JPH1036022A - ホームエレベーターの点検用制御盤の取付構造 - Google Patents
ホームエレベーターの点検用制御盤の取付構造Info
- Publication number
- JPH1036022A JPH1036022A JP8181774A JP18177496A JPH1036022A JP H1036022 A JPH1036022 A JP H1036022A JP 8181774 A JP8181774 A JP 8181774A JP 18177496 A JP18177496 A JP 18177496A JP H1036022 A JPH1036022 A JP H1036022A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control panel
- inspection
- opening
- home elevator
- inspecting
- Prior art date
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- Pending
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御盤の保守・点検時には、ピット室に降り
ることなく乗場から保守・点検が行えるようにした。 【解決手段】 乗場側エントランスを構成するサイドジ
ャム１０と、このサイドジャム１０に形成された開口部
１３と、この開口部１３に着脱自在に取り付けられたホ
ール操作盤１１と、前記サイドジャム１０裏面側におけ
る前記開口部１３に対応する位置に配設された点検用制
御盤１５とを備え、前記ホール操作盤を前記サイドジャ
ム１０から取り外し、このサイドジャム１０の開口部１
２から点検用制御盤１５を操作してホームエレベーター
の保守・点検を行えるようにした。
ることなく乗場から保守・点検が行えるようにした。 【解決手段】 乗場側エントランスを構成するサイドジ
ャム１０と、このサイドジャム１０に形成された開口部
１３と、この開口部１３に着脱自在に取り付けられたホ
ール操作盤１１と、前記サイドジャム１０裏面側におけ
る前記開口部１３に対応する位置に配設された点検用制
御盤１５とを備え、前記ホール操作盤を前記サイドジャ
ム１０から取り外し、このサイドジャム１０の開口部１
２から点検用制御盤１５を操作してホームエレベーター
の保守・点検を行えるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エントランスに点
検用扉を設けずに、また乗場から制御盤を操作してホー
ムエレベーターの保守・点検を行うことができるように
しホームエレベーターの点検用制御盤の取付構造に関す
る。
検用扉を設けずに、また乗場から制御盤を操作してホー
ムエレベーターの保守・点検を行うことができるように
しホームエレベーターの点検用制御盤の取付構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のホームエレベーターとして、例え
ば図６および図７に示すようなものがある。図６におい
て、符号１０１は昇降路内に配設されたかごであり、こ
のかご１０１はロープ（図示せず）を介して巻取機１０
２によって上下移動させられ、巻取機１０２は制御盤１
０３によって制御されている。ホームエレベーターの昇
降路は家屋との関係上できるだけ低くしたいという要望
があり、このため制御盤１０３や巻取機１０２は昇降路
の上部に置くことができず、昇降路の下部のピット室１
０４に置いている。
ば図６および図７に示すようなものがある。図６におい
て、符号１０１は昇降路内に配設されたかごであり、こ
のかご１０１はロープ（図示せず）を介して巻取機１０
２によって上下移動させられ、巻取機１０２は制御盤１
０３によって制御されている。ホームエレベーターの昇
降路は家屋との関係上できるだけ低くしたいという要望
があり、このため制御盤１０３や巻取機１０２は昇降路
の上部に置くことができず、昇降路の下部のピット室１
０４に置いている。
【０００３】このように、ピット室１０４に制御盤１０
３や巻取機１０２を設置すると、このピット室１０４に
入ってこれらを点検するための点検口が必要であり、こ
のため図７に示すように１階の乗場側エントランス１０
５の左側には点検用扉１０５ａが設けられている。この
点検用扉１０５ａを開けるとピット室１０４に降りられ
るようになっている。
３や巻取機１０２を設置すると、このピット室１０４に
入ってこれらを点検するための点検口が必要であり、こ
のため図７に示すように１階の乗場側エントランス１０
５の左側には点検用扉１０５ａが設けられている。この
点検用扉１０５ａを開けるとピット室１０４に降りられ
るようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のホームエレベーターにあっては、制御盤を保
守・点検するには、点検用扉を開けて乗場からピット室
にわざわざ降りなければならず、煩わしいという問題点
があった。
うな従来のホームエレベーターにあっては、制御盤を保
守・点検するには、点検用扉を開けて乗場からピット室
にわざわざ降りなければならず、煩わしいという問題点
があった。
