JPS6022023Y2 - 連続式アンロ−ダに於ける排出部の構造 - Google Patents

連続式アンロ−ダに於ける排出部の構造

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JPS6022023Y2
JPS6022023Y2 JP15650381U JP15650381U JPS6022023Y2 JP S6022023 Y2 JPS6022023 Y2 JP S6022023Y2 JP 15650381 U JP15650381 U JP 15650381U JP 15650381 U JP15650381 U JP 15650381U JP S6022023 Y2 JPS6022023 Y2 JP S6022023Y2
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JP
Japan
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chute
relay
conveyor
vertical
discharge
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JP15650381U
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English (en)
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JPS5860625U (ja
Inventor
英寿 江平
伸治 原
Original Assignee
三井造船株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鉛直昇降部分をもつパケットコンベアライ
ンを備えた連続式アンローダに関するものである。
従来、船倉からばら物を荷揚げする装置として掘削部分
と鉛直昇降部分とをもつパケットラインが鉛直軸を中心
に360°旋回できる構造のものが使用されている。
このような装置で鉛直軸のまわりに旋回する鉛直パケッ
トラインからコンベアへ荷を移送するとき、従来は回転
ホッパーを用いていた。
この回転ホッパーはホッパー底部と側壁との間に相対運
動があり、この間を運ばれる荷との間に摩擦が生じ、無
駄な動力を必要とする他ホッパー内面の摩耗、底部と側
壁との間際からの荷こぼれ等の問題が生じていた。
この考案は排出口の位置をかえるシュートとコンベアと
の組合せにより、従来の上記の欠点を解消したものであ
り、その具体例を図面により詳述する。
本考案における連続式アンローダは主に船舶のばら物輸
送での船倉からの荷揚げに用いられるもので、第1図第
2図によりその概要を説明する岸壁に沿う走行架台17
上に旋回ポスト16を介して水平に旋回しうるブーム1
5が搭載され、旋回ブーム15の先には吊下金物14に
より下記のようにパケットコンベアライン50が鉛直軸
51のまわりに旋回可能に吊下げられている。
パケットコンベアライン50は垂直下降部分50 a、
掘削部分50b1垂直上昇部分50cとからなり、数
置下降部分、上昇部分50a、50cは鉛直の筒内に収
容され鉛直パケットライン部1を形成している。
鉛直パケットライン部1の頂部には頂部排出シュート2
が取り付けられており、頂部排出シュート2の下にはこ
れをうける半じょうご状の中継シュート4が設けられて
いる。
中継シュート4は、鉛直パケットライン部1をかこんで
これと同心に旋回ベアリング3によって支持されており
、外周にリンクギヤ6を有する。
リンクギヤ6は、鉛直パケットライン部1側に設けられ
た旋回装置7のピニオンとかみ合っており、旋回モータ
ー30により中継シュート4を鉛直パケットライン部1
の回りに旋回可能とし、またブレーキをもっている。
リンクギヤ6とピニオンは他の旋回機構、例えばローラ
ーチェンとスプロケットを用いてもよい。
中継シュート4は上部に頂部排出シュート2の排出口2
0の旋回軌跡に沿って略180°の円弧状の受は口21
を有し、受は口21のすべての位置に落下した荷を1つ
の排出口19に集めるように、シュート底部はらせん状
に傾斜している。
中継シュート4の排出口19には旋回ベアリングを介し
て下部排出シュート5が吊下げられており、上記排出口
19の略中心軸回りに旋回できるよう前述と同様なリン
クギヤ、ピニオンを使用した旋回装置8とブレーキとが
設けられている。
次に鉛直パケットライン部1と走行架台17を結ぶため
に、第1中継コンベア9及び第2中継コンベア13が上
下2段に配置されている。
第1中継コンベア9の頭部側9aは下部排出シュート5
より吊下げられ、尾部側9bは垂直の軸10を介して台
車11に支持されている。
台車11は車輪22を有し、旋回ポスト16から突出し
たフレーム16′上にはS゛パケツ194フ部1方向に
布設されたレール12の上におかれる。
レール12の下には第1中継コンベアをうける第2中継
コンベア13が配置されており、荷は第2中継コンベア
からシュート27を介して地上のヤードコンベア18に
送られる。
次に第2図、第3図、第4図により頂部排出シュート2
の排出口20の位置つまりパケットライン部1の旋回作
動を説明する。
第2図は鉛直パケットライン部1の旋回角O0の時のシ
ュート2,4及び中継コンベア9の平面配置図である。
この状態で頂部排出シュート2の排出口20は中継シュ
ート4の排出口19の上方にあり、荷は頂部排出シュー
ト2から第1中継コンベア9にはS゛垂直送られる。
次に鉛直パケットライン部1を例えば第3図の如くその
鉛直軸の回りに略90°迄旋回させるには中継シュート
の中継モーター30を作動させ、下部排出シュート5の
