JP3485106B2 - 集積回路装置 - Google Patents

集積回路装置

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JP3485106B2
JP3485106B2 JP2001141998A JP2001141998A JP3485106B2 JP 3485106 B2 JP3485106 B2 JP 3485106B2 JP 2001141998 A JP2001141998 A JP 2001141998A JP 2001141998 A JP2001141998 A JP 2001141998A JP 3485106 B2 JP3485106 B2 JP 3485106B2
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昌一郎 笠原
千里 秋山
史和 小松
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    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路装置及び
電子機器に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】近年、パ
ーソナルコンピュータと周辺機器(広義には電子機器)
とを接続するためのインターフェース規格として、US
B(Universal Serial Bus)が注目を集めている。この
USBには、従来は別々の規格のコネクタで接続されて
いたマウスやキーボードやプリンタなどの周辺機器を、
同じ規格のコネクタで接続できると共にいわゆるプラグ
&プレイやホットプラグも実現できるという利点があ
る。
【0003】一方、このUSBには、同じくシリアルバ
スインターフェース規格として脚光を浴びているIEE
E1394に比べて、転送速度が遅いという問題点があ
る。
【0004】そこで、従来のUSB1.1の規格に対す
る下位互換性を持ちながら、USB1.1に比べて格段
に高速な480Mbps(HSモード)のデータ転送速
度を実現できるUSB2.0規格が策定され、注目を浴
びている。また、USB2.0の物理層回路や、論理層
回路の一部についてのインターフェース仕様を定義した
UTMI(USB2.0 Transceiver Macrocell Interface)
も策定されている。
【0005】さて、このUSB2.0では、従来のUS
B1.1で定義されていたFS(Full Speed)モードに
加えて、HS(High Speed)モードと呼ばれる転送モー
ドが用意されている。このHSモードでは480Mbp
sでデータ転送が行われるため、12Mbpsでデータ
転送が行われるFSモードに比べて格段に高速なデータ
転送を実現できる。従って、USB2.0によれば、高
速な転送速度が要求されるハードディスクドライブや光
ディスクドライブなどのストレージ機器に最適なインタ
ーフェースを提供できるようになる。
【0006】しかしながら、USB2.0では、小振幅
の信号を、USB1.1よりも格段に高速に送受信する
必要がある。従って、この小振幅の信号を処理する物理
層の回路には高性能が要求され、この物理層の回路を含
むUTMI準拠のマクロセル(メガセル、マクロブロッ
ク)では、セル配置や配線についても手作業で行うこと
が望まれる。
【0007】一方、UTMI準拠のマクロセルを含む集
積回路装置には、SIE(Serial Interface Engine)
やユーザロジックなどの論理層の回路が組み込まれ、こ
の論理層の回路の構成や規模は、集積回路装置を使用す
るユーザに応じて異なったものになる。従って、このよ
うなマクロセルを含む集積回路装置の設計や製造におい
ては、物理層の回路の高性能を維持しながら、多様なユ
ーザの要望に応えなければならないという技術的課題が
ある。
【0008】本発明は、以上のような技術的課題に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、物理
層の回路の高性能を維持しながら、種々の構成の上層の
回路を組み込むことができる集積回路装置及びこれを用
いた電子機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る集積回路装置は、複数のマクロセルを含
む集積回路装置であって、バスを介してデータ転送を行
う所与のインターフェース規格の物理層の回路を少なく
とも含む第1のマクロセルと、前記物理層よりも上位層
の回路を含む第2のマクロセルとを含み、前記第1のマ
クロセルの第1、第2の辺が交差する部分であるコーナ
部分が、集積回路装置のコーナ部分に位置するように、
前記第1のマクロセルが配置されることを特徴とする。
【0010】本発明では、物理層(例えば最下位層)の
回路を含む第1のマクロセルのコーナ部分が集積回路装
置のコーナ部分に位置するように(コーナ部分が略一致
する場合も含む)、第1のマクロセルが配置される。そ
して、例えば第1のマクロセルとは異なる配置領域に、
物理層よりも上位層の回路を含む第2のマクロセルが配
置される。このようにすれば、第1のマクロセルが含む
物理層の回路の高性能を維持しながら、種々の構成の上
位層回路を第2のマクロセルとして集積回路装置に組み
込むことが可能となる。
【0011】なお、第1のマクロセルに上位層の回路の
一部を含ませてもよい。また、集積回路装置に、第1、
第2のマクロセル以外のマクロセルを含ませることもで
きる。
【0012】また本発明は、前記第1のマクロセルの前
記第1の辺に沿って配置される第1のI/O領域に、前
記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデー
タ端子が配置され、前記第1のマクロセルの前記第2の
辺に沿って配置される第2のI/O領域に、前記データ
端子を介したデータ転送のためのクロックを生成する回
路の電源端子、及びクロック端子の少なくとも一方が配
置されることを特徴とする。
【0013】このようにすれば、例えば、第1の辺から
第3の辺に向かって流れるデータを、第2の辺から第4
の辺に向かって入力されるクロックを利用してサンプリ
ングすることなどが可能となり、無駄の無い合理的なデ
ータ転送を実現できる。
【0014】また本発明は、前記第1のマクロセルの前
記第1の辺に対向する第3の辺又は前記第2の辺に対向
する第4の辺の少なくとも一方に沿って、前記第1、第
2のマクロセル間で信号をやり取りするためのインター
フェース領域が設けられていることを特徴とする。
【0015】このようにすれば、例えば、第1、第2の
マクロセル間でやり取りされる信号の遅延や受け渡しタ
イミングを適正な範囲に収めることを、容易化できる。
【0016】なお、インターフェース領域には、第1の
マクロセルからの信号を第2のマクロセルに伝えるため
のバッファや、第2のマクロセルからの信号を第1のマ
クロセルに伝えるためのバッファなどを含ませることが
できる。
【0017】また本発明は、前記第1のマクロセルが、
前記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデ
ータ端子に接続され、前記データ端子を介してデータを
受信する受信回路と、所与の周波数のクロックを生成す
るクロック生成回路と、前記クロック生成回路により生
成されたクロックに基づいて、前記データ端子を介して
転送されるデータのサンプリングクロックを生成するサ
ンプリングクロック生成回路とを含み、前記第1のマク
ロセルの前記第1の辺から対向する第3の辺へと向かう
方向を第1の方向とした場合に、前記第1の辺に沿って
配置される第1のI/O領域の前記第1の方向側に、前
記受信回路が配置され、前記第1のマクロセルの前記第
2の辺から対向する第4の辺へと向かう方向を第2の方
向とした場合に、前記第2の辺に沿って配置される第2
のI/O領域の前記第2の方向側に、前記クロック生成
回路が配置され、前記受信回路の前記第1の方向側であ
り前記クロック生成回路の前記第2の方向側に、前記サ
ンプリングクロック生成回路が配置されることを特徴と
する。
【0018】このようにすれば、受信回路とサンプリン
グクロック生成回路との間の距離や、クロック生成回路
とサンプリングクロック生成回路との間の距離を短くで
きるようになり、配線の寄生容量や寄生抵抗が回路動作
に与える悪影響を軽減できる。
【0019】なお、サンプリングクロック生成回路を、
第1の方向において受信回路に隣接し、第2の方向にお
いてクロック生成回路に隣接するように配置してもよ
い。
【0020】また本発明は、前記クロック生成回路が、
周波数が同一で位相が互いに異なる第1〜第Nのクロッ
クを生成し、前記サンプリングクロック生成回路が、生
成された第1〜第Nのクロックのエッジの中のいずれの
エッジ間にデータのエッジがあるかを検出するエッジ検
出回路と、前記エッジ検出回路でのエッジ検出情報に基
づいて、前記第1〜第Nのクロックの中からいずれかの
クロックを選択し、選択したクロックを前記サンプリン
グクロックとして出力するクロック選択回路とを含むこ
とを特徴とする。
【0021】本発明によれば、多相の第1〜第Nのクロ
ックのエッジの中のいずれのエッジ間にデータのエッジ
があるのかが検出される。例えば、データのエッジが、
第1、第2のクロックのエッジ間にあるのか、第2、第
3のクロックのエッジ間にあるのか等が検出される。そ
