JP2746294B2 - 開口部養生蓋兼荷受台 - Google Patents

開口部養生蓋兼荷受台

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JP2746294B2
JP2746294B2 JP5306292A JP30629293A JP2746294B2 JP 2746294 B2 JP2746294 B2 JP 2746294B2 JP 5306292 A JP5306292 A JP 5306292A JP 30629293 A JP30629293 A JP 30629293A JP 2746294 B2 JP2746294 B2 JP 2746294B2
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JP
Japan
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opening
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frame
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JPH07158286A (ja
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茂 吉田
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築工事における開口
部養生蓋兼荷受台に関する。
【0002】
【従来の技術】建築工事において躯体工事内の床の一部
を開口部を設けて資機材等の取込み、取出しを行うに際
し、数階分にわたり開口部を設ける場合がある。このよ
うな開口部は、作業員にとり極めて危険な場所であり、
しばしば転落事故も発生している。従来の開口部におけ
る養生は、開口した本来の目的から開口部の周辺に手摺
を設け、解放のままで放置されている場合や、足場材な
どで簡易的に養生する例が多かった。
【0003】そのために特開平4−333778号公報
には開口部の養生装置として枢着した一対の蓋体をラッ
クピニオンとによりモータ駆動して開閉する技術が開示
されている。しかしながら、かかる公知技術では、電動
モータ駆動のため駆動装置が全体的に複雑となり、また
蓋体を荷受台に使用しようとすると、蓋体を丈夫なもの
とするために、開放時にブレーキ装置がないと自重によ
りモータを回転させ閉じてしまうという欠点がある。
【0004】したがって本発明は全体的に構成が簡単で
ブレーキ装置がなくても重い蓋体を開放位置に支持でき
る開口部養生蓋兼荷受台を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、資機材
の取込み取出しを行うことのできる開口部の養生蓋兼荷
受台において、開口部(1)の四周の枠フレーム(2)
には第1の蓋(5)の一方の縁部(5a)が固定ピン
(6)により枢着され、その他方の縁部(5b)にはヒ
ンジ(7)を介して第2の蓋(11)の一方の縁部(1
1a)が枢着され、その第2の蓋(11)の他方の縁部
(11b)の内部にはガイドローラ(13)が軸支さ
れ、前記フレーム(2)の下部には前記ガイドローラ
(13)が水平方向に移動できるガイドレール(4)が
設けられ、第1の蓋体(5)に油圧シリンダ(10)が
設けられ、その油圧シリンダ(10)のピストンロッド
(10a)の先端に止着されたワイヤロープ(14)か
ヒンジ(7)の両側の第1および第2の蓋体(5、1
1)に設けた各シーブ(9、12)とヒンジ(7)に設
けたヒンジシーブ(8)とに掛け渡されて第2の蓋体
(11)に止着されている。
【0006】
【作用効果の説明】したがって、閉状態において油圧シ
リンダを収縮すると、ヒンジシーブ両側のシーブに掛け
られたワイヤロープが緊張されてヒンジシーブを開方向
に付勢する。この際、第2の蓋体の端部はガイドローラ
を介してフレームにガイドされフレームの端部側に移動
され、第1および第2の蓋体は、山形に折り畳まれ、開
口部が開口される。そして第1および第2の蓋体は自重
により閉方向に移動しようとするが、油圧シリンダおよ
びワイヤロープにより、開位置に保つことができるの
で、ブレーキ装置等は不要である。またガイドレールや
ガイドローラも単純なもので済み、全体的に構造が簡単
化できる。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0008】図1及び図2において、鉄筋コンクリート
ビルの床Fには、長方形の開口部1が形成されている。
その開口部1の四周には、H型鋼で形成された枠フレー
ム2が設けられている。この枠フレーム2の長手方向両
側のフレーム3、3には、両端部側から第1の蓋5、第
2の蓋11及び図示の例では第3の蓋16からなる養生
蓋兼荷受台A、Aが相互に連結されて中心線Lに対し対
称に設けられている。また、フレーム3、3の外側に
は、手摺H、Hが立設されている。そして、養生蓋兼荷
受台A、Aは、図2の閉状態から後記の態様で図3に示
すように、連続する山形に折り畳まれて開口部1を開口
するようになっている。
【0009】図4及び図5において、第1の蓋5及び第
2の蓋11だけの養生蓋兼荷受台A1を例に説明する
と、フレーム2、2の下部には、それぞれガイドレール
4が付設されている。第1の蓋5は、一方の縁部5aで
固定ピン6、6によりフレーム2、2の端部に枢着され
ている。この第1の蓋5の他方の縁部5bには、ヒンジ
