JP2614326B2 - エレベータの乗場装置 - Google Patents

エレベータの乗場装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は主に個人住宅等に設置利用される自立式昇降
路塔を用いたエレベータの乗場装置に関する。
(従来の技術) 従来、個人住宅(2〜3階建て住宅)に設置利用され
るホームエレベータは、ビル等の普通一般のエレベータ
に比し、建物が木造で弱く、エレベータの荷重を負担さ
せることが困難であるために、鉄骨により枠組みした剛
性の高い鉄塔のような自立式の昇降路塔を設ける方式を
とる必要がある。
このエレベータ方式の概要を第3図に示す。図中1は
自立式昇降路塔で、これは鉄骨により枠組みしてなる剛
性の高い鉄塔であり、この自立式昇降路塔1内にかご2
が左右のガイドレール3を介して上下動可能に設けられ
ているだけでなく、このかご2を吊持するロープ4やシ
ーブ5並びにロープ4を巻き上げたり巻き戻したりして
かご2を昇降駆動する巻胴式巻上機6などが設けられ、
更には建物の各階の乗場口に対応して乗場ドア7を開閉
可能に案内する乗場敷居8が設けられているなど、エレ
ベータ用品全てが組み付けられて一つのユニットとなっ
ている。そしてその自立式昇降路塔1は建屋内にその建
物とは独立して立設され、エレベータ荷重を一切該建物
を負担させない状態となっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前述のホームエレベータでは、エレベータ
荷重を一切建物に負担させないためと、地震や強風の影
響で振動した場合に昇降路と建屋側とが衝突して損傷を
負わないように、自立式昇降路塔1を建屋側に対し若干
の隙間を存し独立させて立設してりる。このために、そ
の自立式昇降路塔1に設けた乗場敷居8と建屋側の乗場
口床(図示せず)との間に隙間が生じ、非常に見栄えが
悪いばかりか、その隙間から小物を昇降路内に落として
しまったり、或いは車椅子を利用する場合に車輪を落と
し込んでしまうなどの問題があった。
本発明は前記事情に鑑みなされ、エレベータ荷重を一
切建物に負担させないと共に地震や強風の影響で振動し
ても昇降炉と建屋側との衝突損傷を防げる自立式昇降路
塔を用いたものであっても、その自立式昇降路塔に設け
た乗場敷居と建屋側の乗場口床との間の隙間を簡単に覆
い隠せて、非常に見栄えが良く、小物を昇降路内に落と
したり車椅子の車輪を落とし込んだりと言った不都合を
無くせるエレベータの乗場装置を提供することを目的と
する。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するために、乗場ドアを開閉
可能に案内する乗場敷居を備えた自立式昇降路塔を建屋
側の乗場口との間に隙間を存し立設してなるエレベータ
の乗場装置において、前記自立式昇降路塔の乗場敷居に
係合部を設け、この係合部に一側部が長手方向に摺動可
能に係合し他側部が建屋側の乗場口床上に渡る渡り板設
けたことを特徴とする。
(作 用) 前記構成により、本発明のエレベータの乗場装置で
は、自立式昇降路塔の乗場敷居と建屋側の乗場口床との
間の隙間を渡り板で覆い隠せるので、非常に見栄えが良
く、小物を昇降路内に落としたり車椅子の車輪を落とし
込んだりと言った不都合を無くせるようになる。また前
記渡り板は自立式昇降路塔の乗場敷居の係合部に対し一
側部を係合し、他側部を建屋側の乗場口床上に渡らせる
だけであるので、その設置が簡単で済むと共に、その一
側部が乗場敷居の係合部に対し長手方向に摺動可能で、
且つ他側部が建屋側の乗場口床上にスライド可能である
ので、エレベータ荷重を一切建物に負担させないと共
に、地震や強風の影響で振動しても昇降路と建屋側とに
無理な力を働かせないようになる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明
する。なお図中前記第3図に示したものと重復する構成
には同一符号を付して説明の簡略化を図る。
従来同様鉄骨により枠組みしてなる剛性の高い鉄塔よ
りなる自立式昇降路塔1がエレベータ荷重を一切建物11
側に負担させないためと、地震や強風の影響で振動した
場合に建屋11側と衝突しないように、該建屋11側と若干
の隙間Aを存し独立させて立設されている。この自立式
昇降路塔1に乗場ドア7を開閉可能に案内する乗場敷居
18が設けられている。この結果、該自立式昇降路塔1に
設けた乗場敷居18もこれ自身従来同様の建屋11側の乗場
