JP3498097B2 - 養生ネットの張設装置および方法 - Google Patents

養生ネットの張設装置および方法

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JP3498097B2
JP3498097B2 JP28156294A JP28156294A JP3498097B2 JP 3498097 B2 JP3498097 B2 JP 3498097B2 JP 28156294 A JP28156294 A JP 28156294A JP 28156294 A JP28156294 A JP 28156294A JP 3498097 B2 JP3498097 B2 JP 3498097B2
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curing net
opening
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rod
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隆志 沢田
久和 下西
和 今西
純一 光永
仁 西尾
渡辺  純一
修一 植野
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Tokyu Construction Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、養生ネットの張設装置
およびこの装置を使用した養生ネットの張設方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、鉄骨建方工事において、
柱鉄骨を建て込んで、これに梁鉄骨を取り付けるまで
は、外部養生を行うのが困難であったため、梁鉄骨の取
付後に養生ネットを取り付けていた。
【0003】しかしながら、上記従来の養生ネットの取
り付けでは、梁鉄骨の取付作業時には養生ネットが無い
ため、ボルトや工具等が落下して工事関係者だけでな
く、周囲の通行人等の第三者にとっても危険であった。
また、作業員が鉄骨柱に登って養生ネットを張らなけれ
ばならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解決するためになされたもので、その目的とする
ところは、養生ネットを安全かつ容易に張ることのでき
る養生ネットの張設装置および方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の養生ネットの張設装置は、養生ネットを張
設すべき構造体や架設物の上部に取り付けられる支持体
と、該支持体に開閉自在に枢着された開閉杆と、上記支
持体に回転自在に設けられた駆動スクリューと、該駆動
スクリューを回転駆動する原動機と、上記駆動スクリュ
ーに螺合して該駆動スクリューの回転に伴って移動する
移動駒と、該移動駒と上記開閉杆とを連結する連結ロッ
ドと、上記開閉杆に取り付けられた養生ネットと、から
成ることを特徴とする。上記開閉杆に補助杆を延設せし
め、該補助杆にも養生ネットを取り付けてもよい。上記
開閉杆は、通常、上記支持体の左右に枢着して、相互に
所定角度をもたせる。なお、本発明の養生ネットには、
網目のないシートも含まれる。
【0006】また、本発明の養生ネットの張設方法は、
上記張設装置を建込み前の構造体や架設物に予め取り付
けておいて、該構造体や架設物を建込み、上記原動機を
地上において有線または無線で操縦しながら上記駆動ス
クリューを回転せしめ、該駆動スクリューの回転に伴っ
て移動駒を上昇させながら上記連結ロッドを介して開閉
杆を開放して、上記養生ネットを張設することを特徴と
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1において、1は支持体であっ
て、鉄骨柱Pの頭部に取付けられている。該支持体1の
上面には、吊上げ用掛止め穴1aが、必要に応じて付設
される。
【0008】上記支持体1の左右両端部には、ピン1b
を介して開閉杆2、2が回動自在に枢着されている。こ
れらの開閉杆2には補助杆3が付設されている。該補助
杆3は、折り畳み自在、スライド自在または着脱自在等
の、いずれの手段によって取り付けてもよい。これらの
開閉杆2および補助杆3には、養生シート(図示せず)
の上端縁を吊り込むためのフック等の取付具2a、3a
が適宜間隔で設けられている。なお、上記補助杆3は省
略することもできる。
【0009】4は駆動スクリューであって、電動モータ
ーや油圧モーター等の原動機5により回動駆動される。
該駆動スクリュー4の上端部は、上記支持体1の中央部
に設けられた軸受1cに回転自在に軸受けされている。
上記原動機5には、減速機やバッテリー(図示せず)
が、必要に応じて設けられている。該原動機5も、鉄骨
柱Pに取付けられている。
【0010】上記駆動スクリュー4には移動駒6が螺合
していて、該駆動スクリュー4の回転に伴って上下に移
動するようになっている。該移動駒6の左右には、連結
ロッド7がピン6aにより回動自在に枢着されている。
各連結ロッド7の先端部は、上記開閉杆2にピン2bに
より回動自在に枢着されている。なお、上記移動駒6
は、連結ロッド7の存在により、駆動スクリュー4に伴
回りする恐れはないが、移動駒6が駆動スクリュー4に
沿って安定して移動できるように、適宜案内手段を設け
てもよい。
【0011】上記実施例の養生ネットの張設装置は、以
上のように構成されているので、図2に示すように、原
動機5により駆動スクリュー4を正転あるいは逆転させ
ると、移動駒6が該駆動スクリュー4に沿って上下に移
動する。移動駒6が移動すると、連結ロッド7を介して