して、得られたエッジ検出情報(どのクロックのエッジ
間にデータのエッジがあるのかを示す情報)に基づい
て、第1〜第Nのクロックの中からいずれかのクロック
が選択され、そのクロックがサンプリングクロックとし
て出力される。
【0022】このように本発明によれば、エッジ検出情
報に基づいて第1〜第Nのクロックの中からクロックを
選択するという簡素な構成で、データのサンプリングク
ロックを生成できる。従って、高速なクロックに同期し
て入力されるデータであっても、そのデータをサンプリ
ングするための適正なサンプリングクロックを、小規模
な回路構成で生成できるようになる。
【0023】また本発明は、前記クロック生成回路に電
源を供給する第1の電源端子と、前記サンプリングクロ
ック生成回路に電源を供給する第2の電源端子とが、前
記第2のI/O領域に配置され、前記クロック生成回路
が、前記第2の方向において前記第1の電源端子に隣接
して配置され、前記第2の電源端子の高電位側の電源端
子に一端が接続され低電位側の電源端子に他端が接続さ
れるキャパシタ素子の領域が、前記第2の方向において
前記第2の電源端子に隣接して配置されることを特徴と
する。
【0024】このようにすれば、第1の電源端子とクロ
ック生成回路との間の電源配線の長さを短くできるた
め、電源の電圧ドロップを最小限に抑えることが可能に
なる。
【0025】また、第1の電源端子の電源電圧変動を、
第1の電源端子に近い場所で効果的に安定化できるよう
になり、サンプリングクロック生成回路などの回路の安
定動作を保証できるようになる。
【0026】また本発明は、前記第1のマクロセルが、
前記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデ
ータ端子に接続され、前記データ端子を介してデータを
受信する受信回路と、前記データ端子に接続され、前記
データ端子を介して受信されるデータが有効か否かを検
出する検出回路とを含み、前記第1のマクロセルの前記
第2の辺から対向する第4の辺へと向かう方向を第2の
方向とした場合に、前記受信回路と前記検出回路とが、
前記第2の方向において隣接して配置されることを特徴
とする。
【0027】このようにすれば、誤った受信データが後
段の回路に伝えられたりするなどの不具合を効果的に防
止でき、安定した回路動作を実現できる。
【0028】また本発明は、前記第1のマクロセルが、
前記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデ
ータ端子に接続され、前記データ端子を介してデータを
受信する受信回路と、前記データ端子に接続され、前記
データ端子を介してデータを送信する送信回路とを含
み、前記第1のマクロセルの前記第2の辺から対向する
第4の辺へと向かう方向を第2の方向とした場合に、前
記送信回路が、前記受信回路の前記第2の方向側に配置
されることを特徴とする。
【0029】このようにすれば、例えば、受信データの
サンプリングに使用されるクロックの経路等を短くでき
る一方で、そのクロックの経路と送信データの経路とが
重なってしまうなどの事態を防止できる。
【0030】また本発明は、前記第1のマクロセルが、
前記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデ
ータ端子に接続され、前記データ端子を介してデータを
受信する受信回路と、前記データ端子に接続され、前記
データ端子を介してデータを送信する送信回路とを含
み、前記第1のマクロセルの前記第1の辺から対向する
第3の辺へと向かう方向を第1の方向とした場合に、前
記送信回路と前記データ端子とが、前記第1の方向にお
いて隣接して配置されることを特徴とする。
【0031】このようにすれば、送信回路とデータ端子
との距離を短くできるようになり、データ端子の配線経
路に寄生する抵抗・容量・インダクタンスが回路動作に
与える悪影響等を最小限に抑えることができる。
【0032】また本発明は、前記第1のマクロセルが、
配線及び回路セル配置が固定化されるマクロセルであ
り、前記第2のマクロセルが、配線及び回路セル配置が
自動配置配線されるマクロセルであることを特徴とす
る。
【0033】このようにすれば、第1のマクロセルが含
む物理層の高性能を維持しながら、自動配置配線を用い
て種々の構成の回路を、第2のマクロセルとして集積回
路装置に組み込むことが可能になる。
【0034】また本発明は、前記所与のインターフェー
ス規格が、USB(Universal Serial Bus)規格である
ことを特徴とする。
【0035】この場合に所与のインターフェース規格と
して、USB2.0規格やUSB2.0規格を更に発展
させた規格を用いることができる。
【0036】また本発明に係る電子機器は、上記のいず
れかの集積回路装置と、前記集積回路装置及び前記バス
を介して転送されるデータの出力処理又は取り込み処理
又は記憶処理を行う装置とを含むことを特徴とする。
【0037】このようにすれば、高性能な物理層の回路
を含む集積回路装置を電子機器に組み込むことができる
ため、電子機器の性能を向上できる。一方、第2のマク
ロセルの回路構成を変えることで、種々の回路構成の集
積回路装置を電子機器に組み込むとが可能となり、多様
なユーザの要望に応えることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて詳細に説明する。
【0039】なお、以下に説明する本実施形態は、特許
請求の範囲に記載された本発明の内容を何ら限定するも
のではない。また本実施形態で説明される構成の全てが
本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0040】1.回路構成 図1に示すように本実施形態の集積回路装置(データ転
送制御装置)は、マクロセルMC1(第1のマクロセ
ル)とマクロセルMC2(第2のマクロセル)を含む。
なお、これらのマクロセルMC1、MC2(メガセル、
マクロブロック)は、論理機能を有する中規模又は大規
模な回路の単位である。また、本実施形態の集積回路装
置は3個以上のマクロセルを含むようにしてもよい。
【0041】図1においてMC1は、バス(例えばシリ
アルバス)を介してデータ転送を行うインターフェース
規格(例えばUSB又はIEEE1394等)の物理層
の回路を少なくとも含むマクロセルである。USB2.
0(或いはUSB2.0を発展させた規格)を例にとれ
ば、MC1として、UTMI(USB2.0 Transceiver Mac
rocell Interface)の仕様に準拠したトランシーバマク
ロセルを用いることができる。この場合には、MC1
は、物理層回路、及び論理層回路の一部を含むことにな
る。
【0042】一方、MC2は、物理層よりも上位層(論
理層、プロトコル層又はアプリケーション層等)の回路
を含むマクロセルである。USB2.0を例にとれば、
MC2は、SIE(Serial Interface Engine)やユー
ザロジック(デバイス固有の回路)などの論理層回路
(MC1が含む論理層回路の他の部分)を含むことにな
る。
【0043】なお、図1において、MC1として、物理
層の回路のみを含むマクロセルを用いてもよい。また、
MC2は、少なくとも物理層よりも上位の層の回路を含
むものであればよい。
【0044】図2に、マクロセルMC1の回路構成の一
例を示す。
【0045】マクロセルMC1(第1のマクロセル)
は、データハンドラ回路10、クロック制御回路12、
クロック生成回路14、HS(High Speed)回路20、
FS(Full Speed)回路30を含む。これらの回路は論
理層回路である。また、MC1は、物理層回路であるア
ナログフロントエンド回路40(送受信回路)を含む。
なお、マクロセルMC1は、図2に示す回路ブロックの
全てを含む必要はなく、それらの一部を省略する構成と
してもよい。
【0046】データハンドラ回路10(広義には、デー
タ転送を行うための所与の回路)は、USB2.0に準
拠したデータ転送のための種々の処理を行う。より具体
的には、送信時には、送信データにSYNC(SYNChron
ization)、SOP(Start Of Packet)、EOP(End
Of Packet)を付加する処理や、ビットスタッフィング
処理等を行う。一方、受信時には、受信データのSYN
C、SOP、EOPを検出し、削除する処理や、ビット
アンスタッフィング処理などを行う。更に、データハン
ドラ回路10は、データの送受信を制御するための各種
のタイミング信号を生成する処理も行う。
【0047】なお、受信データはデータハンドラ回路1
0から後段の回路であるSIE(Serial Interface Eng
ine)に出力され、送信データはSIEからデータハン
ドラ回路10に入力されることになる。そして、このS
IEは、USBパケットIDやアドレスを識別するため
のSIE制御ロジックと、エンドポイント番号の識別や
FIFO制御などのエンドポイント処理を行うためのエ
ンドポイントロジックとを含む。
【0048】クロック制御回路12は、SIEからの各
種の制御信号を受け、クロック生成回路14を制御する
処理などを行う。
【0049】クロック生成回路14は、装置内部で使用
する480MHzのクロックや、装置内部及びSIEで
使用する60MHzのクロックを生成する回路であり、
OSC、PLL480M、PLL60Mを含む。
