JPH063014Y2 - エレベータのかご上作業安全装置 - Google Patents
エレベータのかご上作業安全装置Info
- Publication number
- JPH063014Y2 JPH063014Y2 JP16853187U JP16853187U JPH063014Y2 JP H063014 Y2 JPH063014 Y2 JP H063014Y2 JP 16853187 U JP16853187 U JP 16853187U JP 16853187 U JP16853187 U JP 16853187U JP H063014 Y2 JPH063014 Y2 JP H063014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- lifeline
- switch
- safety device
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 エレベータのかご上作業安全装置に関する。
エレベータの昇降路内に設置されたスイッチ類、吊り合
いおもり等の各機器を点検，調整，修理する際、作業者
はかご上に乗って、所定の位置までかごを昇降させた
後、上記の作業を行なっている。特に、吊り合いおもり
やそれに付属する機器および昇降路に設置されている機
器を点検，調整，修理する場合には、かごの外方に身体
を乗り出さざるを得ず非常に危険を伴うので、命綱をか
ごに固定して上記作業を行なっている。
いおもり等の各機器を点検，調整，修理する際、作業者
はかご上に乗って、所定の位置までかごを昇降させた
後、上記の作業を行なっている。特に、吊り合いおもり
やそれに付属する機器および昇降路に設置されている機
器を点検，調整，修理する場合には、かごの外方に身体
を乗り出さざるを得ず非常に危険を伴うので、命綱をか
ごに固定して上記作業を行なっている。
しかし、上記従来のものでは、命綱を固定していなくて
も上に乗った状態で、かごを昇降運転可能になっている
ので、命綱を固定していないのにもかかわらず、固定し
たつもりで、かごを昇降運転したり、かごから外方に身
体を乗り出して作業を行ったりしてしまい、転落事故を
起こすおそれがある。
も上に乗った状態で、かごを昇降運転可能になっている
ので、命綱を固定していないのにもかかわらず、固定し
たつもりで、かごを昇降運転したり、かごから外方に身
体を乗り出して作業を行ったりしてしまい、転落事故を
起こすおそれがある。
本考案の目的は、転落事故を未然に防止できるエレベー
タのかご上作業の安全装置を提案することにある。
タのかご上作業の安全装置を提案することにある。
本考案の特徴は、取付金具に命綱を固定したとき動作す
るスイッチを設けこのスイッチを前記昇降回路に介在
し、スイッチが動作したときのみかご上の操作釦による
かご昇降を可能としたことにある。
るスイッチを設けこのスイッチを前記昇降回路に介在
し、スイッチが動作したときのみかご上の操作釦による
かご昇降を可能としたことにある。
上記のように、かご上から昇降路に配置されている機器
等の点検，調整，修理作業を行うためかごを作業可能な
位置に、かご上から昇降操作する昇降回路に、命綱を固
定したとき動作するスイッチを介在させているから、命
綱を固定した後にかごを作業位置に移動することにな
る。従って上記の作業を行うときには、既に命綱の固定
が完了しており、命綱の固定忘れによって転落する等の
事故を未然に防止することができる。
等の点検，調整，修理作業を行うためかごを作業可能な
位置に、かご上から昇降操作する昇降回路に、命綱を固
定したとき動作するスイッチを介在させているから、命
綱を固定した後にかごを作業位置に移動することにな
る。従って上記の作業を行うときには、既に命綱の固定
が完了しており、命綱の固定忘れによって転落する等の
事故を未然に防止することができる。
以下、本考案の一実施例を第１図から第４図にもとづき
説明する。命綱の取付金具１０は、エレベータかご上外
枠１１に取付られ、詳細は、第２，３図のように構成さ
れている。同図において、１は命綱取付金具本体で材質
は、鋼鉄で出来ている。２は、マイクロスイッチであ
り、取付金具本体１に固定され、次に述べる硬質ゴム製
検出子３に当接するように配置されている。３は、硬質
ゴム製の検出子でガイド部３Ａが取付金具本体１に、形
成されたガイド穴１Ａに移動可能に挿入されている。マ
イクロスイッチ２の接点６は、第４図に示す昇降操作回
路に介在されている。すなわちかごの昇降をかご上から
行なうか否かを切替えるためのかご上操作切替スイッチ
７，上昇釦８，下降釦９からなる。昇降操作回路の切替
スイッチ７と上昇，下降釦８，９との間に接点６が介在
されている。尚、符合４は、取付金具本体１をかご上に
