JP2784429B2 - 簡易リフター - Google Patents
簡易リフターInfo
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- JP2784429B2 JP2784429B2 JP8088422A JP8842296A JP2784429B2 JP 2784429 B2 JP2784429 B2 JP 2784429B2 JP 8088422 A JP8088422 A JP 8088422A JP 8842296 A JP8842296 A JP 8842296A JP 2784429 B2 JP2784429 B2 JP 2784429B2
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- column
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事現場、その他
場所又は工場等において立設された立設部材を利用して
簡易に設置できる簡易リフターに関する。
場所又は工場等において立設された立設部材を利用して
簡易に設置できる簡易リフターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工事現場等に立設された立設部材
を利用して簡易かつ低コストでリフターを設置できる構
成の簡易リフターは見当らず、通常下記のような簡易リ
フターが従来技術として挙げられる。(1)特開平6−
135695号の垂直昇降装置がある。この発明は、移
動固定自在な基台上に垂直かつ自立状態で取付けられた
ガイド支柱と、このガイド支柱側面の垂直方向に沿って
形成されたラックと、このラックに噛合するピニオン及
び駆動モータを備え、かつ前記ガイド支柱に沿って垂直
方向に移動可能に取付けられた載荷台とから成り、前記
載荷台が前記ガイド支柱に水平状態を保持しながら昇降
できることを特徴とする。(2)特開平7−29159
0号の上部固定式リフトがある。この発明は、長さ調節
可能でかつ上下に固定装置を備えた支柱と、この支柱に
昇降自在に設けたリフト部と、このリフト部に昇降駆動
部及び該昇降駆動部を駆動させるハンドルとを配設し、
前記支柱を確実に立設し、室外機等の空調設備機材及び
その他の建築設備機材を1人で効率良く据付け可能にす
ることを特徴とする。
を利用して簡易かつ低コストでリフターを設置できる構
成の簡易リフターは見当らず、通常下記のような簡易リ
フターが従来技術として挙げられる。(1)特開平6−
135695号の垂直昇降装置がある。この発明は、移
動固定自在な基台上に垂直かつ自立状態で取付けられた
ガイド支柱と、このガイド支柱側面の垂直方向に沿って
形成されたラックと、このラックに噛合するピニオン及
び駆動モータを備え、かつ前記ガイド支柱に沿って垂直
方向に移動可能に取付けられた載荷台とから成り、前記
載荷台が前記ガイド支柱に水平状態を保持しながら昇降
できることを特徴とする。(2)特開平7−29159
0号の上部固定式リフトがある。この発明は、長さ調節
可能でかつ上下に固定装置を備えた支柱と、この支柱に
昇降自在に設けたリフト部と、このリフト部に昇降駆動
部及び該昇降駆動部を駆動させるハンドルとを配設し、
前記支柱を確実に立設し、室外機等の空調設備機材及び
その他の建築設備機材を1人で効率良く据付け可能にす
ることを特徴とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記技術文献の発明
は、簡易昇降機(簡易リフター)として利用できる特徴
を有する。しかし、ガイド支柱(支柱)を設置面に確実
に設置又は据付け(固定)する必要性があり、例えば、
工事現場の如く、不安定な設置場所又は据付け場所では
到底使用できない課題がある。またガイド支柱と載荷台
(リフト部)とがギヤー機構で構成されている関係上、
当該ギヤー機構に夾雑物が喰い込んだ場合、その確実な
動きが保証されず問題があり、例えば、夾雑物、ゴミ等
が発生し易い工事現場等においては課題を残す処であ
る。更に従来は、縦ポール間に差渡した横ポールを利用
