JP2509879Y2 - メンテナンス用昇降通路における可動式踊り場 - Google Patents

メンテナンス用昇降通路における可動式踊り場

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JP2509879Y2
JP2509879Y2 JP4350391U JP4350391U JP2509879Y2 JP 2509879 Y2 JP2509879 Y2 JP 2509879Y2 JP 4350391 U JP4350391 U JP 4350391U JP 4350391 U JP4350391 U JP 4350391U JP 2509879 Y2 JP2509879 Y2 JP 2509879Y2
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JP
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movable
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space
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誠一 矢代
政博 林
勲 下田
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Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、送電線支持用の鉄塔
内や地下ケーブル用の施設内等におけるメンテナンス用
昇降通路に設置されて、作業スペース等を確保する踊り
場に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄塔や地下ケーブル用施設等の内部に
は、ケーブルの敷設作業等のために、メンテナンス用昇
降通路を設けると共に、この通路内で作業スペースを確
保する等のための踊り場を設けた昇降設備を設置してい
る。。
【0003】そしてこの踊り場として従来は、限られた
スペースでの作業また移動を容易にするため、踊り場に
形成された昇降用開口部を塞げるように、踊り場の一部
を上方へ回動できる構造形式となっているものが一般に
知られている。
【0004】
【この考案が解決しようとする課題】しかしこの従来の
踊り場は、作業員の昇降時において、踊り場の上部に回
動した踊り場の一部が存在するので、スペースの確保が
確実に行えない。そのため作業員の昇降が、困難でスム
ーズに行われないものとなる。また踊り場の一部の回動
操作は、踊り場の一部が重いことから、容易に行うこと
ができない。そしてこのような通路障害が、作業員の昇
降の妨げとなって、スムーズな通行が行えないものとな
る。
【0005】この考案は前述した事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は作業員の昇降が容易に行えると共
に、スペースの確保も確実に行うことができて、メンテ
ナンス作業をスムーズに行えるようにすることのできる
メンテナンス用昇降通路における可動式踊り場を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案による、メンテ
ナンス用として設けた昇降通路内に設置される踊り場
は、昇降用の開口部を形成して設けられている固定部
と、前記開口部を塞ぐ位置および解放する位置の間を移
動自在に設けられている可動部とからなっている。
【0007】また前記可動部は、前記固定部の下部に設
けたガイドレールに当接している車輪によって、固定部
の下方を移動自在に構成されている。
【0008】そして昇降時においては、踊り場における
片側の固定部下面に、踊り場の可動部を移動させ、昇降
スペースを確保する。またその踊り場上での作業時にお
いては、踊り場の可動部を閉じて作業スペースを広げ
る。このことにより、作業員の昇降を容易に行えるよう
にすると共に、スペースの確保も確実に行えるようにし
て、メンテナンス作業をスムーズに行えるようにしたも
のである。
【0009】
【実施例】以下、この考案のメンテナンス用昇降通路に
おける可動式踊り場を、図2に示すように、送電線支持
用の鉄塔14内に設けた実施例によって説明する。
【0010】メンテナンス用として設けた昇降通路2内
に設置される可動式踊り場1(図1参照)は、梯子13と
向かい合って昇降用の開口部3を形成して設けられてい
る固定部4と、開口部3を塞ぐ位置および解放する位置
の間を移動自在に設けられている可動部5とからなって
いる。また可動部5は、固定部4の下部に設けたガイド
レール6に当接している車輪7によって、固定部4の下
方を移動自在に構成されている。
【0011】そしてこの実施例での固定部4は、長手方
向両端が鉄塔14の本体に固定された状態で両側に配設さ
れており、ガイドレール6が付設されている支持部材8
と、この両支持部材8の上面に開口部3を形成して固着
されている踊り場板9とからなっている。また可動部5
は、車輪7が装着されており、枠組みされている基部部
材10と、この基部部材10の上面に固着されている踊り場
板9' とからなっている。
【0012】なおここでの踊り場板9, 9' は、周囲の
枠材11と、この枠材11の上面に設けられた、エキスパン
ドメタル等の網目板である踏み板12とからなっている。
また図1の(A) および図2における符号13は、昇降用の
梯子である。
【0013】このような構成からなる可動式踊り場1に
よれば、作業員の昇降時においては、図3に示すよう
に、踊り場1における片側の固定部4の下面に、踊り場
1の可動部5を移動させて、作業員の昇降スペースを確
保する。またその踊り場1上での作業時においては、図
4に示すように、踊り場1の可動部4を閉じて開口部3
を塞ぐことにより、踊り場1上の作業スペースを広げ
る。
【0014】これらのことから、この考案の可動式踊り
場1では、作業員の昇降を容易に行えるようにすると共
に、スペースの確保も確実に行えるようにして、メンテ
ナンス作業をスムーズに行えるようにする。
【0015】なおこの考案の可動式踊り場1は、前述し
た実施例以外に、地下ケーブル用の施設内等のように、
種々のメンテナンス用昇降通路に設けることができる。
【0016】
【考案の効果】この考案の可動式踊り場によれば、昇降
時においては、踊り場における片側の固定部下面に、踊
り場の可動部を移動させ、昇降スペースを確保する。ま
たその踊り場上での作業時においては、踊り場の可動部
を閉じて作業スペースを広げる。このことにより、作業
員の昇降を容易に行うことができると共に、スペースの
確保も確実に行えるので、メンテナンス作業をスムーズ
に行うことができる。さらに可動部は車輪による転動式
のため、その水平移動を軽く容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A) は、この考案の可動式踊り場を示す、図2
のA−A線拡大断面図である。 (B) は、(A) のB−B線拡大断面図である。
【図2】この考案の可動式踊り場を設けた鉄塔を示す部
分断面図である。
【図3】この考案の可動式踊り場での作業員昇降時の状
態を示す概略断面図である。
【図4】この考案の可動式踊り場での作業スペース確保
状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…可動式踊り場、2…昇降通路、3…開口部、4…固
定部、5…可動部、6…ガイドレール、7…車輪、8…
支持部材、9…踊り場板、10…基部部材、11…枠材、12
…踏み板、13…梯子、14…鉄塔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンテナンス用として設けた昇降通路内
    に設置される踊り場であり、昇降用の開口部を形成して
    設けられている固定部と、前記開口部を塞ぐ位置および
    解放する位置の間を移動自在に設けられている可動部と
    からなり、前記可動部は、前記固定部の下部に設けたガ
    イドレールに当接している車輪によって、固定部の下方
    を移動自在に構成されていることを特徴とするメンテナ
    ンス用昇降通路における可動式踊り場。
JP4350391U 1991-06-11 1991-06-11 メンテナンス用昇降通路における可動式踊り場 Expired - Fee Related JP2509879Y2 (ja)

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