JPH1036023A - ホームエレベーター - Google Patents
ホームエレベーターInfo
- Publication number
- JPH1036023A JPH1036023A JP8181775A JP18177596A JPH1036023A JP H1036023 A JPH1036023 A JP H1036023A JP 8181775 A JP8181775 A JP 8181775A JP 18177596 A JP18177596 A JP 18177596A JP H1036023 A JPH1036023 A JP H1036023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- control panel
- door pocket
- inspection
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Elevator Control (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御盤の保守・点検時には、ピット室に降り
ることなく乗場から保守・点検が行えるようにした。 【解決手段】 乗場側エントランス６に開閉自在に設け
られたドア７および戸袋８と、この戸袋８に設けられた
点検用扉９と、昇降路に立設されたガイドレール３と、
このガイドレール３に取り付けられ長孔１３，１４を有
するＬアングル１１，１２と、このＬアングル１１，１
２を介して前記ガイドレール３に取り付けられたエレベ
ーターを制御する制御盤１０とを備え、点検用扉９を開
けたときには、長孔１３，１４によって制御盤１０を戸
袋８に位置させることができるようにした。
ることなく乗場から保守・点検が行えるようにした。 【解決手段】 乗場側エントランス６に開閉自在に設け
られたドア７および戸袋８と、この戸袋８に設けられた
点検用扉９と、昇降路に立設されたガイドレール３と、
このガイドレール３に取り付けられ長孔１３，１４を有
するＬアングル１１，１２と、このＬアングル１１，１
２を介して前記ガイドレール３に取り付けられたエレベ
ーターを制御する制御盤１０とを備え、点検用扉９を開
けたときには、長孔１３，１４によって制御盤１０を戸
袋８に位置させることができるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸袋に設けられた
点検用扉を開けたときには、制御盤を戸袋に位置させる
ことができるようにしたホームエレベーターに関する。
点検用扉を開けたときには、制御盤を戸袋に位置させる
ことができるようにしたホームエレベーターに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のホームエレベーターとして、例え
ば図５および図６に示すようなものがある。図５におい
て、符号１０１は昇降路内に配設されたかごであり、こ
のかご１０１はロープ（図示せず）を介して巻取機１０
２によって上下移動させられ、巻取機１０２は制御盤１
０３によって制御されている。ホームエレベーターの昇
降路は家屋との関係上できるだけ低くしたいという要望
があり、このため制御盤１０３や巻取機１０２は昇降路
の上部に置くことができず、昇降路の下部のピット室１
０４に置いている。
ば図５および図６に示すようなものがある。図５におい
て、符号１０１は昇降路内に配設されたかごであり、こ
のかご１０１はロープ（図示せず）を介して巻取機１０
２によって上下移動させられ、巻取機１０２は制御盤１
０３によって制御されている。ホームエレベーターの昇
降路は家屋との関係上できるだけ低くしたいという要望
があり、このため制御盤１０３や巻取機１０２は昇降路
の上部に置くことができず、昇降路の下部のピット室１
０４に置いている。
【０００３】このように、ピット室１０４に制御盤１０
３や巻取機１０２を設置すると、このピット室１０４に
入ってこれらを点検するための点検口が必要であり、こ
のため図６に示すように１階の乗場側エントランス１０
５の左側には点検用扉１０５ａが設けられている。この
点検用扉１０５ａを開けるとピット室１０４に降りられ
るようになっている。
３や巻取機１０２を設置すると、このピット室１０４に
入ってこれらを点検するための点検口が必要であり、こ
のため図６に示すように１階の乗場側エントランス１０
５の左側には点検用扉１０５ａが設けられている。この
点検用扉１０５ａを開けるとピット室１０４に降りられ
るようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のホームエレベーターにあっては、制御盤を保
守・点検するには、点検用扉を開けて乗場からピット室
にわざわざ降りなければならず、煩わしいという問題点
があった。
うな従来のホームエレベーターにあっては、制御盤を保
守・点検するには、点検用扉を開けて乗場からピット室
にわざわざ降りなければならず、煩わしいという問題点
があった。
【０００５】本発明は、制御盤の保守・点検時には、ピ
ット室に降りることなく乗場から保守・点検が行えるよ
うにしたことを目的とする。
ット室に降りることなく乗場から保守・点検が行えるよ
うにしたことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、乗場側エントランスに開
閉自在に設けられたドアおよび戸袋と、この戸袋に設け
られた点検用扉と、昇降路に立設された支柱と、この支
柱に取り付けられた案内部材と、この案内部材を介して
前記支柱に取り付けられたエレベーターを制御する制御
盤とを備え、点検用扉を開けたときには、前記案内部材
によって制御盤を戸袋に位置させることができるように
した構成としている。
るために、本発明にあっては、乗場側エントランスに開
閉自在に設けられたドアおよび戸袋と、この戸袋に設け
られた点検用扉と、昇降路に立設された支柱と、この支
柱に取り付けられた案内部材と、この案内部材を介して
前記支柱に取り付けられたエレベーターを制御する制御
盤とを備え、点検用扉を開けたときには、前記案内部材
によって制御盤を戸袋に位置させることができるように
した構成としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図１ないし図４は本発明に係るホームエレベー
ターの一実施例を示す図である。
明する。図１ないし図４は本発明に係るホームエレベー
ターの一実施例を示す図である。
【０００８】図４において、符号１はエレベーターのか
ごであり、このかご１は昇降路に立設されたガイドレー
ル２，３に案内されて上下移動する。かご１にはロープ
４の一端が止着され、この他端は巻取機５の巻胴５ａに
止着されている。巻取機５の巻胴５ａを正逆回転させ
て、この巻胴５ａにロープ４を巻き取ったり解いたりす
ると、かご１は上下移動する。ガイドレール２，３には
各階床の乗場に合わせてエントランス６，７，８が設け
られている。
ごであり、このかご１は昇降路に立設されたガイドレー
ル２，３に案内されて上下移動する。かご１にはロープ
４の一端が止着され、この他端は巻取機５の巻胴５ａに
止着されている。巻取機５の巻胴５ａを正逆回転させ
て、この巻胴５ａにロープ４を巻き取ったり解いたりす
ると、かご１は上下移動する。ガイドレール２，３には
各階床の乗場に合わせてエントランス６，７，８が設け
られている。
【０００９】図１に示すように、一階の乗場側エントラ
ンス６には、片開き式のドア７が開閉自在に配設されて
おり、このドア７は出入口の左側から開けるようにした
左勝手仕様である。また、エントランス６にはドア７が
全開したときに収納される戸袋８がエントランス６の右
側に設けられている。戸袋８には右側から開けるように
した点検用扉９が開閉自在に取り付けられている。
ンス６には、片開き式のドア７が開閉自在に配設されて
おり、このドア７は出入口の左側から開けるようにした
左勝手仕様である。また、エントランス６にはドア７が
全開したときに収納される戸袋８がエントランス６の右
側に設けられている。戸袋８には右側から開けるように
した点検用扉９が開閉自在に取り付けられている。
【００１０】点検用扉９の向こうにはＣ型チャンネルの
ガイドレール３（支柱）が位置しているが、このガイド
レール３にはエレベーターを制御するための制御盤１０
が取り付けられている。すなわち、図２に示すようにＣ
型チャンネルのガイドレール３の本体部３ａには、一対
のＬアングル１１，１２（案内部材，支持板材）が上下
に固定されている。Ｌアングル１１，１２の垂直片１１
ａ，１２ａには、長孔１３，１４が形成され、このＬア
ングル１１，１２および長孔１３，１４はガイドレール
３の前方端３ｂより戸袋８側に突出している。また、長
孔１３，１４をそれぞれ挿通するボルト１５，１６およ
び１７，１８（締結具）によって制御盤１０はＬアング
ル１１，１２に固定されている。このため、制御盤１０
は点検用扉９の向う側にあり、またガイドレール３の側
方に位置することになる。
ガイドレール３（支柱）が位置しているが、このガイド
レール３にはエレベーターを制御するための制御盤１０
が取り付けられている。すなわち、図２に示すようにＣ
型チャンネルのガイドレール３の本体部３ａには、一対
のＬアングル１１，１２（案内部材，支持板材）が上下
に固定されている。Ｌアングル１１，１２の垂直片１１
ａ，１２ａには、長孔１３，１４が形成され、このＬア
ングル１１，１２および長孔１３，１４はガイドレール
３の前方端３ｂより戸袋８側に突出している。また、長
孔１３，１４をそれぞれ挿通するボルト１５，１６およ
び１７，１８（締結具）によって制御盤１０はＬアング
ル１１，１２に固定されている。このため、制御盤１０
は点検用扉９の向う側にあり、またガイドレール３の側
方に位置することになる。
【００１１】制御盤１０は通常のエレベーター運行時に
は、ガイドレール３の側方にＬアングル１１，１２を介
して取り付けられている。このとき、制御盤１０は長孔
１３，１４を挿通するボルト１５，１６および１７，１
８によってＬアングル１１，１２に固定されている。
は、ガイドレール３の側方にＬアングル１１，１２を介
して取り付けられている。このとき、制御盤１０は長孔
１３，１４を挿通するボルト１５，１６および１７，１
８によってＬアングル１１，１２に固定されている。
【００１２】制御盤１０の保守・点検時には、戸袋８に
設けられた点検用扉９を開けるのだが、このときにはド
ア７は閉まっていて、戸袋８には収納されていない。次
に、ボルト１５，１７は緩めて外し、ボルト１６，１８