【０００５】本発明は、エントランスに点検用扉を設け
ずに、またピット室に降りることなく乗場から保守・点
検が行えるようにしたことを目的とする。
ずに、またピット室に降りることなく乗場から保守・点
検が行えるようにしたことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、乗場側エントランスを構
成するサイドジャムと、このサイドジャムに形成された
開口部と、この開口部に着脱自在に取り付けられたホー
ル操作盤と、前記サイドジャム裏面側における前記サイ
ドジャムに対応する位置に配設された点検用制御盤とを
備え、前記ホール操作盤を前記サイドジャムから取り外
し、このサイドジャムの開口部から点検用制御盤を操作
してホームエレベーターの保守・点検を行えるようにし
た構成としている。
るために、本発明にあっては、乗場側エントランスを構
成するサイドジャムと、このサイドジャムに形成された
開口部と、この開口部に着脱自在に取り付けられたホー
ル操作盤と、前記サイドジャム裏面側における前記サイ
ドジャムに対応する位置に配設された点検用制御盤とを
備え、前記ホール操作盤を前記サイドジャムから取り外
し、このサイドジャムの開口部から点検用制御盤を操作
してホームエレベーターの保守・点検を行えるようにし
た構成としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図１ないし図５は本発明に係るホームエレベー
ターの点検用制御盤の取付構造の一実施例を示す図であ
る。
明する。図１ないし図５は本発明に係るホームエレベー
ターの点検用制御盤の取付構造の一実施例を示す図であ
る。
【０００８】図５において、符号１はエレベータのかご
であり、このかご１はガイドレール２，３に案内されて
上下移動する。かご１にはロープ４の一端が止着され、
他端は巻取機５の巻胴５ａに止着されている。巻取機５
を正逆回転させて、巻胴５ａにロープ４を巻き取った
り、解したりすると、かご１は上下移動する。巻取機５
の駆動は駆動用制御盤６によって制御され、この駆動用
制御盤６はかご１の上に設けられたかご制御盤７の指令
を受けている。
であり、このかご１はガイドレール２，３に案内されて
上下移動する。かご１にはロープ４の一端が止着され、
他端は巻取機５の巻胴５ａに止着されている。巻取機５
を正逆回転させて、巻胴５ａにロープ４を巻き取った
り、解したりすると、かご１は上下移動する。巻取機５
の駆動は駆動用制御盤６によって制御され、この駆動用
制御盤６はかご１の上に設けられたかご制御盤７の指令
を受けている。
【０００９】ガイドレール２，３には各階床の乗場に合
わせて、エントランス８，９が設けられている。図１お
よび図２に示すように、一階のエントランス８には、こ
れを構成しているサイドジャム１０にホール操作盤１１
が着脱自在に取り付けられ、このホール操作盤１１には
かご１を乗場に呼ぶためのホールボタン１２が備えられ
ている。
わせて、エントランス８，９が設けられている。図１お
よび図２に示すように、一階のエントランス８には、こ
れを構成しているサイドジャム１０にホール操作盤１１
が着脱自在に取り付けられ、このホール操作盤１１には
かご１を乗場に呼ぶためのホールボタン１２が備えられ
ている。
【００１０】サイドジャム１０には、図３に示すように
開口部１３が形成されており、この開口部１３にホール
操作盤１１の合成樹脂製の筐体１１ａが嵌め込まれてい
る。サイドジャム１０の裏面側における開口部１３に相
応する位置には、断面略ハット型をした支持ブラケット
１４が固定されており、この支持ブラケット１４には点
検用制御盤１５が設けられている。点検用制御盤１５は
開口部１３から操作することができ、またかご制御盤７
と駆動制御盤６と電気的に接続してアクセス可能であ
る。なお、この点検用制御盤１５は、従来は前記駆動用
制御盤６に備え付けられていたものである。
開口部１３が形成されており、この開口部１３にホール
操作盤１１の合成樹脂製の筐体１１ａが嵌め込まれてい
る。サイドジャム１０の裏面側における開口部１３に相
応する位置には、断面略ハット型をした支持ブラケット
１４が固定されており、この支持ブラケット１４には点
検用制御盤１５が設けられている。点検用制御盤１５は
開口部１３から操作することができ、またかご制御盤７
と駆動制御盤６と電気的に接続してアクセス可能であ
る。なお、この点検用制御盤１５は、従来は前記駆動用
制御盤６に備え付けられていたものである。
【００１１】図４に示すように、点検用制御盤１５には
第１，第２リモコン１６，１７と接続するための端子１
８，１９が設けられている。端子１８に第１リモコン１
６のコネクタ１６ａを接続して、このボタン２０を押す
ことによって、かご１を中間階に停止させることができ
る。そうすると、この中間階の上層階からかご１の上面
に設けられている機器を点検することができ、また下層
階からかご１の下面に設けられている機器を点検するこ
とができる。
第１，第２リモコン１６，１７と接続するための端子１
８，１９が設けられている。端子１８に第１リモコン１
６のコネクタ１６ａを接続して、このボタン２０を押す
ことによって、かご１を中間階に停止させることができ
る。そうすると、この中間階の上層階からかご１の上面
に設けられている機器を点検することができ、また下層