【0050】ここでOSC(発振回路)は、例えば外部
振動子との組み合わせによりベースクロックを生成す
る。
【0051】PLL480Mは、OSC(発振回路)で
生成されたベースクロックに基づいて、HS(High Spe
ed)モードで必要な480MHzのクロックと、FS
(FullSpeed)モード、装置内部及びSIEで必要な6
0MHzのクロックを生成するPLL(Phase Locked L
oop)である。
【0052】PLL60Mは、OSC(発振回路)で生
成されたベースクロックに基づいて、FSモード、装置
内部及びSIEで必要な60MHzのクロックを生成す
る。
【0053】HS回路20は、データ転送速度が480
MbpsとなるHSモードでのデータの送受信を行うた
めのロジック回路であり、FS回路30は、データ転送
速度が12MbpsとなるFSモードでのデータの送受
信を行うためのロジック回路である。
【0054】HS回路20は、サンプリングクロック生
成回路22(HSDLL。High Speed Delay Line PL
L)、エラスティシティバッファ(elasticity buffer)
24を含む。
【0055】ここで、サンプリングクロック生成回路2
2は、クロック生成回路14によって生成されたクロッ
クと、受信データとに基づいて、受信データのサンプリ
ングクロックを生成する。
【0056】また、エラスティシティバッファ24は、
装置内部と、外部装置(バスに接続される外部装置)と
のクロック周波数差(クロックドリフト)等を吸収する
ための回路である。
【0057】アナログフロントエンド回路40(送受信
回路)は、FSやHSモードでの送受信を行うためのド
ライバやレシーバを含むアナログ回路である。USBで
は、データ端子DP(Data+)及びDM(Data
−)を用いた差動信号によりデータを送受信する。
【0058】USB2.0では、HSモード(広義に
は、第1のモード)とFSモード(広義には、第2のモ
ード)が、転送モードとして定義されている。HSモー
ドは、USB2.0により新たに定義された転送モード
である。FSモードは、従来のUSB1.1で既に定義
されている転送モードである。
【0059】このため、本実施形態の集積回路装置で
は、アナログフロントエンド回路40が、HSモードで
の送受信を行うためのHSモード用ドライバ及びレシー
バと、FSモードで送受信を行うためのFSモード用ド
ライバ及びレシーバを含む。
【0060】より具体的には、アナログフロントエンド
回路40は、FSドライバ42、FS差動レシーバ4
4、シングルエンド(Single ended)DPレシーバ4
6、シングルエンドDMレシーバ48、HS電流ドライ
バ50(送信回路)、低速用スケルチ(Squelch)回路
52(検出回路)、高速用スケルチ回路54(検出回
路)、HS差動レシーバ56(受信回路)を含む。
【0061】FSドライバ42は、FSモードにおい
て、FS回路30からのFS_DPout及びFS_D
Moutからなる差動信号を、データ端子DP、DMを
用いて差動出力する。このFSドライバ42は、FS回
路30からのFS_OutDisにより出力制御され
る。
【0062】FS差動レシーバ44は、FSモードにお
いて、DP、DMを介して入力される差動信号を増幅
し、FS_DataInとしてFS回路30に対して出
力する。このFS差動レシーバ44は、FS_Comp
Enbにより増幅制御される。
【0063】シングルエンドDPレシーバ46は、FS
モードにおいて、DPを介して入力されるシングルエン
ドの信号を増幅し、SE_DPinとしてFS回路30
に対して出力する。
【0064】シングルエンドDMレシーバ48は、FS
モードにおいて、DMを介して入力されるシングルエン
ドの信号を増幅し、SE_DMinとしてFS回路30
に対して出力する。
【0065】HS電流ドライバ50(送信回路)は、H
Sモードにおいて、HS回路20からのHS_DPou
t及びHS_DMoutからなる差動の入力信号を増幅
し、DP、DMを介して出力する。即ち、HS電流ドラ
イバ50は、DP又はDMの信号ラインを一定の電流値
でドライブすることにより、J(DPが400mV、D
Mが0V)或いはK(DPが0V、DMが400mV)
の状態を生成する。このHS電流ドライバ50は、HS
回路20からのHS_OutDisにより出力制御され
ると共に、HS_CurrentSourceEnbに
より駆動電流の制御が行われる。
【0066】低速用スケルチ回路52(検出回路。低速
用トランスミッション・エンベロープ・ディテクタ)
は、FSモードにおいて、DP、DMを介して入力され
る差動信号(データの有無)を検出し、HS_SQ_L
として出力する。即ち、データとノイズを区別して検出
する。この低速用スケルチ回路52は、HS_SQ_L
_Enbにより動作制御され、HS_SQ_L_Pwr
により省電力制御される。
【0067】高速用スケルチ回路54(検出回路。高速
用トランスミッション・エンベロープ・ディテクタ)
は、HSモードにおいて、DP、DMを介して入力され
る差動信号(データの有無)を検出し、HS_SQとし
てHS回路20に対して出力する。即ち、データとノイ
ズを区別して検出する。この高速用HS_SQ回路54
は、HS回路20からのHS_SQ_Enbにより動作
制御され、HS_SQ_Pwrにより省電力制御され
る。
【0068】HS差動レシーバ56(受信回路)は、H
Sモードにおいて、DP、DMを介して入力される差動
信号を増幅し、HS_DataIn、HS_DataI
n_Lを出力する。即ち、HSモードにおいて、DP、
DMのラインがJ或いはKのいずれの状態なのかを検出
する。このHS差動レシーバ56は、HS_RxEnb
により増幅制御される。
【0069】差動のデータ端子のうちのDPは、スイッ
チ素子(トランジスタ)SW1及びプルアップ抵抗Rp
uを介して、高電位側の電源電圧(例えば3.3V)と
接続される。また、差動のデータ端子のうちのDMは、
スイッチ素子SW2に接続される。これらのSW1、S
W2は、RpuEnbにより制御される。即ち、Rpu
Enbをアクティブにして、SW1及びRpuを介して
DPをプルアップすることで、HSデバイスをFSデバ
イスとして使用できるようになる。
【0070】なお本実施形態では、DP、DM間での負
荷バランスを保つために、DMについても、SW2を介
してダミーの抵抗Rpu’が接続されている。
【0071】2.マクロセルの配置 本実施形態では図3(A)に示すように、マクロセルM
C1(第1のマクロセル。トランシーバマクロ)の辺S
D1、SD2(第1、第2の辺)の交差部分であるコー
ナ部分CNが、集積回路装置ICD(半導体チップ)の
コーナ部分に一致(ほぼ一致する場合も含む)するよう
に、MC1を配置している。そして、マクロセルMC1
の配置領域以外の領域に、マクロセルMC2(第2のマ
クロセル。SIE、ユーザロジックのマクロセル)を配
置している。
【0072】ここで、図3(A)において、MC1は、
配線及び回路セル配置が固定化されるハードマクロにな
っている。より具体的には、例えば、配線や回路セル配
置が手作業のレイアウトにより行われる(配線、配置の
一部を自動化してもよい)。
【0073】一方、MC2は、配線及び回路セル配置が
自動配置配線されるソフトマクロになっている。より具
体的には、例えば、ゲートアレイの自動配置配線ツール
により基本セル間の配線等が自動的に行われる(配置、
配線の一部を固定化してもよい)。
【0074】マクロセルMC1は、図2に示すように、
微少信号で高速に動作することが要求されるアナログフ
ロントエンド回路40や、480MHzで動作すること
が要求されるHS回路20や、480MHzのクロック
を生成することが要求されるクロック生成回路14など
を含む。従って、マクロセルMC1のこれらの回路の配
置、配線を、ゲートアレイなどで用いられている自動配
置配線ツールで行うと、マクロセルMC1の高性能を維
持できない。従って、マクロセルMC1での回路セルの
配置、配線は、手作業のレイアウトで行うことが望まし
い。
【0075】一方、マクロセルMC2は、物理層回路
(アナログフロントエンド回路)を含まず、マクロセル
MC1ほどには高速な動作が要求されない。そして、マ
クロセルMC2の回路構成は、集積回路装置を使用する
ユーザの要望や集積回路装置が組み込まれる電子機器の
用途に応じて多様に変化する。従って、マクロセルMC
2での回路セルの配置、配線は、自動配置配線ツールに
より行うことが望ましい。
【0076】そこで本実施形態では、図3(A)に示す
ように、マクロセルMC1のコーナ部分CNが、集積回
路装置ICDのコーナ部分に位置するように、MC1を
配置している。このようにすれば、例えば、マクロセル
MC2の回路の構成や規模が変化した場合にも、これに
容易に対処できるようになる。
【0077】例えば、マクロセルMC2の回路が小規模
の場合には、MC1、MC2を図3(B)に示すように
配置すればよく、MC2の回路が大規模の場合には、M
C1、MC2を図3(C)に示すように配置すればよ
い。
【0078】そして、この場合に本実施形態では、集積
回路装置ICDのコーナにマクロセルMC1が配置され
ているため、マクロセルMC2の回路構成や規模がユー
ザの要望に応じて変化しても、マクロセルMC1のコア
内での回路セルの配置、配線やI/O領域での端子(パ
ッド)の配置をほぼ固定化できる。従って、多様なユー