口12の床13先端との間に隙間Aを生じている。このまま
で見栄えが悪く、その隙間から小物を昇降炉内に落とし
たり、車椅子の車輪を落とし込んだりする虞れがある。
そこで、まず前記乗場敷居18に係合部19を設けてい
る。つまり乗場敷居18は図示の如く自立式昇降路塔1の
チャンネル剤等の敷居受枠20上面に複数本のボルト21に
より締結固定されたもので、アルミ押出し形材等より構
成され、中央部に該各ボルト21の頭部が摺嵌するボルト
溝18aを下向きに開放する状態で長手方向全長に亘り有
していると共に、建屋11の乗場口12の床13先端と対向す
る外側縁部にリップ溝形状の前記係合部19を後ろ向きに
開放する状態で長手方向全長に亘り有している。
そしてこの乗場敷居18のリップ溝形状の係合部19に一
側部が係合し他側部が建屋11側の乗場口12の床13上面に
掛け渡る渡り板22を設けている。この渡り板22は、意匠
的な統一を図るべく前記乗場敷居18と同色の材料よりな
る押出し成形等の帯板状のもので、一側部に断面鉤形状
(L字形状)の係合突起22aを長手方向全長に亘り有
し、これが前記乗場敷居18のリップ溝形状の係合部19に
長手方向には摺動可能にそれと直交する前後方向には抜
け止め状態に係合されている。これで該渡り板22は乗場
敷居18に上面と面一となる状態に取付けられている。ま
たこの渡り板22の他側部はテーパー上に薄肉とされて、
前記建屋側11の乗場口12の床13上面に単に載せられて摺
動可能に掛け渡されている。なおこの渡り板22の長さは
前記建屋側11の乗場口12の開口寸法と等しくされて、該
乗場口12の左右出入口枠14に両端が接合するようになっ
ている。
而して、前述の構成のエレベータであれば、自立式昇
降路塔1の乗場敷居18と建屋11側の乗場口12の床13との
間の隙間Aを渡り板22で覆い隠せるので、非常に見栄え
が良く、小物を昇降路内に落としたり車椅子の車輪を落
とし込んだりと言った不都合を無くせるようになる。
また前記渡り板22は自立式昇降路塔1の乗場敷居18の
リップ溝形状の係合部19に対し一側部を係合し他側部を
建屋11側の乗場口12の床13上面に載せるように掛け渡し
ただけであるので、その設置が簡単で済むと共に、該渡
り板22は一側部が乗場敷居18の係合部19に対し長手方向
に摺動可能で、且つ他側部が建屋11側の乗場口12床13に
上面にスライド可能であるので、エレベータ荷重を一切
建物11足に負担させないだけでなく、地震や強風の影響
で自立式昇降路塔1と建屋11側とが相対移動するように
振動しても、該渡り板22が左右方向には乗場敷居18に対
しスライドし、前後方向には建屋11側の乗場口12床13上
面に対しスライドするので、該自立式昇降路塔1と建屋
11側と無理な力を働かせないようになる。
なお、前記実施例において、自立式昇降路塔1は鉄塔
よりなるものを述べたが、これ以外に非鉄又はコンクリ
ート製などの自立式昇降路塔でも可である。
〔発明の効果〕
本発明は前述の如く構成したので、エレベータ荷重を
一切建物に負担させないと共に地震や強風の影響で振動
しても昇降路と建屋側との衝突損傷を防げる自立式昇降
路塔を用いたものであっても、その自立式昇降路塔に設
けた乗場敷居と建屋側の乗場口床との間の隙間を簡単に
覆い隠せて、非常に見栄えが良く、小物を昇降路内に落
したり車椅子の車輪を落とし込んだりと言った不都合を
無くせる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部の縦断面図、第2
図は同要部の一部断面した平面図、第3図は従来例を示
す自立式昇降路塔を用いたエレベータの概略構成図であ
る。 1……自立式昇降路塔、2……かご、7……乗場ドア、
11……建屋、12……乗場口、13……床、18……乗場敷
居、19……係合部、22……渡り板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗場ドアを開閉可能に案内する乗場敷居を
    備えた自立式昇降路塔を建屋側の乗場口との間に隙間を
    存し立設してなるエレベータの乗場装置において、前記
    自立式昇降路塔の乗場敷居に係合部を設け、この係合部
    に一側部が長手方向に摺動可能に係合し他側部が建屋側
    の乗場口床上に渡る渡り板を設けたことを特徴とするエ
    レベータの乗場装置。
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