開閉杆2および補助杆3が実線位置と仮想線位置の間で
開閉する。
【0012】次に、上記実施例の張設装置による養生ネ
ットの張設方法について説明する。
【0013】まず、地上において、養生ネットの張設装
置Aを鉄骨柱Pの頭部に取付けると共に、養生ネットN
の下部を鉄骨柱Pに結び付けておいてから、図3に示す
ように、鉄骨柱Pを所定位置に建込む。
【0014】続いて、地上から有線あるいは無線操縦に
より、上記原動機5を操作して駆動スクリュー4を回転
させると共に、これに伴って移動駒6を上昇させ、図4
および図5において順次に示すように、開閉杆2および
補助杆3を開いて養生ネットNを張る。
【0015】鉄骨柱Pが隅柱である場合には、上記左右
の開閉杆2、2を相互に直角方向に向けて構成しておけ
ばよい。上記実施例では、鉄骨柱Pにおける養生ネット
につおて説明したが、本発明はこれに限定するものでは
ない。
【0016】
【発明の効果】
1)養生ネットを先行して取り付け、建方作業の極めて
早い段階で張設することができるため、作業の安全性が
向上する。 2)養生ネットを先付けして自動開放することができる
ため、作業員が高所に行かなくても安全かつ迅速に養生
ネットを張ることができる。 3)鉄骨建方時の外部養生をはじめとして、一時的に必
要となる工事現場の外部養生に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の養生ネットの張設装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1の装置の作用説明図である。
【図3】本発明方法を説明する鉄骨柱の建込状態を示す
図である。
【図4】養生ネットの開放中の説明図である。
【図5】養生ネットの開放完了の説明図である。
【符号の説明】
1 支持体 1a 掛止め穴 1b ピン 1c 軸受 2 開閉杆 2a 取付具 2b ピン 3 補助杆 3a 取付具 4 駆動スクリュー 5 原動機 6 移動駒 6a ピン 7 連結ロッド A 張設装置 N 養生ネット P 鉄骨柱
フロントページの続き (72)発明者 光永 純一 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急 建設株式会社内 (72)発明者 西尾 仁 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急 建設株式会社内 (72)発明者 渡辺 純一 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急 建設株式会社内 (72)発明者 植野 修一 東京都渋谷区渋谷一丁目16番14号 東急 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−7471(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 養生ネットを張設すべき構造体や架設物
    の上部に取り付けられる支持体と、該支持体に開閉自在
    に枢着された開閉杆と、上記支持体に回転自在に設けら
    れた駆動スクリューと、該駆動スクリューを回転駆動す
    る原動機と、上記駆動スクリューに螺合して該駆動スク
    リューの回転に伴って移動する移動駒と、該移動駒と上
    記開閉杆とを連結する連結ロッドと、上記開閉杆に取り
    付けられた養生ネットと、から成ることを特徴とする養
    生ネットの張設装置。
  2. 【請求項2】 上記開閉杆に補助杆を延設せしめ、該補
    助杆にも養生ネットを取り付けたことを特徴とする請求
    項1に記載の養生ネットの張設装置。
  3. 【請求項3】 上記開閉杆を上記支持体の左右に枢着し
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の養生ネッ
    トの張設装置。
  4. 【請求項4】 上記左右の開閉杆を相互に所定角度をも
    って枢着したことを特徴とする請求項3に記載の養生ネ
    ットの張設装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4記載の養生ネットの張設
    装置を建込み前の構造体や架設物に予め取り付けておい
    てから、該構造体や架設物を建込み、上記原動機を地上
    において有線または無線で操縦しながら上記駆動スクリ
    ューを回転せしめ、該駆動スクリューの回転に伴って移
    動駒を上昇させながら上記連結ロッドを介して開閉杆を
    開放して、上記養生ネットを張設することを特徴とする
    養生ネットの張設方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101257148B1 (ko) * 2009-12-11 2013-04-22 경북대학교 산학협력단 가압기를 이용한 구조물 보수보강장치
KR101257147B1 (ko) * 2009-12-11 2013-04-22 경북대학교 산학협력단 스크류형 가압기를 이용한 구조물 보수보강장치
CN103276911B (zh) * 2013-06-06 2015-11-18 江苏九鼎环球建设科技集团有限公司 一种电梯井口安全防护装置
CN110552499B (zh) * 2019-09-02 2024-09-06 北京市建筑工程研究院有限责任公司 一种横向预埋固定的爬模架体辅助支撑结构
JP7410697B2 (ja) * 2019-11-29 2024-01-10 株式会社竹中工務店 建方工法

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