ザの要望に応えながらも、マクロセルMC1の高性能を
維持できる。
【0079】また本実施形態では、集積回路装置ICD
のコーナにマクロセルMC1を固定配置しているため、
図3(B)、(C)に示すように、マクロセルMC1、
MC2間でデータをやり取りするためのインターフェー
ス領域IFR(信号をバッファリングするためのバッフ
ァが配置される領域)についても、辺SD1に対向する
辺SD3(或いは辺SD2に対向する辺SD4)の場所
に固定配置できるようになる。ここで、インターフェー
ス領域IFRとは、マクロセルMC1からの信号をバッ
ファリングしてマクロセルMC2に出力するバッファ
や、MC2からの信号をバッファリングしてMC1に入
力するバッファなどを含む領域である。
【0080】このようにインターフェース領域IFRを
固定配置することで、マクロセルMC1、MC2間でや
り取りされる信号の遅延や受け渡しタイミングを許容範
囲内に収めることが、容易になり、マクロセルMC2の
回路構成や規模が変化した場合にも、安定した回路動作
を保証できるようになる。
【0081】即ち、インターフェース領域IFRの場所
が固定化されていれば、マクロセルMC1、MC2間の
信号線の寄生容量を容易に見積もることが可能になる。
従って、これらの信号線の寄生容量が許容範囲内に収ま
るように設定して、ソフトマクロであるマクロセルMC
2の自動配置配線を行うことが可能になり、信号タイミ
ングの設計を容易化できる。
【0082】なお、信号タイミングの設計を更に容易化
するために、マクロセルMC2側のインターフェース領
域(バッファ領域)についても、マクロセルMC1側の
インターフェース領域IFRに隣接した領域(辺SD3
に沿った領域)に固定配置することが望ましい。
【0083】また本実施形態では、図3(D)に示すよ
うにマクロセルMC1、MC2を配置してもよい。即
ち、図3(A)、(B)、(C)ではマクロセルMC1
の辺SD4(第4の辺)の右側(第2の方向側)にマク
ロセルMC2の領域が存在するが、図3(D)では存在
しない。即ち、マクロセルMC2の辺SD4’(第4の
辺)の位置に、マクロセルMC1の辺SD4(第4の
辺)が位置している。図3(D)の配置は、マクロセル
MC1の回路規模が小さい場合や端子数が少ない場合
に、有効である。
【0084】3.データ端子、電源端子、クロック端子
の配置 本実施形態では図4に示すように、マクロセルMC1の
辺SD1(第1の辺)に沿ったI/O領域IOR1(第
1のI/O領域)に、データ端子DP、DM(パッド)
を配置し、辺SD2(第2の辺)に沿ったI/O領域I
OR2に、電源端子VDD、VSSやクロック端子X
I、XOを配置している。
【0085】ここで、DP、DMはUSBのバスに接続
されるデータ端子である。USBでは、これらの差動の
データ端子DP、DMを用いてデータの送受信が行われ
る。
【0086】また、VDD、VSS(PVDD、PVS
S、XVDD、XVSS)は、DP、DMを介したデー
タ転送のためのクロックを生成する回路(例えば図2の
クロック生成回路14又はサンプリングクロック生成回
路22等)の電源端子であり、XI、XOはクロック端
子である。例えば、図2のクロック生成回路14やサン
プリングクロック生成回路22は、これらの電源端子V
DD、VSSから供給される電源により動作する。ま
た、XI、XOは、各々、図2の発振回路OSCの入力
端子、出力端子である。なお、外部クロックをXIを介
して入力するようにしてもよい。
【0087】このように、DP、DMを辺SD1に沿っ
たIOR1に配置し、VDD、VSS、XI、XOを辺
SD2に沿ったIOR2に配置すれば、方向DR1(辺
SD1から対向する辺SD3へと向かう第1の方向)に
沿って流れるデータを、方向DR2(辺SD2から対向
する辺SD4へと向かう第2の方向)に沿って入力され
るクロックを利用してサンプリングすることが可能とな
る。そして、サンプリングされたデータを、辺SD3に
沿った領域であるインターフェース領域IFRを介して
マクロセルMC2に出力できる。これにより、無駄の無
い合理的なデータ転送を実現できる。
【0088】特に、USB2.0のHSモードでのサン
プリングクロックの周波数は480MHzであり、非常
に高速である。従って、クロックスキュー等を引き起こ
さないためには、DP、DMを介して受信されたデータ
をなるべく早い段階でサンプリングすることが望まし
い。
【0089】本実施形態では図4に示すように、集積回
路装置ICDのコーナにマクロセルMC1を配置し、辺
SD1に沿ったIOR1にDP、DMを配置し、辺SD
2に沿ったIOR2にサンプリングクロック生成のため
のVDD、VSS、XI、XOを配置している。従っ
て、データがサンプリングされる場所までの距離である
図4のL1、L2を短くすることが可能になり、DP、
DMを介して入力されたデータを早い段階でサンプリン
グできるようになる。これにより、USB2.0のHS
モードのように周波数の速い転送モードにおいても、受
信エラーの発生を効果的に防止できる。
【0090】なお、インターフェース領域IFRは、辺
SD4に沿った方向に配置してもよいが、データの流れ
る方向がDR1であることを考慮すると、辺SD3に沿
った方向にIFRを配置することが望ましい。
【0091】4.クロック生成回路等の配置 本実施形態では図5に示すように、I/O領域IOR1
のDR1側(辺SD1からSD3へと向かう第1の方向
側)に、受信回路100(図2のHS差動レシーバ5
6)を配置している。
【0092】また、I/O領域IOR2のDR2側(辺
SD2から対向する辺SD4に向かう第2の方向側)
に、図2のクロック生成回路14を配置している。
【0093】そして、受信回路100のDR1側(上
側)であり、クロック生成回路14のDR2側(右側)
に、サンプリングクロック生成回路22を配置してい
る。
【0094】図5に示すような配置にすれば、受信回路
100とサンプリングクロック生成回路22の間の距離
を短くできる。従って、受信回路100とサンプリング
クロック生成回路22を結ぶ配線の長さを短くでき、D
P、DMを介して受信回路100により受信されるデー
タの配線に不要な容量が寄生するのを防止できる。この
結果、データの立ち上がり・立ち下がり波形になまりが
生るのを防止できると共に、受信回路100からのデー
タを少ない信号遅延でサンプリングクロック生成回路2
2に伝えることが可能になる。
【0095】また図5に示すような配置にすれば、クロ
ック生成回路14とサンプリングクロック生成回路22
の間の距離も短くできる。従って、クロック生成回路1
4とサンプリングクロック生成回路22を結ぶ配線の長
さを短くでき、クロック生成回路14で生成された高周
波数(480MHz)のクロック(周波数が同一で位相
が異なる多相の第1〜第Nのクロック)の配線に不要な
容量が寄生するのを防止できる。この結果、クロック信
号の立ち上がり・立ち下がり波形になまりが生じたり、
多相のクロック間に信号遅延差が生じたりするなどの事
態を防止できる。
【0096】そして、このように受信回路100とサン
プリングクロック生成回路22の間の距離やクロック生
成回路14とサンプリングクロック生成回路22の間の
距離を短くすることで、USB2.0のHSモードで要
求されるような高周波数のサンプリングクロックを生成
する回路を、最新の半導体プロセスを用いなくても、実
現することが可能になる。
【0097】図6に、本実施形態のサンプリングクロッ
ク生成回路22(HSDLL回)の構成例を示す。
【0098】クロック生成回路14が含むPLL480
Mは、周波数が同一で位相が互いに異なるクロックCL
K0、CLK1、CLK2、CLK3、CLK4(広義
には第1〜第Nのクロック)を出力する。より具体的に
は、PLL480MのVCO(発振周波数が可変に制御
される発振手段)が含む5個の差動出力コンパレータ
(広義には奇数段の第1〜第Nの反転回路)の出力が、
クロックCLK0〜4として用いられることになる。
【0099】サンプリングクロック生成回路22はエッ
ジ検出回路70、クロック選択回路72を含む。そし
て、このエッジ検出回路70は、受信回路100(図2
のHS差動レシーバ56)から入力されるデータのエッ
ジを検出し、そのエッジ検出情報をクロック選択回路7
2に出力する。
【0100】より具体的には、PLL480MからのC
LK0〜4のエッジ(立ち上がり又は立ち下がりエッ
ジ)の中のいずれのエッジ間にデータHS_DataI
nのエッジがあるかを検出し、そのエッジ検出情報をク
ロック選択回路72に出力する。
【0101】すると、クロック選択回路72は、このエ
ッジ検出情報に基づいて、クロックCLK0〜4の中か
らいずれかのクロックを選択し、選択したクロックをサ
ンプリングクロックSCLKとして後段のエラスティシ
ティバッファ24に出力する。
【0102】図7(A)、(B)にサンプリングクロッ
ク生成回路22の動作を説明するためのタイミング波形
図を示す。
【0103】図7(A)、(B)に示すように、CLK
0〜4は周波数が同一の480MHzとなるクロックで
ある。また、クロックの周期をTとした場合に、各クロ
ック間の位相がT/5(広義にはT/N)だけシフトし
ている。
【0104】そして図7(A)では、サンプリング対象
となるHS_DataIn(受信データ)のエッジED
が、クロックCLK0とCLK1の間にあることが図6
