共通の調整
機構を介して行なわれる。

輸送軌道１２０からの輸送荷物は、１個のベルトコンベ
ヤ１３０から通過軌道１３５，１３６によって１個の回
転円板１５０上に引渡されるので、竪型コンベヤの任意
の回転位置において、輸送荷物をベルトコンベヤ１３０
から回転円板１５０上に引渡しうることが保証される。

この場合回転円板１５０を介して輸送荷物は、固定され
かつ変更できない引渡し位置に導かれ、しかも竪型コン
ベヤからの引渡し位置やベルトコンベヤ１３０の位置と
は無関係の位置へ導ひかれ得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、コンベヤベルト及び弾性クランプベルトから
成り、かつ運搬フレーム中に配置された輸送軌道を有す
る竪型コンベヤを設けた船舶用積みおろし装置の側面図
、第２図は、コンベヤベルト及び弾性クランプベルトか
ら成る竪型コンベヤの一部破断側面図、第３図は、運搬
架台の中で約３６００回転できるように取付けられ、輸
送軌道を有する運搬フレームの上端の側面図、第４図は
、輸送軌道の上方の引渡し端部を有し、かつその範囲内
に配置されたベルトコンベヤを有する運搬架台の平面図
、第５図は、ベルトコンベヤの下方にある運搬架台の縦
断面図、第６図は、竪型コンベヤの下方の引渡し又は受
取り端部の拡大側面図、第７図は、竪型コンベヤのコン
ベヤベルト及び弾性クランプベルトの縦断面図、第８図
は、竪型コンベヤのコンベヤベルト及び弾性クランプベ
ルトの厚さが異なる包装荷物を輸送しているときの縦断
面図、第９図は、弾性クランプベルトの他の実施態様を
示す図である。 １３・・・・・・張出しアーム、２２・・・・・・運搬
フレーム、３０・・・・・・コンベヤベルト、３５・・
・・・・コンベヤベルトの中間部分、４０・・・・・・
クランクベルト、４６・・・・・・クランプベルトの中
間部分、５０・・・・・・入口スリット、６０，６０ａ
・・・・・・輸送チェーン、６３゜６３ａ・・・・・・
輸送チェーンの中間部分、７０・・・・・・つなぎロー
プ、７３・・・・・・スプリング、１００・・・・・・
運搬架台、１２０・・・・・・輸送軌道、１３０・・・
・・・ベルトコンベヤ、１３５，１３６・・・・・・通
過軌道、１４０・・・・・・抜取り器、１５０・・・・
・・回転円板、１５１・・・・・・中心穴、１６０・・
・・・・抜取り器、１７０・・・・・・輸送荷物の供給
又は引渡し軌道。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 底端部が輸送荷物受入れ機構又は輸送荷物取出し機
   構に、且つ上端部が定置の輸送荷物供給ベルト又は輸送
   荷物取出しベルトに連結された竪型輸送軌道と、該竪型
   輸送軌道が内部に配置され、上端部が定置の運搬架台上
   に保持されて垂直軸を中心に回転し、竪型輸送軌道を通
   過せしめるための中心孔を有する運搬フレームと、竪型
   輸送軌道から輸送荷物供給ベルトまで、又はその逆に輸
   送荷物を搬送するための抜取り器をもつ回転円板とを有
   する、包装荷物の船舶の荷積み及び荷おろしをするため
   の竪型コンベヤにおいて、ベルトコンベヤ１３０が、竪
   型輸送軌道１２０の供給又は引渡し範囲内に存在し且つ
   回転円板１５０の上方において運搬フレーム２２と固定
   結合され、該ベルトコンベヤ１３０が、垂直中心軸１４
   １のまわりで旋回可能で両側面が平らな抜取り器１４０
   を、その竪型輸送軌道から離れた端部１３０ｂの上方に
   装備し、そして、竪型輸送軌道から離れた端部１３０ｂ
   のいずれの側にも回転円板１５０に向って延びている通
   過軌道１３５及び１３６を有し、且つ前記回転円板上で
   抜取り器１６０がその垂直中心軸１６１のまわりで旋回
   可能であることを特徴とした竪型コンベヤ。 ２ 二つの通過軌道１３５及び１３６が、ベルトコンベ
   ヤ１３０のいずれの側においても、ローラーコンベヤと
   して構成されていることを特徴とする特許請求の範囲１
   に記載の竪型コンベヤ。 ３ 二つの通過軌道１３５及び１３６が、ベルトコンベ
   ヤ１３０のいずれの側においても、ベルトコンベヤとし
   て構成されていることを特徴とする特許請求の範囲１に
   記載の竪型コンベヤ。