7を介して第2の蓋11の一方の縁部11aが枢着され
ている。その第2の蓋11の他方の縁部の内部には、ガ
イドローラ13が軸支され、このガイドローラ13は、
ガイドレール4に上下方向に拘束され水平方向に移動自
在に支持されている。
【0010】他方、ヒンジ7には、ヒンジシーブ8が軸
支されている。また、ヒンジ7の両側には、シーブ9、
12がそれぞれ第1の蓋5、第2の蓋11の内部に軸支
されている。そして、第2の蓋11のシーブ12の上周
接線方向には、ワイヤロープ14の一端が止着されてい
る。このワイヤロープ14は、シーブ12に掛けられヒ
ンジシーブ8の下周を介してシーブ9に掛け渡され、他
端は第1の蓋5に固設された油圧シリンダ10のピスト
ンロッド10aに連結されている。また、第2の蓋11
の縁部11bには、図示しない他方の第2の蓋との間の
隙間を覆うカバー15が取付けられている。
【0011】次に、作用について説明する。
【0012】図4に示す閉状態において、油圧シリンダ
を収縮すると、ワイヤロープ14が緊張されて図5に示
すように、シーブ9、12間のワイヤロープ14がヒン
ジシーブ8を持ち上げ、ヒンジ7を閉方向に付勢する。
【0013】他方、ガイドローラ13はガイドレール4
により、上下方向に拘束され、かつ、水平方向には移動
自在なので、図5に示すように、ガイドローラ13はピ
ン6側に移動されると共に、ヒンジ7は上方に移動され
て第1の蓋5と第2の蓋11とは、ヒンジ7により山形
に折り畳まれる。
【0014】逆に油圧シリンダ10を伸長すると、第
1、第2の蓋5、11は、それぞれ自重により図4の閉
状態に戻される。
【0015】以上床の開口部に関して説明したが、本発
明の蓋体は、土木現場における立坑の養生蓋や、地下構
造物及び建築躯体の養生蓋、盲蓋等の開閉を必要とする
仮設開口部ならびに本設構造物に実施することができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば下記のすぐれ
た効果を奏する。 (a) 自重で閉じる方向に移動しようとする第1およ
び第2の蓋体を油圧シリンダとワイヤロープとにより開
位置に保持しているので、ブレーキ装置が不要で全体構
成が簡単化できる。 (b) したがって荷受台として重く丈夫な第1および
第2の蓋体を用いても開閉作業を確実に行うことができ
る。 (c) 油圧シリンダの制御により開度の調整ができ、
その開度での保持が確実にできる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図2の開口状態を示す側面図。
【図4】本発明の別の実施例を示す図2に相当する図
面。
【図5】図4の開口状態を示す側面図。
【符号の説明】
A、A1・・・養生蓋兼荷受台 F・・・床 H・・・手摺 1・・・開口部 2、3・・・フレーム 4・・・ガイドレール 5・・・第1の蓋 6・・・固定ピン 7・・・ヒンジ 8・・・ヒンジシーブ 9、12・・・シーブ 10・・・油圧シリンダ 10a・・・ピストンロッド 11・・・第2の蓋 13・・・ガイドローラ 14・・・ワイヤロープ 15・・・カバー 16・・・第3の蓋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 資機材の取込み取出しを行うことのでき
    る開口部の養生蓋兼荷受台において、開口部(1)の四
    周の枠フレーム(2)には第1の蓋(5)の一方の縁部
    (5a)が固定ピン(6)により枢着され、その他方の
    縁部(5b)にはヒンジ(7)を介して第2の蓋(1
    1)の一方の縁部(11a)が枢着され、その第2の蓋
    (11)の他方の縁部(11b)の内部にはガイドロー
    ラ(13)が軸支され、前記フレーム(2)の下部には
    前記ガイドローラ(13)が水平方向に移動できるガイ
    ドレール(4)が設けられ、第1の蓋体(5)に油圧シ
    リンダ(10)が設けられ、その油圧シリンダ(10)
    のピストンロッド(10a)の先端に止着されたワイヤ
    ロープ(14)かヒンジ(7)の両側の第1および第2
    の蓋体(5、11)に設けた各シーブ(9、12)とヒ
    ンジ(7)に設けたヒンジシーブ(8)とに掛け渡され
    て第2の蓋体(11)に止着されていることを特徴とす
    る開口部養生蓋兼荷受台。
JP5306292A 1993-12-07 1993-12-07 開口部養生蓋兼荷受台 Expired - Lifetime JP2746294B2 (ja)

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JPH07158286A JPH07158286A (ja) 1995-06-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04333778A (ja) * 1991-05-01 1992-11-20 Shuji Takase 揚送路用開口部の養生装置
JPH06272398A (ja) * 1993-03-17 1994-09-27 Shimizu Corp 開口部構造

Also Published As

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JPH07158286A (ja) 1995-06-20

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