してリフターを設ける構成である。従って、リフター及
び荷物の全荷重を、この横ポールで支えることから、強
度性、又は耐久性等の面で課題を残している。
は、簡易昇降機(簡易リフター)として利用できる特徴
を有する。しかし、ガイド支柱(支柱)を設置面に確実
に設置又は据付け(固定)する必要性があり、例えば、
工事現場の如く、不安定な設置場所又は据付け場所では
到底使用できない課題がある。またガイド支柱と載荷台
(リフト部)とがギヤー機構で構成されている関係上、
当該ギヤー機構に夾雑物が喰い込んだ場合、その確実な
動きが保証されず問題があり、例えば、夾雑物、ゴミ等
が発生し易い工事現場等においては課題を残す処であ
る。更に従来は、縦ポール間に差渡した横ポールを利用
してリフターを設ける構成である。従って、リフター及
び荷物の全荷重を、この横ポールで支えることから、強
度性、又は耐久性等の面で課題を残している。
【0004】
【課題を解決するための手段】先ず、本発明は、工事現
場等のポールを利用してリフター用支柱を立設固定する
構成にし、設置の簡便性、及び設備の有効利用及び低コ
スト化を図ること、又は強度性・耐久性等の特性を備え
たリフターを提供すること、等を意図して、下記の構成
を採用する。
場等のポールを利用してリフター用支柱を立設固定する
構成にし、設置の簡便性、及び設備の有効利用及び低コ
スト化を図ること、又は強度性・耐久性等の特性を備え
たリフターを提供すること、等を意図して、下記の構成
を採用する。
【0005】即ち、本発明の簡易リフターは、工事現
場、その他場所に設けられたポール、柱等の立設部材
と、この立設部材に設けた複数の調整金具を備えた支持
体と、この支持体を利用して前記立設部材 に並設するよ
うに設けられたリフター用支柱と、このリフター用支柱
に昇降かつ旋回自在に設けられたリフターと、このリフ
ターの昇降を司る懸架媒体と、この懸架媒体を駆動する
駆動装置と、前記リフターを旋回させる旋回装置で構成
される。
場、その他場所に設けられたポール、柱等の立設部材
と、この立設部材に設けた複数の調整金具を備えた支持
体と、この支持体を利用して前記立設部材 に並設するよ
うに設けられたリフター用支柱と、このリフター用支柱
に昇降かつ旋回自在に設けられたリフターと、このリフ
ターの昇降を司る懸架媒体と、この懸架媒体を駆動する
駆動装置と、前記リフターを旋回させる旋回装置で構成
される。
【0006】次に、本発明は、前記の目的に、更に緊急
時、例えば、懸架媒体の切断の緊急時に確実に停止でき
る安全性に優れた簡易なリフターを提供することを意図
して、下記の構成を採用する。
時、例えば、懸架媒体の切断の緊急時に確実に停止でき
る安全性に優れた簡易なリフターを提供することを意図
して、下記の構成を採用する。
【0007】即ち、本発明の簡易リフターは、工事現
場、その他場所に設けられたポール、柱等の立設部材
と、この立設部材に設けた複数の調整金具を備えた支持
体と、この支持体を利用して前記立設部材に並設するよ
うに設けられたリフター用支柱と、このリフター用支柱
に昇降かつ旋回自在に設けられたリフターと、このリフ
ターの昇降を司る懸架媒体と、この懸架媒体を駆動する
駆動装置と、前記懸架媒体及びリフター用支柱に設けた
緊急停止装置と、前記リフターを旋回させる旋回装置で
構成される。
場、その他場所に設けられたポール、柱等の立設部材
と、この立設部材に設けた複数の調整金具を備えた支持
体と、この支持体を利用して前記立設部材に並設するよ
うに設けられたリフター用支柱と、このリフター用支柱
に昇降かつ旋回自在に設けられたリフターと、このリフ
ターの昇降を司る懸架媒体と、この懸架媒体を駆動する
駆動装置と、前記懸架媒体及びリフター用支柱に設けた
緊急停止装置と、前記リフターを旋回させる旋回装置で
構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】図示の如く、工事現場に設けられ
た立設部材に複数本の支持体(一例である。)を利用し
てリフター用支柱を立設固定する。尚、安全性と確実な
動作を図る目的で前記リフター用支柱は設置面(据付