のエッジ検出回路70により検出される。すると、HS
_DataInのエッジEDから例えば3個(広義には
設定数M個)だけずれたエッジEC3を有するクロック
CLK3が図6のクロック選択回路72により選択さ
れ、この選択されたCLK3が、HS_DataInの
サンプリングクロックSCLKとして後段の回路(エラ
スティシティバッファ24)に出力される。
【0105】一方、図7(B)では、HS_DataI
nのエッジEDが、CLK2とCLK3の間にあること
がエッジ検出回路70により検出される。すると、HS
_DataInのエッジEDから例えば3個(広義には
設定数M個)だけずれたエッジEC0を有するクロック
CLK0がクロック選択回路72により選択され、この
選択されたCLK0が、HS_DataInのサンプリ
ングクロックSCLKとして後段の回路(エラスティシ
ティバッファ24)に出力される。
【0106】このように本実施形態のサンプリングクロ
ック生成回路22によれば、HS_DataInのエッ
ジEDを検出し、得られたエッジ検出情報に基づいてC
LK0〜CLK4からクロックを選択するという簡素な
構成で、HS_DataInのサンプリングクロックS
CLKを生成できる。従って、USB2.0のHSモー
ドのように、HS_DataInが外部装置の480M
Hzに同期する高速な転送データである場合にも、この
HS_DataInを適正にサンプリングできるクロッ
クSCLKを生成できる。
【0107】また本実施形態によれば、図7(A)、
(B)に示すように、生成されたサンプリングクロック
SCLKのエッジESをHS_DataInのエッジ間
の真ん中付近に位置させることができる。従って、後段
の回路(エラスティシティバッファ24)は、データの
保持のためのセットアップタイムやホールドタイムを十
分に確保できるようになり、データ受信の信頼性を格段
に高めることができる。
【0108】また本実施形態によれば、HS_Data
Inのエッジ検出やSCLKの生成のために使用する5
相(多相)のクロックCLK0〜4として、PLL48
0MのVCOが含む差動出力コンパレータ(反転回路)
の出力を有効利用している。従って、CLK0〜4を生
成するために別の新たな回路を設ける必要が無いため、
回路の小規模化を図れる。
【0109】図8に、クロック生成回路14が含むPL
L480Mの詳細な構成例を示す。
【0110】このPLL480Mは、位相比較器80、
チャージポンプ回路82、フィルタ回路84、VCO
(Voltage Controlled Oscillator)86、分周器88
などを含む。
【0111】ここで位相比較器80は、ベースクロック
RCLK(例えば12〜24MHz)と分周器88から
のクロックDCLK4の位相を比較し、位相誤差信号P
UP、PDWを出力する(PUPは位相進み信号、PD
Wは位相遅れ信号)。
【0112】チャージポンプ回路82は、位相比較器8
0からのPUP、PDWに基づいてチャージポンプ動作
を行う。より具体的には、PUPがアクティブになる
と、フィルタ回路84が含むコンデンサを充電する動作
を行い、PDWがアクティブになると、コンデンサを放
電する動作を行う。そして、フィルタ回路84により平
滑化された制御電圧VCがVCO86に与えられる。
【0113】VCO86は、制御電圧VCに応じてその
発振周波数が可変に制御される発振動作を行い、480
MHzのクロックQCLK0〜4を生成する。例えば、
制御電圧VCが高くなると発振周波数も高くなり、制御
電圧VCが低くなると発振周波数も低くなる。
【0114】VCO86により生成されたクロックQC
LK0、1、2、3、4は、バッファBF00〜04、
BF10〜14を介して、各々、CLK0、3、1、
4、2として外部に出力される。なお、BF20〜23
はBF24との負荷合わせのためのダミーのバッファで
ある。
【0115】分周器88は、バッファBF04、BF2
4を介してVCO86から入力されるクロックQCLK
4を分周(1/N)して、分周後のクロックDCLK4
を位相比較器80に出力する。
【0116】図8の構成のPLL480Mによれば、ベ
ースクロックRCLK(発振回路OSCにより生成され
たクロック)に位相同期した高周波数の480MHzの
クロックCLK0〜4を生成できるようになる。
【0117】以上のように図6のサンプリングクロック
生成回路22では、受信回路100(差動レシーバ5
6)からのHS_DataInのエッジ情報とクロック
生成回路14(PLL480M)からの多相の480M
HzのクロックCLK0〜4に基づいて、サンプリング
クロックSCLKを生成している。従って、HS_Da
taInやクロックCLK0〜4の配線に不要な容量が
寄生してしまうと、適正なサンプリングクロックを生成
できなくなるおそれがある。
【0118】本実施形態によれば、マクロセルMC1を
集積回路装置ICDのコーナに配置し、受信回路10
0、クロック生成回路14、サンプリングクロック生成
回路22を図5に示すように配置している。従って、受
信回路100とサンプリングクロック生成回路22の間
の配線長やクロック生成回路14とサンプリングクロッ
ク生成回路22の間の配線長を極力短くすることが可能
となる。この結果、図6のような構成のサンプリングク
ロック生成回路22を採用した場合にも、適正なサンプ
リングクロックを生成できるようになる。
【0119】5.キャパシタ領域の配置 本実施形態では図9に示すように、クロック生成回路1
4に電源を供給する電源端子PVDD、PVSS(第1
の電源端子)と、サンプリングクロック生成回路22や
他の論理回路112(図2のエラスティシティバッファ
24、FS回路30、データハンドラ回路10)に電源
を供給する電源端子XVDD、XVSS(第2の電源端
子)を、辺SD2に沿ったI/O領域IOR2に配置し
ている。
【0120】そして本実施形態では、クロック生成回路
14を、方向DR2(第2の方向)において電源端子P
VDD、PVSSに隣接して配置している。
【0121】一方、電源端子XVDD、XVSSの電源
電圧の変動を安定化させるためのキャパシタ素子領域1
10を、方向DR2において電源端子XVDD、XVS
Sに隣接して配置している。ここでキャパシタ素子CP
は、図10に示すように、一端(正極側)がXVDDに
接続され、他端(負極側)がXVSSに接続される素子
であり、基板電位を安定化させるガードリング(環状電
源)などを利用して構成される。
【0122】図9に示すように電源端子PVDD、PV
SSに隣接してクロック生成回路14を配置すれば、P
VDD、PVSSとクロック生成回路14の間の電源配
線の長さを短くできる。従って、クロック生成回路14
で流れる電流による電圧ドロップを最小限に抑えること
ができ、クロック生成回路14の安定動作を保証でき
る。
【0123】特に、クロック生成回路14が含むPLL
480M(図8参照)は、高周波数(480MHz)の
クロックを生成する必要があるため、消費電流が非常に
多い。そして、この消費電流により、電源に大きな電圧
ドロップが生じると、PLL480Mが含む反転回路の
ゲインが低下してしまい、480MHzの発振動作を保
証できなくなる事態が生じる。
【0124】本実施形態のように 電源端子PVDD、
PVSSに隣接してクロック生成回路14を配置すれ
ば、このような事態が生じるのを効果的に防止できる。
【0125】また、図9に示すように電源端子XVD
D、XVSSに隣接してキャパシタ素子領域110を配
置すれば、XVDD、XVSSの電源電圧変動を、XV
DD、XVSSに近い場所で効果的に安定化できる。
【0126】特に、サンプリングクロック生成回路22
や論理回路112が含むエラスティシティバッファは、
高周波数(480MHz)で動作する。従って、MOS
トランジスタのゲート容量の充放電に起因する電源電圧
変動により、これらのサンプリングクロック生成回路2
2やエラスティシティバッファが誤動作する事態が生じ
るおそれがある。
【0127】本実施形態のように 電源端子XVDD、
XVSSの直ぐ近くにキャパシタ素子領域110を配置
すれば、このような事態が生じるのを効果的に防止でき
る。また、クロック生成回路14のDR1側(上側)の
デッドスペース(空き領域)を有効利用できるという効
果もある。
【0128】なお図9において、アナログ回路114
は、基準電圧や基準電流を生成するための回路である。
また、例えば、クロック生成回路14の発振回路OSC
を、アナログ回路114が配置されている領域付近に配
置してもよい。
【0129】6.受信回路と検出回路の配置関係 本実施形態では図9に示すように、アナログフロントエ
ンド回路40が、バス上の信号が有効なデータなのかノ
イズなのかを区別するための検出回路102(図2の高
速用スケルチ回路54。エンベロープディテクタ)を含
む。
【0130】この検出回路102は、バスの信号のピー
ク値を保持し、信号の包絡線を検波することで、バスの
信号の振幅を検出する。そして例えば、その振幅が10
0mV以下であれば信号はノイズであると判断し、15
0mV以上であれば有効なデータであると判断する。そ
して、有効なデータであると判断した場合には、検出回
路102は図11(A)の検出信号HS_SQをHレベ
ル(アクティブ)にする。これにより、AND回路10
3が導通状態になり、受信回路100からの受信データ
がサンプリングクロック生成回路22に伝わるようにな
る。
【0131】さて、USB2.0においては、この検出