取付るためのボルト穴、符合５は、命綱フック固定穴で
ある。
説明する。命綱の取付金具１０は、エレベータかご上外
枠１１に取付られ、詳細は、第２，３図のように構成さ
れている。同図において、１は命綱取付金具本体で材質
は、鋼鉄で出来ている。２は、マイクロスイッチであ
り、取付金具本体１に固定され、次に述べる硬質ゴム製
検出子３に当接するように配置されている。３は、硬質
ゴム製の検出子でガイド部３Ａが取付金具本体１に、形
成されたガイド穴１Ａに移動可能に挿入されている。マ
イクロスイッチ２の接点６は、第４図に示す昇降操作回
路に介在されている。すなわちかごの昇降をかご上から
行なうか否かを切替えるためのかご上操作切替スイッチ
７，上昇釦８，下降釦９からなる。昇降操作回路の切替
スイッチ７と上昇，下降釦８，９との間に接点６が介在
されている。尚、符合４は、取付金具本体１をかご上に
取付るためのボルト穴、符合５は、命綱フック固定穴で
ある。
次に動作を説明する。
かごの上に乗って点検，調整，修理作業を行う場合は、
まずかご上操作切替スイッチ７を入れて、かご上からだ
け昇降操作ができるようにする。これにより、第４図に
おける上昇釦８または、下降釦９の操作によってかごを
昇降させることが出来る状態となる。ここで、かご上に
乗っている作業者が、命綱のフックをフック穴５に挿入
固定すると、検出子３が押込まれ、マイクロスイッチ２
が動作しその接点６が閉じる。これにより、上昇，下降
釦８，９を押せばかごが昇降する。かご上に作業者が乗
っていても、命綱を固定していないと検出子３は押込ま
れず、マイクロスイッチ２は、非動作状態でありその接
点６は開いたままとなる。従ってこの状態で上昇，下降
釦８，９を押しても、かごの昇降は行なわれない。
まずかご上操作切替スイッチ７を入れて、かご上からだ
け昇降操作ができるようにする。これにより、第４図に
おける上昇釦８または、下降釦９の操作によってかごを
昇降させることが出来る状態となる。ここで、かご上に
乗っている作業者が、命綱のフックをフック穴５に挿入
固定すると、検出子３が押込まれ、マイクロスイッチ２
が動作しその接点６が閉じる。これにより、上昇，下降
釦８，９を押せばかごが昇降する。かご上に作業者が乗
っていても、命綱を固定していないと検出子３は押込ま
れず、マイクロスイッチ２は、非動作状態でありその接
点６は開いたままとなる。従ってこの状態で上昇，下降
釦８，９を押しても、かごの昇降は行なわれない。
以上述べたように本考案によれば、命綱を固定したとき
のみ、かご上の昇降操作釦による昇降運転を可能とした
ので、命綱を固定した状態でないと、かご上での作業が
できないようにすることが出来、またうっかり命綱の固
定を忘れたまま作業することも防止できる。
のみ、かご上の昇降操作釦による昇降運転を可能とした
ので、命綱を固定した状態でないと、かご上での作業が
できないようにすることが出来、またうっかり命綱の固
定を忘れたまま作業することも防止できる。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は取付金具
の斜視図、第３図は取付金具の断面図、第４図は昇降操
作回路図である。 １…命綱取付金具本体、２…マイクロスイッチ、３…硬
質ゴム製検出子、４…命綱取付金具を取付るボルト穴、
５…命綱フック固定穴、６…マイクロスイッチ接点、７
…昇降操作回路切替スイッチ、８…上昇釦、９…下降
釦、１０…命綱取付金具、１１…エレベータかご上外
枠、１Ａ…ガイド穴、３Ａ…硬質ゴム製検出子ガイド
部。
の斜視図、第３図は取付金具の断面図、第４図は昇降操
作回路図である。 １…命綱取付金具本体、２…マイクロスイッチ、３…硬
質ゴム製検出子、４…命綱取付金具を取付るボルト穴、
５…命綱フック固定穴、６…マイクロスイッチ接点、７
…昇降操作回路切替スイッチ、８…上昇釦、９…下降
釦、１０…命綱取付金具、１１…エレベータかご上外
枠、１Ａ…ガイド穴、３Ａ…硬質ゴム製検出子ガイド
部。
Claims (1)
- 【請求項１】エレベータのかご上に、かごを昇降させる
釦をもった操作回路を有するとともに、作業者がかご上
で作業する際命綱をかごに固定する取付金具を有するエ
レベータのかご上作業の安全装置において、前記取付金
具に、命綱を固定したとき動作するスイッチを設け、こ
のスイッチを前記昇降回路に介在し、スイッチが動作し
たときのみかご上の操作釦によるかご昇降を可能とした