旋回装置はブレーキにより固定しておく。
このブレーキにより中継シュート4、下部排出シュート
5及び第1中継コンベア9間には相対運動は起らずため
に頂部排出シュート2、鉛直パケットライン部1が旋回
する。
これにより頂部排出シュート2の排出口20は第3図の
ように第2図より90°回った20′の位置まで旋回し
、荷は排出口20′から中継シュート4のらせん状底板
をすべり落ちて第1中継コンベア9へと送られる。
鉛直パケットライン部1を更に900、つまり最初の位
置より180°迄旋回させるには中継シュート4の旋回
装置7をブレーキによって固定し、下部シュート5の旋
回モーター31を回転させる。
これにより中継シュート4には第4図すの力線図に矢印
4aで示すような旋回力が加えられ、シュート4の排出
口19、つまり下部排出シュート5は第4図に示す位置
まで旋回する。
この動きにコンベア9の尾部9bは台車11の移動によ
り追随する。
このとき鉛直パケットライン部1は中継シュート4と共
に旋回し、これによりパケットライン部1は最初の位置
より180°旋回したことなる。
2つの旋回装置7,8は各シュート2,4゜5の旋回角
度をリミットスイッチ等で検出し、その運動範囲に応じ
て交互に運転させるものであり、これらによって鉛直パ
ケットライン部1は正面位置を中心として左右180°
連続的に旋回が可能である。
本例とは逆に00から略90°迄を下部シュート旋回装
置によって運転し、略90°から180°迄を中継シュ
ート旋回装置によって運転するようしても何ら支障はな
い。
又、2つの旋回装置による旋回角の分担範囲を一方を広
く、他方を狭くしても同様である。
本実施例は、半じょうご状の中継シュートと、2つの中
継コンベアを用いたものであるが、その原理は、上下2
つの旋回機構を組み合わせて、鉛直パケットラインの3
60°旋回を可能としたものであるから、それぞれの構
成要素を、以下のべるような同じ機能を有する別の物に
変えることも可能である。
第5図は2本の中継コンベアと走行台車の代わりに、一
般に用いられる伸縮コンベアを用いた例である。
伸縮コンベア23の尾部23bは垂直の軸10によって
旋回ポスト16上に支えられ、これにより中継シュート
4の旋回によるコンベア23の長さと方向の変化とに対
応する。
また第6図及び第7図は、半じょうご状の中継シュート
の代わりに、頂部シュート排出口20の旋回軌跡29に
沿って2本のコンベア30を配置したもので、これも同
様の機能を有する。
尚、第1図では、カテナリ一式の鉛直パケットライン例
を示したが、パケットラインとしてパケットエレベータ
式、ベルトコンベア式、スクリューコンベア式等を用い
た場合にも全く同じ機構が適用できる。
この考案は以上のように作動するため、従来の連続式ア
ンローダにおける鉛直パケットラインの旋回時に生じる
荷による摩擦あるいは荷こぼれ等の問題点を解消し、効
率の良いばら物の荷揚げ作業が行える効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案のパケットコンベアライン旋回機構を備
えた連続式アンローダの側面図、第2図は第1図A−A
矢視平面図、第3図は排出口の900旋回時の平面図、
第4図は同180°旋回時の平面図、第4図すは上記旋
回の力線による説明図、第5図は他の実施例のコンベア
部分の側面図、第6図、第7図は他の実施例の中継シュ
ートの側面図、平面図。 符号、1:鉛直パケットライン部、2:頂部シュート、
3:旋回ベアリング、4:半じょうご状中継シュート、
5:下部シュート、6:中継シュート用旋回ギヤ、7:
中継シュート旋回装置、8:下部シュート旋回装置、9
:第1コンベア、10:第1コンベア支持ピン、11:
台車、12:レール、13:第2コンベア、14:吊下
金物、15:ブーム、16:旋回ポスト、17:走行架
台、18:コンベア、19:中継シュート排出口、20
.20’、20″二上部シュート排出口、21:中継シ
ュート上部受口、22:台車車輪、23:伸縮コンベア
、24:固定フレーム、25:伸縮フレーム、26:ベ
ルト、27:シュート、28:中継シュート、29:2
0の旋回軌跡、30:コンベア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 掘削部と鉛直昇降部分とをもつパケットラインが上記鉛
    直昇降部分を中心として旋回するアンローダにおいて、
    その排出部が下記部分より構成される構造。 a 鉛直パケットライン頂部に頂部排出シュートがあり
    、 b 頂部排出シュートの下部にこれをうける中継シュー
    トがあり、中継シュートは、鉛直パケットライン部にこ
    れと同心に旋回しうるよう旋回装置とブレーキとをもっ
    てとりつけられ、C中継シュートの排出口にはこれをう
    ける下部排出シュートがとりつけられ、このシュートは
    その垂直軸回りに旋回しうるよう旋回装置とブレーキと
    をもち、 d 下部排出シュートにはこれをうける中継コンベヤの
    頭部が垂下され、このコンベヤの尾部は旋回ポスト上の
    台車に、あるいは旋回ポスト上に垂直軸をもってとりつ
    けられる。
JP15650381U 1981-10-20 1981-10-20 連続式アンロ−ダに於ける排出部の構造 Expired JPS6022023Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5860625U JPS5860625U (ja) 1983-04-23
JPS6022023Y2 true JPS6022023Y2 (ja) 1985-07-01

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