面)に対して垂直に設置する必要があるので、図2の如
く、立設部材が傾斜、曲折等の状況により立設されてい
ない場合は、調整金具を利用して立設部材とリフター用
支柱との間隔調整を図り、当該リフター用支柱の立設状
態を確保する。このリフター用支柱には移動框を介して
リフターが昇降かつ旋回自在に設けられている。従っ
て、駆動装置を利用して懸架媒体を巻上げ又は巻戻しす
ることによりリフターは昇降する。即ち、荷物の上下が
行われる。またリフターが、立設部材及びリフター用支
柱の所定位置に停止(停止は一例である。)した状態に
おける当該リフターの水平方向における旋回は、当該リ
フターと移動框との間に設けられた旋回装置を作動す
る。例えば、旋回リンクを旋回用モータを利用して回転
し、当該回転位置でストッパー等を利用して停止する。
以上のような操作により旋回が行われる。
た立設部材に複数本の支持体(一例である。)を利用し
てリフター用支柱を立設固定する。尚、安全性と確実な
動作を図る目的で前記リフター用支柱は設置面(据付
面)に対して垂直に設置する必要があるので、図2の如
く、立設部材が傾斜、曲折等の状況により立設されてい
ない場合は、調整金具を利用して立設部材とリフター用
支柱との間隔調整を図り、当該リフター用支柱の立設状
態を確保する。このリフター用支柱には移動框を介して
リフターが昇降かつ旋回自在に設けられている。従っ
て、駆動装置を利用して懸架媒体を巻上げ又は巻戻しす
ることによりリフターは昇降する。即ち、荷物の上下が
行われる。またリフターが、立設部材及びリフター用支
柱の所定位置に停止(停止は一例である。)した状態に
おける当該リフターの水平方向における旋回は、当該リ
フターと移動框との間に設けられた旋回装置を作動す
る。例えば、旋回リンクを旋回用モータを利用して回転
し、当該回転位置でストッパー等を利用して停止する。
以上のような操作により旋回が行われる。
【0009】前述のリフターの昇降及び/又は旋回を利
用して、当該リフターに載置した物品が所定位置でかつ
立設部材内に持ち込まれる(搬送ができる。)。従っ
て、本発明では駆動装置及び旋回装置等を利用して簡易
かつ確実に荷物の持ち込まれること、又は歯車伝達機構
を採用せず工事現場等の現場においても的確に作動する
こと、等の特徴を有する。
用して、当該リフターに載置した物品が所定位置でかつ
立設部材内に持ち込まれる(搬送ができる。)。従っ
て、本発明では駆動装置及び旋回装置等を利用して簡易
かつ確実に荷物の持ち込まれること、又は歯車伝達機構
を採用せず工事現場等の現場においても的確に作動する
こと、等の特徴を有する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照に説明
する。
する。
【0011】1は工事現場、その他現場、その他場所、
工場等に立設されたポール、支柱等の立設部材で、この
立設部材1には複数本の支持体2を介してリフター用支
柱3が並設されている。尚、支持体2の好ましい一例を
説明すると、支持体2は自由に移動又は着脱可能な構成
とし、その両端に取付部21、21(以下、21とす
る。)を有する。また図3の如く、前記立設部材1の傾
斜、曲り、折れ等の状況を考慮に入れて調整金具22を
設け、立設部材1とリフター用支柱3との間隔Hを自由
に変更し、原則としてリフター用支柱3を据付面Rに立
設状態(垂直状態)に保持できる構成となっている。前
記取付部21は支持体2、リフター用支柱3を把持する
ように設ける場合、支持体2、リフター用支柱3に組込
み式に設ける場合、等の如く適宜方法が採用される。
工場等に立設されたポール、支柱等の立設部材で、この
立設部材1には複数本の支持体2を介してリフター用支
柱3が並設されている。尚、支持体2の好ましい一例を
説明すると、支持体2は自由に移動又は着脱可能な構成
とし、その両端に取付部21、21(以下、21とす
る。)を有する。また図3の如く、前記立設部材1の傾
斜、曲り、折れ等の状況を考慮に入れて調整金具22を
設け、立設部材1とリフター用支柱3との間隔Hを自由
に変更し、原則としてリフター用支柱3を据付面Rに立
設状態(垂直状態)に保持できる構成となっている。前