の方は緩めるだけでそのままとし、図３に示すように、
このボルト１６，１８を長孔１３，１４内を移動させ
て、制御盤１０を点検用扉９側へ移動させる。
設けられた点検用扉９を開けるのだが、このときにはド
ア７は閉まっていて、戸袋８には収納されていない。次
に、ボルト１５，１７は緩めて外し、ボルト１６，１８
の方は緩めるだけでそのままとし、図３に示すように、
このボルト１６，１８を長孔１３，１４内を移動させ
て、制御盤１０を点検用扉９側へ移動させる。
【００１３】次に、制御盤１０をボルト１６，１８を中
心として回動させ、制御盤１０の前面１０ａを点検用扉
９側へ向ける。このとき制御盤１０は戸袋８に位置し、
点検用扉９の直ぐ前にあるので、この保守・点検作業は
ピット室に降りずに乗場側から行うことができる。
心として回動させ、制御盤１０の前面１０ａを点検用扉
９側へ向ける。このとき制御盤１０は戸袋８に位置し、
点検用扉９の直ぐ前にあるので、この保守・点検作業は
ピット室に降りずに乗場側から行うことができる。
【００１４】次に、制御盤１０の保守・点検が終了する
と、前記作業を逆に行って、この制御盤１０を元のガイ
ドレール３の側方に位置させる。
と、前記作業を逆に行って、この制御盤１０を元のガイ
ドレール３の側方に位置させる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
点検扉を開けたときには、前記案内部材によって制御盤
を戸袋に位置させることができるようにしたので、制御
盤の保守・点検作業はピット室に降りずに乗場側から行
うことができ、作業は簡便となる。
点検扉を開けたときには、前記案内部材によって制御盤
を戸袋に位置させることができるようにしたので、制御
盤の保守・点検作業はピット室に降りずに乗場側から行
うことができ、作業は簡便となる。
【図１】本発明に係るホームエレベーターの一実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図２】制御盤の取り付け方法を示す斜視図。
【図３】制御盤を回動させている斜視図。
【図４】ホームエレベーターの全体を示す斜視図。
【図５】従来のホームエレベーターの平面図。
【図６】従来のホームエレベーターのエントランスの正
面図。
面図。
３…ガイドレール、６…エントランス、７…ドア、８…
戸袋、９…ドア、１０…制御盤。
戸袋、９…ドア、１０…制御盤。
フロントページの続き (72)発明者 松本 満里 神奈川県川崎市高津区坂戸３−２−１ 日 本オーチス・エレベータ株式会社 オーチ ス技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項１】 乗場側エントランスに開閉自在に設けら
れたドアおよび戸袋と、この戸袋に設けられた点検用扉
と、昇降路に立設された支柱と、この支柱に取り付けら
れた案内部材と、この案内部材を介して前記支柱に取り
付けられたエレベーターを制御する制御盤とを備え、点
検用扉を開けたときには、前記案内部材によって制御盤
を戸袋に位置させることができるようにしたことを特徴
とするホームエレベーター。 - 【請求項２】 前記案内部材を長孔が形成された支持板
材とし、前記長孔を挿通する締結具によって制御盤を前
記支持板材に固定し、また前記長孔によって制御盤を戸
袋に位置させることができるようにしたことを特徴とす
る請求項１記載のホームエレベーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181775A JPH1036023A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ホームエレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181775A JPH1036023A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ホームエレベーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1036023A true JPH1036023A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16106675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8181775A Withdrawn JPH1036023A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ホームエレベーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1036023A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000003941A1 (fr) * | 1998-07-16 | 2000-01-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Organe de commande pour ascenseurs |