回路102の信号検出動作を非常に高速に行わなければ
ならないことが判明した。
【0132】即ち、USB2.0では、ハブ装置を通過
するたびに、図11(B)のSYNCのビットが削られ
て行く。このため、末端のデバイスがデータを受信した
時には、SYNCのビット数が非常に少なくなっている
可能性がある。従って、検出回路102の信号検出動作
が遅いと、HS_SQがHレベルになるタイミングが遅
れてしまい、受信データが喪失してしまうおそれがあ
る。
【0133】そこで本実施形態では図9に示すように、
マクロセルMC1の辺SD2からSD4に向かう方向D
R2において、受信回路100と検出回路102(スケ
ルチ回路)を隣接して配置している。
【0134】このようにすれば、図11(A)の経路P
T1、PT2での配線の寄生容量、寄生抵抗を同等にす
ることが可能になる。従って、例えば、バスの信号がノ
イズであると検出された場合には、検出回路102の出
力HS_SQが即座にLレベルになることで、誤ったデ
ータが経路PT1及びAND回路103を介してサンプ
リングクロック生成回路22に伝わるのを防止できる。
一方、バスの信号が有効なデータであると検出された場
合には、検出回路102の出力HS_SQがHレベルに
なることで、受信回路100で受信されたデータが経路
PT1及びAND回路103を介してサンプリングクロ
ック生成回路22に即座に伝わるようになる。このよう
に本実施形態では、経路PT1、PT2での配線の寄生
容量、寄生抵抗を同等にすることで、安定した回路動作
を実現することに成功している。
【0135】図12に、検出回路102(スケルチ回
路)の構成例を示す。
【0136】図12の検出回路102は、差動アンプ回
路60、第1及び第2のピークホールド回路62、6
4、定電位設定回路66、比較回路68を含む。
【0137】差動アンプ回路60は、DP、DMからの
差動入力信号の差分の電圧を増幅し、差動出力信号G
P、GMを生成する。
【0138】第1のピークホールド回路62は、差動出
力信号の一方の出力信号GPのピーク値を検出し、ノー
ドPKHに保持する。
【0139】第2のピークホールド回路64は、差動出
力信号の他方の出力信号GMのピーク値を検出し、ノー
ドPKHに保持する。
【0140】定電位設定回路66は、ノードPKHの電
位変化速度よりもゆっくり変化するような時定数で、ノ
ードPKHの電位を、信号の未検出状態に対応した一定
電位に戻す。
【0141】比較回路68は、基準電位RPとノードP
KHの電位を比較し、その結果をHS_SQとして出力
する。
【0142】このように図12の検出回路102は、D
P、DMに基づき得られた差動出力信号GP、GMのピ
ーク値をノードPKHに保持し、このPKHの電位を、
信号未検出状態に関連付けられた一定電位に、ゆっくり
とした時定数で戻すようにした。そして、このノードP
KHの電位を、基準レベルRPと比較するようにしたの
で、DP、DMの差動入力信号が微小振幅かつ高速の場
合でも、受信データの有無を精度良く判別できるように
なる。
【0143】7.受信回路と送信回路の配置関係 本実施形態では図9に示すように、送信回路104(図
2のHS電流ドライバ50)を、受信回路100(HS
差動レシーバ56)のDR2側(SD2からSD4へと
向かう第2の方向側。右側)に配置している。
【0144】例えば本実施形態の比較例となるレイアウ
ト手法として、図13(A)に示すように、送信回路1
04を、受信回路100の方向XDR2側(DR2の反
対側。左側)に配置する手法も考えることができる。
【0145】しかしながら、この手法では図13(A)
に示すように、クロック生成回路14からのクロックの
配線領域と、送信回路104に送信データを供給する論
理回路112の領域とが重なってしまう。このため、レ
イアウト効率が悪くなるという問題がある。
【0146】特に、図6、図7(A)、(B)の手法で
サンプリングクロックを生成する場合には、クロック生
成回路14からのクロック(多相クロック)の配線に寄
生する容量や抵抗は、なるべく小さくなることが望まし
い。しかしながら、図13(A)のレイアウト手法で
は、クロック生成回路14とサンプリングクロック生成
回路22との間の距離が離れてしまい、クロック生成回
路14からのクロック配線に、無駄な寄生容量、寄生抵
抗が付加されてしまう。
【0147】更に図13(A)のレイアウト手法では、
送信回路104の下側に配置されるデータ端子DP、D
Mも、コーナ部分CNに近い場所に配置されてしまう。
このため、データ端子DP、DMのボンディングワイヤ
が斜めに配線されてしまい、DP、DMのボンディング
ワイヤの長さに差が生じてしまう。この結果、DP、D
Mのボンディングワイヤに寄生するインダクタンスにも
差が生じてしまい、DP、DMの負荷バランスが崩れ、
送信回路104の性能が低下するおそれがある。
【0148】これに対して図13(B)に示すように、
送信回路104を受信回路100のDR2側(右側)に
配置すれば、受信回路100を、コーナ部分CNから近
い場所に配置できる。この結果、クロック生成回路14
からのクロックの配線領域と論理回路112の領域とが
重なってしまう事態を防止でき、レイアウト効率を高め
ることができる。
【0149】また、図13(B)のレイアウト手法によ
れば、クロック生成回路14とサンプリングクロック生
成回路22との間の距離を近づけることができ、クロッ
ク生成回路14からのクロック配線に寄生する容量や抵
抗を最小限に抑えることができる。
【0150】更に図13(B)のレイアウト手法では、
データ端子DP、DMを、コーナ部分CNから遠い場所
に配置できる。これにより、データ端子DP、DMのボ
ンディングワイヤを真っ直ぐに配線でき、DP、DMの
ボンディングワイヤの長さの差を最小限に抑えることが
できる。この結果、DP、DMのボンディングワイヤの
寄生インダクタンスの差も最小限に抑えることができ、
DP、DMの負荷バランスを同等にでき、高性能な送信
回路104を実現できるようになる。
【0151】8.送信回路とデータ端子の配置関係 本実施形態の送信回路104は、図14(A)に示すよ
うに、定電流源IS(ゲート電極が定電位に設定された
P型トランジスタ)と、N型トランジスタ(スイッチ素
子)NTP、NTA、NTMとにより構成される電流ド
ライバを含む。ここで、N型トランジスタNTP、NT
A、NTMのゲート電極は、DPG、AVG、DMGに
より制御される。そして図14(B)に示すように、D
PGをHレベル(アクティブ)に設定することで、定電
流源ISからN型トランジスタNTPを介してDPに定
電流が流れ、バスのステートがJ状態になる。一方、D
MGをHレベルに設定することで、定電流源ISからN
型トランジスタNTMを介してDMに定電流が流れ、バ
スのステートがK状態になる。そして、送信データに応
じてバスをJ又はK状態にすることで、HSモードでの
送信が可能になる。
【0152】一方、送信(HS送信)期間以外の期間で
は、図14(B)に示すように、AVGをHレベルに設
定することで、定電流源ISからN型トランジスタNT
Aを介してAVSSに定電流が流れる(ISからの定電
流が破棄される)。このように送信期間以外の期間にお
いても、定電流源ISの定電流をN型トランジスタNT
Aを介してAVSSに流し続けることで、送信開始時に
直ぐに、安定した定電流をNTP又はNTMを介してD
P又はDMに流すことが可能となり、送信回路104の
レスポンスを高めることができる。
【0153】さて、このように送信回路104として電
流ドライバを用いる場合には、図14(A)の経路PT
P、PTMに寄生する抵抗・容量・インダクタンスを互
いに整合させて、DP、DMの負荷バランスを保つこと
が望ましい。
【0154】そこで本実施形態では、図9に示すよう
に、送信回路104とデータ端子DP、DMを、方向D
R1(SD1からSD3へと向かう第1の方向。上方
向)において隣接して配置している。
【0155】より具体的には図15に示すように、デー
タ端子DP、DMの真上(方向DR1)に、送信回路1
04(図14(A)の電流ドライバ)のN型トランジス
タNTP、NTMを配置している。また、送信期間以外
の期間において定電流源ISからの定電流を流す電源端
子AVSSを、データ端子DP、DMの間の領域に配置
し、このAVSSの真上(方向DR1)にN型トランジ
スタNTAを配置している。
【0156】このように配置すれば、DP、NTP間の
配線の寄生抵抗・容量・インダクタンスと、DM、NT
M間の配線の寄生抵抗・容量・インダクタンスを整合さ
せて、DP、DMの負荷バランスを保つことが容易にな
る。これにより、送信回路104の性能を高めること可
能になる。
【0157】特に本実施形態では、図13(B)で説明
したように、送信回路104を、受信回路100のDR
2側(右側)に配置している。そして図15で説明した
ように、送信回路104は、データ端子DP、DMのD
R1側(上側)に隣接して配置される。従って、結局、
データ端子DP、DMの配置位置がコーナ部分CNから
離れることになり、図13(B)で説明したように、D
P、DMのボンディングワイヤに寄生するインダクタン
スの差も少なくできる。これにより、DP、DMの負荷
バランスを更に良好に保つことができる。
【0158】なお、図15では、NTP、NTA、NT
MのDR1側(上側)に、図2の抵抗Rpu、Rpu’
及びスイッチ素子SW1、SW2を配置している。即
ち、NTP、SW1、Rpuのレイアウトと、NTM、
SW2、Rpu’のレイアウトとが対称になるようにし
ている。これにより、DP、DMに寄生する抵抗・容量
・インダクタンスを等価にすることが可能になる。な
お、図15において、定電流源ISを、NTP、NT
A、NTMのDR1側(上側)や、Rpu、Rpu’の
DR1側に配置してもよい。
【0159】9.電子機器 次に、本実施形態の集積回路装置(データ転送制御装
置)を含む電子機器の例について説明する。
【0160】例えば図16(A)に電子機器の1つであ
るプリンタの内部ブロック図を示し、図17(A)にそ
の外観図を示す。CPU(マイクロコンピュータ)51
0はシステム全体の制御などを行う。操作部511はプ
リンタをユーザが操作するためのものである。ROM5
16には、制御プログラム、フォントなどが格納され、
RAM517はCPU510のワーク領域として機能す
る。DMAC518は、CPU510を介さずにデータ
転送を行うためのDMAコントローラである。表示パネ
ル519はプリンタの動作状態をユーザに知らせるため
のものである。
【0161】USBを介してパーソナルコンピュータな
どの他のデバイスから送られてきたシリアルの印字デー
タは、集積回路装置500によりパラレルの印字データ
に変換される。そして、変換後のパラレル印字データ
は、CPU510又はDMAC518により、印字処理
部(プリンタエンジン)512に送られる。そして、印
字処理部512においてパラレル印字データに対して所
与の処理が施され、プリントヘッダなどからなる印字部
(データの出力処理を行う装置)514により紙に印字
されて出力される。
【0162】図16(B)に電子機器の1つであるスキ
ャナの内部ブロック図を示し、図17(B)にその外観
図を示す。CPU520はシステム全体の制御などを行
う。操作部521はスキャナをユーザが操作するための
ものである。ROM526には制御プログラムなどが格
納され、RAM527はCPU520のワーク領域とし
て機能する。DMAC528はDMAコントローラであ
る。
【0163】光源、光電変換器などからなる画像読み取
り部(データの取り込み処理を行う装置)522により
原稿の画像が読み取られ、読み取られた画像のデータは
画像処理部(スキャナエンジン)524により処理され
る。そして、処理後の画像データは、CPU520又は
DMAC528により集積回路装置500に送られる。
集積回路装置500は、このパラレルの画像データをシ
リアルデータに変換し、USBを介してパーソナルコン
ピュータなどの他のデバイスに送信する。
【0164】図16(C)に電子機器の1つであるCD
−RWドライブの内部ブロック図を示し、図17(C)
にその外観図を示す。CPU530はシステム全体の制
御などを行う。操作部531はCD−RWをユーザが操
作するためのものである。ROM536には制御プログ
ラムなどが格納され、RAM537はCPU530のワ
ーク領域として機能する。DMAC538はDMAコン
トローラである。
【0165】レーザ、モータ、光学系などからなる読み
取り&書き込み部(データの取り込み処理を行う装置又
はデータの記憶処理を行うための装置)533によりC
D−RW532から読み取られたデータは、信号処理部
534に入力され、エラー訂正処理などの所与の信号処
理が施される。そして、信号処理が施されたデータが、
CPU530又はDMAC538により集積回路装置5
00に送られる。集積回路装置500は、このパラレル
のデータをシリアルデータに変換し、USBを介してパ
ーソナルコンピュータなどの他のデバイスに送信する。
【0166】一方、USBを介して他のデバイスから送
られてきたシリアルのデータは、集積回路装置500に
よりパラレルのデータに変換される。そして、このパラ
レルデータは、CPU530又はDMAC538により
信号処理部534に送られる。そして、信号処理部53
4においてこのパラレルデータに対して所与の信号処理
が施され、読み取り&書き込み部533によりCD−R
W532に記憶される。
【0167】なお、図16(A)、(B)、(C)にお
いて、CPU510、520、530の他に、集積回路
装置500でのデータ転送制御のためのCPUを別に設
けるようにしてもよい。
【0168】本実施形態の集積回路装置を電子機器に用
いれば、USB2.0におけるHSモードでのデータ転
送を実現できるようになる。従って、ユーザがパーソナ
ルコンピュータなどによりプリントアウトの指示を行っ
た場合に、少ないタイムラグで印字が完了するようにな
る。また、スキャナへの画像取り込みの指示の後に、少
ないタイムラグで読み取り画像をユーザは見ることがで
きるようになる。また、CD−RWからのデータの読み
取りや、CD−RWへのデータの書き込みを高速に行う
ことができるようになる。
【0169】また、本実施形態の集積回路装置を電子機
器に用いれば、製造コストが安い通常の半導体プロセス
でも、HSモードでのデータ転送が可能な集積回路装置
を製造できるようになる。従って、データ転送制御装置
の低コスト化を図れ、電子機器の低コスト化も図れるよ
うになる。また、データ転送の信頼性を向上でき、電子
機器の信頼性も向上できるようになる。
【0170】また、本実施形態の集積回路装置を電子機
器に用いれば、集積回路装置の高性能を維持しながら
も、電子機器を製造する多様なユーザの要望に応えるこ
とが可能となり、電子機器の付加価値を高めることがで
きる。
【0171】なお本実施形態の集積回路装置を適用でき
る電子機器としては、上記以外にも例えば、種々の光デ
ィスクドライブ(CD−ROM、DVD)、光磁気ディ
スクドライブ(MO)、ハードディスクドライブ、T
V、VTR、ビデオカメラ、オーディオ機器、電話機、
プロジェクタ、パーソナルコンピュータ、電子手帳、ワ
ードプロセッサなど種々のものを考えることができる。
【0172】なお、本発明は本実施形態に限定されず、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0173】例えば、本発明の集積回路装置の第1のマ
クロセルの回路構成は、図2に示す構成に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能である。
【0174】また、本発明の集積回路装置の各回路の配
置も、図3(A)〜図15で説明したものに限定され
ず、種々の変形実施が可能である。
【0175】また、本発明は、USB2.0のインター
フェース(データ転送)に適用されることが特に望まし
いが、これに限定されるものではない。例えばUSB
2.0と同様の思想に基づく規格やUSB2.0を発展
させた規格のインターフェースにも本発明は適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の集積回路装置の概念的な機能ブロ
ック図の例である。
【図2】マクロセルMC1の回路構成例を示す図である
【図3】図3(A)、(B)、(C)は、マクロセルM
C1、MC2の配置例を示す図である。
【図4】データ端子等の配置例を示す図である。
【図5】クロック生成回路等の配置例を示す図である。
【図6】サンプリングクロック生成回路の構成例を示す
図である。
【図7】図7(A)、(B)は、サンプリングクロック
生成回路の動作について説明するためのタイミング波形
図である。
【図8】PLL480Mの構成例を示す図である。
【図9】キャパシタ素子領域、受信回路、検出回路、送
信回路の配置例を示す図である。
【図10】キャパシタ素子CPについて説明するための
図である。
【図11】図11(A)、(B)は、検出回路(スケル
チ回路)の動作について説明するための図である。
【図12】検出回路の構成例を示す図である。
【図13】図13(A)、(B)は、送信回路と受信回
路の配置関係について説明するための図である。
【図14】図14(A)、(B)は、送信回路の電流ド
ライバについて説明するための図である。
【図15】端子DP、AVSS、DM、N型トランジス
タNTP、NTA、NTMの配置例について示す図であ
る。
【図16】図16(A)、(B)、(C)は、種々の電
子機器の内部ブロック図の例である。
【図17】図17(A)、(B)、(C)は、種々の電
子機器の外観図の例である。
【符号の説明】
ICD 集積回路装置 MC1、2 第1、第2のマクロセル CN コーナ部分 SD1〜4 第1〜4の辺 DR1、2 第1、第2の方向 IFR インターフェース領域 IOR1、2 I/O領域 DP、DM データ端子 VDD、VSS 電源端子 PVDD、PVSS 第1の電源端子 XVDD、XVSS 第2の電源端子 AVDD、AVSS 電源端子 XI、XO クロック端子 10 データハンドラ回路 12 クロック制御回路 14 クロック生成回路 20 HS回路 30 FS回路 40 アナログフロントエンド回路 42 FSドライバ 44 FS差動レシーバ 46 シングルエンドDPレシーバ 48 シングルエンドDMレシーバ 50 HS電流ドライバ(送信回路) 52 低速用スケルチ回路(検出回路) 54 高速用スケルチ回路(検出回路) 56 HS差動レシーバ(受信回路) 70 エッジ検出回路 72 クロック選択回路 100 受信回路 102 検出回路 104 送信回路 110 キャパシタ素子領域 112 論理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 2000−148716(JP,A) 特開 2000−138292(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/82 G06F 1/12 H01L 21/822 H01L 27/04