記取付部21は支持体2、リフター用支柱3を把持する
ように設ける場合、支持体2、リフター用支柱3に組込
み式に設ける場合、等の如く適宜方法が採用される。
【0012】4は移動框5を利用してリフター用支柱3
に昇降自在及び/又は旋回自在に設けられたリフター
で、このリフター4は、移動框5に設けられる旋回部4
1、41(以下、41とする。)と、この旋回部41よ
り延設した載荷台42と、で構成されており、この例で
は、載荷台42の背面板42aにチェーン、ワィヤー等
の懸架媒体6が連結されている。従って、当該懸架媒体
6の移動(例えば、巻上げ又は巻戻し)により、移動框
5及びリフター4がリフター用支柱3に沿って引上げ又
は降下される構成である。
に昇降自在及び/又は旋回自在に設けられたリフター
で、このリフター4は、移動框5に設けられる旋回部4
1、41(以下、41とする。)と、この旋回部41よ
り延設した載荷台42と、で構成されており、この例で
は、載荷台42の背面板42aにチェーン、ワィヤー等
の懸架媒体6が連結されている。従って、当該懸架媒体
6の移動(例えば、巻上げ又は巻戻し)により、移動框
5及びリフター4がリフター用支柱3に沿って引上げ又
は降下される構成である。
【0013】尚、前記リフター4とリフター用支柱3と
の間には、緊急停止装置7が設けられている。その一例
を、図3、図4、図6の構成で説明するが、この例に限
定されない。即ち、図3は、懸架媒体6は緊急用連結部
材71を介して緊急用摺動杆72に連絡されている。従
って、緊急用摺動杆72は通常は、懸架媒体6の進行方
向(一般には上方)に向かって引張されている。またこ
の緊急用摺動杆72は移動框5に設けた取付部材73に
摺動自在に設けられており、前述の如く、緊急用摺動杆
72は懸架媒体6により引張されているときは、当該取
付部材73の下面に衝止されている。また前記緊急用摺
動杆72は移動框5に軸支された偏心カム74に連結さ
れており、かつこの偏心カム74はバネ75によりリフ
ター用支柱3側に向かって回転するように構成されてい
る。従って、懸架媒体6が切断、弛緩等した緊急時に
は、当該緊急用連結部材71を引上げていた力がなくな
り、この緊急用連結部材71及び緊急用摺動杆72が降
下し、緊急用チェーン71aが弛緩状態となり偏心カム
74がフリーとなる。このフリーの偏心カム74は、バ
ネ75の反撥力により矢印の時計方向に回転する(図3
参照)。即ち、偏心カム74がリフター用支柱3に向か
って回転し、このリフター用支柱3と移動框5との隙間
に圧嵌作用する。これにより、当該移動框5とリフター
用支柱3との一体化が図れ、リフター4の後退(一般的
には落下)防止に役立つ構造である。尚、偏心カム74
は他の偏心機構でもよい。また図6の例は、偏心カム7
4に代えたリンク74aであり、このリンク74aに楔
74bを設けた構成例であり、前述の例と同様に、懸架
媒体6が切断、弛緩等した緊急時には、緊急用チェーン
71aが弛緩状態となりリンク74aがフリーとなる。
のフリーのリンク74aは、バネ75の反撥力により時
計方向に回転する(図6参照)。この回転により、楔7
4bがリフター用支柱3に衝止して、当該移動框5及び
リフター4の落下防止に役立つ構成となっている。この
緊急停止装置7を設ける構成は一例である。
の間には、緊急停止装置7が設けられている。その一例
を、図3、図4、図6の構成で説明するが、この例に限
定されない。即ち、図3は、懸架媒体6は緊急用連結部
材71を介して緊急用摺動杆72に連絡されている。従
って、緊急用摺動杆72は通常は、懸架媒体6の進行方
向(一般には上方)に向かって引張されている。またこ
の緊急用摺動杆72は移動框5に設けた取付部材73に
摺動自在に設けられており、前述の如く、緊急用摺動杆
72は懸架媒体6により引張されているときは、当該取
付部材73の下面に衝止されている。また前記緊急用摺
動杆72は移動框5に軸支された偏心カム74に連結さ
れており、かつこの偏心カム74はバネ75によりリフ
ター用支柱3側に向かって回転するように構成されてい
る。従って、懸架媒体6が切断、弛緩等した緊急時に
は、当該緊急用連結部材71を引上げていた力がなくな
り、この緊急用連結部材71及び緊急用摺動杆72が降
下し、緊急用チェーン71aが弛緩状態となり偏心カム
74がフリーとなる。このフリーの偏心カム74は、バ
ネ75の反撥力により矢印の時計方向に回転する(図3
参照)。即ち、偏心カム74がリフター用支柱3に向か
って回転し、このリフター用支柱3と移動框5との隙間
に圧嵌作用する。これにより、当該移動框5とリフター
用支柱3との一体化が図れ、リフター4の後退(一般的
には落下)防止に役立つ構造である。尚、偏心カム74
は他の偏心機構でもよい。また図6の例は、偏心カム7
4に代えたリンク74aであり、このリンク74aに楔
74bを設けた構成例であり、前述の例と同様に、懸架
媒体6が切断、弛緩等した緊急時には、緊急用チェーン
71aが弛緩状態となりリンク74aがフリーとなる。
のフリーのリンク74aは、バネ75の反撥力により時
計方向に回転する(図6参照)。この回転により、楔7
4bがリフター用支柱3に衝止して、当該移動框5及び
リフター4の落下防止に役立つ構成となっている。この
緊急停止装置7を設ける構成は一例である。
【0014】8は前記移動框5に旋回自在に設けられた
旋回装置の一例で、この旋回装置8は、移動框5に設け
た旋回部41と、この旋回部41を回転する図示しない
モータ、手動式、他の機構・部材等の旋回駆動源と、こ
の旋回部41を架承する支持部81、81(以下、81
とする。)と、この旋回部41を旋回位置で停止するス
トッパー82とで構成されている。従って、旋回駆動源
により、前記旋回部41を回転することにより、当該旋
回部41は支持部81をガイドとして回転するととも
に、この回転によりリフター4が旋回し、所定の位置に
回転・停止した場合、この停止位置をストッパー82を
利用して固定する。そして、ストッパー82を外すこと
により、またリフター4の回転が図られる。前記ストッ
パー82は遠隔操作もできる構成とすることがよい。
旋回装置の一例で、この旋回装置8は、移動框5に設け
た旋回部41と、この旋回部41を回転する図示しない
モータ、手動式、他の機構・部材等の旋回駆動源と、こ
の旋回部41を架承する支持部81、81(以下、81
とする。)と、この旋回部41を旋回位置で停止するス
トッパー82とで構成されている。従って、旋回駆動源
により、前記旋回部41を回転することにより、当該旋
回部41は支持部81をガイドとして回転するととも
に、この回転によりリフター4が旋回し、所定の位置に
回転・停止した場合、この停止位置をストッパー82を
利用して固定する。そして、ストッパー82を外すこと
により、またリフター4の回転が図られる。前記ストッ
パー82は遠隔操作もできる構成とすることがよい。
【0015】9は駆動装置で、この駆動装置9はモータ
91と、このモータ91の回転を前記懸架媒体6が設け
られた歯車等の回転体61に伝達するチェーン、ワィヤ
ー等の駆動媒体92と、で構成されており、このモータ
91の正逆回転を駆動媒体92を介して懸架媒体6に伝
達する構成である。
91と、このモータ91の回転を前記懸架媒体6が設け
られた歯車等の回転体61に伝達するチェーン、ワィヤ
ー等の駆動媒体92と、で構成されており、このモータ
91の正逆回転を駆動媒体92を介して懸架媒体6に伝
達する構成である。
【0016】図中61は前記リフター用支柱3の上端に
設けた歯車等の回転体で、前記回転体61との間で懸架
媒体6を張装する。
設けた歯車等の回転体で、前記回転体61との間で懸架
媒体6を張装する。
【0017】
【発明の効果】本発明は、工事現場等の現場又は工場等
のポール等の立設部材及び調整金具を備えた支持体を利
用してリフター用支柱を立設し、このリフター用支柱に
リフターを昇降及び旋回自在に設ける構成である。従っ
て、工事現場等の立設部材を有効利用して品物用のリフ
ターを、簡易かつ低コストで据付けできる特徴がある。
また簡便及び確実な操作が期待できる。更には簡易リフ
ターであり、装置の簡略化、低コスト化、操作の容易化
又は据付けの容易化、等が達成される効果がある。
のポール等の立設部材及び調整金具を備えた支持体を利