| EP1013593A1 (en) * | 1998-06-16 | 2000-06-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Control device for elevator |
| JP2000211837A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-08-02 | Inventio Ag | エレベ―タ設備の遠隔制御 |
| EP1604938A2 (en) | 1998-02-26 | 2005-12-14 | Otis Elevator Company | Elevator system having drive motor located adjacent to hoistway door |
| JP2007284254A (ja) * | 2007-07-09 | 2007-11-01 | Hitachi Ltd | トラクションエレベーター |
| JP2011001730A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Itoki Corp | 自動貸金庫装置 |
| JP2011068428A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ |
| JP2012092591A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Itoki Corp | 自動貸金庫装置 |
| JP2018052648A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 東芝エレベータ株式会社 | マシンルームレスエレベータ用制御盤システム |
| EP3517478A1 (en) * | 2018-01-29 | 2019-07-31 | Otis Elevator Company | Elevator component access cabinet |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP8181775A patent/JPH1036023A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1604938A2 (en) | 1998-02-26 | 2005-12-14 | Otis Elevator Company | Elevator system having drive motor located adjacent to hoistway door |
| EP1604938A3 (en) * | 1998-02-26 | 2008-09-24 | Otis Elevator Company | Elevator system having drive motor located adjacent to hoistway door |
| EP1013593A1 (en) * | 1998-06-16 | 2000-06-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Control device for elevator |
| EP1013593A4 (en) * | 1998-06-16 | 2002-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | CONTROL EQUIPMENT FOR AN ELEVATOR |
| US6230845B1 (en) | 1998-07-16 | 2001-05-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Moveable control panel for elevators |
| WO2000003941A1 (fr) * | 1998-07-16 | 2000-01-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Organe de commande pour ascenseurs |
| JP4498497B2 (ja) * | 1998-09-17 | 2010-07-07 | インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト | エレベータ設備の遠隔制御 |
| JP2000211837A (ja) * | 1998-09-17 | 2000-08-02 | Inventio Ag | エレベ―タ設備の遠隔制御 |
| JP2007284254A (ja) * | 2007-07-09 | 2007-11-01 | Hitachi Ltd | トラクションエレベーター |
| JP4577333B2 (ja) * | 2007-07-09 | 2010-11-10 | 株式会社日立製作所 | トラクションエレベーター |
| JP2011001730A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Itoki Corp | 自動貸金庫装置 |
| JP2011068428A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |