JPH0726307Y2 - エレベータの乗場装置 - Google Patents

エレベータの乗場装置

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JPH0726307Y2
JPH0726307Y2 JP12623688U JP12623688U JPH0726307Y2 JP H0726307 Y2 JPH0726307 Y2 JP H0726307Y2 JP 12623688 U JP12623688 U JP 12623688U JP 12623688 U JP12623688 U JP 12623688U JP H0726307 Y2 JPH0726307 Y2 JP H0726307Y2
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JP
Japan
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landing
hoistway
floor
building
sill
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JP12623688U
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JPH0249977U (ja
Inventor
透 木下
禎一 石井
裕史 星野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はエレベータの乗場装置に関するものである。
(従来の技術) 従来木造住宅の如くエレベータの荷重を建物に負担させ
ることが困難な場合に適合させるエレベータシステムと
して自立鉄塔昇降路式エレベータがある。
このエレベータシステムの概要は、鉄骨によって枠組さ
れた昇降路内に上下動可能な乗かごを始めとして巻上
機、乗場ドアなどのエレベータ補機部品が全て組付けら
れたユニットとなっていて、建屋側の乗場口に接近させ
て据付けセットすることであらゆる種類の建物に適合で
きる構造となっている。
(考案が解決しようとする課題) 前記した如くエレベータの昇降路は建屋側の乗場口に接
近させて据付けセットするもので、乗場口と昇降路とは
若干の間隙が確保されている。この間隔は地震や強風の
影響で振動した時に、昇降路と建屋の当接による損傷を
防ぐために設けられている。
しかしながら、間隙が設けられていると、見栄え悪いこ
とと合せてこの部分に物を落としたりする。また、車椅
子を利用する場合には車輪が落ち込んでしまうなどの不
具合があった。
そこで、この考案は、前記不具合を解消したエレベータ
の乗場装置を提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案にあっては、上下
動可能な乗りかごと、乗場敷居に沿って開閉可能な乗場
ドアとを備え鉄骨によって枠組された昇降路を、建屋側
の乗場口に接近させて据付けセットしたエレベータにお
いて、前記乗場敷居と乗場口とにすり板材を掛渡すと共
にすり板材の乗場敷居側又は乗場口側のいずれか一方を
固着し、建屋側の床材から延長された床部材と、乗場敷
居から延長された床部材とを前記すり板材の上面で突合
せ、両突合せ面を、昇降路と建屋との移動接近時に一端
が他端の上に乗上げる逃し面としてある。
(作用) かかるエレベータドアの乗場装置によれば間隙は床部材
によってカバーされるため、物を落し込む心配がなくな
ると共に車椅子でも支障なく通過できるようになる。
次に、地震や強風によって建屋側あるいは昇降路側が揺
れて両者が接近すると、逃し面によって床部材の一端は
他端に乗上がり床部材に無理な力は働らかなくなる。
(実施例) 以下、第1図乃至第4図の図面を参照しながらこの考案
の一実施例を詳細に説明する。
図中1はエレベータを示しており、鉄骨によって枠組さ
れた上下に長い昇降路3内には、上下動可能な乗りかご
5と、乗りかご5とロープ7を介して連結された巻上機
9と、乗場敷居11に沿って開閉可能な乗場ドア13等が設
けられたユニットとなっている。
乗りかご5は、巻上機9によってロープ9が巻取られる
ことで上昇し、繰出されることで下降するもので前記乗
場ドア13と対応する側には開閉可能なかご扉15が設けら
れている。
昇降路3は、建屋17側の乗場口19に所定の間隙Aを設け
て据付けセットされている。
乗場ドア13がスライドする乗場敷居21は、昇降路3を形
成する鉄骨に支持された断面コ字形状の敷居受枠22上に
位置しており、複数個のスペーサ25を介してボルト27に
よって固定されている。これにより、乗場敷居21と敷居
受枠23との間にはスペーサ25の厚さ分の隙間Bが形成さ
れている。なお、ボルト27の乗場敷居21における設置部
は、乗場ドア13のスライド溝間に位置するため、乗場ド
ア13の開閉に影響は起きない 一方建屋17側の乗場口19は出入り口枠29によって形成さ
れ、床下地材31によって床材33が支持されている。
昇降路3側の敷居受枠23と、建屋17側の床下地材31とに
わたってすり板材35が掛渡されている。
すり板材35は、隙間Bより薄い板厚に設定されると共に
端部が凹凸状に形成されることによってスペーサ25との
衝突が回避されるようになっている。また、敷居受枠23
に対してはスライド可能に乗っており、床下地材31に対
しては固着されている。
すり板材35の上面には床材33から延長された床部材37
と、乗場敷居21から延長された床部材39が載置され、両
床部材37,39は突合されている。各床部材37,39の突合せ
面39a,37aは逃し面となっていて、この逃し面は第3図
矢印イの如く中心へ向う荷重が作用すると、乗場敷居21
側の床部材39が床材33側の床部材37にのりあがるテーパ
ー面となっている。
このように構成されたエレベータの乗場装置によれば、
昇降路3側と建屋17側との間隙Aはすり板材35、床部材
37,39によってカバーされるため物を落すことがなくな
ると共に車椅子でも支障なく通過できる。また、見栄え
を損うこともない。
次に、地震や強風によって建屋側あるいは昇降路3が触
れて両者が接近すると、すり板材35は敷居受枠27に対し
てスライド移動し、動きを吸収する。同時に、乗場敷居
21側の床部材39は床材33側の床部材37の上に乗上げて逃
げるようになり、ずり板材35、床部材37,39に無理な負
荷は作用しない。
なお、すり板材35は乗場敷居21側を固着するようにして
もよい。また、突合せ面37a,39aは昇降路3側へ向うテ
ーパ面として床部材37が床部材39の上に乗上がるように
することも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のエレベータの乗場装置
によれば、地震や強風などにより建屋側又は昇降路側が
揺れて接近しても、すり板材と床部材とに無理な負荷は
働かない。また間隙はすり板材、床部材によってカバー
されるので見栄えもよく、物が落ちたり、車椅子の車輪
が落ち込むなどの不具合は起こらなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のエレベータの乗場装置の概要平面
図、第2図はエレベータの乗場装置の概要切断側面図、
第3図は第2図の動作説明図、第4図はエレベータ全体
の概要斜視図である。 3……昇降路、5……乗りかご 17……建屋、19……乗場口 33……床材、35……すり板材 37,39……床部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動可能な乗りかごと、乗場敷居に沿っ
    て開閉可能な乗場ドアとを備え鉄骨によって枠組された
    昇降路を、建屋側の乗場口に接近させて据付けセットし
    たエレベータにおいて、前記乗場敷居と乗場口とにすり
    板材を掛渡すと共にすり板材の乗場敷居側又は乗場口側
    のいずれか一方を固着し、建屋側の床材から延長された
    床部材と、乗場敷居から延長された床部材とを前記すり
    板材の上面で突合せ、両突合せ面を、昇降路と建屋との
    移動接近時に一端が他端の上に乗上げる逃し面としたこ
    とを特徴とするエレベータの乗場装置。
JP12623688U 1988-09-29 1988-09-29 エレベータの乗場装置 Expired - Lifetime JPH0726307Y2 (ja)

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JPH0249977U JPH0249977U (ja) 1990-04-06
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