用してリフター用支柱を立設し、このリフター用支柱に
リフターを昇降及び旋回自在に設ける構成である。従っ
て、工事現場等の立設部材を有効利用して品物用のリフ
ターを、簡易かつ低コストで据付けできる特徴がある。
また簡便及び確実な操作が期待できる。更には簡易リフ
ターであり、装置の簡略化、低コスト化、操作の容易化
又は据付けの容易化、等が達成される効果がある。
【0018】また本発明は、立設部材及びリフター用支
柱で、リフター等の部材及びリフターに載荷した品物の
荷重を負担する構成である。従って、強度性、耐久性等
の向上が図れる。
柱で、リフター等の部材及びリフターに載荷した品物の
荷重を負担する構成である。従って、強度性、耐久性等
の向上が図れる。
【0019】更に本発明は、緊急停止装置を設ける構成
である。従って、安全性の向上並びに労働災害の減少、
等に役立つ特徴を有する。
である。従って、安全性の向上並びに労働災害の減少、
等に役立つ特徴を有する。
【図1】本発明の全体の一例を示す正面図である。
【図2】立設部材とリフター用支柱との関係の一例を説
明する正面図である。
明する正面図である。
【図3】移動框とリフター用支柱及び緊急停止装置との
関係の一例を説明する拡大断面図である。
関係の一例を説明する拡大断面図である。
【図4】緊急停止装置の要部を示す拡大断面図である。
【図5】リフター用支柱とリフターとの関係を示す平面
図である。
図である。
【図6】移動框とリフター用支柱及び緊急停止装置との
関係の他の一例を説明する拡大断面図である。
関係の他の一例を説明する拡大断面図である。
1 立設部材 2 支持体 21 取付部 22 調整金具 3 リフター用支柱 4 リフター 41 旋回部 42 載荷台 42a 背面板 5 移動框 6 懸架媒体 61 回転体 7 緊急停止装置 71 緊急用連結部材71a 緊急用チェーン 72 緊急用摺動杆 73 取付部材 74 偏心カム 74a リンク 74b 楔 75 バネ 8 旋回装置 81 支持部 82 ストッパー 9 駆動装置 91 モータ 92 駆動媒体 H 間隔 R 据付面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 7/02 B66F 17/00
Claims (2)
- 【請求項1】 工事現場、その他場所に設けられたポー
ル、柱等の立設部材と、この立設部材に設けた複数の調
整金具を備えた支持体と、この支持体を利用して前記立
設部材に並設するように設けられたリフター用支柱と、
このリフター用支柱に昇降かつ旋回自在に設けられたリ
フターと、このリフターの昇降を司る懸架媒体と、この
懸架媒体を駆動する駆動装置と、前記リフターを旋回さ
せる旋回装置と、で構成されている簡易リフター。 - 【請求項2】 工事現場、その他場所に設けられたポー
ル、柱等の立設部材と、この立設部材に設けた複数の調
整金具を備えた支持体と、この支持体を利用して前記立
設部材に並設するように設けられたリフター用支柱と、
このリフター用支柱に昇降かつ旋回自在に設けられたリ
フターと、このリフターの昇降を司る懸架媒体と、この
懸架媒体を駆動する駆動装置と、前記懸架媒体及びリフ
ター用支柱に設けた緊急停止装置と、前記リフターを旋
回させる旋回装置と、で構成されている簡易リフター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8088422A JP2784429B2 (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 簡易リフター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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1996
- 1996-04-10 JP JP8088422A patent/JP2784429B2/ja not_active Expired - Fee Related
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