階からかご１の下面に設けられている機器を点検するこ
とができる。
【００１２】端子１９に第２リモコン１７のコネクタ１
７ａを接続して、このテンキー２１を押すと、かご制御
盤７や駆動制御盤６とアクセスし、かご１の運転やモー
タ５の駆動を実行させて、これらを保守・点検すること
ができる。
７ａを接続して、このテンキー２１を押すと、かご制御
盤７や駆動制御盤６とアクセスし、かご１の運転やモー
タ５の駆動を実行させて、これらを保守・点検すること
ができる。
【００１３】このホームエレベーターの保守・点検を行
うために、まずホール操作盤１１をサイドジャム１０か
ら取り外すと、このサイドジャム１０の裏面側に点検用
制御盤１５はあることになる。このため、従来のように
点検用扉を戸袋に設けなくともよくなる。次に乗場に立
って、開口部１３から第１，第２リモコン１６，１７の
コネクタ１６ａ，１７ａを端子１８，１９に接続する。
第１リモコン１６によって、かご１を中間階に停止させ
て、かご１の上下面の機器を点検し、また第２リモコン
１７によって、かご１の運転やモータ５の駆動を点検す
る。
うために、まずホール操作盤１１をサイドジャム１０か
ら取り外すと、このサイドジャム１０の裏面側に点検用
制御盤１５はあることになる。このため、従来のように
点検用扉を戸袋に設けなくともよくなる。次に乗場に立
って、開口部１３から第１，第２リモコン１６，１７の
コネクタ１６ａ，１７ａを端子１８，１９に接続する。
第１リモコン１６によって、かご１を中間階に停止させ
て、かご１の上下面の機器を点検し、また第２リモコン
１７によって、かご１の運転やモータ５の駆動を点検す
る。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホール操作盤をサイドジャムから取り外し、このサイド
ジャムの開口部から点検用制御盤を操作してホームエレ
ベーターの保守・点検を行えるようにしたので、点検用
扉はエントランスに設けなくともよいこととなり、その
結果美観が向上し、また、この保守・点検はいちいちピ
ット室に降りずに乗場で行うことができる。
ホール操作盤をサイドジャムから取り外し、このサイド
ジャムの開口部から点検用制御盤を操作してホームエレ
ベーターの保守・点検を行えるようにしたので、点検用
扉はエントランスに設けなくともよいこととなり、その
結果美観が向上し、また、この保守・点検はいちいちピ
ット室に降りずに乗場で行うことができる。
【図１】本発明に係るホームエレベーターの点検用制御
盤の取付構造の一実施例を示す分解斜視図。
盤の取付構造の一実施例を示す分解斜視図。
【図２】サイドジャムの斜視図。
【図３】この点検用制御盤の取付構造の断面図。
【図４】この点検用制御盤の取付構造の正面図。
【図５】ホームエレベーターの全体斜視図。
【図６】従来のホームエレベーターの平面図。
【図７】従来のエントランスの正面図。
１０…サイドジャム、１１…ホール操作盤、１３…開口
部、１５…点検用制御盤。
部、１５…点検用制御盤。
フロントページの続き (72)発明者 茂木 欣之 神奈川県川崎市高津区坂戸３−２−１ 日 本オーチス・エレベータ株式会社 オーチ ス技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 乗場側エントランスを構成するサイドジ
ャムと、このサイドジャムに形成された開口部と、この
開口部に着脱自在に取り付けられたホール操作盤と、前
記サイドジャム裏面側における前記開口部に対応する位
置に配設された点検用制御盤とを備え、前記ホール操作
盤を前記サイドジャムから取り外し、このサイドジャム
の開口部から点検用制御盤を操作してホームエレベータ
ーの保守・点検を行えるようにしたホームエレベーター
の点検用制御盤の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181774A JPH1036022A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ホームエレベーターの点検用制御盤の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181774A JPH1036022A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ホームエレベーターの点検用制御盤の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1036022A true JPH1036022A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16106658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8181774A Pending JPH1036022A (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | ホームエレベーターの点検用制御盤の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1036022A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1148018A1 (en) * | 1999-10-07 | 2001-10-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator maintenance/operation apparatus |