ことを特徴とするエレベータのかご上作業の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16853187U JPH063014Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | エレベータのかご上作業安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16853187U JPH063014Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | エレベータのかご上作業安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0172551U JPH0172551U (ja) | 1989-05-16 |
| JPH063014Y2 true JPH063014Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31457789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16853187U Expired - Lifetime JPH063014Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | エレベータのかご上作業安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063014Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5868273B2 (ja) * | 2012-06-28 | 2016-02-24 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータの昇降路内作業安全確保装置 |
| JP2017214212A (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの安全装置 |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP16853187U patent/JPH063014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0172551U (ja) | 1989-05-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN109923056A (zh) | 电梯安全装置和电梯 | |
| KR100560555B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
| JPH063014Y2 (ja) | エレベータのかご上作業安全装置 | |
| WO2001081225A1 (fr) | Dispositif de commutation en mode de maintenance pour un ascenseur | |
| KR101715330B1 (ko) | 엘리베이터의 피트 전용 수동 운전리모컨 | |
| JP5001864B2 (ja) | エレベータかごへの緊急駆動スイッチ及び通信手段の取付け構造 | |
| JPH0356378A (ja) | エレベータの点検装置 | |
| JP4316984B2 (ja) | エレベータのかご上手摺り装置 | |
| JPH0859119A (ja) | 乗場に設けられたエレベータ保守用運転装置 | |
| JP2001302134A (ja) | エレベーターの保守運転装置 | |
| KR200277286Y1 (ko) | 더블 씨저형 카리프트의 승, 하강 록킹장치 | |
| JPH07285752A (ja) | エレベーターの手動運転装置 | |
| JP2010168185A (ja) | エレベータ装置 | |
| JPH1111811A (ja) | エレベーター装置 | |
| JP2000198636A (ja) | エレベ―タの保守運転装置 | |
| JPH01158191A (ja) | 自動倉庫の保守作業用梯子装置 | |
| KR102446293B1 (ko) | 사다리차 탑승장치 | |
| KR102635155B1 (ko) | 고소작업대용 협착방지장치 | |
| JP2509879Y2 (ja) | メンテナンス用昇降通路における可動式踊り場 | |
| JPH0512463U (ja) | エレベータのかご上作業安全装置 | |
| JPS6293192A (ja) | エレベ−タの保守運転装置 | |
| JPH0412080Y2 (ja) | ||
| JP6778668B2 (ja) | 昇降設備 | |
| KR870001132Y1 (ko) | 엘리베이터의 운전장치 | |
| JPH04365782A (ja) | エレベータのかご |