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマクロセルを含む集積回路装置で
    あって、 バスを介してデータ転送を行う所与のインターフェース
    規格の物理層の回路を少なくとも含む第1のマクロセル
    と、 前記物理層よりも上位層の回路を含む第2のマクロセル
    とを含み、 前記第1のマクロセルの第1、第2の辺が交差する部分
    であるコーナ部分が、集積回路装置のコーナ部分に位置
    するように、前記第1のマクロセルが配置され、前記第1のマクロセルの前記第1の辺に対向する第3の
    辺又は前記第2の辺に対向する第4の辺の少なくとも一
    方に沿って、前記第1、第2のマクロセル間で信号をや
    り取りするためのインターフェース領域が設けられてい
    ことを特徴とする集積回路装置。
  2. 【請求項2】 複数のマクロセルを含む集積回路装置で
    あって、 バスを介してデータ転送を行う所与のインターフェース
    規格の物理層の回路を少なくとも含む第1のマクロセル
    と、 前記物理層よりも上位層の回路を含む第2のマクロセル
    とを含み、 前記第1のマクロセルの第1、第2の辺が交差する部分
    であるコーナ部分が、集積回路装置のコーナ部分に位置
    するように、前記第1のマクロセルが配置され、前記第1のマクロセルが、 前記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデ
    ータ端子に接続され、前記データ端子を介してデータを
    受信する受信回路と、 所与の周波数のクロックを生成するクロック生成回路
    と、 前記クロック生成回路により生成されたクロックに基づ
    いて、前記データ端子を介して転送されるデータのサン
    プリングクロックを生成するサンプリングクロック生成
    回路とを含み、 前記第1のマクロセルの前記第1の辺から対向する第3
    の辺へと向かう方向を第1の方向とした場合に、前記第
    1の辺に沿って配置される第1のI/O領域の前記第1
    の方向側に、前記受信回路が配置され、 前記第1のマクロセルの前記第2の辺から対向する第4
    の辺へと向かう方向を第2の方向とした場合に、前記第
    2の辺に沿って配置される第2のI/O領域の前記第2
    の方向側に、前記クロック生成回路が配置され、 前記受信回路の前記第1の方向側であり前記クロック生
    成回路の前記第2の方向側に、前記サンプリングクロッ
    ク生成回路が配置される ことを特徴とする集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記クロック生成回路が、 周波数が同一で位相が互いに異なる第1〜第Nのクロッ
    クを生成し、 前記サンプリングクロック生成回路が、 生成された第1〜第Nのクロックのエッジの中のいずれ
    のエッジ間にデータのエッジがあるかを検出するエッジ
    検出回路と、 前記エッジ検出回路でのエッジ検出情報に基づいて、前
    記第1〜第Nのクロックの中からいずれかのクロックを
    選択し、選択したクロックを前記サンプリングクロック
    として出力するクロック選択回路とを含むことを特徴と
    する集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、 前記クロック生成回路に電源を供給する第1の電源端子
    と、前記サンプリングクロック生成回路に電源を供給す
    る第2の電源端子とが、前記第2のI/O領域に配置さ
    れ、 前記クロック生成回路が、前記第2の方向において前記
    第1の電源端子に隣接して配置され、 前記第2の電源端子の高電位側の電源端子に一端が接続
    され低電位側の電源端子に他端が接続されるキャパシタ
    素子の領域が、前記第2の方向において前記第2の電源
    端子に隣接して配置されることを特徴とする集積回路装
    置。
  5. 【請求項5】 複数のマクロセルを含む集積回路装置で
    あって、 バスを介してデータ転送を行う所与のインターフェース
    規格の物理層の回路を少なくとも含む第1のマクロセル
    と、 前記物理層よりも上位層の回路を含む第2のマクロセル
    とを含み、 前記第1のマクロセルの第1、第2の辺が交差する部分
    であるコーナ部分が、集積回路装置のコーナ部分に位置
    するように、前記第1のマクロセルが配置され、前記第1のマクロセルが、 前記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデ
    ータ端子に接続され、前記データ端子を介してデータを
    受信する受信回路と、 前記データ端子に接続され、前記データ端子を介して受
    信されるデータが有効か否かを検出する検出回路とを含
    み、 前記第1のマクロセルの前記第2の辺から対向する第4
    の辺へと向かう方向を第2の方向とした場合に、前記受
    信回路と前記検出回路とが、前記第2の方向において隣
    接して配置される ことを特徴とする集積回路装置。
  6. 【請求項6】 複数のマクロセルを含む集積回路装置で
    あって、 バスを介してデータ転送を行う所与のインターフェース
    規格の物理層の回路を少なくとも含む第1のマクロセル
    と、 前記物理層よりも上位層の回路を含む第2のマクロセル
    とを含み、 前記第1のマクロセルの第1、第2の辺が交差する部分
    であるコーナ部分が、集積回路装置のコーナ部分に位置
    するように、前記第1のマクロセルが配置され、前記第1のマクロセルが、 前記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデ
    ータ端子に接続され、前記データ端子を介してデータを
    受信する受信回路と、 前記データ端子に接続され、前記データ端子を介してデ
    ータを送信する送信回路とを含み、 前記第1のマクロセルの前記第2の辺から対向する第4
    の辺へと向かう方向を第2の方向とした場合に、前記送
    信回路が、前記受信回路の前記第2の方向側に配置され
    ことを特徴とする集積回路装置。
  7. 【請求項7】 複数のマクロセルを含む集積回路装置で
    あって、 バスを介してデータ転送を行う所与のインターフェース
    規格の物理層の回路を少なくとも含む第1のマクロセル
    と、 前記物理層よりも上位層の回路を含む第2のマクロセル
    とを含み、 前記第1のマクロセルの第1、第2の辺が交差する部分
    であるコーナ部分が、集積回路装置のコーナ部分に位置
    するように、前記第1のマクロセルが配置され、前記第1のマクロセルが、 前記所与のインターフェース規格のバスに接続されるデ
    ータ端子に接続され、前記データ端子を介してデータを
    受信する受信回路と、 前記データ端子に接続され、前記データ端子を介してデ
    ータを送信する送信回路とを含み、 前記第1のマクロセルの前記第1の辺から対向する第3
    の辺へと向かう方向を第1の方向とした場合に、前記送
    信回路と前記データ端子とが、前記第1の方向において
    隣接して配置される ことを特徴とする集積回路装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかにおいて、 前記第1のマクロセルの前記第1の辺に沿って配置され
    る第1のI/O領域に、前記所与のインターフェース規
    格のバスに接続されるデータ端子が配置され、 前記第1のマクロセルの前記第2の辺に沿って配置され
    る第2のI/O領域に、前記データ端子を介したデータ
    転送のためのクロックを生成する回路の電源端子、及び
    クロック端子の少なくとも一方が配置されることを特徴
    とする集積回路装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、 前記第1のマクロセルが、配線及び回路セル配置が固定
    化されるマクロセルであり、 前記第2のマクロセルが、配線及び回路セル配置が自動
    配置配線されるマクロセルであることを特徴とする集積
    回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかにおいて、 前記所与のインターフェース規格が、USB(Universa
    l Serial Bus)規格であることを特徴とする集積回路装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかの集積回
    路装置と、 前記集積回路装置及び前記バスを介して転送されるデー
    タの出力処理又は取り込み処理又は記憶処理を行う装置
    と、 を含むことを特徴とする電子機器。
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