| US6336523B1 (en) * | 1998-09-08 | 2002-01-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Elevator having an auxiliary control device mounted in the elevator shaft in the vicinity of a door pocket |
| JP2008266006A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータの地震時点検装置及びその改修方法 |
| CN102013396A (zh) * | 2009-09-04 | 2011-04-13 | 东京毅力科创株式会社 | 等离子体蚀刻方法 |
| JP2013079143A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータ乗場の操作装置 |
| US10974928B2 (en) | 2015-08-07 | 2021-04-13 | Otis Elevator Company | Elevator emergency operation device |
| EP3085654B1 (de) * | 2015-04-21 | 2021-11-10 | Hansruedi Diethelm | Aufzug |
| JP2021181345A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 株式会社テクノエレベーター | エレベータ及びエレベータの制御方法 |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP8181774A patent/JPH1036022A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6336523B1 (en) * | 1998-09-08 | 2002-01-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Elevator having an auxiliary control device mounted in the elevator shaft in the vicinity of a door pocket |
| EP1148018A1 (en) * | 1999-10-07 | 2001-10-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator maintenance/operation apparatus |
| US6405834B1 (en) | 1999-10-07 | 2002-06-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator maintenance/operation apparatus |
| EP1148018A4 (en) * | 1999-10-07 | 2002-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | ELEVATOR MAINTENANCE AND OPERATING DEVICE |
| CN1313345C (zh) * | 1999-10-07 | 2007-05-02 | 三菱电机株式会社 | 电梯的维修运转装置 |
| JP2008266006A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータの地震時点検装置及びその改修方法 |
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| EP3085654B1 (de) * | 2015-04-21 | 2021-11-10 | Hansruedi Diethelm | Aufzug |
| US10974928B2 (en) | 2015-08-07 | 2021-04-13 | Otis Elevator Company | Elevator emergency operation device |
| JP2021181345A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 株式会社テクノエレベーター | エレベータ及びエレベータの制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050728 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050816 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060131 |